韓国ドラマ「二番めの夫」第17週で自分がユンの娘でないと知ったジェギョンは必死で事実の隠滅を謀る!加えて第80・81話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回も韓国ドラマ「二番めの夫」第17週(第80・81話)について書きたいと思います。

ソナに秘密を握られたジェギョンは邪魔なソナを陥れようとして反撃される

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中

◆このドラマのキャスト/これまでの物語

キャスト

<第1~4話>  <第5・6話> 

<第7~9話>  <第10・11話>  

<第12~14話>  <第15・16話>

第17~19話  <第20・21話>

<第22~24話> <第25・26話>

<第27~29話> <第30・31話>

<第32~34話>  <第35・36話>

<第37~39話> <第40・41話>

<第42~44話> <第45・46話>

<第47~49話> <第50・51話>

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<第57~59話> <第60・61話>

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<第67~69話> <第70・71話>

<第72~74話> <第75・76話>

<第77~79話>

◆ドラマ「二番目の夫」第17週(第80・81話)のあらすじ(ネタバレ)

80話

ソナ(オム・ヒョンギョン)は自分と再婚したがっているサンヒョク(ハン・ギウン)裏帳簿を探したか訊ねます。

くまなく探したけど、家の中にはなさそうだ

サンヒョクは言います。

会長に探りを入れたら?  弱点を握ったら財産分与で有利よ    それに結婚するんだったら私の冤罪を証明しないと    ジェギョン(オ・スンアイ・ファリンについて聞いてくれない?

ナムの事件の関係者か?

目撃者の証言が必要なの

わかった   離婚する前にジェギョンの弱点を掴むよ

ソナに利用されているとも知らずサンヒョクは頷きます。

***

ジェギョンが階下に降りると、ヘンシルユンに部屋から追い出されていました。

さっさと出ていけ!

ユンはヘンシルを突き飛ばします。

あなたを喜ばせたくて食事を用意したのに

お前みたいなのが正妻になろうなんてとんでもないぞ!  身の程知らずめ!!

あなた、ごめんなさい   お願い・・   追い出さないで

家政婦さん、この女をつまむ出せ!  虫酸が走る

ユンは怒って部屋に入ってしまいます。

母さんたら・・

ジェギョンは情けない母親の姿に堪らなくなります。

あれが私の母親だなんて

ジェギョンは母親の手を引っ張って玄関に出すと戸を閉めました。

やだ、ちょっと、ジェギョン・・

さっさと出てって 

ジェギョンは部屋に戻ると自分の血を恥じて泣き出します。

***

スチョルは会社でジェギョンにコ・ドックとの親子鑑定の書類を渡します。

ジェギョン、誰の娘だろうと君はユン・ジェギョンだ

キム・スチョル・・

ジェギョンは顔を強ばらせます。

苦しむな   肝臓なんて渡すな

スチョル!  あなた、何様の積り?

偽のドナーを手配した   俺に任せて君はコを慰めるだけでいい

そう言うとスチョルはオフィスを出ていきます。

スチョル・・

ジェギョンは封筒から書類を出して確認します。やはりドックとは親子でした。

私はユン・テグクの娘じゃない?  嘘よ   信じられない!

ジェギョンは鑑定書を破り捨てます。

私は最後までテグクの娘として生きる!

***

コ・ドックさんが、消えた?

ソナは韓屋の店でグムドクから聞いて驚きます。

ドナーが現れたと喜んでたらしい

それなら入院を?

調べたら移植の順位はかなり後だった

それは変ね   病院を当たってみましょ

二人は話します。

***

何かの間違いだと思ってたのに

ジェギョンはカフェでヘンシルを責めます。

これまでのように普通に過ごせばいいのよ

ヘンシルはぬけぬけと話します。

コ・ドックは何をしてる人なの

見てわからない?  刑務所に入ってて最近出てきた

もし会長に出会わなかったら私は底辺の人間だった・・

そうね   運良く会長に出会ってあんたを娘に仕立ててよかった   コ・ドックの考えよ   あんたの恩人だわ

なんて?

腹を立てることじゃないわ   あんたをユンの娘にしてあげたんだから

私を利用してお金を貰っただけでしょ!

ジェギョンは声を上げます。

とにかく秘密は墓場までもっていくから安心して

もし誰かに知れたら私はおしまいよ   覚悟してね

ジェギョンはヘンシルに念を押します。

***

ジェギョンの所へ書類を出しに来たソナは親子鑑定の紙がゴミ箱に破って捨てられているのに気づきます。

これは何?

