韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由~」第十一週で母のミヨンが亡くなりスジョンは悲嘆に暮れる!その第42、43話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。今回は韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい」(第42、43話)について書きたいと思います。

結婚式の日取りが決まりヘジュンは喜び、ミレは祖母の死を悲しむ

テレ東で平日月~金曜 朝8時15分から放送中

キャストとこれまでの話

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ドラマ(第42、43話)のあらすじ(ネタバレ)

【第42話】

ミヨンは集中治療室に運ばれます。スジョンは医師から説明を受けました。

食べ物が肺に入り誤嚥性肺炎を起こしています 免疫力が低下すると食事をうまく飲み込めず肺に入ることがあるんです 合併症が心配です

ミレ(ペ・ダビン)たち家族が駆けつけました。

おばあちゃんはずっと集中治療室に?

ええ

それなら家に帰ろう 面会時間は決められているだろ?

ジンホンがスジョンを促します。

***

ヘジュン(シン・ドンミ)ギョンエの板挟みになり悩むユンジェ(オ・ミンソク)。ヘジュンの所にも家にも帰る気にならずヒョンジェ(ユン・シユン)の所へ行きます。

家に帰るべきだ 母さんは顔合わせで傷ついたみたいだ 僕だって先輩の兄さんの態度は気になった 賛成していないようだった

ヒョンジェは言います。

結婚前から疲れることばかりだ 今夜はここに泊まるよ

じゃあ家に連絡しろよ

***

ユンジェはギョンエに電話します。

なんで帰って来ないのよ

ヒョンジェの家に泊まるよ

ヘジュンさんの所でしょ 嘘言わないの

違うよ 本当にヒョンジェの家だ

ユンジェはヒョンジェに電話を渡します。

母さん

ヒョンジェね

今夜は泊まらせるよ

わかった

***

ヘジュンが家でユンジェのことを怒っていると結婚式を希望しているホテルから電話が来ました。

え? 結婚式のキャンセルが出たんですか? 今月末に?? はい! 明日予約に行きます

ヘジュンは結婚式を挙げられることになり小躍りしました。

ユンジェさんに電話しよう

***

ヘジュンはユンジェに電話します。

家にいるの

ヒョンジェの所だ

なんでヒョンジェの所にいるのよ

今日はここに泊まる

ヒョンジェは電話に向かって言いました。

先輩もおいでよ 一緒に飲もう

行かない

ヘジュンは電話を切りました。

なんだって?

来ないって

ならいい

ヒョンジェは缶ビールを飲みます。

どうしたんだ

ユンジェは顔をしかめます。

***

スジョンたち家族は家に戻ります。

お母さんは集中治療室に入った

ジンホンがジョンジャたちに話しました。

まあ 前はそこまでひどくなかったのに老人の体調はわからないものね

ジョンジャはミヨンを気遣います。

***

スジョンはベッドで泣いていました。

お義母さんは大丈夫だよ

ジンホンはスジョンを慰めます。

ミレはキッチンで水をカップに注いでいました。

私にもちょうだい

ジンジュが来て言ったのでミレはマグカップを渡して離れようとします。 

ミレ、いい加減にして 

ジンジュはミレを呼び止めました。

ジョンフはともかく私はあなたを可愛がってきたわ

そうね でも叔母さんの態度はひどすぎる 母さんを叩くなんて

そういう考えだから結婚詐欺にも遭うのよ どうして先に婚姻届を出すの 最近は同棲してから婚姻届を出すものなのに

何故今その話をするの?

傷ついた? そのために言ったの 

ジンジュは攻撃的に姪に続けます。

あなたたちの母娘関係は変よ 結婚詐欺に遭ってもあなたは母親に遠慮してなかなか弁護士を探そうとしなかった スジョンはスジョンであなたを傷つけないために責めなかったわ それでも親子なの?

