韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由~」第十一週でアラフォーのヘジュンが子供を授かる?その第44~46話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。今回は韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい」(第44~46話)について書きたいと思います。

母親のミヨンを亡くしたスジョンは実の親を探す決意をする

<画像出典>wowow.co.jp/detail/184810?%5BM%5BM%5BM=

テレ東で平日月~金曜 朝8時15分から放送中

キャストとこれまでの話

 <第1~6話>    <第7~11話>     

 <第12~16話>   <第17~21話>

 <第22、23話>   <第24~26話>

 <第27、28話>   <第29、30話>

  <第31話>    <第32、33話>

 <第34話~36話>  <第37、38話>

 <第39~41話>   <第42、43話>

ドラマ(第44~46話)のあらすじ(ネタバレ)

【第44話】

ヒョンジェ(ユン・シユン)はミレたち家族と別れて事務所に行きました。

疲れた顔ね ずっとお葬式にいたの?

ヘジュン(シン・ドンミ)は驚きます。

大変だったでしょ 仕事がたまってない?

午後は仕事が山積みだよ

ヒョンジェは椅子にもたれながら言いました。

先輩は葬儀に行った? 顔を見なかったけど

行きたかったけどお母様に止められたの 結婚式の前は行くものじゃないって ミレ(ペ・ダビンさんに合わせる顔がないわ

ヘジュンが嘆いていると義姉がオフィスを訪ねてきました。

まあ、お義姉さん

ヘジュンは驚きます。ヒョンジェは挨拶するとヘジュンのオフィスを出ていきました。

***

ヘジュンは義姉と話します。

彼は疲れた顔をしてたわね

恋人のお祖母様が亡くなって葬儀のつき添いをしてたんです 私も親しい人なので葬儀に行こうとしてたんですが、お母様に止められてしまって・・

ヘジュンは義姉に説明しました。

それで当然よ さっきの彼も結婚式に出るんでしょ? やめるべきだわ

そんなのただの迷信ですよ

晩婚なんだから縁起の悪いものは極力さけないと 主人も心配してるわ

正直理解できないんです 結婚となったらあの兄が突然私を気にかけて

あなたもそのうちわかるわ 結婚したらお互い不満があっても我慢していくしかない いくらあなたの稼ぎが良くても結婚すればあなたもそうなるわ

義姉は得意げにまくし立てます。

ユンジェ(オ・ミンソクさんはあなたに感謝しないとね 負担ゼロで結婚できるんだから

ヘジュンは義姉の言葉に怒りました。

そんな話なら帰ってください

私もそうしたいけど主人がうるさくて ウェディングドレスは一緒に決めましょう

ヘジュンはうんざりして息を吐きます。

***

ジョンジャジンジュは部屋で話します。

スジョンは納骨堂に行くまでずっと泣いてた 本当に悲しいと涙は出ないって言うけどね・・

ジンジュの物言いにジョンジャは怒ります。

涙は出る人もいれば出ない人もいる 知らないくせに生意気言わないの

ただいま

玄関でジンホンの声がしました。

あら帰って来た スジョンは母さんに挨拶にくるかしらね

どうして挨拶に来るの?

葬儀に顔を出すだけでなく出棺まで立ち会ったのよ 一言挨拶するのが礼儀でしょ

ジンジュが話しているとジョンフが部屋に来ました。

おばあちゃん、ただいま

無事に終わったの

おじいちゃんの隣に納骨したよ おばあちゃんの体調は?

私は大丈夫よ

今日は朝早く来たから母さんが心配してたんだよ

スジョンは何してるの

部屋にいるよ ずっと眠れなくて薬を貰ってきた

ジョンフの話に二人は黙って頷きます。

***

スジョンはベッドに横になっていました。

母さん 睡眠薬を飲もう

飲んでも眠れそうもないわ

ジョンフが薬と水を持ってきました。

今は飲まないって

ミレは弟に言いました。

お前たちも大変だったな

ジンホンが子供たちを労います。

ヒョンジェさんはいい人ね

スジョンはミレに言いました。

そうだな 仕事があるのにずっとき添ってくれた

ジンホンも同意します。

来週末にでも彼を食事に招待して

それがいいな

でも母さんは大丈夫?

ミレは気遣います。

動いてる方がいい じっとしてると母さんを思い出すから

わかった 彼に伝えておく

ミレはスジョンに布団をかけます。

***

ヒョンジェが仕事をしているとミレからメールが来ました。 

母さんが来週末に食事しようって お葬式のことで感謝してるみたい

ヒョンジェはメールを見て微笑みます。そして伸びをすると再び仕事を始めました。

***

ギョンチョル行方不明の娘の消息を聞こうと「失踪者支援センター」に行きます。

久しぶりにいらっしゃいましたね

孫が結婚するんですよ

それは良かったですね おめでとうございます

職員は笑いました。

これをどうぞ

ギョンチョルはお菓子の箱を渡しながら訊ねます。

娘のことでか連絡は?

職員はお礼を言いながら答えました。

今のところは何も・・

そうですか

ギョンチョルはセンターを出ます。

***

スジョンはお皿の整理をして気を紛らわせていました。そこにジンジュが来てそろそろ「オーストラリアに帰る」と告げました。

母さんはまだビルを売る気はないみたいだから

前に貰ったお金はどうしたのよ

全部使い果たしたわ 夫は勤め人だし金遣いの荒い私はやっていけないの スジョン、あなたが羨ましいわ

何が?

兄さんの商売が成功して潤ってる 運のいい人には所詮かなわないわ 兄さんなんて私より勉強が出来なかったのに

心が綺麗よ

私は? 汚いってこと?

スジョンは皿を拭きながら言いました。

自分の頭でよく考えてみて

あなたのそういうところが好きになれないのよ あなたは幸せだわ 人柄のいい親の養子に入って金持ちの男と結婚して大切にされてる

スジョンは皿を置くとジンジュをきつく見ました。

親に捨てられるのが幸せ? 考えてから話してよ

スジョンの剣幕にジンジュは退散します。

***

まったくスジョンにはかなわないわ

ジンジュは部屋に戻るとジョンジャに愚痴りました。

スジョンは何をしてるの

皿の整理をしてる

ジンジュはジョンジャに近寄って甘えました。

母さん、私はオーストラリアに戻るけど渡すものは?

