こんにちは。カナエです。
今回も韓国ドラマ「ペントハウス」第八週について書きたいと思います。
ウンビョルの犯罪でソジンを脅すダンテ・・しかし彼こそが殺人者だった！
韓国ドラマ「ペントハウス」はbs日テレで毎週月曜～金曜（ 14:30～15:30）に放送
ドラマ「ペントハウス」のキャスト、これまでのお話
＜シーズン1＞
第10・11話 第12～14話 第15・16話 第17～19話
第20・21話 第22～24話 第25・26話 第27・28話
＜シーズン2＞
ドラマ「ペントハウス」第八週【シーズン２】第9～11話のあらすじ（ネタバレ）
シーズン2 第9話 「誰かを守るためのうそ」
ユニ(ユジン）にチョンアアートセンターの会場に呼びだされたソジン（キム・ソヨン）。
何故今公演のことを暴いたの
私の娘が死んだからよ
望みを言って なんでもするから あなたが歌ったことは言わないで
私より劣ってると知られるのが怖いのね
ソジンの目に涙が溢れます。
そうよ！ どんなに非難されてもあなたが歌ったことは隠したいの！！
ソジンは叫びます。
だからどうか・・・お願い
だったら 跪きなさい 私の首を傷つけたことを謝罪するのよ 25年前から負けていたことを認めて謝りなさい！
ひざまずけ！
ソジンはユニの前で膝をつきました。
ごめんなさい 私の負けよ
♣♣♣♣♣♣
ソプラノ歌手引退会見に臨むソジン。
これまで応援してくださったファンの方々、国民の皆様に謝罪します ソプラノのチョン・ソジンは今日を境に去ります 財団の理事長職も理事会の決定に従います
家に帰ったソジンはウンビョルに問い詰められます。
代わりに歌ったのはロナのお母さんでしょ 昔から負けていたから首を傷つけたのね
ウンビョルはソジンを睨みます。
なのに私にロナに勝てだなんて歪んだ劣等感よ！ もう私に命令や指図はしないで うんざりよ
ウンビョル・・
♣♣♣♣♣♣
財団側は記事を止めるのに必死です
ダンテの秘書は言いました。
マスコミをあおってもっと書かせろ より刺激的にな
ダンテは楽しそうに笑います。それから秘書に訊ねました。
ウンビョルの入院理由は？
睡眠脳波治療を受けたようです
睡眠脳波治療だと？ 人を殺した記憶を消そうとでもしたのか？ ご苦労なことだ
ダンテはウイスキーをグラスにつぎます。
一つ妙なことが・・ チュ・ヘインの土地が名義変更されています
ダンテは驚いて立ち上がりました。
名義人はまさかローガン・リーか？
秘書は書状を渡しました。
登記名義人は・・ オ・ユニだと？
顔色を変えるダンテ。
♣♣♣♣♣♣
わかりました 明日の夕方 伺います
ダンテから連絡を受けたユニは次の日一時間早くペントハウスを訪れました。
会長は書斎で待て、と言っていたわ
お手伝いに言うとユニは書斎に入ります。ローガンからの指示でユニは秘密の扉を開けました。そしてさらに奥に進んで行きます。
ダンテは帰ってくるとユニが書斎で待っていると聞き、急いで書斎に向かいました。書斎にユニの姿がないのを見て後を追います。
ユニは暗い通路の先のエレベーターから下に降りました。駐車場に出るとちょうどナ・エギョ（イ・ジア）がやってくるところでした。ナ・エギョはエレベーターに乗って上がっていきました。その様子を隠れて見ていたユニは呟きます。
本当にスリョンさんそっくり・・
♣♣♣♣♣♣
ダンテはユニを殺そうとエレベーターの前で待ち構えていました。けれど上がってきたのはエギョでした。
きみだったのか
お出迎え？
エギョはにっこりします。
もちろん
書斎に戻るとソクフンがノックしました。
なんだ
書斎から出て扉を閉めるダンテ。
ロナのお母さんは急用で帰ったよ 出直すって
手伝いのアンさんは見ていないようだが
僕は会ったよ 伝言を頼まれた
ダンテは書斎を覗こうとするソクフンを止めて言いました。
そうか わかった 勉強しろ
♣♣♣♣♣♣
ソクフンはユニに電話しました。
今どこに？ 父には帰ったと言っておきました
ありがとう ソクフン
ユニはソクフンの電話を意外に思いながらも礼を言います。
♣♣♣♣♣♣
驚かすなよ 連絡もせずに来るなんて
急いでいたのはあなたでしょ 江南のビルの売買契約書を持ってきた
エギョはダンテに契約書を渡すとエレベーターで駐車場に降りました。見張っていたユニはタクシーに乗ったエギョを追います。けれど狭い路地で見失ってしまいました。