ジンジュはさらにミレを責めます。

思っていることをぶつけ合うのが親子じゃない スジョンは自分の親から本当の母娘関係を学べなかったのよ

叔母さんの言う母娘関係だけが正解じゃないわ

ミレは言いました。

母さんが養子だと言わなかったのはこうやって責められるとわかっていたからよ

もし結婚のときに話していたらその時は大変でも自然と皆気にならなくなったはずよ あなたの母親は”教授の娘”だと思われていたかったの

ジンジュはカップを持って部屋に行きます。

***

ヒョンジェの家にヘジュンがやってきて結婚式のことをユンジェに伝えました。

結婚式のキャンセルが出て今月末に式を挙げられることになった

そんなに早く?

嫌なの?

ヘジュンはユンジェを睨みます。

いや、すごく嬉しい

私達って運がいいのね

二人は喜びます。ヒョンジェは苦笑しながらヘジュンに言いました。

先輩も飲む?

当たり前よ ミレさんも呼びたいわね

呼んだらどうだ

ユンジェも言います。

***

ヒョンジェはミレに電話します。

先輩と兄さんが来てるけど出てこれないよな

思いをぶちまけたい気分だけどそっちまではいけない

何かあったの

いろいろとね

散歩する? 僕で良ければ聞くよ

***

公園のベンチで話すヒョンジェとミレ。ミレはヒョンジェの両親が自分のことをどう話したか訊ねます。

ああ・・真面目そうだって言ってたよ これは褒め言葉だから

ヒョンジェは笑います。

私と出会ったきっかけも話したの?

話した

この間お会いした時はご存知だったの?

ああ それが気になってた?

うん ずっと聞きたかったけど話してくれるのを待ってた あなたと会う前にあったことをご両親に隠したくなかったの 正直に話してほしかった

ヒョンジェは頷きながら言いました。

隠す気はなかったし、隠すようなことじゃないだろ?

ミレは微笑みます。

じゃあ、この話は終わり 次の話は?

ミヨンおばあちゃんが集中治療室に移ったの

ヒョンジェは驚きます。

・・お母さんも辛いだろうな

ヒョンジェさん、あなたのお父さんが養子だったことは初めから周りは知ってたのよね?

うん、父さんは10歳の時に養子になったから当然知られてたよ

お父さんは偏見の目に苦しまなかったの?

おじいちゃんが心から愛してくれたから気にならなかったって

ミレは目を見張ります。

お父さんにまた会いたい おじい様にも

二人に話してみるよ

ミレは頷きます。

***

スジェ(ソ・ボムジン)清掃会社の正社員になると責任者に伝えました。

そうか! 宜しく頼むよ

二人は握手します。

ユナ(チェ・イェビン)は先輩のベーカリーに初出勤します。

今日から宜しくおねがいします

ようこそ!

先輩は笑いました。そこへ配達員が花を持ってきます。それはユナへのジョンフからのお祝いの花でした。

”商売繁盛を願ってます”

ユナはカードを読みました。

店を応援してくれてる!

先輩も喜びます。

前の店の本部長よ

いい人ね あなたを好きなの?

違うわよ もともと親切なの

ユナはジョンフにメールしました。

ありがとうございます 本部長

ジョンフはメールを見て返信しました。

今度マカロンを買いに行くよ

ユナもメールを返します。

是非来て下さい

ジョンフはメールを見て微笑みます。

***

ジンホンとミレは朝食を作っていました。

珍しく料理をしてるのね

ジンジュがきて嫌味を言います。

スジョンが帰ったから母さんにおもてなし?

母さんを呼んできてくれ

ジンホンが妹に言いました。

私を使わないで ミレに頼んでよ

***

ミレはジョンジャを呼びに行きました。

おばあちゃん、朝食ができたわ

今日はみんないるの?

ジョンフは仕事に行った

じゃあスジョンは?

母さんがいたら一緒に食べないの?

私が許すまで現れないとスジョンが言ったのよ

おばあちゃん、私と母さんが叔母さんに侮辱されても黙って見てるの?

