韓国ドラマ「二番めの夫」第13週でソナに巨額の遺言状が示される!加えて第60・61話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回も韓国ドラマ「二番めの夫」第13週(第60・61話)について書きたいと思います。

ソナがビンナだと知ったヘランは娘にこれまでの罪を償おうとする

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中

◆このドラマのキャスト/これまでの物語

キャスト

<第1~4話>  <第5・6話> 

<第7~9話>  <第10・11話>  

<第12~14話>  <第15・16話>

第17~19話  <第20・21話>

<第22~24話> <第25・26話>

<第27~29話> <第30・31話>

<第32~34話>  <第35・36話>

<第37~39話> <第40・41話>

<第42~44話> <第45・46話>

<第47~49話> <第50・51話>

<第52~54話> <第55・56話>

<第57~59話>

◆ドラマ「二番目の夫」第13週(第60・61話)のあらすじ(ネタバレ)

60話

ヘランジェギョン(オ・スンア)が破いたノートをつなぎ合わせて内容を知ろうとします。するとノートの破片の中に”ポン・ビンナ”と書かれた文字を見て驚愕します。

これは?

ヘランは夢中で破片を並べてノートを読める形にしていきました。それはソナ(オム・ヒョンギョン)の祖母がある秘密をソナに明かしたものでした。

ソナや   お前の昔の名前はポン・ビンナだよ     母親が死んだというのはウソなんだ

ヘランは何度も読み返しました。

ホン・ビンナ・・  ソナがビンナだって言うの     まさか、そんな・・

そのノートの内容は以前教会で会った昔馴染みの双子の母親の話と一致していました

ヘランはソナと懇意なシスター・マリアを思い出します。

シスターならソナのことを知っているはず

***

詐欺に遭ったマルジャはすっかり意気消沈していました。サンミは食事を作りマルジャに食べさせようとしますがマルジャは手をつけません。困ったサンミは兄に電話します。

母がテヤンに会いたいと?   わかった     暇を見て連れていくよ

サンヒョク(ハン・ギウン)は妹に言います。

***

ヘランはシスター・マリアをカフェに呼び出します。

お呼び立てして申し訳ありません

ヘランはシスターにソナについて訊ねました。

彼女は祖母と住んでいたとか

そうです   ハン・ゴップンという方です

ヘランは義母の写真を出してテーブルに置きました。

この人では?

シスターは写真を見て驚きます。

そうです   でもどうしてこの方を?

・・ああ!!

ヘランは涙を流します。

どうされました?

この罪をどう償えば・・

ヘランさん?

いいんです    自分で直接確かめます

ヘランは立ち上がって店を出ました。

***

ヘランは韓屋ベーカリーにタクシーでやってきます。ちょうどソナは花を持ってグムドクと車で出かけるところでした。

あの車を追って下さい

ヘランは運転手に言いました。

ポン・ソナ   一体どこへ?

***

ソナは祖母を祀った納骨堂に来たのでした。ヘランは運転手に待つようにお金を渡すと後を追います。

お祖母ちゃん   来たわよ

ソナは祖母の遺骨に菊の花を供えて言いました。

久しぶりでごめんね

お祖母さん、ソナに何とか言って下さい    母親に会わないと言うんです

グムドクが祖母に話しかけました。

お祖母ちゃん、私は前科者でしょ    母が知ったらショックを受ける     私は無実だけどそれを証明できてないの    でも、いつかポン・ビンナとして母と一緒にここに来る

ソナは祖母の遺骨の前で誓いました。

冤罪を晴らせるように助けてね    お願いよ

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

ビンナ・・

ソナの話を聞いてヘランは確信します。

ソナがビンナだったのね   あんなに近くにいて気づかなかったなんて・・

***

サンヒョクはソナにメールします。

幼稚園の帰りにテヤンを実家に連れていくから来て

ソナはメールを見て祖母に挨拶しました。

お祖母ちゃん、また来るわ

お祖母さん、私がソナを助けるので心配しないで下さい

二人は帰っていきました。

ヘランは義母の遺骨の前に立ちます。

お義母さん・・どうしてくれるんです     お義母さんが誤解したせいでビンナと生き別れになった      どうやってビンナに母と明かせばいいんですか?

