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韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由~」第十四週でヘジュン同様にミレも子供を授かる!その第57、58話のネタバレあらすじ、感想も!!

ドラマ

こんにちは。カナエです。今回は韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい」(第57、58話)について書きたいと思います。

スジェを庇って足に怪我をしたユナをスジェは懸命に世話をする

テレ東で平日月~金曜 朝8時15分から放送中

キャストとこれまでの話

 <第1~6話>    <第7~11話>     

 <第12~16話>   <第17~21話>

 <第22、23話>   <第24~26話>

 <第27、28話>   <第29、30話>

  <第31話>    <第32、33話>

 <第34話~36話>  <第37、38話>

 <第39~41話>   <第42、43話>

 <第44~46話>   <第47、48話>

 <第49~51話>   <第52、53話>

 <第54~56話>

ドラマ(第57、58話)のあらすじ(ネタバレ)

【第57話】

スジョンギョンチョルの家を訪れます。

いらっしゃい

息子が突然お邪魔しました

構いませんよ

ギョンエが笑います。

おじいちゃんの家に泊まっただけだ 気にするな

ギョンチョルが娘に言いました。

これ・・甘酒を作ったのでどうぞ

スジョンは手提げをギョンエに渡します。

まあ、すみません

甘酒も作っているのか

義母の好物なんです

まあ、座ってくれ

二人が居間のテーブルに落ち着くとギョンスンと嫁のヘヨンがやってきました。

ジョンウンに会いに来たわ

こんにちは

スジョンは叔母たちに挨拶しました。 

こんにちは いつもお綺麗ですね

ヘヨンがスジョンを褒めます。

ありがとうございます お座りください

4人はテーブルにつきました。

***

ギョンエはスジョンの甘酒を皆に出します。ギョンチョルはスジョンに買っておいたスカーフをプレゼントしました。

まあ、素敵な色だわ せっかくだから巻いてみたら

ギョンスンが勧めます。

あら・・それはまた今度に

気に入らなかったか 

そんなことはないです

しかしたいしたもんだ 甘酒まで作るなんて

兄さん、義姉さんは料理が苦手だったんでしょ? 母親似じゃなかったのね 

いや、とにかくあの頃は材料がなくてまともな料理が作れなかったんだ

ギョンチョルは苦笑します。

でも料理なら本当にギョンエさんは上手ですよね

ヘヨンがギョンエをヨイショしました。

ヒョンジェ(ユン・シユンさんはお義姉さんに似たんですね 料理が上手で驚きました

スジョンも言います。

前にお弁当を作ってくれたし、昨日はうちに泊まって朝食の準備も手伝ってくれました

(義理の母には優しいのね)

ギョンエは内心憮然とします。

ああ〜ヒョンジェはミレ(ペ・ダビン)さんにベタ惚れなんですよ だから義母によく見られようと必死なんです

ヘヨンがまくし立てます。

いえ、ミレの方がヒョンジェさんに夢中なんですよ

好き同士ならそれでいい なんだか両家が一層親しくなれたようで嬉しいじゃないか

そりゃ兄さん、それはギョンエさんが子供を立派に育てたから

ギョンスンがギョンエを立てました。

(よくぞ言ってくれました)

ギョンエは胸がすっとします。

***

ヒョンジェはヘジュン(シン・ドンミ)に言い過ぎたことを謝ります。

そうよ ミレさんの前であれは言い過ぎよ ミレさんは私の大切な友達だし私があなたに紹介したんだからね!

ヘジュンは憤ります。

悪かったよ でもこれからはミレが”服を持って来る”といっても先輩の方で断ってくれないか

私達が納得してるのになんであなたが首を突っ込むのよ

ヒョンジェは諦めて手を合わせました。

わかった 好きにしてくれ ・・それよりさ

ヒョンジェはクッキーを頬張るヘジュンに訊ねます。

母さんに小遣いっていくら渡してる?

どうして?

