韓国ドラマ「二番めの夫」第12週でテヤンがソナの息子セビョクだと判明!加えて第55・56話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回も韓国ドラマ「二番めの夫」第12週(第55・56話)について書きたいと思います。

ジェギョンを母親と慕うテヤンの気持ちを察して母親と名乗れないソナ・・

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中

◆このドラマのキャスト/これまでの物語

キャスト

<第1~4話>  <第5・6話> 

<第7~9話>  <第10・11話>  

<第12~14話>  <第15・16話>

第17~19話  <第20・21話>

<第22~24話> <第25・26話>

<第27~29話> <第30・31話>

<第32~34話>  <第35・36話>

<第37~39話> <第40・41話>

<第42~44話> <第45・46話>

<第47~49話> <第50・51話>

<第52~54話>

◆ドラマ「二番目の夫」第12週(第55・56話)のあらすじ(ネタバレ)

第55話

ユン・ジェギョン(オ・スンア)が入金してきた    オーケー

ブローカーセビョクの資料をいれた赤いファイルを引き出しに入れました。そしてご機嫌で事務所を出ていきます。

様子をみていたソナ(オム・ヒョンギョン)ジナグムドクはブローカーが行ったのを確認するとセビョクの資料を探すために事務所に忍び込もうとします。

ジナと入るからソナは見張ってて

わかった

グムドクとジナは事務所に入りました。けれども二人が資料を探していると忘れ物をしたブローカーが戻ってきました。

大変だわ

ソナは携帯からパトカーのサイレンを響かせました。事務所に入ろうとしたブローカーは慌てて逃げ出します。中にいたグムドクとジナも驚いて撤収しようとしました。

だけど収穫が一つくらいないと

グムドクは引き出しをこじ開けて赤いファイルを取り出します。

早く行こう

ジナに急かされて二人は事務所から出ました。

***

グムドクの事務所に戻った三人。

書類は見つからなかったけど収穫がないのは寂しいからこれを取ってきた

グムドクは赤いファイルをテーブルに置きます。ソナが中を見ようとするとヘランから電話が来ました。

家に帰らないと

***

シャロンになって家に戻るとヘランは電話中でした。

わかった   すぐ行く

何事ですか

シャロンは訊ねます。

テヤンが病院に運ばれたって

ヘランは急いで病院に行きます。

***

ヘランが病室に行くと家族が集まっていました。

どうしたの?

ピアノ教室で海老フライ食べて呼吸困難に

ジェミンが言いました。テヤンは発疹が出来、辛そうにベッドで寝ていました。

どこの教室だ    ただじゃ置かない

点滴に繋がれた孫を見てユンは怒ります。

***

シャロンがテヤンの病室を訪れました。

テヤンの具合は?

アナフィラキシーショックを起こした   今は薬で呼吸は落ち着いてる    もう大丈夫だ

ジェミン(チャ・スウォン)が言いました。

私も経験したことがあるけど苦しかった  テヤンに会える?

うん、両親は院長に会いに行ったし、ジェギョンたちは入院の手続きをしてる    誰もいないから入ろう

二人は病室に入ります。シャロンはテヤンの頭を撫でました。

発疹が出来て辛そうだわ    体にまで出てる

テヤンの体の状態を見ていたシャロンはテヤンのお腹の火傷の痕を見て愕然としました。

セビョクと同じ場所に火傷の痕がある!

セビョクは赤ん坊のときに火傷を負っていたのでした。

ジェミンさん    もしかしてテヤンはセビョクかも

本当か

ジェミンも驚きます。

***

シャロンとジェミンは家に戻り話し合います。

ソナさん、まだ決めつけない方がいい    良く調べよう

ジェミンは言いました。

ジェミンさん、変かも知れないけど絶対にテヤンはセビョクだと確信できる   ジェギョンとムン・サンヒョクならセビョクを利用してもおかしくない

シャロンは言いました。

パズルのピースがピッタリはまるわ

***

明日テヤンは退院できるわ    二人で付き添う必要がある?   明日は会議がある

ジェギョンは病室でサンヒョク(ハン・ギウン)に告げました。

冷たいな   それでも母親か

サンヒョクは怒ります。

私がテヤンを愛していないとでも?  もう大丈夫だから帰ると言ってるの

わかった    俺が看るから帰れよ

そう言ってサンヒョクは病室を出ようとします。

どこに行くのよ

気晴らししてくるからその間だけ待ってくれ

サンヒョクはジェギョンに言って病室を出ました。するとちょうどやって来たシャロンと鉢合わせします。

話しましょ

シャロンはサンヒョクを連れ出します。

***

テヤンはセビョクよね

シャロンはサンヒョクにカフェで言いました。

何の話だ?