ソナが紙を拾って見ているとスチョルが入って来ました。

何か用ですか

ソナは紙を持った手を背中に回して隠しながら訊ねます。

チーム長に業務を指示しに来たんです   どこですか?

わかりません

把握していないのは職務怠慢では?  探して連絡を

命令しないでください   私はユン家に仕える秘書なので

私もチュ理事の娘ですよ

正式に聞いてません

だから娘の資格はないと?

スチョルはため息をつきました。

チーム長の居場所を調べます

30分以内に連絡して

ソナはオフィスを出ていきました。

***

入院したドックはジェギョンと医師からの検査の説明を受けます。

肝移植組織適合性検査の結果が出ました

移植は受けられますか?

ドックは医師に訊ねます。ジェギョンは医師に合図をしました。合図を受けて医師は言います。

手術後ドナーに残る肝臓の割合が少ないです

先生、わかりやすく説明してください

ドックは苛立って医師に聞きます。

ですからコさんに肝臓の一部を提供したらユンさんの肝臓があまり残りません   若くても回復が難しいです

手術ができないんですか

ジェギョンが訊ねます。

はい  不可能です

ドックはショックでうつむきます。

お父さん、心配しないで

ジェギョンが励まします。

***

人脈を総動員してドナーを探してみますよ

ジェギョンはドックに話しました。

もう少し待ってください

ドックはジェギョンの手を取ります。

娘よ、ありがとう   父親だと思ってくれるんだな

ジェギョンは握られた手を外しながら笑います。

”血は水よりも濃い”と言いますからね

***

ジェギョンはドックと別れるとスチョルに電話します。

計画は順調に進んでるわ    早く死に追いやらないと    秘密を葬らないと

ジェギョンは携帯にメールが来たので確認しました。ソナが写真を送って来ていました。

これは・・

ジェギョンは目を疑います。ソナの写真は自分が破り捨てた親子鑑定書でした

***

ソナはテープで張り合わせた鑑定書をボクスンに見せます。

ユン・ジェギョンは会長の娘じゃなかったの   こんな秘密があったとはね

ボクスンは驚きます。

それでソナ、何をする積りなの?

ジェミン(チャ・スウォン)さんに社長の座を返します

***

オフィスに戻ったジェギョンは椅子に座り込みます。

ポン・ソナに知られた・・   どうしよう?   父に伝わるわ

ああ!  どうしたら!!

スチョルがオフィスに入って来ました。

ジェギョン、どうした?

ジェギョンはスチョルにソナが送った写真を見せます。

ソナに知られたわ

スチョルは顔色を変えます。

スチョル、どうしよう   会長の娘でいないと・・   コ・ドックはどうなった?

病院に手を回して携帯を取り上げた

問題ばかり起こるわ   こんな人生はもういや!

ジェギョンは泣き出します。

ジェギョン

スチョルが優しくジェギョンを抱きました。

大丈夫だ   俺がなんとかする

スチョル・・   頼れるのはあなただけ

そこへサンヒョクが入ってきました。

何してる   この野郎!

サンヒョクはスチョルを殴りつけます。

***

グムドクが韓屋にやってきてコ・ドックの居場所がわかったとソナに告げました。

病院に行って本人に会ってきたよ   キム・スチョルに携帯を取られたらしい

ジェギョンはコ・ドックの娘だった?

当然でしょ   鑑定書も再発行して貰った

グムドクはソナに鑑定書を渡します。

***

ジェギョンは鑑定書はコ・ドックの偽造だとソナに告げます。

鑑定書は何の役にも立たないわよ

コ・ドックに会ってきたところよ 

ソナは言いました。

実父に肝移植が可能かまで検査したそうね   あなたって意外と親孝行ね

黙って   娘だと思い込んでるから話を合わせてるだけよ   戯言を言うなら帰って

ソナは手を伸ばすとジェギョンの髪を引っ張って抜きました。

痛っ!  なにするのよ 

あなたから教わったやり方よ   とぼけるならユン会長と親子鑑定をする

やめて!