うちも先輩達と金額を合わせて渡す方がいいかと思って

うちはおかずを頂いている分大めに渡してるから参考にはならないわよ

ヒョンジェはため息をつきます。

母さんはさ、僕らが結婚して寂しがってるみたいなんだ

やだ 私達は寂しい思いなんかさせてない 一緒にしないで そっちだけの話だからね

ヘジュンは念押ししました。

わかったよ

ヒョンジェは認めます。

***

なんだかヒョンジェのことをジョンウンさんに取られた気分だわ

ギョンエはミノに洩らします。

昨日は向こうの家に泊まって朝食の手伝いをしたそうよ

君にだって優しかったろ? 家にいた頃は料理をしょっちゅう作ってくれた

それをわかってるから余計に寂しいの 二人はやっと結婚できたんだから向こうの親の顔を立てなきゃ 私は後回しでも仕方ない

ギョンエの言葉にミノは笑います。

よっぽど寂しいんだな

***

夜の公園でユナ(チェ・イェビン)スジェ(ソ・ボムジュン)と会います。

ありがとう ちゃんとお礼を言いたかったから連絡した

ああ、特に問題ないってヒョンジェ兄さんが言ってた

弟も母さんもホッとしてる でもあなたに迷惑をかけちゃったね 切羽詰まってたからお願いしたけど申し訳なくて

ユナはスジェをまっすぐ見ました。

今度おごる それくらいさせて

わかった

二人は微笑みます。

***

ギョンエは二人の嫁が来るのを待ちます。

お義母様、こんにちは

ヘジュンが先にやってきて挨拶しました。

用事は何? 仕事が忙しいでしょ

座るようにヘジュンに促しながらギョンエは訊ねます。

忙しくても来ますよ ミレさんは?

すぐ来るでしょ 果物でも食べていて

ギョンエは皿をヘジュンの前に置きました。

てっきり二人で約束して来るのかと思ったわ

気持ちが通じあったみたいですね 

ヘジュンはバッグから封筒を取り出してギョンエの前に置きました。

これで服でも買って下さい

やだ、この前貰ったばかりよ

ギョンエは返そうとしますが、ヘジュンは受け取りません。

これで気分転換して下さい

まあ、ありがとう・・

ヘジュンが戸惑っているとヘヨンが家に来ました。

ギョンエさん あら、ヘジュンさん、来てたの

こんにちは

ギョンエは横に座ったヘヨンに言いました。

ヘジュンがまたお小遣いをくれたのよ

まあ、羨ましいわ!いいお嫁さんね

ヘヨンがヘジュンを褒めているとミレが来ました。

お義母さん、来ました まあ、お義姉さん

ミレさん、来たわね

座って頂戴

ギョンエに言われミレはヘジュンの隣に座ります。

あら、それは何?

ヘヨンが目ざとく聞きました。

お義母さんにプレゼントです

ミレは大きな紙の手提げをギョンエに渡しました。

気に入って頂けるといいんですけど

そんな・・気を遣わなくていいのに

なんなの? ギョンエさん、早く開けてみて

ヘヨンが急かします。ギョンエが中から出すとそれは花がらのワンピースでした。

まあ! とっても素敵 さすがパーソナルショッパーだわ

ヘヨンが感心して言いました。

ありがとうございます お義母さん、どうですか

すごいわ とても気に入った

服は好みがあるから難しいのに、ぴったりのものを持ってきてくれるなんてギョンエさんが羨ましい お金もいいけどそれ以上ですよね

ヘヨンの話にヘジュンは顔を曇らせました。

(何よ 鼻につく言い方ね)

お義母さん、着てみて下さい

そうですよ 見たいわ

ミレやヘヨンに勧められてギョンエはワンピースを着てみます。

まあぴったり!

お似合いです

三人はギョンエを賑やかに讃えました。

***

ヨガ教室に行かないんですか?

昼食を食べながらスジョンはジョンジャに聞きました。

何だか行くのが面倒になっちゃった イさんとも親戚になって少し気まずいしね

そんなことを言わずに気楽に会って下さい

ただいま!

あら、ミレが来たわ

母さん、私もお昼を食べたいな

ミレがキッチンに来てスジョンに言います。

わかった ヒョンジェさんの実家に寄ってきたのよね お義母さんはプレゼントを気に入ってくれた?

すごく喜んでくれた 二階のおば様もほめてくれたよ

それは良かったわ

何をプレゼントしたの?

ジョンジャが訊ねました。

洋服 お義姉さんもお小遣いをあげてた 

お金をあげるなんてどっちもいいお嫁さんだわ

ジョンジャはミレに笑います。ミレの前にスジョンがご飯を置きました。

さあ食べて

ミレがお義母さんに気を遣っているからヨガに行っても恥ずかしくないわね 良かったわ

ジョンジャに言われミレは嬉しそうに笑います。

***

ユンジュ(オ・ミンソク)の歯科医院にヘジュンが来ます。

実家に行って来たんだろ?