とぼけないで   テヤンのお腹に火傷の痕があった    セビョクと同じ場所だったわ

サンヒョクは絶句します。

セビョクをテヤンに仕立てたのね?

・・一体なにを勘違いしてるんだ?

サンヒョクは語気を強めます。けれどシャロンはひるみません。

ジェギョンは不妊でしょ    親子鑑定をしたらわかることなのよ

望むところだ    鑑定をしてみろ     絶対にそんなことはない!

サンヒョクは否定します。

そう?  なら今すぐ親子鑑定をして会長にバラしてやる

シャロンは席を立ちます。サンヒョクはその腕を掴み止めました。

ソナ・・

やっぱりテヤンはセビョクなのね

サンヒョクはうつ向きます。その頬をシャロンは打ちました。

よくも死んだなんてウソをついたわね    人でなし!  セビョクを返して!!

しかしサンヒョクはシャロンを睨みました。

バカを言うな!  テヤンは法的に俺とジェギョンの子だ    会長だって・・

じゃあこれから会長に話しに行く?

シャロンはサンヒョクを脅します。

***

テヤンが目を覚ますとジェギョンがうつ伏せで寝ていました。

ママ

起きた?  大丈夫

ジェギョンはテヤンに訊ねます。

***

サンヒョクはマルジャのところに相談に行きます。

ソナにバレた?

ソナがここに来るだろうから先に話しに来た

なんてこと!  よりによってテヤンの件がバレるなんて     どうすればいいの?

マルじゃは動転します。

義父母の耳に入ったらおしまいだ     母さんがソナを説得してくれ

逆上したソナが私の話を聞くと?

母さんがセビョクを韓屋から連れ出したんだ    なんとか考えてよ

サンヒョクは苦し紛れに訴えます。

韓屋ベーカリーに預けておけば良かったんだ

それじゃすべて私のせいだって言うの?

マルじゃは叫びます。

母さんも無関係じゃないってことだ

孫が一人しかいなかったんだもの    ジェギョンが不妊でなければあんなことはしなかった   セビョクの母親は刑務所だし他人に預けるなんて出来なかったのよ

マルジャは嘆きます。

***

ソナは韓屋に行きボクスンにセビョクが見つかったと告げます。

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

セビョクがテヤンだったんです

それは・・どういうこと?

ボクスンは訳がわからずに問います。

ジェギョンが自分が産んだように見せかけてテヤンに仕立てたんです

なんですって?

ボクスンは目を見張ります。

***

ほら    あーん

サンヒョクはテヤンにヨーグルトを食べさせます。

ママはどこに行ったの?

会社に行ったよ    パパと二人は嫌なのか

ううん、パパも好きだよ   だけどママもいたら嬉しい

テヤンは下を向きます。

僕は病気だからママにそばにいて欲しい

もう元気になったろ

サンヒョクは笑います。

仮病だろ?

サンヒョクはテヤンをくすぐって笑わせます。

***

不安に駆られてるくらいならソナのところへ行って説得すべきよね

マルジャは韓屋に出かけます。

一方韓屋ではソナから話を聞いたボクスンが怒っていました。

なんて罰当たりな奴らなの!!

ボクスンは涙声になります。

すべて私が悪いのよ   あの時セビョクを渡すべきじゃなかった

いいえ、元はと言えば私が悪いんです

ソナが言いました。

ジェギョンの元にムンを黙って行かせてれば祖母とセビョクと無事に暮らせたのに

あなたは悪くない    ユン・ジェギョンが挑発してきたんだから

ボクスンがソナを擁護しているとマルジャがやって来ました。

ソナや!

マルジャはソナを見ると駆け寄ります。

話があるのよ

するとボクスンがマルジャの髪を引っ張りました。

何を話すって言うの?  この人でなしが!

ちょっと離してよ!!

マルジャは悲鳴をあげますがボクスンは聞きません。

ソナはセビョクを失って生き地獄を見たのよ!   あんたたちはテヤンを見て笑ってたでしょ!!

