韓国ドラマ「青春ウォルダム呪われた王宮」で男装したジェイは内官にガラムはミョンジンの弟子になる!その第3話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは、カナエです。今回もNHKBSで放送の「青春ウォルダム呪われた王宮」(第3話)について書きたいと思います。

ジェイの必死さにほだされたファンは自分の傍に置くことを決意する

NHKでBSP4K(日)夜9時/BS(金)午前0時25分に放送

キャストとこれまでの物語

<第1話>  <第2話>

ドラマのネタバレあらすじ(第3話)

第3話

ジェイ(チョン・ソニ)ファン(パク・ヒョンシク)に土下座しました。

世子様、どうか私を追い出さないで下さい

ファンは根負けしてため息をつきます。

私の最初の民になると言ったな

さようでございます

そなたは開城から漢陽まで命がけで私に会いに来た それも悪くなかろう

世子様・・!

では今度は東宮殿を目指してみろ 最初の民になるそちに力を示す機会をやろう ただし方法は自分で考えて東宮殿に来るのだ

ファンは言いました。

世子様 仰せの通りにいたします

ジェイは頭を下げます。

***

監禁されていた部屋から自由になったジェイは歩いてきた女官達に訊ねました。

あの・・内官の服はどこで着替えれば・・?

内官なのですか?

はい 世子様にお仕えすることになりました 昨日世子様について狩りに行き、まだ兵士の服を着ております

女官の一人が通りかかった内官に声をかけました。

パク内官 新しい内官です 服を着替えたいと

ではついてこい

ジェイは内官の詰め所に案内され着替えを渡されました。

向こうの部屋で着替えろ

ありがとうございます

***

ミョンジンガラムに字を書けるのか問います。

私は文字は・・

私の名前を書いてみよ

ミョンジンは筆と紙を持ってきてガラムの前に置きました。

う〜ん・・

ガラムは悩みながらなんとか書き上げます。ガラムの文字を見てミョンジンは大笑いしました。

・・まあ文字はいい それではお前のことを話してみろ

何をですか

何も知らないのに弟子にするわけにはいかないだろ

朝ここに来るまでに弟子だ、弟子だと自慢していましたよね?

気に入らなければ・・

ミョンジンは首を切る仕草をしました。

今日でクビにするぞ

ええ?

ガラムは顔をしかめます。

何が出来て何が出来ないのか言ってみろ

ミョンジンは指示しました。

***

内官達の後ろについていたジェイですが広い王宮の中で見失い、道に迷ってしまいます。

東宮殿はどこなんだろう・・

ジェイが困っているとファンにお茶を持って行く女官たちを連れた妹のハヨン王女と遭遇します。

お茶をこぼさないでよ 全く頼りないわ

王女様が王族にふさわしくゆっくり歩いてくださればこぼれることもございません

年配の女官が告げました。

いいわよ 私が持っていく 貸して!

ハヨン王女はお茶を持って歩き出しますが階段で転げそうになります。

危ない!

ジェイは咄嗟にお茶を受け取り王女を支えました。

おケガはありませんか?

お前!早く離れなさい

女官に言われてジェイはかしこまります。若い女官がジェイからお茶を受け取りました。

お前・・初めて見る顔ね

ハヨン王女はジェイの顔を見つめます。

本日から世子様にお仕えする者です 恥ずかしながら道に迷っておりました

ジェイの話にハヨン王女は笑います。

そうなの 広すぎるものね 私も行くところだからついてきて

恐れいります

ジェイは王女達の後ろに従います。

***

私の特技ですか? ささいなことでも宜しいでしょうか

ガラムはミョンジンに訊ねました。

ああ、申してみよ

私は塀を乗り越えるのが得意です

はあ?

ミョンジンはキョトンとします。

以前ガラムはジェイと男装して塀を乗り越え屋敷の外に出ていたのです。一度ジェイの父親ミン・ホスンに見つかり問いただされました。

どうして男の格好をしているのだ?

実は下の街のホスンという者が牢に入れられましたが・・

ジェイは答えます。

私の見立てでは犯人は別にいます

その者の疑いを晴らすのはお前のすることではない それに男の服など着るな 何故女が男の格好をするのだ?

ホスンは言いました。

男であればあの者を救えます この姿だから私の声が届くのです 綺麗に着飾った女の声を世の中が聞きますか?

