BS11放送の「二番目の夫」第5週で殺人犯にされ収監されるソナが哀れ!加えて第20・21話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回も韓国ドラマ「二番めの夫」第5週(第20・21話)について書きたいと思います。

ソナは息子セビョクのためにやってもいない罪を認める・・

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中

◆このドラマのキャスト/これまでの物語

キャスト

<第1~4話>  <第5・6話 

<第7~9話>  <第10・11話>  

<第12~14話> <第15・16話>

第17~19話

◆ドラマ「二番目の夫」(第20・21話)のあらすじ(ネタバレ)

第20話

ギテクを殺した容疑者として警察署に連れて行かれたソナ(オム・ヒョンギョンセビョクを心配して家に早く帰りたいソナですが、刑事は帰してくれそうにありません。

私はやってません!

ソナの声は警察署で空しく響きます。

***

会長のユンは会社で殺人事件が起きたことで会社のイメージが悪くなることを危惧します。

とにかくマスコミを入れるな    結果が出た時点で見解を示す    それまでは極秘にしろ

マスコミ対策はお嬢様が済ませてあります

スチョルはユンに言いました。

***

ジェギョン(オ・スンア)からソナがナム・ギテクを殺した容疑者として警察に連行されたときいたサンヒョク(ハン・ギウン)は驚きます。

ソナが人を殺すなんてあり得ない

現場にいたから現行犯で逮捕されたのよ

とんでもない話だ    嘘にきまってる

それは警察が明らかにするわ

ジェギョンはサンヒョクに自分のしたことを知らせません。

***

被害者から金を受け取るために会ったと?

刑事はソナに訊ねます。

その傷はなんですか

これは・・  あの人に肩を掴まれて払いのけたときに怪我を・・

それから押したと?

押してません!

ソナは否定します。

***

ジェギョンは事件を目撃したという女性社員から話を聞きます。

二人が争うのを見ました

だから通報したのね    容疑者がナムさんを押した?

押したのは見てません   被害者を揺さぶっているのは見ましたが

女性社員は言いました。しかしジェギョンは反駁します。

製菓会社で殺人が起きたら売上はどうなると?   押したのを見たかは重要じゃないの   ファリンさんは二人が口論するのを見たし、遺体のそばにいる容疑者を見たんだから

会長も迅速な事態の収拾を望んでる

ジェギョンは犯した罪を逃れようと社員を説得します。

近く人事考課があるの    あなたは勤務態度もいいし、事態の収拾への貢献も考慮するわ

女性社員はジェギョンの話を聞いて喜びます。

ありがとうございます!

ジェギョンにお辞儀して出ていく女性社員。

これでいい・・    うまくいくわ

***

ソナは警察署からボクスンに電話してセビョクの世話を頼みました

ソナ、一体どこにいるの?   無理をしちゃ駄目よ

すみません   よろしくお願いします

ソナは電話を切りました。

どうしたのかしらね

食事の支度をしながらボクスンは息子のソジュンに言います。

テレビでは今日のテグクの死亡事故がニュースになっていました。

マルジャサンミもニュースを見て驚きます。

サンヒョクの会社じゃないの

***

証拠として任意提出された携帯です

刑事はソナに言いました。

私は宣伝費を受け取ろうとしただけです    早く釈放してください

ソナは訴えます。

あなただという証拠は揃ってる   現場にあった乗車カード、被害者の爪に残った血液、あなたの手首の傷    言い逃れはできませんよ

そんな・・   私はやってません

***

キム刑事、取り調べの結果は?

スチョルは担当刑事に電話します。二人は裏の事情で通じ合う仲のようでした。

動機は明確なので拘留します   押収した証拠はDNA鑑定にかけます   被害者の手にブレスレットがありました

ブレスレット

電話を聞いていたジェギョンは青ざめます。

争ったときに外されたんだわ    スチョル、のブレスレットよ!  おしまいだわ

なんだって?

