韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由~」第六週でついに恋人関係になるヘジュンとユンジェだけどいつもヒョンジェが邪魔をする??その第24から26話のネタバレあらすじ、感想も!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。今回は韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい」(第24~26話)について書きたいと思います。

二人の兄に先を越されそうで不安になるスジェにさらなる災難が?

テレ東で平日月~金曜 朝8時15分から放送中

キャストとこれまでの話

 <第1~6話>    <第7~11話>     

 <第12~16話>   <第17~21話>

 <第22、23話>  

ドラマ(第24~26話)のあらすじ(ネタバレ)

【24話】

いつもの大衆食堂でないレストランで食事するユンジェ(オム・ミンソク)ヘジュン(シン・ドンミ

こんな店を知ってたのね

僕だってやればできる

二人はいい雰囲気でしたが、ユンジェがマッチングアプリで知りあったナヨンが現れて割り込んできます。

二人でデートした店で再会するなんて縁がありますね

ナヨンは「ユンジェに連絡する」と言って友達のところへ戻りましたが、怒りの収まらないヘジュンは店を出ていきます。驚いたユンジェはヘジュンを追いかけました。

待って 話し合いはどうするんだ

もう会わない この年で中途半端な関係だなんてもう御免よ

ユンジェはヘジュンの車のドアの前に回り込んでドアを開けさせまいとします。

どいて

本当にもう会わないのか

もちろん 本気よ

そんなの駄目だ

どういう意味

少し黙れ

ユンジェはヘジュンにキスしました。

***

キスの後気まずい二人。

これからどうするの

家に行く

家? 私の?

ヘジュンが狼狽えているとヒョンジェ(ユン・シユン)から電話が来ます。

先輩! 今から海老天を届けに行く

ユンジェが”切れ”とジェスチャーします。

まだ外だからいいわよ

もう遅いから早く帰れ

余計なお世話よ

せっかく気遣ってるのに

わかった 帰るわよ

邪魔されたユンジェは怒ります。

なんだよ ヒョンジェのヤツ、偉そうに!

私が大変そうで心配してくれてるのよ あなたも今日は帰って

ヘジュンはユンジェをとりなします。

***

ギョンチョルスジョンに貰ったおこわをギョンエに分けて貰って食べます。

私も何か作ってお返ししますね 頂きっぱなしでは申し訳ないから

ギョンエは言います。

***

ヒョンジェはヘジュンのところに海老天を持っていきます。

さくさくして美味しいぞ

ヘジュンは一本食べて頷きます。

美味しいわ! 実は夕飯を食べそこねたの

誰と会ってたんだ?

決まってるでしょ 例のつきあってる人よ

あまり踏み込まないで、とヘジュンはヒョンジェを牽制します。

***

次の朝ユンジェはヘジュンを事務所まで送りました。

じゃあ車を止めてくるよ

美味しいコーヒーの店があるからちょっと飲みましょう

駐車場でヘジュンが車を降りると、ヘジュンに会いに来たソン作家に出くわしました。

シム弁護士! あれ? 誰かといました?

ソン作家?

ヘジュンは慌ててソン作家をエレベーターに連れていきます。

シム弁護士の車でしたよ 誰かと一緒でしたよね?

見間違いよ、一人で来たわ ・・で、何の用?

ヘジュンはエレベーターのボタンを押します。

番組に出てほしくて口説きに来たんです でも確かに誰かと・・

ヘジュンは降りてきたエレベーターにソン作家を押し込みました。

先に行ってて!

ソン作家が上がっていくとユンジェが来ました。

悪いけどコーヒーは今度でいい?

それなら僕は行くよ

ユンジェはエレベーターのボタンを押します。

***

スジョンはミヨンのためにキャベツスープを作っていました。

何を作ってるの

ミレ(ペ・ダビン)が来て訊ねます。

ミヨンおばあちゃんのキャベツスープよ 胃炎が治らないみたいなの

キャベツの残りがあったらサンドイッチを作ろうかな ヒョンジェさんのために

スジョンは呆れてミレを見ます。

会社のことより恋愛に夢中ね

両立してるわよ でもサンドイッチはもういい

そうよ あなたは料理が苦手じゃない なぜ苦手なことで気を引こうとするの?

それどういうこと?

ミレは母にムッとします。

あの訴訟以来あなたを気遣ってきたけどもうその必要はなさそうね

スジョンは言いました。

私を気遣ってた? 私こそ母さんたちの顔色をうかがってた すごく我慢してたわ

それだったらもうお互い我慢はやめましょ 相手の気持ちを優先して言いたいことを言わないなんて逆に良くないわ

母さん・・?  