チェイ・・

その者の幼い娘がお腹を空かせて父親を待っているのです 父親の潔白を証明して娘のところへ帰してやりたいのです

お前が男の服を着ることは世の中の掟にさからうことだ お前が何かを始めれば世の中の壁が立ちはだかる それでも歩んで行けるのか?

ホスンは問いました。

そんなことを恐れて閉じ籠もってはいられません お父様、私は世の中の役に立ちたいのです 

ジェイは語りました。

壁があれば越えればいいのです 世の中は面白くて気になります 力の続く限り世の中の隅々まで見て回りたい

ジェイは瞳を輝かせました。

***

ジェイは王女達について東宮殿に着きました。

世子様、王女様がお越しになりました

チェ尚宮がファンに伝えます。 

入れ

ジェイは王女達とファンの居所に入りました。

来る途中で新しい内官に会いました 王宮の中で迷っていたんですよ

王女はファンに言いました。ファンは内官姿のジェイをしげしげとながめます。

世子様、ご命令通り自分の力で方法を見つけました

ジェイは頭を下げました。

***

ハン・ソンオンが祝詞を書く際に水を用意したオ・マンシクを探しているだと?

チョ・ウォンボは間者の話に笑います。

私も調べたが祝詞に細工をしたのが本当なら捕らえて罰を与えねばならんだろう そう思い役所に行ってみたが今日オ・マンシクは来ていないと言われてな あやつは家にいるんだろうか?

ウォンボは愉快そうに続けました。

ハン・ソンオンも気の毒に 女には裏切られオ・マンシクも取り逃がしそうだ

***

ソンオンはオ・マンシクの家に向かっていました。

すでに逃げたようです

警官のスンボムが報告しました。

中をくまなく探せ

ソンオンは命じました。しかしオ・マンシクは家族を連れて姿を消していました。ソンオンは隣の住人に話を聞きます。

一月くらい前から荷物をまとめていました 金になりそうなものは売っぱらっていましたよ

住人は話します。

***

ファンはヘヨン王女とお茶を飲みます。

ねえ、お茶をいれてちょうだい

ヘヨンは後ろに控えているジェイに命じました。

はい

ジェイがお辞儀してお茶をいれているとミョンアン大君もやってきました。

一緒に来る約束をしたのに何故お一人で?

大君はヘヨンに不満そうに聞きます。

お勉強はしたの?

姉は弟に訊ねました。

置いていって

大君は内官にお菓子を食卓に置かせました。

兄上の狩りの腕前が素晴らしかったと聞きました

大君は座ってファンに言います。

お兄様を見習って弓の練習をしなさい 大君は馬も乗れないんですよ

ヘヨンがファンに言いつけました。

だって凄く怖いんです 膝がガクガクして 兄上は馬が怖くなかったんですか?

私は兄上に教わったからか怖くなかった たからそちも私に教われば怖くない

ファンは答えます。

ではいつか兄上が教えてくださるのですか

そのかわり勉強はするのだぞ

はい、お約束します

大君は笑います。

お兄様、祝詞の細工はどう見破ったのですか

実を言うと私ではないのだ この者が見破った

ファンはジェイを見て言いました。二人は驚きます。

本当ですか? ここに新しく来た内官よ

ヘヨンは大君に教えます。

一目見てすぐに賢いとわかりました そなたのこと気に入ったわ

ヘヨンはジェイに笑いました。

恐れ入ります

そちの名前はなんだ

大君が聞きました。 

そうね 名前は? 私も覚えておくわ

あ・・私の名前は・・

困ったジェイは涼しい顔でお茶を飲むファンを横目で見ます。

(氷室の氷より冷たい方ね)

ジェイは心の中で毒づきます。

私の・・なまえは・・

全くスンドル!

