韓国ドラマ「二番めの夫」第16週でソナは自分の父親をユンが殺したと知らされる!加えて第75・76話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回も韓国ドラマ「二番めの夫」第16週(第75・76話)について書きたいと思います。

ジェミンはソナが姉だと知ってソナが別れを切り出したことを理解する

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中

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キャスト

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<第67~69話> <第70・71話>

<第72~74話>

◆ドラマ「二番目の夫」第16週(第75・76話)のあらすじ(ネタバレ)

75話

ヘランは韓屋のソナ(オム・ヒョンギョン)を訪ねます。

もしかしてジェミン(チャ・スウォン)と別れたの?

ヘランの問いにソナは一瞬言葉を失います。

別れるも何も彼とつきあってたことはありません   誤解しないでください

でも結婚を・・

彼とは契約結婚でした

でもジェミンはあなたを愛してると言ってた  あなたは愛していなかったの?

何を確かめたいんです?  彼を愛したことはありません

ソナ・・

それより聞きたいことが   チュ理事はジェイ・キャピタルのオーナーですか?

二人が話しているとヘランをつけてきたジェギョン(オ・スンア)がソナの部屋を覗きました。

(何を話しているの?)

ジェギョンが聞き耳を立てているとヘランがソナに言いました。

母さんもどこから話せばいいのか・・

(母さん?  母娘だとわかった??)

ジェギョンは驚きます。

ちょっとそこで何をしてるのよ!

苦手なボクスンが現れてジェギョンは慌てます。

話を盗み聞きするなんて写真を撮れば良かった

そんな・・テヤンに会いに来ただけですよ

テヤンに会いに来たですって?  二度と来ないで

ソナが出てきてジェギョンに怒ります。

帰って!

***

会社に戻れてご機嫌のジェギョンですが、ジェミンが社長になるという話スチョルから聞くと激昂します。

ユン・ジェミンが社長なんて冗談じゃない

理事会で決定するそうだ

父は?

賛成してる

そうか・・だからソナとヘランは母娘だと明かさないんだわ   兄を社長にするために二人は手を組んだのよ

何?  二人は親子だと知ったのか

スチョルが驚きます。

そうよ   なのにお互い他人のフリをしてる   冗談じゃないわ!

ジェギョンは憤慨します。

***

ジェミン、あなたを社長に推すことになったわ

息子のオフィスに寄ってヘランは話します。

ああ・・

気がなさそうに笑うジェミンにヘランは困惑します。

ジェミン、最近顔がやつれたんじゃない?

そうかな? 大丈夫だよ

何か悩んでない? 様子が変よ

問題ないってば   今から会議だから行ってくる

ジェミンはオフィスを出ていきます。

***

会議に向かうジェミンはソナとばったり出くわします。

ジェミンさん・・

なんですか   理事

ジェイタウンに投資したお金だけどジェイキャピタルの株を売って返すから待ってて

そこまでしなくていい   シャロンに投資したんだ

いいえ、だからこそ返さないと   そうしたら私たちの関係も終わる   お金は返させて

そこまでして縁を切りたいか?

ジェミンは問います。

いままでありがとう

ソナは歩き去ります。ため息をつくジェミン。しかしその話を壁に隠れてジェギョンが聞いていました。

ソナがシャロンですって?

***

グムドクの事務所に呼ばれたヘラン。

ソナと私が母娘だとご存知なのね

ソナから内密にするよう言われています

で、ご用件は?

キム・ヨンダルについて伺いたいことがあって   彼がテグク製菓を辞めた理由を知ってますか?

詳しくはわかりません   ただ・・

シッ!

グムドクをヘランを止めて事務所の扉を開けました。盗み聞きしていたヘンシルが慌てて逃げていきます。グムドクは部下を呼んで見張りに立たせました。

見張りを立たせるなんて絶対になにかあるわ   ジェギョンに教えてやろう

ヘンシルは呟きます。

***

話の続きを

グムドクはヘランを促しました。

キム・ヨンダルはソナの父の死について知っているはずです

ソナの父の死? 事故死ではないのですか?

