韓国ドラマ「二番めの夫」第16週でヘランはソナを庇ってトラックにひかれ瀕死の状態に!加えて第77から79話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回も韓国ドラマ「二番めの夫」第16週(第77~79話)について書きたいと思います。

ジェミンは父ユンと対立しながらもソナを助けようと奔走する

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中

◆このドラマのキャスト/これまでの物語

キャスト

<第1~4話>  <第5・6話> 

<第7~9話>  <第10・11話>  

<第12~14話>  <第15・16話>

第17~19話  <第20・21話>

<第22~24話> <第25・26話>

<第27~29話> <第30・31話>

<第32~34話>  <第35・36話>

<第37~39話> <第40・41話>

<第42~44話> <第45・46話>

<第47~49話> <第50・51話>

<第52~54話> <第55・56話>

<第57~59話> <第60・61話>

<第62~64話> <第65・66話>

<第67~69話> <第70・71話>

<第72~74話> <第75・76話>

◆ドラマ「二番目の夫」第16週(第77~79話)のあらすじ(ネタバレ)

77話

あなたがポン・マンシクの娘だと知ったらユンはただじゃ置かない

韓屋でヘランソナ(オム・ヒョンギョン)に話します。

覚悟の上です 

ソナをは言いました。

それじゃ私が長年準備してきた復讐計画が水の泡になる   ユン・テグクを私はよく分かってる  あなたのやり方は危険よ

ヘランはソナを説得します。

それにまだ会社に残ってるポン製菓の人達にも迷惑がかかる

まだ残ってる人?  どういう意味です

私と志を同じくした数人が残ってる   マンシクさんを慕ってた人達よ   下手をする彼らにも危害が及ぶわ

ユン・テグクに罪を償わせたいなら私と手を組みましょ   あなた一人ではユンにかなわないわ

ヘランは娘に言います。

***

ユンはナム秘書からシャロンが偽物だったという報告を受けます。

だったらジェミン(チャ・スウォンと結婚したのは誰だ?

シャロンはポン・ソナですよ

ジェギョン(オ・スンア)が会長室に入ってきて話しました。

お母さんはすでに知ってます   兄さんが企てたんです   ソナを家に入れるために別人に仕立てたんです

なんだと?

ヘランがデスクに仕掛けた盗聴器で二人の話を聞いていました。

ユン・ジェギョン、暴露するなんて

ヘランは憤ります。

つまりポン・ソナがお前と会社を潰すためにジェミンを誘惑し、別人になりすましたと?

はい  兄さんも積極的に協力しました

何だって? どうかしてる

シャロンが偽物だとバレたら会社に悪影響が・・

だから離婚すると言い出したんだな

ユンは憤慨します。

***

ユンは激怒して家に戻ります。ジェミンとヘランが観念してユンを迎えました。

シャロンがソナさんだと知ったと・・

この野郎!

ユンは息子の頬を張りました。

親を騙して満足か?  何故そんなマネを??

父さん、誤解しないで    俺たちはやましくない   妹の罪を暴くために契約結婚を

なんだと?  父親を怒らせるとは

あなた  やめて

ヘランが止めます。

息子を庇うな!  本当に私の妻か?   息子がバカな真似をしたら止めろ   ポン・ソナの魂胆がわからんのか??  うちを破滅させようとしてる!

父さん、 俺が説明する

ああ? 何を説明する?  この野郎!

ユンはジェミンの胸ぐらを掴んで揺さぶります。

あなた お願い  やめて!

***

キム・ヨンダルが持ってる映像はどこに?

韓屋でソジュンがソナに訊ねます。

グムドクさんが明日調べると   今日は具合が悪そうで

気の毒だわ   鎮痛剤ばかり打って

ボクスンが嘆きます。

家族もバラバラになったとか   すべて会長のせいです

ソナは言いました。

***

キムを見つけたのか

ユンは会長室でスチョルに聞きました。

はい  携帯の通話記録で病院をつきとめました

キムを逃がした奴らは?

今日退院なので防犯映像で確認します

証拠を掴んで私を脅すとは   みな後腐れなく始末しろ

ユンは命じます。

***

ソナは退院するヨンダルの所へ出かけます。

治療が辛いというので今日は用意した部屋で休ませます

ソナはボクスンに言いました。

証拠の隠し場所は?

ソジュンが訊ねました。

まだそれは・・ 病人に催促するのも悪いので・・   行ってきます

ソナは店を出ました。

***

ソナとグムドクは退院したヨンダルを支えて車まで連れていきます。その様子をスチョルの手下が監視していました。

見つけました   尾行します

手下はスチョルに連絡しました。

***

ソナたちはヨンダルを部屋に入れベッドに寝かせます。

ここにお粥を置いておきますね   食後に薬を

迷惑かけてすみません

ついていましょうか?

いえ、帰ってください   私も少し眠りたいので

わかりました

ソナたちは部屋を出ていきます。

なにかあったら連絡を

***

ソナたちが出ていくとスチョルの二人の手下がヨンダルの部屋に向かいました。

すぐ始めます

手下はスチョルに電話します。

***

スチョルは会長室に行きユンに報告しました。

始末しました

そうか

二人の会話を盗聴器で聞いていたヘランは驚きます。

なんの話?

ヘランはソナに会いに行きます。

***

ユン・テグクの様子がおかしいの   キム・ヨンダルは大丈夫なの?

ヘランがソナに訊ねているとテレビからニュースが流れました。

”50代の男性が死亡しました”

それはキム・ヨンダルが自殺したというニュースでした。二人が驚いているとグムドクがやってきます。

ソナ、大変よ   ヨンダルさんが・・

ソナは顔色を変えます。

まさか、会長が?