ジェギョンはソナから髪を取り返そうとします。けれどソナはジェギョンをソファーに突き飛ばしました。

ごまかすと思ってあなたとコ・ドックの鑑定書を貰ってきた   破かないでね 

ソナは鑑定書をテーブルに投げます。

***

ユンはナム秘書とジェギョンのオフィスに向かっていました。

チーム長に連絡しなくても?

いらん、少し寄るだけだ 就任挨拶をチェックしろとジェギョンに頼まれただけだからすぐ終わる

***

いい加減にして  偽造だと言ってるでしょ

ジェギョンは抵抗します。

社長の座をジェミンさんに返して  ナム・ギテクとうちの祖母を死なせたこと、セビョクの件を警察で自白しなさい  そうしたらユン家の娘でいさせてあげる

うるさいわね、誰がなんと言おうと私はユン会長の娘よ!

二人が言い合っているとユンが入って来ました。

何をやってる

ジェギョンは咄嗟にDNA鑑定センターの書類を隠します。

お前、今何を隠したんだ?

何でもありません

ジェギョンはユンに言うとソナに謝ります。

理事、すみませんでした   理事の実績を横取りするなんてどうかしてました

どういうことだ  横取りとは

理事の案が良かったので私の企画として提出してしまい・・  アイデアが良かったのでつい嫉妬を

はまたそんなことを?  気をつけろと言っただろ??

ユンは怒ります。

私の部屋に来い!

ユンは出ていきました。

毎回見事な瞬発力ね

ソナは呆れます。

小賢しいことを考えないで私に従った方が身のためよ

そう言ってソナも出ていきました。

冗談じゃない   納得できないわ!  私の父はユン・テグクよ!!

ジェギョンは泣き崩れます。

***

ジェギョンは家に帰っただと?

はい   ひどい頭痛がすると

スチョルがユンに報告します。

ジェギョンは何をするのも詰めが甘い   何故いつもバレるんだ

その・・会長、 チーム長からの伝言で社長の就任は辞退したいと

何だって?

***

ジェギョンとスチョルは邪魔なソナを排除しようと計画を練ります。

ポン・ソナが解任されればひとまず時間が稼げる   誰もソナの言うことを信じないやり方で追い込むの   どうやれば・・

悩んでいたジェギョンは目を輝かせます。

そうだ、 スチョル   筆跡を偽造できる人を探して

筆跡?

ポン・ソナの筆跡を再現させるの

***

サンヒョクはユンが不在の間に部屋に裏帳簿がないか探します。

裏帳簿か   ソナの望みを叶えないと俺と結婚しないからな

しかしその日に限ってユン・テグクが早く帰って来ました。

家政婦さん、空腹だから夕食を早めに頼む

ユンは部屋に入ると嫌いな婿がいてびっくりします。

何故お前が私の部屋にいる?  何を探っているんだ

すみません   二階にタオルがなくて

家政婦に頼めばいいだろ!  勝手に入るな

忙しそうだったので   失礼しました

出てけ!  やることなすこと気に食わん

サンヒョクはお辞儀をして出ていきます。

***

会社の会議中に不審な投書が皆のタブレットに届きました。

これは何だ?

ポン・ソナ理事が就職を餌に・・

2億ウォンを受け取って雲隠れだと?

私はこんなことはしてません!

ソナは主張しました。

これを書いた人も知りません

ムン常務   差出人はうちの取引先か

ユンはサンヒョクに訊ねます。

テグク製菓の下請けの社長です

添付ファイルをご覧に

ジェギョンが呼びかけました。

子供を本社に就職させるという誓約書が   御本人の署名では?

そんなものにサインした覚えはありません

ソナは反駁します。

確認すればすぐにわかる

では今すぐ確認を

ソナの言葉にジェギョンはほくそ笑みます。

お金は口座には入っていないでしょうし、車を確認しても?

ジェギョンは訊ねます。

***

ユン・ジェギョン、無実の人を責めるな

駐車場でジェミンは妹に怒ります。

しっかり調べてから怒ってよ

じゃあ好きなだけ調べて

ソナが車のトランクを開けると、意外なことに札束の袋が見つかります

これは何?  動かぬ証拠ね

ジェギョンはソナをあざ笑います。

ポン理事、そんなにお金が好きですか?

でも変だ  これが事実なら何故金を渡したキム社長が暴露を?