あなただって叔母さんに失礼なことを言ったわ それに叔母さんの言うことは間違ってない だってスジョンはずっと私を騙してたんだもの すぐには許せないわよ

ミレはジョンジャの話に黙ります。

あなたが叔母さんに礼儀正しく接すればスジョンも生まれのことで悪く言われないわ

私は母さんがどれだけ辛かったかわかる 生まれの話はもう聞きたくない

ミレは部屋を出ていきます。

***

ミレはスジョンの部屋に行きます。

母さん、ご飯を食べよう ここに持ってくる?

お義母さんは?

母さんが作り置きしたハンバーグを焼いた

それだけじゃ足りないわよ サラダも作らないと

スジョンはベッドから起きようとしますがミレは止めました。

気にしなくていいよ おばあちゃんも母さんに冷たいでしょ

ミヨンおばあちゃんの言いつけなのよ お義母さんを労れば母さんが目覚めるかも

母さん・・

***

ジンジュとジョンジャ、ジンホンは朝食をとります。

ミレは部屋に行ったのね 一緒に食事したくないんだわ

ジンジュはジンホンに言います。

私はいいとして祖母に対してひどい

やめないか 子供たちと母さんを仲違いさせようとするな

ジンホンはジンジュを諌めます。

今回のことでわかった 子供は必要だわ スジョンが悪いのに子供たちはみんな母親の味方でしょ

でも結婚したらすべておしまいよ 親なんか気にしなくなる

ジョンジャはそう言うと立ち上がります。

母さん、食べないのか

食べられたものじゃないわ

ジョンジャはキッチンを出ました。

***

出勤しようと階段を降りたミレはジョンジャと顔を合わせます。

おばあちゃん、行ってきます

行ってらっしゃい 私には挨拶してくれるのね ありがとう

おばあちゃん

ミレは部屋に入ろうとするジョンジャに呼びかけます。

母さんを許してくれない?

え?

いままでおばあちゃんに尽くして来たのは本心よ

ジョンジャは眉を寄せました。

行きなさい 遅れるわよ

ジョンジャは部屋に入ります。

***

結婚式も決まり忙しくなったヘジュンはヒョンジェに頼み事をします。

私は暫く仕事に専念出来ないわ だから助けてちょうだい

おいおい 公私混同するな

でも結局手伝ってくれるでしょ

ヘジュンは笑います。

だけど半年先まで訴訟があるのに新婚旅行は行けるのか? そこまで僕はカバーできないぞ

わかってるわよ ユンジェさんも3か月先まで予約が入ってるって 新婚旅行は暇が出来たら行くつもり

母さんには言ったの?

ヒョンジェは訊ねます。

今日ユンジェさんが言ってるはずよ 早すぎるって言われるかしら

***

早すぎるわよ

ヘジュンの予想通りギョンエは反対していました。

今月末なんてあと3週間しかない

だけどその日を逃したらあのホテルの空きは1年後なんだよ

ユンジェは母親に抗います。

そのホテルでしなくてもいいじゃない

あのホテルが気に入ってるんだ

ヘジュンさんがでしょ

名も知れてるしそれなりの所でしたいんだろ なにも準備はいらないよ 結婚式に参加してくれるだけでいいんだ

式場の費用はあなたが払うっていうの?

ギョンエは息子に聞きます。

母さんたちでしょ それに何が必要かはあなたじゃなくヘジュンさんに聞いたのよ

だから僕が代わりに答えたんだ どっちが言ったっていいだろ

じゃあ勝手にしなさい

母さんは感情的になりすぎだよ

ユンジェは呆れます。

***

お前も感情的になりすぎてる

ミノが口を挟みました。

あなた

お前が仲介役をうまくやらないから母さんがイライラするんだ

そのとおりよ それを言いたかったの ユンジェ、わかった?

・・ああ

ユンジェは萎れます。

これからは母さんに嫌な思いをさせるなよ

ミノはユンジェを諌めました。

すみません

ユンジェは謝ります。

***

ギョンエは出勤するミノを車まで見送ります。

なんで外までついてくるんだ?