***

スチョルはデスクの裏にあった盗聴器を見つけるとユンに渡しました。

誰が盗聴器なんか・・

ユンは顔をしかめます。

誰がキム・ヨンダルを逃がし私を探っているのか調べろ

ユンはスチョルに命じます。

わかりました

スチョルが会長室を出ようとするとヘランが入って来ました。

あなた、キム・ヨンダルは自殺したの?

何故お前がヨンダルを知ってるんだ?

先日ナム秘書が案内するのを見たのよ

ニュースでは”将来を悲観した”とか言ってたな

先日訪ねてきたキムが急に自殺するなんて

すると会長室に来たジェミンがヨンダルの名前を聞きつけます。

キム・ヨンダルさんが自殺したと?

ユンは驚いてジェミンを見ます。

彼はポン製菓のポン社長と父さんの秘書でしょ?  何故彼が突然問題に?

誰が問題だって?

ユンが息子に問います。

何の問題もないわ

ヘランが声を上げました。

ジェミン  昼食は?

ヘランは息子に笑いかけます。

***

ソナはヨンダルの部屋で手帳を見つけ、韓屋でボクスンとソジュンに見せます。ソジュンは手帳をめくって言いました。

ソナ、鉛筆はある?

ソナが鉛筆を渡すとソジュンは鉛筆で紙面を擦りました。

インクが出ずに押したようだ

ソウル駅、 B11?

ソナはペンの跡を読みます。

もしかしてコインロッカーの番号じゃ

そうだよ

ソジュンも言います。

そこに証拠の映像が?

ボクスンが訊ねます。

明日行ってみます

***

ポン・ソナがキムの家にも出入りを?

ユンはテラスでスチョルから話を聞きます。

はい  部下が目撃したと

あいつがキムを逃がし私を探ってたのか  理由は?

それはわかりません  

会議でポン製菓に触れたのもこの件に関係があるかも・・  ポン・ソナを監視しろ

わかりました

最悪の場合始末する

***

ジェミンは部屋でお酒を飲んでいました。

この野郎  酒を飲んだら傷が悪化する

ユンが部屋に来て言いました。

見せてみろ

ユンはジェミンの頰に薬を塗ります。

何故あんなマネを   お前は子供か?

ジェミンは薬を塗ったユンの手を取り、両手で握りました。

父さん、 あのさ

俺はポン・ソナを愛してる

ジェミンは切り出します。

だから彼女に手を出さないで   俺が片想いしてるだけなんだけど・・   彼女を見逃してやって

もちろんだ   私が危害を加えるとでも?

シャロンのことで怒ってるなら俺を叱って   彼女を苦しめないで

苦しめるだと?  お前たちが私を苦しめたんだろ?  父親の面目を潰しやがって 

ほら  もう一度見せてみろ

ユンは息子の傷を触ります。

***

ソナのところにジェミンからメールが来ます。

”ソナさん、君がシャロンだと父に知られた  念のために用心して”

ジェミンさん   あなた一人に重荷を背負わせてごめん

ソナは呟きます。

***

財産分与の内訳だ

サンヒョク(ハン・ギウン)はジェギョンに手帳を見せます。

ふざけないで!

ジェギョンは手帳を投げつけました。

父がくれたビルも分けろと?  絶対に嫌よ

知らないのか?  一緒に築いた財産は分けることになってる

親からの贈与は共有財産じゃないわ   離婚に強い弁護士に会ったようだけど一銭も渡さず追い出してやる!

受けて立ってやる   君にされたことを思い出すと怒りに震えるよ 

ムン・サンヒョク!

ジェギョンの振り上げた手をサンヒョクは掴みます。

すぐに暴力を振るう妻はもう我慢できない

サンヒョクはジェギョンを睨みます。

***

俺はソウル駅に行くよ  B11だろ?

ソジュンはソナに言いました。

私とグムドクさんは適当な駅に行くわ

ソナたちはスチョルの手下の目をひきつけようという計画でした。

グムドクは駅のコインロッカーを開けて偽のUSBを取り出します。

ソナ、見つけたよ  キム・ヨンダルの映像だ

グムドクは手下に聞こえるように言いました。

それを渡せ!

手下は乱暴にUSBを奪うと逃げていきました。

うまく引っ掛かった

ソナとグムドクは笑います。するとソジュンからメールが来ました。

”キム・ヨンダルの映像を確保”

やったね!

二人は喜びます。

*** 

ソナたちはヨンダルの映像を見て戦慄します。その映像にはソナの父親が川に流される場面が映っていました。

なんて残酷な

ボクスンが声を震わせます。

ユン・テグク  許せない

ソナは怒りに燃えます。

***

ユンの携帯にマンシク殺しの映像が送られてきてユンは衝撃を受けます。その時会長室にソナが入って来ました。

自分の犯行を映像で見た感想は?

ポン・ソナ  何故君がこれを?

よくお考えに   私がどうして送ったか 

もしや君はマンシクの娘か?

そうよ  私はあなたが殺したポン・マンシクの娘、ポン・ビンナよ 

ポン・ビンナか

ユン・テグク、父とキムさんを殺した悪魔  父の無念を晴らしてやる

黙れ! デタラメを言うな!!

