Netflixオリジナルの韓国ドラマ「京城クリーチャー」は面白いけど日本人には刺さるドラマ!そのキャストや見どころ、ネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。今回はNetflix独占配信の韓国ドラマ「京城クリーチャー」について書きたいと思います。

日本軍の人体実験で生み出された怪物とチェオクとの関係は・・?

ドラマデータ

配信年  2023年

原題   경성 크리처

監督   チョン・ドンユン、ノ・ヨンソプ

脚本   カン・ウンギョン

制作   スタジオドラゴン、カカオエンターテインメント

キャスト パク・ソジュン、ハン・ソヒ、クラウディア・キム、ウィ・ハジュン他

ドラマのあらすじ

1945年日本の敗戦が濃厚になった頃の日本の植民地、朝鮮の京城(現在のソウル)。質屋「金玉堂」の当主で情報通の資産家チャン・テサン(パク・ソジュン)は警察のトップである日本人の警務官の石川から行方不明になった自分の愛人の明子を探すよう命じられました。

桜が散る頃までに見つけ出さなければ財産を没収して戦地に送る、と脅されたテサンは失踪者捜索の専門家「トドゥクン」と手を結び捜索を開始します。「トドゥクン」はジュンウォンチェオク(ハン・ソヒ)の父娘で二人はチェオクの母親を探して満州からやってきたのでした。テサンは明子を探して貰う代わりに母親探しに協力します。

明子が甕城 (おうじょう)病院にいるという情報を得たテサンはチェオク達と病院に侵入し明子を連れ出そうとします。しかし病院では日本軍が朝鮮人を誘拐して恐ろしい人体実験を行っていました。そしてチェオク達が探していた母親はその実験に使われて奇怪な怪物に変身させられていたのです。怪物となった母親は日本軍の兵や朝鮮人たちを捕食物として見境なく殺していくのでした。

怪物が自分の母親だと知るとチェオクは日本軍に激しい怒りを覚えます。それでも明子や囚われていた朝鮮人達を救出することに全力を尽くし、なんとか無事に病院から脱出することに成功するのでした。

けれどチェオクから怪物が自分の妻だと知ったジュンウォンは再び妻のいる病院に向かいます。テサンとチェオクの間には恋情が生まれていましたが、自分たちの運命を狂わせた日本軍を憎むチェオクは病院長を射殺し、また病院に送り込まれてしまいました。テサンはチェオクを救うために自分も病院に侵入しダイナマイトですべてを破壊しようとします。しかしジュンウォンが自分が妻である怪物と運命を共にするからチェオクを連れて逃げるようにテサンに告げ、病院にダイナマイトを仕掛けて爆死するのでした。

テサンとチェオクは病院から逃げのびますが、怪物も死なず京城の街に現れ人を襲います。逃げるテサンを襲おうとする怪物。チェオクはテサンを庇い怪物の攻撃を受け命を落とします。チェオクが自分の娘だと知る怪物はその死を悲しむのでした…。

ドラマの見どころ

陰惨な人体実験・・暗い迷路のような病院・・・死体の山・・ 

1900年代中頃の京城の賑やかな街の様子と対照的な死の匂いに満ちた陰惨な病院の雰囲気が不気味に描かれています。韓国ドラマはケガのメイクや血糊がリアルで怪物もCGがよくできていました。実力派の俳優パク.ソジュンとハン・ソヒを無駄遣いせずしっかり恋愛も絡めてドラマを作っているのはやっぱりスタジオドラゴンです。

怪物の背中から出て人を刺す触手みたいなのが恐怖をそそります。それでもチュオクが娘であるとわかると怪物は攻撃しない・・そんな感情があるのが救いでした。

ドラマの主要キャスト

パク・ソジュン/チャン・テソン役

1988年12月15日生まれ、ソウル特別市出身。

高校1年生の頃から俳優を志しソウル芸術大学演技科へ進学。芸能事務所「キーイースト」と契約して2012年にテレビドラマ「ドリームハイ 2」でドラマデビュー。2014年のドラマ「魔女の恋愛」で一途な年下の男を演じてブレイク。以降ラブコメドラマに出演し続け“ラブコメの神”と呼ばれる。2018年芸能事務所Awesome ENTと専属契約を締結。2020年Netflixオリジナルドラマ「梨泰院クラス」が日本でもブームに。2021年映画振興委員会の「KOREAN ACTORS 200」に選ばれる。

主な出演作にドラマでは「彼女はキレイだった」(2015)「キム秘書はいったい、なぜ?」(2018)など、映画では「ミッドナイト・ランナー」(2017)「ドリーム 〜狙え、人生逆転ゴール!〜」(2023)など。

身長185.6cm、血液型はAB。

ハン・ソヒ/チェオク役

1994年11月18日生まれ、蔚山広域市出身。

高校卒業後ソウルに上京してアルバイト生活をしていたが、広告モデルを始めたことで芸能事務所に所属、2016年のSHINeeのMV出演で芸能界にデビューする。2017年のドラマ「ひと夏の奇跡 〜Waiting for you」でドラマに初出演し、2020年の大ヒットドラマ「夫婦の世界」では不倫相手役を熱演して注目を浴び、その後は2021年のドラマ「わかっていても」など主演作が続く。2022年には韓国女優として初めてスイスの高級腕時計ブランド「オメガ」のグローバルアンバサダーに就任した。

主な出演作にドラマでは「100日の郎君様」(2018)「マイネーム: 偽りと復讐」(2021)など、映画では「Heavy Snow」(2023)など。

身長165cm、血液型はAB。

ドラマの感想

日本が韓国を植民地にしていた時代であまりに日本人が残酷で、いくらエンターテイメントとはいえ日本人であるカナエにはやりすぎの感がありました。国によっては抗議する国もあるんじゃないかと思ったりしましたが、日本人役の韓国の俳優さんが皆カタコトで逆に作り物感が目立って、まあ別に本当の日本がやったことじゃないからと納得しましたけど。

ただこういうドラマを見ると戦争って国が滅亡するかしないかの瀬戸際で、こういうことはどこの国でも起こりうることで現代でもどこかの国で行っている可能性もある、と恐ろしくなりました。これだけ戦争があちこちで起きていると絵空事では済まされない、そんな風にも感じます。

ドラマ的にはアクション、ホラー、サスペンス、恋愛も入った傑作です。パク・ソジュンさんの日本の軍服がよく似合っててさすがに素敵でした。ハン・ソヒさんもメイクである程度までは作れるとしても、必要とあれば殺しも辞さない仕事をしてきた人間の鋭い目つきやアクションが別人のようですごい女優さんだなと思いました。

でもここまで日本の非情さを描くのはやっぱり韓国は年月が経っても日本への恨みを忘れられないんだなあとつくづく思います。長い歴史があるからそう簡単にはいかないものなんでしょう。

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