韓国ドラマ「二番めの夫」最終週でソナを庇ってユンに撃たれたジェミン!加えて第90,91話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回も韓国ドラマ「二番めの夫」最終週(第90・91話)について書きたいと思います。

逃亡するジェギョンはユンに見捨てられながらも再起を図ろうとする

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送

◆このドラマのキャスト/これまでの物語

キャスト

<第1~4話>  <第5・6話> 

<第7~9話>  <第10・11話>  

<第12~14話>  <第15・16話>

第17~19話  <第20・21話>

<第22~24話> <第25・26話>

<第27~29話> <第30・31話>

<第32~34話>  <第35・36話>

<第37~39話> <第40・41話>

<第42~44話> <第45・46話>

<第47~49話> <第50・51話>

<第52~54話> <第55・56話>

<第57~59話> <第60・61話>

<第62~64話> <第65・66話>

<第67~69話> <第70・71話>

<第72~74話> <第75・76話>

<第77~79話> <第80・81話>

<第82~84話> <第85・86話>

<第87~89話>

◆ドラマ「二番目の夫」第18週(第90・91話)のあらすじ(ネタバレ)

90話

ジェギョン(オ・スンア)によるナム事件のニュースがテレビで流れ、ユン家のソナ(オム・ヒョンギョン)たちや韓屋のジェミン(チャ・スウォン)たち、そしてマルジャたち家族も画面を見つめていました。

会社に戻ったユンは会長室で苦々しげにテレビを見ていました。

私の娘でないと公表しておくべきだった   一時的に株価が下がった方がまだマシだ

ユンは眉を寄せます。

ポン・ソナ  そういう態度に出たか   受けて立ってやろう

***

ヘランは会社にいるユンの所へ行こうとします。

母さん、今会長は機嫌が悪いと思う

ソナはヘランが行くのを止めようとします。

大丈夫よ

気をつけてね

***

報道を止めるのにも限界があるだろうな   会社とジェギョンを切り離した方がいい   他の放送局にも情報を流せ   早く会社から切り離せば株主たちも安心するはずだ

ユンは電話で指示しました。

前はジェギョンを必死で助けたのに今回は見限るの?

ヘランが会長室に入って来ながら言いました。

何しに来た   結論も出ていないのに

離婚すると伝えたでしょ

離婚は駄目だと言ったはずだ

ならあなたのやり方を使う   ジェミンが他人の子でソナが私の娘だってこと、あなたが私の夫を殺し会社を乗っ取って不正によって会社を大きくしたことを・・

黙れ!  私の努力を貶めることは絶対に許さない

ユンは椅子から立ち上がりヘランを睨みます。

自分に必要ないものは容赦なく切り捨てる   その残酷さが会社を育てたのでは?

お前に責める資格は無い   私の家庭を壊したくせに

あなたが壊したのよ   私の人生を台無しにし   マンシクさんの命を奪った   あなたの方が罪深い   全ての始まりはユン・テグク、あなたよ   あなたが元凶なの

ユンは拳でデスクを叩きました。

言っておくが私の人生に離婚はない   私の隣で地獄を見たいか楽に生きたいか選べ    お前の選択にはポン・ソナの人生も懸かってる   私と敵対したら大事なものを失う痛みをお前にも経験させてやる

***

マルジャが眠れずに台所に行くとジェギョンが冷蔵庫の余り物を食べていて驚きます。

ちょっと!  やだ  あんた・・!

マルジャの叫び声を聞いてサンヒョク(ハン・ギウン)サンミが部屋から出てきました。三人はジェギョンを見て呆れ返ります。

***

一日中身を隠してたけど行き場がなくてここに?

サンヒョクはジェギョンを問い詰めます。

だってお腹がすいて死にそうだったもの   昼間は記者がいたから入れなかった   サンヒョクさん、匿って

何故俺を巻き込むんだ   とにかく出ていけ   二度とうちに逃げ込むな

ひどすぎるわ

自分の始末は自分でしろ    迷惑にも程がある

お願いよ   他に行くあてがないの     

スチョルの所へ行けばいいだろ   とにかくもう関わりたくないんだ

ジェイタウンをあげるから

ジェギョンは奥の手を出しました。

もうすぐ完成でしょ   あなたに譲るから助けて

サンヒョクは表情を変えます。

ソナたちが黙ってないぞ

バレる前に名義を変更するのよ   名義を変えた後なら向こうも何もできないわ    明日手続きするから   お願いよ    それに父も助けてくれるわ    母に連絡するから携帯を貸して

***

サンヒョクから電話が来てヘンシルはうんざりします。

こんな時間になんの用よ

母さん、私よ   今すぐお父さんに・・

まあ、ジェギョン、どこにいるの?  何がお父さんよ   あなた知ってるの?  実父は会長に病院を追い出されたのよ

コ・ドックのことなんてどうでもいい!  とにかくお父さんに・・

会長にはとっくにすがってみたわよ   あなたを助ける気はないって   切り捨てるって言ってた

何て?    ・・信じられない

この耳ではっきり聞いたわよ   ジェギョン、気をしっかり持ちなさい    一生刑務所にいることになるわよ

母さん、切るわ

ジェギョンは唇を噛みます。

***

サンヒョクさん、ただで助けろとは言わないわ   見返りはちゃんと用意する   借金もあるんでしょ?