ユンは声を荒げます。

良心が痛まない?  父の友達だったんでしょ   父はあなたを信じて最後まで機会を与えたのに

うるさい! 知りもしないくせに

ユンはソナを睨みつけます。会長室に来たジェミンはソナとユンの会話を聞いてしまいました

友達を殺して会社を奪った上、友達の妻まで奪うなんてひどすぎる

ソナは憤ります。

黙れと言った  知りもせずほざくな

良心があるなら会長の座を自ら退きテグク製菓をポン製菓に戻してください   でないと私があなたを裁く

ユンは薄ら笑いを浮かべます。

君のような小娘がどうすると?  勘違いするな   この会社は私が興した

ユン会長、あなたこそ勘違いはやめて   この会社は父が血の汗を流して興しました   父を殺し会社を奪った罪を償わせるから覚悟して

ソナは涙を流しながら語ると会長室を出ていきます。すると話を聞いていたジェミンと出くわします。

ソナさん   どういうこと・・? 

ソナは答えずに立ち去りました。

そうか   いい度胸だ   命が惜しくないんだな

会長室でユンは呟きます。

***

あまりのことにふらつきながら自分のオフィスに戻ったジェミン。ヘランが追うようにオフィスに来ました。

ジェミン  あなたに伝えることがあるの

ソナさんがビンナで姉と弟だから駄目だと?

ジェミン、 違うの・・

母さん、会長室にソナさんが来てた

ヘランは目を見張ります。

お父さんにソナがビンナだとバレたの?

そうだ   彼女の父親を殺した件もな   父さんが人殺しなんて信じられない

どうしよう・・

ヘランは戸惑います。

父さんはソナさんに危害を加えるかも 

分かったわ   でもジェミン、あなたとソナは大丈夫なのよ   あなたは私が・・

そんなことを言ってる場合か?  娘が危険なんだよ

ジェミンはオフィスを出ていきました。

ジェミン・・  どうしよう?  ・・ビンナ!

ヘランもオフィスを出ます。

ビンナ・・   どこにいるの?

するとちょうど会社を出ていくソナをヘランは目にしました。

ビンナ!

***

人知れず始末しろ   失敗したらお前の命はない   いいな

ユンはソナの殺害を指示します。するとジェミンが会長室に入って来てユンの前に立ちました。

父さん、ソナさんに手を出すな   出したら俺が許さない

ジェミンは毅然と父親に告げます。

***

グムドクさん、会長が父の敵だとジェミンさんにバレた

ソナはグムドクに電話しながら歩いていました。信号が青になりソナは道路を渡ろうとします。すると横断歩道を歩いているソナにトラックが突っ込んで来ました。追いかけてきたヘランが叫びます。

だめよ  ビンナ!

ヘランはソナを突き飛ばしました。

***

ソナはわけもわからす周りを見回します。そして倒れているヘランに気づきました。トラックはそのまま走り去っていきます。

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

チュ理事? 大丈夫ですか??

ソナはヘランを抱き起こします。

母さん、しっかりして!

ヘランはソナを見つめました。

私のビンナが母さんと呼んでくれた・・

ありがとう

ヘランは目を閉じます。

母さん!

***

スチョルが会長室に駆け込んで来ました。

会長、大変です!  チュ理事が

どうした・・?

ポン・ソナを庇って大ケガを

***

ヘランは病院に運ばれ手術が開始されました。ソナのところへユンとジェミンたちが走って来ます。

今手術が始まりました

ソナはジェミンたちに告げました。

今すぐ医者に会わないと

ユンは駆けていきます。

母さんが事故だなんて

私のせいよ   私を助けようとして轢かれた・・

君は平気か

ジェミンは訊ねます。

母さんは大丈夫だ   やっとビンナを見つけたんた   死ぬわけない

ジェミンはソナに言います。連絡を受けてジェギョンやサンヒョクも病院に向かいました。

78話

手術はしましたが、脳出血や臓器損傷があるため回復には時間がかかるかと

医者がユンとジェミンに説明しました。二人は頭に包帯をして酸素マスクを着けたヘランを見つめます。

かなり危険な状態だということですか?

今は昏睡状態なのでなんともいえません  場合によっては再手術もありえます

先生、どうか母を助けて下さい

ジェミンは医者に頼みます。

意識が戻れば回復しますよね?  死なせる訳には・・

ユンが哀願するように医者に訊ねます。

まずは今週末が峠です   経過を見守りましょう

医者は話しました。

***

ユンはヘランのそばの椅子に崩れるように座ります。

お父さん、どういうこと?

ジェギョンとサンヒョクが病室に入って来ました。

何故事故に?

容体は?  医者はなんと?

サンヒョクも問います。

何があろうとヘランは私が助ける   どんな手を使っても

ユンは言いました。

***

ソナは医者にヘランの具合を訊ねます。

ご家族にも説明しましたが、今週が峠かと

ええ!?

ソナは青ざめます。そして必死で医者に懇願しました。

先生、お願いです!母を助けて下さい!!

医者に頼み込むソナの様子をサンヒョクが見ていました。

”母”だと?  ソナがビンナだったのか?

***

サンヒョクはユン家に戻るとジェギョンに聞きました。

ソナがビンナだったのか?

唐突ね   あなたも知ったの? 

ジェギョンは挑発的に言います。

嬉しいでしょ  ソナは貧乏人じゃなく財閥の娘だった

知ってて俺に黙ってたのか

あなただってシャロンのことを言わなかった   だからここまでこじれたのよ

元は誰のせいだ? それも俺か

ケンカしてる場合じゃないぞ

スチョルが二人を止めます。

生意気に口を出すな   お前らはずっと怪しかった   これも離婚事由に該当するぞ

こっちの台詞よ   ソナと会ってた証拠は揃ってる

よし、徹底的に争ってやる

サンヒョクは出ていきました。

ソナの所へ行く気ね  最低の男!

