韓国ドラマ「二番めの夫」第18週でジェミンの本当の親が明らかになる!加えて第85・86話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回も韓国ドラマ「二番めの夫」第18週(第85・86話)について書きたいと思います。

ソナはナム殺害事件の証拠のブレスレットを手に入れ逆襲を謀る

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中

◆このドラマのキャスト/これまでの物語

キャスト

<第1~4話>  <第5・6話> 

<第7~9話>  <第10・11話>  

<第12~14話>  <第15・16話>

第17~19話  <第20・21話>

<第22~24話> <第25・26話>

<第27~29話> <第30・31話>

<第32~34話>  <第35・36話>

<第37~39話> <第40・41話>

<第42~44話> <第45・46話>

<第47~49話> <第50・51話>

<第52~54話> <第55・56話>

<第57~59話> <第60・61話>

<第62~64話> <第65・66話>

<第67~69話> <第70・71話>

<第72~74話> <第75・76話>

<第77~79話> <第80・81話>

<第82~84話>

◆ドラマ「二番目の夫」第18週(第85・86話)のあらすじ(ネタバレ)

激怒したユンを追ってユン家まで来たジェギョン(オ・スンア)ヘンシル。ヘンシルは膝をついて必死でユンにすがります。

私はジェギョンが会長の娘だと思っていました   天に誓って本当よ   ジェギョンも何も知らなかった!   あいつが肝移植のために訪ねてきてわかったの

私たちもずっと苦しかった

ユンはヘンシルの話に顔色を変えます。

苦しかっただと?  私の前で言うことか?

ごめんなさい   責めるのは私だけにしてちょうだい

許さんぞ   この私をコケにしやがって!

ユンは傘を取り出すと振り回します。花瓶が割れた音に驚いてヘランが部屋から出てきました。

お父さん、ごめんなさい

ジェギョンもヘンシルに並んで跪きます。

”お父さん”?  違うだろうが!  命知らずにも程がある   何十年も私を騙してきたんだぞ!!

ユンは傘を振り上げます。

娘を殴らないで   私は何をされてもいいからジェギョンだけは・・

ヘンシルは懇願します。

お父さん、娘でなくてごめんなさい   でもここの娘でいたい・・

ジェギョンは涙ながらにユンに乞います。

黙れ!  私をバカにしやがって   許せる訳がないだろう!!

ユンは傘で殴りつけました。二人から悲鳴があがります。

母さん!

ジェギョンのお母さん!

ヘランはジェギョンを庇って殴られたヘンシルに駆け寄ります。

母さん、目を開けて!

ふん

ユンは傘を放ると無情に部屋に入ってしまいました。

早く救急車を

ヘランが叫びます。

***

実親探しに警察署に来たジェミン(チャ・スウォン)ですが、イ・ファリンから連絡を受けます。

イ・ファリンさん、今どちらにいらっしゃいますか   会社に来れますか

ジェミンは訊ねます。

事情があって会社には行けません    退職の手続きに関しては外でお話ししても?

では今すぐ会いましょう

ジェミンは警察の職員にまた来る、と断って警察署を出ました。

***

待ち合わせたカフェにやってきたファリンはジェミンを見て顔を強張らせます。カフェを出ようとしたファリンですがソナ(オム・ヒョンギョン)と鉢合わせしました。仕方なくファリンは二人と話します。

怯えた顔をしてるから良心はあるんですね

ソナはファリンに言いました。

ごめんなさい   でもあの時はしょうがなかったんです

しょうがない?   殺人の瞬間を見ていないのに私に罪を着せた上産業スパイの汚名を着せた   それがしょうがないことなの?

ソナはファリンに怒ります。

上から命令されたら社員は従うしかありません

同じ目に遭わないと反省できないようね

レシピ流出の件は申し訳ないと思ってます   ごめんなさい

ファリンは謝ります。

だったら協力してください   あなたは上司の命令で偽証したから情状酌量もありえる

あなたの罪が軽くなるように腕のいい弁護士もつけます

ジェミンも口添えしました。

ソナさんがナムさんを押したのを見てないんですよね?