ジェミンが怪しみます。

ポン理事が約束を守らなかったからよ    お金を取り戻したかったのかも    意地汚い人ね

ジェギョンは嘯きます。

ユン・ジェギョン、私を陥れてもあなたが得することはないわ

ソナはジェギョンに告げましたした。

イヤだ、聞きました?  不正がバレたからと脅迫を   恐ろしいわ

ジェギョンは他の理事たちに向かって話しました。するとすかさずジェミンが口を挟みます。

ユン・ジェギョン、お前の仕業なら許さない   ポン理事、真相を突きめましょう

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

ジェミンは断固としてソナに言いました。

***

手癖の悪い人だ  更迭されても文句は言えんぞ

ユンは会長室でソナに怒ります。

会長、私が目障りなのは知ってます  でも、私は不正を働いていません

君が過ちを認めるとは思っていない   解任されるまで自宅待機していろ

私は無実です   投書した人と話をさせて下さい

自筆のサインに物証まであるのにとぼける気か?

でも私は本当に・・

その時ソナは思い出しました。この騒動の前に警備員から車を移動する、と言われて鍵を渡していたのでした。

駐車場で漏水したため車の移動をお願いします   私がやっておきます

そう警備員に言われてソナは信用してしまったのでした。

会長、濡れ衣であることを証明してみせます

ソナは会長に話しました。

証明できた場合は条件があります   私を陥れた人間を厳しく罰してください   たとえそれが会長の家族であっても

自分の身の潔白を証明するだけなのに条件を出すとは   呆れたな   責任逃れはやめろ

いいえ、私は必ず事の真相を突き止めます   私を陥れた人を見つけたら先程の約束を守ってください

***

キム社長にも警備員にも十分な金を渡した

スチョルはジェギョンに言いました。

カメラには気をつけた?

車は離れたところに移動させたし、車載カメラは電源を切っておいた

バックカメラも?

大丈夫だ

キム社長と口裏合わせは?

何があっても君の名前は出さないはずだ

完璧ね

ジェギョンは嬉しそうに笑います。

ポン・ソナ  観念しなさい

***

ジェミンはユンに抗議します。

ソナさんが収賄だなんて話にならない

お前も見たんだろ?  現金以上に確かな証拠があるか   監査後警察に引き渡す

父さん!  これが濡れ衣だったらどうやって責任を取る?

会社のルール通りに処置するだけだ

ジェギョンの仕業か、父さんの指示じゃ?

ふざけたことを!  私はこんな幼稚なことはしない   他の理事も現金を見たんだろ?  明日警察に引き渡す

父さん・・

***

ソナは車の車載カメラを調べていました。

ポン理事

ジェミンが声をかけました。

ジェミンさん

お節介だけど事情が事情だから力になるよ   父も君を排除しようとしてる

会長もジェギョンも喜んでいるでしょうね  これは計画的よ   車載カメラは電源オフで防犯カメラは壊れてた

防災室とスチョルは俺が調べる   ポン理事はグムドクさんを頼ってみて   念のために、車載カメラは良く調べて

ジェミンはそう言うと歩き去ります。

81話 

ドックを見舞ったヘンシルはジェギョンからの見舞い品を渡します。

これで好きなものを食べろって

お金の入った封筒も渡しました。

冷たくされるかと思ったけど優しい娘だ

ドックは喜びます。

ジェギョンも最大限の努力をしてるから困らせないでやってね  ジェギョンも苦しんでるのよ

ヘンシルはドックを諭します。

子供の頃は私と暮らしてたけど小5の時に自分からユン家に行った   ユン・テグクはすぐには受け入れなかった  だけどチュ・ヘランが家に入るのを許してくれたの   あの子はその頃から頑張ってた

さすがは俺の子だ

ドックは感心します。

とにかく私たちが生きていくためにはジェギョンが必要だからあんたもジェギョンに協力して   わかった?

もちろんだ

ドックは笑います。

ヘンシルはジェギョンからドナーを探しているとドックに思わせるように指示されていました。ドックの命などヘンシルとジェギョンにとっては価値のないものでした。

***

ジェミンはスチョルをオフィスに呼び出します。

防犯カメラはお前が細工を?

ジェミンは訊ねます。

母を轢いたトラックはお前の会社で扱ってた    偶然か

私は関係ありません

スチョルは言います。

そうか   経営してるのは別の人だもんな   だがお前の部下が音声を持ってた   運転の仕方を詳しく指示してたな   聞くか?