ちゃんと行って来たわ でもあなたとランチしようと思って寄ったの

・・なんだか機嫌が悪そうだな

ミレさんがお義母様に服を買って来たの 二階のおば様がそれをすごく褒めてた お義母様はお小遣いを受け取って喜んでいたのに

ユンジュはヘジュンの話に笑います。

君は本当にかわいいな 自分が一番愛されないと嫌なのか

そう そのとおりよ 私も愛されたいの 元気な親がいる人が羨ましいわ 親がいれば年をとっても甘えられる

待てよ 僕たちにはコボンがいるだろ?

そうね コボンがいるんだった

子供が出来たって知ったら大喜びするよ なんなら知らせるか?

ユンジェは携帯を持ちます。

それは駄目、4週を過ぎてからよ 話せる日を楽しみにしてるんだから

そうだな ランチは何にする コボンは何を食べたいかな

***

ギョンエが部屋でワンピースを楽しそうに眺めているとヒョンジェから電話が来ました。

母さんに服を買うようにあなたが言ったの?

違うよ 僕は何も言ってない ミレが自分でしたことだ 僕も感動してる ミレを大切にするよ

そうして 夫婦仲が良ければ母さんも安心する ミレが良くしてくれるから母さんもミレのご両親に美味しい手料理をふるまうことにする

ありがとう 母さん、嬉しいよ じゃあな

ヒョンジェは電話を切るとつぶやきます。

これが結婚か 大変だな・・

するとヘジュンがオフィスに来ました。

出かけてた?

まあちょっとね お義母様に会った後ユンジェさんと食事したの

ミレにも会った?

会ったわよ

今母さんと話しててさ、先輩の言ってたことを実感した 結婚すると何でもことが大きくなる

そうでしょ ささいなことでも気分が悪くなる そういうものよ

ヒョンジェは笑います。

また何かあったな

さすが勘がいいわね

どうした?

あ・・

ヘジュンはためらってから話します。

ミレさんと親戚になればもっと親しくなれると思ったの 

そうだな ・・違ったのか?

そうじゃないの でも前と違って言葉の意味を深く捉えてしまうの

まさにそれだ!

ヒョンジェは同意します。

同じ言葉なのに結婚したことで捉え方が変わる この間の先輩みたいに 

ヘジュンはムッとします。

そうね あなたとはもう言葉が通じなくなったと実感する 

なんでさ

ミレさんの肩を持ちすぎよ 勿論それが普通なのはわかってるわ 私にはユンジェさんが味方してくれるし でも寂しいのは事実よ  

そう言うとヘジュンはオフィスを出ていきます。

***

ユナは仕事帰りにジョンフと会います。

久しぶり 夜食を食べるためにわざわざここまで来た 

良かった 近くに美味しい店があるの 

最近、何かあったの?

ジョンフは訊ねました。

もう終わったから

何かトラブってスジェが助けてくれた?

・・そう

ユナは頷きます。

だろうと思った 僕にも言ってほしかったな

ユナは目を伏せます。

スジェのせいで君と気まずくなりたくない 二人と仲良くしていたいんだ だから今努力してる

ジョンフの言葉にユナは黙って微笑みます。

***

ユンジェはネットで買ったコボンのベビー服を箱から出します。

かわいいだろ

呆れちゃうわ 食事はどうする

何かある?

おかずは残ってない

じゃあ実家に貰いに行くか

ユンジェはギョンエに電話します。

今日取りに来れば? ジョンウンさんが来るからおかずがたくさんある

そう でも明日行くよ

わかったわ

***

ギョンチョルの家に来たスジョンとジンホンはテーブルに並べられたたくさんの料理に驚きます。

うわあすごい こんなに作って頂いて

ジンホンは感激します。

たくさん召し上がってください

ギョンエさんの料理の腕前は実にたいしたものなんだ

お義父さん、大袈裟ですよ いただきましょう

おい、たくさん食べるんだぞ

ギョンチョルはスジョンに言います。

はい

笑顔でスジョンは箸を取ります。

とでも美味しいです

それは良かった

皆は和やかに食事します。

***

スジェと食事をする約束をしたユナはスジェに電話して仕事の終わる時間を聞きます。

5時頃かな まだはっきりしなくて

いいわ 私がそっちに行く

悪いな

ううん、あとでね

***

食事が終わりギョンエは沢山のお皿をかたづけます。

ああ 疲れたわ

するとスジョンが台所に来ました。

すみません、お義姉さん お手洗いはどこですか

それじゃあ案内しますよ

***

本当に美味しかった お義姉さん、今度メニューを教えてください 会社で作ってみたい

お茶を飲みながらジンホンは言いました。

わかりました

ギョンエはミノと笑いながら応じます

ところでジョンウンはまだお手洗いか?