二人の話にファリンは戸惑います。

でも罰を受ける勇気がありません   チーム長も怖いし

するとソナは立ち上がりました。

ジェミンさん、行こう   こんな人の力を借りる必要はないわ

ソナさん、感情的になるなよ

やられた私が悪いってことでしょ   あなたもユン・ジェギョンにやられるといいわ

ソナは店を出ていきます。

ソナさん

ソナを追おうとするジェミンですがファリンに言いました。

ナムさんの件をきちんと証言してくれたらジェギョンから守ります   考えて連絡を

ジェミンはソナを追って店を出ました。

二人は出ていきながら客のフリをしているグムドクに合図をしました。グムドクはファリンが店から出ると後をつけます。

***

ジェミンのオフィスに来たソナはグムドクから報告を受けます。

ファリンさんは実家に帰ったの?   ジェギョンにはまだ会わないのね    わかったわ   宜しく

ソナはグムドクからの電話を切ります。

ファリンさんは俺たちのことを簡単に信用しないだろう

ジェミンは言いました。

とにかく待つしかない 

そうね

それでムン(ハン・ギウン)からブレスレットは受け取ったの?

ジェミンは訊ねます。

あんな奴には期待してないわ

その時ジェミンの携帯が鳴りました。

母さん、どうしたの   え?  父さんがジェギョンの実父に会った??

二人は驚きます。

***

どうしたらいいの・・

ジェギョンはオフィスで泣いていました。

するとスチョルが入ってきます。

会長に知られたって?

スチョル、もう死んでしまいたい   親を選べるなら会長とチュ・ヘランの間に生まれたかった     こんな汚らわしい血は捨ててしまいたい! 

ジェギョンはソファーから立ち上がります。

死んでやる

ユン・ジェギョン!

スチョルはジェギョンを無理やり座らせます。

しっかりしろ   冷静になるんだ

ジェギョンは泣きながらスチョルを見つめます。

落ち着くんだ   お母さんは?

母さんは私を庇ってケガをした   父が傘を振り回したの

何・・?   君は??

私は大丈夫   母も大ケガじゃなかったから治療を受けてヘランと家に帰った

理事が助けてくれたのか

スチョルは安堵します。

あの人の狙いは分かってる   兄さんの秘密は黙ってろってことよ

ジェギョンは言いました。

***

ヘンシルに治療を受けさせて来たわ

ヘランは部屋にいたユンに話します。

お前は人がいいな   これまであの女のせいで嫌な思いをして来ただろうに

あなたのために耐えたの

ヘランは椅子に座りながら言います。

申し訳なかった   考えてみればジェギョンは失態ばかりだ   私の遺伝子であるはずがない     長年騙されていたと思うと腹が立つよ

あまり思い詰めないで   体に悪いわ

こんなおぞましい事が起こるとは   親子関係を解消して遺産も渡らないようにする   弁護士と遺言状を書き直さないと

ユンは嘆きながら言います。

***

ソナとジェミンは韓屋でボクスンたちと話します。

まあ、ユン・ジェギョンは家を追い出されるの

ボクスンはびっくりします。

会社に残るのも難しいかと

ジェミンが言いました。

じゃあ、あとはジェギョンに罰を与えるだけ?

それもじきにかないます

ソナがボクスンに笑います。

ユン会長の娘でないと公表するべきじゃ?   ジェギョンが捕まったら会社の打撃になる

ソジュンが言いました。

それは母と相談してみる   どちらにしても会社は守るわ

ユン会長も血縁にこだわりながら実子がいないなんて・・行ってきた悪行の罰を受けてるのね

ボクスンの言葉にジェミンは俯きます。

ジェミンさん・・

父がソナさんと母に許しを乞うなら俺は父を見捨てない

ジェミンはソナに告げました。

***

ああ、体が痛すぎる

ヘンシルはベルトをした腰をさすりながら水を飲みます。

入院しなくてもいいの?

ヘランがキッチンに来て言いました。

ジェギョンのそばにいないと・・あの子を守れないもの

ジェギョンの出生の秘密がバレてこれからどうするの

ヘランは訊ねます。二人の話をサンヒョクがキッチンの扉のそばで聞いていました。

わからない   ヘランさん、私たちを助けて

一応話はしてみるけど・・   会長のあの性格じゃ

ヘランさん、もう辛くてたまらない

ヘンシルは泣き出します。

***

もう会長にバレたのか

サンヒョクは部屋で青ざめます。

嫌な予感がする   巻き込まれたら大変だ

サンヒョクは荷造りを始めます。そして離婚協議書にサインしてテーブルに置きました。

***

なんですって?  ブレスレットをジェギョンに取られたの?

韓屋に来たサンヒョクから話を聞いたソナは呆れます。

車で保管してたがジェギョンに持って行かれた   あちこち探してみたが見つからない

早く私に渡さないからよ

ソナは怒ります。

ごめん   なんとか取り戻すから

とっくに処分してるわ!