ミレは母の言葉に驚きます。

***

ヘジュンはソン作家の頼みを断ります。

ソン作家、お願い もう諦めて

ああ どうしよう それなら他に誰かいませんか? ユン歯科の院長しか浮かばないんですよ

困ったソン作家はヘジュンにツッコミをいれます。

ところで院長の情報はどこで入手したんです? 本当なんですよね

ぎくりとするヘジュン。

ああ・・私も人から聞いたんだけど・・

それ誰から聞きました? イ弁護士にその話をしたらびっくりしてましたよ

それは悪かったわ その人に確かめてから言うわね

今すぐ電話してください 間違いなら院長に謝らないと

そうよね・・

ヘジュンは出勤してきたヒョンジェに泣きつきます。

話があるの

***

ヒョンジェ、どうしよう・・ ソン作家が来てるの

ヒョンジェのオフィスでヘジュンはヒョンジェにすがります。

嘘ついたとバレたらどうなる? テレビの仕事は?

そうだなあ 僕に聞くなよ

ヒョンジェは頭を掻きます。

何でも解決できるでしょ

じゃあ教えてやる 今正直に話すのが最善策だ 行って来い

でも・・ヒョンジェ 

行けって

ヒョンジェはヘジュンの背中を押します。

***

なんたか誤解があったみたい 院長には申し訳ないわ

ヘジュンはソン作家にいいました。

情報は偽ですか? ヨッシャア! 最後の切り札をゲットよ!! 院長に出演して貰おう

ソン作家は大喜びです。

ソン作家、私が言ったことは秘密にしてね

ヘジュンはソン作家に手を合わせます。

大丈夫 口の堅い女ですから

もう!

ヘジュンはパンパンとソン作家の肩を叩きました。

***

ミヨンの施設に行ったスジョンは母親に認知症の症状が出て驚きます。医者からは再検査が必要と言われスジョンは動揺します。

母さんの認知症は進行してる・・

爪の伸びているミヨンの指を見てスジョンは爪切りを探します。そして引き出しに胃炎の薬が入っているのを見つけました。

母さん、薬を飲んでないじゃない!

それは・・よくならないと思って

薬を呑まなきゃ良くならないわよ! 

スジョン、ごめんなさい 怖い顔しないで

母さん・・

スジョンは母親を抱きしめます。

家にいても母さんが心配なの

***

ギョンエはギョンチョルに焼き芋を出しながら訊ねます。

週末にお墓参りに行ってもお義父さんは寂しくないですか

寂しくないよ 自分の家について知ることは大事だ 私もジョンウンのことを考えたらまだ死ぬわけにいかん

ギョンチョルは遠くを見るように言いました。

もう50年以上経つ・・

***

スジェ(ソ・ボムジュン)は契約金を送金して、ジムを手に入れました。

改めて賃貸契約書を作成するんだよな

スジェは友人のチャンヨルに聞きました。

建物のオーナーに話してその後で作成する 契約が今月いっぱいなんだ

そうか そのくらいは待てるさ

スジェと友人は握手します。

***

ユンジェはヒョンジェに暫く家に泊めてくれ、と頼みます。

暫くってどれくらいだ

今度の研修場所がお前の家から近いんだ 期間はまだ未定だ

兄さんと何か月も一緒にいられない 他を当たってくれ

ヒョンジェはユンジェの頼みを断ります。

***

ミレはお昼を持ってオフィスに来たヒョンジェにスジョンに叱られたことを話します。

母さんにサンドイッチを作ると言ったら”よせ”と言われた

台所を汚すからじゃないか

ミレは目を見張ります。

防犯カメラで監視してたの?

