韓国ドラマ「二番目の夫」第8週でヘランはビンナが偽物と知り愕然となる!加えて第37から39話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回も韓国ドラマ「二番めの夫」第8週(第37~39話)について書きたいと思います。

ソナとジェギョン、サンヒョクとジェミンの対立は深まっていく・・

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中

◆このドラマのキャスト/これまでの物語

キャスト

<第1~4話>  <第5・6話> 

<第7~9話>  <第10・11話>  

<第12~14話>  <第15・16話>

第17~19話  <第20・21話>

<第22~24話> <第25・26話>

<第27~29話> <第30・31話>

<第32~34話> <第35・36話>

◆ドラマ「二番目の夫」第8週(第37~39話)のあらすじ(ネタバレ)

第37話

ジェギョン(オ・スンア)ソナ(オム・ヒョンギョン)サンヒョク(ハン・ギウン)が逢い引きしているのでは、と不安に陥り、韓屋にソナを探しにきます。ボクスンが勝手にソナの部屋に入ろうとするジェギョンを止めようとしますが、掴み合いになってしまいます。その時ジェギョンはボクスンの耳の後ろのほくろに気づきました。

何故私と同じ場所にほくろがあるの?

ソジュンが二人を引き離しました。

やめるんだ

腰を捻ったわ

ボクスンが言います。

出ていかないと警察を呼ぶぞ

ソジュンはジェギョンに怒鳴りました。

携帯の電源を切るなとソナに伝えて

ジェギョンはそう言い放ち帰っていきます。

***

サンヒョクは実家でマルジャたちと食事していました。

毎日ご馳走だろうにどうしてうちに来たの   ケンカでもしたの?

サンミが兄に訊ねます。

あの義姉が黙っているわけないし

サンミ!  余計なことを言わないで

マルジャがサンミを叱ります。

何の話だ?

サンヒョクは母親に聞きました。

まさかジェギョンに会ったのか

お義姉さんにマンションを買えと言ったのよ

サンミが明かしました。

母さん!

サンミの名義で買うように頼んだのよ   別にいいじゃない    大切な息子と孫を婚家に取られて楽しみがないんだもの    お金くらいいいでしょ

マルジャはぼやきます。

俺に相談してから会ってよ

サンヒョクは母親を責めました。

相談したら会うのを許可したの?   ダメだと言うくせに

マルジャは開き直ります。

***

サンヒョクが家に帰るとジェギョンが着飾って迎えました。

遅かったわね

実家に行ってきた

サンヒョクが背広を脱ぐとジェギョンが受け取りました。

義母に話があったから一緒に行きたかったわ

どうした    いつもと違うな

不思議そうなサンヒョク。

マンションを買えと言われて気を悪くしたか?

(本当に実家に行ったのね・・)

ジェギョンは安心します。

違うわよ   今まであなたを雑に扱ってた   マンションの件は考えてみる     婚家をないがしろにしてごめんなさい

ジェギョンはサンヒョクに抱きつきます。

私を選んだ理由があるでしょ    一緒に夢を叶えるのよね

勿論   そうだ

サンヒョクは言います。

私たちは絶対に離れないわ

***

ソナは会長のユンに試作品を提出します。

テグク製菓は氷菓子が弱いんです    定番も代表的な商品もありません     でもクッキーは不動の1位です    なのでバターチョコクッキーをアレンジしました

巻いてあるシートは?

既存のものと同じで配合から包装まで完全に自動化できます

うん   前回の指摘は完全にカバーしたな

ユンは感心します。

投資額に対して収益率もいいです

ジェミンが言います。会長は試作品を食べてみました。

うまいな

満足げな会長を見てソナとジェミンは微笑みます。

***

ダルボン薬食が食べたいとキョンイがいうのを聞いてボクスンに頼みます。

薬食が食べたくなったから作ってくれ

今からですか?

急に食べたくなったから仕方ないだろ

わかりました    今から作ります

頼んだぞ

腰を押さえながら台所に立とうとするボクスンをソジュンが心配します。

大丈夫?

平気よ

ボクスンは支度を始めます。

***

あなたの好きな薬食を用意するから意地悪しないで

キョンイはマルジャに言いました。

あんたって不思議よね   平気な顔で嘘をついてる    だからいまだに男もコロコロ変わるのね

また始まった  さすがに今回は腰を据えるつもりだから心配しないで

腰を据える?  ダルボンさんと結婚するつもり??

マルジャは驚きます。

別にいいじゃない   もう少しで落とせそうなのよ   ねえ、あの人の財産がどれくらいあるか知ってる?   もう私をバカにできないわよ

まあそうですか   夢があっていいこと

マルジャは呆れます。

どうせあそこの嫁や孫に阻止される

ふん    邪魔されれば邪魔されるほど男女の気持ちって燃え上がるものよ     ロミオとジュリエットがそうでしょ

ヌケヌケとキョンイは言いました。

***

会社でエレベーターを待つヘランとソナ。二人とも同時に髪を触ります。

ストレスを感じている時の癖が一緒だわ    やはり二人は実の親子なのね

二人の姿を見たジェギョンは思います。二人は同じエレベーターで上がって行きました。

何か娘のことを話さないかしら

不安になったジェギョンは後を追いました。

***

何故いつもタイミングよく現れるの    つけいる隙がないか探してる?

ヘランはソナに訊ねました。

理事こそ会うたびに何故皮肉を言うんですか?   偏見を持たないでください    この間のことは悪いのは理事のお嬢さんです

エレベーターを降りても二人は言い合います。

お嬢さんをもっと客観的に見てください    いつか問題を起こしますよ

まあ人の娘に・・    なんて礼儀知らずなの!