ヘランは泣き崩れます。

ビンナを・・ひどく傷つけてしまった

***

マルジャのところにテヤンがやってきました。

大丈夫?

テヤンに”フー”されたら治ったわよ

マルジャは満面の笑顔です。

元気一杯よ   ほんと可愛い!

マルジャはサンヒョクに言います。

持つべきものは子ね     テヤンを連れてきて慰めてくれるなんて    ありがとう、サンヒョク

母さん、食事は抜いたら駄目だ    嫌なことは忘れて

するとチャイムが鳴りました。

誰が来たの?

ソナが入ってきて呼びました。

テヤン!

おばさん

けれどマルジャがテヤンを押さえました。

何しに来たの?

テヤンの前ですよ

ソナが言います。

母さん、俺が呼んだから大丈夫だ

サンヒョクは言いました。

なんですって

マルジャは二人を睨みます。

おかしいと思ったのよ    ソナのために連れてきたのね    勝手にすればいい

母さん、どこに行く?

私の店よ     息子に頼らず生きていかないと

マルジャは出ていきます。

***

サンミは同僚とお茶しながら電話でマルジャと話していました。

兄さんがテヤンを連れてきたの?  良かったじゃない

通りかかったジェギョンが話を聞きつけ部屋に入って来ます。けれど背中を向けているサンミは気づきません。

え?  兄さんがソナさんを呼んだの?   それじゃあソナさんと兄さんとテヤンが今一緒にいるの??

同僚が止めるのも聞かずにサンミは話し続け、ついにジェギョンの怒りが爆発しました。

サンミさん!   勤務中に私的な電話はやめなさい!!

サンミはジェギョンを見て凍りつきます。

すみません!

サンミは平謝りに謝りました。

***

ソナはテヤンのためにピザを焼きました。

わあ、ピザだ

たくさん食べて

ソナはピザを切ってテヤンの皿に置きました。

美味しそうだな

サンヒョクが笑います。

ママも作ってくれたらいいのに

おばさんが時々作ってあげる

ソナはテヤンに笑います。

俺は会社に戻らないと   テヤンはおばさんと二人で過ごせるか

もっとパパにいてほしいよ!

テヤンは声をあげます。

パパとおばさんと三人でいたいんだ

また今度な    おばさんに会ったことはママには内緒だぞ    約束だ

サンヒョクはテヤンと指切りをします。

約束させないで

ジェギョンが現れたのでサンヒョクは驚いて立ち上がりました。

どうして・・

玄関の暗証番号は知ってる

ママ、おばさんがピザを作ってくれた

テヤン、ママに隠し事はしないって約束したでしょ

責めるな

サンヒョクはテヤンを庇います。

ママはテヤンじゃなくておばさんに怒ってるの

ソナはテヤンに言いました。

ポン・ソナ、話があるの    来なさい

テヤン、ママと話してくるから食べてて

ソナは席を立ちます。

テヤンを連れて家に帰って

ジェギョンはサンヒョクに命じました。

***

テヤンと隠れて会わないで   次は誘拐されたと通報するわよ

ジェギョンはソナに告げました。

どうぞ通報して    テヤンと私が実の親子だと公開すれば    そのついでに息子の死亡診断書を偽造して別人に仕立てた罰を受けなさい  自分で罪を認めてくれるとこっちは助かる

ソナはジェギョンを睨んで言います。

テヤンがショックを受けるでしょ

偽の母親に利用される人生よりマシ    その上あなたは殺人犯よ

ボン・ソナ、 テヤンはたったの5歳なのよ

テヤンが心配なら何故大事にしないの?  私が引き取るまでにテヤンを傷つけたら容赦しない!

ソナは出ていきます。

***

ヘランはジェミン(チャ・スウォン)の部屋でジェミンとシャロンの結婚写真を見つめます。

ビンナ   どうすればいい    私はなんてひどいことを

ヘランはこれまでソナにしたことを思い出し自責の念にかられます。

ユン・ジェギョン、ソナの人生を壊したのね    私の娘を犯罪に巻き込んだ・・許さないわ

***

ジェギョンはオフィスに来たサンヒョクに言います。

テヤンをソナに会わせたら離婚よ

それどころじゃない    シンガポールの件を義兄が嗅ぎ付けたぞ

サンヒョクの言葉にジェギョンは青ざめます。

兄が? 大変だわ!