無理しないで 得意な人がやればいいんだ

ヒョンジェは慰めました。

でも作りたかった

じゃあ頼む うまく作る必要はないよ

やる気をそぐのが上手ね

ミレは笑います。

料理に挑戦して母さんにを見返してやるわ

***

ソン作家はユンジェにケーキを持っていき恋愛バラエティーの番組から降ろしたことを謝罪しました。

間違った情報で院長を誤解してました

もう済んだことでから

許してくれます? そこでご相談があるんですが

ソン作家はカップリング企画にユンジェに出て欲しい、と頼みます。

無理です 彼女ができたので

院長もですか? どうしよう

ソン作家は頭を抱えます。

出来レースでもいいので! 彼女の了解をとって出てくれませんか

駄目ですよ

診療の時間なので、とユンジェは院長室を出ていきます。

***

ミレは仕事のために平日は会わずにいようとヒョンジェに提案します。

毎日会うより思いが募るから 

それじゃそうしよう

本当は嬉しいんでしょ

悲しくはない ミレさんが安心してくれてるようで良かった

もう不安定じゃないから大丈夫

ミレは笑います。

***

ヘジュンとの仲を進展させようと考えるユンジェはヒョンジェのところへ泊まろうと支度をします。ギョンエはヒョンジェにキムチを持っていけ、と渡します。

ヒョンジェは泊まっていいとは言ってないでしょ キムチを持ってけば追い出されないわ

ギョンチョルとミノが部屋に来て、ギョンチョルは「ユンジェがいないと寂しい」と話します。

おじいちゃん、少しの間だけだよ、電話するから 父さん、荷物が多いから送って

お父さんは疲れてるの 自分が車を買いなさい!

ギョンエはユンジェを叱ります。

***

結局ミノとギョンエに送られてヒョンジェのマンションに着いたユンジェ。ヒョンジェはユンジェが来てげんなりします。

泊まっていいなんて言わなかったぞ

寝に帰るだけだからいいだろ

ユンジェはキムチを渡します。

兄さんは部屋を散らかしても片付けない

ちゃんと片付けるよ そんな露骨に嫌がられたら僕だって傷つくだろ

しょうがないな 夕食は

作って

全く

ヒョンジェはため息をつきます。

【第25話】

ヘジュンはユンジェが恋愛バラエティー番組を降ろされたのは自分のせいだと正直に話そうとします。けれど優しくなったユンジェを見るとなかなか言い出せません。

そういえば今日ソン作家が僕の病院に来た

ソン作家が? どうして

謝罪に来たんだ 情報提供者の誤解だったから出演してくれって

そう

(ソン作家! 誰が言ったか言わなかったのね さすがだわ!!

ヘジュンはソン作家に感謝します。ユンジェはヘジュンの肩を笑ってつつきました。

もちろん断ったさ あの時とは状況が変わったからね

そうなの 褒めてあげる

ヘジュンは笑顔で言います。

だけど情報提供者を探し出して罰を下してやるんだ

そうね 当然よ

そう言いつつヘジュンの心は凍りつきます。

***

今日は友達と飲むから迎えにいけない

ユナ(チェ・イェビン)はスジェからのメールを見ます。

お酒はほどほどにね

ユナは返信しますが、スジェは花束を持ってユナの店の前に来ていました。契約が成立した特別な日だったのでユナにサプライズしたかったのです。

けれどユナは帰りがけにジョンフから残業の手伝いを頼まれます。スジェが迎えに来ないと思っているユナはジョンフを手伝うことにしました。

***

どうして出てこないんだ 他の二人は帰ったのに

心配になったスジェは店に様子を見に入ります。食材をチェックしていたジョンフとユナは店で物音がしたので明かりをつけると、スジェがテーブルを直していました。

スジェ? 今日は来ないって

サプライズだよ

スジェは花束をユナに渡しました。

ユナさん、もう行ったら

はい! 失礼します

すみません

スジェはジョンフに謝ります。二人は出ていきました。

こっちはほったらかしか

ジョンフはつぶやきます。

***

二人は帰りながら話します。

本部長がサプライズだったな

ちゃんと言ってよ

僕にとって記念日だから特別にしたかった

ジムは本当にあんたのものになるの?

大丈夫だよ 騙されないさ 

スジェは言います。

***

ミノたち家族はギョンチョルを残してミノの実の両親のお墓参りに行きます。ギョンスンは兄だけ家に置いて行ったミノたちを怒りました。

兄さん、こうなったらジョンウンを探しましょうよ

ギョンチョルにお酒を注ぎながらギョンスンは声を荒げます。

全くお前はなぜそんなことを言うんだ? 気にしてなかったのに嫌でも不愉快な気分になる

ギョンチョルは渋い顔でお酒を飲みます。

あ、子どもたちが来たわ

賑やかにギョンスンの家族全員がギョンチョルのところへやって来ました。

ギョンチョルおじいちゃん!

こんにちは

よく来たな みんな揃ってどうした?

おじ様が留守番だと聞いてみんなで遊びに来ました

私がみんなに声をかけたのよ

ギョンスンが話します。けれどギョンチョルは立ち上がりました。

いらぬお節介だ みんなゆっくりしていけ

ギョンチョルは自分の部屋に入ってしまいます。

***

私たちだけで良かったみたい

ヘヨンマンリにいいます。

母さん、休日に呼び出さないでくれ

ソラにせっつかれてソンスが抗議すると、子どもたちを連れて帰って行きました。

おじ様は機嫌が悪いんですか?

いいわけないじゃない

へヨンにギョンスンが言います。

***

スジョンは「出かける」と言うミレに訊ねます。

トンカツ作ってるのにまたデートなの?