それは・・

ポン・ソナの件もジェギョンと仕組んだろ   正直に言え

トラックの会社は会長も知ってます    私は命令に従っただけです    ポンさんへの個人的感情はありません

じゃあ賄賂の件もシラを切るつもりか

はい   私は何も知りません

この野郎!

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ジェミンはスチョルの背広の襟を掴みます。

ジェミンさんだけが違う道を行っていて会長が心配を    ボン・ソナのせいで危険な目に遭うかも

スチョルはジェミンの手を外しました。

協力はここまでです

キム・スチョル!

スチョルは部屋を出ていきます。

***

サンヒョク、ソナとうまくいってるの?

自宅でラーメンを食べる息子にマルジャは聞きます。

セビョクの親だから心配ないだろ   ソナは俺を捨てないよ

そうよね   でもソナにあんな母親がいたなんて驚きだわ

ジェギョンは義母が目を覚ましたら家にいられなくなる    義母の娘のソナがあの家に入るはずだ

これまでさんざん威張ってたのに立場が逆転ね

マルジャは笑います。

***

ソナ、何度も電話があったけど何か用事?

グムドクが韓屋に来て訊ねます。

グムドクさん、力を貸して欲しいの

ソナはグムドクに頼みます。 

会社での立場が難しいことになって

どういうこと

グムドクはびっくりします。

***

収賄はお前の捏造だろう

ジェミンはテラスでジェギョンに言います。

カメラを避けて悪さしたり、理事が集まっている時に行動を始めるのはお前の手口だ

そんなことを言ってる場合?  自分の立場を心配したら   私は社長を辞退したけど兄さんは社長にはなれない   父に憎まれたもの   ポン・ソナを庇わなきゃいいのに

ジェギョンは兄に反駁します。

いや、どこまでもやるさ   真相を明らかにしやる   俺にはもう妹はいない

ジェミンはテラスを出ていきました。

妹はいないって・・まさかポン・ソナから話を聞いたの?

ジェギョンは不安になります。

***

ソジュンが店の片付けをしているとサンミがやって来ました。

もう来るなと言ったでしょう?

また突き放すんですね   でも免疫ができたので大丈夫です

サンミは笑います。しかしソジュンは言いました。

言ったでしょう?  好きな人がいるんです

ソナさんですよね   でも彼女の気持も大事では

するとソジュンは固い表情になります。

もう帰って

二人が話しているとソナが店に来ました。

ソジュンさん   はっきりさせておきたいの    私はあなたを異性として見たことがない

ソナはそれからサンミに言いました。

帰る時は気をつけてね

***

ソナ、彼女のためにあんなことを?

ソジュンが追って来てソナに訊ねます。

いいえ、告白されてから良く考えたの   正直に伝えないと気持の整理が出来ないでしょ

ソナ・・

私にはジェミンさんだけだった   他の人を好きになることはできない   どうしても無理なの

努力もできないってことか

努力じゃ・・解決できないわ   ごめんね

ソナは言います。

***

ジェギョンが会社に行くと部下たちが騒いでいました。

どうしたの

会社の掲示板に妙なものがあるんです

ジェギョンが見るとスチョルがトランクにお金の袋を入れている動画がアップされていました。

これはキム室長ですよね

驚いているジェギョンのところにソナからメールが来ます。

彼はカメラ写りがいい   会長も見てるわ   これからコ・ドックの話をする   バイバイ、ジェギョン

ダメよ

ジェギョンは会長室に走ります。

***

ソナは会長室で動画を理事たちに見せていました。

こちらは廊下の防犯カメラです

カメラにはお金を運ぶスチョルが映っていました。そこにジェギョンが飛び込んできます。

騙されないでください   偽造された映像です

静かに 

ユンが娘を制します。

警備員が漏水を理由に私の車を動かし、鍵をキム室長に渡した   車載カメラをオフにしトランクに現金を入れたんです

いいえ、嘘です   映像をうまく編集したんだわ

ジェギョンが抗います。

ポン理事の言葉を信じないで!

するとジェミンが会長室に入って来ました。

事実です   キム社長を調べました   ポン理事からの評価が原因で取引が中断しています   動機は十分です

ではキム社長はウソの投書をしたのか?  彼と室長で計画したか

ユンが問います。

黒幕がいるかは捜査すればわかる

黒幕って?

ジェギョンが聞きます。

それからキム社長の子供は二人でまだ小学生です

ジェミンはジェギョンに笑いました。

一体誰が小学生の就職を頼むんです?