ジェギョンはジェミンのオフィスに走ります。

***

おかげで売上除外を見落とさずに済みました    全力で不正を正します    お力添えに感謝します

ジェミンが電話しているところへジェギョンが駆け込みます。

兄さん、私と話を

ちょうど呼ぼうと思っていたところだ    行くぞ

兄さん、まさか父の所へ?  どうかお願い     やめてください

ジェギョンは兄に懇願します。けれどジェミンは妹に書類のファイルを突き出します。

これが何かわかるか?

シンガポールの件でしょ

そうだ    売上除外に関する書類だ

埋め合わせはするからどうか父には言わないで

どうせまた繰り返すだろ    かなりの損害だ

もう二度としないと誓う    兄さん、兄妹同士でいがみ合うのはやめましょうよ

家族だからこそだ     許さない

その時ヘランから電話がきます。

母さん?

ジェミン、話があるから家に来て

今?

ポン・ソナについて聞きたいの     今すぐに

わかった    すぐにいく

ジェミンは妹にここで待つように指示すると、家に向かいました。

***

ヘランはテラスでジェミンを待っていました。ジェミンがテラスに来ました。

母さん、何が聞きたいんだ?

ジェミン、ポン・ソナの話は全て事実なの?   祖母の話や罪を着せられた話も??

ソナさんは事実だから必死になってる

母さんに全て話して

今?

そうよ   ひとつ残らず聞きたいわ

ヘランは言います。

***

ジェギョンは兄のパソコンで自分の横領の件を調べていました。

全部バレてるわ    どうしよう

ジェギョンが打ちのめされているとユンが入ってきました。

ジェギョン、ここで何してる?

ユンは娘を見て訝ります。

***

ジェミンはヘランにジェギョンの悪事を全て話しました。

ソナさんは出所後に息子が死んだと聞かされ後追い自殺を図った     俺が助けなかったらこの世にいなかったよ

なんてこと・・

ヘランは唇を震わせます。

母さん、顔色が悪いよ    大丈夫か?

今まで彼女を誤解してた   どうしたらいいのか・・

誤解が解けたなら良かった   ソナさんも喜ぶよ

私も嬉しい     彼女に伝えてね

ヘランはジェミンの持っている書類を指して聞きました。

それは何?

これはジェギョンの横領に関する書類だ    出張先で見つけた

まあ   悪い女ね    そんなマネをするなんて

***

ヘランはカン社長に電話します。

ビンナが見つかったわ     ジェイキャピタルの株をビンナに譲渡して     名前はポン・ソナよ      詳しい話は後で

ヘランは電話を切ると呟きます。

ビンナ、  母さんに全て任せて     あなたを苦しめた相手に報復してやるわ

***

ユンは家に帰ると妻の様子がおかしいのに気づきます。

どうした    真っ青だぞ

少し頭痛がするだけよ

けれどヘランは部屋で倒れてしまいます。

おい!   大丈夫か?

ユンは医者を呼びました。

***

ソナはジェミンからヘランの誤解が解けたと告げられ驚きます。

でも何故急にそうなったのかしら

よくわからないけど良かったな

ジェミンさんも間に挟まれて苦労したでしょ

ソナは笑います。

母を味方につければ無実を証明できる

ジェミンは言いました。

***

一体どうした?

ユンはヘランをベッドから起き上がらせて聞きます。

大丈夫よ

キム博士が来てくれた    なにかショックなことでもあったのか?   医者に聞かれたよ

何もないわ    体調が優れなかったの

薬を飲む前に何か食べた方がいい     家政婦に粥を作って貰うよ

ユンは部屋を出ていきます。

ユン・テグク     ビンナが苦労しているのはあなたのせいよ

そしてヘランは気づきました。

ジェギョンはポン・ソナが私の娘だと知ってたんだわ     ビンナの靴や写真を持っていたもの    だから偽物まで用意したのね     義母のノートを破いて証拠を消そうとした・・

ヘランは居ても立ってもいられなくなり、韓屋に向かいます。

***

韓屋に来ていたジェミンは今夜は部屋に泊まると言い出します。

家にいてもソナさんが恋しくて眠れない   もしかして俺だけ?