どうせ後で裏切るつもりだろ

スチョルから聞いて父の裏帳簿がある場所を知ってるの   そこには現金もある  私は父と取引する    手段は選ばない

裏帳簿?  どこにあるんだ

父のアジトよ

***

二人の話を扉の外でサンミが聞いていました。するとマルジャが来てサンミを引っ張ります。

何してるのよ

マルジャは声を殺して話します。

ジェギョンさんがいるって通報しないと・・

考えがあるんだろうからサンヒョクに任せなさい   あんたは何もしないで

マルジャはそういうと自分の部屋に行きます。

***

ソナはテヤンを寝かしつけながらジェミンと話していました。するとサンミからメールが来ます。

”ジェギョンさんがうちに来てる   警察には言わずにうちの近くまで来て

ジェミンさん、出かけてくる

ソナはムン家に向かいます。

***

ソナはサンミに電話しました。

サンミさん、通報は駄目なの?

母が捕まりたくないって  それでソナさん、夫婦の会話を聞いてたら会長のアジトに行くって

会長のアジト?

よくわからないけど帳簿がどうとか言ってた

サンミが話していると二人が部屋から出てきました。サンミは電話を切ります。

サンミさん、上着を貸してちょうだい   この格好じゃ出歩けない

ジェギョンが威張って言います。

サンミ   厚めのものを貸してやれ

サンヒョクも口添えしました。

時間がないから早くして

ジェギョンさん、罪を償ってください

冗談じゃない   私が捕まったらムン家も大変なことになるわよ!

わかりました・・

サンミは上着を渡します。

***

ジェギョンが裏帳簿を探しに行くと察したソナはグムドクに電話しました。

二人が出てきたらあとをつけるわ

ジェギョンたちが車に乗ったのでソナはあとをつけます。

ジェギョンたちはアジトに着くとドアをこじ開けて入って行きました。ソナが隠れて様子を見ているとグムドクもやってきました。

グムドクさん、ムンの車にGPSをつけて

わかった

***

ジェギョンは金庫の鍵を開けようと奮闘します。

暗証番号は知ってるんだろ?

話しかけないでよ   21じゃなくて22だったかな

こじ開ける道具を探してくる   携帯も忘れた

サンヒョクは車に戻ります。

開いた

ジェギョンは裏帳簿を見つけると取り出しました。すると何故か照明が点きます。

何故明かりをつけるのよ?

するとユンが歩いて来ました。

それを元の場所に戻せ!

ユンはジェギョンに命じます。

イヤです   お父さん、助けてください

こいつ!

帳簿がほしければ私の捜査をやめさせて

なんだと

会長の娘が逃げ回るわけにはいかない    会社のためにも私を助けるべきでしょう?

それで?  その帳簿で何をするつもりなんだ?

私はお父さんのすべてを知ってる   でも私は娘だから墓場まで持って行きます   私が死んだと思った時に全部許したでしょう?  その時の恩は必ず返します

ユンはジェギョンに近づくと帳簿を奪いました。

お前は私の娘じゃない   血の繋がりもないのに娘を名乗るな

お父さん・・!

ジェギョンの目に涙が溢れます。

***

ソナとグムドクが入口で様子を窺っていると会長の手下がやってきました。ソナたちは車に戻ります。

手下たちが来るとジェギョンはユンに乞いました。

お父さん! 助けてください  20年も一緒に暮らしたんだから情はあるでしょう?

父と呼ぶなと言ったろう?  二度とミスするなと警告したはずだ   お前は私の期待を裏切った

お父さん

私の娘でないなら有能であるべきなのに・・  本を出して再起するだと?  会社の看板に泥を塗るな!

ユンは激怒しました。ジェギョンはユンに手をすり合わせます。

許してください   お父さん

片付けろ

ユンは命じました。手下はジェギョンを連れていきます。

警察に渡せ

お父さん!

***

サンヒョクはユンの姿を見ると車で待機していました。しかしジェギョンが男たちに連れ出されると自分は逃げようとします。ジェギョンは走り出した車を見て男たちを振り切って追いかけます。

サンヒョクさん、待って!

けれど車は逃げて行きます。

こら!  待ちなさい   ムン・サンヒョク!!

***

ジェギョンが父の裏帳簿を取りに?

韓屋でジェミンとソジュンはソナから報告を受けます。

そのあとジェギョンはどこに?

わからない  ムンの車にGPSと盗聴器をつけたから連絡を取り合うまで待つわ

キム室長は留置場?

ソジュンが聞きます。

うん  金庫の場所と暗証番号は彼に聞いたみたい   彼もじきに出てくるはずよ

じゃあ帳簿は元の場所にあるのか

ジェミンが言います。

そうみたい  でも会長の手下が見張ってるわ  先にヨンダルさんを殺した犯人を探そう

ソナは話します。

***

朝になってマルジャが起きてくるとソファーにジェギョンが寝ていました。

あんた、いつの間に上がり込んだの?