違う 今日は実家に帰るって 私は仕事に行くの

だったらちゃんと食べて行きなさいよ

母さん、私母さんとケンカしたくない

ミレの言葉にスジョンは告げます。

母さんはまたあなたが傷つかないか心配なの 人を信じすぎるから

私も母さんみたいに賢ければ良かった

母さんのことを買いかぶり過ぎよ ミレはもう大人でしょ 一緒に人生を語ったりいろんな話をしたい

いいね 話そう

二人は笑います。

***

ジョンフはユナから貰ったクッキーをジョンジャのところへ持って行きます。

おばあちゃん、このクッキー食べてみて うちの従業員が作ったんだ

いいね 手作りクッキーは好きよ

新人だけど誠実でいい子なんだ 食べた感想を聞きたいって

うん、美味しい ピーナッツの食感が良くて香ばしい

ジョンジャは食べながら感想を述べました。

あっさりして甘すぎないのもいいね

おばあちゃんは味に敏感だね 鋭いコメントだ

ジョンフは祖母の話に感心します。

***

墓参りが終わるとユンジェが言いました。

おじいちゃんが留守番してるから夕飯は家で食べよう

それがいいね 珍しく長男らしいわ

ギョンエが応じます。

それなら海鮮鍋はどう?

ヒョンジェが提案します。

それで一杯やりたいな

ミノが希望しました。

疲れたから出前にして

大丈夫 母さん、ヒョンジェ兄さんが作るよ

なんでお前がそれを言う? でもそのつもりだったから母さんは休んで 

ヒョンジェは言いました。

***

ギョンチョルが部屋から出てくるとギョンスンが声をかけました。

兄さん、子どもたちを待ってないで夕食を食べましょ

お前はまだいたのか 迷惑なヤツだな 

何言ってるの 兄さんの気持ちがわかるのは私だけよ

余計なことばかり言ってるくせにどこがわかってるんだ

二人が言い合っているとミノたち家族が帰って来ました。

お父さん、ただいま 叔母さんもいましたか

海鮮鍋を作るから食べていってください

ギョンエがギョンスンを誘いました。

食べていきたいけど兄さんが嫌がるから

食べていけ

ギョンチョルが言ったのでギョンスンは笑顔になります。

いいのね 兄さんが私を引き止めたんだからね

***

海鮮鍋を食べながら和やかに談笑する家族。

じゃあお父さん、乾杯の音頭を

ミノが言いました。

おじいちゃんの言葉がないと始まらない

ユンジェも加勢します。

それなら言わせて貰うか ”言う事無し

何だよそれ

皆は乾杯します。

***

スジェはソンス一家のところに海鮮鍋の差し入れをします。

お礼を伝えてね 今度彼女を連れてきて ごちそうするわ

ソラが言いました。

いいですね 宜しく

そうだ、スジェ、お前は兄さんたちの彼女に会ったか

ソンスが聞きました。 

まだ会えてない でもユナはユンジェ兄さんの彼女に会ったって ユンジェ兄さんと同年代らしい 患者さんみたいですよ

スジェはソラの顔を見ます。

同年代? 患者?

ソラはを巡らします。

***

ソンスとソラは部屋で話します。

院長の同年代の患者って・・

誰がいるのか

あと一つのヒントは神経治療・・

ここ3ヶ月で神経治療をした同年代の患者だ!

実は前から浮かんでたけど、ありえないと思った人がいたの ビックリするわよ

ビックリしたい!

シム代表よ!

ソラは断言します。

ないないない、!ありえないよ!!

なんだって院長なんか もったいないわ

ユンジェさんの方がもったいない

ヘジュンの行動をよく知るソンスは言います。

***

ああ、疲れた

ヒョンジェの家に帰るとユンジェはゴロンとソファーに転がります。

母さんはおかずをよこしすぎだ

ヒョンジェは冷蔵庫におかずのパックをしまいます。

食べきるのに数日かかる

ヒョンジェがぼやいているとソンスから電話が来ます。

ソンスか 何の用だ

ヒョンジェは自分の部屋に行きながら話します。

ヒョンジェさん、大ニュースだ ユンジェさんの彼女がわかった

なんだって?

シム代表だ!

ソンス、変な物でも食べたか? なんのジョークだよ

ホントだってば! ソラの話だと確かに代表だよ

誰よりも二人を知っている僕が言う

ヒョンジェはソンスに言いました。

ありえない

***

ユンジェは冷蔵庫を開けて母親のくれたおかずをながめました。

ヘジュンは食べるかな

ユンジェが考えているとヒョンジェが走って来ました。

兄さん、衝撃的な話を聞いたぞ

なんだ?