これは礼儀とは別の問題です

ソナはお辞儀をすると去っていきました。追いついたジェギョンがヘランに駆け寄ります。

お母さん、大丈夫ですか?

***

ヘランはソナをクビにするようユンに懇願します。

何故あんな子を会社に置いてるの?

お母さん、なんとかして私が追い出します

ジェギョンが横からヘランに言いました。

お前が?

ユンが笑います。

あなた、笑い事じゃないわ    お願いだから会社から出してちょうだい

待ってろ   長く置いておく気はない

もう彼女とは関わりたくないわ

ヘランはウンザリして言います。横に座っているジェギョンは冷笑しました。

(ポン・ソナが実の娘とも知らないで気の毒に)

するとヘンシルが会長室に入ってきました。

あら~みんなで私を待ってたの?

性懲りもなくまた現れた

ヘランが横を向きます。

何しにきた?  追い出されたいか    今すぐ出ていけ!!

ユンか怒鳴りました。ジェギョンが立ち上がってヘンシルと部屋から出ようとします。

私は虫じゃない!  毛嫌いしないで

ヘンシルは叫びました。

***

ジェギョンはヘンシルをオフィスに連れていきます。

どうしてわざわざ会長室に行くのよ

今日はあなたの父親に会いに来たのよ   私だっていつまでも日陰にいたくない

チュ・ヘランに勝てると思ってるの?

ジェギョンは呆れて笑います。

会長だって永遠にヘラン一筋じゃないわ    たまに私に会ったり他の女に会ったり、人生を楽しむべきよ

全く

ジェギョンは舌打ちします。けれど何か閃いたように言いました。

お母さんは本妻になりたいの?

当たり前でしょ

本当にヘランを追い出したかったら、頭を使わないと

どんな風に?

ヘンシルは娘に訊ねます。

***

ソナさん、企画案のことで相談が

ジェミンがソナの処へやってきて言いました。

ああ、はい

ソナが立ちあがるとサンヒョクが飲み物を持ってきます。

皆さん、お疲れ様

人数分の飲み物を見てジェミンはサンヒョクを皮肉ります。

開発室に気を使ってくださりありがたいです

とんでもない

でもこんなこと初めてですよね

なんて?

サンヒョクとジェミンは睨み合います。ソナの部署は静まり返りました。

***

なあ、一緒に帰ろう

終業時間になり、またジェミンがソナの処へきました。

今日は残らないと

残業じゃなくて“残る”?

え?  同じことよ   少し仕事するの

仕事熱心過ぎないか

そうかもね    とにかく先に帰って

わかった   明日な

ジェミンは行ってしまいます。するとソジュンから電話がかかってきました。

ああソジュンさん、防災室に退職者いないか調べるつもりよ

***

ジェギョンは香水を体にふりました。

おかえり

帰ってきたサンヒョクをジェギョンは迎えます。

最近何かあったか?  様子が変だ

色っぽい雰囲気のジェギョンを見てサンヒョクは言います。

恋愛気分を取り戻したいの

別になくしてないだろ

ジェギョンはサンヒョクの肩に手を置きます。

私のこと愛してる?

勿論愛してるよ

おうむ返しに言うサンヒョクにジェギョンはため息をつきます。

あなたは変わったわ   前はもっと色っぽく見てくれたのに

家族だからさ

ネクタイを取りながらサンヒョクは言いました。・・が、笑ってジェギョンを抱きます。

冗談だよ   愛してる    俺にはきみだけだ

知ってるだろ?

***

ソナは暗い防災室に入って中を探ります。

良かった    バソコンの電源が入ってた   2017年9月の退職者を探さないと

ソナは防災室で同じ日に退職者が出ているのを突き止めます。

同じ日に二人も辞めてる   何か知ってるかも

ソナは画面を携帯で撮ります。すると警備の人間が部屋を調べにきました。

まずいわ

ソナはデスクの下に隠れます。

またバソコンの電源を切り忘れてる

警備員はソナのデスクに近づいてきました。けれど物音がしてそちらに移動します。

誰だ?

ソナは立ち上がって逃げようとしますが、ジェミンに止められました。二人は屈んで部屋を出ようとしますが警備員は戻ってきました。ジェミンは咄嗟にソナを立ち上がらせてキスする真似をします。

おい!  会社で何をやってるんだ

警備員は電気をつけます。

そこにいるのは誰だ?

ああ・・すみません

本部長?

ソナは顔が見えないように後ろを向きました。

誰かと思ったら

ジェミンはソナがわからないように隠します。

このことは秘密にしてください     お願いします

わかりました    早めに退勤を

にやつきながら警備員は出ていきました。

助かったわ

どういたしまして

二人は気まずそうに笑いました。

***

次の日ソナはイ代理ナム事件の目撃者を知らないか訊ねます。

もしかして目撃者はイ代理では?

違います

イ代理は否定します。それでもソナは粘って聞き出そうとしますが、そこにジェギョンが現れました。

イ代理、話があります

イ代理はジェギョンと行ってしまいました。

***

ジェギョンはオフィスでイ代理を責めます。

迂闊なことを言うとあなたは偽証罪よ

チーム長、  それはあんまりです    あなたは事件の当事者でしょう    警察に言うつもりはありませんが私は楽になりたいんです    私はソナさんに事実を伝えます

ドアのそばで話を聞いていたソナはオフィスに入りました。

イ代理、話してください    あなたが目撃者ですか?    あなたがナムを押したと証言を?