ギョンチョルが訊ねます。するとスジョンが戻って来ました。

ああ、来た スジョン、ここに座って

ジンホンが呼びました。ギョンチョルはスジョンが首をおさえているのに気づきます。

皮膚が赤くなってる

どこか悪いころでも?

ミノが聞きました。

ひょっとしたらアレルギーか? スジョンはくるみのアレルギーがあって・・

するとギョンエが明かしました。

カルビに少し入れました 美味しくなると聞いて・・

そんな余計なことを

ミノは困惑します。

気にしないでください 症状はひどくないので平気です

スジョンはギョンエに言いました。

それにしてもせっかく食事に来たのにとんだことになった

ギョンチョルが顔をしかめます。

心配しないでください 私が先に言わなかったのが悪いんです 今日はもう帰りましょうか

スジョンはジンホンに言いました。

そうだな 早く帰って薬を飲んだ方がいい

スジョン、そうしよう お義父さんたちも安心する

二人は帰って行きました。

***

帰ったの?

台所に石のように座っていたギョンエはミノに聞きました。

ああ、見送っきたよ

ミノはテーブルにつきながら言います。

アレルギーがあるなら先に言って欲しかった

たいしたことない 気にするな

ミノは妻を慰めます。

さっきは私を責めてたじゃない

びっくりしてつい言っただけだよ

何が”つい”よ ジョンウンさんのことだと親子で理性を失う

なんでそんなことを言うんだ? せっかく食事に呼んだのにあんなことになって申し訳ないだろ?

誰よりも申し訳ないと思っているのは私じゃない! 私の立場にもなってよ!!

悪かったよ

昨日からずっと料理を作って大変だったのよ

僕が言い過ぎた だが君もジョンウンのことに敏感になりすぎだ

私はこの家にずっと尽くしてきたのに、あなたもお義父さんもジョンウンさんにばかり優しくしてる 悔しいのよ

ギョンエは台所を出て居間にいるギョンチョルに言いました。

お義父さん、正直寂しいです 娘さんに会って嬉しいでしょうが、私には一度もそんな姿を見せてくれませんでした 虚しくなります

ギョンエは部屋に入ります。

ミノ、どうすれはいい?

お父さんのせいじゃありません 不満が募っていたんでしょう

***

スジェは仕事を終えて社長に連絡します。迎えに来たユナは電話しているスジェを離れて見ていました。

え? 今ですか

スジェは清掃道具を道に置いてユナに駆け寄ります。 

事務所に用事が出来た

ああ、そう・・仕方ないね

二人が話していると少し坂になった道を清掃道具を置いたカートが降りてきました。背を向けて気づかないスジェをユナは咄嗟に庇います。

あ・・

ユナは足をカートに挟まれてしまいます。

大丈夫か?

カートをのけると足から血が出ていました。

まずい 病院にいこう

***

ギョンエは怒りのあまり家を出ます。

でもどこへ行こう

迷ったギョンエはユンジェのところに向かいます。ユンジェたちはコボンの服を見ていましたがギョンエが来て慌てて服を片付けました。

母さん、突然どうしたの?

夜遅くにごめんね 迷惑だった?

そんなことないよ 座って

ギョンエはソファーに座ると小さな靴が片方落ちているのに気づきます。

これは何?

ユンジェがダッシュして母親から靴を奪いました。

これは駄目だ

何を慌ててるの? 今のは何? 見せてよ

ギョンエはユンジェから靴を奪います。

赤ちゃんの靴じゃない 妊娠したの?

買っただけだ

ユンジェが言いました。

なんでこんなものを買うわけ?

(本当に子供が欲しいのね)

ギョンエは息子を見つめます。

***

食事をしていない様子のギョンエにヘジュンは「出前をとろう」と話します。

いらないわよ ラーメンかなにかある? それにキムチは?

あるよ

じゃあそれでいい ついでにお酒もちょうだい

ギョンエは二人に言います。

***

スジェはユナを連れて病院から戻ります。

ユナ、階段を上がるから背中に乗れ

平気よ 大変でしょ

このままじゃ上がれない おぶう方が楽だから

ユナはスジェにおぶられて部屋に入ります。スジェは椅子にユナを座らせました。

明日は店を休むだろ?

先輩一人じゃ無理 痛いのは足だけだから行くわ 

ちゃんと薬を飲むんだぞ 

わかってる

2、3日おきに病院に行くんだろ

一人で行けるわ 今日は迷惑をかけたけどもう大丈夫

迷惑をかけたのは僕の方だ なんで僕を庇った?