マルジャに怒鳴られてジェギョンは目を覚まします。

私はまだここの嫁なんですから勝手に上がってもいいでしょ

警察に追われてるのに、こっちのことも考えてちょうだい

二人の声にサンヒョクが部屋から出てきました。

また来たのか!

ジェギョンはサンヒョクを見ると怒ります。

あなた、一人で逃げたわね!  通報するならしなさい   ジェイタウンが要らないなら

ああ   全く・・

サンヒョクはため息をつきました。

***

何故私を助けてくれなかったの

共倒れはイヤだから

サンヒョクは背広を着ながら答えます。

何故またうちに来たんだ?

一度隠れた場所には戻らないのが普通でしょ   警察の裏をかいたのよ

呆れた人だ

あなたが私の隠れ場所を用意してよ   ある程度問題が解決すれば父だって助けてくれる 

ジェギョンはいまだにユンを盾にします。

少しの間でいいわ

スチョルに頼め!

彼は警察署よ   お願い

ジェイタウンを譲渡する間だけだぞ

サンヒョクが釘を差していると電話が来ました。

ムン社長、ご無沙汰ですね   いいヤマがありますよ

でかいヤマですか?  分かりました   準備が出来たら連絡します

サンヒョクは電話を切ります。

まさかギャンブルしてる?

ジェギョンが呆れて聞きます。

そんな金は持ってない

サンヒョクは言い訳しました。

***

ジェギョンはスチョルから連絡を受けました。

釈放されたのね

君はこのままムンの家に隠れていた方がいい   君を捕まえようと刑事たちが俺を見張ってるんだ

父には会った?  スチョル・・頼れるのはあなただけなの

分かってる

スチョルは言います。

***

ソナとジェミンはタバコ専門店を当たっていました。

こちらで噛みタバコを買う客にこの人はいますか

ジェミンが店主に携帯の写真を見せます。

ああ、いつもテーブルにタバコをつけていくマナーの悪い奴だ

店主は写真を見て怒ります。

何故探してるんです?

実はうちの店でも同じことをやられて迷惑を被ってるんです

咄嗟にジェミンは言いました。とっ

捕まえて叱りつけてやろうと思って

ソナも加勢します。

わかりました   今度来たらとっ捕まえてやりますよ

店主も同調しました。

その時は連絡を

ソナたちは笑います。

***

サンヒョクの家に地方裁判所の人たちが来て強制執行を行うと告げます。そして家電や家具は差し押さえになり、赤紙が付けられてしまいました。

ああもう我が家はおしまいだわ   家財道具も差し押さえられるなんて

家の中を見回してマルジャは嘆きます。

ギャンブルのやりすぎよ

ジェギョンが部屋から出てきて言いました。

なんですって?   あんたギャンブルをやってたの   そのせいでこうなったって言うの??  

マルジャはサンヒョクを問い詰めます。

違うよ、俺は投資をやっただけだ

一攫千金を狙って失敗したのね

ジェギョンは涼しい顔で言うと部屋に戻りました。

全く意地の悪い子ね

マルジャは腹を立てます。

***

パク理事とチョン理事にアポを取れ

会長室でユンはスチョルに指示しました。

私を裏切ったことは反省したはずだ   痛い目に遭ったからヘラン側にはつかないはず

わかりました

それからあの件はどうなった   ムンのことだ

はい   指示通りに済ませました

そうか   きれいに片付けろ   私を騙した人間はただじゃ置かん

ユンは怒ります。

***

サンヒョクは結納品のせいで家が傾いたとソナを責めます。

結納品を用意した程度で何故家が傾くの?  あなたが余計なことをして家を傾かせたんでしょ

ソナが負けずに言い返していると、警察が来てサンヒョクに言いました。

ムン・サンヒョクさん、あなたを業務上横領で逮捕します

横領?  どういうことです??

取り調べればわかることです   ご同行を

サンヒョクは警察に連行されます。

ソナ、助けてくれ、俺はやってない!

サンヒョクはソナに叫びました。

***

ムン・サンヒョクが逮捕されたの?

ヘランはソナから話を聞いて驚きます。

横領だなんてジェギョンと似たもの同士ね

ユン家にパンを届けに来たボクスンも呆れます。

全くです   でも会長がムンに横領の罪を着せたと思う   私達も気をつけないと

そうね   志を共にしていた理事たちも追い詰められているからユン・テグクの仕業かも

本当に恐ろしい人ね

ヘランの話にボクスンは眉を寄せます。

***

マルジャはサンヒョクが横領で警察に逮捕されたと聞いて仰天します。

いったいなんでサンヒョクが

マルジャが動転しているとジェギョンが訊ねました。

サンヒョクさんが警察に?

マルジャはジェギョンを睨みつけました。

もう出てって!   あなたのせいで息子は捕まったのよ   さっさと消えて!!