このイカれ女!

マルジャはボクスンを突き飛ばしました。

そうよ   私はイカれてる    セビョクを奪った悪党の前で正気じゃいられない!

ボクスンは再びマルジャの髪を引っ張りました。

おばさん、やめて

母さん

ソジュンが来て二人を離しました。マルジャは地面に座り込んで泣き出します。

なんでこんなひどい仕打ちを・・    救急車を呼んで

さっさと立ちなさい

ボクスンが命じます。

ああ、腰が痛い・・

マルジャはヨタヨタと立ち上がりソナを見ました。

ソナ   あまり悪く思わないで    あんたたちは別れてたし私が孫の面倒をみようと思ったの    だから連れて行ったのよ

言い訳になりませんよ   どうして死んだなんてウソを言ったんです?

ソナは怒ります。

セビョクの件はみんな私が悪いのよ     サンヒョクはずっと反対してた     セビョクをテヤンにしようと言ったのも私なのよ

そう言うようにムン・サンヒョクに頼まれたんですか?

いいえ、違うわよ!  みんな私がやったことなの

マルジャはサンヒョクを庇います。

どうであれセビョクは取り戻します

ソナが行こうとするのをマルジャは止めます。

ダメよ!  幸せに暮らしてるんだから     テヤンがびっくりする

何を言っても無駄です

ソナは断固として言いました。

***

グムドクはソナとジェミンに赤いファイルの資料を見せました。

セビョクの死亡届けを出したあと施設で暮らす子に仕立てた    それからパリに養子に行った事にしてそこでも死んだことにした    最後にユン・ジェギョンが産んだことにしてテヤンという名で自分の息子にした

グムドクはセビョクがテヤンになった経緯を説明しました。

セビョクは二度も死んだことに?  許せない     奪い返すわ

ジェミンが立ち上がったソナを止めました。

感情的になってもダメだ    法律的にはジェギョンの息子なんだ     父さんがテヤンを溺愛してるのを知ってるだろ?

ジェミンはソナを説得します。

セビョクを取り戻すまでは伯父、 伯母としてテヤンを可愛がろう    俺が弁護士を雇ってセビョクを取り戻す

***

マルジャはテヤンの見舞いに行き、ジェギョンがテヤンのそばにいないのに怒ります。

仕事が忙しいし明日は退院だから

サンヒョクはジェギョンを庇います。

ところで、ソナに会った?

サンヒョクは訊ねます。

説得しようとしたけど相手にされなかったわよ

マルジャは答えました。

***

マルジャは見舞いの帰りに病院に入って来るソナとジェミンを見て慌てて壁の陰に隠れました。

ソナがどうしてテグクの御曹司といるの?  まさか浮気?

二人の後ろ姿を見ながらマルジャは首を傾げます。

ソナはテヤンの病室に入り眠っているテヤンの頭を撫でました。

どうして忘れていたのかしら    セビョクの目と鼻と口だわ   何度も触ったのに   気づかなかったなんて  ・・バカね

ソナは呟きます。

何故来た?

サンヒョクが聞きました。

ジェギョンは

ここは不便だから近くのホテルで寝ると

子供が病気なのに看病しないの?

仕事が忙しいんだ   それにテヤンはもう大丈夫だ

サンヒョクは言いました。そのとき病室にジェミンが入ってきました。ジェミンはサンヒョクに、少し話そうと言います。

***

二人は病院の屋上で話します。

テヤンをどうする気だ?

ジェミンはサンヒョクに訊ねます。

お義兄さんには関係ないことです

サンヒョクが言うとジェミンはサンヒョクを殴りつけました。

セビョクをテヤンに仕立てたくせに!  ソナさんに返すんだ!!

ジェミンはサンヒョクを怒鳴ります。

もし悪事を認めて償うならソナさんを説得して善処する

その後は?

サンヒョクは聞きました。

ソナはお義兄さんを利用してますよ   セビョクを取り戻したらソナとは別れることになる   いいんですか?

サンヒョクは笑います。

それでも奪い返すと?

