こんにちは。カナエです。
「山河令」13話で初めて題名である‟山河令“の意味がわかりました。それでは以下でこのドラマ(第11~13話)について詳細したいと思います。
温客行にライバル現る?不思議な人物「葉白衣」とは
◆ドラマ「山河令」はBS11/毎週月~金曜日 /午後3時29分~4時30分に放送中◆
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「山河令」第三週(第11話~13話)のあらすじ(ネタバレ)
<第11話> 生死を共に
五湖碑では英雄大会の準備が進んでいます。
弟子が高崇(ガオ・チョン)にいいました。
師匠は盟主としての地位を固め江湖の伝説になるでしょう
高崇は答えます。
盟主の地位などよい 先祖伝来の基盤を固めるため尽力するだけだ
喜喪鬼、羅浮夢(ルオ・フーモン)は白無情を殺したことで温客行(ウェン・コーシン)を責めていました。
思い上がるな 温客行
気色ばむ温客行に艶鬼が仲裁に入りました。
喜喪鬼に下がれ、と命じる温客行。
無情鬼には野心があります 谷主が右腕の白無情を殺したのは見せしめでしょう
谷主である温客行の心中を察する艶鬼。
上意を探る者は非業の最期を遂げるぞ
私はただ谷主と羅(ルオ)さまのためを思うだけです
お前は扮装術が得意だ 仕事を与える
艶鬼に告げる温客行。
周子舒(ジョウ・ズーシュー)は酒を飲みながら街をふらついていました。岳陽派の正門の近くで座り込み更に酒をあおります。
命をかけて天窗をぬけたのに酒ばかり飲んでいる 俺は愚か者だ
成嶺(チョンリン)は周子舒からの書き置きを部屋で見つけました。それには子の刻に裏庭で、と書かれていました。夜になって周子舒に会いに行こうとする成嶺ですが、武道の先輩である謝無恙(シエ・ウーヤン)に邪魔されます。しかし顧湘(グー・シアン)が現れて後ろから謝無恙の首を叩いて気絶させました。
二人は書き置きに記された場所にいきますが、そこでは使用人が死んでいました。驚いている二人を毒蠍の刺客である俏羅漢(しょうらかん)が襲ってきます。成嶺を庇って戦う顧湘ですが床に飛ばされてしまいました。その隙に成嶺は俏羅漢にさらわれてしまいます。追いかけようにも仲間の魅曲秦松(みきょくしんしょう)が屋根から魔音を奏でて体が動きません。
門を越えて行く俏羅漢と成嶺を目にした周子舒は後を追いました。そして成嶺がさらわれたことで騒然となった岳陽派。成嶺がさらわれたと聞くと魅曲秦松を追う温客行。
一方毒蠍のアジトに連れ込まれた成嶺は瑠璃甲を出せ、と俏羅漢と毒菩薩から拷問を受けていました。それでも必死で抵抗を続ける成嶺。
そのとき周子舒が飛び込んできて蔣怪も加わった三人の刺客と戦います。蔣怪を倒した周子舒ですが内傷が傷んで血を吐いてしまいました。
もう虫の息だ 一気にいくぞ
二人が襲いかかろうとしたとき魅曲秦松の死体を投げて温客行が入ってきました。
弱った周子舒を見て驚く温客行。
お前を傷つけた 切り刻んでやる
逃げる二人を追う温客行たち。しかし外ではたくさんの❝薬人❞が待ち構えていました。
お前と共に死ぬのも悪くないな
周子舒に笑う温客行。
とんだ失礼を お出迎えが遅れた
❝薬人❞を操る毒蠍の首領、蠍王が現れました。
周首領 ご友人を紹介してくれ
お前は誰だと問う温客行に、自分から名乗るのが礼儀だと言う蠍王。
お前より口数が多い、と言って爆竹を投げつける周子舒。三人は姿を消しました。
天窗の首領と鬼谷の谷主 魔の二大頭目が何故一緒にいる?