ソナはジェミンの問いに戸惑います。

子供じみたことしないで   帰りなさいよ

二人が話していると外で言い合う声が聞こえました。

ソナを呼んでください

追い出した人が今さら何を

ボクスンがヘランに言っていました。

会いたい理由は何です?   理事の顔を見ると不安になるんですよ

ソナとジェミンは二人のところに行きました。

母さん?

どうされました?

ソナはヘランに訊ねます。ヘランはじっとソナを見つめました。

(ビンナ・・)

母さん   顔色が悪いよ     大丈夫?

ジェミンが聞きました。

え? ・・ソナさんと少し話したいわ

ヘランは言いました。

***

ごめんなさい    ずっとあなたを誤解してたわ

誤解が解けて嬉しいです

あなたには本当に悪いことをしたわ    あなたは必死頑張っていたのに、私は・・

ヘランが涙ぐんだのを見てソナは驚きます。

理事を恨んではいません    私が出産するとき病院に連れていってくれたでしょう?   今でもすごく感謝しています

あの時生まれた子は亡くなったと・・

生きていることがわかりました     周りが私に嘘を・・    でも、見つけたんです

まあ・・よかった!

(ビンナ、 も同じよ    あなたは死んだと嘘をつかれた    でも、私はあなたを見つけたわ  これからは一緒に生きよう     あなたの息子も私が守る)

ヘランは心の中でソナに呼びかけます。

問題は山積みなんですけどね

ソナは笑いました。

それから理事たちを騙して息子さんと結婚したことは・・

それは理解してる   必死だったのよね     それにジェミンにはあなたが必要みたいだわ    それでなんだけど・・

ヘランは遠慮がちに言いました。

うちに戻って来ない?

あ・・それは難しいかと

どうして?

ムン・サンヒョクには正体がバレてるし、ジェギョンや会長にバレたらジェミンさんが困りますから     お気持ちはありがたいですが私はポン・ソナとしてここにいます

ソナは話しました。

それじゃしかたないわね     でも何かあったらすぐに言って     私もあなたにひどいことを言った罪を償いたいの

お言葉だけでも嬉しいです

ソナは微笑みます。

(ビンナ   あなたを取り戻せるなら・・愛してるわ!)

ヘランは心の中で叫びました。

61話

会長はシンガポールの件をまだ聞いてないようだ

サンヒョクは帰宅したジェギョンに言いました。

でも兄の性格じゃ黙っていないはずよ    どうしたらいい?

ジェギョン、俺は巻き込むな    君が始めたことだし二人とも処分されたら会社の状況がわからなくなる

なによ    私を盾にする気?

君なら会長も強く出られないだろ?

わかったわよ    でも父になんて言い訳すれば?

ジェギョンは困惑します。

***

ヘランはカン社長と話していました。

ビンナさんには何も伝えていないんですね

復讐の準備が終わるまでは秘密にしておく

そうですね     ソナさんがビンナだと会長が知ったら・・

ビンナが危険な目に遭うかも・・    それにジェミンの素性もまだ明かせない

ヘランは話します。

それに今二人にソナの実母だと伝えたら二人とも深く傷つくわ

姉弟で結婚してしまったと誤解するかも

カン社長は言いました。ヘランは決然としてカンを見ます。

ビンナに全てを与えるわ     ユン・テグクたちと戦えるようにしないと

まずはジェイキャピタルですね

娘が怪しまないよう完璧に準備してから動いて

ヘランはカンに命じました。

***

韓屋にマルジャがやってきます。

ソナ、ジェギョンにテヤンを引き取ると言ったそうね     もうテヤンには二度と会わせないからね

マルジャはソナに食ってかかります。その様子を見たソジュンはボクスンに知らせに行きました。

ムン・サンヒョクの母親が来たの?   さっさと追い出さなきゃ

ボクスンは言います。

***

お義母さんにセビョクの祖母でいる資格がありますか?   孫を死なせたり実母と引き離したりする人を祖母として認めません

なに言ってるの    サンヒョクはセビョクの父親なのよ      テヤンとして何不自由なく暮らしているんだから・・

ボクスンがやってきてマルジャにクリームソーダをかけました。

いい加減にしなさい!   さんざんソナをいじめたのにまだ足りないの?