理事の一人が呆れて言いました。

大事なのはポン理事が収賄したことですよ

ジェギョンは声高に話しました。

警察に頼んで銀行の調査をしましょう   2億ウォン引き出せる人は限られてる

ソナが提案します。

すみません  席を外してください

ユンが二人の理事に言いました。

***

ユンはジェギョンとソナ、二人になったところでソナに謝りました。

誤解して悪かった   しかしチーム長が犯人だとは断定できない   スチョルしか映像に映ってない   彼を調べて確かなことが分かってから・・

不正を隠すのに必死ですね   キム室長が会長やチーム長の手足であることは誰でも知ってます

君が腹を立てるのは分かるが娘が指示したという証拠はない

会長、庇うんですか

会社の掲示板から動画を削除しろ

もどかしいです   父親がそんなだから娘は反省しない

何だと

もう一つ用意したものがあります   私の車を移動させた警備員です

ソナは携帯で警備員の音声をユンたちに聞かせました。

<ユン チーム長に手伝うよう言われました   貰った謝礼はチーム長の口座に返しました>

音声を聞いたユンはジェギョンを睨みつけます。

***

ジェミンは病院からヘランの意識が戻ったと連絡を受け、病室に駆けつけました。

母さん!  気がついた?

けれどヘランの表情は虚ろです。ジェミンの声にも反応しません。

***

サンヒョクがユン家に戻るとヘラン宛に刑務所から手紙が来ているのに気づきます。

清州刑務所 オム・チュンジャ?  何故刑務所から

サンヒョクは手紙を背広のポケットに入れます。

***

チーム長の口座を確認しましょう

ソナはユンに提案します。

お父さん、違うんです!  ポン・ソナ、スチョルがやったのに何故私のせいに?

ジェギョン、問題を起こしすぎだ   これは犯罪だぞ!

ユンはジェギョンを怒鳴りました。

彼女がウソを言ってるんです!

ジェギョンは非を認めません。

会長、今回のことは見逃せません

ソナは厳しく告げました。

とにかく申し訳なかった 

ユンは謝ります。

徹底的に鑑査をやってきちんと処罰する 

信じられません   会長は血縁に強いこだわりをお持ちです   ユン・ジェギョンに厳しい処罰がくだされるよう伝えることがあります。

なんだ?  他にも問題が??

ポン・ソナ?  何を・・

ジェギョンは青ざめます。

ユンチーム長は会長の娘では・・

***

母さん・・大丈夫なの?

バイタルは正常ですが人を認識できるほど回復していません

医師はジェミンに話しました。

ではいつ意識がはっきりしますか

危機は脱しましたが油断はできません   安静にしてください

わかりました

鎮静剤を投与したので眠るはずです

そう言うと医師は出ていきました。

***

ソナがユンにジェギョンがユンの娘でないと告げようとしていると、スチョルが入って来ました。

会長、私が計画しました   ユン チーム長は無関係です

スチョルはユンに報告します。

チーム長の名で警備員の買収を

キム・スチョル!  何故そんなことを?

ジェギョンは立ち上がりスチョルに叫びました。

どうしてあなたが・・

ジェギョンはふらつくとスチョルに倒れかかります。

チーム長!

ジェギョン、どうした?

ジェギョンは医務室に運ばれます。

***

演技が上達したわね、ユン・ジェギョン   でもこれで切り抜けたつもり?

ソナは会長室を出て歩きながら昨晩のグムドクとの会話を思い出していました。

収賄の罪を着せられた?  ソナ、潔白を証明しないと

グムドクは言いました。

証拠がないの  車載カメラは電源オフで防犯カメラは壊れてた

するとグムドクは目を丸くしました。

そうだ   トランクにカメラを設置してあった   お金を置くことがあるから念のためにね

本当?

蓄電池とつないであるし電源は落ちてないわよ   バッチリ映ってるはず

電話が鳴ったのでソナは出ます。

ああ、グムドクさん   ジナに音声はまだネットに上げないでと  それと会長の動きをマークして 今日の件でさらに反感を買ったはず

***

ジェギョン   水を飲め

オフィスのソファーでぐったりしているジェギョンにスチョルは水を渡します。

要らない

大丈夫か

ポン・ソナは私が実の娘じゃないと言おうとしてた   どうやって口止めすれば?

