こんにちは。カナエです。
今回も韓国ドラマ「二番めの夫」第11週（第52～54話）について書きたいと思います。
ジェミンが偽装結婚したことでヘランはソナを激しく罵る・・
＜画像出典＞https://kdm-a.com/secondhusband
韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中
◆このドラマのキャスト／これまでの物語
◆ドラマ「二番目の夫」第11週（第52～54話）のあらすじ（ネタバレ）
52話
セビョクが生きていると知ったソナ（オム・ヒョンギョン）はマルジャの店に行き、セビョクの行方を訊ねます。
サンミさんが会話を録音してくれたんです セビョクは生きてますね
まあ、あの子ったら なんてことを・・
マルジャは絶句します。
答える気がないならサンヒョク（ハン・ギウン）さんのところへ
ソナが店を出ようとするとマルジャは慌てて言いました。
セビョクは養子に出したの！
ソナは顔色を変えます。
セビョクをどこに養子に出したんです？ それだけ教えてください
私は知らないの サンヒョクが手続きしたから
するとソナはすぐに店を出ました。
ちょっと、ソナ！ ああどうしよう・・
マルジャは困ってサンヒョクに電話します。
***
ソナはサンヒョクを呼び出しました。
責める気はないわ セビョクの居場所だけ教えて
ソナ・・
サンヒョクは途方にくれます。テヤンがセビョクだとは言えたものではありえません。
ソナ セビョクは養父母と幸せに暮らしてる セビョクが大きくなったら会えばいい
それならこっそり見るだけにするから どこに住んでるの？ 名前は？
けれどサンヒョクはセビョクは海外にいると言いました。ソナはサンヒョクの言うことに疑いを募らせます。
あなたの言うことは信じられない 自分で探してみせる
ソナは泣きながらサンヒョクを睨みます。
息子が見つからなければジェイタウンなんか握り潰してやる
サンヒョクは慌てます。
ソナ！ 待てよ セビョクは正式な機関を通してない 見つからないよ
セビョクの居場所を教えないなら会長にあなたの過去をすべて話してやる！
ソナは泣きながらサンヒョクを脅しました。
***
ソナにセビョクのことがバレた？ どうしてそんなことになったのよ？？
ジェギョン（オ・スンア）はサンヒョクの話に怒ります。
養子に出したと言ってあるが、調べるうちにテヤンに行きついたらは大変だ
サンヒョクは憂鬱そうに言います。
そんなことになったら私たちは破滅よ あなたがなんとかして！
ジェギョンは語気を強めます。
***
サンヒョクは仕方なくマルジャにソナのことを相談します。
一体どうすれば・・テヤンがセビョクだとわかったらソナが大騒ぎする
当然の話だよ ソナを止めるにはどうすればいいかな
サンヒョクは頭を抱えます。
それにしてもソナはどこからセビョクのことを知ったんだ？
サンミが私との会話を録音してソナに渡してたのよ！！
マルジャは怒って言います。
***
サンヒョクは会社の給湯室で妹のサンミを問い詰めます。
何故あんなことをしたんだ？ 母さんとの会話を録音するなんて
サンミは兄を睨みました。
セビョクが死んだなんて・・なんてひどい嘘をつくのよ？ 実の兄だけど軽蔑するわ！
サンヒョクは妹の言葉に憤慨します。
誰のおかげでこの会社に入れたと思ってる？ 身の程をわきまえろ
サンヒョクはサンミに言い放ち部屋を出ていきました。
ほんとムカつく
サンミは苛立ちます。
***
ジェギョンのオフィスにソナが入ってきてセビョクの居場所を問いました。
セビョクのことは夫と義母が対処したの 私は知らないわ
ジェギョンは嘯きます。
セビョクのことを調べたって無駄よ 前科のある母親は歓迎されない 諦めたら？
ジェギョンの言葉にソナは憤りました。
黙りなさい セビョクが見つからなければあなたの父親にムンの過去もあなたの罪も話すわよ 覚悟して
ソナは背を向けてオフィスを出ました。
***
ソナと争いジェギョンが不機嫌なところにへヘンシルがやってきます。
悩んでる顔ね どうしたのよ
母さんに言っても
そう言いながらジェギョンは不満を吐き出します。
ある女に男たちがやたら優しいの 不運続きなのが可哀想みたいで 兄も夫も
男は気の毒な女を見ると手を貸したくなるもんよ 同情心に支配される・・あら！
ヘンシルは閃きます。
この手があった
***
マルジャはサンミを叱りつけます。
うちにスパイがいるとは思わなかった！ どっちの味方なの？
お母さん、いくらなんでもひどいわよ！ 私だってセビョクの叔母さんよ セビョクはどこにいるの？？
うるさいわね！ もう出てって！！
マルジャは娘を怒鳴りつけます。すると予想外にサンミは喜びました。
出てってもいいの？ 一人暮らしがしたかったのよ
マルジャは唖然としました。
一人暮らしなんて・・そんなお金が何処にあるの？
お母さんの怒鳴り声が聞こえないところに住みたいわ
サンミは嬉しそうに店を出ていきます。