ポン・ソナ!黙りなさい

ジェギョンが叫んで止めようと飛びかかります。けれどソナはジェギョンをソファーに突き飛ばしました。

イ代理   本当のことを言って!

ソナはイ代理の腕を掴みました。

そうです   ・・私が見たのはソナさんがナムさんに声をかけているところです    でも・・

黙りなさい!

またジェギョンが止めようとしたのでソナはジェギョンの頬を叩きました。

人殺し!

ソナはジェギョンを引っ張ってナム事件の場所へ行きました。

よくも私に罪を着せたわね!   警察に行くわよ   祖母とナムを死なせたことを警察署で白状するのよ

何故私がそんなことを?  行きたいなら一人で行きなさい

ユン・ジェギョン!!

ソナは階段にジェギョンを突き飛ばします。

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

ああ・・

ジェギョンの手をソナは掴みました。

引き上げて

答えなさい   ナムが持っていたのはあなたのブレスレットでしょ?

ソナはジェギョンを詰問します。

助けて

ジェギョンの手を握るソナの手が滑り始めます。

罪を認めて許しを請いなさい

私は何も知らない   彼を殺したのはあなたよ

それでもジェギョンは頑として認めません。

じゃあこの世に別れを言うのね     罪を認めれば助けたのに

やめて!  殺人犯になりたいの?

もう遅いわ

手が離れそうになった瞬間、ソナは反対の手でジェギョンを引っ張り上げました。

どうかしてる

自分を睨み付けるソナにジェギョンは言いました。

***

必ずイ代理を説得して罰をうけさせる・・

ソナが部署に戻ろうとしているとジェミンが話しかけてきました。

ソナさん、何かあったの?  顔色が良くない

あなたは気にしないで

ジェギョンのせいか?

違うわよ

ソナはトイレに入り気を静めます。トイレから出るとサンヒョクがいました。

ソナ   昼飯は食べた?

あなたは?

食べたよ

サンヒョクは笑います。

あのさ・・

サンヒョクが話そうとするとジェミンが声をかけました。

ムン常務 、女性社員と何してるんですか

え?

話す距離が近すぎませんか   人目があるので注意を

ジェミンはサンヒョクをきつく見ます。

本部長、 誤解です    新商品について聞かれただけですから

ソナはジェミンに言うと立ち去ります。

***

ソナが部署に戻るとイ代理の姿がありません。

イ代理なら早退したわ   体調不良だって

サンミが言いました。

いつ?

ついさっきよ

ソナは戸惑います。

***

ジェミンはサンヒョクと会社の中庭で話していました。

ここは会社で交流する場所じゃない    違うか?

それはこっちの台詞です

サンヒョクは反発します。

韓屋ベーカリーの同僚として親しいのかもしれませんが、人目を考えないと

きみこそ変な噂が立たないように気をつけろ

僕が何をしたと?  気にしているのはお義兄さんだけでしょう

彼女とは終わった仲なんだろ?  俺の目にはきみの下心が見える    彼女と一緒にいるのを他の社員が見たらどちらが変な目で見られる?   きみは既婚者で会長の婿だぞ

ジェミンはサンヒョクを睨みます。

今度彼女と一緒にいたらジェギョンの兄として許さない

***

ソナさん、レインボークッキーの企画書を持ってきて

はい   本部長

ソナはジェミンと行こうとしますが、ジェギョンに止められます。

本部長、何故私の部下を企画室に?

彼女のアイデアをうちで具体化しろという会長の指示です

わかりました   次からチーム長である私を通してください

そうします    ソナさん、行きましょう

ジェミンはソナを連れていきます。

***

ジェミンは防災室の辞めた二人の社員の情報をソナに教えます。

一人は渡米し、もう一人はベトナムから戻ったが行方不明だ

どちらにも会えないのね

連絡が来たら知らせるように社員に言っておいたよ    待ってみよう

うん   あ、イ・ファリン代理の住所ってわかる?

イ・ファリン代理?

早退したらしいんだけど聞きたいことがあって

わかった   調べるよ

ジェミンは携帯から部下に調べさせます。

じゃあ  報告を

ジェミンは携帯を切ると自分を見ているソナに気づきました。

今見とれてた?

ソナは笑って横を向きます。

俺って男前だよな

何それ   すぐに調子に乗るんだから

すると携帯が鳴ります。

お、来た    送るぞ

ソナは携帯を見ます。

ありがとう 行ってくる

今から?

頷いてソナは出ていきます。

38話

キョンイはダルポンの息子とも知らずにミスター・ペを家に招きます。

なんで居候のくせに彼氏を招待するのよ!

怒っていたマルジャですがミスター・ペに会った途端一目惚れしてしまいます。

ペ・チルスさんでしたっけ?  死んだ主人が帰ってきたと思ったわ

愛想笑いを続けるマルジャにキョンイは困惑します。

ちょっと  マルジャったらいつものように振る舞ってよ

マルジャの態度にドン引きしているキョンイにチルスは訊ねました。

この薬食はどうしたんだ

チルスはキョンイがダルボンから貰った薬食を指差しました。

そんなの決まってるでしょ   私が作ったのよ

キョンイは自慢げに嘘をつきました。

だけど俺が知ってる味によく似てる

チルスはここにくる前にボクスンの作った薬食を食べていたのです。チルスは薬食を摘まんで頷きます。

うん   うまいな

でしょ

感心して何個も食べるチルス。

***

ソナはイ代理の家にやってきます。

ソナさん、どうして

話はまだ終わってないでしょう

ソナはイ代理に言います。

ソナとイ代理は話しました。

ソナさん、あなたはナムさんを殺していないと?