マルジャはクリームだらけになった顔を拭きながら叫びました。

なにするのよ! 訳のわからないものをかけて・・   こんな店潰してやる!!

マルジャは携帯を探します。

写真に残してやる

お義母さん   やめて

止めようとするソナの腕をボクスンは掴みます。

写真に撮ったらネットにあげて孫を死んだことにした話もすればいい     悪行を世間に知られたいなら好きにして!!

全くもう腹の立つ・・   覚えてなさい

マルジャは店を出ていきました。

***

キョンイチルスはスーパーで買い物をします。

この店のおかずは味がいいの

いい店だな   俺もこんな店をやろうかな   一人でもできそうだ

もちろん私は賛成よ

キョンイはチルスを肩で押します。

あ、そうだ   キョンイさん     来月の第一土曜日に結婚するからよろしく

私にプロポーズしてるの?   まあ面白くない

ヘイヘーイ、簡単にやろう   特別な演出なんて要らないだろ?

それって私のためにお金を使いたくないってこと?

キョンイは怒って店を出ます。チルスは慌てて追いかけました。

父さんの援助で結婚するからお金は大事にしないと

じゃあこうしましょ

キョンイは言います。

結婚するんじゃなくて交際を続けるの

なんだよ    例のじいさんとは結婚したふりをするんだろ?

そうは言ったけどもしおじいさんにバレたら・・

すると目の前にダルボンがいました。

父さん

父さん?

キョンイは顔面蒼白でチルスを見ました。

ダルボンさんが・・お父さん?

美女   うちの息子と何してる?

あああ・・

美女?  まさか俺の父親がカモじいさんか?

なんだ?    どういうことだ??

ダルボンが訊ねます。

そんなバカな!

キョンイは逃げ出しました。

キョンイ、二股かけたのか?  待ちなさい!!

ダルボンはショックのあまり倒れてしまいました。

父さん、しっかりして!

***

よりによって父と息子だなんて

マルジャの家に戻ったキョンイは荷物をまとめて逃げ出そうとします。

そうだ、座布団!  ああ・・マルジャが詐欺にあってもうないんだった   残念

キョンイはマルジャの部屋に向かって最後に挨拶しました。

さよなら、マルジャ  元気でね     私の人生は何故いつもこうなの?

嘆きながらキョンイは家を出ていきます、

***

ヘランとジェミンはユンにジェギョンの横領を報告します。ジェミンは証拠の書類をユンに見せました。

シンガポールに輸出したのに売り上げがない

ユンは書類を見ながら舌打ちします。

ジェギョンのヤツめ!

あなた今回は見逃せないわ     処罰を下さないと社員の士気が下がる      ユン家が責められる可能性も

ヘランはユンに訴えます。

ジェギョンを呼べ

ユンはジェミンに命じます。

ムン常務も知っていたはず

俺もそう思う

ヘランとジェミンは言います。

ナム秘書!

ユンは秘書を呼びました。

ジェギョンとムン常務を呼べ

***

父から呼ばれた

ジェギョンは電話を切るとサンヒョクに言いました。

そうか

ジェギョンはサンヒョクを残して会長室に行きます。

***

会長の娘ともあろう者が売り上げを着服するとは

ユンはジェギョンを叱責します。

いいか?  今回はただじゃ置かん    正式な監査を受けろ     警察に通報する

お父さん・・

ムン常務はどこだ

彼は無関係です

夫を庇うな!    無関係のはずはないだろ

庇ってません    私も後から気づいたんです

後から気づいただと?

ジェミンが呆れて言います。

帰国してから忙しくて不正を働く暇もなかったわ

ユンは書類を叩きました。

ここに証拠がある

私じゃありません!

だったら着服したのは誰だ?

スチョルが入って来て会長の前に膝をつきました。

申し訳ありません     着服したのは私です

スチョル!   いい加減にしろ!!