本当に離婚を?

スチョルが聞きます。

当たり前よ!

ジェギョンは怒ります。

***

サンヒョクは韓屋に行きます。

ソナはいますか

何故また来たのよ

ボクスンが苛立ちます。

まだ病院か

病院ですって?

チュ理事が事故で昏睡状態なんです  ソナを助けようとして轢かれて・・

サンヒョクの話にボクスンやソジュンは驚きます。

なんてこと・・

ボクスンは続く言葉がありません

ソナが理事の娘だと聞いてびっくりでした   もっと早く教えて貰いたかった   そうすれば苦労せずに済んだのに

サンヒョクは不満そうに言うと呆れ顔の二人に背を向け韓屋を出ました。

***

マルジャサンミと食事しながら言いました。

ユン家の奥様がソナを庇ってケガをしたの?  何故そこまでして助けたの

サンヒョクが家に入って来て話しました。

お義母さんの探していた娘がソナだからさ

ええ?

兄さん、本当?

二人は仰天します。

信じられない   ソナの探していた母親があんたの姑だったの?   まあ、なんてこと・・

そんなことがあるなんて

***

病室でヘランに付き添うユンにジェミンは話します。

父さん   事故を仕組んだのか

何を言い出すんだ  いいから帰れ

ユンは息子に言います。

ならキム・ヨンダルは?

お前は口を出すな   意識が戻ったら連絡する

教えてくれないなら調べる   ひき逃げの犯人やキムが自殺した理由も

止めないから好きにしろ

ジェミンは頭を下げると出ていきました。

***

ソナ、理事の手術は無事に終わったの

帰ってきたソナにボクスンは聞きます。

昏睡状態のままなんです   私のせいで母はケガを・・   どうしよう、おばさん

心配よね  でもお母様はあなたが気を強く持つよう願っているはずよ   泣かないで

そうだよ   ソナ

ソジュンも涙を流すソナに言います。

***

ヘラン、車に飛び込むなんて無謀過ぎる   マンシクの娘なんてほっておけば良かったんだ

ヘランに付き添いながらユンは語りかけます。スチョルが病室に入ってきてお辞儀をしました。

ポン・ソナはどこまで知ってる?

キムを通じて知ったようです

ユンは考え込みました。

ポンが持ってる映像はどうします?

ポンに奪われた以上捜す意味はない   警察に手を回せ

ユンは指示します。

***

会長が父を殺す映像を手に入れたからキムは他殺だと通報する

ソナは韓屋の居間でソジュンに話します。

大丈夫なのか

キムは会長の指示で殺されたんだもの

韓屋に来たジェミンがソナの話を聞いてしまいました

どういうことだ?  父が??  嘘だろ

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

ジェミンさん、本当のことよ

ソナは携帯でユンの殺人の映像をジェミンに見せました。

***

父がソナの父を殺しキム・ヨンダルの殺人を指示した   その上ソナを轢き殺そうとした

信じたくない事実を突きつけられ苦しむジェミンですが、気持ちを整理してソナと話します。

ごめん、 ソナさん   俺が謝っても仕方ないけど・・父のしたことは許せない    罪は償わせるべきだ    君の思い通りにするといい

ジェミンさん、そう言ってくれてありがたいわ

ソナはジェミンに感謝します。

ソナさん、あの映像では有罪にできない   時効が成立してる   でもキムについては証拠があれば罪に問える

ええ、勝算はあるわ

君が映像を持ってる以上父は諦めないはず   もう手は打っかも

そうね   とても残忍な人だから・・

母さんのことが心配だ   意識が戻ったら連絡する

ジェミンは言いました。

***

会社でソナはジェギョンに呼び止められます。二人は休憩室で話しました。

聞いたでしょ   私は社長になる    あなたなんか真っ先に追い出してやるから 

できるものならやりなさいよ

ソナは毅然と反発します。

図々しいわね   あなたと母や兄との関係が会社に知れたらあなただけでなく母や兄、会社までおしまいよ

母やジェミンさんも会長の罪を知ってる   償わせたいと思ってるわ

実弟と結婚までしたくせによく言うわね   世間が興味を持つのはスキャンダラスな事件よ    あなたとジェミンはこの国で暮らせなくなる    それがイヤならあなたが消えることね

ユン・ジェギョン!

ソナは声をあげます。

地方の片隅で母や弟の幸せを祈りなさい   それが家族の務めでしょ    あなたさえ消えれば問題がなくなる

先にあなた達の罪を暴き冤罪を晴らす   私の家族関係はあなたの罪とは別問題よ

ソナは部屋を出ていきます。

懲りない女ね

ジェギョンは悔しがります。

***

腹の虫が治まらないジェギョンはヘンシルを呼び出しソナとジェミンのことをバラします。

なんですって?   ジェミンとソナが近親婚??

契約結婚だったとは聞いてるけど

そりゃジェギョンの出生の秘密よりも大ごとだわ

私の出生の秘密?  それは何よ

ジェギョンは母に訊ねます。

いや・・それは   あなたとジェミンが腹違いってこと

ヘンシルが口ごもっていると電話が鳴りました。

誰よ?・・え!   ドック?

ヘンシルは仰天します。

ドックが誰だかわからない・・

<しらばっくれるな  ”赤いバラ”時代にヒモだったコ・ドックだ   長い間同棲してただろ?

ドックと名乗る電話の主は言いました。

間違い電話ですよ

ヘンシルは電話を切ってしまいます。

誰なの?