けが人は一人でいいから もう帰って

ユナは言いますがスジェは告げました。

明日朝食を支度しに来る 2週間後の抜糸までは手伝うよ

***

ミノとギョンチョルがギョンエがいなくなったのを家で心配していると、ユンジェから電話が来ました。

母さんがうちに来てる

そうなのか? 父さんが迎えに行くから引き留めておいてくれ

ミノが急いて出かけようとした時ギョンチョルが言いました。

私にも言いたいことがあるようだから一緒に行くよ

お父さんはいいですよ

ミノが行こうとしていると、スジェが帰って来ました。

ただいま 父さん、出かけるの?

母さんが機嫌を損ねてユンジェの家にいるから迎えに行くんだ

父さんは母さんのことわかってないな 単純な性格だよ

確かにもっと褒めてやるべきだったな だけどお前も母さんの肩を持ちすぎだ 本当に大変なのは父さんなんだぞ

ミノはスジェに言うと出ていきます。

毎日が嵐のようだな だがこれが人生だ

ギョンチョルはつぶやきます。

***

ギョンエはユンジェたちに「帰る」と言い出します。

まだ父さんが来ないのにどうしようか

ユンジェとヘジュンは困惑します。

お義母様、今夜はうちに泊まってください

気を遣うから嫌よ

なんだよ 気を遣うのはこっちだ

私が来て迷惑なの?

ギョンエが怒ったのでヘジュンがユンジェの背中をどつきました。

痛いな

違いますよ お義母様

ありがとう じゃあね

帰ろうとするギョンエをユンジェは止めます。

帰っちゃだめだよ

なんでよ 気を遣うからいたくない

ユンジェたちが揉めているとミノが来ました。

ギョンエ、帰ろう

***

ユンジェのところで良かった どこへ行ったのか心配したよ

ミノは駐車場へ歩きながらギョンエに言います。

心配はしたのね

父の手前言えなかったけどすごく心配したし反省もした でも最近は僕に怒りをぶつけ過ぎじゃないか

ぶつける相手が他にいないからよ

だけど僕は君に怒らずに一人で解決してる イライラをぶつけたら君が傷つくだろ

ギョンエは横を向きます。

ギョンエ、僕らは高校ニ年で出会って大学三年で結婚した 君は僕にとって親友であり家族だ お父さん以外では君に初めて心を開いた 

情に訴えないでよ

これまでいろいろあったが君はいつも僕の味方だった 君を大切に思わないわけはないだろ わからないか

わかってる 確認したかっただけよ

確認させてやろうか

ミノは手を広げます。

やだ! ふざけないで

ギョンエは逃げ出しました。

***

二人が家に帰るとギョンチョルがまだ居間にいました。

お義父さん、まだ起きていたんですか

君が帰らないのに眠れないよ

すみません お休みください

ギョンエは謝ります。

わかった 君へのプレゼントがなくてすねたのか?

いいえ、違いますよ 以前よく買って貰いましたから 最近はないですが・・

じゃあ君にもなにか買ってやろう

買ってほしいわけじゃ・・

私が買ってあげたいんだ もう出ていくなよ

わかりました

ギョンチョルは部屋に行きます。

母さん、帰ってきたの

スジェが来てギョンエにとびつきました。

やだ なにするのよ

家出なんかするより家が一番だろ どこにも行かせないよ

やめなさい

ギョンエは笑います。

【第58話】

ヒョンジェは事務所でヘジュンから”ギョンエが昨夜家に来た”と聞かされます。

家を出たけど行く所がうちしかなかったらしいの あなたの所に連絡はなかったでしょ

ヘジュンは勝ち誇って話しますがヒョンジェも負けていません。

ミレも今日母親と一緒に実家に行くって

お母さんと?

母さんの料理でお義母さんにアレルギーが出たみたいなんだ 気を遣って詫びにいくらしい

そんなこと昨夜は何も言ってなかった

トラブルだから言わなかったんだ 僕らも知らなかったから

ミレさんはお母さんがいるからいろいろ注目されるのよね

母さんを取られそうで嫉妬してるのか?

ヒョンジェは可笑しそうに言います。

そうよ 私が一番愛される嫁になりたいの 今だってそうだけどね

ヘジュンはお茶を飲みながらすまします。

少し待ってろ ミレも同じように愛される

いいえ 私達には奥の手があるの

なんだよ

もうすぐわかるわ

***

ギョンエのところにスジョンから電話が来ます。

アレルギーは薬を飲んだらすぐに良くなりました 心配させてすみません あの・・あとで伺ってもいいですか

まあ、良かった もちろん来てください

ミレと行きますね

わかりました

ギョンエは電話を切ると出勤するミノに言いました。

ジョンウンさんとミレが来るって言ってる

アレルギーのことで悪いことをしたと気にしてるんだ

来たら来たで気を遣っちゃうわ

ギョンエは言います。

***

スジェはユナのお弁当を詰めていました。 

スジェ、仕事に行かないの

ギョンエが台所に来て訊ねます。

今日は午後からなんだ

それならなんでお弁当なの?