私は濡れ衣を着せられました   私が彼を押したという目撃証言があったので、それが決定打となって犯人にされたんです    でも私はナムさんを押してません

それで私に何を望んでるんですか?

代理が見たことを教えてください    偽証されたせいで殺人の前科がついたんです   そして私の子供は私が服役して離れたせいで病気で死んでしまった

え?

イ代理は驚きます。

今からでも汚名を返上したいんです   ママは人殺しじゃないと・・   いつかセビョクの元に行く時に堂々と息子に会いたいんです

ソナはイ代理の手を取ります。

手を貸してください

イ代理はソナを見ました。

おっしゃることはわかりました    私もずっと苦しかったんです    当時は入社したばかりでチーム長の頼みを断れなかった

やっぱりユンチーム長が・・

過ちを正せば退職に追い込まれる   少し時間をください   ソナさんの力になれるよう考えてみます    私も楽になりたいので

イ代理は言いました。

***

ポン・ソナにバレた   私がナムを死なせたと

ジェギョンはスチョルに打ち明けます。

イ・ファリンが偽証を認めたらおしまいよ

簡単には認めないはずだ    偽証罪に問われるからな

でも様子がおかしいのよ   とにかくポン・ソナを早く会社から追い出さないと

***

ウンギョルが焼き肉店を開きたいと言い出してヘランは当惑します。

焼き肉屋で働いていたらしいんだけど自分でも経営してみたいんですって

それで?  お前の考えは

ユンは訊ねます。

やりたいようにやらせるしかないわ

そうか   だがウンギョルも苦労してきたんだろうし、ゆっくり休んでからでも遅くはあるまい

それからユンはつけ加えました。

今日は士官学校の同窓会だ

***

ジェギョンはソナが仕事をサボって私用で出掛けていたと言って怒ります。するとジェミンがソナを庇いました。

俺が使いを頼んだんだ    市場調査と原材料の選定を頼んだ

ジェギョンに言うとジェミンはソナを見ました。

ソナさん、業務の報告を

はい   低価格にするためには新しい仕入れ先の検討を

ソナは言います。

そうですか    歩きながら話を続けましょう

失礼、とジェギョンに言うと二人は行ってしまいます。

兄さんたら変ね

二人の後ろ姿を見ながらジェギョンは眉を寄せます。

***

ジェギョンはソナを会社から追い出そうと、ソナがジェミンにつきまとっているとヘランとユンに告げ口します。

ジェミンは見る目があるから大丈夫よ

でも彼女は人の気を引くのが上手なんです     兄さんの前で泣いているのも見ましたよ     兄さんて人を助けたい気持ちが強いでしょう?

そうね

不安になったヘランはソナの処へ行きます。

***

会社から帰ったソナはソジュンからヘランの配っていたチラシを渡されます。

お前の子供のときの写真に似てないか  ”娘を探しています   ポン・ビンナ”って書いてある

確かに私だけど結局会う気はなかったんだもの

ソナとソジュンが話しているとヘランが店に来ました。

ユン・ジェギョンのお母様、何か?

ボクスンが訊ねます。

ソナさんに話があります

ヘランはソナを厳しい目で見て言いました。

***

警告しに来たの

警告とは?

ソナはヘランに問いました。

息子に取り入ってるようだけど狙いがあってのことならやめてちょうだい

狙いとは?

息子の同情を誘って惑わせないで

誤解です

私も杞憂であるのを祈ってるわ

チュ理事

ソナは帰ろうとするヘランを呼び止めました。

理事こそしつこ過ぎませんか?  私は悪くないわ

悪くない?

ヘランは怒りで顔を歪めます。

あなたがうちの会社に入った訳が今わかったわ    息子のためでしょ

違います!   冤罪を証明するためです

冤罪ですって?

ただいま

ジェミンが店に入って来ました。

何故母さんが?  怖い顔してどうしたの

ジェミンはヘランに訊ねます。

あなたこそ何しに来たのよ?

ヘランは息子を問い詰めます。

彼は兵役時代の先輩だよ

ジェミンはソジュンを指して言いました。

どうして怒ってるの?   一緒に帰ろう

ジェミンはヘランを連れて店を出ます。

***

ソナは部屋に戻り金魚鉢をながめながら呟きます。

ジェギョンの罪を明かしたら彼とも終わらせないと・・

するとジェミンから電話が来ました。

さっきはごめん    母が誤解していたようだ   代わりに謝る

ジェミンさんは悪くないでしょ    たくさん助けて貰ったのにお礼も言ってなかった   ありがとう

ソナは言いました。

なんだよ   急にどうした

ジェミンさんがいなかったらもっと辛かった

なんだか別れの挨拶みたいじゃないか

そんなんじゃないわ    とにかく調査が終わるまでは・・頼らせて

やっぱり様子が変だ    今生の別れみたいだよ

ジェミンは言います。

***

同窓会でユンは泥酔して車に乗りました。するとそこにはヘンシルがいて二人はホテルに行きます。

ヘンシルはユンと一緒にベッドで寝ている写真をヘランに送り付けます。寝る気になれないヘランが居間にいるとウンギョルの笑い声がしました。

ビンナ?

ウンギョルはバルコニーで電話していました。ヘランはドアのそばで聞き耳を立てます。

元気にしてるわ   大丈夫よ    バレてない

ウンギョルは電話相手に話していました。

うん   私にすっかり心を奪われてる    なんでもしてくれるわ    焼き肉店を開くから楽しみにしてて

ジェギョンが二階から降りてきて声をかけました。

お母さん、どうしました?