兄さんの彼女は先輩か?

あ?

ユンジェは絶句します。するとヒョンジェは大笑いしました。

そうだよな 言葉に詰まるよな ありえない!!

ヒョンジェは笑い続けます。

***

ユンジェはギョンエに貰ったキムチをヘジュンに渡します。

お母さんが私に?

ヒョンジェと僕のだけど黙って持ってきた

ヒョンジェなら許してくれるわよ 私が料理下手だからよく作ってくれる

僕も料理は苦手じゃない

真顔でユンジェは言います。ヘジュンは笑いました。

弟にやきもち?

いや・・あいつはさ この関係の邪魔者なんだ あいつに口を挾まれるとうまくいくものもいかなくなる

ユンジェの話を聞きながらヘジュンは焦りました。

(私が情報提供者だと話さなきゃならないのに)

ユンジェさん!

ヘジュンは声を上げました。

人が何を言っても私だけを信じて

ユンジェはヘジュンを指さします。

ヘジュンさんも僕を信じて

わかった

ヘジュンはユンジェの指に自分の指を合わせます。

今度家に来てね

***

車でミレのオフィスに向かうヒョンジェ。ミレは男物のジャケットを羽織って鏡で見ていました。

ビックシルエットも悪くないな

なんで男物を着ているんだ?

ヒョンジェが入って来て訊ねます。

メンズも陳列したくて弟の服を借りたのよ

ヒョンジェはミレを食事に誘いました。

実家で食べたんじゃないの?

夕方に食べたから 祖父母の墓参りに行ってたんだ

おじいさんはまだお元気でしょ?

うん・・こうなったら我が家の歴史を話そうかな

歴史?

父は養子なんだ

***

スジョンは庭でミヨンに電話します。

母さん、来週会いに行くね ちゃんと食べて薬も飲むのよ 看護婦さんに確認するからね

心配しないで もう寝るわ おやすみ

おやすみ

けれどミヨンは電話のあとで薬の袋を引き出しにしまいます。

面倒くさい

そしてベッドに突っ伏して泣き出すのでした。

***

何か考え事?

ミレが階段を上がってきてスジョンに聞きました。

遅かったわね 今まで仕事?

ヒョンジェさんと食事してきた

そうなの

今日はヒョンジェさんの家族の話を聞いた ヒョンジェさんのお父さんは養子なんだって

養子?

そう 10歳でお父さんのご両親が他界して親戚を転々とした後施設に預けられたんだって

そうなの ・・もういいわ

スジョンは背を向けました。

その話を聞いておじいさんに会いたくなったの どんな人だろうって

スジョンは娘を振り返りました。

ミヨンおばあちゃんのことは考えないの

ミレは歩き出したスジョンと腕を組み家に向かいます。

母さん、ごめん おばあちゃんは元気でしょ?

***

スジョンはジンホンにヒョンジェの父親が養子だと話します。

私はヒョンジェという弁護士が最初から嫌だった どうしてか気に入らなかったの

養子なのか

ジンホンはつぶやきます。

自分を見ているみたいで嫌なの 小さな子供が無理やり連れて行かれるのが浮かんで

動揺するスジョンを見て言葉に詰まるジンホン。

***

ミノは「お墓参りでジョンウンのことを考えた」とギョンチョルに話しました。

彼女も実の親に会えばきっと心が落ち着くでしょうに

実の親を憎んでいるだろうな

ギョンチョルは悲しげな目になります。

出来る限り手は尽くしていますから時間が解決してくれるでしょう 今は僕がお父さんと一緒にいますよ

ミノの言葉にギョンチョルは微笑みます。

***

ジョンフはユナたち従業員とお酒を飲みます。

お疲れ様 たまにはこうして飲もう

本部長、気を遣ってくれてますか

先輩店員が聞きます。

やっばり本社の店舗だからね

ジョンフは三人とグラスを合わせます。 

***

じゃあ気をつけて

四人は解散しますが、ジョンフはユナに話したい様子です。

ユナさん、祖母がクッキーを食べたけどピーナッツの食感が良くて香ばしくて甘すぎず美味しかったと言ってた

ジョンフの言葉にユナの顔がぱっと輝きます。 

その味を狙ってたんです! 香ばしくて甘すぎず飽きの来ない味 

ユナはジョンフに礼を言いました。

ありがとうございます 本部長! 贈り物を貰った気分です

ユナは喜んで帰って行きました。

そんなに喜ぶことなのか

キョトンとするジョンフ。

***

朝食を食べながらユンジェはヒョンジェに料理を教えてほしいと頼みます。

簡単な料理なら作りたい

いいよ 教えてやる その方が僕も楽だからな 

ヒョンジェは意味ありげにユンジェに笑いました。

冷蔵庫のキムチがなくなってた 兄さんが誰かに渡したな 一体誰とつきあってる?