何もないわよ

ビルの家賃はどうしてるの

毎月使ってる

ジンジュは歓声を上げました。

離婚して母さんと暮らそうかな

何言ってるの!

冗談だから 真に受けないでよ

ジンジュは母親の手を取ります。

でも一緒に暮らせば退屈しないね 毎日喧嘩して

それもそうね

2人は楽しそうに笑いました。

***

お葬式に行けなくてごめんね

ウェディングドレスを選びに来たヘジュンはミレに謝り、香典を渡しました。

ありがとうございます 気にしないでください

ミレはヘジュンに微笑みました。

ドレスを試着しましょう

ヘジュンは何点かドレスを試着します。義姉とユンジェはそれをうっとりとながめました。

どれも素敵だな

ユンジェは嬉しそうです。

うまいことを言うじゃない でも好きになった気持ちがわかるわ

義姉もヘジュンのドレス姿を褒めました。けれどその後でミレたち3人が困惑することを言い出します。

そう言えば他の人にも聞いてみたんだけどお葬式のあとで結婚式に出るのはよくないんだって

義姉さん!

ヘジュンは義姉を止めようとしますが義姉は更に言います。

申し訳ないけどヒョンジェさんは出席を控えた方がいいわ

そんなの迷信です!

迷信じゃなくて風習なの 少しでも運気の悪いものは避けるべきよ

義姉は主張します。

***

ヘジュンはミレに義姉の言ったことは気にしないように言います。

私は信じてない

そうは言ってもヘジュンさんの幸せを邪魔するわけにはいきません 私も周りに聞いてみますから

ミレは話します。

***

ギョンエギョンスンヘヨンとお茶を飲んでいるとヒョンジェから電話が来ました。

母さん、葬式の後で結婚式に出ちゃいけないの?

それは結婚式がすぐだったらやめた方がいいわ 誰がそういう人がいるの?

じゃあ葬式に参列しただけでも駄目なの? 僕は行ったんだけど

あなたユンジェの結婚式があるのにお葬式に行ったの? 今すぐうちに来なさい!

電話を聞いていたヘヨンはギョンエに言いました。

ヒョンジェがお葬式に行ったならお清めすればいいわ

***

ヒョンジェが家に来るとギョンスンが塩を投げつけました。

悪い魔物は出ていけ!

ちょっと! やめてよ

ヒョンジェが塩を被るのをヘヨンは面白がり、ギョンエは眉を寄せて眺めます。

いつまでやるんだ 一体いつの時代だよ 痛いって!

お清めの塩だよ!

ギョンスンは叫び、投げ続けます。

***

お清めが終わるとギョンエはヒョンジェに訊ねました。

あなたは誰のお葬式に行ったの ヘジュンさんも行くと言ってたけど

母さん、こんなことをするために僕を呼んだの?

ヒョンジェは塩を払いながらギョンエに抗議しました。

***

ジョンフはユナ(チェ・イェビン )の店を訪れます。

こんにちは

本部長

元気だった?

その後おばあさんの御加減はいかがですか? 気になってはいましたが聞きづらくて

別に遠慮しないで聞いていいよ 

そうですよね ご注文は?

姉が苺ヨーグルトを気に入ったみたいなんだ だから母に買ってあげようと思って

ジョンフは話します。

どうしてお母さんに?

祖母が亡くなったから元気がなくてね・・

おばあさんが・・

ユナは悲しげにジョンフを見ました。

***

スジョンが庭でぼんやりしているとミレが帰ってきました。

おかえり

母さん・・ おばあちゃんのことを考えてた?

実感が湧かないの 今にもおばあちゃんから”食事はした”って電話がありそうで・・

スジョンはミレに言いました。

ご飯を食べなさい

母さんと食べたい

私は平気よ

母さんを守るっておばあちゃんに約束したの

ミレは母に告げました。

いつそんな約束を?

集中治療室で話したの

そう・・

叔母さんたちを見ていて母さんが”結婚は慎重に”と言った理由がわかった 結婚は家族になることだから

スジョンは頷きます。

結婚して家族になっても解決しない問題もあるし、新たな問題が生まれることもあるわ だけどミレなら大丈夫 ヒョンジェさんはいい人だもの

スジョンは微笑みます。

責任感や思いやりもある 何より本当にあなたが好きみたい

どうしてそう思うの?

母さんにも優しくしてくれる 食事が喉を通らなかったけど彼の作ってくれたナツメ茶のおかげで元気になれた

私も彼に感謝してる

ミレは言いました。

***

久しぶりにちゃんとした食事だわ

ジョンジャは喜びます。

私は兄さんの買ってきた寿司がいい

ジンジュは言います。

スジョンは食べないの? 母さんを避けてるの?

頼むから静かに食べてくれ

ジンホンはうんざりしてジンジュを見ました。

ミレはどうしたの? 食べないのかしら

ジョンジャは心配します。

スジョンといるんでしょ いつも母親にべったりだもの 最近は特にね

ジンジュの言葉にジンホンは眉を寄せます。

***

ミレはヘジュンの結婚式に出るべきかスジョンに相談します。

母さんは気にしないけどよく思わない人もいるわね でもそんなことを気にしてたら生きて行けないでしょ

じゃあ出てもいいかな

ミレはスジョンに聞きます。

判断はシム弁護士に任せるべきね 先々問題が起きた時にあなたが恨まれたら困るでしょ

うん・・

***

ミレはヘジュンに電話しました。

やっぱり結婚式は遠慮しておきます 迷信だとしても迷惑をかけたくないんです

ねえ、やめてよ

それ以外ならなんでも手伝いますよ

ミレさん、また今度話しましょ

ヘジュンは電話を切ります。

どうした?