間違い電話だってば

また電話が鳴りますがヘンシルは乱暴に切ります。

***

ソナはヘランに付き添いながらこれまでのヘランの話を思い出して涙ぐみます。

お母さん   私が間違っていた  だから目を開けて   母さんが傷つくことは絶対に言わない

憎いわけじゃなかったの

***

ソナはジェイキャピタルでカンと話します。

理事が回復しないと大変なことに   ユンは私やこの会社について感づいています  

例の件はどうなりました

チュ理事は”会長の裏帳簿を見たことがある”と   帳簿があれば有罪にできるのに

その裏帳簿は私が探してみます   他の準備をお願いできますか

他の同志の理事たちとは話がついています

カンは言いました。

***

キム議員への賄賂と取引先からの謝礼を記帳しろ   足がつかないようにな

はい  会長   承知しました

会長室の扉の前でジェミンはユンとナム秘書のやり取りを聞いてしまいます。

もしかして裏帳簿があるのか?

ジェミンは推測します。

***

ソナは自分との復縁を狙うサンヒョクに離婚する前にユンの裏帳簿を捜すよう頼みます。

あなたも痛めつけられた復讐がしたいでしょ

そうだな   やられっぱなしは癪だ

家に戻ったサンヒョクは裏帳簿を探そうとしますが、ジェギョンが二階から降りて来ました。

遅いわね  あら、何を驚いてるのよ   また何か企んでるの

企むのは君の専売特許だろ

サンヒョクは階段を上っていきます。

生意気な奴

ジェギョンは苛立ちます。

***

ジェギョンはユンからソナの件は自分が処理すると言われ安堵していました。一人テラスで祝いのワインを飲みます。

ポン・ソナ   長い戦いも終わりに来たわ   父に正体を知られた以上茨の道よ   ご苦労様

サンヒョクはベッドで損得計算をしていました。

ソナは大株主だ、会長を引きずり下ろせる   ソナ自身が新会長になるかも   ソナにつくのがベストだな

会長の裏帳簿はどこだろう

サンヒョクが思案しているとジェギョンが部屋に入って来ました。

何故あなたがこの部屋に?  テヤンの部屋に行って

あそこは腰痛になる

じゃあ実家にいきなさいよ   ここは私の家なんだから

君が離婚の条件を飲んだらすぐに出ていくさ

言ったでしょ   あなたには一銭も渡さない

なら裁判所で会おう

サンヒョクは布団にもぐりこみます。

何が”理想のママ”だ  テレビでは粋がってたくせに  子供は盗んだ子で夫とは離婚   国中に恥をさらせ

ムン・サンヒョク  言ったわね   後悔するわよ

ジェギョンはベッドに入り、サンヒョクの布団を剥ぎ取ります。

何するんだ   寒いじゃないか

二人はベッドの上で争奪戦を始めます。 

***

自首したトラック運転手とユンが示談したと聞いたジェミンは会長室でユンと談判します。

父さん、ひき逃げ犯を示談にしたのか

ことを大きくしてもいいことはないだろ   運転手も罪を償うと言ってる

本当にその人が犯人か   黒幕は父さんだろ   会社と妻を奪おうと親友を殺し、完全犯罪のために目撃者や娘の命まで狙った   

その結果一番苦しんでいるのは罪のない母さんだ

ユンは怒って立ち上がります。

こいつめ!

俺に殺人犯の息子として生きろと?

誰が殺人犯だ   父親に謝れ!!

父さんこそソナさんに心から謝れ   でないと母さんを失うぞ

何だと?  お前な・・

おかげで俺の人生は最悪だ   父さんが誇らしかったから自分の夢を諦めて従ったのに、なんてザマだよ

こいつめ!   何も知らないくせに   私の人生には一点の曇りもない!!

父さん!  ソナさんまで殺そうとしたくせに

証拠は?  デタラメ言うな! 

謝罪しろってば   でないともう父さんだと思わない

ジェミンは会長室を出ていきます。

***

ジェギョンは会社のロビーで見知らぬ男に声をかけられます。

ジェギョンだろ?

どなた?  私をご存じ?

もちろん知ってるよ

変な人

ジェギョンが通り過ぎようとすると男が止めました。

急ぎの話があるんだ

触らないで!

ジェギョンは男の手を振り払います。

ちょっと!  何してるの

ヘンシルが来て男に怒鳴りました。

母さん   知り合いなの?

もちろん知り合いさ

男が笑います。

黙って!  ついてきなさい!!

ヘンシルは無理やり男を引っ張って行きました。

ジェギョンは仕事に戻って!

・・母さん?

ジェギョンたちが騒いでいるのをソナが見ていました。

あの男の人は誰だろう・・?

***

ヘンシルはカフェで男に怒っていました。

ここに来るなんてどういうことよ

それが昔の旦那様に言うことか

誰が旦那様よ

ごまかすなよ   ジェギョンは俺の娘だろ?  肝移植が必要だから肝臓をくれと頼みに来たんだ

やめてよ  あんたの娘じゃない   ジェギョンはテグク製菓の会長の娘よ

お前が仕立てたんだろ?  DNA鑑定の時にお前の頼みで俺が操作した   今まで豪勢に暮らせたのは俺のおかげだ

その時ソナがグムドクとの待ち合わせでカフェに来ました。ソナはさっきの男とヘンシルが話しているのに気づきます。

今度ジェギョンの前に現れたら、あんたを殺して私も死んでやる

ヘンシルは席を立って行ってしまいます。男も仕方なく店を出ていきました。入れ違いに店に入ろうとしたグムドクが男を見て首を傾げました。

あの男・・

グムドクはソナのいるテーブルにつきながら呟きます。

どうしたの

ソナが訊ねました。

ああ、思い出した   見覚えがあると思ったら

知り合いなの?  ジェギョンの母親と話してた

昔新村に人気の居酒屋があってね   そこのウエーターだった   若い時いろんな女のヒモをやってたんだ    ムショにいたけど出所したみたいだね

そう   でも何故ジェギョンの話を・・

というと?