ジェミンはサンヒョクを殴ります。

卑劣なやつめ!  ジェギョンと二人でソナさんをもて遊んでいるくせに  両親にすべて話してテヤンを手放すんだ

しかしサンヒョクは言いました。

父親じゃないからテヤンの立場を考えないんですね    テヤンは十分幸せです   祖父母に愛されているし、母親を愛してます

ジェミンはまたサンヒョクを殴ります。

最低だな   ソナさんはセビョクの後を追おうとしたんだぞ   ・・どれほど苦しんだか   長くは待てない     良く考えろ

ジェミンは立ち去ります。

***

ジェギョンのオフィスにソナは乗り込みます。そしてジェギョンの頬を打ちました。

よくもセビョクを二度も殺したわね!

ソナはジェギョンにセビョクの資料を投げつけました。

セビョクを死んだことにして別人として養護施設に入所させ、 そこからフランスに養子に出してそこでも死亡させ、テヤンとして自分が出産したことにしたわね!

なにをバカなことを    テヤンは私の息子よ

ジェギョンは言います。

とぼけないで   ムンはセビョクがテヤンだと認めたわよ   私とテヤンで親子鑑定を受けようか?

ポン・ソナ、 頭が悪いのね     テヤンに配慮できないの?  あなたが育てたら犯罪者の子よ     私の息子ならテグクの会長の孫になる     どっちが幸せよ

現実を見なさい

ジェギョンはソナを嘲ります。

自分のしたことをわかって言ってるの?    あなたを潰すしかないようね

ソナはジェギョンを椅子に押し倒し首を絞めます。

あなたは殺人の罪を着せた上、セビョクを盗んだ    私を殺そうともした

我慢できない

ソナはジェギョンの首を絞め続けます。

ポン・ソナ!

スチョルが入ってきてジェギョンからソナを引き離しました。

何をやってる?

ソナはスチョルを睨むと出ていきます。

***

テヤンは退院してユン家に戻りました。

おじいちゃん!

テヤン、元気になったか

ユンは走ってきたテヤンを抱き上げます。

暫くは食事に気をつけるべき?

ヘランがサンヒョクに訊ねます。

甲殻類だけは避けるようにと

それでも今日は粥だけにしておけ   大事な孫だからな

ユンが言いました。

***

サンヒョクが会社に行く支度をしているとヘランが部屋に来ます。

会長はテヤンを溺愛しているわ    会長を騙して良心が痛まない?

ヘランはサンヒョクに訊ねます。

すみません

サンヒョクは謝ります。

おまけにこの家でポン・ソナと密会してる     私が知らないとでも思ってるの

お義母さん・・

あなたたちを庇っているわけじゃない   私の息子、ジェミンのために口をつぐんでるの

お義母さん・・誤解しないでください    ポンさんとは何も・・

言い分けなんか聞きたくないわ    どれだけ図々しいの

ヘランは軽蔑を込めてサンヒョクを見ました。

あなたなんかすぐにでも追い出せる   命が惜しければボン・ソナを連れて出ていって    いいわね

ヘランはサンヒョクの部屋を出ていきます。

***

ジェミンは弁護士セビョクの件を相談します。資料を見て弁護士は言いました。

死亡届けの段階から偽造なんですね

そうです

ジェミンは言いました。

違法なやり方で養子を迎えても罪にならないケースもあります    子供への配慮で

でも赤ん坊を養子縁組の記録を残したくないという理由で二回も死んだことにしたんです

悪質だと証明できれば元の名前に戻せるでしょう    ただ気がかりな点が・・

なんですか?

ボンさんは子供の実父と養育を?