一緒に食事していたユンジェが訊ねます。

ミレさん、式に来ないって

2人は戸惑います。

***

ヒョンジェに呼ばれてミレは公園に行きました。二人はベンチで話をします。

お母さんに招待されて驚いたよ 大したことをしていないのに

どうして? 葬儀のときそばにいてくれたじゃない すごく慰められたもの 私もこれからはお葬式に参列しようと思う 来てくれてありがたかったわ

そうだな・・

突然ヒョンジェは笑いだします。

実は面白いことがあったんだ 母さんに葬儀に出たと言ったら実家に呼ばれて塩で全身をお清めされた 笑えるだろ?

おばあちゃんの葬儀だって伝えたの?

それはあえて言わなかった

私は結婚式に行くのはやめたの

ミレは言いました。

たとえ迷信でも迷惑はかけたくないから

そうなのか

ヒョンジェは考え込みます。

なら僕も行かない

そんなのダメよ 弟だし

いや君が行かないなら僕も行かない

ヒョンジェは断言しました。

***

ヘジュンはギョンエとランチをします。

お母様、正直に話します 私はお母様の言う通り葬儀を欠席しましたが、そのせいで少し辛かったんです 友人が大変な時にそばにいてあげられなかったので・・

その子もわかってくれるわよ

はい 友人は理解してくれました でも自分自身にがっかりしたんです もう同じ思いをしたくありません

ヘジュンの言葉にギョンエは目を見張ります。

結婚式に友人をこっそり呼ぶこともできますが、お母様を騙したくないんです その友人を結婚式に招待していいですか?

ヘジュンは熱をこめてギョンエを説得します。

私達は2人で幸せになります もちろん大変なこともあるでしょうが必ず乗り越えて行きます

ヘジュンはギョンエに請いました。

お願いします

ギョンエはヘジュンに優しく微笑みます。

・・実はね 私、今の話に感動した

お母様、ありがとうございます

2人は笑いました。

***

ミレと服を選びながらヘジュンは言いました。

ミレさん、私はあなたには結婚式に参列して欲しいの

私も行きたいです でもヘジュンさんに迷惑をかけたくありません

そんなこと言わないで 風習が私達の関係より大切? 生きていれば時に悲しい出来事が起きるのは当然だわ 式に来て

結婚式に行けなくてもたくさんお祝いしますよ

ブーケを受け取るのはミレさんしかいないのよ それでも来ない?

え?

ヘジュンは悪戯っぽく笑いました。

来るでしょ?

***

ミレは結婚式に出ることに決めました。

ブーケを受け取るのか?

ミレと会うとヒョンジェは聞きました。

うん

だったら一緒に式に行けるな

そうだね

ようし、悪い運気なんかやっつけてやろうぜ!

ヒョンジェは叫びました。

***

ジンジュはオーストラリアに帰る支度をします。

母さん、私が帰るのが嬉しい?

そりゃそばにいるのがいいに決まってるでしょ

ジョンジャは言います。

お金をせびっても?

一緒にいれば腹が立つけどいざいなくなると寂しいものよ

昔は母さんが怖かったけど今は全然怖くないわ 私が年を取ったのか、母さんが弱ったのか・・

困っているようだから少しだけお金をあげるわ

するとジンジュはジョンジャにすがりました。

どうせなら大金をちょうだい!

調子に乗るんじゃない!

ジョンジャは一喝します。

***

ジンジュに頼まれたスジョンは空港までジンジュを送ります。

僕が送るからいいよ

ジンホンがスジョンに言います。

私に頼んできたもの

君が怒らないからあいつが調子に乗るんだ

スジョン、行くわよ

ジンジュがスジョンを呼びました。

全くしょうがないな

***

また会いに来てね

母さん

ジンジュとジョンジャは別れを惜しみます。

なんだ 喧嘩ばかりしてるくせに帰るとなると泣いたりして

ジンホンは呆れます。

体に気をつけるのよ

母さんもね

ジンジュはやっと車に乗りました。

***

スジョン、実の親を探したくないの?

ジンジュは助手席でスジョンに訊ねます。

本当にデリカシーがない人ね 相手の気持ちを考えない

だから気楽でしょ 普通は言えないことを私は言える 私だったら探すわよ

あなたとは違うわ

スジョンは運転しながら言います。

気にならないの? 私は母さんと大喧嘩しても辛い時はいつも母さんを思い出すわ

***

空港でスジョンはジンジュに挨拶します。

じゃあ元気でね

ジンジュはスジョンを抱きしめました。

ちょっと! 私を叩いたことを許してないわよ 

悪かったわ

呆れた

一度叩いたくらいで大袈裟に言うなら虐待されたという話信憑性も薄いわね 昔からあなたは神経質だった

人の辛い記憶を好き勝手言わないで

気がかりなことをそのままにするなって話よ こんなことをあなたに言えるのは私くらいでしょ

ジンジュはスジョンの手を握ります。

母さんを頼むわね

行きなさいよ

じゃあね

ジンジュは去っていきました。

***

スジョンが家には帰ると施設からミヨンの身の回りの品が送られて来ていました。家族の写真やミヨンの愛読した詩の本がありました。

君はこの世のどんな花よりも美しい あなたにこの詩を贈るわ

スジョンはミヨンの笑顔を思い出します。

母さん

スジョンはミレと3人で買ったお揃いのセーターに顔を埋めて泣きました。

***

ユンジェとヘジュンの結婚式が開かれました。純白のウェディングドレスに身を包んだ花嫁をエスコートする花婿・・皆は盛大な拍手を送ります。

家族全員での記念写真の後でヘジュンはブーケを投げますが、手元が狂ってブーケはギョンスンのテーブルに落ちてしまいました。

あら、困ったわ 私が受け取っちゃった

どうしよう

困惑するヘジュン。皆は爆笑します。

【第45話】

ブーケパスのやり直しで、ミレは無事にブーケをキャッチしました。

結婚式も終わりましたね 

ミノはギョンチョルたちと話します。

これからの予定は?