ジェギョンの母親が”娘の前に現れるな

あの人、また詐欺にでもあったんじゃ

グムドクは可笑しそうに笑います。

確かにね

ソナも応じます。

***

あの人は何故私の勤め先や名前を知ってるの?

ジェギョンはヘンシルに訊ねました。

しかも私に会いに来た

心配しないで   ただの知人よ

母さんの知人が何故私の会社に?  服装はみすぼらしいし

じゃあ説明する   昔助けて貰った人で肝移植を受けるから”とお金を無心に来たの

自分もお金がないくせに

ジェギョンは不平を言います。

それよりヘランはまだ意識がないの?

そうみたい

なら私が正妻になるチャンスね

どうかしら

今のうちに会長の気を引かなきゃ   髪を整えて来よう

***

ヘラン、お前はこの状態でずっとそばにいてくれ   どうせ意識が戻ったら娘を捜すだろ?

ユンは意識の戻らないヘランに呼びかけます。

ジェミンの件もある   マンシクの痕跡はすべて消す

お前は離さない   私のすべてだからな   お前が去ろうとしたら殺してでもお前を止めるぞ

***

ソナはヘランの見舞いに行きます。

母さん、ビンナよ

ソナはヘランの手を握ります。

意識が戻ったら美味しいご飯を作ってあげたい   父さんの話をしたりセビョクの顔を見せたり・・ だから早く目を覚まして

私は絶対に諦めないから

ソナは立ち上がるとポットに水を入れに行きます。するとヘランの指が微かに動きました。

***

ユン チーム長に話があるんだ 

駄目です  お帰りに

会社の職員とこの間の男がもめているのを見たソナは声をかけます。

少しお話を

会社のエントランスでソナと男は話します。

ジェギョンと親しいと?

大変な時は助け合う仲です

ソナは男に言いました。

お金が必要なら私に連絡を下さい   彼女は多忙なんです

ソナは自分の名刺を男に渡しました。

***

社長に就任するようね

ソナはジェギョンのオフィスに来て言いました。

ユン・ジェミン専務を負かしていい気分?

あなたに祝われたくない   社長になったらすぐ追い出してやるわ

知ってるの?   元を正せばあなたは私の妹になる   母が回復したら私はビンナとしてユン家に住むわ

・・は?  私の姉だなんて冗談じゃない   父も私も家族と認めない   どうあがいても家族にはなれないからね

あなたに拒む権利が?  家族なのは証明済みよ

ポン・ソナ!

”お姉さん”、  私はあなたの姉よ    態度を改めて

ソナは言いました。

79話

ソナはコ・ドックと韓屋で会います。

理事はうちのジェギョンと親しいんですね?

ドックは訊ねます。

”うちのジェギョン”?   ・・いくら欲しいんです?   情報と引き換えますよ

何が知りたいのかな

ドックはずるそうに笑います。

ヘンシルとの関係とジェギョンに会う理由です

さあねえ

ソナはバッグから封筒を取り出してドックに渡しました。

それでいかが?

全然足りないな

ドックが言うと店に入ってきたグムドクが肩を叩きました。

あらま   珍しい

・・お!

ドックはグムドクを見ると急いで顔を逸らせます。

驚かないでよ   コ・ドック

人違いです

しらばっくれる気かい?   よく会ってただろ?

知り合いなの?

ソナがグムドクに訊ねます。

もちろん   金を返して貰おうと駆けつける人が10人はいる   チュンジャに連絡しよう

グムドクが携帯を出すとドックは慌てて止めました。

これで白状する気になりましたね?

ソナはドックに言います。

他の人には内緒ですよ、当然ヘンシルにも

もちろん秘密は守ります

俺は肝移植を受ける必要が

グムドクがテーブルを叩きました。

あんたの肝移植とジェギョンに何の関係が

それは・・

話して下さい

ソナはドックを見つめます。

***

ソナの強気が気になるわ・・

不安になったジェギョンはスチョルを呼びます。

スチョル、ソナを尾行して   韓屋ベーカリーにいると思う

わかった

スチョルは出ていきます。

***

ドックはグムドクとソナを交互に見ながら話しました。

一時はヘンシルと3年間も同居してたんだ   無下に断れないだろ 

金を無心しに来たの?

グムドクが聞きます。

それ以外にヘンシルの娘に会う理由がないだろ

ドックは封筒をポケットに入れながら言います。

返しなさい

グムドクが取り上げました。

意味深な言い方をしやがって

グムドクは封筒でドックを叩きます。

パクさんの娘だから会おうとしたと?

ヘンシルが電話に出ないから娘に金を貰おうとしただけだ

ドックの話にソナは失望します。

***

コ・ドックはやけに静かね   肝臓をくれと騒いでいたのに

ヘンシルはジェギョンが生まれた時にドックとした企みを思い出します。二人はジェギョンをユン・テグクの子供にしようと目論み、ユンがジェギョンと父子鑑定をしようとした際にユンの髪の毛とドックの髪の毛をすり替えて鑑定に出させ、ユンにジェギョンが娘だと思わせたのでした。

あの賢いユン・テグクを騙したんだから私たちも大したことをやったものね

ヘンシルは楽しそうに笑います。

***

コ・ドックとグムドクの写真を見てジェギョンは驚きます。

その男はお前の知り合いか   念のために撮っておいた

母の知り合いよ   でも何故ファン・グムドクと?   じゃあソナとも面識があるということ?