独り言ちる蠍王。
涙を流して二人に助けて貰った礼を言う成嶺。
初めから師匠を信じるべきでした
成嶺はそう言って鏡湖派の瑠璃甲は自分の腹に隠してあると打ち明けます。
土壇場になって父が私の腹を切って隠した後、逃がしたのです
成嶺は長明山の剣仙に宛てた父の手紙について話しました。その内容は五湖盟の義兄弟と容炫(ロン・シュエン)との関係についてでした。
義兄弟と容炫は親友だったものの、六人で武術の競い合いをしたときに容炫は剣に毒を塗られて正気を失い、その結果悪の道を極めて討伐されました。五義兄弟はそんな容炫を見捨てましたが、成嶺の父親、玉森は本当は容炫と生死を共にしようとしていたのです。でも祖父が玉森を監禁してかないませんでした。
玉森はそれを終生悔やんでいた、と成嶺は言いました。
周子舒は成嶺が置き手紙でおびき出されたことを聞き岳陽派の中に内通者がいると推測します。それでも外の世も乱れているので岳陽派の中にいる方が安全だろうと言いました。その時周子舒の内傷が痛みだし咳が止まらなくなります。すると温客行がすばやく背中に回って気を送ってやるのでした。
私の弟子になりたいのか
訊ねる周子舒にはい!と即答する成嶺。
私の正体を知ってから決めてくれ
そう言って周子舒は自分のこれまでの人生について話しました。四季山荘の最後の荘主である自身についてから語り始めます。
四季山荘はかつては名をはせた名門だったが今はその名を知るものはほとんどいない。
若干16歳で病で急逝した師匠に変わって荘主になったもののその名声を守れず、代々の主である晋州の節度使に身を寄せるしかなかった。そこから「天窗」が始まり、古参の部下たちは権力の❝犬❞になり果てた。81人いた仲間はすべて死に絶え俺一人が残った・・。
周首領と呼ばれたのはそのせいか
温客行が訊ねました。
そうだ 天窗の首領と言う意味だ 成嶺をさらったのは毒蠍という暗殺組織の刺客だ 毒蠍と天窗は江南と西北の二大暗殺組織で、天窗はかつて勢力拡大を図って江南の毒蠍とたびたび衝突した 今は一介の平民に過ぎない俺だが当時は意にそわない殺しもした
それでも弟子になりたいか
成嶺に問う周子舒。
はい
成嶺は膝をついて周子舒に拝礼しました。
<第12話> 孤勇
「武芸を始めるには遅過ぎる年齢の成嶺を何故弟子にした」と周子舒に訊ねる温客行。
昔、師匠に教えられた 人が尊ぶべき品性は「仁」と「勇」だと 若者の資質には気勇、血勇、骨勇、神勇があるが、師匠は「孤勇」を評価した
周子舒は続けます。
不可能と知りながら、測りがたい人心をあえて信用する それが孤勇だ
周子舒は温客行の胸元に拳を突き付けます。
お前を信じる
朝になり成嶺が目覚めると周子舒は出発しようと告げますが、その前にお腹に入れた瑠璃甲を取り出そうと言います。
そのままでは身体に悪い
そして温客行に言います。
後はどう処分しても構わぬ 不吉なものだ
でも瑠璃甲のせいで家族を殺されました 高おじが英雄大会で瑠璃甲の来歴を話すとか
成嶺は言います。
来歴が知りたいなら私が教える
温客行が語り始めました。
20年前封山剣、容炫(ロン・シュエン)という剣の達人が江湖で評判になった。容炫は天下の武芸は源を同じくし、私心を捨て教えあえば前人未到の絶技を編み出せるという独自の考えをもっていた。
まだ青臭い身の程知らずどもがその考えに共感し容炫のもとに集った。幻想に憑りつかれた容炫は各門派の奥義所を強奪し始め数年かけて集めた奥義所を秘密の場所”武庫“に収めた。そして容炫は武庫を封鎖してその鍵を五つに分けて五人の親友に預けた。
武庫を開けるには5個全部揃えねばならぬ。
その後は誰も知る通り、容炫は討伐され青崖山で虐殺を繰り広げた後、鬼谷の境界で自害した。
まだ続きがある、と言う温客行。
容炫の自害後、悪鬼が青崖山から抜け出して武林と闘い始めた
お互いの被害が大きい苛酷な戦いの後双方が衰え、そのおかげでこの20年間平穏な時間が過ぎたのだ
肩を落として成嶺が言いました。
武庫の宝を狙って大勢が死んだのですね 容炫は父の親友だった
気を落とすな もう過去の話だ
成嶺を励ます周子舒。
いや!過去ではないぞ 断じて
強く否定する温客行に驚く周子舒。
英雄大会に出ないで出発することは出来ない、と言う成嶺。
それでは鏡湖派が潰れてしまいます 父の無念を晴らさねば
瑠璃甲よりも命が大切だ 父上もそれを望んでおられるだろう
瑠璃甲を五湖盟に預けた後旅に出よう、という周子舒。
岳陽派では成嶺がいなくなったことで不審な人物を捜していました。皆を集めた高崇は初めて見る顧湘に目をつけます。「どこの門派の弟子だ」と訊ねる高崇に小怜(シアオリエン)が曹蔚寧(ツァオ・ウェイニン)の友人だと庇うのでした。
しかし疑いを強める高崇は昨夜何処にいた、と詰め寄ります。
私と共にいました
曹蔚寧が顧湘を庇おうと口走ってしまいました。
二人を見る皆の目の色が変わります。
岳陽派に着いて周子舒たちに別れを告げる成嶺。
英雄大会が終わったら迎えにくる
成嶺は周子舒の言葉に頷き、温客行に抱きついて別れを惜しみました。
今後私たちに同行しては?