僕は仕事に行く

スジェ(ソ・ボムジュン)は言いました。

ヒョンジェとミレさんはデートか

そうだよ おじいちゃん

ミレさん、今日はありがとう ヘジュンのき添いで疲れたでしょ

とんでもない 大変だったのはお二人ですよ

本当に気遣いのできる子だな

ミ丿たちは笑います。

じゃあお父さん、僕たちは帰りましょう 叔母さんを乗せて

ミノはギョンチョルに言いました。

***

スジョンとジョンジャは話し合いをします。

これからも顔を合わせるんだから今のままではいられないでしょ

はい・・

もう隠し事はないのね

ありません

それじゃ確かめましょう 暫く暮らしてみて一緒に過ごせるかどうかを

ジョンジャは告げました。

ありがとうございます

スジョンは義母に礼を言います。

***

ギョンエたちは家に帰りました。

お父さん、少し休んでください

そうだな

おい、ギョンエ

ミノがギョンエを起こしました。

起きろ 着替えてから寝ないと

ギョンエはベッドで寝ている自分に気づきます。 

いつのまにか寝ていたのね あの桃は夢だったの

夢を見てたのか 今の一瞬でか

美味しそうな桃二つ置いてあって一つを手に取ったらあなたに起こされたの

なんだ くだらない夢だな

ミノは笑います。

でも妊娠の予兆

ありえないな ソンスたちか

さすがに4人目は作らないわよ 

じゃあユンジェたちか? そう簡単にはいかないだろ

だけど近頃は40代での初産が増えてるらしいのよ

詳しいな

心配だから調べたの   

そうか

ミノは思案げに頷きます。

***

ヘジュンたちがホテルに行くとテーブルに花が飾られていました。

まあヒョンジェだわ

これはなんだ

ユンジェはリボンのついた箱を取り上げます。

私が開けたい

中にはバッグが入っていました。

ミレさんだわ これはミレさんと出かけた時に気に入ったけど買わずにいたバッグなの ステキでしょ

ああ いいね

2人は見つめ合います。

ヘジュン、僕たちは結婚した

ユンジェは指にはめた指輪を見せます。

君は僕の妻だ

***

ヒョンジェとミレは遊園地デートをします。

君を愛してる ミレは?

私も愛してるわ

2人はメリーゴーランドに乗って遊びます。そしてベンチで話しました。

兄の結婚式を見て思った 僕も結婚したい 今愛してる人と

ヒョンジェの言葉に目を見張るミレ。でもまだ返事をする勇気がありません。

***

お腹がすいた 食事はまだ来ないの?

ホテルのベッドで寝転んで結婚式の疲れを取りながらヘジュンは言いました。

もうすぐ来るよ 

ドレスのために食べるのをずっと我慢してたの

ドアチャイムが鳴ったのでヘジュンは飛び起きました。

これでダイエットは終わりよ

***

ルームサービスの食事を楽しもうとする2人ですがヘジュンは急に気持ちが悪くなります。

どうした?

なんでもない

ワインを飲む?

ユンジェが注ごうとするとヘジュンはパウダールームに走りました。ユンジェが追ってきて咳き込むヘジュンの背中をさすります。

胃もたれした?

違うわ まだ食べてないのに変だわ

え? もしかして・・

人は顔を見合わせます。

まさか そんなわけないわ でも・・?

妊娠検査薬で確かめよう

大げさよ

ヘジュンは止めようとして考えます。

やってみようか

ユンジェは近くの薬局に急ぎます。

***

妊娠検査薬を試すと結果は陽性でした。ユンジェは思わず立ち上がり、そしてヘジュンに抱きつきます。ヘジュンも歓声を上げました。

妊娠だよな 信じられない ヘジュン、子どもは嫌いか?

嫌いなわけない! 若くないから諦めてたの 私たちに似た子供が欲しかった

人は喜びます。

***

スジョンは明日招待したヒョンジェをもてなす料理の下ごしらえをしていました。そこへジョンフがやってきます。

先をこされちゃった

なんで 台所を使いたいの?

メレンゲを作ろうと思ったんだ 

急にお菓子作りに目覚めたの

元々料理は好きだから この前あげたマカロンは食べた?

うん 美味しかった 甘すぎず食感が良かったわ

じゃあ今度別の味を買ってこようか?

そうね それから明日のお昼にヒョンジェさんが家に来るからあなたも同席して

わかったよ

***

ミレが帰ってきたのでジョンフは”おばあちゃんが母さんを許した”と伝えました。

本当?

ミレは喜んでジョンジャの部屋に行きます。

おばあちゃん、ただいま

ジョンジャはブーケを持っているミレを見てびっくりします。

結婚式の帰り?

そうよ

あなたが花嫁みたい 

花嫁はもっと綺麗だった

ミレはジョンジャに抱きつきます。

おばあちゃん、母さんを許してくれてありがとう

ミレにはがっかりしたわ 騙された私の気持ちも理解してほしかった

ジョンジャは言います。ミレはジョンジャの手を取りました。

こめんなさい、おばあちゃん これからはもっと大切にする

***

ミノは朝の運動の時にギョンチョルに訊ねました。

失踪者家族支援センターに行ったそうですね 見つかれば連絡が来るのに

連絡は来そうにない だから行くんだよ あとはひ孫の顔を見られたら満足だ

そういえばギョンエが夢を見たそうです 妊娠の予兆じゃないかと言ってますよ 疑わしいんですけどね

ミノは可笑しそうに笑います。けれどギョンチョルは乗り気になりました。

もしかしたら”かも知れないぞ 聞いてみろ

それではギョンエに聞くように頼みましょう どうせ勘違いですよ

***

スジョンはジョンジャにお茶を持っていきました。

朝食の前にヨモギ茶をどうぞ

ジョンジャはお茶を飲みます。

あの・・今日のお昼にヒョンジェさんを招待しました

あなたはミレの彼氏を嫌ってたんじゃないの?

最近彼を見直したんです

彼の父親は確か養子だって言ってたわね だから嫌だったの?