実父の件がバレてそれどころじゃないよ

ソナはサンヒョクの荷物を眺めます。

それはなんなの

ジェギョンの出自がバレたからユン家を出た   離婚協議書にサインもしてきたよ   だからソナ、結婚準備をしよう    テヤンと三人で暮らすんだ

ソナは困惑して黙ります。

***

ジェミンのところへイ・ファリンから連絡が来ます。ジェミンは韓屋で待ち合わせました。

偽証したことを証言します

ファリンはソナたちに言いました。

本当に?

ジェミンが訊ねます。

その代わり産業スパイの件は水に流して

もちろんです   ジェギョンに指示されたことだもの

ソナは答えました。

ファリンさんが困るようなことはしません

ジェミンも言います。

ソナさんには申し訳ないことをしました   それにもう隠れて暮らしたくありません

わかりました   あなたは僕たちが守ります

ジェギョンが何するかわからないから連絡をしないで下さい

二人はファリンに話します。

分かっています   何かあったらチーム長は私を潰すでしょう

***

ジェギョンとヘンシルは荷造りをします。ユンが入って来て二人に怒ります。

まだいたのか   早く出ていけ   生かしてっただけでも感謝することだ

家は出ていきますが会社のことは整理する時間を下さい

ジェギョンはユンに頼みます。

余計なことはするなよ  急いで後任を決めるから引き継ぎはちゃんとやれ

ユンは出ていきます。

ああ、もうなんて人生なのかしら

ヘンシルは絶望します。

あんたは何故ジェミンの秘密を暴露しないのよ   ジェミンも会長の子じゃないのに

また殴られたいの?  今伝えたって信じてえないわよ

親子鑑定の結果を見せれば済むことじゃない

母さん、そんなこと分かってる   でもお父さんはジェミンのことは受け入れる   ジェミンの後ろにはヘランがいるから

ヘランは復讐のためにジェミンを育てたんでしょ

その証拠がないの!  ヘランにシラを切られたら終わりよ

ジェギョンは声を荒げます。

じゃあどうするのよ

ヘンシルは嘆きました。

ヘランはジェイキャピタルの主でポン・マンシクの死の真相を前から知ってた   その証拠を掴めばソナたちは潰せるわ

ジェギョンは話します。

***

スチョルはジェギョンに以前ユンにかかって来た不審電話の音声を聞かせます。

会長は俺に指示してキム・ヨンダルを始末させた   俺の部下がキムを殺した

話には聞いてたけど・・肉声で聞くと怖いわ

これは会長室で見つかった盗聴器から録音されたものだ    その音声を誰かが電話で送ってきた  この事実と音声はお前にとって悪くない武器だと思う

スチョルはジェギョンに話します。

お父さんが私を受け入れてくれればいいけど

保険として持ってろ   君が知ってることは会長に話しておくよ    真っ向勝負は危険過ぎる

スチョル、ありがとう   本当に頼りになる

ジェギョンは礼を言います。

***

ジェギョンが会長室に行くとユンが遺言状の修正をしていました。

お前には一切渡さん

お父さん、ひどすぎます!

うるさい!  引きずり出されたくなければ出ていけ!!  顔も見たくない

ジェギョンは泣きながらオフィスに戻ります。

あんまりよ!  飼い犬以下の扱いだわ  育てた情はないの?

ジェギョンが嘆いているとスチョルが部屋に来ました。

どうした?  落ち着け

落ち着いてられないわ   遺言状から私の名前が消えたの!

ジェギョンはスチョルに訴えます。

ひどいわ   私には何の思い入れもないのね   例の音声を聞かせたかったけど我慢した

賢明だ  あとは俺に任せろ

そう言うとスチョルはオフィスを出ていきます。

***

スチョルは会長室で音声の話をします。

なんだと  何故ジェギョンが?

ユンが聞きます。

キムが死んだ時に気づいたと   我々の会話を聞いたようです

盗聴器をつけたのはジェギョンなのか?

違います   実はチュ理事もキムを探していたんです

なんだと?  ヘランがポン・マンシクのことで私を疑っていると?

そこまではわかりませんが、娘さんと生き別れた原因を調べていたようです

ジェギョンが偽物の娘まで用意したから一人で調べていたのかもな

理事がキムと会えないようにチーム長が妨害を

なんだと?  ジェギョンが??

はい 

会長を守ろうとチーム長が手を打ったんです

じゃあジェギョンは私が何をしたか知ってるのか

偽の娘を用意した頃には知っていたかと

どうやって突き止めたんだ   ことが複雑になったな

ユンは考え込みます。

***

ヘランはヘンシルに腰が完治するまで家にいるように言います。

会長を説得するから養生して

ヘランさん、ありがとうございます   恩に着ます

ヘンシルは頭を下げます。

(あなたのためじゃない ジェギョンを見張るためよ)

ヘランは心の中で呟きます。

***

ジェギョンに弱みを握られるとは   面倒なことになった

ユンは会長室で考えを巡らします。

ひょっとしてボン・ソナの仕業か   盗聴器をつけたのもポンなのか?