ええ

ヘランは言いました。

今日ここにきたのはヨンダルが最近ユン会長を訪ねたからです

彼が現れたんですか? 何があるとお思いで?

グムドクが訊ねます。

キム・ヨンダルを見つけて保護するべきです   でないと会長に命を狙われる

***

ソナがシャロンだって?

ジェギョンの話にスチョルは驚きます。

まずは証拠を探してちょうだい  多分間違いないわ   シャロンからのメールがどこから送信されたか調べて

分かった

いままで私を騙していたなんて

ジェミンさんはポン・ソナと結婚を?  彼女が理事の娘だとすると・・

スチョルは眉を寄せます。

だから証拠がいるの!  ポン・ソナがシャロンなら大事件だわ   ヘランやジェミンもまとめて始末できる

<画像出典>https://www.bs11.jp/drama/nibanmenootto/

その時ヘンシルからメールが来ました。

***

母さん、何の用よ

マルジャの家に居候するヘンシルのところに来てジェギョンは聞きました。

ね、サンヒョクを見張ってあげるって言ったでしょ  ついでにヘランの尾行もしてみたんだけど貸金業者で内緒話をしていたの

ヘランが?

何だったかな  キム何とかを探すって

キム何とか?

そう

母さん! ふざけないで   その程度の話なら電話で済ませてよ

ひどい言い方ね  娘の顔が見たかったのよ

キムしかわからないんじゃ調べようがないでしょ

ジェギョン、他の情報も手に入れるから怒らないで

お金がほしいのね

さっさと渡して 

二人が話しているとスチョルからメールが来ました。

シャロンのメールはソウルから送信していた

メールを見てジェギョンは微笑みます。

やっぱりね

***

グムドクはヘランからスチョルを監視するよう依頼されます。

キム室長はヨンダルの居場所を知っているはずです   見つけたら保護を

ヘランは話していました。

ソナにも伝えようか

グムドクがソナに連絡しようとすると、スチョルが来て車で出かけました。グムドクもすぐ車で追います。

***

本物のシャロンの記事よ

ジェギョンはオフィスで携帯をソナに見せます。

どうやって調べたんだ?

オフィスに入ってきたサンヒョク(ハン・ギウン)がジェギョンに聞きました。

ムン・サンヒョク、この女がシャロンだと気づいてたの?

ジェギョンは夫の言葉に驚きます。

よくもシャロンのフリをして私に嫌がらせをしてくれたわね

ジェギョンはソナに怒りをぶつけます。

父に話して詐欺罪で刑務所にいれてやる!

やってみれば?  でもその前に全財産をつぎ込んだジェイタウンが消えるわよ   ジェイタウンを守るか私を追い詰めるか選ぶことね

ソナは言い返しました。

***

スチョルを見張っていたグムドクは男が何処かへ連れ去られるのを目撃します。

もしかしてキム・ヨンダル?

グムドクは更にスチョルの車を追いかけます。

***

サンヒョクはソナの後ろ盾がジェミンだったとジェギョンから聞いてショックを受けます。

ソナは俺を騙していたのか

ジェギョンの方はジェミンにジェイタウンに投資を続けさせようとします。

兄さんはジェイタウンの投資家でしょ   シャロンがソナだってことは知ってるわよ   兄さんのお金で投資したことも

ジェミンは微笑します。

それで?

妹の私を騙すなんて・・   兄としてひどすぎる

ジェギョンはジェミンを責めます。

悪いのはお前だろ?

ジェミンは声を荒げました。

いいわ   こうなったら兄さんが正々堂々と投資して    資金が足りないの

何だと?

シャロンの正体を黙っててあげるから代わりにお金を

妹の言葉にジェミンは呆れます。

いやだ

兄さん、断ればシャロンの正体を明かす   ソナは理事の座を追われ詐欺罪で逮捕されるわよ

俺を脅してる場合か?  ジェイタウンは裏金作りの装置だろ   お前こそ捕まるし、父さんが知ったらお前を許さない   大人しくしてろよ

兄さん!