弁護士は訊ねます。

実父は不正を働いた男です    任せられるわけもありませんよ

ジェミンは憤慨します。

ポンさんは殺人罪で服役していますね

それは・・  濡れ衣なんです

では冤罪の証明を先にしないと     でないと親権が取れません

弁護士は言います。

第56話

ソナはボクスンにテヤンの写真を見せます。

まあ、セビョクはこんなに大きくなったのね   昔の面影もある

ボクスンは目を潤ませます。

生きて再会できて本当に良かった   幸せなことよ

ええ   ありがたいです

ソナはしみじみと言います。

それでユン・ジェギョンたちはなんと言ってるの

絶対に渡さないって    テヤンのおかげで父親ともうまくいってるから渡す気にはなれないでしょう

全く自分の利益のためにセビョクを利用するなんて

ボクスンは憤慨します。それでもソナは幸せそうに言いました。

夢のようです   セビョクがすぐそばにいたなんて

そうね   でもセビョクはジェギョンを母親だと思ってる    どうするの

名乗り出たらきっとセビョクは混乱してしまう    まだとても伝えるのは・・

ソナがセビョクを気遣っているとジェミンからメールが来ました。

ソナさん、シャロンとして家に戻って

メールを見たソナはユン家に戻ります。

***

サンヒョクは実家でマルジャと話していました。妹のサンミに好きな人がいるらしいとサンヒョクはマルジャに伝えます。

悪い人じゃなければ結婚させてやって

そうね   早い方がいいだろうし

マルジャも同意します。

ところでソナは何か言ってきた?  セビョクを返して欲しいだろうし・・会長にバラしたりしないかしら

マルジャは不安げに言います。

会長はテヤンを溺愛してるからソナだって迂闊に動けない   ジェギョンは実の娘だしソナが弾かれる危険が大きいから慎重に考えてるだろう

テヤンの気持ちを思いやって名乗り出るのは遠慮するかもね

問題はユン・ジェミンなんだ

サンヒョクはため息混じりに言いました。

ユン・ジェミンってジェギョンのお兄さん?

マルジャは驚きます。

***

兄さんがテヤンの正体に気づいたの?

ジェギョンもサンヒョクの話に驚きます。

ブローカーのことを嗅ぎまわってたものね    でも何故ソナに手を貸すのかしら    もうイヤになる

不機嫌になったジェギョンは夫を責め始めます。

あなたも兄も何故ソナに夢中になるの?  気の毒だから?   同情して守ってやりたくなるの?

サンヒョクは困惑します。

俺はそんなんじゃない

***

伯母さん

部屋に入ってきたテヤンにシャロンは優しく聞きます。

テヤン、体はもう大丈夫なの?

うん、元気になったよ   もうご飯もいっぱい食べれる

そう   セ・・テヤンは偉いわね

シャロンは涙ぐんでテヤンを見つめます。

ねえ、テヤン、少し抱き締めてもいい?

テヤンはコクンと頷きます。シャロンはテヤンを抱きしめました。

セビョク・・   私の息子!

シャロンは涙を流します。

伯母さん    苦しいよ

ジェミンがきてテヤンを離しました。

落ち着いて

ジェミンはシャロンに言ってからテヤンに笑います。

伯母さんは頭が痛いんだって    テヤンがフーしてやって

テヤンはシャロンにフーします。

伯母さん    泣かないで

分かった   テヤンに言われたから泣き止むわ

シャロンは泣き笑いします。

私は幸せよ

***

会社でジェギョンがサンミを叱っているのを見たシャロンは理由を問いました。

私が対外秘の資料を外注業者に共有してしまい他部署にご迷惑を・・

サンミは話します。

会社の損害は?

・・は?  損害はありませんが確定前の情報が流出したと騒ぎに・・

話を聞いたシャロンはジェギョンに言いました。

ジェギョン、怒るようなこと?

え?

悪いのはうちに共有したデザイン室でしょ?  損害も出てないんだし

本部長、それはそうですがサンミさんは初歩的なミスを犯したんです

ジェギョンは反発します。

ジェギョン、全業務を文書化しろと言った件は?  アートワークの開発期間は?

決まったルールはないので・・

なによ    ルールもないのに部下を怒るなんてチーム長にふさわしくないわ    辞めなさい

本部長!  部下の前ですよ

ジェギョンは慌てます。けれどシャロンはジェギョンの額を指で突きました。

自分が怒られるのは恥ずかしいのに部下には怒るの?  問題が起こったら上司がカバーすべきでしょ    部下のせいにする人にチーム長をやる資格はないわ

シャロンはジェギョンを責め続けます。

***

ジェギョンは自分のオフィスに戻るとデスクのものを投げつけます。

どうした

サンヒョクが来て訊ねます。

部下の前でシャロンに恥をかかされた!   あの女許さない!!

シャロンが?  ジェイタウンのために我慢しないと・・

今までさんざん我慢してきたのよ    もう限界だわ   父に告げ口すると言われても次は絶対にただじゃおかない

***

おばあちゃん   僕の歯ブラシがない

テヤンが二階から降りてきてヘランに言いました。

テヤンの歯ブラシ?