決定的な証拠はだわ    打つ手はない

落ち着け   なにか方法がある

スチョルは言いました。

無理よ    警察にあるものを私の腕にはつけられない    ・・待って?

ジェギョンは目を輝かせました。

確かポン・ソナが同じものを持ってた

***

ソナは帰って来たかな   家を見てこようか

ソジュンはボクスンに聞きました。

そうね   この間も倒れたから心配だわ

ソジュンはソナの家に自転車で向かいます。

一方ジェギョンとスチョルもブレスレットを探しにソナの家に来ていました。

サンヒョクと別れたから捨てたかもしれないけど・・少しの可能性にもすがらなきゃ

ジェギョンは呟きます。そしてキャップをかぶって車から降りようとするスチョルに言いました。

見つかったらおしまいよ

心配するな   責任は俺が取る

スチョルは目深にキャップを被り直しマスクをするとソナの家に向かいました。家に入りブレスレットを探します。

***

ソジュンがソナの家にやってくるとジェミン(チャ・スウォン)とバッタリ会いました。

ユン一等兵

兵役が一緒だったソジュンはジェミンを呼びました。

ぺ兵長?   どうして

お前こそ

ジェミンはソナが家賃を払えずにいると聞いて代わりに払おうとやってきたのでした。

ソナが電話に出ないんだ

じゃあ確かめないと

二人はスチョルのいる屋上のソナの部屋に上がります。

***

ジェギョンは兄たちが上がって行ったのを見てスチョルに早く部屋を出るようメールします。けれど夢中でブレスレットを探しているスチョルは気づきません。

そしてスチョルがブレスレットを見つけた時にジェミンたちが部屋に着きました。

あれドアが開いてる   ソナ?

ソナさん?

二人が声をかけるとスチョルが勢いよくソジュンを突き飛ばし、部屋から走り出て行きました。

あいつ・・    待て!

ジェミンがスチョルとも知らずに後を追います。階段を降りたスチョルはジェギョンの車が走り去ったのを見てソジュンの自転車に乗って逃げました。

俺の自転車・・

追ってきたソジュンが諦め顔で言いました。

***

これはあなたのブレスレットですね     被害者が握っていました

キム刑事がソナにブレスレットを見せて言いました。

まさか! 私はこんなの着けていません   確かに同じものを持っていますが家に置いてあります   売ろうと思って取っておいたんです

家を探してください!

ソナは刑事に叫びました。

そうします    DNA鑑定すれば持ち主はすぐにわかりますよ

願ったりですよ    必ず鑑定してください

ソナは刑事を睨みました。

これを今日科捜研に出すのは無理だよな

キム刑事は部下に聞きました。

もう夜遅いので明日ですね

部下は答えます。するとキム刑事にスチョルから電話がかかってきました。

キム室長    なんですか

キム刑事はスチョルと話しています。

***

サンヒョクはソナが容疑者として捕まったことからセビョクの世話を韓屋ベーカリーに頼みに行きました。

暫くの間お願いします

ソナが容疑者ですって?

ベーカリーの家族は驚きます。ソジュンはジェミンにソナが警察に捕まったことを知らせました。

ソナさんが警察に?

ジェミンはスチョルにソナが容疑者になったことを知らせなかったのを責めました。

事態の収拾に忙しくて

スチョルは嘘をつきます。

それに報告する必要が?

俺は彼女を気にかけていたんだ

ジェミンは言いました。

とにかく忙しかったので

絶対になにかの間違いだ

ジェミンさん、目撃者も証拠もあるんですよ?

犯人はポン・ソナです

スチョルは断定しました。

ソナさんは人殺しなんか絶対にしない   あり得ないよ

事故だったとか

事故でもあり得ないよ    弁護士を探す

ジェミンは言いました。

***

警察に行って事情を聞いたソジュンは家族に話しました。

計画的な殺人ではないそうだ

そしたら?  すぐに釈放されるの?