何をそんなに考えてるの?

ヘランが来て言います。

ジェギョンをどうするか考えてた

私も考えたけど、まだ追い出さない方がいいと思う

ヘランはユンを説得します。

一緒に暮らした情もあるでしょう   今追い出したら世間の目もあるし、ジェギョンも困る

あいつがしたことを思うと頭に血が上る

でもうちの内情も知ってるし、今あの子に恨みを持たれたら大変よ

それもそうだな

ユンは同意します。

***

ブレスレットはまだなの?

ソナはサンヒョクに催促します。

ソナ、本当にごめん

あれが手に入らなければ結婚なんかできない   冤罪を証明してから結婚したかったのに

ソナの言葉にサンヒョクは焦ります。

わかった   なんとかして見つけ出す

***

サンヒョクがジェギョンのオフィスに行くとスチョルとジェギョンの話し声が聞こえました。サンヒョクは戸口で聞き耳を立てます。

ジェギョンたちはブレスレットの話をしていました。ジェギョンはブレスレットをスチョルに渡します。

どこでこれを?

いいから貴金属店に持って行って   溶かしてネックレスにするの

ネックレスに?

ムン・サンヒョクと離婚した記念にする

ずっと持ってたのか?

スチョルが訊ねます。

殺人事件の証拠としてムンが保険に持ってたのよ

あの野郎!

いくらでも払うからネックレスに作り替えて

***

スチョルは貴金属店に行きブレスレットを差し出します。

これをネックレスに

18金だから工賃が高くつきますよ   買い替えの方がいいのでは?

店主は言いますがスチョルは拒みます。

金額は問いません

そうですか

店主が受け取ったブレスレットを突然サンヒョクが奪いました。

汚い奴め!  うちに忍び込んでブレスレットを盗んだのか?

サンヒョクはスチョルの襟を掴みます。

お前は妻のストーカーか?

やめて下さい

ここには防犯カメラもある   警察に通報すればお前は問答無用で逮捕されるぞ   来い!

サンヒョクはスチョルを店から連れ出します。スチョルは先に行くサンヒョクの肩を掴みました。

おい、何のマネだ?  ブレスレットを返せ!

怖いもの知らずだな

スチョルはサンヒョクの胸ぐらを掴みます。

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

奪いたいならやってみろ   ここにもカメラはある   お前が力ずくで奪ったら警察に通報する   二人で警察に行ってこのブレスレットについて話すか?

なんだと?

お前は殺人事件の大事な証拠を処分しようとしたんだ   目撃者もいるぞ   お前のせいでジェギョンは不利になる

スチョルはサンヒョクを突き飛ばしました。

最低野郎め!

***

サンヒョクはすぐにブレスレットをソナに渡しました。

ありがとう   サンヒョクさん

キム・スチョルが取り戻そうと狙ってる   解散しよう

分かった

二人はすぐに離れます。

***

ソナは警察署に証拠のブレスレットを提出しに行きます。するとスチョルの運転するバイクがソナのバッグを引ったくって行きました。

駄目!  証拠が・・

ソナは仕方なく韓屋に戻りました。

ケガはなかった?

ボクスンが心配します。

バッグを奪われただけなので・・

ソジュンが店に入って来てソナにバッグを渡します。

引ったくられた近くに落ちてた

ブレスレットがないわ

ソナは中を調べて言います。

***

ジェミンのオフィスにユンがやってきます。

単刀直入に聞く   会長室に盗聴器を仕掛けたか

ジェミンはキョトンとします。

ズルい手を使っても意味がないよ   俺は父さんを陥れようとしてる訳じゃない

ジェミンは訴えます。

父さん、昔のように尊敬させてくれ

うるさいぞ   ジェギョンは私の娘じゃなかった   今の私にとって子供はお前だけだ   息子にも理解して貰えないとは   他に誰を頼れと?

父さんが犯した全ての罪を認めて後ろ暗いことをやめればいいだろ?

黙れ!  ポン・ソナと一緒になって私を潰そうとしたら、息子だろうとただじゃ置かないからな

ユンはオフィスを出ていきます。

***

スチョルは取り戻したブレスレットをジェギョンに渡しました。

ポンの手に渡ったのを取り戻した

ジェギョンはスチョルにブレスレットを返します。

今度こそこれを溶かして   ムン・サンヒョクに奪われないでね

え?