そう訊ねる成嶺。周子舒が二人を離して笑います。
お前も温殿に似てしつこいぞ
成嶺を見送った後二人は親しげに酒を飲み交わしました。
阿絮
老温
笑顔で呼び合う二人。
岳陽派に戻った成嶺は高崇に事情を話し、お腹から瑠璃甲を取り出して渡しました。やっと鏡湖派の瑠璃甲を得たものの高崇の疑念は晴れません。
誰が成嶺を救って戻してくれたのか 何故姿を見せない?
沈慎(シェン・シェン)は瑠璃甲に手を出さず成嶺を届けたのだから味方でしょう、と言います。
五弟、お前の瑠璃甲も渡すのだ 私が三つを保管する
手を差し出す高崇。沈慎はたじろぎます。
・・それでは長兄上の身が危険に
お前が危険なのよりいい 寄こすのだ
渋々瑠璃甲をわたす沈慎。
これで三つの瑠璃甲が揃った
満足げな高崇のところへ龍淵閣の同意を得て来た、と趙敬(ジャオ・ジン)がやってきます。
英雄大会で瑠璃甲の来歴を話す使いを送ってくれるそうです
そうか 龍淵閣の同意を得ればよい 五弟わかっているのか
高崇は横にいる沈慎に言いました。
お前が長明山の剣仙を呼びそこなったから二弟が龍淵閣を訪ねる羽目になったのだぞ
沈慎は慌てます。
山河令を携え長明山に行き何度も呼びましたが無反応でした
人の気配がなかった 死んだのかも・・一体何歳ですか?
高崇に制されて黙り込む沈慎。
成嶺は傷の回復のために休んでいました。小怜が成嶺の体を心配して見に来ました。
父の代わりに礼を言うわ 父は五湖盟の栄光を保つために必死なの
あなたを弟分として守ってあげたい でも私たちの婚姻は五湖盟を立て直すのに欠かせない
今後あなたの家は岳陽派よ、と言って小怜は出ていきます。
そして入れ違いに顧湘が見舞いに来ました。成嶺が周子舒の弟子になれたと聞いて喜ぶ顧湘。成嶺は自分のせいで顧湘が怪我をしたことを気にかけていました。自分用の滋養のつく料理を顧湘にも勧める成嶺。
酒を飲み交わし意気投合した周子舒と温客行は昨夜闘った毒蠍をやっつけようとアジトに向かいますが、アジトは跡形もなく消え去っていました。また酒場に戻ってお酒を飲む二人ですが、そこに顧湘がやってきます。温客行は成嶺も長くはいないから岳陽派を離れるように言います。けれど何か未練がありそうな様子の顧湘。
そこへ曹蔚寧がやってくると周子舒は二人は離れたくないのかと感づきます。けれど温客行は侍女の去就は主人が決めると不機嫌です。
曹蔚寧は周子舒が病を患っていると聞いて「名医を紹介しましょう」と言います。気遣いに礼を言う周子舒ですが、「重い病だから治療に時間を使うのではなく残された時間を有効に使いたい」と言います。
例えば知己と各地をさすらい 酒を飲み 詩を詠じたい
ただ顧湘はまだ若い娘だから放浪の同行は酷だと思う、誰かに託すのが良いと言います。そして
温客行も承知の上だと付け加えました。すると(周子舒の思惑通り)勢い込んで曹蔚寧が訊ねてきました。
私はどうですか?