普通の人だ

隠したいらしいな

お前だって相手を紹介しないだろ

確実になるまで隠してる

僕もそうだ

それより僕は不公平は嫌いだ 結婚プロジェクトは中止にしよう

スジェはマンションを貰う気満々だぞ

だから早く中止にすべきだ マンションを持ち出したのは兄さんを結婚させたかったんだし、今は兄さんが結婚するかもしれない じゃあ元に戻すべきだろ?

家族会議だな

二人は了承し合います。

***

スジェはギョンエから意外なことを聞かされます。

スジェ、チャンヨルの家族が引っ越したのを知ってる? あのジムを経営してたチャンヨルよ

知らないよ

この前市場で会った時は何も言ってなかったのに

ギョンエは首を傾げました。

【第26話】

ギョンエの話に心配になったスジェはチャンヨルに電話します。

親の希望で叔父さんの家の近所に引っ越したんだ  またこっちでジムを始めるつもりだ

それで建物のオーナーに話はしたか

今は旅行中だから帰ったら連絡をくれる

そうか

チャンヨルの話にスジェは安心します。

***

スジョンは母親ミヨンに会いに行きます。

まあスジョン、きたのね  

ミヨンの元気そうな様子にホッとするスジョン。ミヨンに請われ二人は仲良く散歩します。

母さん、おかゆを買ってくるから先に戻ってて

けれど部屋に帰ったミヨンは調子が悪くなりベッドに倒れ込みます。

***

店に出勤するユナを送るスジェはチャンヨルを疑ったことを話します。

幼馴染でもお金が絡むと関係ないな でもちゃんと連絡がついて良かった

スジェは嘘は簡単じゃないと続けます。

一度嘘をつくと隠そうとして嘘を重ねる 親を騙すのも一種の詐欺だな 早く終わらせたいよ

私の気持ちがわかったでしょ

そうだな

神妙な顔でスジェは答えます。

***

院長、シム代表にいつ会いました?

ユンジェが歯科医院に行くと出勤していたソラが訊ねます。

昨日…  なぜ聞くんだ?

うっかり漏らしたユンジェはヘジュンとの仲がバレたのに気づきます。

(ほうら、バレた!)

ソラは内心小躍りしました。

なんでそんな目で?

もともとこんな目ですよ

ああ・・そう・・

(ヒョンジェに話した張本人だな)

仕事を続けて

ユンジェは院長室に入ります。

***

定期健診の連絡が来てヘジュンが歯科医院にやって来ます。

シム代表、いいところに来ました 院長は休憩中ですよ 顔を見せれば喜びますよ

ソラに促され院長室に行くヘジュン。

どうしたんだ

定期健診の通知がきたの

健診は半年に一回だ ソラさんだな 僕たちの関係に気づいたみたいだ

ということはチェ課長も?

間違いない

チェ課長は口止めすれば大丈夫よ

ヘジュンは苦笑いします。

***

ソン作家とユジン作家が診療前にユンジェに挨拶に来ました。

院長は来客中ですよ

ソラは言います。

シム代表ですけど

ああ、シム代表なら大丈夫

二人は院長室に向かいます。

***

院長室ではソファーに寝ているせいで肩と腰が痛いと言うユンジェの肩をヘジュンが揉んでいました。そこにソン作家たちが入って来たので、一瞬で二人は離れます。

こん…にちは

あら、ソン作家! どうしたの

診療ですよ 予約してたんです ・・で二人はいつ仲直りを?

ソン作家!

ヘジュンはソン作家を院長室から押し出します。

話があるの

***

三人とも外に出ていき一人になったユンジェ。

正直に言った方が良かったかな

実はユンジェはソン作家を問いただして偽情報の提供者がヘジュンだととうに知っていたのでした。

そうとも知らないヘジュンは院長室の外でソン作家に懇願していました。

私から話すから院長には秘密にして! お願いね 私はソン作家を信じてるから

弁護士・・

シー! 何もいわないで

ヘジュンは人差し指を立てると歩き去りました。

どうしたの

ユジン作家が来て訊ねます。

私が院長に話したことを知らないみたい

じゃああの二人はつきあってるの? だから院長が知らないフリをしてるのよ

二人は顔を見合わせます。

鳥肌が立った!