一緒に探して

なぜなくなったのかしら

二人は二階に上がります。

テヤンの歯ブラシはどこかな~

***

テヤンの歯ブラシはソナとの親子鑑定のためにジェミンが持ちだしていました。二人の歯ブラシをジェミンは封筒に入れました。封筒の宛先はバイオ遺伝工学研究所でした。ジェミンはバイク便の男性に封筒を渡します。

ジェミンのオフィスを出るとバイク便の男性は歩いてきたユンと秘書と行き違う際に封筒を落としてしまいます。

失礼

待て

秘書が男性に渡そうとした封筒をユンが受けとります。

これはなんだ?  バイオ遺伝工学研究所?

通りかかったジェギョンがユンの言ったことを聞きつけます。

まさかソナとテヤンの親子鑑定では?  お父さんに知られちゃう!

封筒を開けようとしているユンにジェギョンは声をかけます。

会長!

なんだ?

あの・・

そこへジェミンがきて携帯を差し出しました。

会長、電話です

誰からだ?

ユンは封筒を秘書に渡しました。秘書はバイク便の男性に封筒を返します。

ユン・テグクです   ああ、工場長・・

ユンは電話しながら行ってしまいました。ジェギョンはバイク便の男性の封筒に手を出そうとします。

ジェギョン

ジェミンか妹を止めました。

仕事に戻れ

バイク便の男性は行ってしまいます。

***

ユン専務が解決しましたか    それは良かった   それでは

ユンは会長室で笑いながら電話を切ります。折よくジェミンが部屋に入ってきました。ユンはジェミンに携帯を投げました。

この野郎   大事になる前に解決したとか

うん、仕事はできるよ    父さんは認めないけど

なんだと?  何故報告しなかった

報告する前に対処した方が早いから

だから事後報告か

父さん、 俺はユン・ジェミンだ

なんだ   私の息子らしくなったじゃないか

ユンは感心します。

ところでさっきの封筒はなんなんだ?

ああ、原材料のテストを

ジェミンは誤魔化します。

世間は遺伝子組み換え食品に敏感だから

今の消費者には曖昧にするのは良くない

ユンは納得します。

***

バイク便の人を止めて

ジェギョンはオフィスで電話するとロビーに降ります。そしてバイク便の男性に近づいて言いました。

中身を間違えたそうです

連絡を受けてませ

男性は言います。

ウソだとでも

ジェギョンはお金を渡し、バイク便の男性から封筒を受けとります。そして中の歯ブラシと自分の持ってきた歯ブラシを交換して、封筒を男性に返しました。それから何食わぬ顔でオフィスに戻りました。

けれどジェギョンの姿が消えると男性は別の茶色の封筒を取り出し笑いました。

***

ジェミンのところにバイク便の男性から電話がかかってきました。

受理されました

妹が中身の入れ替えを?

はい   茶色の封筒の方を提出しました

わかりました

ジェミンは電話を切ります。

ジェギョン、お前のやりそうなことは全部お見通しだ

ジェミンは最初からバイク便に封筒を二つ渡し、茶色の封筒を[生命工学遺伝研究所]に届けるように指示していたのでした。白い封筒はジェギョンが来たら渡すためのダミーだったのです。

***

シャロンは祖母の遺品の箱から日記を取り出して眺めます。

おばあちゃん、 セビョクを見つけたわ     おばあちゃんが守ってくれたのね    ありがとう

すると箱の中から祖母の写真と靴がなくなっているのに気づきました。

どうしたのかしら

シャロンが怪しんでいるとテヤンが入ってきます。

伯母さん、 これをあげる    もう頭が痛くならないように

まあ、ありがとう    これはテヤンの宝物1号でしょ   貰っていいの?

違うよ    メンコは宝物1号じゃない

じゃあ   テヤンの宝物1号は何?

皆には内緒だよ

テヤンは笑って言いました。

僕のママ

シャロンは茫然と息を飲みます。

・・何故ママが宝物1号なの?