ちょっと！ サンミ！！
***
テヤンを囲んで談笑するユンたち家族。
＜画像出典＞https://kdm-a.com/secondhusband
火曜はジェギョンとシャロンを早めに帰宅させて 大事な会議もないでしょ
ヘランはユンに頼みます。
何かあるのか
大事なお客様が来るの
ヘランはジェギョンを見ながら言いました。ジェギョンは不安に襲われます。
***
ヘンシルはいつもの派手な服装からガラリと変え、地味な喪服のような装いで会長室に行きます。
あなた・・なさけないわ 人生がむなしいの
なんだ？ 雰囲気が変わったな どうした
ユンは驚きます。
指輪詐欺に遭うしいいことがない もう駄目だわ
らしくもない 元気を出せ 食事でもするか
ユンはヘンシルとレストランに行きます。テーブルにつくと仕事の電話がきてユンは壁際で話しました。その間にヘンシルはジェギョンに電話します。
ジェギョン、今会長と会社のレストランにいるの
母さん 珍しくうまくやったじゃない その調子でヘランを追い出してよ
ジェギョンは母親を励まします。
そこにシャロンとジェミン（チャ・スウォン）が入って来ました。2人はテーブルにつきセビョクについて話します。
グムドクさんが機関を調べるから俺は別方面を調べる
別方面？
正式な機関を通さずに養子に出す方法だよ 養子だと書類に記載しないやり方もあるようだ そこから調べるよ
やっぱりうちの旦那様はさすがね
シャロンは笑います。
メニューを覗いたジェミンはユンとヘンシルがワインを飲みながら食事しているのに気づきました。2人の楽しそうな様子にジェミンは気色ばみます。
父さん、どういうことだ
ジェミンはユンたちのテーブルに行って抗議しました。
まあ、ジェギョンのお兄さん 私はジェギョンの母親なのよ あはたにとっても親みたいなもんじゃない 不倫を見たみたいに言わないで
ヘンシルは反発します。
もういい
ユンは立ち上がってレストランを出ていきます。
あなた、待って
ヘンシルはユンを追いかけます。
***
シャロンが会社に出勤するとチョ秘書が急いで来てシャロンにささやきます。
移動中にご説明を
シャロンたちが出ていくのを見たジェギョンとサンヒョクは怪しみます。
慌てていたけど何かしら まさかジェイタウンの工事費滞納のことじゃ・・
ジェギョンはスチョルにシャロンをつけさせようとしますが、サンヒョクが止めます。
キム室長はヘランに疑われてるだろ 俺が行く ジェイタウンのことがバレたら大変だ
サンヒョクはシャロンたちを追います。
***
シャロンが急いでいたのはセビョクの件でした。シャロンはジェミンと電話で話します。
ブローカーを見つけた 会ってみるから韓屋で待ってて
シャロンはジェミンの言う通りにします。
サンヒョクは韓屋にシャロンが入るのを見届けます。するとヘランも韓屋にやってきたのでサンヒョクは驚きました。
義母にシャロンがソナであるのがバレたのか ジェミンと別れさせられるからそれもいい だがジェイタウンのことを義母に知られてしまう！
サンヒョクは葛藤します。
***
国際養子縁組みを仕切るブローカーがいて事務所を突き止めたらしい
ソジュンがソナに説明しました。
私も行きたい 追いかけるわ
でもソナ、その格好じゃ・・
ソナ？
ヘランが店に来て問いました。皆はヘランを見て凍りつきます。
シャロン、何故ここにいるの？
シャロンは笑顔で誤魔化します。
お菓子を買いに来ました ここの人たちは私をやたらソナと呼ぶんです
すみません あんまり似てるのでつい・・
ボクスンが謝ります。そしてヘランに訊ねました。
どのようなご用件で
お義母さまもパンを買いに？
テヤンのためにもち米パンを買いに来たの
わかりました
ボクスンがパンを包みます。
私はちょっと用があるの 先に行って
ヘランは買い物を済ませたシャロンを帰します。
***
シャロンが帰るとヘランはボクスンに聞きました。
ポン・ソナさんは？
不在ですが何かご用ですか？ 伝言で良ければ預かります
いえ、出直します いつお戻りに？
まだわかりません 奥さまに電話するよう伝えます
いえ、 そこまでして貰わなくても
ヘランは帰ります。
***
4年前の養子縁組について聞きたいんですが
ジェミンは事務所で話しました。
シラを切ろうと思わないで
ジェミンはセビョクの説明をしながらお金をブローカーに渡します。
これは情報料です
男は札束を見てにやつきます。
どこに養子に出されたかわかればさらに支払いを
どんな子です？
男は笑顔になって聞きました。
ジェミンはサンヒョクとセビョクの写真を見せます。
彼がこの赤ん坊を養子に 名前はムン・セビョクです
見覚えはありませんね
男は写真を眺めて言います。それから資料を探しに行きました。
どれどれ
男はロッカーの鍵を開けて中を調べます。そして資料の1つを急いで棚に上げました。
ムン・セビョク・・ ありませんねえ 探して後日連絡しますよ
お願いします 見つけてくれたらお望みの額を支払いますよ