ソン作家が声を上げます。

***

自分の招いたトラブルで狼狽えるヘジュンはミレのオフィスに行って嘆きます。

もう駄目よ 絶対に許して貰えない

一体どんな失敗をしたんです?

それは恥ずかしくてとても言えないわ

好きならきっとわかってくれますよ

ミレはヘジュンを慰めます。けれどヘジュンは言いました。

私は離婚訴訟で愛し合った人たちが罵りあうのを散々見ているの 好きという気持ちなんて儚いものよ

相手の反応は予想しても外れるものですよ

ミレはヘジュンを励まそうと必死です。

***

おかゆを買ってきたスジョンはベッドに寝ているミヨンに驚きます。

母さん、疲れちゃったの?

スジョンはミヨンの肩を揺すります。

母さん、返事して

なんでもない・・

ミヨンのただならない様子にスジョンは医者を呼びに走ります。

***

ヘジュンのことを心配したミレはヒョンジェに相談します。

代表はなにかミスをしたみたいで交際相手のことですごく悩んでいるの

相手が誰だか知らないけど困ったな 元気づけてあげないと

そうしてあげて

ミレは頼みます。

ジョンジャはスジョンが帰ってこないことに不機嫌でした。

スジョンがいないと甘酒の場所もわからない 家政婦さんは忙しそうだし

ジンホンが帰ってくるとジョンジャは訴えました。

スジョンはまだ帰って来ないわよ

夕食を済ませて来るってさ

まあ、わかったわよ マヌケ君

なんだよ・・

ジンホンがジョンジャに言いかけた時、スジョンから電話が来ます。

スジョン、どうした ・・お義母さんが? すぐに行くよ

どうしたの

ジョンジャが訊ねます。

わからないけど、とにかく行ってくる

ジンホンは施設に向かいます。 

***

情報提供者は私なの!

ユンジェから呼び出されたヘジュンは観念して打ち明けました。何も言わないユンジェにヘジュンは謝ります。

ごめんなさい 好きだから出て欲しくなかったの 誰かに取られるのも嫌だった

気になってたんだ なぜあんな嫌がらせをしたのか 問い詰めたかった だから食事に誘った 

知ってたってこと?

理由が知りたかった

ユンジェは話します。

僕を好きなのは知ってた でも最初は僕を好きなんて信じられなくて・・一体どこが好きなんだろうって

ヘジュンは目をそらします。

でもわかった 僕がカッコイイからだって

ヘジュンは舌打ちしました。ユンジェは笑って手を広げます。ヘジュンはためらいながらもユンジェの胸に飛び込みました。

怖がりのくせに

ユンジェは言いました。

***

ヘジュンの家でユンジェはお茶を飲みます。

ずいぶんおとなしいな

からかわないで

一生からかい続ける

一生?

変な想像してるだろ

私だけ?

僕もしてる

お茶が冷めるわ

お茶はあとにして変な想像の続きをする?

ヘジュンはユンジェに近づきます。

いいかも

ユンジェもヘジュンに近寄ります。

どんな想像からにする?

ユンジェが顔を寄せます。

その時ドアのチャイムが鳴りました。

こんな時間に誰だ?

誰だろ?

モニターを見てヘジュンは叫びます。

ヒョンジェだわ!

ヒョンジェ? 何しに来た!

どうしよう

ユンジェは靴とカバンを持って寝室に隠れます。ヘジュンはドアを開けました。

なんだ 時間がかかったな

何の用?

迷惑そうだな 先輩のためにピザを買って来たのに

ヒョンジェはソファーに座るとお茶のカップが二つあるのに気づきます。

誰か来てたの? まだ温かい

違うのよ 私が二杯とも自分で飲むために淹れたの 最近よく飲んでるんだ

一人で二杯も? じゃあ僕にもちょうだい

・・いいわよ

渋い顔でヘジュンはお茶を淹れます。

***

スジョンは医者からミヨンは胃けいれんを起こしたと言われます。

最近大きなストレスを受けましたか?

特に何も聞いていませんが

暫く様子を見ましょう

医者は部屋を出ていきました。スジョンはミヨンの寝顔を見つめます。ジンホンが来てスジョンにコーヒーを手渡しました。

***

うまいな なんていうお茶?

ヒョンジェは飲みながら訊ねます。

帰らないの?

そんなに追い出そうとするなよ

ならずっといて!

帰るよ うるさいな

ヒョンジェは立ち上がるとユンジェに電話します。

洗濯しておいて貰おう

寝室にいるユンジェは電話が鳴ると焦ってカバンを落としてしまいます。

なんかあっちから聞こえるぞ

ヒョンジェが寝室に行こうとするのをヘジュンが止めます。

早く帰りなさい!