金属加工工場で溶かすのよ   証拠の動画も撮って

分かった

スチョルはブレスレットを持って出ていきます。

これで証拠は消える   ポン・ソナ、諦めなさい

***

ソナはジェギョンのオフィスに行き、ブレスレットを奪ったことを責めます。

ポン・ソナ、もうすべて終わったのよ

ジェギョンはブレスレットを溶かす動画をソナに見せました。

いい加減に殺人犯として生きることを受け入れなさい   あなたの運命よ

ソナはジェギョンの言葉に憤ります。

ユン・ジェギョン・・まるで悪魔ね

悪魔でもなんでも好きなように呼ぶといいわ   私はもう帰るの

ジェギョンは勝ち誇ってオフィスを出ていきます。

***

ソナさん、ブレスレット以外にも方法はあるよ   考えよう

ジェミンはソナを慰めます。

ジェミンさん・・

ソナは笑いながらポケットからブレスレットを取り出します。

ジャーン!

何?  取られたんじゃなかったのか??

奪われたのは偽物の方よ   以前ジェギョンを脅そうとして同じ物を作ってたの

ソナはジェミンに説明します。

ジェギョンが狙ってくると思ったからグムドクさんに本物を預けて偽物をバッグに入れておいたの    そうしたらキム・スチョルがバッグを引ったくって行った

スチョルの野郎・・

ジェギョンは処分出来て喜んでた   処分すれば油断するからわざと奪わせたのよ

ワオ!  ソナさんは天才だな

ジェミンは感服します。

ジェギョンに鍛えられたのね

ソナは笑いました。

86話

ブレスレットを得たソナですが、サンヒョクにはジェギョンたちに奪われたと連絡します。

今ある証拠だけじゃ再審は難しいわ

とっさのことだったんだろ   ジェギョンたちも必死だからな

サンヒョクはソナを励まそうとします。

大丈夫だよ   ソナ   俺が無罪を勝ち取らせてやる

・・本当?

だからあまり落ち込むな

ありがとう

***

ユンはテラスでスチョルに連絡します。帰宅したジェミンがユンの話し声に気づきました。

では明日帳簿に記入しておけ

ユンは話していました。

帳簿はマットレスの下に入れてある    書いたら戻しておけ    誰にも知られるな

(裏帳簿はベッドに隠したのか・・)

ジェミンはユンが裏帳簿の話をしていると見当をつけます。

***

ジェミンは次の日会社から早めに帰るとユンの部屋に入ります。ベッドのマットレスの下を探ると確かに帳簿が見つかりました。

そこまで細かい記載じゃないな

 

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

ジェミンが中身を写真に撮っているとユンが帰って来ました。ジェミンは慌てて帳簿を鞄に入れます。

ここで何をしている

ユンが部屋に来て聞きました。

父さん、早かったね

ああ、ジェギョンのことで疲れが溜まってな    お前は何してる

爪切りがどこかに行っちゃって・・

ジェミンは出ていこうとしますがユンに止められます。 

ジェミン、お前、ポン・ソナとは親しくするなよ    これは警告だ

ジェミンは父の言葉に絶句します。

心配しないで

おい、鞄を忘れてるぞ 

ユンはベッドにあった鞄をジェミンに渡そうと取り上げます。

いやに重いな   本でも入ってるのか

父さん!

ジェミンは鞄を開けようとしているユンから鞄を奪います。

いくら親子でもプライバシーは守って

ジェミンは部屋を出ていきました。

あいつめ・・

ユンは背広を脱ぎながら枕がずれているのに気づきます。

枕の位置が変だな

***

テヤンと買い物したヘランは韓屋を訪れます。ヘランはボクスンに買ってきた靴を渡しました。

履き心地がいいんです    気に入るといいんですが

まあ、ありがとうございます

ボクスンは靴を受け取ります。

週末ジェミンと食事に来て下さい   みんなで賑やかに話しましょう

いいですね

二人が話しているとソナが店の裏から出てきてヘランに言いました。 

ジェミンさんが裏帳簿を見つけたって 

まあ、本当?