あまり刺激すると感情的になる   昔のポン・ソナじゃない

だから困るのよ   罠を仕掛けても反撃される

スチョルはジェミンから電話が来て出ていきます。

あの女に弱みを握られて生きた心地がしない

ジェギョンは嘆きます。するとソナがオフィスに入って来ました。

ジェギョン   あがいても駄目よ   バラしてやる

冷たい目でソナは言います。

でも自白して罪を償うなら会長の娘でいさせてあげるわ

それを信じろと?

私はあなたとは違う   罪を償えばそのくらいの情は施すわ   良く考えて   会長の娘なら出所後に頼るところがある

わかったわ   あなたの言う通りにする   だから父には秘密にして    社長就任を辞退すると父に伝えて警察署に行く

何度も騙したわ

念書を書けばいいでしょ

ジェギョンは必死でソナに頼みます。

***

ユン・ジェギョンが自白すると?

韓屋の居間でボクスンは驚いてソナに言います。

ええ、念書まで書いたしもう言い逃れできません   それくらい追い詰められてました

毎回ウソをつくから今回も信じられない

ソジュンが呟きます。

そうよね、ソジュンさん   とにかく今回は警察署に行くと思います

ソナは話しました。

もういい加減にこんな戦いを終わらせたいわね

おばさん、私もそれを望んでます

ソナが応じているとジェミンからメールが来ました。

<母さんは目を覚ましたけどまた眠った>

母さんの意識が?

ソナは病院に向かいます。

***

ジェミンがヘランに付き添っているとソナが来ました。

母さんは大丈夫?

平気だよ   容体を知りたいかと思って

教えてくれてありがとう

俺は帰るからそばにいろよ

出ていこうとするジェミンにソナは言いました。

さっきは助けてくれて   ありがとう

君のためじゃない   父に真実を知らせたかっただけだ

ジェミンさん・・

母さんが目覚める前に気持ちを整理しよう   君も努力して

ジェミンは病室を出ていきます。

***

ジェギョンはクローゼットのサンヒョクの背広のポケットにヘラン宛の手紙があるのに気づきます。

オム・チュンジャ・・   誰よ?

ジェギョンは中身を出して読んでみます。 

<チュ・ヘラン、刑務所に来な   来なければ次の手紙は息子宛に送る>

息子宛?  何故兄さんに?

ジェギョンは訝しみます。

***

サンヒョクはソナをマルジャの店に食事に誘います。

チュ理事の件で話がある

マルジャはソナがやって来ると喜びます。

家族なのに一緒に食事する暇もなかった

ソナの前に料理を並べます。

二人で仲良く食べてね

そう言うとマルジャは仕事に戻りました。

食べろよ   君の好物だ

話って?

ああ・・刑務所から義母宛に手紙が来たんだ

手紙が?

変だろ

福祉施設を運営してるしお礼状かも

お礼状を自宅には送らない

送り主は見た?

確か・・清州刑務所のオム・チュンジャだ   知ってるか?

初めて聞く名前だけど・・

ソナはヘランがユン家の前で女と争っているのに遭遇したことを思い出しました。

きっとあの女だわ

***

ソナは韓屋の店でグムドクに相談します。

刑務所から送ったなら恨んでいるのよ

グムドクはソナに言います。

以前母を嚇していた女かも

カン社長が連れて行った女?  ならカン社長に聞いてみなよ   私もムショ仲間に聞いてみるから

***

刑務所から手紙?  オム・チュンジャがチュ理事宛に?   手紙はどこです?

カンはジェイキャピタルでソナに訊ねます。

母宛だから家にあるはずですが

困ったな   手紙を会長や他の家族に見られるのは

何か私に隠していますか?

それは・・

カンが言いかけるとソナの電話が鳴ります。病院のヘランの看護師からでした。

お母様が呼んでいます

***

意識の戻ったヘランのところにユンがとんできました。

ヘラン、大丈夫か?  私がわかるか

ヘランはユンが握った手を払いました。

(あくどい奴・・   ビンナを殺そうとしたわね)

ヘランははっきりと思い出していました。

(トラックはビンナに向かって走ってきた   よくも私の娘を・・)

その時ジェミンが病室に入って来ました。

母さん、大丈夫か   俺がわかるか

ジェミン・・

ヘランは胸を押さえ荒く息をします。

母さん、安静にしなきゃ

ヘラン しっかりしろ!