ママが大好きだから    これくらい

テヤンは両腕を広げて見せ、部屋を出ていきました。

シャロンは激しいショックを受けます。

***

ジェミンは会社でサンヒョクとセビョクについて話します。

今は二日で親子鑑定が出来る時代だ

それで何がしたいんですか

サンヒョクはジェミンに訊ねました。

もちろんセビョクをソナさんに返す

セビョク・・いやテヤンは僕の子でもあるんですよ   テヤンはユン家にいて幸せなんです

勝手なことを言うな    お前たちがソナさんに罪を着せて服役させなければ二人は親子として暮らしていたんだ   ソナさんに返さないなら家族に明かして法的措置に出る

ジェミンは告げました。

テヤンのことも考えて   テヤンにとって母親はジェギョンなんです

サンヒョクの言葉にジェミンは憤ります。

お前たちの欲のためにこうなったんだ   元に戻せ

そのためにソナをシャロンにして家にいれたんですか?   愛の力は偉大ですね

黙れ

テヤンのことを口外したらソナも無事じゃいられません   暴いても誰も得をしないんですよ   孫も嫁も偽者でその首謀者は息子と娘なんてご両親が耐えられますか?

サンヒョクはジェミンを嘲ります。ジェミンはサンヒョクの襟首を掴みました。

お前・・偉そうに

サンヒョクはジェミンの手を払います。

だから知らん顔をしててください!  僕はあの家を出れば終わるがユン家は大変なことになる

そうか   お前の考えは読めた     だが容赦はしない    気を付けろよ

ジェミンは言いました。

***

家政婦が休みを取った?  代わりを探せ

ユンはヘランに言います。

でもうちには女が三人もいるのよ    シャロンとジェギョンが”任せろ”ですって

ヘランは言いました。

キッチンではシャロンがジェギョンにお米をとがせていました

ちょっと!  お米はもっと力強くとぐものでしょ

シャロンに命じられジェギョンは不承不承に指に力を入れます。

全く家政婦が休みを取るなんて

ジェギョンは唇を尖らせます。

***

今日こそ告白するわ

サンミは韓屋ベーカリーの前で決意します。しかし店でソジュンを見ると何も言えなくなってしまうサンミ・・仕方なく客のふりをしてお菓子をトレーに乗せます。

私、何やってるんだろ・・

ボクスンが店に来てソジュンに報告します。

今日お祖父さんの恋人が来るそうよ

本当に結婚するのか

そうみたい

サンミは話を聞いてソジュンに叫びます。

お祖父さんは結婚するのに私たちはダメ?

え?

やだ!   心の声が勝手に・・

あ然とする二人の前でサンミは縮こまります。

最悪・・

サンミは店を出ていきました。

あの子どうしたの?

ボクスンがソジュンに聞きます。

さあ女優志望かな

***

キョンイはマルジャに契約書を読みあげます。

ペ・ダルボンはキョンイとの婚姻にあたりキョンイの借金を二回に分けて返済することを誓う    証人ヤン・マルジャ

分かった!   証人になるわよ    支払い条件も読んでちょうだい

マルジャは呆れながら言います。

今日付けで契約金の半分を振り込み、結婚式当日に残り半分を振り込む

キョンイは笑いながら読みあげます。マルジャは仰天しました。

あのケチなジジイは心底あんたに夢中なのね?   こりゃ驚いた!  それでダルボンさんはお金を振り込んだの?

大丈夫よ

キョンイの携帯が鳴ります。

ほら、お金が振り込まれたわ!!

キョンイは狂喜します。

***

ユン家で家族が集まっているとジェミンが言いました。

テヤン、遊園地に行きたい?

うん、もう元気になったよ

だったら今日行くか

やった!!

テヤンは喜びます。

兄さん、本当なの?

ジェミン、遊園地に行くの?  私も行く

シャロンが言いだします。

遊園地に行っても大丈夫そうか?

ユンはテヤンに訊ねました。

うん、僕、行きたい!

そうか、じゃあ気をつけて行っておいで     食べ物に注意しろよ

けれどヘランは気に入りません。

シャロン、遊びに行ってる場合?

1日くらいいいじゃないか   気分転換になる     行ってこい

ユンがシャロンに言いました。

感謝します

シャロンは笑います。

***

ジェミンとシャロンはキッチンでお弁当を作ります。

初めてののり巻きが出来たぞ

のりが破れてるじゃない   うまく巻いてよ

確かに    俺が食べる

ジェミンは笑います。シャロンはジェミンを見て言いました。

ありがとう、ジェミンさん     テヤンとの時間を作ってくれて

気にするな

ジェミンは優しく微笑みます。

***

ジェギョンはテヤンに防寒着を着せました。

伯父さんたちとはぐれないようにね

すごく楽しみ!!