ヘランは驚きます。

帳簿の写真を撮り終えたのに、会長が部屋にいるから戻せないらしくて・・

会長に気づかれたら大変だわ    助けに行かないと

ヘランは家に戻ります。

***

ジェギョンは自伝を書き終わったと喜びます。

私の半生を記した

ジェギョンはスチョルに言いました。

出版社に送って出版記念パーティーを開く   放送局からもこぞって出演依頼が来るわ

そうなるといいな

スチョルは優しくジェギョンに言います。

***

夕飯で皆がキッチンに行くとジェミンはこっそり帳簿をユンの所へ戻します。 

一方韓屋にはマルジャがボクスンに話があるとやってきました。

サンヒョクとソナが結婚するので奥様に結納品を用意しようと思いまして

マルジャは愛想笑いしながら話します。

おかしなことを言わないでください    ソナはご子息と結婚なんかしませんよ    それに何故私に結納品を?    ソナの実母はチュ理事ですよ

おばさん、欲しいものを受け取って

ソナが来てボクスンに言います。

ちょっとソナ、何を・・

今回の結納品は華やかなものがいいです   前は指輪だけだったし今回はきちんと受け取ります

ソナはボクスンの隣に座りながら言いました。

ええ、もちろん!  今まで苦労をかけたもの    あんたの望みを叶えるわ

期待してます   お義母さん    結納品の目録を作成して送りますね

うんうん   わかったわよ   ソナ

(大丈夫 後で何十倍もソナからむしり取れるもの)

マルジャは内心思いほくそ笑みます。

***

ソナ、一体どういうつもり?

韓屋の居間でボクスンはソナに訊ねます。

おばさん、心配しないで    ムンなんかと結婚しません

ならどういうつもり?

セビョクを妊娠した時もムンの母親は私をこき使いました   嫁でなく家政婦のように扱ったんです

そうね   この機に懲らしめてやりなさい   今までどれだけあの親子に苦しめられたか・・   やられた分だけやり返せばいいわ

ボクスンもソナに同調します。

***

マルジャは家でサンヒョクに話しました。

サンヒョク、今日ソナに会って確認してきたわ    結婚の日取りを決めなきゃ

助かるよ

サンヒョクは笑います。するとサンミが部屋から出てきて言いました。

目を覚ましてよ!   本当にソナさんが兄さんと結婚すると思う?

サンミ!  雰囲気を壊すようなことを言わないで   あら来たわ   どれどれ・・

マルジャはソナからのメールを読みます。

結納品の目録は毛皮、ワニ皮バッグ、ブランドバッグ、真鍮の食器セット、高級時計、金の装身具・・

ソナの目録はどこまでも続きます。

引越しでもするの?

サンミが聞きます。

これを全部用意したら我が家は破産よ!

マルジャは叫びました。

ソナは俺たちを試しているのかも    貸してる家を処分して金の工面を    誠意を見せなきゃ

サンヒョクが言い出します。

どうかしてる

サンミは困惑します。

そうよね   ソナがここにいた時さんざんいびったから   機嫌を取らないと

マルジャは話します。

***

ソナとヘランはジェミンのオフィスでジェミンの撮った裏帳簿を印刷して調べます。 

会長の裏金の額はユン・ジェギョン以上だわ

ソナが帳簿を見ながら言います。

予想はしてたけど、会社のお金を横領するとは   ・・でもなんだかこの帳簿は変ね

何が?

大勢の政治家にロビー活動をしてたのにこの帳簿にある名前は明らかに少ない

別にリストがあるのでは?

どうかしら?  とにかくこれで他の株主たちに暴露して検察に告発できる

二人が話しているとジェミンがオフィスに来ました。

母さん、ソナさん、この帳簿は偽物だ   騙された

なんですって

二人は驚きます。

***

本物の帳簿は?

ユンは会長室でスチョルに訊ねました。

誰にも見つけられません

スチョルは言います。ユンは満足げに頷きました。

ジェミンめ

ユンはジェミンが自分の部屋にいるのを見た時、帳簿を探しに来たと気づいていました。ジェミンが出ていった後マットレスの下を探しましたが帳簿は消えていました。

ン・ソナがジェミンの買収を?  もしやヘランもグルか  いや、ヘランはマンシクの件も知らない   ヘランだけは違うはずだ

ユンは考えます。

***

ジェギョンはスチョルにジェイキャピタルの主力銀行を調べるよう頼みます。

ヘランの主力銀行と同じなら口座を調べて資本金の出資情報を得られる   ヘランがオーナーだと

容易じゃないな

いいから調べて

わかった

スチョルはジェギョンのオフィスを出てきます。すると代わりにユンが入って来ました。

出社するなと言ったのがわからんか

引き継ぎのためです

座れ

ユンは命じました。

とりあえず家に戻れ

え?