ボクスンが聞きます。

過失致死だとしても人が死んでるし・・

簡単にはいかないな

ダルボンがため息をつきます。

ソナ   可哀想に

ボクスンは泣きだします。

***

ジェミンは友人に弁護士を探すよう頼みます。

有能な弁護士を見つけてくれ

スチョルは扉のそばでジェミンの電話をこっそり聞いていました。そしてジェギョンに報告します。

兄さんがソナのために弁護士を?  何故そこまでやるの?

ジェギョンは憤慨します。

スチョル、その弁護士を買収しないと

そうだな・・

スチョルは頷きます。

***

会社に来たキム刑事の部下は掲示板に貼られたサンヒョクとジェギョンの写真を見て、ジェギョンがギテクが握っていたのと同じブレスレットをしているのに気づきました。

刑事はジェギョンに事件について訊ねます。

手首を見せて貰えますか

刑事はジェギョンの手首の擦り傷を見て問いました。

その擦り傷は?

金属アレルギーよ   私を容疑者扱いにするの?

ジェギョンは答えますが、一緒にいたサンヒョクは怪訝そうに眉を寄せます。

純金は大丈夫だけどこれは18金なのよ

ああ・・    なるほど

刑事は頷きながら手帳にメモしました。

***

ソナの所へジェミンが面会にきます。

何故来たの?  ヒモ男には関係ないのに

まだヒモ男か   心配だから来たんだ   ベーカリーを代表してさ

突っかからずに会えて嬉しい”とか”悔しい”とか正直に言えよ

ジェミンは優しく言います。ジェミンの暖かさに触れたソナは心がほぐれました。

・・セビョクは元気にしてる?  おばさんは心配してる?

当たり前だ    無実だろ  すぐ出られるよ

ジェミンの言葉にソナは涙ぐみます。するとジェミンの依頼した弁護士が部屋に入ってきました。

弁護士の先生と相談するといい

驚くソナにジェミンは笑いました。

店が雇ってくれた先生だよ

***

金属アレルギーだって?

サンヒョクはジェギョンに問いました。

初耳だぞ

言う必要が?

仕事をしながらジェギョンは言います。

発赤も見てない

ジェギョンは仕事の手を止めます。

純金以外はアレルギーがあるのよ   深刻なものじゃないしあなたからの贈り物だから身につけていたの

そうか

サンヒョクはオフィスを出ていきました。ジェギョンはウンザリしたようにため息をつきます。そしてスチョルに電話しました。

スチョル、弁護士の件は?

うまくいきそうだ

スチョルの言葉にジェギョンはホッとします。

<画像出典>https://www.bs11.jp/drama/nibanmenootto/

***

セビョクに会いたい

マルジャは料理を作るとソナの家に行きます。けれどソナの家は警察が捜査していました。

ソナが死亡事件の容疑者ですって?

マルジャは驚きます。

家に帰ったマルジャはサンミに言いました。

生きてるうちにこんな経験をするなんて

どうしたのよ

サンミが訊ねます。マルジャはソナの家に警察がいた話をしました。

え?  ソナさんが容疑者?

サンミも仰天します。

***

ブレスレットの鑑定の結果が出た     持ち主はボン・ソナだ

キム刑事は部下に言いました。

そうですか? テグクに行ったらユン・ジェギョンも同じブレスレットをしていたのが気になったんですが

量産品ならあり得ることだろ

でも手首に擦り傷があったんです   ポンにはなかった

被害者の爪の血液はポンのだった   明白だろ

犯人はポンだ

***

ジェギョンはブレスレットからソナのDNAが出たと、聞いて喜びます。

けれどジェミンはまだ捜査を疑っていてスチョルに指示しました。

事件の当日7階の防犯カメラが故障した件を調べてほしい

俺がですか?