***

ムン家も不安だわ   隠れ場所が欲しいけどお金はないし・・

ジェギョンはサンヒョクの車からスチョルに電話します。

(けれどサンヒョクの車にはソナたちが盗聴器をつけてあり、ジェギョンの話はソナたちに筒抜けでした。)

ジェギョンはユンの金庫を開けて海外に逃げようと考え、スチョルに協力を頼みます。暗証番号を確認するとジェギョンはユンのアジトに向かいました。

一石二鳥ね

ソナたちはユンの金庫を開け、ジェギョンも捕まえられると意気が揚がります。

急いで先回りしよう   でも待って

ジェミンはスチョルに電話します。

***

スチョルの方は手下とユンの金庫を見張っていました。

もしもし、ジェミンさん?

スチョル、最後に一つ頼む

なんですか

ジェギョンに父の金庫まで渡す気か?  そんなことをしてもあいつは窮地に陥るだけだ   ジェギョンを思うなら自首するよう説得しろ

さあね・・

本当は分かってるだろ   ジェギョンや会長を助ければ皆が不幸になる   会長は母に刃を向けてる   母を犠牲にしたいのか

スチョルは一瞬迷ってから言いました。

わかりました   帳簿を渡します

恩に着る   スチョル

でも帳簿を渡したら会長は私を許しません

なら少しだけ手助けを

条件があります   ジェギョンの刑を軽くしてください

わかった   そうする   ありがとう、スチョル   今すぐ行くよ

***

僕は無実です

サンヒョクは警察で訴えていました。

テグクの金を僕が勝手に動かせるとでも?

刑事はパソコンの画面をサンヒョクに向けます。

本社システムに接続し、口座に入金した痕跡が

僕にはそんな権限がない!

サンヒョクはパソコンの画面を見て言いました。

1月30日?  僕はその日安養の工場に出張してました   外からは本社に接続できません   誰かのねつ造です   監査室の資料もコピーでしょ

サンヒョクは熱弁しますが警察は反発します。

アリバイを証明する人は?

え?  ・・それは

サンヒョクは言い淀みます。

ウソは通用しないぞ!!

***

ジェミンとソナ、ジナとグムドクはユンのアジトに着きました。

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

ジェギョンはまだのようだな

ジェミンはスチョルに電話します。スチョルがアジトから出てきました。

ジェミンさん、倉庫の錠は外しました

スチョルはそう話すと手下たちを連れて出ていきます。ジェミンたちは空になったアジトに入りました。

***

ジェミンはスチョルに教わっだやり方で金庫を開け、裏帳簿を取り出しました。ジェミンたちがアジトを出ようとすると、スチョルと手下が帰って来ました

キム・スチョル、約束が違うぞ

すみません

お前は俺を騙したのか?

スチョルはユンに電話しました。

会長、ポン理事と専務が帳簿を盗みました   すみません   すぐ対処を

スチョルは電話を切りました。

キム・スチョル、とことんやる気か

ジェミンは叫びました。

キム室長、ユン・ジェギョンに帳簿を渡すために罠を?

ソナが問います。

やむを得ません   彼女を守る方法はこれしか無いので    大人しく私に帳簿を

そう簡単に奪われてたまるか

ジェミンたちとスチョルたちは戦い始めます。ソナたち女性陣も刑務所で鍛えていて負けてはいません。双方互角に戦いますが、ジェミンの持っていた帳簿を手下が蹴り、帳簿はスチョルの足元に飛びました。スチョルは帳簿を拾い上げます。

やめろ!

スチョルが叫び戦いは終わりました。スチョルはジェミンたちに帳簿を見せながら言います。

抵抗せずに渡すべきでした   命が惜しければ観念してください

別の手下が加勢に来てスチョル側が優勢になっていました。

キム・スチョル、お前ってやつは

ジェミンさん、行きましょ

ソナたちはアジトから出ていきました。

***

ソナたちは車に乗ると警察にジェギョンの居場所を通報しました。

一方アジトでは隠れていたジェギョンが金庫から現金を取り出していました。(スチョルはジェミンたちが金庫を荒らしたとユンに連絡し、ジェギョンに帳簿を渡すつもりでした。)

ジェギョン、やめろ

現金をバックに入れているジェギョンをスチョルは止めようとします。

ポン・ソナが盗んだことにすればいい   逃亡にはお金が必要よ

ジェギョンはスチョルに手を出します。

帳簿を渡して

元の場所に戻すから早く写真を撮れ

分かった

ジェギョンは帳簿をスチョルから奪うと写真を撮り始めます。スチョルはジェギョンに言いました。

約束を守れ   欲を出さずに平凡に暮らすんだ

分かってるわよ   うまく逃げきったら問題は起こさない   今は海外逃亡が最善よ  ・・あれ?

ジェギョンは目を疑います。

”自首しろ  ユン・ジェギョン”

帳簿には両面に跨がって大きな字が書かれていました

スチョル、この帳簿は偽物よ!

その時パトカーのサイレンが響いてジェギョンはギョッとします。

ジェギョン、裏口から早く逃げろ    路地から走れ   車だと見つかる

スチョルはジェギョンを助けます。

***

グムドクさん、本物の手帳は?

韓屋に戻ってきたソナはグムドクに聞きました。

ジャジャジャーン!

グムドクは帳簿をバッグから取り出すとソナとジェミンに見せました。

偽物を用意しておいて良かった   スチョルは思いもよらなかったろう

最初からキム室長はウソをついてると推測したおかげね   今頃ユン・ジェギョンは悔しがってるわ

警察に捕まったかしらね

グムドクは笑います。

91話

ポン・ソナに帳簿を盗まれただと?  早く取り戻せ!