余計なことを言ったらすぐにお前を通報するぞ

***

キム・ヨンダルを拘束しました

スチョルはユンに報告します。

怖いもの知らずの男だな   のこのこ私の前に現れやがって

確認しますか

車を頼む

ユンが出かけようとしているとジェギョンが会長室に来ました。

父さん、お出かけですか?

ユンはジェギョンを見て言いました。

用件は分かってる   兄が社長になるのがなんだろ?

え?

目に見える成果が多かったから理事に推薦されたんだ

でも兄さんに社長は・・

黙れ   もう決まったことだ

ユンはコートを羽織ると出ていきます。

お父さん、まだ話が・・   もう!  ソナの話をしたかったのに

ジェギョンは悔しがります。

***

ユンに話ができなかったジェギョンはヘランを脅します。

お母さん、とんでもない秘密を知ってしまいました   ポン・ソナはシャロンで、その上ビンナでしたね

なんて?

シャロンのことはソナ本人に確認しました   ビンナのことは偽物を用意した時から知ってました

なんだかすごく楽しそうじゃない?

ヘランは挑戦的に言います。

当然です   おかあさんの手の内はバレた    偽物の件は許されたしもう私を責められませんよ

私の勝ちですね

ジェギョンは告げました。

それで?  姉弟が結婚したと告げ口するの?   それであなたの得られるものは?

はい?

何事も損得を計算してから動くべきだわ

姉弟が夫婦だったのにどうして平然としてるんですか

ジェギョンは訝しがります。

だってあの子たちにやましいことはなかったもの   あの二人は契約結婚よ   ソナはあなたへの復讐のためにシャロンになった    ジェミンとは契約を結んだだけだった 

結婚じゃなくて契約だったの

ヘランはジェギョンを睨みつけます。

お母さん・・

あなたが余計なことを口にしたら私が黙ってない   いいわね?

ヘランはジェギョンに言い放つと自室に入ってしまいます。

***

けれど部屋でヘランは動揺して青ざめます。

ジェギョンに知られてしまうなんて・・あの子達はどうなるの?    ユン・テグクに伝わるわ

ヘランは唇を噛み締めます。

どうすれば・・

***

投資してくれたのがあなただったとは驚きましたよ

サンヒョクはジェミンに言いました。

驚いてる場合じゃないぞ   シャロンの正体に気づいてたんだろ?   ジェギョンに知られたんだ 

僕のせいじゃない

ジェイタウンは二人の作品だろ?   妹の裏金作りにお前も加担してる

何故そこまでして僕たちを騙したんです?   ソナに資金提供したのは貸金業者だと思ってた   あきれた話だ

とにかく父にシャロンの正体を明かしたら裏金のこともジェイタウンのこともバラす   ジェギョンに絶対に父に言うなと伝えるんだ

ジェミンはサンヒョクに命じました。

***

ジェギョンが父にシャロンの正体を明かしたらジェイタウンを空中分解させてやる

ジェミンに言われたサンヒョクは苛立ちます。

そんなことをしたらジェギョンがこれまでつぎ込んだ金は返って来ない

ユン家に戻ったサンヒョクは部屋で上着をベッドに投げつけました。すると部屋に来たジェギョンがそれを見ます。

なぜあなたが腹を立ててるの?

ほっといてくれ

私に当たる資格はないでしょ   シャロンと同居して楽しんでたくせに

何だって?

もうテヤンもいないし父に隠し事もない   投資も兄のお金だったしあなたなんかもう必要ないわ

ユン・ジェギョン!

父に話して離婚の手続きに入る

望むところさ

サンヒョクは応じます。

君に足蹴にされるのはもうウンザリだ   ソナとよりを戻そうとしたのは君のせいだ

ジェギョンはサンヒョクの言葉に衝撃を受けます。

よりを戻そうとした?   言い訳もしないのね    母さんの言ったことはウソだったんだわ     私が生きてて困ったはず

ジェギョンは目を潤ませて部屋を出ました。

***

キム・ヨンダルは廃工場の中で椅子に縛り付けられていました。

会長、助けてください

良くしてやったのに調子に乗るからこんなことになるんだ

ユンは冷酷にヨンダルを見下ろしました。

私を殺しても証拠が残りますよ   保険は用意してあります

なんだと?  まだ映像が残っているのか?