嬉しいから見送ろうと思って もっと早く味方してよ おかげでユンジェが謝った

ユンジェと暮らすのもあと少しじゃないか

ミノはギョンエからカバンを受け取りながら言います。

仲良くしないと後悔するぞ ヘジュンさんのことも理解してやれ

わかってるわよ

ギョンエはうんざりします。

見送らなきゃ良かった また説教されたわ

***

ヘジュンはミレと結婚式のドレスを選びます。

あと披露宴のドレスも探してくれた?

はい 見つけてきました

二人が話しているとユンジェから電話が来ます。

結婚式の日取りを両親に話したよ

あらそう

ところでその・・母さんが必要なものを言え”って君に話しただろ?

ええ、要らない”って伝えた?

それは君に聞いたことだし君から話したらどうかな

何か言われたの?

いや・・僕がそう思ったんだ

(お母さんから何か言われたわね)

ヘジュンは気づきましたが知らぬふりで応じました。

わかった 私から話す

ヘジュンは更に話します。

今日はまず式場を予約しないと それから招待状を作らなきゃ

招待状は僕が調べるよ

あとで事務所に来て 一緒に式場に行こう

わかった

ヘジュンは電話を切りため息をつきます。

どうしました?

ミレが訊ねます。

お母様にはどうしても気を遣っちゃう

ヘジュンは笑います。

***

ヒョンジェの親戚のソンスから<お義姉さん>と呼ばれて戸惑うミレ。

その呼ばれ方は面白過ぎて・・

そうですか? ならずっと呼びます

やめて

ミレは笑って手を振ります。

それでヒョンジェさんとはいつ結婚を?

え?

ミレとヒョンジェは顔を見合わせます。

***

さっきソンスに結婚のことを聞かれて随分驚いていたね

ミレとランチしながらヒョンジェは言いました。

僕との結婚はそんなに驚くこと?

そうじゃなくて・・結婚で痛い目に遭ったし、母さんに対しての叔母さんたちの態度を見ると家族について考えてしまうの 母さんは家族のために尽くして来たのに・・ ”結婚は慎重に”って母さんが言ってた言葉が染みてくるの

ミレはヒョンジェに話します。

***

ソンスが娘が100点取ったと大はしゃぎしてる

事務所に来たユンジェはヘジュンに言いました。

私の父も1位を取ると病床で喜んでくれたわ ・・で、招待状はどうしたの?

サンプルを貰ったから君が決めて それで式場の予約は何時まで?

6時までに行けばいいわ そうだ、出かける前に計画を立てよう 結納品はどうするとか

母さんに連絡した?

ユンジェは訊ねます。

まだよ

僕が君の味方をするから母さんが寂しがってた

私の味方を?

ユンジェは頷きます。するとヘジュンはにっこりしました。

わかった 私がお母様の機嫌を直してみせるわ

【第43話】

ギョンチョルはヨガ仲間のジョンジャをユンジェの結婚式に招待します。

兄さんの孫は歯科医で相手は弁護士なの

ギョンスンは自慢しました。

まあ、すごいわ

(私は医者と弁護士と大学教授に弱いのよ)

ジョンジャは脱帽します。

ジョンジャさん、招待状が出来たらお渡ししますよ

ギョンチョルは言いました。

***

ヒョンジェは実家に帰ります。

急に帰ってきてどうしたの

ギョンエはヒョンジェに訊ねました。

母さんに会いに来た 結婚準備で不満が多いだろ おかげで僕もとばっちりだ

ヒョンジェはユンジェを睨みます。

しっかりしてくれ

ちゃんとやってるよ

ギョンエは二人を見ながら言いました。

ホントあなたたちにはがっかりしたわ 兄のくせにスジェを全然気遣ってない スジェの仕事を知ってるの?