なんでもないわ

ヘランは自分の部屋に行きます。ジェギョンはウンギョルのいるバルコニーに入りました。そしてウンギョルの頬を打ちます。

用心するように言ったはずよ

ぶたなくてもいいでしょ

ヘランが聞いてた   聞かれるとまずい話をした?

してないわ

バレたら私も困るのよ   残金が欲しければ用心して    バレたら渡したお金も返して貰うわよ

ジェギョンはウンギョルを脅します。

***

バレるって一体どういうこと?

ヘランはヘンシルから送られてきたユンとの写真を睨みながら考えます。

それにしても、ユン・テグク、許せない!

ヘランは夫の裏切りに憤ります。

***

珍しいわ   母さん     成功したのね

ジェギョンはヘンシルから送られてきた写真を見て笑います。すると横で寝ていたサンヒョクが寝言を言いました。

うん・・   ソナ・・

ソナですって?

ジェギョンはサンヒョクの腕をつねりました。

痛いじゃないか!

夢の中でポン・ソナとしてたの?

え?

あの女の名前を呼んでたわ

俺が?  知らないよ   ただの夢じゃないか   寝よう

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サンヒョクはジェギョンに無理やり布団をかけ寝てしまいます。

***

お父さんはどこへ?

朝になってジェギョンは雑誌を読んでいるヘランの前にジュースを置きながら言いました。

お母さん、心配だったんですね     一晩でやつれたみたい

どうせ母親が連絡してきたでしょ    知ってるくせに

ヘランはジェギョンを見透かしたように言いました。

ああ、昨日は士官学校の同窓会でしたね    飲み過ぎて寝てるのかも

すると戸を開けてユンが帰ってきました。

お父さん・・

ユンはヘランを見ると声を上げます。

ヘラン!聞いてくれ‼️

けれどヘランは部屋に行ってしまいました。

ヘラン、待ってくれ!

ユンもヘランを追いかけます。

今回は母さんの勝ちね

ジェギョンはほくそ笑みました。

***

ユンは飲み過ぎたとヘランに謝罪しますがヘランは許しそうもありません。バルコニーでガックリしているユンにジェミンがコーヒーを渡しました。

父さん何故外泊した?  母さんは一睡もしてないよ    夜中に居間をウロウロしてた

そうか?

案の定  朝にはやつれてたよ

本当にヘランが?

そうだよ   父さん、まさか第2の思春期か?

バカ!  悪い冗談はよせ

とにかく母さんを心配させないで     外泊は禁止だよ

ジェミンは会社に出掛けていきました。

ジェミンめ、生意気に私に忠告するとはな   しかしヘランが焼きもちか?   ヘンシルもたまには役にたつ

ユンは嬉しそうに笑います。

***

叔父さんは越してこないの

朝食の時間にソジュンはダルボンに訊ねました。

あいつは私の金を持ち逃げしたんだ   同居など認めん

お義父さん、この機にチルスさんの結婚を急いでは?   家庭を持てばチルスさんも落ち着きますよ

日取りを決めてお相手と挨拶すれば?

ソジュンもボクスンに口添えします。

おじいさんにも恋人がいるし、お二人の恋人を呼んで挨拶させるのはどうです

ソナが提案しました。

それもいいな

ダルボンが笑います。

お義父さん、恋人との将来はどう考えてます?

どうって・・   うまく行けば結婚するかも

ダルボンは真面目に言いました。

***

マルジャとキョンイは争うように化粧します。

いくら化粧したってあんたは相手にされないから

キョンイはマルジャに言いました。

あの老人と結婚したいなら私の機嫌をとるべきよ  チルスさんにバラしてもいいの?

マルジャは厚くファンデーションを塗りながらキョンイを脅します。

***

ユンはウンギョルについて秘書から報告を受けていました。

江南の中心に店を?

チェ・ウンギョル名義で理事が契約したようです    理事に偽者だと伝えるべきでは?

秘書は言います。

まあ今はいい     妻を傷つけないよう時期を見て始末しよう

承知しました

それと次から私が飲み過ぎたら家に送れ    余計なことはするな

てっきり会長が呼んだのかと

秘書はお辞儀して出ていきました。

それにしてもどうやってヘランの機嫌を直せるんだか・・    参ったな

***

イ代理はいつ出勤を?

部署で訊ねたソナはイ代理はチーム長の指示で出張している、と言われます。

ジェギョンの命令で出張を?

ソナは不安になります。

ジェギョンはまた悪だくみをしているのでは?

***

ヘランはウンギョルが暮らしたという施設、”平和園”を訪れます。

チェ・ウンギョルさん?  その方の記録はありません     本当にうちで育ったと?

職員が訊ねました。

ええ、平澤の平和園だと確かに聞きました

でもそんな子供はいません

いない?   どういうことかしら

ヘランは困惑します。

***

教会でヘランはシスター・マリアと話します。

何故ビンナは私に嘘をついたのでしょう

長年母親は死んだと思っていたならすぐに心は開けませんよ   しかも貧しく育ったなら裕福な母親に腹がたつか

そうですね    罪滅ぼしをするつもりがお金を自慢していたのかも

ヘランは自戒します。そこにシスター・マリアに呼ばれたソナがやってきました。

偶然会ってももう驚かないわ

ヘランはソナに言いました。けれどシスター・マリアがソナに歩みよります。

ポン・ソナさん?  お待ちしてました

ヘランは去りながら呟きます。

知り合いだったのね

***

”養子縁組みを解消された”と言えと?

ウンギョルはジェギョンに聞きます。

母が今日平和園」に行った    そこで育っていないとバレたのよ

え?  どうしたら・・

詐欺が専門でしょ    涙ながらに苦労話を語りなさい

それも調べられたら?