気の進まないスチョルは訊ねます。

俺は会社の人間じゃないから

ジェミンは言いました。

カメラの調子が悪かったと聞いてますよ

事件の当日なんて変だ

悪いけど協力できません

スチョルは言いました。

会社の問題でもあるのに会長に知れたら?  もう手を引いてください

スチョルはジェミンをつき放します。

***

ジェギョンにたきつけられた会社の女性社員はソナに不利な証言をし、ギテクの妻もソナがずっと夫に嫌がらせをしていた、と訴えました。それでもソナは抗います。

私はなにもしていません!!

目撃者の証言もあるんですよ

私が突き落とすのを見たって言うんですか?  バカ言わないで!

いい加減にしてくれ!  ブレスレットのDNAもあなたのなんだぞ

キム刑事はソナの家にあった宝石箱を見せました。

あなたの宝石箱にブレスレットはありませんでした

そんな・・    おかしいわ

演技はやめて自白しなさい

***

ソナは弁護士から自白するよう勧められます

何もしてもいない罪を認めろと?

DNAの鑑定の結果、あなたが犯人なのは確定してるんです    裁判で不利になるから容疑を認めた方がいい    刑が軽くなります

ジェギョンたちに買収された弁護士は巧みにソナを説得します。

無罪を主張して懲役10年になったら子供はどうなります?  父親に親権を取られるか施設行きですよ

そんな・・

過失致死で懲役3年の実刑判決を受けて模範囚として1年で出所するんです

***

ソナはセビョクのためにやってもいない犯罪を自白しました。

私がやりました・・

第21話

殺人を自白したソナ。

ポン・ソナが自白したの?

ジェギョンはスチョルの報告を聞いて喜びます。

ご苦労様    スチョル!  あなたのおかげだわ

嬉しさのあまりスチョルに抱きつくジェギョン。ジェギョンに想いを寄せるスチョルは茫然とします。

刑事と弁護士にはしっかり口止めして    弁護士に渡すお金は私の株を売って工面して頂戴

わかった

ネクタイを直しながらスチョルは言ってオフィスを出ようとします。すると代わりにサンヒョクが部屋に入って来ました。

ポン・ソナが殺人を自白したわよ

そんなはずはない

サンヒョクは驚いて否定します。

彼女についてそんなに詳しいの?  人は誰でも過ちを犯すわ

そうだとしても彼女は自分の非は素直に認める

だから自白したのよ    私の前であの女の肩を持たないで

そういうことじゃない   息子の母親が殺人犯になるんだぞ

サンヒョクは声を荒げます。

息子の話ばかりしないでよ   私が子供を産めないからって責めてるの?

ジェギョンは反発します。

そんなつもりはない

サンヒョクは困惑して黙ります。

***

自白した?

弁護士の報告に驚くジェミン。

決定的な証拠があり無罪を主張するには難しい状況でした    反省文を提出し続けて刑を軽くした方がいいかと

嘘の自白をさせられたのでは?   確認してください

ジェミンは弁護士に頼みます。

どのみち証拠が揃いすぎていて無罪を勝ち取るのは不可能かと・・

弁護士は言います。

***

ソナは刑務所に収監されることになりました。警察署から出てきたソナは記者に取り巻かれます。

<画像出典>https://www.bs11.jp/drama/nibanmenootto/

人殺し!  夫を返して!!