ファンがジェイに怒りました。

なんて情けないやつだ! 王宮で迷ったり己の名前を忘れたり そちの名前はコ・スンドルだ 馬鹿者め

ああ! スンドル! コ・スンドルでしたね あはは

ジェイは頭を下げました。

コ・スンドルと申します 情けないことに自分の名前を忘れておりました

ジェイは笑ってごまかします。

ねえお兄様、ハン・ソンオンの許嫁の話を・・

ヘヨンがファンに言い出しました。

この国で知らないものはいないでしょう

大君も話します。

他の男性と深い仲に・・ 本当にひどい人ですね 婚礼前に駆け落ちしようとしたけどお父上に見つかって家族をみんな殺したそうです

ヒ素を手に入れて家族の汁物の中に混ぜ自分一人だけ食べなかったらしいな

ファンは説明しながらジェイを見ました。

なんて恐ろしいの

逃げる途中で崖から落ちて死んだそうですよ

亡骸が見つからなかったからまだ生きているかもしれんぞ

え? そんなことおっしゃらないで下さいよ

大君は慌てます。

ソンオンが可愛そうでした やつれてしまって

ヘヨンは嘆きます。ジェイは顔を曇らせてうつむきました。

***

ソンオンはオ・マンシクが家財を売った店に行きます。

これらがオ・マンシクから買ったものです どう見ても明から渡ってきた貴重品ですよ 何故こんな品を持っていたんでしょう

店主はマンシクの売った物をソンオンに見せて不思議そうに話しました。

これを売ったのはマンシクに間違いないな

もちろんです 間違いありません

ソンオンは亀の方位磁石を手に入れ取りました。

これは・・

ソンオンが磁石をながめているとスンボムが店に来ました。

家族は10日前からおらずオ・マンシクが家を出たのは昨夜のようです

スンボムは報告して、マンシクの売った品を見ました。

気になるものはありましたか

いや・・

ソンオンは亀の磁石を隠します。

***

ソンオンは磁石をながめて考え込みます。

これは確かに父上のものだ だがまさか・・

ソンオンは湧き上がる疑いを否定します。

しかしオ・マンシクは何故この磁石を持っていたのだ?

***

そちの見つけた答えは服を着替えて内官のふりをすることだったのか

二人きりになるとファンはジェイに言いました。

誰にも疑われることなく世子様のおそばにいられますので

その姿でずっと私のそばにいる気か

身を寄せる場所を探しているのでも安らげる場所を探しているのでもありません 私はただ堂々とミン・ジェイと名乗り家族の恨みを晴らして許嫁のもとに戻りたいだけです

ジェイは語りました。

父の最後の言葉は”世子様をお守りせよ”でした 私を信じてくださるなら呪いの書の秘密を解いてみせます

私と取引しようと?

世子様は気にならないのですか 婚礼祝いの品に誰が密書を入れたのか 誰が密書を私の父に送ったのか 私は知らねばなりません 呪いの書とは何なのか 何故私の家族は殺されたのか どうして私は濡れ衣を着せられ追われているのか 必ずつきとめてみます

そちの兄が解明したとされる事件は全てそちが解決を?

私と侍女の二人です

ジェイは言いました。

***

ガラムは得意技として竹箒を振り回していました。

めちゃくちゃだな それが武術だというのか

ミョンジンは呆れます。

私が箒で何人犯人を捕まえたことか

箒は大嫌いだ 母に何回叩かれたか・・ とにかく箒はもういい 他にできることは? 

走れます

走れる?

ガラムは逃げる犯人に追いついてジェイと一緒に捕まえた話をかい摘んで話しました。そして今度は布打ち棒を二本手に取ります。そして右に左にはげしく振り回しました。

えいや! えいや!

すごいな これは驚いた

ミョンジンは感心します。

これでたくさん倒してきました

倒したって 何を?

ガラムはミョンジンに向けて二本の棒を投げつけました。

おい・・何を・・!

ガラムはミョンジンに近寄るとそばでのびているネズミを掴みました。

どうです? 棒で捕まえましたよ 師匠、私は合格ですか

ネ・・ネズミ??

顔の前にネズミを差し出されたミョンジンは逃げ出します。

わかった 合格だ! 合格!!

***

ジェイもファンにガラムと犯人を捕まえた話をしました。ファンは話を聞くとジェイに命じます。

約束通りここに来たので腕試しだ そちに能力があることを証明してみろ そちが話していた事件を解決するのだ 犯人を見つけた後で家族の死の真相を探ろう その後そちの使いみちについて考える

ジェイは頭を下げました。

10日以内に解決いたします

ファンは冊子を取り出し机に置きました。

二つの事件の資料だ 読んでみよ

はい 世子様 

ジェイは冊子を受け取りました。

*** 

ソンオンは父親のハン・ジュンオンと話します。

祝詞の件を調べていました 水と筆を用意した者の家に行きましたが家族と共に逃げたあとでした かなり前から計画していたようです

事件の重大さからすると誰かの指示だろうな 下っ端役人にできることではない

世子様を狙ってこんなことをしたからには他にも目的があるはずです

ジュンオンは息子を見つめため息をつきました。

不吉なことが起きていると見せかけて噂通り我が国の世子は呪われていると思わせる、誰の仕業であれその目的は世子を手なずけることだろうな 世子が好き勝手できぬように

ソンオンは父親の言葉に驚きます。

”手なずける”とはどういう意味でしょうか?