ユンはスチョルに怒ります。

その帳簿は韓屋でヘランとソナたちが見ていました。

財界人のあらゆる人物に賄賂を渡してる

ヘランは嘆息します。

賄賂を渡した人物と日付や金額まで詳しく記録してある  暴露したら世間が騒ぐな

ジェミンはヘランに言いました。

会長も帳簿が消えたのを知った頃だし手を打たれないうちに急いで公表しよう

ソナが促します。

***

ヘランたちがユン家に戻ってくるとリビングにテントが張ってありました。

これは何?

テヤンのお祖母さんが・・

家政婦が困惑して言います。するとテントからマルジャが出てきました。頭に赤い鉢巻きを巻いて臨戦態勢です。

ソナ、奥様、サンヒョクを助けて下さい

無実なら釈放されますよ

一緒に来たボクスンが言います。

テントまで張って抗議を?

ジェミンが呆れます。

罪をでっち上げて投獄するのは権力者のやり方でしょ   ソナ、サンヒョクにそんな度胸はないわ  あの子は人の顔色を窺って有利な側につこうとしただけよ

ちょっと!  今までさんざんソナを苦しめたのに、また困らせる気ですか?

ボクスンがたまりかねて怒ります。

出てってください

ヘランも冷たく言いました。

息子がひどい目に遭ってるのに帰れません!!  あなたも母親でしょ!

マルジャはヘランに詰め寄ります。

罪を犯したなら償わなきゃ   庇うだけが母親の愛?

ヘランが言うとジェミンがマルジャの手を掴みました。

帰ってください

帰らないわよ!  追い出すなら殺して!

マルジャはジェミンを突き飛ばしました。

自分たちが幸せなら人の家庭がどうなってもいいの?  今すぐ差し押さえの件を解決し、サンヒョクを出してやって   でないとここから動かない!

マルジャはテントに入ってしまいます。

***

この野郎!

ユンはスチョルの頬を張りました。

ポン・ソナに帳簿を奪われるとは 

すみません

責任を持って帳簿を探せ   さもないと容赦せんぞ

スチョルは会長室を出ていきます。入れ代わりにナム秘書が入ってきました。

パク理事とは話がついたんだな

ユンはデスクに座りながら話します。

はい   息子の兵役不正は告発の撤回を

チョン理事を始末しろ   ヘランに協力するものは潰してやる

***

チョン理事が賄賂の授受ですって?

ヘランはカン社長からの知らせに驚きます。ソナとジェミンがヘランのいるキッチンに入って来ました。

また連絡する

ヘランは電話を切ります。

カン社長?

ソナが訊ねます。

パク理事はユン・テグク側にまわった

家族を守るためだから仕方ないさ

ジェミンが言います。

チョン理事は?

ユン・テグクが逮捕されれば彼の潔白が証明される   心配ないわ

ヘランは微笑んでジェミンを見ました。

ジェミン、ユン・テグクを通報してきたの?

ああ   今度こそ父さんは逃れられない

辛かったでしょ   父親を告発して

罪を認めて自首してほしかったけど・・

ユン・テグクもジェギョンも罪を認めたりしないわ

賄賂を貰った人が会長を釈放するかも

ソナは不安そうです。

キムさんを殺した奴か母さんの事故加害者を探そう   タバコ専門店から連絡は?

するとちょうどタバコ店からソナに連絡が来ました。

来ましたか?  すぐ行くので時間稼ぎを

***

ソナとジェミンはタバコ店から帰る容疑者を尾行します。容疑者の家をつきとめた二人は容疑者が外出するのを待って部屋に忍びこみました。

ソナは殺風景な部屋の壁に貼られた子供の絵に注目します。

ジェミンさん、あの人子供がいるみたい

本当だ

子供の絵は噛みタバコで貼りつけてありました。ソナはテーブルに置かれた薬の袋を取り上げます。

ローズ病院?

***

キムさんを殺した奴と母を轢いた奴が同一人物だと?

ジェミンはオフィスでソナに訊ねます。

キムさんの家の前の防犯カメラに映った犯人の姿と見比べればわかるわ

ソナは答えます。するとオフィスにグムドクが入って来ました。

見比べたけどキムさんの殺害とチュ理事の事故は同じでヤツの仕業よ

本当?  私達も娘の入院先をつきとめた

じゃ、犯人は捕まえたも同然だな

ジェミンはソナに話します。

***

ユンは通報されて苛立っていました。

どんな様子だ?

スチョルが来たのでユンは訊ねます。

チュ議員が裏切ったので備えるべきかと

なんだと?  この野郎、いい加減な仕事をしやがって

ユンは怒って立ち上がります。

賄賂を受け取った署長や検事に何としても阻止させろ

”逮捕状請求は阻止する”と   でも聴取は受ける必要が・・

聴取を受けろと?  恥をかかせやがって   ナム秘書!