ギテクの妻がソナに詰め寄りました。セビョクを抱いたボクスンとソジュンがソナと話そうと近づきます。

ソナ、 セビョクのことは心配しないで

警察官に連行されながらソナは泣きながら頷きます。そして車に乗せられ刑務所に向かいました。

***

マルジャとサンミはテレビのニュースにソナが出たのを見て騒ぎます。

まったく人殺しを嫁にしようとしてたなんて・・   サンヒョクは運が良かった    結婚していたら殺されていたかも

お母さん、ひどすぎるわ   ソナさんが人を殺すなんて考えられない

サンミは抗議します。

ソナのことよりセビョクよ!  あの子はどうなるの?    殺人犯の息子になっちゃうのよ

マルジャは焦ります。

***

妻のヘランの浮気を疑うユンはホテルのプールに泳ぎに行くというヘランを車で送ります。

ヘラン、長く泳ぐと体に良くないぞ

最近いつも送ってくれるわね     ありがとう

お前の顔を長く見られるからな

夫の言葉にヘランは笑います。

・・まったく   今日は福祉財団の集まりで遅くなるわ

わかったよ

ヘランはプールに向かいます。ユンはヘランを盗み撮りさせた写真に映っていた男を見かけたので後をつけました。男はエレベーターで階上に上がるとホテルの客室の扉を開けました。すると若い女性が出てきて男を迎えました

遅かったじゃない

それを見たユンは失笑します。

なんだ・・   そうか

ロビーに戻ったユンは帰る前に妻のいるプールを覗きます。ヘランはプールサイドの長椅子で雑誌を読んでいました。

車に戻ったユンは秘書に言いました。

妻の尾行はもういい    写真の男には”女”がいた

承知しました

秘書は答えました。

***

会長の車が出ました

ホテルマンが”写真の男”に連絡しました。

男からの電話を受けたヘランは部屋に向かいます。実は男はユンが尾行していたのに気づき、ホテルで若い女と逢い引きする風を装ったのです。そしてヘランにも部屋に来ないでプールに行くよう伝えたのでした。ヘランは男となんらかの企てをしているようです。

***

酒場でスチョルとワインを飲むジェミン。

スチョル、 どこまで人を信じればいいのかな

ジェミンはスチョルに問います。

さあ   状況によって変わるのでは?

スチョルはクールに答えます。

よく分からなくなった

・・ポン・ソナさんですか?

自白したらしい     なんだか裏切られた気分だ

彼女をよく知らないのに何故信じたんです?

ジェミンは微笑みます。

自分でも分からない    何故信じようとしているのか     混乱してる

殺してなかったら自白しないのでは?

スチョルはジェミンに言います。

そうかな

彼女を信じたいんですね

スチョルはワインを飲みながら言いました。

***

サンヒョク、ソナに弁護士をつけてあげるの?

息子の部屋にお茶を持ってきたマルジャはサンヒョクの電話の話を聞いて訊ねました。

よしなさいよ

ソナが殺人犯になるんだぞ    セビョクの母親を殺人犯にしたくない

弁護士の件がジェギョンにバレたらたいへんよ    ほっときなさい

母さん!

縁を切るのよ

ソナが刑務所に入ったら誰がセビョクの面倒を?    母親を殺人犯には出来ない

サンヒョクは言います。

セビョクの運命だから仕方ないわよ    セビョクは私が育てるから結婚まで内緒にしておいて

マルジャは息子に言いました。

***

結婚式の招待状をジェギョンから貰おうとしたのに喧嘩してしまったヘンシルは、偶然街で見かけたジェミンに招待状を頼もうと後を追います。ところがジェミンはコインロッカーでカンプンギの衣装に着替えていました。

ジェギョンのお兄さん、その格好ずいぶん派手ね     どうしたの?

いや、これは最近の流行りなんです    おしゃれに敏感なので     それじゃ

忙しいので、と言い訳してジェミンは行ってしまいました。

待って ジェギョンのお兄さん・・

ヘンシルは言いますが届きません。

***

新商品のパンの試食をするジェギョン。

いいですね   美味しいわ

食品開発チームの面々にジェギョンは微笑みます。

ご苦労様

ユンとヘランもやってきました。

パンの試食を

そうか

ユンはカットされたパンをフォークで刺してヘランに渡します。

ありがとう   あら、食感がいいわ

ユンも試食してみます。

うん   うまい

両親にほめられてジェギョンは嬉しそうに笑いました。そこへヘンシルから電話がかかってきます。ジェギョンはすぐに電話を切りました。

電話に出ようともしないわ

ライブカフェにいたヘンシルは冷たい娘の態度に愚痴ります。そして舞台で歌っている歌手を見て驚きました。

あらやだ!   ジェギョンのお兄さんじゃない

ヘンシルはもう一度ジェギョンに電話しました。

しつこいわね   式には来させないわよ

オフィスに戻ったジェギョンは母親に言いました。

ジェギョン、 聞いて驚かないでよ

なによ    妊婦を驚かすつもり?