どこにいったの？
車からおりて周囲を見回すユニ。諦めて車に戻ろうとしたユニの腕を誰かが掴みました。
何者なの？
それはナ・エギョでした。
何故尾行を？
スリョンさん・・
生きてたのね、と言ってエギョにすがろうとするユニ。するとエギョのバッグが落ちて中身がばらまかれてしまいました。
なにするのよ 変な女ね
エギョは身分証をユニに見せました。
これでわかった？
失礼しました 知人に似ていたので
ユニは落ちたものを拾おうとしますがエギョに止められます。
私のものに触らないで
エギョが拾っている間にユニはエギョの携帯に盗聴アプリを仕込みます。そしてエギョに渡しました。
すみませんでした
ナ・エギョはタクシーに乗って行ってしまいました。
ローガン ナ・エギョを見つけたわ
ユニはローガンに連絡しました。
♣♣♣♣♣♣
あの荷物はなんなの
家に帰るとユニはユンチョルに聞きました。
終わりにしよう そこに離婚届が
ユニはテーブルに置かれた離婚届を見ました。
何故別れるの
復讐が嫌になった お前はロナを失い僕はウンビョルを傷つけた
今別れなくても・・ロナを埋葬して4日しかたってないのに
ユンチョルは涙をこらえながら言います。
どうせ契約結婚で芝居だったんだ まさか本気で夫になって欲しかったのか？
ユニはアメリカでユンチョルと再会したときのことを思い出しました。ダンテに痛めつけられて外科医として致命的に手を傷つけられたユンチョルはやさぐれて深酒ばかりしていました。ユニはそんなユンチョルにダンテとソジン二人への復讐をもちかけたのです。
あの二人は婚約するそうよ
復讐したかったのはソジンを愛していたからだ 未練だよ
ユンチョルはユニと別れるために心にもないことを言いました。
事業で成功すればソジンに会える お前を利用したんだ
・・ひどい人
そうだ 僕はクズなんだよ！
家を出ようとするユンチョルにユニは写真を渡しました。
ロナはあなたが好きだった
それは芸術祭のときにロナと三人で撮った写真でした。
こらえきれずに涙を流すユンチョル。止めようと掴んだユニの手を離してユンチョルは出ていきました。
♣♣♣♣♣♣
義理の母と妹からチョンア財団を譲るよう迫られたソジン。チョンアグループが怪しい動きをしているとト秘書からも言われます。
理事長サイドの株主まで離反したようです
失った信用を取り戻すには時間がかかるわ
傍観している時では・・ 数日前チュ会長が大株主に会っていました
どういうこと？
油断ならない人です 代役がオ・ユニさんだと以前から御存知でした
どうして知ってるのよ？
ト秘書は膝をつきます。
私が会長にはめられました
あなたが・・？
怒りのあまりト秘書に飲んでいたコーヒーをかけてしまうソジン。
♣♣♣♣♣♣
母親の不祥事から学校でいじめをうけるウンビョル。ロナの方が歌が上手かった、と言われて逆上したウンビョルはロナの机に置かれた花を投げ捨てて靴で踏みつけます。
なにするのよ！
それを見たジェニがウンビョルの頬を叩きました。
ロナが可哀想でしょ
私を叩くなんて・・
叩き返そうとするウンビョルをソッキョンが止めました。
ジェニの言うとおりよ ねえウンビョル、 聞きたいことがあるの
ソッキョンは言いました。
大賞の発表が会ったとき、ロナといたでしょ
いいえ 会ってないわ
控え室にはいなかったわよ どこにいたのよ
ジェニも聞きます。
薬のせいでふらふらして保健室にいたわ
本当か？ 見た人は？
ミニョクも言って三人はウンビョルを取り囲んで見つめます。
やめて
頭を抱えてウンビョルは倒れてしまいます。
♣♣♣♣♣♣
大丈夫か？
保健室で目を覚ますウンビョル。
教室で倒れたんだ
ソクフンが言います。
頭が割れそうに痛い
ソクフンはウンビョルの額に優しく手を当てました。
芸術祭のときも倒れたって？ 残念だな あのときのことを覚えてないなんて 石階段で俺に言ったことも忘れた？
ソクフンは言いました。
ウンビョルは石階段に立ってみます。
私はソクフンに何を言ったの？ 思いだせない
ウンビョルは頭を抱えます。そんなウンビョルを壁の陰からソクフンが見ていました。
思い出すんだ そこで自分が何をしたのかを
♣♣♣♣♣♣
ユニはギュジンにユンチョルとの離婚について相談しました。
やっぱりな あの二人は怪しいと思ってたよ
ギュジンは言いました。
元妻とよりを戻すなんて、どうかしてる