ジェギョンはびっくりします。

勘違いするな  親子の縁を切るには段階が必要だからだ

お父さんに捨てられたら死んだ方がましです

心にもないことを   お前の言葉は信じん   希望を抱くな

ジェギョンはユンの言葉に俯きます。

しかしお前の行動次第では私の娘でいさせてやる

ジェギョンは驚いてユンを見つめました。

私の話を聞け

***

ジェギョンはユン家に戻って来ました。出迎えたヘランにお辞儀します。

すみません

謝るなんて意外ね

大人しく暮らします  今までごめんなさい   近いうちに罪を償うつもりです   少しお待ちを 

ジェギョンはしおらしく二階に上がって行きました。ヘランはジェギョンの様子に首を傾げます。

一体ユン・テグクはジェギョンに何を言ったの?

***

ジェギョンは自分の部屋に戻りホッとします。

とにかく家に戻れた

ジェギョンはユンからソナとヘラン、ジェミンを探るよう命じられたのでした。

私の目的はポン・ソナをヘランとジェミンから引き離すことだ   ヘランのせいでポン・ソナの始末に困ってる

そうユンはジェギョンに言ったのです。ジェギョンは協力する代わりにソナの再審請求を阻止するようユンに頼んだのでした。

お父さんも弱みを握っている私を軽々しく扱えない

するとサンヒョクからメールが来ました。

<明日離婚書類を出すから出てこい>

ムンに先を越されるなんて侮辱的だわ

ジェギョンは悔しがります。

***

これで離婚できたな

サンヒョクはジェギョンに別れの挨拶をします。

熟慮期間後に書類は受理される   浮かれすぎよ   私も顔を見ずに済むから嬉しいわ

良かったな   少しも未練はないから元気で

サンヒョクが去ろうとするのをジェギョンは止めます。

頼みがあるのよ   離婚の件は当分父には内緒にして欲しい

退職願を出すつもりだ

熟慮期間が過ぎて書類が受理されるまで保留を 

俺の気は変わらないぞ   君には嫌気が差してる

好きで頼んでない   父に実の娘じゃないとバレたし離婚の件まで言い出せないの   1ヶ月後に父に言うからそれまで会社に通って

わかった   情を施すよ

サンヒョクは言います。

***

ジェミンは警察署にDNA登録をしてきたとソナに告げます。

ジェミンさんのご両親の顔を早く見てみたいわ

ソナは喜びます。

でも実親を見つけたら会長に知られそうで心配だ    ソナさんの復讐に支障が出るかも

ジェミンさん、ダメよ   私に気を使わずに実親に会ってね   でないと怒るわよ

わかったよ

ジェミンは笑います。

***

ついにジェギョンと手を切ったのね

マルジャはサンヒョクから話を聞いて喜びます。

今まで大変だったろ

いい嫁を貰ったと思ったら大ハズレだった   もう苦しめられなくて済むのね

これから贅沢な暮らしが出来るさ

ソナのお金を当てにしてサンヒョクは笑います。

そうよね   あんたはソナと結婚してテグクの大株主になる

マルジャはご満悦です。

***

週末になって韓屋で食事会をします。誘われたヘランがやってきました。

ソナたちは遅いですね

料理を並べたテーブルにつきながらボクスンは言います。

先に始めますか?

会議が終わったらすぐ来るはずです

テヤンを抱きながらヘランは話しました。そしてテーブルの端に置かれた哺乳瓶を見て訊ねます。

テヤンがそれで牛乳を?

僕は赤ちゃんじゃないよ

そうね   違うよね

ボクスンはテヤンに言ってから話し始めます。

これには事情があるんです

***

原稿をご覧に?

ジェギョンは出版社に電話します。

お褒め頂き感謝します   出版されたら話題になりますよ   わかりました   では

ジェギョンか電話を切るとヘンシルがオフィスに来ました。

ジェギョン、父さんが危ないわ

父さん?誰よ

冷たいわね、コ・ドックに決まってるでしょ

聞きたくない   あの人のせいで散々よ

分かってる   でも病院から入院費を催促されてるの   どうしたら

私は払わない   母さんが工面して

まあなんて言い草なの   薄情なんだから

早く死ねばいい!  見るのもいや!

ジェギョンは声を上げます。

***

ソジュンがテヤンを連れていき二人きりになると、ボクスンはヘランに見失った息子の話をします。

うちにはソジュンと妹のソジョン、そして次男のソヒョンがいました 

娘さんはソナと友達だったとか

ええ、白血病で闘病してた時、ソナがいつもそばにいてくれて心強かったんです   その縁で今も親しくしてます

そうですか・・  末の息子さんはどうして・・

ヘランは訊ねます。

息子は生後1カ月でした   小児科に予防接種に行った時トイレに行こうとして隣の椅子にいた親子にソヒョンを預けました   帰ってきたらいなくなってたんです

なんてこと・・

その時から生きた心地がしなかった

お気持ちはわかります   私も娘を見失ってから片時も心が休まらなかった

夫は無我夢中でソヒョンを探し回りました   家族全員辛い思いを   夫は事故で他界しました

ボクスンは涙を拭きながら笑いました。

すみません、こんな話をして

いいえ、心を開いて話してくださってありがたいです   ・・で、子供を連れ去った人は見つかっていないんですか?