ジェミンはブローカーに言いました。
***
サンヒョクはジェギョンにジェイタウンの話ではなかったと報告します。
なら良かった 資金は足りないしヘランには脅されるしで気が休まる日がない
ジェギョンは嘆きます。そこへ養子縁組のブローカーから電話がかかってきます。
お久しぶりです ユン・ジェギョンさん
ブローカーはムン・セビョクを探して男が事務所にやってきたとジェギョンに告げました。
名前は？ 連絡先を教えてください！
ジェギョンは慌てます。
ただで教えるわけには・・
いくら払えば？
ジェギョンはお金を振り込みます。
***
ブローカーは喜色満面でした。
どちらからも金が入る 頭は使うもんだ
携帯が鳴り、ブローカーはジェギョンからの入金を確認します。
オーケー 仕事が早い
ブローカーは笑います。
***
依頼人はユン・ジェミンですって？ どうして兄が？？
ジェギョンはブローカーからの返答に驚きました。シャロンがソナであることを知っているサンヒョクは納得します。
義兄は今でも韓屋の人間と親しい ソナがペ・ソジュンを通じて頼んだんじゃ？
本当に世話好きな人ね
ジェギョンは呆れます。
テヤンの件は絶対にポン・ソナに隠し通さないと
テヤンがなんだって？
ユンがオフィスに入って来たので二人はびっくりして立ち上がりました。
ああ・・幼稚園のお迎えの話ですよ
どちらが迎えに行くかで口論に
二人は誤魔化します。
いつも家庭教師に頼んでるだろ？ 家に客が来る日だから今日は早めに帰れ
ユンは命じました。
***
キョンイはダルボンと結婚することになったとマルジャに告げます。
ダルボンさんが借金を返済してくれるって？ そりゃ良かったわね じゃあチルスさんとは別れるの 良かった！！
チルスを気に入っているマルジャは喜びます。けれどキョンイは言いました。
結婚と恋愛は別よ 別れないわ
なんですって？ 二人ともキープする気？ もうなんて女！！
マルジャは怒って額を触ります。
ああ、血圧が上がってきた・・
***
一体誰がうちに来るのよ
ジェギョンが不安がっているとまたヘンシルが現れます。
母さん、具合でも悪いの？
そう見える？ じゃあ成功ね
黒っぽい装いをして白塗りのメイクをしたヘンシルは楽しそうです。
それが例の同情を買う作戦なの？
前回よりもレベルを上げて攻めるつもりよ
ふうん、頑張ってヘランを追い出してよ
ジェギョンはヘンシルをたきつけます。
***
会長室のソファーでぐったりしているヘンシルを見てユンは心配します。
最近どうしたんだ？
私があなたより先に死んだらあなたは喜ぶでしょうね 頭痛のタネが消えるから
当然だ それで先に死ぬつもりか？
ひどすぎる
どうして泣くんだ 具合が悪いのか？
病院に行ったんだけど私は病気らしいの
病気？ どこが？？ まさかガンか
ヘンシルは何も答えずに泣き続けます。
***
ユンは会社の前までヘンシルを送り車に乗せます。
これを持っていけ
ユンはお金の入った封筒をヘンシルに渡します。
これで好きなものを食べてゆっくり休め
ヘンシルは頷きます。
検査結果が出たら連絡しろよ
ヘンシルはユンに手をふると車で走り去ります。
そん二人の様子をジェミンは見て苛立つのでした。
53話
シャロンはサンヒョクの部屋にいきセビョクの居所を訊ねます。
部屋に入るなんて誰かに見られたらどうする？
それどころじゃない！ 居場所を教えてよ
シャロンはサンヒョクに詰め寄ります。
非正規の養子縁組機関にジェミンさんが行ってくれたけど情報を貰えなかった あなたがブローカーを説得してよ
シャロンはサンヒョクに頼みます。
私とジェミンさんが動いたらジェギョンにバレる それであなたは平気？
***
ヘランのところには客が訪れていました。家に招待されたのはパク教授でした。
座って 嫁たちを呼んでくるわ
ヘランは階段を上がります。そしてシャロンの部屋に声をかけました。
テヤン、パパと一緒に降りてきて
テヤンが部屋に行くとシャロンがいました。
叔母さん
階下へ戻ろうとしていたヘランはテヤンの声を聞いて振り向きます。するとサンヒョクの部屋にいるシャロンを目撃しました。
（どうして婿の部屋に？）
サンヒョクはテヤンを抱きあげて笑います。
仕事の話をしていました
そしてテヤンと階段を降りて行きます。
家族で事業をやってると仕事の話ばかりになって
シャロンも苦笑気味に言って階段を降りました。
***
ジェギョンは客がパク教授と知ると顔を強張らせます。
こんにちは
ジェギョンさん、久しぶりね
ジェギョン、さあ座って 教授が会いたがっていたわよ
ヘランが座るよう促します。パク教授はテヤンを見て目を細めました。
可愛いお子さんですね どなたの・・
教授の視線を感じたシャロンは言います。
私じゃありませんよ
じゃあこの子は・・？
パク教授！ 医学部長就任おめでとうございます！！
ジェギョンが話を遮ります。
この子はジェギョンがフランスで出産したんですよ
ユンが教授に言いました。