ジェギョンは訝しみます。

***

ジェミンは裏帳簿を探るためにナム秘書を監視します。するとナム秘書が帳簿を取りに向かったのはユン家でした。

うちに裏帳簿があったのか?

ジェミンは愕然とします。ジェミンが家に入るとちょうどナム秘書が書類を持って玄関に来ました。 

ナム秘書、何故家に?

会長に書類を持ってくるように頼まれました

何の書類?  見せて

ジェミンは書類を見ますが帳簿とは無関係なものでした。ジェミンが書類を返すとナム秘書は家を出ていきます。

帳簿は書斎か?

ジェミンは書斎へ歩きます。その後ろ姿を出ていったはずのナム秘書が見ていました。ナム秘書はジェミンのことをユンに報告します。

なんだって ジェミンが?  あいつめ、ふざけた真似を

ユンは憤ります。 

まさかあいつは裏帳簿に気づいたのか?   ふん、知ったところで帳簿は絶対に見つけられない

ユンは呟きます。

***

ジェギョンはドックの写真をヘンシルに見せます。

この男の正体は?  何故ソナと繋がってるの?

まあ、何故あいつが?

聞いているのはこっちよ   この男と母さんはどんな関係なの?

ただの知り合いよ   些細なことで問い詰めないで

大ごとなの   この女は前科者よ   この男も同類なの?

だったら?  罪を憎んでなんとやらっていうでしょ   お金を借りに来ただけよ   あんたには関係ない

本当に?  違ったら怒るわよ

あんたが気にすることじゃないってば!

ヘンシルは頑強に言います。

***

サンミは韓屋でソジュンに自分の想いを伝えますが相変わらず相手にして貰えません。そこへソナが帰ってきました。

ソナさん、助けて

サンミはソナに駆け寄ります。

どう助けるのよ

私とソジュンさんが両想いになれるように後押しして

わかった   応援する

ソナは笑います。するとソジュンが突然怒りました。

ソナ!  俺の気持ちは無視か?   わざと気づかないフリを?

・・ソジュンさん?

ソジュンは”しまった”という顔で店の奥に入ってしまいます。

***

話を聞いていたボクスンがソジュンを追いかけました。

言って清々した?  これからどんな顔でソナに会うつもり?  ソナも気まずくなる

母さんはとことん反対するんだな   ソナはジェミンと別れたんだ    遠慮しなくてもいいだろ

簡単に人の気持ちは変わらないわ   ソナが受け入れなかったら互いに傷つくでしょ 

二人の会話を聞いていたサンミは萎れて帰っていきました。

ソジュンさんが私を・・?

ソナは困惑します、

***

今日も父はヘランの病院に?

スチョルと夕飯を食べながらジェギョンは聞きます。

ああ、あとで迎えにいく

あの男について調べてみた?  ソナとどんな関係なんだか・・・

今調べ中だ

二人が話しているとサンヒョクがキッチンに来ました。

何故二人で食事なんかしてる?  お前はいつも最後に食べるだろ?  出ていけ

スチョルは立ち上がります。

ちょっとケンカを吹っ掛けないで

ジェギョンがサンヒョクに言いました。

スチョル、食べて   あなたは家族の一員よ   私と別れたら彼こそ他人よ

よくも言ったな

サンヒョクは怒ります。スチョルは椅子に座りました。

まだ食べ終わっていないので

この野郎!

サンヒョクはスチョルの皿を飛ばします。

なにするのよ!

***

幼稚なマネはやめて

部屋でジェギョンはサンヒョクに言います。

俺に見せつけようと二人で食事しただろ?   普段は食べないのに

見当違いも甚だしいわ

さっさと財産を半分に分けてくれ   長引くほど苦しむぞ   俺は一歩も引く気はない

あなた、チュ・ヘランが事故に遭った理由を知ってる?  父がソナを始末しようとしてしくじったのよ

ジェギョンはサンヒョクに言います。

あなたも痛い目に遭ったでしょ   私を挑発すると後悔するわよ

脅迫するのか   4年も一緒にいたのに

その結果がこれよ

ジェギョンはあざ笑います。

俺は君の秘密を握ってる   暴露しても?

いいわよ   どうせ父がもみ消すわ    今は完全に私の味方だもの    私を怒らせたらソナと一緒に刑務所に入れてやる

よくも言ったな    俺を侮辱するな

それはこっちの台詞よ!

ジェギョンはサンヒョクを叩き始めます。

なんてひどい男!

サンヒョクはジェギョンの両手を掴みました。

離してよ

君が叩いた

もう!

ジェギョンはサンヒョクを振り払うと部屋を出ていきます。

***

ボクスンはセビョクを寝かしつけたあとでソナに訊ねます。

ソジュンの気持ちを知ってたの?

いいえ 

あなたに顔向けできない

ボクスンは嘆きます。

そんなことありません   ソジュンさんはとても優しい人だから、私を気の毒に思う気持が積もり積もって恋だと錯覚してるのかも   私を好きだと思い込んでるんですよ

そうかしら

そうですよ   おばさん、心配しないで

ソナはボクスンを励まします。

***

あの男は母と同棲していたの

名前はコ・ドックだ

スチョルは話します。

でも私は一度も見たことがない

一人の女性と長く住んだことはない   浮いた噂が多かったと

ろくでなしね   母は何故彼と会うのかしら

妙な噂があるんだ   彼に娘がいたと

娘?