え? なんだ

ヒョンジェは横にいるスジェに聞きました。

母さんのイライラはスジェが原因だ

ミノが話します。

スジェが母さんの相手をしないから母さんは不満がたまって兄さんたちに当たってる

そうだったのか

スジェが家の平和を守ってたんだな

兄たちは話します。

憎たらしい言い方ね スジェにも気を遣って

ギョンエは怒ります。

そう言われると自分が惨めになる

スジェが言いました。

言わなくても元々惨めに見えるわ

ギョンエの言葉にヒョンジェは吹き出します。

それは清掃の仕事だから?

スジェは母に訊ねました。

掃除してるのか

兄たちは驚きます。

母さんは嫌がるけどいい仕事だよ 黙って働けるし、働いただけ稼げる 頭を整理できるし今の僕にぴったりだ

スジェは言いました。

私も若い頃よく肉体労働をした 体が疲れると頭はスッキリするよな

ギョンチョルがスジェに加勢します。

そうだよ おじいちゃんの言う通りだ 兄さんたちもさ、母さんを悩ませるなよ

おやおや

皆は笑います。

スジェらしくなったわね

ギョンエは言いました。

***

スジョンが甘酒を作っているとジンジュが文句をつけてきました。

そんなことはやめなさいよ! あなたが作るから母さんが甘えちゃうのよ 市販品より手作りが美味しいなんて言って

甘酒を作るのも駄目なの?

母さんが食にこだわる人たから食べ物で釣ってるの? 必要だと思われたくて

スジョンは呆れます。

バカげたことを言うのね

あなただって手がかかって大変でしょ 母さんに尽くしたって無駄骨よ 

ほっといてくれる? 目的のものを手にしたら帰って

まだ手にしてない 母さんがビルを売らないから

スジョンは目を丸くします。

あなたって本当に変な人ね

私は正直なの あなただって甘酒なんか作りたくないでしょ いい人ぶらないでよ

成績は悪かったのに人を怒らせるのは上手ね 整形のくせに美人を自慢して笑える 何度も男に振られて泣いてたのに結婚できてホント良かったわ

ちょっと・・!

ジンジュは困惑します。

どう? あなたのマネして正直に話したわよ

スジョン・・

どうして私たちが友達でいられたと思う? あなたが傷つく言葉を私が言わなかったからよ 

スジョンは逆襲します。

あなたとお義母さんは遠慮なく言える関係よ だけどあなたも傷ついて悩んでたじゃない いろんな母娘がいる 遠慮しないのが正解なの? 私と母は確かに言えないことも多かった でも傷は少ないの

スジョンは話を続けます。

その母に”お義母さんを大切に”と言われたの 母は隠していたことをずっと気にしてたわ だから私は甘酒を作るの 厳密にはお義母さんのためじゃなく母の言葉を守るために

***

母さん 聞いてたの

ジンジュは居間にいるジョンジャに言いました。

母さん、いつあのビルを売るのよ

私は売るとは言ってない

いつかは売るんでしょ 早めに売ろう

あなたはビルのことしか頭にないの? スジョンを見なさい 実の親でもないのに母親を慕ってる

ジョンジャは娘を諌めます。

***

ミレはジョンフに紹介されたベーカリーに行きます。

あら、あなたは・・

本部長のお姉さんですね 私はナ・ユナと言います

ユナは挨拶しました。

ヒョン・ミレです ジョンフの勧めで買いに来たんですよ

ありがとうございます!

来客用にオフィスに置きたいんですが何がおすすめですか

バニラと苺ヨーグルトが人気です

じゃあいろんな味をください 食べてみてまた買いに来ますね

はい

二人は笑います。

***

ミレは面会時間に集中治療室のミヨンを見舞いました。

おばあちゃん、母さんのことは心配しないで 私が守るから

ミレはミヨンの手を握ります。

***

ヒョンジェとスジェはヘジュンの家に招かれます。

義弟”たちが来たわ

ヘジュンは二人を歓迎しました。

スジェさん、いらっしゃい

お邪魔します

僕に挨拶は?