ジェギョンは海外出産でしたが嫁が出産する時はよろしく
あら～私は結構ですよ！
シャロンは笑います。そしてジェギョンを不審げにながめました。
***
何故バク教授だと教えなかったの？
ジェギョンはサンヒョクに怒ります。
連絡する暇がなかった
わざと教授を呼ぶなんて、チュ・ヘランは本当に私を追い詰めるつもりなのね 父に知られるところだったわ
***
ジェギョンの元担当医がうちに来たのか？
帰宅したジェミンがシャロンに訊ねます。
うん 義父は普通だったけど義母とジェギョンたちの様子が変だった
シャロンはジェミンに話します。
それで思い出したんだけど、祖母の葬儀をやった日にジェギョンが健康診断を受けてた 病院着で点滴をつけていたの でも妊婦はレントゲンが使えない 健康診断なんておかしい
・・そうだな 妙な話だ
ジェミンは頷きます。
もしかしたらジェギョンは流産して入院してたんじゃ
流産？
その日に来たんじゃなくて数日入院してる感じだったし
そういえばおばあさんの葬儀の頃ジェギョンとムンは済州島に旅行に行った しかも突然に
それはやっばり何かあるわ
元担当医のパク教授に確認してみよう
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ジェミンは言います。
***
キッチンでヘランとジェギョンは顔を合わせます。
私をもて遊ぶ気分は？
気づいてたのね
ヘランは薄笑いを浮かべます。
バク教授を呼んで脅かせば私が怯えるとでも？
そう？ なら父親に子供を産めないと正直に言ったら？
お母さん！
私は人でなしには容赦しないの 今までの悪行を反省しなさい
ジェギョンは対決姿勢になります。
ホテルに出入りする人が言えた義理ですか？
お黙り
黙りません 何故刺激するんです？ お互い秘密は守るべきでしょ バレたらどちらが損するか試します？
随分生意気ね
私は血の繋がった娘ですよ！ でも夫婦といってもお母さんは他人でしょう？ 不倫した妻なんてお父さんに捨てられるかも
私が捨てられる？
ヘランは持っていたグラスを床に投げつけました。ユンが驚いてやってきます。
どうした？
ああ・・なんでもない ジェギョンの話にびっくりしてグラスを落としたの
ヘランは欠片を拾おうとしゃがみました。
おい！ 危ない！！ 触るな
痛っ！
ユンはヘランの手を取ります。
ほら見ろ 怪我をした
ユンはジェギョンを怒りました。
お母さんに何を言ったんだ？ 今度お母さんに変なことをしたら家を追い出すからな！！
お父さん！ 私は何も・・
手当てしよう 医者を呼ぶか？ 悪化したら大変だ
ユンはジェギョンに冷たく言いました。
片付けておけ
ユンとヘランはキッチンを出ていきました。ヘランはジェギョンを冷笑します。
呆れた・・
うんざりするジェギョン。
***
ジェミンは養子縁組のブローカーに電話しますが、ムン・セビョクの資料はないと言われます。
あんた、嘘をついてるんじゃ
ジェミンは言いますが、ジェギョンたちから口止め料を貰ったブローカーは電話を切ってしまいます。
この間行った時セビョクの資料を見つけたみたいだったのに・・気になるな
それは本当になの？
シャロンは訊ねます。
うん、でも棚に戻したみたいだった
ジェミンは残念そうに言います。
***
ヘランはソナにジェギョンの殺人について聞こうと韓屋に向かいます。すると車から降りるジェミンとソナを目撃します。ジェミンはソナに花束を渡していました。
一体どういうこと？
ジェミンとソナはボクスンに贈り物をしていました。
これまでソナさんのために色々心配してくれたお返しです
こんなにたくさん？ ありがとう
ボクスンは喜びます。
ユン・ジェミン！
ヘランが店に入ってきてソナの頬を叩きました。
母さん！ 何故ソナさんを叩くんだ？
ジェミンは仰天します。
とんでもない女だわ ジェミンを誘惑するなんて
違いますよ ソナは・・
ボクスンが言いかけるのをソナは止めます、
ジェミンさんと私はやましい関係じゃありません
母さん、誤解だ ソナさんとは友達だよ
ヘランは花束でジェミンを殴ります。
これを渡してたでしょ？ 外で見たわよ 友達に花を贈るの？？ あなたは既婚者でしょ！！
ヘランは激しく怒ります。
ジェミン、この女はムン・サンヒョクの前妻なのよ 妹の夫と子供まで作った
すみません でも理事が考えるような関係じゃありません 誤解なんです
あなたの話は聞きたくない！！
母さん
ヘランはジェミンを制止しながら言います。
あなた、もうジェミンと関わらないで！！
ヘランはジェミンを引っ張って店を出ます。
***
母さん あれはあんまりだよ
家に帰ってジェミンはヘランに言います。
どの口が言うの？ シャロンに知れたら大変よ
ヘランはジェミンの腕を叩きます。
シャロンはこんなことで嫉妬しない
呆れた！ いくら自由奔放で寛大な女でも夫に愛人がいたら怒るわよ
わかった 気をつける
ジェミンは優しく言います。
でも母さん、話も聞かずソナさんを叩いたのは大人げなかった