私の命綱ですから   一つくらいは手元にあります

この野郎!

ユンはヨンダルの頬を張りました。

どこに隠した?

言ったらすぐに私を殺すでしょう?

ヨンダルは声をあげます。

見張ってろ

ユンは命じるとスチョルと去って行きました。

会長、お待ちを

ヨンダルは叫びますがスチョルの手下に殴られます。

***

ユンたちが去って手下二人になると、工場に潜入していたグムドクは階上から重い本を階下の手下の頭に落とし気絶させ、もう一人をスタンガンで倒しました。そしてヨンダルの縄を解いて救い出し無事に車で逃げました。

グムドクは韓屋のソナのところにヨンダルを連れていきます。

座ってください

ボクスンたちに迎え入れられ、居間でヨンダルは水を飲みます。

ありがとうございます

ヨンダルはソナを見て訊ねました。

あなたがポン社長のお嬢さんですか?

はい   父はポン・マンシクです   父の秘書だった方ですね?

なにもかも私のせいです   死の真相を明かすべきだったのに金に目がくらんで・・   ポン会長はユン・テグクに殺されました

ソナは耳を疑います。

父がユン・テグク会長に?

ユンはポン社長から横領や賄賂を受け取った罪を責められ自首するように勧められると、衝動的に社長を殺したんです

ヨンダルは語りました。

76話

ポン社長は親友であるユンを思って自首させようとしたのですが、ユンはそんな思いの通じる男ではありませんでした   自分にとって邪魔になるポン社長をこの世から消したのです

ヨンダルは話しました。

その時に撮った映像もあります   そこにユン・テグクの犯した犯罪が残っています

映像が?

ソナは驚きます。

***

ヘランはカンから報告を受けました。

ヨンダルは末期の癌ですって?

はい   透析も受けています

ヘランは言葉を飲み、それから言いました。

そういえばジェギョンに知られたの   ソナがビンナでシャロンだってこと

困りましたね   会長の耳にも入るのでは?

口止めはしたけど長くは持たないと思う   そろそろビンナにすべてを話した方がよさそうね   誤解したままじゃ二人が困るわ

***

恐ろしいわ   ユンは殺人犯だったのね

ボクスンが眉をひそめて言いました。

祖母が私を引き取ったのもユンのせいでした   父が殺されなければ家族は生き別れなかったし、祖母も死なずに済みました

ソナは語ります。

おばあさんが苦労したのもユンのせいよ

ボクスンも同調します。

父の無念を晴らさないと

でもソナ、こういう時は焦ってはだめよ

俺もそう思う   公訴時効が廃止される前の殺人だから罰することが出来ない

ソジュンが話しました。

腹立たしいわ

キムさんを見つけたからチュ理事と話してみなさい

ボクスンがソナに言いました。

***

ジェギョンはスチョルに離婚に強い弁護士を探すよう頼みます。

ジェギョン、離婚するのか?

ムンに利用価値はなくなったわ   一文無しにしてここから追い出してやる

そうか  よく決断したな

スチョルは安堵します。

兄さんはソナがビンナだとは気づいていないはずよ

本当にあの二人は姉弟なのか

そうでしょ   二人にやましいところはないとヘランが強調してたもの   ジェミンのために黙ってるのよ

これからどうするんだ

私が暴露してやる   伝えればジェミンはショックを受ける   仕事どころじゃなくなるわ

暴露したら理事が黙ってないぞ

気づくように仕向ければいいだけよ

ジェギョンはほくそ笑みます。

***

ジェミンはユンの机にあったキム・ヨンダルの走り書きに気づき、デスクから持ち去っていました。

キム・ヨンダル・・以前グムドクさんから聞いた名前だ   ソナさんと何か関係あるんだろうが、なぜ父を訪ねてきた?