ユンは狼狽えます。

***

ジェギョンはオム・チュンジャに面会に行きます。

ヘランの娘です   母とどんな関係が尋ねても?

義理の娘でしょ?  もしかして人の手紙を盗み読みしたの?

母が来なければ兄宛に手紙を送ると?   どういうことです?

母親に聞いて

母は今病院です

なんて?

意識がないので嚇しても無駄ですよ 

チュンジャは黙って考えます。

望みはお金でしょ、私と取引しませんか

ジェギョンはチュンジャに申し出ました。チュンジャは笑います。

いいわ、 取引しましょ   私は明日出所するの   出所後に住む家と商売する金を用意してちょうだい

チュンジャはジェギョンに要求しました。

価値のある情報?

当然でしょ   チュ・ヘランが口を塞ごうと私を投獄したほどよ

それならいいわ

ジェギョンは応じました。

***

ジェミンがヘランに付き添っているとソナが来ました。

また眠った

早く来るんだった

ソナはヘランの手を取ります。

母さん   ビンナよ    目を開けて

眠っているだけだから目覚めるよ

そう言ってジェミンは出ていきます。ソナはヘランのそばの椅子に座りました。

母さん、私にまだ言えてないことがあるでしょ   それは何?

その時ソナの携帯が鳴りました。

グムドクさん

<ソナ、今日ユン・ジェギョンがオムの面会に来たらしい>

ジェギョンが?   何故オムの面会に?

***

ジェギョンはドックを見舞います。

ジェギョン、ドナーは見つかったか

ドックは娘に訊ねました。

見つけましたよ   少し辛抱を

今回は一致するといいが・・

条件がいいし希望を持って

ジェギョンは父親を励まします。

わかった

休んでくださいね   では 

もう帰るのか   暇だからもう少しいてくれ

残念ですが会社に戻らないと   結果が出たら来ますね

ジェギョンはお辞儀をして病室を出ます。

***

オムの情報は一体何かしら?

ジェギョンはスチョルにお金を用意するよう頼みます。

何に使うんだ?

情報を得るのよ

何の

いちいち話す必要がある?  私が会長の娘じゃないから見下してるの?

違うと言ってるだろ

じゃあ言う通りにしてよ

わかった

***

ジェミンはスチョルに新しい支店に行くよう命じます。

軌道に乗るまで1年はかかる

私をユン家から遠ざける気ですか

重要な任務だ  ユン家のために最善を尽くすお前なら適任と考えた

専務・・

どうした   不満か?

ジェミンはスチョルを睨みます。

お前はジェギョンの悪事に加担し父の悪事まで助けてユン家を壊したんだ

ジェミンさん、言葉が過ぎます

お前を引き取った母が病院にいる姿を見ても何も感じないのか

スチョルは目を逸らします。

いつも母は言ってた   俺とお前が希望だと   母を見て良心が痛まないのか   お前の選択が妹を犯罪者にし、父を悪魔にした   二人のためを思うならユン家を去ってくれ

ジェミンはスチョルに頼みます。

お前が二人を破滅させる

しかしスチョルはジェミンに反駁しました。

ならジェミンさんが二人を受け入れるなり説得するなり努力すべきでした   ジェギョンの寂しさを思いやったことが?  会長に認められようともがく妹に無関心でした

キム・スチョル!

私のせいにしないでください   ユン家の問題です    どうなろうと私には関係ありません

スチョル・・

恩や家族と二度と言わないで   私は最善を尽くします

俺の言うことがわからないか   お前もジェギョンも父も救いたいんだ

会長が許可したら新支店に行きます

スチョルはオフィスを出ていきます。ジェミンは目を潤ませてため息をつきました。

◆ドラマ「二番目の夫」第17週(第80・81話)の感想

いやはや、ソナとジェギョンの泥仕合もやっと終盤近くになりましたジェギョンはソナを罠にかけても失敗するし、ソナはソナでジェギョンが素直に警察に行くはずもないのに自首しろと連発するだけ。まあ、ナム・ギテクの証拠をサンヒョクが渡さないので通報しても証拠不足なのかな?このサンヒョクとマルジャ親子が最近二人で損得勘定ばかりしていていいとこ無し。ソナもどうしてサンヒョクみたいな男と十年も暮らせたんだか今となっては疑問に思えてきます。唯一善良なサンミさんにはソジュンと幸せになって欲しいな♥。

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