私が手を回しておくわ

ジェギョンは言いました。するとウンギョルは探りを入れます。

でもあなた、実の娘が誰か知ってるんじゃない?  靴も持ってたし事情も知ってた

ジェギョンは語気を強めます。

黙ってしっかり役目を果たして!

***

ソナは母親のことをシスター・マリアに話しました。

だから祖母も私と母を引き離したんです

確かにおばあさんはお嫁さんを怒っていましたが、負い目も感じてました

シスターは言います。

特にソナさんに

・・でもやはり祖母が正しかったんです    母は私に会うのを拒んだので

ソナは立ち上がりシスターにお辞儀をしました。

遺品を預かってくださり感謝しています

ソナは立ち去りました。

***

ウンギョルはヘランに子供時代のことを告白します。

実は祖母の他界後養子に入りました

養子?施設じゃなかったの?

施設に入る予定でしたが、育ててくれる人が現れて

何故施設で育ったと嘘を?

ジェミンが訊ねます。

施設と変わらない生活だったので・・義父はお酒を飲むと義母を殴りました

怖かったでしょう?

ジェギョンが言います。

まあ なんてこと!  可哀想なビンナ!!

ヘランは涙をためてウンギョルの髪を擦ります。

***

イ代理がソナのところへきました。

ソナさん、ちょっと

給湯室でイ代理はソナにUSBを渡します。

ユンチーム長との通話内容を録音したものです

なら完璧な証拠ですね!   ありがとうございます

ソナはイ代理に礼を言います。

ソナはデスクに戻るとUSBをパソコンに差し込みました。

なんなの? これは

それはソナの新商品の記録でした。

39話

業務を中断してください   今からすべて押収します

どういうことですか?

ポン・ソナさんは?

ジェミンがやってきて部署にやってきた数人の社員に訊ねます。

なんのマネですか?

本部長  ウトゥム製菓のレシピ流出の件で調査を

一人がお辞儀してジェミンに言います。

見つけました    ポン・ソナさん、ご同行を

そのUSBはさっきイ代理から・・

流出なんてソナさんは無関係です

ジェミンは止めようとしました。

確認するのでどいてください

やってません   何かの間違いです

ソナは抗います。

俺が調べるから安心しろ

ソナは社員たちに連れられていきます。

***

ジェギョンはイ代理に電話していました。

御苦労様、ファリンさん 空港なの?  いってらっしゃい    海外研修費は会社から支給するわ

わかりました   後始末を頼みます

イ代理は言いました。

うまくいったか?

スチョルが訊ねます。

あなたの情報のおかげよ

ジェギョンは笑いました。

実はジェギョンはイ代理と取引をしたのです。イ代理にはフィアンセがいましたが結婚の準備金が足りず悩んでいました。ジェギョンはそんなイ代理の心につけこんで、大金を与えるかわりにソナを陥れることに協力させたのでした。

新居を用意して気晴らしに海外研修させてあげるわ   ファリンさん、結婚して出世もきるのよ

ソナに真実を告げようとしていたイ代理ですがジェギョンの説得に負けてしまいます。

ウトゥム製菓の彼氏とも話をつけた   あなたはこのUSBをポン・ソナに渡すだけでいい    後始末は私がするわ

イ代理はUSBを受けとりました。

会長がきみに賛成してよかったな

スチョルが言います。

ポン・ソナの前科がバレたら会社だって困る   新商品のアイデアも得たしソナは用済みよ

世の中すべてお金よね

ジェギョンはほくそ笑みます。

***

ソナはウトゥム製菓に商品の情報を漏らし金を貰ったとして会社を解雇されました。

荷物を全部まとめて出ていきなさい

ジェギョンはソナに命じます。

罪悪感のない女ね    必ず償わせるから待ってなさい

ソナはジェギョンに言い放ってオフィスを出ようとしますが、ジェギョンのデスクに置かれた施設の模型に目が行きます。

どこに建設を?

***

ソナが荷物をまとめているとジェミンが来ました。

金を貰った証拠まで完璧だ    どういうことだ?

ソナは黙って整理を続けます。

なにか知ってるだろ    何故俺に話さない?

ジェミンさん・・

ソナはジェミンに打ち明けようか迷います。けれどユン会長が娘を庇うだろうと考え、止まります

(ジェミンさんを巻き添えにはできない・・)

ソナはジェミンに言いました。

もう、私のことは放っておいて

***

ジェギョンのオフィスにあった施設の模型はなんなのかしら   絵を売って裏金を作りなにかを建設してる・・?

ソナは盗聴器で聞いたサンヒョクとジェギョンの会話を思い出します。

南海郡の土地をあなたも調べてる?

当然だ    俺たちの夢だろ    一緒に見に行こう

サンヒョクはジェギョンに話していました。ソナは刑務所仲間のジナに電話します。

ジナ、南海郡で何かを建設する動きがあるか調べて    ユン・ジェギョンが何か建てようとしてる

了解    解雇されたとか・・大丈夫ですか?

ジナは訊ねます。

入社してナム事件のことを調べて、目的は果たしたから

では調べて連絡します

ジナは言いました。ソナが電話を切るとサンヒョクからメールが来ました。

二人でよく行った店で会おう

***

ソナとサンヒョクは店で会います。

ソナ、力になれなくてすまない

あなたが謝らなくても

この機に勉強しろ   望んでただろ?    俺が面倒を見るから

家庭があるじゃない

ソナは言います。

俺たちは長年一緒にいた    きみには感謝してる

サンヒョクはソナの手を取ります。

恩を返させて欲しい

サンヒョクさん、私もう疲れたわ    冤罪を証明しようと頑張ってたけど楽に生きたくなった   たまにあなたに会いながら、どこか静かなところで暮らしたいな

そうか   それなら家を買ってやるよ

ソナは首を振ります。

ユン・ジェギョンは怖い女よ   バレたら殺されるわ

大丈夫だ    俺が守ってやる   保険もあるし

保険?