ヘジュンはヒョンジェを家から追い出しました。

***

帰ったわよ

ヘジュンはベッドに潜っていたユンジェの布団をはぎました。

もういない?

ヘジュンは靴を持ったままベッドに潜っていたユンジェを怒ります。

もう! 靴を持って布団に入らないで!!

緊急事態だったからしょうがないだろ ヒョンジェのヤツ・・あいつには邪魔されてばかりだ

ホントね

ヘジュンも疲れて床に座り込みます。

***

ミレが家に帰ってくるとジョンジャが居間で携帯を見ていました。

おばあちゃん、まだ寝ないの

あなたの両親がまだ帰って来ないのよ

その時スジョンとジンホンが帰ってきました。

お母様のお具合は?

ジョンジャがスジョンに訊ねますがスジョンは頭を下げると無言で部屋に入ってしまいました。

ちょっとスジョン・・

ジョンジャは怒ってジンホンを責めます。

私に何も言わずに行っちゃったわ すごく心配してたのに

まあまあとジンホンは母親をなだめました。

今までの疲れが一気に出たみたいなんだ

まさか重い病気なの?

ストレス性の胃けいれんだそうだ

胃けいれんくらいであんな態度になるの? それなら電話で教えなさいよ

ジョンジャは怒って部屋に行ってしまいます。

***

スジェはヒョンジェが家族会議を開くと聞いて心配になります。

まさか兄さんたちが先に結婚するのか?

ヒョンジェに電話しても詳しく話してくれません。

とりあえず結婚なさそうだ

スジェはジムに来ますが休館日でもないのに閉まっていました。

なんで閉まってるんだ?

チャンヨルに電話しますが留守電に繋がります。スジェは不安を感じます。

***

ジョンフはユナたち従業員にパンを持っていきます。

みんなで食べてくれ 人気の店のバンだ

それ、イチジクパンが有名な店ですよ!

ユナはパンを見て喜びました。

ジョンフは事務所でため息をつきます。

早起きして買いに行ったから疲れたな

そして我に返ります。

しかし僕はなんのためにこんなことを? 

***

ユナはイチジクパンを味わいます。

うん、ライ麦パンの淡白な味と干しイチジクの甘みがすごく合う

ユナは感心します。

***

ミレはヘジュンに頼まれた服と靴を事務所に届けます。

どうもありがとう ミレさん、ランチをおごるわ

二人が話しているとヒョンジェがオフィスに入って来ます。

この案件は先輩向きだと思う

ヒョンジェの書類をヘジュンは受け取ります。

じゃあ検討してみる

ヒョンジェはミレがソファーに座っているのを見ると横に座りました。

疲れたな

なんで座るのよ 

ヘジュンが聞きます。

僕も一緒に話したっていいだろ

私達はランチに行くのよ あなたも行く?

え?

ミレは驚きます。

あら一緒じゃまずかった

ヘジュンがミレに訊ねます。

嫌ですか?

ヒョンジェはミレに聞きました。

え?・・あ、いいえ! 

ミレはヒョンジェに笑います。

違いますよ

あなたは?

ヘジュンはヒョンジェを見ます。ヒョンジェは真面目くさって言いました。

代表の誘いはお断りできませんよ

よく言うわ

ヘジュンは顔をしかめます。笑いをこらえるミレ。

***

ヘジュンから夕食を誘われたユンジェですが夜は予定があると断ります。

お昼はどう?

ユンジェはメールを送りますがヘジュンは「昼は予定がある」と言ってきました。

ひとり飯は嫌だな

ユンジェはヒョンジェに電話します。

昼飯を食べないか

兄さん、ちょっと待って

ヒョンジェはヘジュンに聞きました。

先輩、兄さんを知ってるよな ランチに呼んでもいいか?

・・え?

ミレさんは?

代表さえ良ければ

(もう! どうすれば断れるのよ) 

困惑するヘジュン。

ドラマ(第24~26話)の感想

ソン作家に偽情報を流してユンジェのテレビ出演を妨害したことで悩んでいたヘジュンですがユンジェに許されて、そしてお互いに素直になって晴れて恋人になりました。遅咲きの二人がカップルになれたのはとってもハッピーで良かったです♥。

ヒョンジェがいい雰囲気の二人を事あるごとに邪魔をするのが可笑しかった!ユンジェといるヘジュンの部屋をヒョンジェが訪ねてきてユンジェが慌てて隠れる展開はドタバタラブコメでよくあるシーンだけど三人がコミカルに演じていて笑えました

最初順調だったスジェが契約で騙されてトラブルに遭いそうなのが心配です。

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