<第13話> 剣と鞘
曹蔚寧に顧湘を託したことが面白くない温客行。
婿を探せと言いながら❝白菜❞を食われるのが気に入らないとは矛盾してないか
周子舒は笑います。
お前こそ私を避けるくせに共にさすらうと言うのは矛盾していないか
温客行は仕返ししました。
曹蔚寧は周子舒と温客行が生死を共にする知己となったのに周子舒の病が重く、温客行が友を失うかもしれないことを嘆いていました。
また探せばいいのよ
あっさり言う顧湘に興ざめする曹蔚寧。
人生には多くの縁がある でも真に響き合うのは一人だけ
曹蔚寧は自分の師匠が言ったことを顧湘に教えました。
きみを清風派の仲間に紹介したい
そう言って恥じらう曹蔚寧。
でもきみは美しいから近くにきみを慕う誰かがいるかも・・
キョロキョロと周りを見回す顧湘。
いないわよ いるのはおバカなあなただけ
丐幇の長老・黄鶴(ホアン・ホー)ところに崋山派の掌門・于丘烽(ユー・チウフォン)が訪ねてきます。
五湖盟に息子を殺されたと怒る于丘烽。そして五湖盟が瑠璃甲を5つに分けながら英雄たちの血を流させた責任は大きいと言うのでした。
もはや岳陽派に瑠璃甲を預かる資格はない 江湖を牛耳るのはあなただ
于丘烽の言葉に奮い立つ黄鶴。
成嶺を迎えに行くために周子舒は変装することを考えていました。温客行は髭をつけている周子舒を見て折角の美男が台無しになる、といってやめさせようとします。
俺の顔は知られている 成嶺を守るためには変装しないと
周子舒は温客行にも変装するよう勧めますが嫌がられます。
扮装術では誰にでもなれるものなのか
温客行に聞かれ、周子舒は答えました。
相手のことを熟知していないと声や姿を真似ても見破られることがある その相手と面識のない者なら騙すのは簡単だが
家に戻った于丘烽は鏡を覗き込んでその顔を見つめました。そして顎の皮膚を引っ張ると顔がはがれ、その下に艶鬼・柳千巧(リウ・チェンチャオ)の素顔が現れます。艶鬼は温客行の命で于丘烽に化けて黄鶴を訪ねたのでした。
江湖の犬どもを争わせるのだ
そう温客行に言われたものの扮装することで恋人だった于丘烽への想いに涙する柳千巧。
何故鬼になってまでもこの想いを消せないのか・・
岳陽派に長明山の剣仙、葉白衣(イエ・バイイー)が現れます。
恭しく迎える高崇たちですが、あまりの若々しさに剣仙とは人違いだと思いこみます。
どこの若造だ 長兄は長明山の剣仙を迎えにきたのだぞ
偉ぶった態度の若者に沈慎は怒りをぶつけました。
お若いかた長明山の剣仙殿の命で来られたのか
若者に訊ねる高崇。
山河令を返すぞ
葉白衣は高崇に小さな令牌を剣でなげつけました。
令牌を受け取ってそれが山河令だと確認する高崇。
葉殿、どういう意味だ
初代の山河令の持ち主は長明山の剣仙殿と誓った 鬼谷が江湖に危害を加えた時、この山河令を持つものが剣仙殿を招くことができると 鬼どもを成敗し鬼谷を討つためだ
だから来ただろ
葉白衣は言いました。
くだらぬ英雄大会には出ぬが令牌を持つものと青崖山の鬼谷を討つ
そういうと屋根高く飛んでいきました。
岳陽派の弟子を殺した仕返しに高崇は羅府を襲撃しました。47匹の鬼を討ったと報告を受ける高崇。喜喪鬼・羅浮夢も高崇の前に引き出されました。
さっさと殺せ
高崇を睨む羅浮夢。
英雄大会でこやつの首をささげる
五湖盟に連れて行かれる喜喪鬼。
葉白衣は酒楼で3刻近くの間料理を食べ続け周りを驚かせていました。
腹が底無し沼につながっているようだ
取り囲んだものたちが呆れてささやきます。
周子舒と温客行も奇妙な客を眺めていました。
若いのに威厳があるな
葉白衣を見て思う周子舒。
やっと食べ終わった葉白衣は集まった野次馬に「誰が銭を出す?」と訊ねました。
出した者の頼みを一つ聞こう
私が出そう
面白がって名乗り出る温客行。
お前ならいいがそいつは駄目だ
周子舒を指差す葉白衣。
死に損ないだからだ 瀕死なのに何故ピンピンしている?