だけどポン・ソナは魂胆があってあなたに近づいたのよ！ 復讐に利用されてるんだわ
ヘランは涙声になります。
そんな人じゃない ジェギョンたちこそ大罪を犯したんだ ソナさんが受けた仕打ちを聞いただろ？
彼女があなたにそんな話までしたの？ あなたたちは思ったより深い仲なのね
また誤解してる 彼女とはバイト時代から仲が良かったんだ それだけだよ 俺が愛しているのはシャロンだ
本当なの？ 信じていいんだか・・とにかくシャロンにバレないように気をつけて そして韓屋ベーカリーには出入り禁止よ
ヘランはジェミンに命じました。
***
ヘランはシャロンと仲良くしているジェミンを見て困惑します。
ジェミンがわからない・・ ポン・ソナにも優しくして
息子のことで悩むヘランは深夜まで寝つけずリビングに行きます。するとテラスで人声がしました。
こんな時間に誰が？
ヘランが扉を開けるとシャロンとサンヒョクがいました。二人はヘランを見て立ち上がります。
あら？ 何故二人でここに？？
ミスター・ムンが事業のことでうるさくて
シャロンが言います。
連携事業について議論してました
サンヒョクも言いました。
こんな時間に？ 会社で話したら？？
ミスター・ムン聞いた？ 企画書を作り会長の決裁を受けて 眠いからこれで
シャロンは部屋に行きます。
気がせいて・・ おやすみなさい
サンヒョクも戻りました。
パク教授が来た時も部屋で話してたわね 一体何？
ヘランは訝しがります。
***
ジェミンさん、当分韓屋に行かないでね
母さんにバレかけたしな 不倫と誤解されて幸いだった
ごめんね 浮気者に仕立ててしまった
いや俺は面白い シャロンの正体がバレなくて良かったよ そうだ パク教授の所へ行くんだった
カマをかける作戦だったわね
シャロンは言いました。
***
テヤンを見て驚きました ジェギョンは４年前流産したでしょ
ジェミンはパク教授に話します。
御存知だったんですか
バク教授は言います。
義妹が流産してまた妊娠したならテヤンと年齢が合いませんよね テヤンは養子じゃないかと
シャロンも教授に言います。
それはおたくの家のことでしょ
妻の主治医になる方だから質問を
ジェミンがサポートします。
流産したあとの処置が気になります ジェギョンは不妊になって養子を迎えたと？
患者の個人情報は教えられません
パク教授は言いました。シャロンは教授の様子から確信します。
不妊になったのは確かね じゃあテヤンは養子なの？
***
テヤンが養子だと義父母は知らないようね
シャロンはジェミンに言いました。
このむごい事実を知ったら父はどうなる？
ジェミンは頭を抱えます。
でも、一体ジェギョンはテヤンをどこから養子に迎えたんだ？
韓屋ベーカリーでジナと調べてみる
シャロンは言います。
***
ヘランはパク教授からジェミンとシャロンが病院を訪れたことを聞きます。
ジェギョンの流産や養子縁組のことを知ってた？ それにしても二人は何故ジェギョンのことを調べてるの？
もしかしてシャロンはソナでは・・？
ヘランはシャロンたちの部屋を調べます。
ジェミンたちには悪いけど疑いを晴らして楽になりたい
ヘランはベッド横の引き出しからアルバムを取り出します。
ジェミンとシャロンの結婚写真ばかりね
すると一枚写真が挟まっていました。
なんだろう
ヘランは写真を見て愕然とします。
ジェミンとポン・ソナの結婚写真？ 何故ジェミンがポン・ソナと？？
***
ヘランはカン社長に調査を依頼します。
その前に理事に報告があります
カンは言いました。
ポン・ソナのマンションはユン・ジェミン名義です
なんですって？ その住所と部屋番号を送ってちょうだい
***
ヘランはポン・ソナのマンションの前に車で乗りつけます。するとシャロンが歩いて来てマンションに入って行きました。
何故シャロンが？ ジェミンの不倫を調べに来たの？？
ヘランが混乱していると今度はソナがマンションから出てきました。
一体どういうことよ？
ヘランは”鍵師”にマンションのソナの部屋を開けて貰います。中にはシャロンの服や靴、ウィッグなどが置かれていました。
なんてこと！ シャロンはポン・ソナだった！！
***
テヤンの養子の件も例のブローカーが絡んでる
ソナはボクスンとソジュンに言いました。
ブローカーに会いに行くのか？ 俺も行くよ 危険だ
ソジュンが言います。
自分の身は自分で守るわよ
ソナたちが話しているとヘランがやってきます。
***
何の用ですか 理事
シャロンだったのね
ヘランはウィッグをソナに投げつけました。ボクスンやソジュンは動揺します。
理事・・ すべて説明します
観念してソナは言いました。
言い逃れしても無駄よ 見なさい
ヘランはバッグからジェミンとソナの結婚写真を取り出し、ソナに突き出します。
確かな証拠だわ！ これは結婚詐欺よ！！
ヘランは激昂します。
冷静に ソナにも事情がありました
ボクスンが介入します。
怒る前に話を聞いてください
あなたも同罪よ 詐欺の片棒を担ぐなんて！