ジェミンが立ち上がって叫びました。

申し訳ありません

スチョルは謝ります。

気づいたものの報告することが出来ませんでした     それで書類の偽造を

ジェギョンは釈明します。

ジェギョン、スチョルまで売るのか

ジェミンは茫然として言います。ジェギョンはスチョルの横に並んで跪きました。

隠蔽したことに関しては責任を取ります

キム室長、ジェギョンの話は本当か

殺して下さい

スチョルは頭を下げました。

***

サンヒョクはソナに電話します。

何の用?

貸し金業の人はなんて言ってた?

サンヒョクは訊ねます。

信用出来ないって

どういうことだ?

あなたが証拠を渡さないと言ったらそんな男は駄目だと

どうしてそうなるんだ?   俺はその人に会わないと証拠を渡せない

さっきお義母さんが店に来たわよ     二度とテヤンに会うなって言われた

母が行ったのか    きつく言っておくよ

セビョクに関するものも冤罪を証明するものも貰えてない    あなたの気持ちは信じられない     信じさせてくれたら紹介する

ソナは電話を切りました。

その時ジェギョンがオフィスに戻ってきて泣きわめきます。そしてジェミンが入ってきて言いました。

ジェギョン、何故スチョルを売ったんだ?

兄さんが余計なことをするからスチョルは悪者になった

どこまでいくんだ

おいつめないで

私の本性を見たくなければ刺激しないでよ

ジェギョンは叫びます。

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

もう十分見たさ      そんな生き方はやめろ    まっとうに生きてくれよ

サンヒョクを睨むとジェミンは出ていきます。

***

膝をついたままのスチョルにユンは言いました。

さっさと出ていかないか

そしてヘランを見ます。

他人の子を引き取るからこんなことになるんだ

スチョルの処遇は私が決めるわ    待機してなさい

スチョルはお辞儀をして出ていきます。

ジェギョンたちを追い出して

ヘランはユンに言いました。

ジェミンが突きとめたことを無駄にしないで    ジェギョンの言うことは信じられない    会社に何度も迷惑をかけてるわ

そうだな あいつは疫病神だ

ユンは厳しい表情になります。

***

韓屋ベーカリーにソナを訪ねて弁護士がやってきました。

あなたがポン・ソナさん?

そうですが

警察にDNAを登録しましたね    私は弁護士のパクと言います     あなたが30年前に亡くなったポン製菓の社長の娘さんだとわかりました     私はお父様が残した遺言状の件で来ました

パクは言いました。

遺言状・・・ですか?

ソナはキョトンとします。

***

オフィスでジェギョンとサンヒョクが話しているとヘランが入って来ました。

話があるの

ヘランは椅子に座ります。

何ですか

荷物をまとめて出ていきなさい

父が反対します    テヤンを溺愛してる

ジェギョンは余裕で答えました。

だからテヤンは置いていくのよ

なんと?

ジェギョンは驚愕します。

テヤンは諦めて  じゃないと不妊と養子縁組の件をお父さんに話す

テヤンは僕の息子です! 彼女も実子として育てました

サンヒョクは声をあげます。

家は出ません

ジェギョンは断固として言いました。

これは相談じゃない    通告よ

ヘランはオフィスを出ていきます。

***

パク弁護士はソナに遺言状を見せました。

ビンナさんが満25歳になれば遺産を相続できると書いてあります

遺産ですか・・

ビンナさんの所在が不明で未執行でしたがDNA登録で所在がわかったので

ソナはわけがわかりません。

ポン社長は投資も行っていたので事業と投資の収益はすべてビンナさんが相続できます   ここを訪ねれば詳しい話が聞けるかと

弁護士はソナに名刺を渡しました。

ジェイキャピタル代表、ジェームズ・カン

***

今頃パク弁護士はソナと話してるわね

ヘランはカンとの電話で言いました。

はい    理事の話はしていないはずです

ビンナが訪ねてきたらよろしくね    それから積極的に協力してあげて

***

スチョルはヘランやジェミンから真実を明かすよう説得されますが最後まで聞き入れませんでした。

あなたを信じて待つわ

それでもヘランはスチョルに言いました。けれどスチョルはユン家を出ていきます。

***

ジェギョンとサンヒョクはユンから家を出るよう告げられます。

お父さん、本当に出ていけと?