テヤンはシャロンたちの所へ走って行きました。

大喜びだな

サンヒョクは笑います。

嫌な予感がする    兄が遊園地に連れて行くなんて     ポン・ソナに会わせる気じゃ?

シャロンも一緒だぞ

不安そうなジェギョンを見てサンヒョクは言いました。

じゃあ俺がついていこうか

***

シャロンたち三人は遊園地で乗り物に乗って遊びます。そんな三人をサンヒョクが尾行していました。

テヤン    撮るよ

シャロンとテヤンがメリーゴーランドに乗ると、ジェミンは写真を撮ろうとします。

あ、パパだ

ジェミンはサンヒョクが横に来たのに驚きます。

誘拐されないか心配で来たのか?

お構いなく

サンヒョクはメリーゴーランドのテヤンに手をふりました。

***

綿菓子を食べるテヤンを見つめる三人。

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

何故ついてきたんだ

ジェミンはサンヒョクに聞きます。

テヤンに会いたかったからですよ   テヤン、パパが来て嬉しい?

うん    今日はすごく幸せな日だよ

幸せか

親子二人は笑います。そんな二人を見てジェミンとシャロンは苦笑しました。それでもシャロンはテヤンに笑いかけます。

伯母さんも幸せよ   テヤンが楽しそうで嬉しい

***

ボクスンはダルボンの結婚相手がキョンイだと知って怒ります。

母さん・・    どうしたの?

キョンイに挨拶もしないボクスンを見てソジュンは戸惑います。

この結婚には賛成できない

頑なに言うボクスンにソジュンが困っているとキョンイが話しに来ました。

ボクスン、私に腹を立てるのはわかるけどこれも何かの縁よ    受け入れて

縁ですって  あなたは詐欺師よ!!    舅から離れてちょうだい

いくらお金を持ち逃げしたからってひどすぎる言い方だわ    あなたの舅を幸せにできるのは私しかいないのよ     今日は帰るけどよく考えてね

キョンイは店を出ていきました。

***

ソナとテヤンが親子であるという鑑定結果が出ました。ソナは結果を記した書類を持ってジェギョンの所へ行きます。

さあ、謝りなさい!!

ソナはジェギョンに[親子一致]の紙を見せつけます。

そんなバカな・・  どうして・・

信じられないか?

ジェミンも来て妹に言いました。

前のやり方はいつも一緒だから裏をかいたのさ

ジェミンは二つの封筒をジェギョンに見せました。

これを持って今から会長に会いにいく    覚悟しなさい

ソナは告げました。ジェギョンは青ざめます。そしてソナの前で手を合わせました。

やめて!   お願い!!

じゃあ  セビョクを返して

分かったわ    父が衝撃を受けないように方法を考える    だから時間をちょうだい

ジェギョンは涙を流して頼みます。

テヤンだって急にあなたのことを母親だなんて思えない

テヤンを利用してヘタなマネはしないでよ

ソナは言いました。

分かったわ

ソナはジェギョンの横を通りすぎました。ジェミンも妹を立たせるとソナを追います。

もう!  兄さんは何故ソナを助けるの?    一体どうやって乗り切れば??

ジェギョンは絶望します。

***

テヤンのために時間が必要ね

二人はジェミンのオフィスで話します。

突然母親だと名乗ったらテヤンは混乱する

きみは息子を思ういい母親だ

ジェミンはソナを誉めます。

じゃあシャロンに戻る   あとで会いましょ

ソナはオフィスを出ました。

◆ドラマ「二番目の夫」第12週(第55・56話)の感想

ドラマの筋から離れるけど、テヤン(セビョク)君が可愛くって♥♥ユン・テグクを演じる役者さんがいつも抱いていて、すごく慣れてる感じも素敵です。話しかけると真っ直ぐ目を見てるのね。他の役者さんにはちょっと恥ずかしげなんだけど、テグクさんのそばではリラックスしている感じが伝わってきてきっと可愛がっているんだなあ~とほっこりします。小さい子って話さなくても気持ちが表に現れるんですよね~。でもこのテヤン君が楽しそうにやっているのできっとこのドラマの現場は皆優しくていい雰囲気何だろうなと思えてきて観ていて嬉しくなりますね(#^.^#)。

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