ヘランはボクスンにも怒ります。
一体私を何だと思ってるの うちの家族に詐欺を働くなんて！！
あらゆる手を尽くしました それでも通じないからやむを得ずこんなやり方を
ボクスンは必死でヘランを説得します。
それが言い訳の積もり？ さあ警察に行くのよ！
ヘランはソナの手を引いて連れていこうとします。
おやめに！！
ボクスンが止めました。
これはジェミンが考えました 詐欺で訴えたらおたくの息子も捕まります
***
この詐欺はジェミンの案だったと？
ヘランとソナは韓屋で話します。
はい・・
ソナは答えます。
こんな茶番劇に息子を巻き込んで
ボクスンが我慢できずに口を挟みます。
巻き込むなんて聞き捨てならない ジェミンはソナを愛してたから・・
愛？ 純粋な息子を巻き込んで”愛”ですって？
ユン・ジェギョンの罪を暴くためです
ソジュンが言いました。
そうよ あなたが娘のしつけを怠ったからこうなった 人の家庭を壊しソナを苦しめた挙げ句、倒れたおばあさんを見殺しにした
あなたが罪を償うことを教えてたらこの事態は回避できたのでは？
ボクスンはヘランに訴えます。
じゃあ他人に成りすまし偽装結婚したのは正しいしつけの結果だと？
ヘランは反論します。
理事・・ 家で話しましょう
ソナは二人の言い合いを止めます。
***
ユン家のリビングでソナはヘランの前で膝をつきました。
あなた 何のマネ？ 土下座すれば見逃すと？？
どうか見逃してください 悩んで決断しました ジェギョンは私に殺人罪もなすりつけました ナム・ギテクを殺したのもジェギョンです
なんて・・？
ヘランは更なるジェギョンの罪に衝撃を受けます。
夫を奪って、祖母と子供まで殺され殺人罪まで・・ 生きていけなくて復讐を選んだんです 会長と理事に迷惑をかける気はありません
ソナは必死で訴えました。けれどヘランは聞き入れません。
黙って！ あなたは私の息子を利用した 復讐のために息子の人生を弄んだのよ 出ていきなさい！ 消えて！！
ヘランは叫びます。
54話
ソナさん、立って
ジェミンがソナを立ち上がらせました。
母さん、俺がソナさんをシャロンに仕立てたんだ ソナさんを殺されかけてユン・ジェギョンは俺の敵になった 俺もジェギョンに復讐しようと決めたんだ
何故あなたが復讐するのよ？
ジェギョンは家族を欺いた ムンと会社を乗っ取ろうとしたんだ ジェギョンの魂胆が耐えられなかった
ジェミン、そんな理由で詐欺を企てたなんて正気なの？ 会社のことなら私とお父さんが阻止できる なのに何故ポン・ソナと手を組んだの
ヘランはジェミンを問いただします。
しかも偽装結婚するなんて あなたの人生が破滅するのよ！！
愛してるんだ
・・え？
だからソナさんをそばに置きたかった この人を手に入れるなら命も惜しくない ジェギョンの兄では一緒になれないから・・
ヘランはジェミンの頬を打ちます。
大事に育てたのに・・ どうしてこんな仕打ちを？ こんな女のために私を裏切るの？？ 命も惜しくない？ 育てた母親の前で言う言葉？？
ヘランは肩を落とします。
もううんざり ・・二人とも出てって
ヘランは自分の部屋に入ってしまいました。
***
すべて終わったのね
ソナは言いました。
終わってない こんな時こそ強くならなきゃ 他の家族が知る前に収拾しよう シャロンに変わって来い ジェギョンにバレるとまずい
理事は黙っているかしら
心配するな 君さえ揺らがなければいい
二人は抱き合います。
ごめんね ジェミンさん 私のせいでしなくていい苦労をさせてる
ソナは泣きながら謝ります。
本当にごめん
覚悟していたことだろ 揺らいじゃ駄目だ
ジェミンは励まします。
***
ヘランの男を調べた？
ジェギョンはスチョルに聞きました。
調査ルートが塞がった
何？
中小企業の社長だが、どんな企業でどんな関係か不明だ 二人が不倫関係だという証拠もない
証拠なんてでっち上げて！
ジェミンは語気を強めます。
何故だ、 ジェギョン 君の母親だろ？ 実母じゃないが15年も君を育てた
私にしたらただの”父の女”でアカの他人よ
ジェギョンはあざけるように言います。
わかった？ 見つけた情報で不倫に仕立てるの
***
ヘランは床に就いてしまいます。ジェミンはベッドのそばでヘランをなんとか説得しようとしました。
母さん、ショックなのはわかる でもジェギョンはナムを殺しソナさんも葬ろうとしたんだ なんとかジェギョンの罪を暴かないと・・ 会社のためにも
ソナさんは母さんの考えてるような人じゃない 俺が選んだ人だ
ヘランは体を起こしてジェミンと向かい合います。
ジェミン、あなたは私を騙して裏切ったのよ
ヘランは涙を流して怒ります。
母さん 落ちついてから感情的にならずに話そう
ジェミンは悲しげに言いました。
頼むから他の家族には内緒にして ジェギョンや父さんが知れば家族が崩壊する 母さんを信じてるから
ジェミンは部屋を出ていきます。
***
ソナはシャロンとしてユン家に戻りました。ジナにセビョクの件で電話しているとヘランが部屋に入ってきます。