ユンはナム秘書を呼びつけます。

パク議員が”家宅捜索を出来る限り阻止する”と   帳簿に関連するものをすべて片付けろ   会計帳簿も確認し変な部分は削除しろ 

ユンはナム秘書に命じます。

***

サンヒョクは逃亡の恐れがないとみなされ帰宅を許されました。

母さん、帰ったけど・・

サンヒョクがマルジャを呼ぶとサンミが出てきました。

兄さんたら何故ギャンブルなんかやったの?  ギャンブル代を返せと取り立てが来たわよ!

サンヒョクは返す言葉がなく俯きます。

それで釈放されたの?

わからない   捜査は終わってないし家にいろと言われた   捜査中に余罪があったら逮捕状が請求される   それでジェギョンはどうなった?

逃げたわ   家にいたら捕まるし

サンミは兄にいいます。 

***

テグク製菓にソウルの検察がやって来ました。検察は贈賄罪および背任と横領の疑いで捜索差押許可状が発付されたとユンに告げます。

なんだと?   なめたマネを!

ユンは憤ります。

会社は大騒ぎになりました。

検事が会長室に来たらしい

会長が取り調べを受けた

賄賂や裏金を記した帳簿が発見された

チーム長も犯罪を犯して逃げてるし会社は潰れるんじゃ

社員たちは自分たちの未来を悲観して嘆きます。

***

ユンは検事から取り調べを受けます。ユンの両側を弁護士がガードしていました。

会長は何の罪をも犯していません

弁護士は述べます。

しかし会長は経済犯罪で告発されました   証拠もあります

一体どうなってる   私は検事総長と兄弟のような仲なのに 

ユンは嘯きました。

検事長とも数日前にゴルフを

この捜査を指揮しているのはその人たちです    洗いざらい話してください

検事はユンに語りました。

何だと、この野郎!

気色ばんだユンを両側の弁護士が押さえます。

会長   発言はお控えを

ふん、恩知らずどもめ

ユンは観念して目をつぶります。

***

会長を有罪にできますね

韓屋でボクスンはヘランと話します。

はい、でもユンは逃げが巧みだわ   キム・ヨンダルさんの殺害とソナを殺そうとした件を明らかにすれば罪は問えるんですが 

ソナたちが実行犯を説得しているから待ちましょう

ボクスンは言います。

***

ソナはテヤンとローズ病院にいる噛みタバコの男の娘を訪ねました。テヤンはすぐに娘のソリと仲良くなります。

君がソリか

ジェミンが来て絵を描いている二人を眺めます。その時ソリの父親が病室に入ってきました。父親はテヤンと遊んでいるソリを見て驚きます。

***

ソナたちはソリの父親と病院の庭で話しました。

ソリの笑顔を久しぶりに見ました

父親は語ります。

ソリのお父さん、私たちはボランティアじゃありません

父親はソナを見つめて驚愕します。

まさか・・ポン・ソナ?

父親は逃げようとしますが反対からグムドクが来ました。

どこへ行くんですか?

グムドクとソナたちに挾まれソリの父親は困惑します。

通報する気はありません   会長がキムさんの殺害を命じた音声も持っています

ジェミンが父親に話しかけました。

なんのことです?  何か人違いでは?

会長やキム室長の指示でソリの医療費を稼ごうと人を殺したんでしょ

ソナが言いました。

あんた、逃げれば余計に不利だよ 

グムドクが父親をなだめます。

証拠があるのに警察に行かなかったのはソリのためです   ソリを助けたいでしょ

ソナは献血証の束をソリの父親に渡しました。

私たちで集めました   ソリの役に立つといいんですが

父親は思わず涙ぐみます。

お父さん、自首する機会を与えます

ジェミンが言いました。

私たちに協力してくれたらソリのためにも被害者である母に善処するよう頼みます 

ソナは父親に約束します。

***

ユン・テグクは黙秘権を行使しているわ

ヘランはユン家の部屋でソナと話します。

また無罪放免になるかも   ソリの父親も娘を置いて自首するのは難しそう

ソリの父親にも罪を償わせなきゃ   人を殺したわ

ヘランは言います。

母さん、キムさんが撮った映像をメディアに公開する

そうね、何としてもユンを有罪にしないと

ヘランは同意します。

***

ジェギョンは警察から逃げ回っていました。サンヒョクはジェギョンを探します。ジェギョンに電話すると応答がありました。

ジェギョン、出てこい!

サンヒョクは公園の植え込みに向かって叫びます。するとジェギョンが顔を出しました。

私の居場所がバレるじゃない

ジェギョンはこそこそサンヒョクに近寄ります。

まるでホームレスだな

サンヒョクはジェギョンの姿を見て顔をしかめました。

いつ釈放されたの?  疑いは晴れてないでしょ

耳ざといな   スチョルから聞いたのか

スチョルに頼れたらこんな格好はしてない   電話してるだけよ

サンヒョクはジェギョンの手を掴みました。

今すぐジェイタウンを俺の名義にしろ

ジェギョンは手を振り払います。

ふざけないで!  私は指名手配中よ

だからなんだ?

書類に判を押したら警察に引き渡す気でしょ?

俺を信じられないか?

ええ、あなただけは信じられない

全く・・

サンヒョクはジェギョンを横目で見ます。

食事したか?