スジェは黙って母親の顔を見ます。

なんで答えないの?

母さんに嘘をつくか迷ってる 正直に言ったら母さんが嫌がるし怒る

どういうことよ もう嘘はつかないで

ユナが・・

ユナの話はいい!

ギョンエはスジェを止めます。

どうして? 僕だって騙したのになぜユナだけ怒るんだ? ユナは正直に話したのに母さんは僕だけ許してユナを許さない

ギョンエは観念してスジェに聞きました。

それで? そのお弁当は?

僕のせいでユナが怪我をしたんだ 掃除のカートが転がり落ちてユナが僕を庇って足を怪我した 10針も縫ったんだ

10針も?

それなのに出勤するって言うから・・ だからお弁当を持っていく

まだボンフードで働いてるの?

今はマカロンの店にいる 資格も取ったんだ

そう・・

***

スジェはユナのアパートにいき、お弁当を広げます。

お母さんはこのことを知ってるの?

ユナは訊ねます。

全部話した だから気にするな

でもお母さんに何言われなかった?

母さんと何かあったのか?

ないわ ありがたく頂く

そうだ 食べろ

スジェは勧めます。

***

ユナが「出勤する」と言い張るのでスジェは店までユナを送ります。

ユナ、休んでいいって言ったじゃない

先輩は驚きます。

出勤するって聞かないんだ

スジェは椅子にユナを座らせました。

店に迷惑はかけられないもの

ユナが先輩に話しているとミレから電話がきました。

はい、代表

ユナさん、今日店は開いてますか? クッキーを買いたくて

ミレはスジョンを乗せて車を運転しながら訊ねました。

すみません 今日は配達の日でお店は開けてないんです

そう・・ 今すぐ必要なんでまた今度ね

はい ありがとうございます

どうも

ミレは電話を切ります。

その人がジョンフの?

スジョンが聞きました。ミレは笑って頷きます。

***

ユナ、誰なの?

本部長のお姉さんよ

ユナは先輩に答えました。

僕の義姉さんだな

スジェが話します。

本部長とは親戚になった 今日”義姉さんが家に来る”って言ってたから多分手土産にしようと思ったんだ

そうなのね・・

二人は納得します。

***

スジョンとミレは家に行きギョンエに会います。

まあいらっしゃい

お邪魔します

お義母さん、どうぞ

ミレは手土産をギョンエに渡します。

どうもありがとう

昨日は驚かせてしまって

スジョンはギョンエに謝ります。

いいえ、私こそ様子を聞くべきだったのに電話させてしまって どうぞ座ってください

三人はテーブルにつきます。

お父さんは外出中ですか?

叔母様と老人センターに行ってます きっと夫婦に間違えられますよ

叔母は夫婦に見られるのを嫌がってますよね?

あらご存知なんですね

三人は笑います。

お義母さん、お昼はどうますか

何がいいですか

ギョンエはスジョンに聞きました。

食べに行きましょう 主婦には外食が一番じゃないですか

そうですね

お義母さん、食事したら運動でもいかがですか? 体を動かすとすっきりしますよ

ミレ、母さんは運動が苦手なの お義姉さんは?

体を動かすのは好きですよ

じゃあ行こうよ、母さん

ミレは勧めます。

***

三人は食事の後でボウリングを楽しみます。すると意外なことに初心者のスジョンがストライクを出し、経験者のギョンエはガーターになってしまいました。

母さん、すごいじゃない

運が良かったのよ

2度までガーターになったギョンエはもう1ゲームやろうと誘うミレたちに辟易します。  

(この母娘といるとどうしてこんなに疲れるの?)

もう十分よ 帰りましょう

ギョンエは音を上げます。

***

ミレはヘジュンがテレビ局で着る服を事務所に持って行きますが、先にヒョンジェのオフィスに寄りました。

おや、一緒に帰りたくて来たの?

ヒョンジェはミレの紙の手提げに気づきます。

ああ、先輩の服を届けにきたのか

あなたと一緒に帰るついでよ 渡してくるね

ミレは笑うとヘジュンのオフィスに行きます。

***

お義姉さん、服を着てみてください

食べ終わったらね

ヘジュンはお菓子を食べながらミレに言いました。

そういえば今日お義母さんに会ったの?