まだいたの？
すみません 理事 事情を酌んでください
シャロンはヘランに頼みます。
真犯人を明かし無罪判決を受けたら去ります
復讐に利用される気はないわ 会長にバレたらジェミンにも影響が及ぶし、ひとまず黙ってる
すみません 迷惑をおかけしないように・・
一週間あげるからジェミンを諦めさせて離婚して家から出てって
理事・・
息子から離れなさい 従わなければ詐欺を働いたことをバラして投獄してやる
少しだけ時間を・・
母さん、俺と話そう
ジェミンか部屋に来て言いました。けれどヘランはシャロンに告げます。
家政婦さんと夕食の支度をして
母さん！
はい・・
ソナは頷きます。
とりあえず演技を続けなさい 家族にバレないように
ヘランは命じます。
***
シャロンが夕食の準備をしているのを見て家族は驚きます。
シャロンがなんで家事をしてるんだ？
ああ・・ みんな座って シャロンに家風を教えてるのよ
ヘランが家族に言います。
シャロン、チゲを持ってきて
家政婦に頼めばいいだろ？
ユンが怪訝そうにヘランに言います。
どうして急に家事をさせるんだ
うちに嫁いで来たんだから家事も学ぶべきよ 別居して人を雇うなら家事を知らないと
別居するつもりはないよ
ジェミンが言いました。
何が別居だ 孫も生まれるだろうに 私はみんなで和気あいあいと暮らしたい
別居もいいかと 家族が多いと不便なことも増えますから
ジェギョンが言いました。
じゃあ 別居したら？
ヘランの物言いにユンは驚きます。
今日はおかしいぞ
***
なんだか変だわ お母さんのシャロンへの態度が変わった
ジェギョンは部屋でサンヒョクに言います。
シャロンも変だった 家事が嫌いなのに従順すぎるし
ジェギョンは訝しがります。
＜画像出典＞https://kdm-a.com/secondhusband
それでソナがセビョクを探している件はどうする？
ブローカーは金で口止めしたんだろ？
自分の利益を追求する人を信じられる？ 兄にバレたらソナの耳に入る
あまり心配するな どうにかなるだろ
サンヒョクは言います。ジェギョンはサンヒョクのお気楽ぶりにムッとしました。
全く・・私だけ気を揉んでる！
ならどうしろと？
サンヒョクはドアを開けます。
酒を飲んでくる
サンヒョクがキッチンに行くとシャロンが片付けをしていました。
少し話そう
サンヒョクはシャロンの手を引っ張ります。
***
ヘランはベッドの中でどうやってソナとジェミンを引き離すか考えを巡らせていました。
ユン・テグクも哀れね 溺愛するジェミンやテヤンは血が繋がっていない そして嫁は偽者で婿の元妻だなんて
ヘランはユンの寝顔を睨みます。
これだから罪を犯したら駄目なのよ 人に与えた苦しみはすべて自分に返ってくる
***
サンヒョクはシャロンとテラスで話します。
義母の様子が変だった まさか正体がバレたのか？
ええ・・ 知られたわ
サンヒョクは驚きます。
でもサンヒョクさん、それよりセビョクの居場所を教えてよ
知らないって言ってるだろ？
隠してるでしょ 私と暮らす気はあるの？
知ってたら教えるよ 俺だってセビョクと三人で暮らしたい
サンヒョクはあくまでも隠し通します。
***
ヘランは眠れずリビングに行きます。するとテラスで人声がしました。ヘランは近づいて聞き耳を立てます。
（サンヒョクとシャロンね 二人で夜中に何をしてるの）
俺が悪人だったらとうにきみの正体をバラしてる
サンヒョクの話すのが聞こえました。
ムン・サンヒョクはソナだと気づいてたのね 全くなんて奴らなの
ヘランは呆れます。
***
眠れない ビールでも飲もう
ジェギョンもベッドから起き出します。階下に行くとヘランがテラスの前で立っていました。
お母さん、そこで何を？
テラスにいたサンヒョクとシャロンはジェギョンの声に仰天します。
あなたこそこんな夜中にどうしたの
ヘランはジェギョンに訊ねました。
私はお酒を飲みに
寝つけなくて散歩しようかと思ったけど、私も一緒に飲むわ
ヘランはジェギョンをキッチンに連れて行きます。
サンヒョクとシャロンはその間に二階に上がりました。
***
ジェギョンとヘランはキッチンのテーブルにつきます。ジェギョンはグラスに赤ワインをついでヘランに渡しました。ヘランはシャロンたちが二階に行ったのがわかると微笑みます。
楽しそうですね いいことでもありましたか 教えてくださいよ
言えないわ あなたを守ってあげないと 家庭の平和のために
そうですか 私を思ってくれてるなんて知りませんでした ありがたいですよ
そうなの？ だってあなたの秘密は守ってるでしょ お父さんには言わずに
じゃあ 私も不倫の件はお父さんには話しません お互い持ちつ持たれつですね
ジェギョンの言葉にヘランは笑顔になります。
そうね 誰がなんといっても私たちは親子だわ
二人はワインを掲げて笑い合います。
（ソナの正体をバラさないのはジェミンを守るためよ ユン・ジェギョン、あなたのためじゃないわ）