周子舒の内傷を見抜く葉白衣。
次は酒をおごってくれ 良い案がでるやも
葉白衣はそう言って代金も払わずに行ってしまいました。
于丘烽のところに艶鬼・柳千巧が現れます。
柳千巧 生きていたのか
もちろん死んだわ 無知な淫乱だと恥辱にまみれたときにね
私の命を差し出しても罪は償いきれない
于丘烽はいいます。
今日は訃報を届けにきたの あなたの愛息は殺された
私たち鬼と共通の敵にね それを伝えにきたのよ
そう言うと艶鬼は雨の中に消えていきました。
温客行は周子舒に葉白衣の言ったことを訊ねました。
瀕死とは例の古傷のせいか どこで負った傷なんだ?
言いにくそうに答える周子舒。
あまりに罪をおかしたから生きている間に少しでも償いたくて
自分でやった
周子舒の言葉に驚く温客行。
何故だ??
俺にも質問させてくれ
逆に周子舒は訊ねました。
お前は容炫の息子なのか?
容炫など会えば何度でも殺してやる
不機嫌に言う温客行。
容炫の息子ではない・・ではなぜ五湖盟を憎む?
合点がいかない周子舒。
訪ねてきた葉白衣と話す周子舒。
飯をおごられた借りを返す
傷を治す方法を見つけた だが死んでも責任は取らぬぞ
いつ借りを返せと言った?
笑う周子舒ですが、葉白衣はいきなり胸倉を掴んできました。技を繰り出してその手を払おうとする周子舒。
わかったぞ お前は四季山荘の秦懐章(チン・ホワイジャン)の弟子か
周子舒の技から門派を見抜く葉白衣。
そうだ 江湖の老大家で荘主と呼ばれている
老大家だと?ひょっこが私の前で粋がるのか
師匠を侮辱されて思わず剣に手が伸びる周子舒。
それは白衣剣だな 私が秦懐章に贈ったものだ
亡くなった師匠をご存知だと?
秦懐章は死んだのか・・
寂漠とした表情になる葉白衣。
人は去り剣だけが残る
葉白衣の“白衣”という名前から間違いなく師匠に贈った主だと気づく周子舒。
だが白衣剣は100年前の魔匠の作だ 一体何歳なのだ?
そう思いながらも周子舒は葉白衣に手を合わせて頭を下げます。
若輩者の失礼をお許しください
あやつの弟子なら適当な治療は許されぬ とにかく傷を見せてみろ
そう言って再び胸の衣を開けようとする葉白衣。それを避けようとする周子舒。二人は戦い始めますがそこに温客行が割って入って周子舒を庇いました。
何をする?
ここでチェック!やっとわかった山河令の意味とは?
中国では皇帝には玉牌、皇太后には皇太后牌、皇后には皇后牌というそれぞれの令牌がありました。軍を動かすためにも軍令が必要で、つまり令牌を持たないものは勝手に戦いを起こせないという事です。この物語の「山河令」とは鬼谷を倒すための令でした。この令牌を持っていれば正統な指導者として鬼谷討伐の命令を出せ各門派から人も集められる、だから葉白衣も従うと言っているのです。
「山河令」第三週(第11~13話)の感想
戦いばかりの武侠ドラマでしたが今週は女性も登場するシーンが多くロマンチックな場面もあって楽しめました。
それにしても中国ドラマの俳優さんって美形が多いですね💛。周子舒や温客行、顧湘などは言うまでもないですが、艶鬼を演じている女優さんも綺麗。
そう考えると中国の政治家の方って漢民族がやっぱり占めているのかな。一方ドラマに出てくるのは整った西域よりの方々に思えます。中国は広くて人口多いからねえ。そんなことツラツラ考えちゃいました。
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