スジョンが黙ったのでジョンジャは声を上げました。

これからはお互い正直に話すって決めたでしょう?

私にはそれはできません

スジョンは笑います。

思っていることはすぐ変わるので言えば後悔します

まあ、あなたは裏表のない性格だけど私と正反対だわ

ジョンジャは感心します。

***

ユンジェとヘジュンがホテルの部屋で朝食をとっているとギョンエから電話がきました。

お母様にはまだ言わないで 

わかった

ユンジェは電話に出ます。

母さん、何? 今はハネムーンみたいなものだから邪魔しないでくれ

わかってるけどちょっと話があったの ヘジュンには負担をかけるかもしれないから黙ってて

なんだよ

笑い話だから軽い気持ちで聞いて 母さん夢をみたの 妊娠の予兆よ

妊娠?

ユンジェの声に電話を聞いていたヘジュンは驚きます。

どんな夢?

本当に妊娠した時に教えてあげるわ

ギョンエとの電話を切るとユンジェはヘジュンに笑いました。

お母様は妊娠の夢を見たの?

そうらしい

私本当に妊娠したのかも

鳥肌だよ 信じられない

ユンジェは興奮します。

すごいな

***

ユンジェはギョンチョルに電話して”ヘジュンが妊娠した”と明かしました。

ユンジェ、よくやった!

ギョンチョルは大喜びしてギョンエに話します。

ヘジュンが妊娠したらしい

え? 本当の話ですか??

ギョンエも舞い上がります。

あなた、ちょっと来て!

どうしたんだ?

私の夢が当たったわ ヘジュンが妊娠したんだって!

本当か

ミノも仰天します。

***

ヒョンジェはミレの家で家族と食事します。 

ご両親のお仕事は?

ジョンジャが訊ねました。

父は中学校の教頭で国語の教師です

まあ、教育者の家系なのね きょうだいはいるの?

3兄弟の次男です 上と下に挟まれて・・

真ん中の子供は性格がいいの お兄さんは歯科医ですって? ご両親の教育がいいのね 弟さんの仕事は?

清掃の仕事です

そうなのね

ジョンジャは苦笑します。

母さん、質問ばかりしたら食べられないよ

ジンホンが止めました。

そうね さあ、食べましょう

皆は箸をとります。 

たくさん食べて

***

ギョンエはスジェにユンジェたちのことを知らせました。

兄さんたちに子供が出来た?

清掃の仕事をしていたスジェは驚きます。

僕は叔父さんになるのか

スジェは張り切って掃除を再開します。

***

居間でお茶を飲みながらジョンジャはヒョンジェに訊ねました。

2人はいつ結婚するの?

おばあちゃん!

母さん、それはプレッシャーになるよ

ジンホンやスジョンは慌てます。

もちろん結婚は考えてます

ヒョンジェは答えました。

ミレが結婚詐欺に遭ったことをそちらのご両親は知ってるの

はい、話しました 隠すようなことではありませんから

ヒョンジェの話を聞いてミレの両親はホッとします。

でもご両親のお気持ちはどうかしらね 結婚は当事者だけは決められないわ

僕の両親は僕を尊重してくれるので大丈夫です

ヒョンジェの言葉にスジョンは満足げに微笑みました。

***

今日はご馳走様でした

ヒョンジェはスジョンとジンホンに挨拶しました。

また遊びにおいで

ジンホンは笑います。

料理は口にあったかしら

美味しかったです 僕も料理をしますがお母さんにはかないません

まあ 食べたいものがあればミレに伝えてちょうだい

ありがとうございます

じゃあヒョンジェさんを見送ってくる いつも2人で散歩してるから

ミレとヒョンジェは歩いて行きました。

お似合いだな

ヒョンジェさんのおかげでミレは明るくなった

そうだな

夫婦は話します。

***

ミレとヒョンジェは公園のベンチで話します。

お母さんの体調は?

まだ実感が湧かないみたい 祖母から電話がかかってくる気がするって

そうか・・

あなたのお父さんは穏やかで落ち着いてる

父さんも荒れた時期があるんだ 両親を事故で亡くして叔父さんに預けられたけど、結局施設に入れられた 深く傷ついて今も傷は癒えてないみたいだ

そうなの・・

定年後は養子縁組みの支援団体で働きたいって 親に捨てられた子や親がいない子の気持ちがわかるから

ミレは頷きました。

***

ミレは家に帰ると母に問いました。

母さんは実の親を探そうとは思わなかったの?

思ったわよ

何故探さないの?

私を捨てた人に会っても傷つくだけだから

ヒョンジェさんのお父さんは養子縁組みの支援団体で働きたいそうよ

ミレは目を潤ませ続けます。

お父さんは言ってたそうよ 人が最初に築く関係が親子で、そこで躓くと心が行き場をなくすって

スジョンは目を見張ります。 

私は母さんに実の親を探してほしい かけ違えたボタンを一からかけ直すの 母さん、勇気を出して  1人じゃないでしょ

ミレ・・

***

ジョンフとユナはお菓子づくりの材料を一緒に買いに行った帰り、食事に寄ります。

美味しい牛骨スープの店があるんだ 入ろう

ユナ達が店の入口まで来るとスジェが通路を掃除していました。

廊下の端から端までしっかり掃除してくれ 手を抜くなよ

わかりました

店のオーナーに命令されるスジェを見て複雑な思いに駆られるユナ。スジェは通りすぎて行こうとしたユナに気づいて声をかけました。

久しぶり

ええ・・

こんにちは

ジョンフがスジェに挨拶しました。

どうも

食事をしに来たんです

そうですか ごゆっくり

二人は店に入ります。

***

なんか気まずいよね

食事しながらジョンフが言いました。

あの・・ちょっと出てきます

ユナは店を出てスジェがいた場所に戻ります。けれどもうスジェはいませんでした。

***

ホテルから自宅に戻ったユンジェとヘジュンは早速産婦人科に行きます。診察を待ちながらユンジェは言いました。

実は妊娠のことをおじいちゃんに話したんだ

駄目だと言ったじゃない 

絶対に喜ぶから黙っていられなかった 夢も見たって言うし・・

しかし2人は医師から妊娠はしていないと告げられます。明らかに気落ちしたヘジュンをユンジェは慰めました。

ヘジュン、気にしないでくれ 僕はこのまま子供ができなくてもいいと思ってる それでも育てたくなった時のために養子縁組みも考えてた

養子?