肝臓の提供者がいなくて娘を探してる

それでお金を無心に来たと聞いた   あの男を母に近づけないで

わかった

スチョルは出ていきます。

でも何故私のところへ?  娘に会いに行けばいいのに

母と同棲していたのよね・・?

ジェギョンの顔が凍り付きます。

まさか・・

***

ヘンシルは会社に来るとドックに呼び止められました。

ちょっと!  どうしてここにいるの?

ヘンシルはドックを連れ出します。ちょうどジェギョンが見かけて二人を追いました。二人がカフェに入ったのでジェギョンも話が聞こえる席について様子を見ます。

なんで来るの?  あんた、死にたいの

どうせいつかは死ぬんだ   ジェギョンに話してくれないか 

何を?

肝移植だよ   娘ならできるだろう   俺は父親なんだぞ

ジェギョンはドックの言葉に衝撃を受けます。

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

父親?

***

ソジュンはソナと話します。

ソナが俺をどう思っているか知ってる   ソジョンの兄で友達の兄で実の兄みたいに思ってる   それ以上でもそれ以下でもない    でもジェミンとは付き合えないだろ?   あいつを想い続けるのか

気持ちは思い通りにならない

ソナは言います。韓屋の入口にジェミンが来て話を聞いていました。

そうだな   よくわかるよ   でも少しでいいからジェミンへの想いを手放して俺にその隙間を埋めさせてくれないか

ソジュンさん・・

今すぐとは言わない   ただお前のそばに俺がいることを覚えてて

ソジュンは笑います。

韓屋から車に戻ったジェミンは一人つぶやきます。

先輩ならソナさんを幸せにできるかも

そうだよな・・

***

ジェミンは韓屋の店でソジュンと話します。

チュ理事を轢いた運転手を探してるのか

ソジュンは聞きます。

ああ、そのトラックを不正流通した業者をつきとめた   もう少しだ

ジェミンは答えます。

運転手は示談後に釈放されたろ?

そいつは運転していない   別にいるようだ   ソナさんを狙って母を轢いた犯人を必ず見つけ出す

そうだな

ところで先輩、さっきソナさんと先輩の会話を聞いた

ソジュンは思わず目を逸らせます。

先輩   彼女と俺はどうせ結ばれない仲だ

ソナさんに俺が真犯人を捜していると伝えてくれ

ジェミンはソジュンに頼みました。

***

ジェギョンはヘンシルにコ・ドックの居場所を聞きます。

私の実の父親でしょ    助けてあげるわ    でも私はユン・テグクの娘なの   しっかり秘密を守らせて

まあ・・知ってしまったのね 

ヘンシルは苦笑いをします。

もちろんよ   ドックのことは私に任せて

ヘンシルは応じます。

***

ジェギョンはスチョルにヘンシルから聞いたコ・ドックの連絡先のメモを渡しました。

コ・ドック?

そうよ   彼を呼び出して入院させて

どうして   しつこいのか?   君と関係が・・

詮索しないで!

ジェギョンは声を荒げます。スチョルは黙って出ていきました。

***

ポン・ソナのために社長の座を譲ったのか?   シャロンだとバレないように

ユンはジェミンに問います。

個人的なことなので話せません

なんだと?  父親として聞いてるんだ

なら息子として俺が言ったことは?  ソナさんに謝罪して会社を返すよう頼んだろ?

ふざけるな!   会社はお前の玩具じゃないぞ   父親を罪人扱いするとは   息子のくせに

ユンはジェミンを怒鳴ります。

道を外れるのをただ見てろと?  人殺しの息子になれと?

つけあがるな!

ユンはデスクを叩いて立ち上がります。

父さんを愛してなかったらとっくに縁を切ってる   だけど父親だから   父さんだから諦められない    父さんも俺を諦められないだろう?

黙れ!   今すぐ出ていけ

父さんが罪を認め謝罪するまで俺は絶対に諦めないからな   それが俺なりの愛し方だ

ジェミンは会長室を出ていきます。

なんて奴だ   私に似て頑固だな

ため息交じりにユンは言います。

とにかくポン・ソナをなんとか始末せねば

***

運転手が別にいるって?

グムドクはソジュンの話に驚きます。

もう少しで真犯人がわかる   トラックを不正流通したのはキム・スチョルだった

キム・スチョル?  彼に雇われた人が母を轢いたの?

ソナが聞きます。

確かな証拠はないがそうだろう

とんでもない野郎だ   私の部下たちにキム・スチョルを探らせる

グムドクは言います。

***

ジェギョンはコ・ドックと自分の検体で親子鑑定を試みます。

この目で確認しないと信じられないわ    私は父の娘よ    これで嘘だったとわかる

◆ドラマ「二番目の夫」第16週(第77~79話)の感想

あれあれ、ジェギョンはボクスンの子供じゃなかったのかあ?確か以前二人の耳の後ろのほくろの位置が一緒だというエピソードがあったと記憶してますが、ドックにもあったのね。ではあの思わせぶりはなんだったんだろうと疑問でしたが、このドラマ、視聴率が良くて途中で話数が多くなったと何処かに書かれていたので、もしかしたら話を伸ばすために筋が多少変わったのかもしれません。カナエとしてはボクスンと親子っていうのも面白いな、と思ってたんですが、ボクスンが卒倒しちゃいそうですね😅。それにしても依然ジェミンの出自がわかりませんね。ヘランはどこから連れてきたのかな?

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