ヒョンジェはヘジュンに要求します。

あなたはいい

スジェはケーキの箱をヘジュンに渡します。

手ぶらでいいのに

ユンジェが言いました。

どうもありがとう

ヘジュンは笑います。

僕が買ったんだ

ヒョンジェが主張しました。

選んだのは僕です

センスがいい

ヘジュンはスジェを褒めました。

***

今日も無事に終わったわ

スジョンは病院から帰ろうとしますが、医師からの連絡でミヨンのもとに急ぎました。

母さん?

処置を終えた医師はスジョンに告げました。

御臨終です

母さん! 逝ってはだめよ

スジョンはミヨンに取りすがります。

最後の挨拶もしてない・・

スジョンは泣き続けます。ミレたち家族が駆けつけますが言葉もありません。

***

ヘジュンの家でヘジュンと3兄弟は乾杯しました。

二人は夫婦になるのか

ヒョンジェは感慨深げに言います。

お義姉さんと呼んで

絶対無理だ 気持ち悪い

あなたは黙ってて スジェさん 他に何かどうです?

こいつはビール党だ

ユンジェが教えます。

じゃあビールにします?

ワインも好きだよ 知ったかぶるな

4人が賑やかに話しているとヒョンジェにミレから電話が来ました。ヒョンジェは席を立って電話に出ます。

***

電話からミレのすすり泣きが聞こえました。

ミレ? どうした

うん・・

今どこだ?

ヒョンジェはヘジュンの家を出てミレの所へ向かいます。

***

ミレは道路の路肩に座り込んでいました。そしてヒョンジェが駆けつけると涙に濡れた目でヒョンジェを見ました。

母さんが泣くのを見ていられない

おばあちゃんは・・?

亡くなったの

ミレ・・

ヒョンジェは泣きじゃくるミレを抱きしめました。

***

ヘジュンに関係改善のために食事に誘われたギョンエ。

結納返しをどうするか聞かないと

台所で夫婦でお茶を飲みながらミノに話します。

僕たちは遠慮しよう 向こうが家も用意したんだ

私だって貰う気はないけどきちんと話はしないと

叔母さんには僕らが渡そう 

ソラの時と同じものがいいわね

二人が話しているとスジェが帰ってきました。

ただいま

スジェ、ユンジェは?

義姉さんの家だよ

義姉さんて・・

スジェは笑って言いました。

母さん、これからはあそこが兄さんの家だ 受け入れよう

スジェは母に言うと部屋へ行きます。

***

お互い結納品はなしと言ってもいるものは必ずある

ユンジェはヘジュンと話します。

結婚指輪

そうか! だったら見に行こう どんなデザインがいいの?

大きくてキラキラして高価なもの 1カラットのダイヤ 偽物はだめよ

でも見た目は天然ダイヤと全く同じだぞ

偽物は嫌なの そうね・・ただの輪っかでいい シンプルに

なんだ じゃあ何故ダイヤモンドの話を?

ちょっと言ってみただけ

ヘジュンはおどけて笑います。

***

次の日ヒョンジェは斎場に車で向かいました。するとヘジュンから電話が来ました。

聞いた? ミレさんのおばあ様が亡くなったって

ああ 今葬儀場に行くところだ

昨日言ってくれれば良かったのに さっき結婚式の件でミレさんに電話して知ったの

悪い バタバタしてて

お昼はお母様と食事だからその後私も行くわ

わかった

***

葬式でスジョンは疲れきっていました。

少し休んだ方がいい

ジンホンが言いました。スジョンは花に飾られたミヨンの遺影を茫然と見つめます。

母さん・・

ミレはそんなスジョンに寄り添います。

***

ギョンエは待ち合わせの店に行こうとエレベーターを待っていました。すると開いたエレベーターにヘジュンが乗っていました。

お母様 とてもお綺麗で驚きました

やだわ、やめてよ

ギョンエは笑います。

さあ乗ってください

二人はエレベーターで上がっていきます。

お母様 初めて会った日もエレベーターでしたね

ヘジュンはギョンエに近寄ります。

勘弁してよ 本当に怖かったんだから 狭いところは苦手なの 少し離れて

ヘジュンはギョンエの腕を取りました。

私はお母様のそばにいます エレベーターのトラウマを克服しましょう

離して やっぱりまだ怖いわ どうして全身真っ黒なのよ 死神みたい

このあとお葬式に行くんですよ

葬式に?