何故驚く?  以前から考えていたことだ   お前たちもそろそろ自立するべきだ    それにジェギョン、もうお前には我慢ならん

お義父さん、彼女は僕が管理するので許してください

サンヒョクはユンに請いました。

行く当てがないならムン家に行けばいいわ

すかさずヘランが口を挟みます。

ジェギョンも嫁の役割を果たすべきよ

ジェギョンは父に懇願しました。

お父さん、テヤンに誓ってあんなことは二度としません     テヤンと離ればなれになるのは嫌ですよね

うるさい!   テヤンの話を持ち出すな

ユンは怒ります。

お前はいつもそうだ    保身のために子供を持ち出しやがって    それでも親か?

ジェギョンは言葉を継げません。

テヤンはうちで育てる

ヘランは二人に告げました。

***

ジェームズ・カン社長って誰なのかしら?   お父さんの友達??

ソナが弁護士の話に戸惑っているとジェミンが店に来ました。

ああ、ジェミンさん

ジェミンさん?  夫に会ったのにそれだけ??

シャロンの夫でしょ?  既婚者に手を出せと??

おや、冗談がうまくなったな     会いたかった?

あら他人の職場でそんなことを言わないで

ソナはすげなく言います。

来たのか

ソジュンがジェミンを見て言いました。

先輩、可愛い後輩が来ましたよ

可愛くないよ    ソナを妻みたいに扱うな    シャロン役は終わっただろ

冷淡な態度のソジュンにジェミンは閉口します。

ソナはそんなジェミンを見て困ったように笑います。

***

追い出されるならテヤンも連れて行きます

サンヒョクは主張しました。

二人が仕事の間テヤンの面倒は誰がみるんだ     置いていけ

ユンは言います。

置いていけません!

ジェギョンの言葉にユンは激昂しました。

テヤンを人質にするつもりか?  家政婦さん、ナム秘書、二人を追い出せ‼️

ユンは叫びます。

家政婦さん、荷物をまとめろ  一時間以内に出ていくんだ

ユンは命じました。

***

テヤンは連れて行きます

サンヒョクはヘランに言いました。

好きにすればいい    会長に養子縁組のことを話すわ

サンヒョクは観念します。

すみませんでした

あなた・・ポン・ソナとの間の子はどうなったの?

・・死にました    ソナの服役中に肺炎で

ヘランはティッシュを投げつけます。

信じられない!   それでも父親?   虫ずが走るわ    さっさと消えて!!

お義母さん、言葉が過ぎますよ    どうして急にそんなことを

あなたの図々しさに腹が立つの

だとしても、感情的になりすぎです

会長もそう思うかしら?

ではシャロンの正体も話しては?

サンヒョクは粘ります。ヘランはサンヒョクを見つめました。

あなたもなかなかね

お義母さんも義兄を守るために黙ってるんでしょう     追い詰めないでください

サンヒョクはお辞儀すると荷物をまとめ始めます。

***

いきなりジェギョンが家を訪ねてきてマルジャは驚きます。

連絡もなしに何の用よ?

しばらく泊めてください    お義母様は昼間店にいるだろうし、顔を合わせることも少ないかと

マルジャは仰天します。

まさか家まで追い出されたの?   会社を停職処分になったって、サンミから聞いたわよ     一体なにをしたのよ

マルジャはジェギョンを問い詰めます。

親との同居を解消するだけですよ

ジェギョンは言い放ちます。

あきれた言い方ね

マルジャが携帯を出すのを見てジェギョンは付け加えます。

サンヒョクさんに私の荷物を持って来させて

あんた?  姑に命令するの? ?    全く何て嫁よ!

どのみち彼に電話するんでしょう?

言葉に詰まるマルジャですが、あっ、と気づいて訊ねました。

テヤンはサンヒョクが連れてくるの?

連れて来たらポン・ソナを呼ぶ気ですか?

え?  それは・・  あの・・

ジェギョンはカッとなって怒鳴りました。

もう!  イライラする!!