ヘランは心のなかで呟きます。
***
朝早くヘランがシャロンたちの部屋をノックしました。ヘランは床で寝ているジェミンを見て驚きます。そしてシャロンに一階に来るよう合図しました。
お呼びですか？
シャロンがキッチンに行くとヘランはメニューの紙を渡します。
朝食を作って 料理できるでしょ サンヒョク君と暮らしてたんだから
でも シャロンの正体がバレるかも
シャロンは気後れしますが、ヘランは構わず言います。
家政婦が来ないから早く作って それから二人きりの時は”奥様”か”理事”と呼んでね
わかりました
その時キッチンにジェミンが入ってきます。
母さん、シャロンは俺と運動に行く
ジェミンはシャロンにコートを羽織らせました。
早く行こう
ちょっと ジェミン
朝飯は家政婦に頼んで
二人は出ていきます。
***
シャロンの扮装を解いたソナはジェミンと一緒に養子縁組のブローカーに会いに行きます。
資料はないと言ってるじゃないですか
養父母が払った額の二倍払います だから資料をください
ジェミンはブローカーに頼みます。
お願いします 私はセビョクの母です 息子を見つけたいんです
ソナもブローカーに懇願しました。
私が濡れ衣を着せられて服役している間に、元夫が他の女と結婚して息子を捨てたんです 私は子供に会いたい一心で刑期を短縮しましたが、出所すると子供は死んだと言われ自殺を図りました
なんとしても息子に会いたいんです
ソナがうつ向くとジェミンが再び請いました。
お願いします！ どうか人助けだと思って・・ 謝礼はいくらでも払います
二人に頼まれて仕方なくブローカーはロッカーを開けました。
見てください 資料はありませんよ
ソナは隠しながら携帯を録画にし、ジェミンと資料を調べました。そしてロッカーの中をすべて撮影しました。
***
ジェギョンはセビョクの件を心配してブローカーに電話します。するとブローカーはユン・ジェミンが女性と一緒に来たと話しました。
会って話しましょう
ジェギョンはブローカーに言います。
ソナとジナ、グムドクは車からブローカーの事務所を見張っていました。
ロッカーのなかにセビョクの資料はなかった
ソナは録画を二人に見せます。
あれ、この赤いファイルは何？
三人が話していると事務所からブローカーが出てきました。
誰かと会うようね
***
カフェでブローカーはジェギョンと会っていました。ジェギョンはソナの写真をブローカーに見せます。
確かに来たのはこの女性です
ブローカーは頷きました。
あちらはチーム長の二倍の額を払うと言ってます
ブローカーは抜け目なく言います。
なんですって？ もっと私に払えと？？
別に契約書を交わしたわけじゃない そりゃ金を多くくれる方になびきますよ
ブローカーはずるそうに笑いました。
わかったわ でもこれで最後よ
グムドクが近くの席で二人の会話を聞いていました。
***
やはりユン・ジェギョンがセビョクを養子に出したんだ セビョクを育てたくないから
グムドクは話しました。
そして同じブローカーからテヤンを養子に迎えたのね
ジナが言います。
ロッカーの中を探したいわ
ソナが言い、二人は同意します。
一緒に探しに行こう
するとヘランから電話が来ました。
家事してる場合じゃない 夫に助けて貰って
ジナが助言します。
***
ジェミンはヘランのところに話しに行きます。
ジェミン、ソナの代わりに来たの？
ヘランは驚きます。
昨晩からソナさんをいじめてる 母さん、俺の愛する人をぞんざいに扱うな
ジェミン、その態度は何？ ソナだけが大事で私の気持ちはどうでもいいの？
ヘランはジェミンを叱ります。
母さんに理解して欲しい 息子の俺を信じて目をつぶってくれ 気持ちはわかるけど彼女を愛してるんだ
愛してる？ 同情心を愛と勘違いしてるだけよ ポン・ソナに惑わされてる お願いだから目を覚まして
ヘランはジェミンに請います。
母さん・・
私は決してボン・ソナを認めない だから心の整理をして
認めないなら仕方ない 息子である前に夫として妻を守る
ジェミンは出ていきます。ヘランは一人涙を流すのでした。
◆ドラマ「二番目の夫」第11週（第52～54話）の感想
今回はヘランが主人公のように大活躍でした！それにしてもヘランは上品な奥様だと思っていたらすご～く怖い女性だったのですね！まあ、テグクに愛する夫を殺され娘のビンナも行方不明になってしまった辛い経験の持ち主で、それでもユンの妻として長い時間を一緒に過ごしながら報復する時期を狙っていたのだから怖くもなりますね。このドラマで怖くないのはボクスンくらいでしょうか・・。
マルジャとサンヒョクがどんどん人間としての品格を失っていくのが気にかかります。サンヒョク役のハン・ギウンさんはこのドラマでどれだけ殴られたんだろう・・後になって良く殴られてたと苦笑しているかもしれませんね😅。
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