うん

考えたこともなかった

ヘジュンは言います。

実は僕の父さんは養子なんだ

え? 本当に?

ヘジュンは驚きます。

じゃあおじい様は実の父親じゃないの?

ああ

知らなかった どうすればあんなに仲良くなれるの?

僕の考えだけど、いい関係になるには相手をどれだけ愛し信頼するかが重要だと思う

ヘジュンは頷きます。

でも私は養子を育てる自信がないわ 立派な人間じゃないもの

そんなことはないよ

ユンジェはヘジュンの手を握ります。

***

ジョンジャは休んでいたヨガ教室に行きます。

ジョンジャさん、どうして休んでたの?

ギョンスンが声をかけました。

招待状を渡せなかったわ

娘の見送りとかいろいろあったの 

ジョンジャは答えました。

それじゃあ寂しいでしょ

まあね・・

ジョンジャさん、兄さんの孫が結婚したの 子供まで授かったわ

おい! そんなことまで話すな

ギョンチョルがギョンスンを止めます。

それはおめでとうございます

ジョンジャは祝いました。

ありがとうございます 生まれた時からずっと私に幸せをくれた孫なので生まれて来る子が楽しみです

3人は笑います。

***

ヘジュンがユンジェの運転で事務所に向かっているとギョンエから電話がかかってきました。

はい、お義母さま

本当におめでとう 昨日は嬉しくて眠れなかったわ ユンジェには話してないけど夢で大きな桃を拾ったの 桃は男の子を表してるのよ

そう…なんですか

あなたのためにいろいろおかずを作ったのよ ユンジェに取りに来させて

はい ありがとうございます

2人は顔をしかめます。

困ったわ すごく喜んでる もう! なんで話したのよ!!

僕がなんとかする 任せて

ユンジェはヘジュンをなだめます。

***

おめでとう 先輩・・いや、義姉さん

ヒョンジェは事務所に来たヘジュンに言いました。

何が?

ジュニアを妊娠したんだろ?

ああ・・

ヘジュンは椅子にへたり込みます。

何かあった?

違うの 妊娠検査薬の不良よ

ええ!

ヒョンジェは仰天します。

全く・・ 先輩、大丈夫か

大丈夫じゃない あなたの兄はなんなのよ! 私が止めたのにおじい様に話すなんて口が軽すぎる!!

ヘジュンは怒ります。

兄さんは口が堅いよ おじいちゃんが喜ぶと思ったからだ

それはそうね

ヘジュンはニッコリしました。

呆れる 兄さんがそんなに好き?

ヒョンジェは苦笑します。

昨日ミレの家でご馳走になったよ

本当?

ヘジュンは喜びます。

ヒョンジェ、そろそろけじめをつけたら?

プロポーズする

まあ! ヒョンジェ!!

感激するヘジュン。

振られたら面白いわ

笑えない

ヒョンジェはむくれます。

【第46話】

古い家族写真をながめるギョンチョル。

おじいちゃん

スジェが部屋に来ます。

何してたの

お前の叔母さんに書いた手紙を見てた

沢山あるな

毎年誕生日に書いてたからこんなに増えた

会いたい?

会いたいさ お前もユナに会いたいか?

スジェは微笑みます。

うん でも忘れなきゃ 何もしてやれなかった それが申し訳ない

よりを戻せ 若さゆえの過ちだ

スジェは首を振ります。

ダメだよ 僕よりいい人と出会うべきだ

仕事はどうなんだ?

ギョンチョルは孫に訊ねます。

僕は誰かと話したり遊ぶのが好きだから営業職が向いてると思ってた でも清掃の仕事は僕に合ってる 掃除はすぐ結果が見えるだろ 綺麗になると気分がいいんだ

それならいい方向に進むよ そうやって道は開くんだ

ギョンチョルはスジェの肩を叩きました。

***

スジョンが食事の支度をしているとジンホンが来ました。

僕も手伝うよ

するとスジョンがため息をついたので、ジンホンは理由を聞きました。

ミレが実の親を探せと言うの

それは同感だ 何かわからないともやもやが晴れないだろ

私だって探そうとはしてた だけど変な人たちだったらどうするの

マイナスに考えて悩むよりはっきりした現実を見たほうがいい 辛いんなら僕が調べるよ

大丈夫 探し方はわかってるわ

スジョンは覚悟を決めます。

***

ミレは裁判所の前でヒョンジェを待っていました。

ごめん 遅くなった

裁判は終わったの?

終わった 面倒な事件だった

疲れてるみたいね

ミレは心配そうにヒョンジェを見ます。ヒョンジェはミレに笑いました。

何か食べに行こう

***

ハンバーガーを食べた人は球技やアスレチックで遊び、ヒョンジェがミレに気持ちを伝えた川べりを歩きました。

綺麗な風景だったんだな 前は気づかなかった 君しか見えなくて

お世辞でも嬉しいわ

運動してストレスが吹き飛んだ

私も楽しかった でもそんなに大変な裁判だったの?

うん 今までにないくらい

ヒョンジェさんから初めて弱音を聞いたわ

今回の依頼人は特殊だったんだ

特殊な人?

何もしてないのにプレゼントをくれた

ああ・・ 特別なことはなくても感謝してるのよ

最初はいざこざもあったけど配慮してくれたし、仕事ぶりも見事だったから感謝してるって 

ミレはキョトンとヒョンジェを見ます。

なにより驚いたのが”僕に”じゃなくて”奥様に渡せ”だって 僕は独身なのに

ヒョンジェはかつてミレのくれた贈り物を<ミレ本人>に渡します。

今すぐ結婚したい

ミレは茫然とヒョンジェを見つめます。

ヒョンジェは背広のポケットから小箱を取り出し中の指輪を見せました。

僕の妻になって

大きく頷くミレ。ヒョンジェはミレの指に指輪をはめました。

***

スジョンは一人で失踪者家族支援センターに行きます。迷いながらも扉を開けました。

ご用件は?