***

食堂で二人が食べているとテレビから速報が流れました。 

検察はテグク製菓の裏帳簿を入手、ユン会長を取り調べました   ユン会長は14時間の取り調べ後に帰宅、帳簿に記された人物は不明ですが政経癒着の慣行に批判が・・

ジェギョンはマスクをして車椅子で運ばれるユンを見て愕然とします。

お父さんまで・・

いやあ、人生わからないな

サンヒョクが皮肉たっぷりに言いました。

飛ぶ鳥も落とす勢いだったのに、あのザマは何だ   ユン、ジェギョン、君も絶体絶命だな   もう頼れる所もないぞ

おばさん、焼酎を!

ジェギョンは泣きながら注文しました。

***

ジェギョンは焼酎をがぶ飲みします。

私は追われながらも父に自分の価値を証明し返り咲けると信じてた    私は父に認められたくて悪事も働いた    頑張って来たわ    父が失脚したら誰に認めて貰うの?

ジェギョンはサンヒョクに訊ねます。

私の世界が崩れていく   人生の目的を失った   なんのために生きればいいの?

ジェギョンは泣き崩れます。

***

また釈放されたの

ヘランは驚きます。

罪に問うのは難しい

ソナは言いました。

盗聴した内容を含めても罪に問えないの?

捏造だと言いはるから科捜研に分析の依頼を

ジェミンはヘランに説明します。

ユン・テグクは時間を稼いでいるのよ

出国する気じゃ?

ソナが聞きます。

捜査中に出国はできないよ    何処かに雲隠れするかも

ジェミンは立ち上がります。

父さんに会ってくる

ジェミン、だめよ!   あの人は正気じゃない

会社では手も出せない   何を企んでるのか知らなきゃ 

ジェミンは会長室に行きます。

***

検事長、私を見放す気ですか?  私が渡した賄賂の額を明かしても?  困るなら早く処理してください

ユンは電話を切ります。

金を貰って知らんぷりか   ナメやがって

会長

ジェミンが入って来ました。

出ていけ!  父親じゃないとわかったら攻撃か?

父さん、そんなこと言わないで   俺は父さんの子だ

なんだと

小さい頃出張帰りの父さんと銭湯に行くのが楽しみだった   洗い流す父さんの肩が広く見えて、父さんといると心強かった  

ジェミンは語り始めます。

俺が留学から帰った日に一緒に銭湯に行ったろ?  痩せた父さんの背中を洗い流しながら初めて俺が父さんを守ろうと思った

何が言いたい?

父さんが俺を捨てても最後まで俺は息子として父さんを守る   どうか昔の父さんに戻ってくれ    父さんのそばにいるから・・

うるさい!  私とお前は親子の縁を切った   私と血縁のない奴は息子と認めない

父さん・・

自分の心配をしろ    ヘランたちに操られるな   愚か者め    私は陥れられても平気だ    出ていけ! 

父さん   血圧の薬だ   必ず飲んで

ジェミンはお辞儀をすると出ていきます。ユンはジェミンの背中に薬を投げつけようとしますが、思いとどまって薬をデスクに置きました。

***

ソナが提供したユンのポン社長殺しの映像がテレビで流されました。ユンは映像を見て憤ります。

スチョル!  どういうことだ?

ポン・ソナがメディアに映像を・・

ユンはスチョルの頬を張りました。

バカ者、何故阻止しなかった?

すみません

ポン・ソナめ   絶対に許さん!

***

裏金の倉庫の話が出ないのは別の所へ移したからよ

ヘランが韓屋の居間で皆に話していると、ソナの携帯が鳴りました。

ソリのお父さん  え?  自首すると?? 

”医者の話では娘は希望があると   助けてくださったおかげです   自首しようと警察署に来ました”

ソリのお父さん、ありがとうございます   ソリが健康になるよう必ず助けます  

ソナは電話を切るとジェミンを見つめました。ジェミンは大きく頷きます。

これでユン・テグクは裁きを受けるわ

ヘランが話しました。

もう逃れられません

ソジュンも言います。

***

マルジャがテントで食事していると、ユンが帰って来ました。

会長?  どうして・・

自分の家に帰って悪いか?

ユンはテントを指さします。

その醜いものは何だ?

これは・・すぐに片付けます!   すみません

マルジャが狼狽えていると、ユンは自分の部屋に入りました。部屋を見回すとヘランとの思い出が蘇ります。ユンは思わずため息をつきました。

それからユンはジェミンの部屋に行きました。ジェミンの頬に薬を塗ったことを思い出します。ユンは首を振ると部屋を出ます。キッチンに行くと皆で食事してテヤンにおかずを食べさせたのを思い出しました。

いい食べっぷりだな おチビちゃん

空になった居間でユンは茫然と立ち尽くします。

***

ヘランが帰ってくると部屋にユンがいて驚きます。

あなたが何故ここに?

来たら悪いか

あなたの居場所は監獄よ

偉そうにするな   30年も私を騙した上帳簿まで盗むとは

あなたこそ私の人生を潰したわ    何故罪を償わないの?