世子は次の王だが王は強すぎてはならんのだ 

ソンオンは戸惑います。

父上のお言葉の意味がよくわかりませんが・・

世子様は何故今の地位にいらっしゃるのか それは父が王でその父もまた王だからだ 今の王は母が使用人であっても父が王だから王座につけたではないか つまり王の地位に器量は必要ない 王の子孫であればいいのだ

ソンオンは意外な父の話に眉をひそめます。

だが子孫に必ず素質が備わっているわけではない 王の素質は臣下によって作られるものだ 王が受けている儒教の講義に大臣が何故同席していると思う? 立派な王とは優れた大臣達によって作られるものだからだ

父上・・

世子様は最も危険な王となる器量をお持ちだ 賢いが傲慢で臣下を頼らず信じないからな

父上! なんと無礼な・・

ジュンオンは冷徹に息子を見ました。

世子はまだ王ではない

父上・・

世子様に気づいていただきたい 共に歩む臣下がおらねば王の座にはつけないおそれもあると 王の息子はファン世子だけではない

ミョンアン大君が王になるということですか

うん 誰の仕業かはわからんが目的はそれだろうな

世子様は私が守ります

ソンオンは断固として言いました。

守りきれるのか 主と臣下はどちらかの思いだけでは関係を築けない 世子様は友であるお前のことも信じていない わからないか?

ソンオンは目を泳がせます。

***

テガンはジェイをファンの使う屋敷に連れていきます。

本が一杯だな

テガンは灯りをつけジェイに渡すと書棚の奥を開きました。

こんな所に扉が?

テガンはジェイから灯りを受け取り階段を降りていきます。ジェイはびっくりしながらついていきました。

***

階段の下は広い居室になっていました。テガンは灯りをつけて回ります。

一年前から世子様が使っておられる ここで寝泊まりしろ

ここでですか

テガンは頷きます。食事も置かれていて空腹だったジェイは喜びました。しかしテガンはジェイの襟を掴みます。

何をするんです?

お前を信じていない しっかり見張っているからな 世子様に危険が及べばただちに首を斬ってやる

ジェイはテガンの手を振り払います。

私は世子様に必要とされています 何故臣下が手荒なことをするのです?

おかしなことを考えるなということだ

そんなことはしませんよ

ジェイはテガンを睨みます。

***

何故あの者をそばに置くのですか? あの者は本当にチャン・チスですか

テガンはファンに訊ねました。

私が確かめた 心配ない

ファンは答えます

内官の身分だけでなく秘密の部屋まで与える理由はなんですか

きっと私にとってそちのように必要な臣下になる そちも私の護衛官になる前は町のならず者だったろう?

それは・・そうですが

テガンは渋々認めます。

***

長い間まともに食事してなかったジェイはお腹いっぱい食べてすっかり満足しました。

世子のやつ初めから私を追い出す気はなくて試すつもりだったのかな そして私は合格した

ジェイはしてやったりとにやつきます。しかしファンはまだジェイを疑っていました。

あの者は自分一人だけ生き残った ヒ素を使ったのも事実で武術の心得も・・ 使いを殺したのはミン・ジェイという可能性もある

ファンは考えます。

***

世子は誰も信じていない疑り深いヤツだ だけど飢え死に寸前の私を救う慈悲深さもある

ジェイは腕を組みます。

まだ私のことを信じてない 必ず事件を解決して能力を証明しないと

ジェイは布団を敷いて寝る支度をします。するとファンの机に置かれた筆と紙が目に入りました。

ここで世子様は文字の練習を?