だから心の準備をしなさいって言ってるの

なんなのよ

ジェギョンはウンザリして聞きます。

兄がいたでしょ   ユン・ジェミン、  彼はカンプンギだったのよ

カンブンギ?

なんで分からないのよ?  ライブカフェで歌っている演歌歌手よ!

兄さんが演歌歌手?

ジェギョンは仰天します。

母さんはなにも知らないふりをしてて

そう言ってジェギョンは電話を切りました。すると今度はサンヒョクから電話がきます。

ムン代理    何の用?

サンヒョクと口喧嘩していたジェギョンは冷淡に言いました。

***

サンヒョクは会社の前にジェギョンを呼び出します。

どうしたの

見せたいものが

サンヒョクは車のトランクを開けました。

トランクは花で埋まっていました。

そして”ジェギョン俺と結婚してくれ”という文字が。

サンヒョクさん・・!

苦労をかけたな    ごめん

サンヒョクは言いました。

サンヒョクさん   ありがとう

サンヒョクとジェギョンは抱き合います。

きみを一生大切にする

愛してるわ

再び抱き合う二人。その様子を白い顔でスチョルが見ていました。

***

刑務所に入れられたソナは面会に来たボクスンに言いました。

刑務所に長くいたらセビョクの親権が父親に渡ってしまいます    おばあちゃんを殺したあいつらに息子は渡せません

ソナはボクスンに打ち明けました。

もちろんよ    だからって自白するなんて

セビョクだけが知っててくれればいいです    殺人犯ではないと

ソナ   もう可哀想に・・

ボクスンは涙を流します。

おばさん・・

***

正直ずっとセビョクが気になっていた   ごめん    きみのことが一番大事なのに

サンヒョクはジェギョンの肩を抱きながら言いました。ジェギョンはサンヒョクの肩に頭を寄せて訊ねます。

でも・・セビョクはどうするの

まだ決めてない   判決が出たら決める

悪いけど私はセビョクに関わりたくないの

わかった

サンヒョクは応じます。

施設に送るか養子に出す

兄はセビョクの面倒をみるべきだと言ってたわ   同情心が強いの    ケンカしちゃった

ケンカ?

兄は渡米するから心配しないで

ジェギョンは笑いました。

兄さんはライブカフェで歌っているの   父に知れたらおしまいよ     厄介者は消えるわ

それはいい知らせだ

ジェミンと衝突しているサンヒョクは言いました。

***

ジェミンはヘンシルにカンブンギだとバレたことで悩んでいました。ライブカフェの社長に電話して当分歌えないと伝えます。しかし社長はそれだと違約金が出ると言います。

違約金ですか・・

ジェミンは困惑します。

***

ヘランはこの間のホテルの件が気になっていました。

イ秘書が演技してくれて助かった

男はヘランが買っているテグクの株のトレーダーでした。

テグクの株で変動事項がります

トレーダーはデータを見せました。

ジェギョンが株を売ったの?

急な入り用があったらしく

その株は購入した?

もちろんです

当分株の購入は控えて    雲行きが怪しい

ユン・ジェギョンが株を売った理由を調べますか

いいえ   私が調べる

ヘランは言いました。

***

きみもお茶を飲むか

ユンがヘランを誘いました。

ねえ、 あなたは知ってるの?

ヘランはソファーに座りながら訊ねました。

ジェギョンが株を売ったって

株を?