DNAを登録をしたいんですが 昨日電話でお願いしたチン・スジョンです

職員は立ち上がります。

お待ちしてました どうぞこちらへ

スジョンは唾液を採取されます。

終わりました 一致するサンプルがあれば連絡します

はい

***

スジョンが家に戻るとジンホンが訊ねました。

どうだった?

DNAが一致すれば連絡をくれるって

そうか

本当にこれでいいのかしら

いいんだよ

ジンホンは言います。

***

ギョンエはユンジェにおかずを取りに来るよう連絡します。

取りに来ないから新しく作ったのよ

ああ 今日はヘジュンは仕事があるから1人で行くよ

ヘジュンの体調はどうなの

何も問題ないよ 

ユンジェは電話を切ります。

今話しちゃえば良かったかな・・

***

ミレは家族にヒョンジェとの結婚を決めたと伝えます。

それじゃあ家族の顔合わせをしないとな

ジンホンが話します。

それで良さそうな日程をいくつか選んでおいたの みんなが楽だろうと思って

用意周到ね

スジョンは感心します。

ヒョンジェさんがしっかりしてるから

ミレ、今度こそ幸せになるのよ

ジョンジャが笑顔で言います。

***

ユンジェは実家に帰ります。

ただいま

ああ、ユンジェが来たか

ギョンチョルは喜びます。

顔色がいいわ 幸せそう

ミノやギョンエも集まってきました。

実はみんなに話があるんだ

ユンジェはすまなそうにヘジュンが妊娠していない事を告げました。

妊娠検査薬では陽性と出たんだけど産婦人科では陰性だった

違ったのか

3人は落胆します。

母さんの夢の話まで聞いて確信してたんだけど・・

しかたないな

みんな・・すごくがっかりしてるよね

まだ若いから機会はある

ギョンチョルはユンジェを励まします。

***

ユンジェは家の台所で夕食を食べます。

やっぱり家で食べると美味しいな

ヘジュンはがっかりしたでしょうね

ギョンエはヘジュンを気遣います。

そりゃ残念がってるよ

2人が話しているとヒョンジェがやってきました。

今日はユンジェにヒョンジェまで来た

いい日だな

ミノやギョンチョルは楽しそうに笑います。

お前まできたのか

ユンジェがみんなのいる居間に来ました。

何かあったのか

うん・・ ミレと結婚することを伝えに来たんだ

ヒョンジェは言いました。

それはめでたいな!

さっきまでの沈んだ雰囲気も吹っ飛んで皆は大喜びです。

ユンジェもヒョンジェも一生結婚しないのかと思ってた

ホント嬉しいわ

イ家は幸せに包まれます。

***

ジョンフはユナの店にお菓子を買いに来ます。

本部長

こんばんは 間に合ったかな

あら本部長さんですか はじめまして 

先輩が挨拶しました。

本日最後のお客様ですね

本部長、ご注文は?

ユナが聞きます。

苺ヨーグルトにミントチョコ・・

ジョンフはお菓子を選びます。

***

ジョンフが店を出るとスジョンから電話が来ます。

来週の週末にミレの両家の顔合わせになったの あなたも予定を空けておいてね  

忙しいけど時間を作るよ

ジョンフが話しているとユナが仕事を終えて店から出てきました。

本部長、まだいたんですね

電話を終えたジョンフはユナに言いました。

ちょっと電話してたんだ 1人なの? 

先に帰っていいって言われて

じゃあ車で来てるから送るよ

そんな いいですよ

まだ遠慮される仲?

ユナが戸惑っているのでジョンフは諦めます。

わかった ちゃんと距離は保つよ じゃあ

ユナは帰ろうとするジョンフを呼び止めます。

本部長、ご一緒します

***

ジョンフの車に乗ったユナは仕事の疲れでついあくびをします。

寝ていいよ

そうはいきません

気にしないで 運転は僕に任せて

どうして優しいんですか

ユナは訊ねます。

・・好きだから

***

車はユナのアパートに着きました。

着いたよ

本部長、私はまだ誰かとつきあう気はありません

ユナは話しました。

そうは言ってない

・・え?

君は考えすぎだ 好きなのとつきあうのは違う

ユナは俯きます。

僕が嫌い?

いいえ!

正直嫌われてないか不安だった グイグイ行きすぎかもって

2人は笑います。

じゃあね

はい

ユナは車を降りました。

***

顔合わせをするんですって?

事務所に向かいながらヘジュンはヒョンジェに聞きました。

私も行くのかな?

家族だから当然だろ

ヒョンジェが呆れているとスジェがヘジュンにメールしてきました。

<一番にプレゼントしたくて>

ベビー服の画像も一緒です。

まあ、ヒョンジェ! スジェさんたらステキ

ヘジュンはメールを見せます。

ヒョンジェとは正反対ね

てかスジェには”さん”付けかよ やってられない

あなたは大学の後輩で会社の副代表でしょ

ヘジュンはヒョンジェを追いかけます。

***

ヒョンジェ、今日の打ち合わせは夜にしましょ

ヘジュンはヒョンジェに打診します。

定時に帰らせてほしいな

ヒョンジェは顔をしかめました。

産婦人科に行くから時間がない

結婚前にも散々仕事を回して来たくせに

不満タラタラのヒョンジェ。

***

ヘジュンはギョンエにゲームセンターに誘われます。

お母様、ゲームが好きなんですか?

私のおすすめはこれよ

ギョンエは「モグラ叩き」を始めます。

さあ、ヘジュン叩いてみて! ストレス解消よ!

あら面白い

ヘジュンはモグラを叩きます。

ほら、もっと強く

ギョンエはヒートアップします。

***

ジョンフは帰宅したミレに顔合わせについて訊ねます。

手ぶらで大丈夫なの

そうね 手ぶらでいい・・

ミレはジョンフに近寄りました。

わけないでしょ!! 何にするの?