ジェイはファンが矢で射られ動かなくなった右手で文字を書く練習を繰り返し、狩りの日にはしっかり文字を書けるようにしたことに気づきます。

どれほど大変だったろう・・

ジェイはファンの苦労を思いやります。そしてその部屋には練習用の的と矢もありました。

ここで矢を射る練習をしたのね

的には真っ黒になるほど矢を射た跡がついていました。

右腕が回復するまで弱い姿を誰にも見せず何千回、何万回も矢を射続けた 強いお方だ

ジェイは的にできた跡に触ってみます。

***

東宮殿の護衛官の一人が女官に秘密裏に情報を流していました。護衛官がファンの動向を書いた紙に石を乗せて決まった場所に置いておく、すると女官の誰かが拾って読むという方法でファンの情報は漏れて伝わっていました。

”東宮殿に新任内官が入った 名前はコ・スンドル”

ジェイの情報も早速流れました。

***

内官として初仕事の朝ジェイは寝坊してしまいます。迷いながら東宮殿に着くと他の内官や女官たちは既に食事の支度をしてファンの居所の前に並んでいました。

最初の日はきちんと身なりを整えて世子様にご挨拶せねばならん 昨日伝えたであろう

ソ内官が叱責します。

申し訳ありません どなたか足袋を貸していただけますか

裸足ではないか 間違いなく今日でお役御免だ

内官たちは呆れます。

***

何をしておる 早く入らぬか

ファンに呼ばれて皆は食事を持って居所に入りました。ジェイはソ内官から足袋を借りて衣類を持って入りファンに挨拶しました。

スンドルでございます

本を読んでいたファンが顔を上げ目で合図すると他の内官や女官たちは食事を置いて部屋を出ていきました。ファンは立ち上がるとジェイの前に進みました。

コ・スンドル

はい 世子様

いつまで突っ立っているつもりだ?

あ・・はい!

ジェイは白い着物姿のファンに服を着せ始めます。肩の紐を結ぼうとすると脇が先だと手を叩かれました。背の低いジェイは肩の紐が結べず仕方なくファンが自分で結びます。

***

ソンオンはスンボムからジェイについての報告を受けます。スンボムは山に残っていたジェイの靴を見せました。ソンオンは靴を手に取ります。

ミン・ジェイさんの靴だそうです 逃走中に脱げたらしく

ソンオンは顔をしかめます。するともう一人、警官が来て話しました。

崖から落ちた後は目撃者はなく開城府の見立て通り亡くなったかと ただ近くの洞窟に誰かがいた跡が・・

それはチェイさんなのか? 生きていると?

ソンオンは驚愕します。

***

私の名に使ったコ・スンドルというものですがどういう方でしょうか  私が名乗っても大丈夫ですか?

ジェイはファンに訊ねました。

温陽出身の22歳 父親は3歳の時に虎に襲われて亡くなり母親は4歳の時に疫病で亡くなって天涯孤独 昨年の大洪水で行方不明になった内官だ

私と同じくらい可愛そう・・ 今回も頭の中にある名簿をご覧になったのですか? 父が世子様は一度ご覧になるとすべて覚えるすごい方だと言ってました

ジェイは脇の紐を結びながら話します。ファンは咳払いをしてから聞きました。

昨夜はよく休めたか 半月も追われてゆっくり身を横たえる場所もなかっただろう

居場所を作ってくださり感謝いたします 世子様

ジェイは頭を下げました。

今日は迷わなかったか

日が昇る方向に走りました 本当にすてきだなと思いながら この東宮殿のことです

ジェイは無邪気に笑います。

日が昇る方向なので一番最初にお天道様が見られます 日が昇るところにいらっしゃるなんてすてきだと思いませんか?

ファンは頷きます。

ああ、私は日が昇る東宮殿の主だ

得意げに話すファンにジェイは思わず言いました。

世子様は自慢できることがあるとここぞとばかりに自慢なさいますね

・・ん?

・・あ!

ジェイは急いで紐を結び直します。

***

ファンは紐をきちんと結ぼうと真剣になっているジェイを見つめます。

何故じっと見るのですか

幼い頃の面影が残っているな

ジェイは微笑みます。

そうです 子どもの頃にお会いしました

そちも覚えていたか

はい

二人は優しく互いを見つめます。

ドラマ(第3話)の感想

ファンの腕試しの試験に合格して内官になれたジェイですが、これからずっと男として過ごさなくてはならないけれど大丈夫なんでしょうか?それはミョンジンの弟子になったガラムにも言えることですけど。

それにしてもジェイとガラムの二人の娘が犯人を見つけていたなんて痛快ですね。この時代は女性は活躍できなかったでしょうからドラマの中では男装するしかありませんが、それを可能にしてお転婆娘達を躍動させるドラマ世界ってやっぱり面白いです!

ファンとジェイ、ガラムとミョンジンの間でロマンスは生まれるのかな・・?来週が楽しみ!

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