ヨンダルが気になるジェミンはソナを訪ねます。

***

もう会わない約束でしょ

聞きたいことがあって来た

ジェミンはソナに言いました。

ソナさん、キム・ヨンダルって知ってる?

なんて?

ソナさん、知ってるね?  何者だ?

そんな人知らないわ

ソナはウソをつきます

グムドクさんから聞かれた名前だ   ソナさんと関わりのある人だからだろ   グムドクさんも電話に出てくれないんだ

その人が何者だか知らない   だから調べないで   あなたには関係ない   もう帰ってちょうだい

ポン・ソナ、俺と別れたのはその人と関係があるのか?  一人で解決しようとしないでくれ   俺たちは何度も一緒に困難を乗り越えてきた    今回も乗り越えられる

ジェミンがソナに訴えているとサンヒョクがやってきました。

二人は今も会ってるのか   詐欺だけじゃ足りないと?

詐欺って何の話?

ソナはサンヒョクに訊ねます。

彼が金を出したんだろ?  俺とよりを戻す気はなく冤罪の証明のために俺を利用した

お前に気があると思ってたのか?  よりを戻すわけないだろ   バカな奴め

ジェミンが呆れます。

なに?  二人は愛しあってる仲なのか?  どうなんだ   答えろ

サンヒョクはソナを問い詰めます。ソナは言葉が出ません。

本当のことを言え

違うわ・・  私たちは演技してただけ   契約結婚だと説明したでしょ   もう帰って!

聞こえないのか   帰れよ

ソジュンが出てきて言いました。

ソナを苦しめるな   二人とも帰れ

ソジュンはサンヒョクの胸を押します。

帰れって

サンヒョクは帰って行きました。

ジェミン、お前も帰れ

ソジュンはジェミンに言います。

***

朝ジェミンが出勤しようとするとヘランが部屋に来ました。

ジェミン、顔色が悪いわよ   これを飲んで

母さん、前にナム秘書といた人だけど・・

ナム秘書?

あの人がキム・ヨンダル?

なぜその名前を?

ジェミンはヘランにヨンダルの走り書きを見せました。 

父さんの客だった   キム・ヨンダルって誰?  ソナさんも知ってるようだった

ソナが知ってるの?

ヘランは驚きます。 

でも話してくれないんだ   どういうことか説明して

ヘランはジェミンを見上げました。

そうね・・全部話すから時間をちょうだい

***

ジェイタウンの完成まではユン・ジェミンを刺激するな

サンヒョクは部屋でジェギョンに言います。

気にしなくてもいい   あなたはもうすぐ私と離婚するんだから

何?  俺もジェイタウンの所有者だ

資金も出してないのに勝手なことを言わないで   離婚の手続きに入るから心の準備を

ジェギョンはサンヒョクに言うと部屋を出ていきます。

本当に離婚するのか?  受けて立ってやる

サンヒョクは呟きます。

***

単刀直入に聞きます   ユン・テグクが父を殺したんですか?

ソナはカフェで会ったヘランに訊ねました。

あなたは・・キムからその話を?  キムはどこにいるの?

ヘランはソナに聞き返します。

***

チュ理事がポン・ソナと会ってる

スチョルがジェギョンのオフィスに来て知らせました。

本当?  兄に知らせてやる!

ジェギョンはジェミンのオフィスに向かいます。

***

ジェギョンは書類を出すフリをしながらジェミンのオフィスに入りました。

ソナとチュ理事がケンカですって?

ジェギョンは電話しながら声を上げます。ジェミンは驚いて立ち上がりました。

どこでケンカを?  ローズカフェ??  私に報告されても・・

ジェミンは急いでオフィスを出て行きました。

簡単ね

ジェギョンは笑います。

***

ヘランはソナに話していました。

私も最初は事故で死んだと思ってた   でも本当はユン・テグクのせいだったの   ビンナ、私があの男といるのは復讐のためよ

復讐?

そうよ  私の目標は亡き夫の会社を取り戻すこと   そしてユンに罰を与えること   30年連れ添った妻が復讐を考えてるなんていい気味でしょ

それでジェイキャピタルを?