聞くんじゃなかった

ささやかだけど貰って嬉しいものがいい

だったらマカロンセットなんてどう?

いいアイデアね! スターマカロンで買うのはどう?

ミレは手を振って部屋に入りながら言いました。

ありがとね~

まだ決めたわけじゃないよ!

ジョンフはそう言いながらもユナに電話しました。

姉が結婚するんで顔合わせの手土産をマカロンセットにしたいんだけど

ありがとうございます! いくつですか? 日にちは・・?

先輩が注文を受けるユナを眺めます。

セットの注文?

そうです

やった!

二人は手を叩きます。

***

顔合わせの日が来ました。

僕はマカロンを買ってから行くよ

ジョンフはミレに言いました。

お願いね

スジョンは何してるの

ジョンジャがジンホンに聞きます。

今に来るよ

***

スジョンは支度を済ませて部屋を出ようとしていました。すると支援センターから電話が来ます。

チン・スジョンさん、一致するDNAが見つかりましたよ

・・え? そうなんですか

お父様がかなり前から登録していたんですよ 再会の場を設けますがいつがいいですか?

スジョンは動揺して職員に訊ねます。

先方には話をされたんですか?

この後連絡します

じゃあ、少し考える時間を頂けますか

スジョンは職員に頼みました。そして部屋を出るとミレたちと顔合わせに向かいました。

***

ジョンフがマカロンセットを取りに店に来ましたが店長の先輩はもう一つの袋を渡し忘れてしまいます。出先から店に戻ったユナは残っている袋を見て慌てます。

これも本部長に渡す袋よ

ユナは急いで顔合わせの料亭に向かいます。

***

ヒョンジェが顔合わせの場所に来るとすでにジョンフがいました。

早いね ご両親は?

今来ました

ヒョンジェはミレと両親たちを見て駆け寄ります。

こんにちは どうぞこちらへ

ヒョンジェはミレの家族を案内します。ミレはついてこないジョンフに聞きました。

ねえ、入らないの?

マカロンを一箱忘れてユナさんが届けてくれるって言うから 先に行ってて

そう 早く来てね

ジョンフは1人店の庭で待ちます。

***

イ家の家族が門の前に到着しました。

僕は車を駐車してくるよ

運転してきたスジェが言います。

わかった

ミノ夫婦とギョンチョルが車から降り、スジェは車を移動させます。

***

イ家の家族より先に庭に来たユナはジョンフにマカロンを渡しました。

すみません 大事な日なのに

気にしないで

すると門からイ家の3人が庭に歩いて来ました。驚いたユナは木の陰にジョンフを引っ張ります。

私を隠してください

ユナは背の高いジョンフに隠れ、3人に見つからずにすみました。

もう、行ったよ

助かりました

距離が近づき過ぎた2人は思わず見つめ合います。

***

ギョンチョルたちは顔合わせの部屋に入るとジョンジャがいるのに驚きます。

ユンさん?

イさんじゃないですか

これはびっくりだ

ギョンチョルは驚嘆します。

知り合いなの?

ギョンエはミノに聞きました。

お父さんのヨガ友達だ

まあ

ギョンエはスジョンに以前の礼を言いました。

揚げ菓子とても美味しかったです

こちらこそ

両家の主婦は微笑み合います。

***

そろそろ時間じゃないですか

庭でユナはジョンフに言いました。

こっちに近道があるから一緒にいこう

2人が歩く姿をちょうど門に来たスジェが見てしまいました。

ユナ・・

スジェがショックを受けているとヘジュンとユンジェが門に入ってきました。

スジェさん?

スジェ、ここで何をしてる?

いや・・、義姉さん、どうもこんにちは

スジェはヘジュンに笑います。

早くいこう ビリだぞ

ユンジェに急かされ3人は部屋に行きます。

***

これで全員お揃いですか?

ミノがジンホンに訊ねました

いや、うちの息子が、まだ・・

あ、私が見てくる

ミレが席を立とうとします。

いや僕が、行くよ

ヒョンジェが言った時ちょうどジョンフが入って来ました。

お待たせしてすみません

席に着いたジョンフを見てスジェは驚きます。ジョンフもびっくりしてスジェを見ました。

***

ギョンチョルとミノが実の親子でないと知ったジョンジャは興味深く二人を眺めます。スジョンもまた実の親子でない二人の仲の良さに感心していました。

それにしてもまさか私達にこんなご縁があるなんて

ジョンジャはギョンチョルに話します。

本当にびっくりですね そういえばお母様が入院されたと聞いたが良くなられたのかな?

ギョンチョルはスジョンに向かって訊ねました。

あらやだ 私が話さなかったかしら 

ジョンジャは声を低くしてギョンチョルに言いました。

・・亡くなったんです

ギョンチョルは青ざめます。

それは・・失礼しました

お気になさらず

スジョンはギョンチョルに言いました。

***

ところで結婚式はいつがいいですか

ジョンジャはミノたちに聞きます。

それはお互いの都合のいい日を話し合いましょう

ギョンチョルが提案します。

うちは長男が急いで結婚したので出来れば今回は余裕を持って準備をしたいと考えています

ミノが話します。

それはうちも賛成です

ジンホンが同意しました。

ドラマ(第44~46話)の感想

ユンジェがスピード婚したと思ったらヒョンジェもミレにプロポーズして結婚が決まるとは!40話を過ぎたら展開が早くなりました。でもスジョンはたぶんギョンチョルの実子なんですよね。ヒョンジェとミレの結婚はスムーズに行くのでしょうか?

ギョンエが不思議な夢を見てヘジュンは間違いなく子供ができたんだと思いましたが産婦人科で否定されてしまいました。でも妊娠検査薬って確実性が高いんですよね。間違いはどっちなんだろうか?このまま陰性ってことになると検査薬の会社に失礼では?ヘジュンのためにも病院の間違いであって欲しい!

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