友人のご家族が亡くなって・・

葬式はだめよ!

ギョンエは行くのを止めました。

***

結婚の前は葬儀に行くべきじゃないの

ギョンエはランチを食べながらヘジュンに説明しました。

妊娠中以外は参列していいと思っていました

挙式前は縁起の悪いものは避けた方がいい お母様が生きていたら行かせないはずよ

わかりました

ギョンエはバッグから封筒を取り出すとヘジュンに渡しました。

お兄さんのご家族に渡して

え?

結納金よ うちは結納返しはいらない あなたの家で暮らすから新居の費用がかからないもの 親の立場からすれば何か少しはしてあげたいの 欲しいものはない?

”愛”が欲しいです

ヘジュンは言いました。

まあ、あなたったら

この年になって親の援助は受けられません

ヘジュンは微笑みます。

***

ギョンチョルが血圧を測っているとユンジェが部屋に来ました。

おじいちゃん

ユンジェか ギョンエさんはヘジュンさんに会いにいったぞ

ああ

ユンジェはギョンチョルのそばに座ります。そして預金通帳をギョンチョルに返しました。

これは受け取れないよ 指輪くらいしか買わないからおじいちゃんが使えばいい

私には必要ないよ

本来は僕があげるべきなんだ

そうか・・ユンジェも大人になったな

ユンジェはピースサインをして横を向きます。

***

ユナの働く店にスジェが同僚を連れて来ました。けれど閉店していたのでスジェは友人の先輩に電話します。

先輩、今日は定休日なの?

今日は配達だけの日なのよ

”スジェとつきあっていた”とユナから聞かされた先輩は少し焦りながら言いました。

そうか 職場の同僚を連れてきたんだけど残念だな

あ、ならちょっと待って 開店記念に少し分けるわ

いや、いいよ、タダで貰うのは遠慮する

スジェは同僚と帰っていきました。

***

先輩は配達の準備をしているユナに訊ねました。

ユナ、スジェが来ると気まずいよね

え?

私とも友達だから店に来るかも 来ないように言おうか?

ううん 私が避けるから大丈夫 先輩に迷惑はかけません

ユナは言いました。

***

ミノはユンジェとお酒を飲みます。

お前が家を出る前に一緒に飲みたかったんだ 父さんは少し寂しい

父さん、会えなくなるわけじゃない 頻繁に来るから

最初の子供で父さんも手探りだった お前が弟たちを押さえつけなかったから3人は仲がいい

僕は自分のことで必死だったから 弟たちに干渉する余裕がなかった

誰でも自分のことで精一杯だよ

ミノは笑います。

ユンジェ 父さんの息子に生まれてくれてありがとう

二人は乾杯しました。

***

ミヨンは納骨されて夫の隣に並びました。

母さん、父さんとゆっくり眠ってね

また来ますね お義父さん、お義母さん

ジンホンも言いました。家族4人は納骨堂を出ます。するとヒョンジェが待っていました。

ご挨拶したくて

葬儀の間そばにいてくれてありがとう

ジンホンが言いました。

本当にありがとう

スジョンも礼を言います。

ドラマ(第42、43話)の感想

ミヨンの死で悲しむスジョンが可哀そうでした。このスジョンを演じている女優さんは演技派ですね。以前このドラマ枠でやっていた「赤い袖先」では悪役の尚宮で登場してましたが、陰のある雰囲気があって薄幸な役が多いようです。

そしてヘジュン役のシン・ドンミさんはやはりこのドラマの前に放送していた「ポッサム」で尚宮役で出ていました。その恋のお相手がイケメンとは言い難い方だったので今回はイケメンのオ・ミンソクさんでよかったね、とどうでもいい応援をしております(*^^*)。

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