ああ・・なんでもない

サンヒョクは笑います。

それなら海の近くで暮らすのもいいな   ・・南海郡とか    景色も良さそうだし

ソナは探りを入れました。

南海郡?

サンヒョクは眉をあげて視線をそらせます。

(やはり南海郡に何かある・・)

ソナは推測します。

場所はゆっくり決めよう

サンヒョクは言いました。

***

ジェミンは朝食時にソナを解雇したことをユンに抗議しました。

通帳の金、ウトゥム製菓のサンプルのクッキー、証拠は揃ってる

ユンは言いました。

こんな形でも片付いて良かったです

サンヒョクも言います。

事件を握りつぶして”良かった”と?

ジェミンはサンヒョクに怒ります。

つっかかるな     証拠は揃ってるんだ     警察に届けなかっただけでも感謝しろ

ユンはジェミンを諌めました。

ジェミン、韓屋の人と親しいようだけど深入りしないで

ヘランもユンに加勢します。

***

ソナは刑務所仲間と焼き肉店で同期会をします。そこは偶然にもウンギョルの開いた店で、ウンギョルはソナの仲間のグムドクとやはり刑務所の知り合いでした。

ソナとジナは二人で焼き肉店の席に落ち着きます。

グムドクさんは?

開店祝いを買ってくると

ジナは答えました。

ここはグムドクさんの刑務所同期の店なのね

前回服役した時らしいです

そう言ってジナは店主に声をかけました。

一人増えるのでカルビ4人前を

はい、4人前ですね

店主が去ろうとすると電話がかかってきます。

何故顔を出さないのよ?  え?   偽の母親が来るからヘマするな?  わかったわよ!

店主は声を荒らげます。

もう、テグク製菓の奥様が来るからって大騒ぎしないでよ    偽の娘のくせに

店主は電話を切り歩いて行きます。

”偽の母親”に”偽の娘”ってなんですかね

ジナが言いました。

おかしな話ね

ソナも笑います。

刑務所の同期だし詐欺かも

かもね    ちょっとグムドクさんを見てくるわ

ソナは店を出ました。すると店の前に車が止まってジェミンとヘラン、ウンギョルが降りてきます。とっさにソナは木の陰に隠れました。

ここなの?

ええ、お母さん、最高の立地ですよ

ウンギョルがヘランの腕を取ります。

良かったわ     行こう

三人は店に入っていきます。

***

グムドクは植物の鉢を祝いに持ってきました。

ウンギョル!  愛する私の同期

レジに座っていたウンギョルはグムドクにヒソヒソと言います。

仕事中だから黙って

わかったわよ    同期が江南に大きな店を開いて嬉しいの    この業界では噂になってるわ    どこで金づるをつかんだの?

店に戻ったソナは二人の会話を聞いてしまいます。

金づるだなんて・・     黙りなさい

ウンギョルはグムドクを怒ります。

***

ソナはトイレからグムドクに電話しました。

グムドクさん、さっき話していたのは知り合い?

あんたジナを放ってどこにいるの?

グムドクは訊ねます。

お手洗いよ    知り合いなの?

ああ、刑務所の同期で詐欺が専門よ     彼女の開店祝いに来たのよ     何故?

実は最近・・

ソナは話しかけたとき、ウンギョルと店主がトイレで話しているのに気づきました。

母さん、ウンソクがバイク事故を?

あの子は分別が無さすぎる

ウンギョルの母親の店主が言いました。

ところで偽の母親は確かに美人ね    テグクの奥様だけあって見るからに裕福そう

そんな美人が私にメロメロなの

ウンギョルは笑います。

やっぱり詐欺だわ・・

<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband

ソナはジェミンにメールしました。

ウンギョルは偽の娘で彼女の実母はレジ台の女よ    調べてみて

ヘランと焼き肉を食べていたジェミンはソナのメールを見て驚きます。

***

ジェイタウン建設には莫大な費用がかかる

ジェギョンはオフィスでサンヒョクに言いました。

思ったより難しそうだ

投資や融資を募らないと

巨額だから相手側の条件も厳しくなるな

夢のための第一歩よ    なんとかして資金を確保しましょ

ジェギョンは言います。

***

自分の写真の載ったチラシを見つめるソナは書かれた番号に電話してみました。

あら   もうビンナは見つかったのに

ヘランが電話に出るか迷っているとユンが来て出るのを止めました。

いたずらか金目当てだ

そうね

ヘランは電話をしまいます。

私ったら何を期待したの?  バカみたい

ソナがガックリしているとグムドクから電話がきます。

グムドクさん、帰っちゃってごめんね   ジナと遊びに来ない?  久しぶりに話したいし

ソナはグムドクたちを誘います。

***

ソナさん、姉さんが偽者ってどういうこと?

ジェミンが韓屋に来て訊ねました。

ジェミンさん、驚いたでしょ    詳しいことは今から来る人に直接聞いて

ソナは言いました。その時グムドクとジナが店に入ってきました。ジェミンとジナたちは挨拶します。

***

それじゃあ刑務所で姉と一緒だったんですね

ジェミンはグムドクに聞きました。

ウンギョルは詐欺の前科がいくつもある華麗な経歴で有名人でしたよ

店番をしていたのが実母だと?