離婚を切り出されて頭が真っ白に・・
僕は離婚専門の弁護士だったんだ 心配はいらないよ
そう言いながらギュジンはダンテに連絡します。
（こんな一大事をダンテは知ってるのか？）
ユニはこっそり笑いました。
（我慢してないでチクりなさい そのために呼んだんだから）
♣♣♣♣♣♣
ウンビョルから芸術祭の日のことを聞かれたソジン。
本当に私は倒れて家に？
何か思い出したの・・？
心配げに訊ねるソジンにウンビョルはきつく当たります。
何よ？ 思いだしたらまずいことでもあるわけ？
ウンビョルの様子に不安になったソジンはユンチョルに電話します。
♣♣♣♣♣♣
ユンチョルは会社にいました。
ここに寝泊まりを？
家を出たんだ オ・ユニとは離婚する それよりウンビョルは？
何かを思い出したみたい 薬を飲ませているけど不安だわ
ユンチョルはソジンを見て言います。
きみはちゃんと食事してるのか？
♣♣♣♣♣♣
ソジンを診察するユンチョル。
ウンビョルのためにも耐えろ きみが気弱になったら娘は終わりだ
点滴をしようとして手を震わせるユンチョルを見てソジンは訊ねます。
その手はどうしたの？
ユンチョルはアメリカでの出来事を話しました。
ダンテが？？ ・・何故黙ってたの！
きみには関係ない
関係あるでしょ 苦労して医者になったのに チュ・ダンテ ・・なんて男なの
ダンテとは破談にする、とソジンは言いました。
もともと愛していなかった あなたが私を見てくれなかったから寂しくて・・
ソジンはユンチョルにキスしようとします。
私のそばにいて
そんな二人の様子をギュジンからご注進されたダンテが見ていました。
ダンテは残酷な笑みを浮かべます。
シーズン2 第10話「証拠品」
あなたが財団に私が公演でゴーストシンガーを使ったという情報を流したのね
ソジンはダンテに怒りをぶつけました。
目的は何？ チョンアグループを独り占めしたいの？ 初めからあなたの目的はお金だったのね
きみだって金には目が無いだろ？
悪びれもせずダンテは言います。
もうあなたとの結婚はないわ 出てって！
ソジンはダンテを部屋から追い出しました。
チョン・ソジン、これはいただけない態度だな
携帯を出し電話をかけるダンテ。
♣♣♣♣♣♣
ソジンとウンビョルが朝食をとっていると刑事が訪ねてきました。
娘さんに確かめたいことが
刑事はソジンに芸術祭でウンビョルが着けていたネックレスを見せました。
お宅の娘さんがペ・ロナさんを殺しましたね
そんな あの事件はパクさんが犯人で・・・もう終わったのでは？
パクさんは嘘の自供をしたと言ってるんですよ
ソジンは刑事たちがウンビョルの部屋に行こうとするのを必死で止めました
違うんです 娘ではないの！ すべて私がやったことです 私がペ・ロナを殺しました！！
素晴らしい母性愛だな
ダンテが入ってきて笑いました。ダンテは刑事たちに謝礼を渡して帰らせます。どうやらダンテがやらせた芝居のようでした。
きみの言ったことは録音したぞ
悪魔のようにダンテは微笑みます。
これからは私のいう事に従うんだな
♣♣♣♣♣♣
どうやってヘインの土地を手に入れたんだ ヘインは私の娘なのに
ダンテはユニに問いました。
スリョンさんの娘でしょう？ そもそも会長に父親を名乗る資格なんかないわ
チョンス地区は再開発の予定もないしなんの価値もない土地なのに
そんな所にアートセンターを作ったのは会長ですよ
ユニは意味ありげに笑います。
私はお金を稼いでペントハウスに住んでみせます ロナの憧れだったから
♣♣♣♣♣♣
ダンテとソジンは結婚式のドレスを選びに行きます。
これが似合いそうだ
ソジンの着替えを待つ間ダンテは芸術祭の日のことを思い出していました。火災報知器を鳴らしてロナの事故現場を混乱させたのはダンテだったのです。
ペ・ロナのおかげで首尾よく進んだな
ソジンは試着室でト室長に電話していました。
私と娘のパスポートを探して 今夜の便で行ける所ならどこでも・・
すると突然ダンテが扉を開けて入ってきました。
欲しいのはこれか？
二冊のパスポートをソジンに見せます。
無駄なことはやめておけ
ダンテはソジンの両肩を掴んで言い聞かせました。
きみがどこに逃げても必ず見つけ出す
♣♣♣♣♣♣
ユニとローガンはエギョの様子を盗聴していました。
ダンテみたいな怪物にも好きな女がいたとはね