はい、母と三人で食事してボウリングにも行きました お義母さんは運動が好きみたいです

ヘジュンは食べ終わるとデスクからミレの座るソファーへ行きました。

知ってる 前に一緒にモグラ叩きをやったもの お義母さんが誘ってくれた

そうなんだ 羨ましいです 私は誘われたことがないから

それはあなたに母親がいるからでしょ

だけとお義母さんにも愛されたいんです

ヘジュンはミレの言葉に声を上げました。

全く! 私達って変じゃない? 普通は夫の実家と嫁は距離をおきたがるものなのに、私達は愛されようと必死になってる

どうしてだと思いますか?

ミレは訊ねます。

私には親がいないから甘えられる人がいない 大人でないといけないのよ でも義父母の前では子供でいられる

ヘジュンは笑います。

だから私も義父母にはたくさん愛されたいんです

それじゃあどっちがより愛されるか勝負しましょ

ヘジュンはミレに指を突き出しました。ミレは指でヘジュンの指をつついて二人は笑います。

***

ヘジュンとユンジェはおかずを貰いにユンジェの実家に行きます。

夕食はまだでしょう 座って

ギョンエに食事を勧められる二人。食事の後ヘジュンはギョンエと話しました。

お義母様、ボウリングはいかがでした?

ここだけの話だけど楽しくなかった 二人の前でうまく投げられなかったの

それなら次は私と一緒に行きましょ

いいわね

ギョンエは楽しげです。

あの、お義母様、孫が欲しいですか?

え?

(これは傷つけないように答えないと・・)

ギョンエは言葉を選びます。

あなた達の幸せが一番 子供は二の次だわ 焦ることはない

(もう授かりました)

ヘジュンは心の中で明かします。

でも子供ができたら嬉しいですか

それはそうよ もしできたら私はなんでもするわ

約束ですよ

ヘジュンとギョンエは指切りします。

***

ユンジェは家に帰ると貰ったおかずを冷蔵庫に入れました。

母さんは何でもする”って言ったのか それならコボンを預けられるな

共働きだしお義母様が面倒を見てくれたら助かるわ

今週末に超音波の写真を持って実家に行こう

わかった

ヘジュンは請け合います。

***

ユナは仕事が終わると自分一人で帰ろうとします。

スジェを待ってたら?

先輩が言いますがユナは首を振ります。

来ないように言ったの お先に

ユナが店を出ようとすると、スジェがやってきました。

あらいいタイミングだわ

先輩が言います。

来なくていいのに

来るなと言われても来る 来るべきだと思うから

スジェは言いました。

それでいいのよ

先輩は笑います。

***

ユナはスジェに支えられてバスで家に帰りました。スジェが椅子にユナを座らせるとユナは呻き声を漏らしました。

のか

少しだけ 歩くたびに少し痛むの

意地っ張りだな タクシーに乗ればいいのに

バスで来ちゃったでしょ 過ぎた話はしないで

痛がるのを見たくないんだ

申し訳なく思わなくていい あなたじゃなくても助けたわ

わかってる 勘違いはしない 庇ってくれたのが別の人でも同じようにしたさ

スジェが話しているとユナにジョンフから電話が来ました。ユナは電話に出ます。

はい、本部長

今日会食で美味しい店に行ったからユナさんに渡そうと持ち帰りして来たんだ

家の前にいるの?

ユナは困ってスジェの顔を見ます。

***

スジェはドアを開けてジョンフを部屋に入れました。スジェを見てジョンフは驚きます。

ユナさん、怪我の具合はどう?

足を怪我したと聞いたジョンフはユナに訊ねます。

大丈夫 少し縫っただけよ

電話の返事をくれないと思ってたらここにいたんだな

ジョンフはスジェに言いました。

ごめん ユナが怪我してバタバタしてたんだ ユナは僕を庇って怪我をした

・・そうか 

ジョンフは持ち帰りの料理をユナに渡そうとしますがスジェが受け取ります。

ありがとう

なんでお前が礼を・・ お前にあげるんじゃない

ジョンフは不機嫌になります。

***

スジェとジョンフは一緒にユナの家を出ます。

機嫌が悪いな

スジェはジョンフに言います。

悪いよ 努力したって報われない 怪我したとき隣りにいたのがお前とはな

・・本当にユナが好きなんだな

当たり前だろ

ジョンフは怒ります。

何度も断られたしはっきりフラれてる でも嫌いになれない やっと友達になれたら元カレの登場だ おまけに元カレは僕の友達だからこれ以上何もできない

ジョンフの話にスジェは頷きます。

僕は元カレだ 今の彼氏じゃない 今ユナは彼氏がいないからお前と僕は同じ立場だ

そうか

ジョンフは歩き出したスジェを追いかけます。

***

ミレはマカロンを食べようとして吐き気を覚えます。 

なんだか変だわ

カレンダーを確認したミレは病院に行きました。

妊娠検査をしたいんですけど・・

***

ミレはヒョンジェの事務所を訪れます。

連絡もしないでどうしたんだ?