ああ知らなかったのね、 でも株を売るほどの大金が何故必要だったのかしら

ヘランが話していると丁度ジェギョンが帰って来ました。

ジェギョン、   一緒にお茶を

ジェギョンは両親の所へ行きます。

ジェギョン、 何故株を売ったんだ?

ユンはソファーに座った娘に聞きました。

何故大金がいる?

それは・・

何故黙ってる

ユンの顔が険しくなります。

言いにくいんですが・・義母に渡しました    生活に余裕がないようなので

あきれた奴だな   そこまでするほどムン代理が好きなのか

あら私が先に気を利かせるべきだったわね

ヘランが申し訳なさそうに言いました。

つわりはおさまったの?

ええ

腹は出たか?

ユンが聞きます。

まだです

そろそろ出る頃よ    マタニティ服を買いに行きましょ

ヘランが誘いました。

ジェギョンのあとはジェミンとミレを結婚させる   家庭を持てば会社に興味を持つだろう

でもジェミンの気持ちが大事だわ

ヘランは夫に言いました。

***

もう子供はいないのに

部屋で悶々とするジェギョン。

でもユン・ジェミンには絶対に会社を継がせない

ジェギョンは母親に電話します。

母さん、 兄を私の目の前から消して

***

ヘランはユンからのメールを受けとります。

久しぶりに一緒に出掛けるか

微笑むヘランですが、ヘンシルが横で覗いているのがわかると大声を上げました。

な、なんのマネよ?

気づかなかった?

ヘンシルはソファーに座ります。

会長とのやりとりに夢中だったからね

もう・・  勝手に入らないでよ     出てって

胸を押さえながらヘランは言いました。

話があって来たんですよ   おたくのユン・ジェミンが何をしてるか知ってますか?

ヘランはため息をつきました。

まったく・・今度は何を企んでるの?

息子さんがライブカフェで歌っているのを見たんです

それを告げ口しにきたの?

お高く止まってる場合じゃないですよ    見て

ヘンシルはジェミンの歌う動画を見せました。

顔がわからないじゃない、これがジェミンだと?   眼科に行きなさい

息子を見ても分からない・・?

もうやめて!!

ヘランはヘンシルの話を遮ります。

ジェギョンにテグクを継がせたくて必死のようね    いい加減私の家から出てって!!

ヘランは自分の部屋に行ってしまいます。

ジェギョンの父親の家じゃない!!

ヘンシルはヘランの背中に叫びました。そしてヘランが携帯を落として行ったことに気づきます。ヘンシルはヘランの携帯を拾うとさっき見たようにロックを解除しました。そしてヘランを装ってユンにメールします

住所を送るからそこでデートしましょ

ユンはメールを読んで笑います。

珍しいな

ヘンシルは自分の書いたメールをすぐ削除しました。

***

ソナのところに弁護士が自白陳述書を持ってきました。

ソナはそれにサインしようとします。

本当に自白したらすぐに出所できますか?

そうですよ   模範囚の場合は数ヶ月で出られます

でも前科者の汚名は消えませんよね

今は息子さんのことを考えて   一日も早く出ることです

出所後に上告しても無罪を証明できますか

もちろんです

先生を信じています

ソナはサインしました。

◆ドラマ「二番目の夫」(第20・21話)の感想

あくどいジェギョンに罪人にされてしまったソナが哀れです。もしセビョクがいなければソナはあくまでも自分の無罪を主張するんでしょうが、セビョクのことを考えて自白してしまうのが切ないです。

ジェミンはソナを助けようと尽力しますが、ジェギョン側のスチョルに頼ることでまず失敗してる。でもこのスチョル、ジェミンに恋しているんでしょうが結局利用されてるだけ・・そんな自分にいつか嫌気がさすのでは?スチョルがジェギョンでなくジェミン側についたら話は面白くなりそうですね。

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