ソナは訊ねます。

私のマンシクさんとあなたへの愛情は少しも変わってない   私なりに夫と娘の無念を晴らすために生涯を捧げてきたの

やめてください   夫と娘を奪った男の隣で復讐を夢見るなんて   さっさとあの男から離れるべきでした   そばにいたのは情があったから・・

そんなんじゃない!  私が愛しているのは今も昔もあなたの父親よ   私があの家を去ったら元夫の会社を取り戻せないと思った   だからユンのそばにいたの

ジェミンがソナたちを見つけて近寄ります。

ビンナ  母さんの気持ちを分かって

母さん?  ・・ビンナ??

ジェミンは愕然とします。

母さんがどれだけ辛い思いをしながら耐えて来たのか

知りたくもない   理事が私の母じゃなければ理解できたかも   よりによってチュ理事だったから   ・・受け入れられない

ソナはヘランを拒みます。

・・ひょっとしてジェミンのせい?

言ったでしょ   契約結婚だって   二度と私の前で彼の話をしないで  

チュ理事もユン・ジェミンも私には関係ない人です

ソナは席を立ちました。

***

ジェミンは川岸で茫然と佇みます。

だから母さんは娘を見つけたと言わなかったんだ   だからソナさんは俺に別れを告げた   ・・苦しかったはずだ

ソナさん、気づくのが遅くなってごめん   俺が身を引くよ    ソナさんはビンナとして母に会って

別れを決意したジェミンはソナを呼び出します。

ソナさん、俺を遠ざけた理由がわかったよ   なんとか俺の元に戻ってこさせようと思っていたけど   ・・無理だとわかった

ジェミンさん・・?

ソナはジェミンを見つめます。

すべてを知ってしまったの?  私がビンナだと・・

ソナさん、まだその名前は言わないで

ジェミンは涙ぐみます。

心の準備ができてない

私のせいよ   私が母を探さなければ・・  ジェミンさん、ごめんなさい・・

君が謝ることじゃない   俺が悪い    俺がソナさんを愛したから

ジェミンさん

ソナとジェミンは抱き合い涙に暮れます。

***

ソナとジェミンは韓屋の前まで来ました。

ソナさん、俺のせいで母親を敵視する必要はない   母さんの前で俺も平静でいるから

あなたのせいで母親だと認めないんじゃない   これはチュ理事と私の問題よ   あなたは気にしないで

別れがたい二人ですがソナは言いました。

じゃあ  行くね

ソナはジェミンに背を向けます。

泣かせないという約束を守れなくてごめん   でも見守るから! 

<画像出典>https://www.bs11.jp/drama/nibanmenootto/

ジェミンはソナの背中に呼びかけました。ソナは涙を流しながら店に入ります。

***

ジェミンは会社でジェギョンを呼んで話します。

お前はソナさんがビンナだとずっと前から知ってだだろ?   いままで黙っでいたならこの先もずっと黙ってろ

そんなに黙らせたいなら代価を払って

ジェギョンは兄に言います。

何が望みだ?  お前が社長になれるよう協力すればいいか?

加えてジェイタウンの投資金をお願い

お前・・

ジェミンは苦々しげに頷きます。

約束を守れよ

***

ジェミンはユンに社長の座を譲ること、そしてシャロンと離婚することを話しました。

父さん、ごめんなさい

ユンはジェミンの話に激怒します。

親に相談もなく勝手すぎるぞ!  離婚など許さん!!

***

サンヒョクはジェギョンに離婚の書類を渡します。

あなたから離婚を申し出るなんてなんのマネよ

俺も疲れたんだ   侮辱されながら暮らしたくない

いいわ   でも慰謝料をたっぷり準備して   あなたはソナと頻繁に会ってたし、別荘にも行った    結婚後に会ったのは有責事由よ

なら俺も言わせて貰う   俺を連帯保証人にしたな    事業が危うくなって損害を被った   公証まで受けたし損害への責任を問う   それにテヤンの違法な養子縁組も君が主導したから損害請求しないとな

サンヒョクはそう言い放ちオフィスを出ていきます。

ムン・サンヒョク!