ヒョンジェはミレを見て驚きます。

何かあったの?

あなたに報告したいことがあったの

報告って?

ミレは超音波の写真をヒョンジェに見せます。

これなに?

赤ちゃんよ

赤ちゃん?

妊娠5週目だって

本当?

ヒョンジェはミレを抱こうとします。

職場でしょ

こっちへ

ヒョンジェはオフィスの端でミレを抱きしめました。

***

ミレは実家に行くとスジョンとジョンジャに妊娠を知らせました。

まあミレ、おめでとう

良かったわね

二人は喜びます。

ありがとう

で、何周目なの?

ジョンジャが訊ねます。

なんだか恥ずかしい

ミレがはにかんでいるとスジョンが微笑んでミレの手を握りました。

***

ユンジェとヘジュンは病院で貰った超音波の写真を見つめます。

僕らのコボンだ

妊娠5周目だって 胎のうも確認できたしもう大丈夫ね

これで安心して実家に報告できるな

二人は幸せそうに微笑みます。

***

スジョンはヒョンジェに連絡して”おめでたのお祝いをしよう”と話します。

今夜うちに来て食事をしましょう  ミレも来ているしみんなで祝いましょうよ

はい わかりました

スジョンは部屋で服の整理をしているミレに”夕食にヒョンジェを誘った”と告げました。

ありがとう でも母さん、向こうの家にはまだ言わないでね お義兄さんの家はまだ子供がいないし、 週末に私達から話すから

そうしなさい お義兄さんたちにはご両親から伝えて貰えばいい

***

ヒョンジェとミレはヒョン家で祝福されます。

おめでとう

ミレはジュースで、他のみんなはワインで乾杯しました。

今日みたいに幸せがずっと続いてほしいわ

ジョンジャがワインを飲みながら話します。

僕は叔父さんになるのか

ジョンフは感慨深げです。

***

食事が終わりミレたちが帰るとスジョンとジンホンは部屋で寛ぎます。

君はすごく嬉しそうだな

最高よ 幸せ過ぎて怖いくらい

そうだ この際健康診断を受けよう ミレに子供が生まれると忙しいぞ 君は受けてないだろ

わかった 予約する

スジョンは笑います。

***

週末にユンジェ夫婦とヒョンジェ夫婦が来ることになりギョンエは食事の支度をします。

美味しそうだ

ミノが料理を褒めているとユンジェたちより先にヒョンジェたちが来ました。

ただいま

おお、来たか

ギョンチョルが迎え皆はテーブルにつきます。

それで話ってなんだ?

ミノに聞かれヒョンジェとミレは顔を見合わせます。

実は・・子供ができた

皆はびっくりします。

子供が・・?

ギョンチョルは口をあんぐり開けました。

まあ! 良かった

やったな!

両親は大喜びです。

ミレは幸せを運んでくれた 私の初ひ孫だよ

ギョンチョルは嬉しそうに話します。

おめでとう

皆が楽しげに話しているとユンジェたちが来ました。

ユンジェ! ヒョンジェたちに子供ができた

え?

お前たちにも今にできる 気にするな

二人は戸惑いながらも打ち明けます。

あのさ、僕たちも子供ができたんだ

なんだって?

ミノたちは仰天します。

ほら、これを見て

二人は家族に超音波の写真を見せました。イ家は大きな幸せに包まれます。

ドラマ(第57、58話)の感想

なんとユンジェ夫婦とヒョンジェ夫婦に同時に赤ちゃんが!従兄弟で年がぴったり一緒とはドラマならではの展開ですね。ドラマでは描かれないけど現実だと従兄弟の二人は苦労しそうな気もします。どちらも成績優秀そうだけどコボンの方はユンジェに似ておっとりしそう。

ユナも親戚になったスジェとジョンフに囲まれてこれもごく近い関係で、もしユナとスジェが結婚にでもなったらジョンフが気の毒な気もします。なんか余りにもめでたいことばかりなので最後にもうひと嵐、来そうな感じがします。

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