ええ、防犯カメラや車載カメラも少なかった時代で病院は責任を取れないと   人に預けたのが悪いと責められました

ひどい話ですね   子供が消えたのに

そう話しながらヘランはオムの話を思い出しました。

”病院は責任を負うまいと母親を責めてた  大病院だったけどカメラもなくて・・”

まさか?

ヘランの動悸が激しくなります。

***

ソナとジェミンが来て、ソジュンとテヤンも集まり賑やかな食事会になりました。けれどヘランはボクスンの話が気になって気が気ではありません。

母さん、どうしたの?

ソナが心配してヘランに聞きます。

さっきの話を気にしてますか?  食事の席で失礼なことを

いいえ、とんでもない!  料理がお上手だわ   どれも美味しい ・・ところで息子さんを見失ったのはいつですか?

ソジュンがヘランの問いに答えます。

ソヒョンが生後1カ月の時だ

そうよ   たしかソヒョンの誕生日は1993年11月7日だから・・

あ、俺と同い年だ

ジェミンが言いました。

誕生日も近い   俺は12月7日生まれだから

ヘランは動悸で胸苦しくなります。

***

ヘランはソナに気がかりを打ち明けます。

オムがジェミンを連れてきた時生後1カ月くらいだった   ジェミンの誕生日は12月7日よ

まさか   偶然でしょ  DNA登録したから一致すれば連絡があるわ 

そうね   待つほうがいいかも

するとジェミンがソナの部屋に来ました。

早く来て   警察からソヒョンさんが見つかったと連絡が

***

ボクスンは警察署に駆けつけます。

ソヒョンが見つかったんですか?

ええ、今回はDNAが一致しているので確実です

ボクスンはあまりのことに椅子にへたり込みます。

おばさん、大丈夫?

付き添っていたソナが支えます。

その方は来ますか?

今、別の担当者が連絡しています

職員は言いました。

***

ジェミンと帰宅したヘランは息子に訊ねます。

ジェミン、DNA登録の件で連絡はない?

まだだ  義母は息子に会えたかな

ソナに電話してみたら?

ジェミンは携帯を出すと笑います。

電源を切ったままだった   あれ、警察から電話が来てる

ジェミンは警察に連絡をします。

え!  実の親が見つかったんですか?

***

ジェミンはヘランと警察署に急ぎました。

連絡を貰ったユンです

連絡がつかなくて困ってました

ご両親はおいでに?

ヘランが職員に聞きます。

実の母親が来て待ってましたが・・

職員は歩いてきたソナとボクスンを見て言いました。

あちらの方です 

二人は振り向きます。

ジェミンさん?

チュ理事が何故ここに?

チョン・ボクスンさんとユン・ジェミン、・・ペ・ソヒョンさんは親子関係が成立しました

職員が四人に告げました。

チョンさんが探していた息子さんはユンさんです

二人は顔を見合わせます。

・・僕がペ・ソヒョン?

あなたが本当に私の息子なの?

お義母さんが必死に探していた息子は僕だったのか 

ジェミン・・

ボクスンはジェミンにすがります。

ジェミン・・私があなたを産んだのよ

私があなたの母親よ

我が子に気づかなくてごめん・・

◆ドラマ「二番目の夫」第18週(第85・86話)の感想

ドラマの場面がジェギョンのオフィス、会長室、韓屋の店、韓屋の裏庭とソナの部屋、ジェギョンの部屋、ユン家の居間、韓屋の居間、ヘランとユンの部屋、ユン家のテラス、ジェミンの部屋、グムドクの事務所等々くらいしかなくって出たり入ったりするのに少々飽きてました😅。

このドラマを通じてサンヒョクの役が損だったな~と思います。いつもいい背広を着てカッコつけてたけどどんどん性格が薄っぺらで性悪になっていっちゃって・・。そう言えば場所が限られてる割にみんなファッショナブルでした。ジェギョンとヘンシルは特にお洒落でしたねジェギョンはあくどい役だったけど演じているオ・スンアさんの声が理知的で容姿も綺麗だったからそこまで悪感情を持たなかったな。ジェミン役のチャ・スウォンさんはいい役でしたね。この方は声質が良くて歌も上手でした。

・・なんて終わりに近づいたので細かい感想を書いてみました♥。

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