マンシクの件は事故だ   証拠もないだろ

ふざけないでよ   全国民が映像を見たわ 

黙れ!  マンシクが私からお前を奪ったんだ   ポン製菓に捧げた私の情熱もあいつは欲望とみなした  

嘘ばかりね!  あなたがマンシクさんと私の間に割り込んだの   あなたは当時から会社で不正を働いてた    何が情熱よ!

うるさい!!  私を破滅させれば30年連れそった伴侶を裏切ったお前も苦痛を味わうはずだ

ユンは言います。

***

ジェイタウンの売買契約が成立した

ジェミンはソナに話しました。

ムンもジェギョンも気づいてないはずよ

ジェギョンが知ったら何をしでかすか   自首するべきなのに

キム・スチョルと連絡を取り合うはず    グムドクさんに監視を頼んでいるけど動きはないって

スチョルの  母さんにまで背くとは  いつ正気に戻るんだ

ジェミンは暗い面持ちで言います。

で、母さんから連絡は?

ジェームズと対策を話し合うと   電話してみる

けれどソナが電話してもヘランは出ません。

会議中か?

するとヘランからメールが来ました。

会長と決着をつけに別荘に行くわ   会長は別荘に金庫を隠したみたい

二人は顔色を変えます。

***

ソナとジェミンは別荘に向かいました。

別荘までどれくらい?  急がないと母さんが危険よ

あと少しだ   この近くは父の猟場だ

猟場?

ジェミンは携帯を出します。

母さんに電話してみよう    今なら出るかも

二人が話しているのをユンが木陰から窺っていました。

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

ポン・ソナ   邪魔者め    お前がいなくなればヘランもジェミンも戻ってくる

ユンは猟銃でソナを狙います。

***

二人でチュ理事を助けに別荘へ?   通報するべきじゃ??

通報してから行ったよ

ボクスンがソジュンと話しているとヘランが店に入って来ました。

チュ理事、無事でしたか!  ソナたちは?

え?

だってチュ理事は別荘に行ったとソナたちが追って・・

どういう意味です?

まさか、罠か??

ソジュンが急いで電話します。

***

ジェミンは電話しているとソナを狙っているユンに気づきました。

ソナさん、危ない

咄嗟にジェミンはソナを庇います。ユンの銃はジェミンの背中に命中しました。

ジェミンさん!!

***

ジェミンは病院に運ばれます。

ジェミンさん、しっかりして!

ソナが泣きながら付き添います。

テグク製菓 ユン会長が殺人未遂の現行犯で逮捕されました

サンヒョクとジェギョンは街中でニュースを聞いて驚きます。

銃で撃たれたのは兄さんですって?

***

ボクスンとソジュンが病院に駆けつけます。

ジェミンは?

すみません

ソナが謝ります。

今緊急手術中です

ヘランが告げました。

そんな・・再会できて間もないのに

ボクスンは泣き崩れます。

どうしてよ!

***

何故父はジェミンを撃ったの?

ジェギョンはスチョルに電話で訊ねます。

そうなった

じれったいわね   いつまで逃げ回れと?  父が駄目ならあなたが手を打ってよ   ジェイタウンさえ完成すれば私は再起できる

ジェイタウンは売却されたんだ 

・・なんて?

契約条項にあったろ   相手の名誉を汚したら投資額の二倍を賠償するが、それは無理だからジェミンさんが売却して投資金を回収した

じゃあ・・ジェイタウンは消えたのね

ジェギョンはふらふらと公衆便所から出てきました。

ジェイタウンが?

サンヒョクも知らせを受けていました。

ああ、クソ!

あなたも聞いたのね   私たちの街・・

君があんな契約をするからだろ?

サンヒョクはジェギョンに怒りをぶつけます。

ポン・ソナ   覚えてらっしゃい   お父さんは撃つ相手を間違えた

バカ言うな!  君と結婚した自分が情けない   早く別れるべきだった

よく言うわ   私に寄生してたくせに

君さえいなければ今頃テヤンやソナと幸せに暮らしてた   金の心配もなく

そうね   あなたは金の亡者だった   忘れてたわ   あなたに愛がわかる?  目的も、尺度も愛もすべてお金のくせに

その通り   君に会って俺はすべてを失った

こうなったのはあなたのせいよ    ソナの祖母の時にボタンをかけ違えた

君は会長令嬢じゃない    どうせ落ちる運命だったんだ

この最低野郎!

ジェギョンはサンヒョクを叩きます。

やめろ!

サンヒョクは去って行きました。

◆ドラマ「二番目の夫」最終週(第90・91話)の感想

血がつながってなくても愛情を持っていたジェミンを撃ってしまったユン!ジェミンはいったいどうなるんでしょうか?「二番目の夫」って題名だから命は助かると思うんですが・・。あと一話の最終回ではめでたくソナと結ばれて欲しいです!

それにしてもサンヒョクは本当のクズでしたね。ジェギョンと腐れ縁で離れがたい感じでしたが初めから金目当ての関係で、それがなくなると金の切れ目が縁の切れ目っていう風別れていく・・なんか侘しいものを感じます。ジェギョンの方はサンヒョクに気持ちがありそうに見えるんですが・・この悪者たちはどんな末路なんでしょうか??最終回が楽しみです。

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