ジェギョンは書類を投げつけます。

***

どうしても離婚するって?

マルジャは店でサンヒョクに問いました。

取るものを取って離婚してやる

サンヒョクは離婚のメモを取りながら言いました。

俺には奥の手がある   もう妻の言いなりは御免だ

奥の手?

やすやすとはやられないから心配しないで

そうよね   うちの息子は立派だもの

マルジャは笑いました。

そうだ!  テヤンが生まれてビルを貰ったでしょ   夫婦共有名義だし財産分与しなきゃ

リゾート会員権も

サンヒョクが言います。

別荘も貰わなきゃ   済州島に土地もあるとか

二人の欲には際限がありません。

***

ユンはシャロンの調査をナム秘書に命じます。

それからシャロンの父親にも連絡をしろ

承知しました   会議の時間です

ナム秘書は告げました。

そうだったな

ユンは大儀そうに立ち上がります。

***

会議でソナは提案をしました。

40年前ポン製菓という会社が存在しオレンジクッキーが評判だったとか

ポン製菓?君は何故その話を??

ユンが問いました。

テグク製菓で当時の商品を販売してみては?  オレンジは魅力的な材料です

ソナは話しました。

でもコストもかかるし、市場にレトロは通じないかも

ジェギョンが反論します。

当時の子供の味覚を信じます   成長した彼らにもヒットするかも

しかし何故ポン製菓の商品を?  もっと大ヒットした他社の商品も多い

それは会長と数名の理事がご存じのはず   テグクの母体企業がポン製菓だと

ユンは顔色を変えます。

でも理解できません   好調だったポン製菓が何故消えたのか   原因を把握しテグクの教訓にすべきかも

どう思いますか?

ソナは会長に訊ねました。

***

私に話でも?

会長室に来たソナにユンは訊ねます。

色々知りたいでしょうから呼ばれる前に来ました

ふてぶてしい   我が社に居座りやがって

ユンはソナを睨みます。

私はこの会社の大株主です

そうだな   ポン製菓がうちと関係あるのをどこで知った?  ポン製菓の代表理事はポン・マンシクだった   そういえば君もポンだ   

だからポン製菓に興味を?

ユンはソナを見ました。

もうポン製菓のことは忘れろ

何故ですか?

会社が発展するには多くの過程が必要だ   ポン製菓を経てテグクになるまで栄光だけでなく痛みも味わった   過去を持ち出し古傷に触れるのは我が社の古株に失礼だ

だから黙ってろと?  その痛みとやらはポン製菓が消えた理由と関係が?  何か後ろめたいことでも?

口を慎め!

あなた?

ヘランが入って来てユンに言いました。

何事なの?  血圧が上がるわ   ポン理事は退室を

会長が怒る理由がわかりません   失礼します

ソナは会長室を出ていきます。ユンは椅子を叩いて立ち上がりました。ヘランはユンのデスクの裏にカンから受け取った盗聴器をつけます。

お嬢様を守るために会長室に

そうカンは言いました。 

血圧を下げる漢方薬でも貰ってくるわ

ヘランは会長室を出ます。そしてエレベーターを待つソナを見つけました。

ソナ、話があるの   ポン製菓のことで

ヘランは告げました。

◆ドラマ「二番目の夫」第16週(第75・76話)の感想

小細工ばかりするジェギョンよりも悪の大玉のユンが表に出てきましたね。ジェミンはユンとは血の繋がりはなさそうですが、父親と思っていることから新たな悩みが増えそうです。それにしてもジェミンはいったいどこからユン家に来たんでしょうか?

そう言えば前にヘンシルが子供をさらったとか言ってたけど、あれは何だったの?ジェミンと関係があるのかな?話が長くて前の方が曖昧になっちゃったけどボクスンの子供はどうなったんだろう

これからいろいろわかって来るんだろうけど、いい終わり方になって欲しいなと思います!

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