そうです    弟もいるんですよ

でも変だな    DNAも一致したし、写真も持ってた

そりゃ内部に協力者がいますね

グムドクが笑いました。

協力者?

***

母と兄が店に立ち寄ったの?

ジェギョンはウンギョルに訊ねました。

うまくやった?

大丈夫   私は詐欺にかけては一流なの    信じて任せて

とにかく約束は守ってね    契約期間は3ヶ月よ     アメリカ留学することにして姿を消すの

わかってる    聞きあきたわ

尻拭いして欲しいならバレても私のことは秘密にして   いいわね

ウンギョルは頷き部屋を出ようとして言いました。

ところでサンヒョクさん遅いわね

関係ないでしょ

冗談よ

ウンギョルは部屋を出ていきます。

いやね   まさか誘惑する気じゃ   早く追い出そう

ジェギョンはウンザリします。

***

サンヒョクはマルジャのところで夕飯を食べていました。

早く食べなさい

サンヒョクは紙の手さげをマルジャに渡します。

なに?

栄養ドリンクの箱を取り出したマルジャは顔をしかめました。

ドリンクを飲めと?

開けてよ

マルジャが開けるとそこには札束がぎっしり入っていました。

あらま!

マルジャはサンヒョクを見ます。

こんな大金どうしたのよ

お小遣いだよ    これまで苦労しただろ?  好きに使って

まあ・・ありがとう

半泣きで息子を見るマルジャ。

***

朝食のあとジェミンはウンギョルのスプーンを二本取ってビニールに入れました。

ジェミンさんがDNA鑑定に出したのね   良かった

連絡を受けソナは言います。

これで真実が明らかになる    イ・ファリンについても調べてるから待ってろ

構うなと言ったでしょ

するとユンから呼び出しが来ました。

父のところへ行かないと

***

ジェミンが現れるとユンは書類を投げつけました。

過ぎたことを蒸し返しやがって

父さん?

ウトゥム製菓と接触を?  忙しいのに余計なことをするな

でも父さん、イ代理とウトゥム製菓の恋人が共謀して・・

事件に警察を介入させるのか? ポンは横領と背任の罪に問われるぞ    前科もあるのに罪を重ねさせる気か

でも・・

ジェミンは唇を噛みます。

この件はこれで終わりだ!  これ以上嗅ぎ回ったらお前を追い出すぞ

***

もう店を売りに出したの?

グムドクから聞いてソナは驚きます。

金を持って逃げる気だ

ソジュンが言います。するとソナにジェミンから電話が来ました。

鑑定結果がで出たの?    親子じゃなかったのね

皆はソナの電話を聞いて納得します。

***

ウンギョルの店にヘランとジェミン、スチョルとジェギョンがやってきます。

手伝うことはない?

お母さん、お客様として売り上げに貢献して

ウンギョルはヘランに言い、皆を席に案内します。

内見にきました

二人の女性がウンギョルに近づいて言いました。

店を畳むはずでは?   権利金を貰おうとサクラを集めたとか?

出直してください

ウンギョルは慌てます。

不動産の内見だって?  もう売却を??

ジェミンが口を出しました。

ビンナ、どういうこと?

ヘランが訊ねます。

それは・・

外国に移住するから早く処分したいそうよ

女性たちは言いました。ヘランは顔を強張らせます。

母さん、見て欲しいものがある

ジェミンはヘランにDNAの鑑定書を見せました。

まだ間に合う

ヘランは紙を見て青ざめます。

親子関係が不成立?

***

あなたは一体何者なの?   なぜ娘のふりを?

ヘランはウンギョルを詰問します。

申し訳ありません

信じられない

動揺するヘランをジェミンが支えます。

母さん、しっかり

あなた、仲間がいるでしょ?   ビンナの写真に靴、祖母の写真まで持ってた    鑑定結果も偽造した    誰なの?

それは・・  実は・・

ウンギョルが言おうとするのをジェギョンが遮りました。

詐欺の前科が・・   怪しいから調べてみたらプロの詐欺師でした

ユン・ジェギョン!

ウンギョルが叫びます。

自白させようとしたら兄さんが先に動いた    本当に恥知らずね

ウンギョルはジェギョンを睨みます。

母を傷つけて・・・

ジェギョン、黙ってて

ヘランがジェギョンを止めます。

説明して

ヘランはウンギョルに言います。ウンギョルはジェギョンを見ました。

(バレたら指示通りにして)

ジェギョンの目が言っていました。ウンギョルはうつ向きます。

ジェギョンはソナたちが店に来た、とスチョルからのメールを受けます。ソナとグムドクが様子を見に来たのでした。

ヘランがビンナと叫ぶのをソナが聞いたら?  ヘランに娘が誰か知れたら私はおしまいよ

メールを読んだスチョルはソナたちを店から追い出そうとします。

◆ドラマ「二番目の夫」第8週(第37~39話)の感想

なんでしょうね。ソナはジェギョンを追い詰めるのに詰めが甘いと言うか・・ジェギョンが手を打つ前に迅速に動けばいいのにと思うんですが・・結局会社を辞めさせられるし。

祖母の遺品の箱からジェギョンが写真や靴を盗んでるのに確認しないのかソナは気づかない・・これってヘランがソナの電話に連絡すればすぐに娘だとわかる事ですよね。でも話が終わっちゃうから連絡もしないかな。観ていて焦れますがこれがマクチャンドラマってことなのかな??そしてソナとヘランが親子だとわかっても今度はジェミンと関係がこじれるしでドラマのイライラは続いていくんですよね。ああすべてサンヒョクのせいだ!

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