部屋のドアを開けると乱暴に閉めてしまいました。

あんた!   そこは私の部屋・・    なんてことなの??

マルジャはサンヒョクに電話しました。

母さん

いきなり嫁が来たけどなにかあったの?   荷物を持って来いって言ってる

帰って話すよ    ジェギョンは何してる?

知らないわよ!

すると凄まじい悲鳴がしてジェギョンが飛び出して来ました。

部屋にゴキブリが!!

ここで暮らすなら自分で捕まえなさい!

騒ぎが聞こえてサンヒョクは重いため息をつきました。

***

やけ酒しながらテレビを見ているジェギョンにマルジャは声をかけます。

ジェギョン、初日からお酒を飲むのは違うでしょ     家事もしないしいい気なもんだわ

お義母さんこそ数日いるだけの嫁をこき使いたいんですか?

ジェギョンは反発します。

全く会話にもならないわね     サンヒョクの朝食の支度はあなたがやりなさいよ

ジェギョンはお酒を飲みながら言い返します。

なにが朝食よ     何故世の姑はそんなことばかり言うんですかね?  どこかで習うんですか

ジェギョンの態度にマルジャは頭を抱えます。

お金を取られたり嫁にいびられたりで生きていけそうもないわ!!

***

ソナはジェミンにジェイキャピタルのことを相談します。

お父さんが残してくれたも同然の会社だから一度行ってみたら?

経営のことはわからないわ

だからこそ行ってみるんだ    多少は勉強しただろ?

優しくジェミンは促します。

***

ソナはジェイキャピタルに向かいました。

ポン・ビンナさんですか

女性が声をかけてきました。

ご案内します

ソナは女性とエレベーターに乗りました。

お連れしました

ようこそ    お掛けください

ジェームズ・カンがソナのために椅子を引きました。

お飲み物は何を?

お構い

イ秘書、この間中国から届いたプーアル茶を

カンは女性に指示しました。それからソナに笑います。

ポン社長にお世話になったイ・カンホです    ジェームズ・カンとも

カンは名乗るとソナにお辞儀をしました。ソナも立ち上がり自己紹介します。

私はポン・ソナ・・  いえ、ポン・ビンナと名乗るべきでしょうか

お掛けください

カンに促されソナは座りました。カンも座ると話し始めました。

ポン社長は私のいた施設を支援してくれた方です    お嬢様が生まれると社長はとても喜んでいました     幸せそうな笑顔を忘れられません

カンは昔を懐かしみます。

私は社長に恩があります    長い間援助して頂きました     社長のおかげでアメリカ国籍も得られました

カンはソナを見ました。

ひょっとしてこの会社を売却するおつもりですか?

まだよくわかりません

ソナは言いました。

伺いたいことが・・    テグク製菓で働いていたようですが、大株主としてテグク製菓に戻りませんか?   ジェイキャピタルはテグクの大株主です

テグクの大株主?

はい   あなたが大株主です

ソナは驚きで目を見張ります。

私は今まで代理で経営していただけで、実質的なオーナーはあなたです   わが社はテグク製菓の大株主ですし、お嬢様さえ望めば他の株主を説得して理事に選任されるよう働きかけます

テグク製菓の理事?

ソナは繰り返します。

はい    我々は少数株主らの代表でもあります

ソナは頭が混乱してきました。

何がなんだかわかりません

そうでしょう

カンは笑いました。

これだけはご理解を    <闇は光に勝てない>と

ソナは息を飲んでカンを見つめます。

◆ドラマ「二番目の夫」第13週(第60・61話)の感想

やっとヘランはソナがビンナであるのがわかりました!早くに視聴者は二人が親子だと知らされていたのでもう焦れっぱなしでしたね。ヘランはビンナを思い切りいじめていましたし・・。

でもだからこそ真実がわかった時の感動も大きい!よくそこを計算したドラマだな~と思います。

ここからヘランとソナたちのユン家への逆襲が始まるようですが・・もうユン家とポン家の戦いになりそうです。気になるのはジェミンが仕事中に鼻血を出していたこと。こうしたドラマの通例として恋人が病気になるってアリアリなんですが、<白血病>はやめてほしいな。(現在は不治の病ではないけどね😅。)

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