2年前のナ・エギョはヤツから逃げようとしていた 変だな
今の二人は完全にグルよ
とにかくもう時間がない スリョンさんにしたことを聞き出さないと
ユニはローガンに訊ねました。
スリョンさんとはどんな関係だったの？ ソラの義兄と実母、それだけ？
彼女を幸せにしたかった 守らなければいけなかったのに自分が許せないんだ
ローガンは言います。
♣♣♣♣♣♣
射撃を楽しむダンテとエギョ。
でもシム・スリョンも哀れだわ あまりにも夫のことを知らなかった
あの女のことは言うな
最後の一発よ 先に撃つわね
エギョは見事真ん中に命中させました。
油断は禁物よ
きみこそ
そう言うとダンテは銃をエギョに向けました。
ナ・エギョ、正直に言え 2年前私を裏切ろうとしたな
なんの真似？
誤魔化すな きみの変化には気づいてた 連絡を絶ち私を避けたな 何を企んでる？
撃つなら撃ちなさいよ 私なしで財産が守れるなら
裏切りものは許さない きみでもだ
ナ・エギョはダンテの銃を取ろうとして二人はもみ合いになります。ダンテの銃がシャンデリアを撃ち、それが2人の上に落ちてきました。ダンテは頭から血を流しエギョは気を失います。錯乱したダンテはエギョの首を絞めて殺そうとしました。
そこにローガンが現れ後ろからダンテを殴り、エギョを連れ去りました。
♣♣♣♣♣♣
何者なの？
目を覚ましたエギョがローガンに訊ねました。
助けたのに感謝の言葉もないのか 姿しかスリョンさんに似てないな
エギョはローガンの襟を両手で掴みます。
あんた 誰なのよ
ローガン・リーだ 2年前にも接触を
ローガン・リー？ 知らないわ その手には乗らない
エギョは歩き去ろうとします。
待ってくれ 僕はあのとき何を言おうとしたのか知りたいだけだ
死にたくなければ消えて
吐き捨てるように言ったエギョの腕をローガンは掴みます。
スリョンさんが死ぬ前はきみがスリョンさんに成りすまして、幸福未来党のチョン代表や政財界にロビー活動を行って富を築いたことを知ってる
ローガンはエギョの顔を覗き込みます。
でもきみは2年前チュ・ダンテから離れる決意をしたはず だから僕に電話をしてきた
作り話だわ そんな覚えはない 私が唯一信用する人間はチュ・ダンテだもの
また歩きだしたエギョにローガンは2年前のエギョの録音の音声を聞かせます。
チュ・ダンテがシム・スリョンに何をしたか あいつがどんな人間か 今日でなきゃ話せそうもない
きみは本気だった 切羽詰まっていた
あれはけんかしたからよ 頭にきていただけ
エギョはローガンの胸を突きました。
もうよしなさいよ あんたが思っている以上にダンテと私の絆は強いのよ 子供だっているんだから
エギョが歩いて行く先にはユニが立っていました。
また会いましたね
何よ あの男とグルだったの？ 二人とも勘違いしてるようだけど私はチュ・ダンテの女で双子の母親よ
でも彼はあなたを殺そうとした
ユニは言いました。
あなたもスリョンさんのように捨てられる 私もあの男に裏切られた 逃亡犯になって死にかけたわ
エギョの表情が変わります。
彼が用済みの人間をどうするかよく知ってるでしょ
ローガンが近づいてきて言いました。
捨てられる前にヤツを捨てる機会をやる
僕たちに協力しろ
ユニはソクフンに電話します。
もしもし
ソクフン 私よ
ソクフンの声を聞いてエギョの目の色が変わります。
また父さんが何かしたのでは・・？
ユニは大丈夫、と言って電話を切りました。
子供たちに会いたくない？
エギョは笑いだします。
やることが可愛いわね 私に少しでも母性があったら子供を捨てないわ
あの子たちはダンテに虐待されて地獄にいるの あんな男に子供を預けておくの？
エギョはユニを睨みました。
人の家庭事情に深入りしないで
そう言うとエギョは歩いて行ってしまいました。ユニは追おうとするローガンを止めます。
ソクフンの声を聞いて動揺してた 彼女の母性に期待するしかないわ
♣♣♣♣♣♣
ソジンはペントハウスにきてウンビョルのネックレスを探しますがダンテに見つかってしまいました。
なにをコソコソやってるんだ
ダンテはウンビョルのネックレスを見せました。
欲しいのはこれか？
返して もう必要ないでしょ ちゃんと挙式もするんだから！
返してもいいが私のカードがこれだけだと思うか？
ソジンは怯えた表情になります。
どういう意味？
ハ先生が娘にしたことさ 記憶を消そうと臨床試験中の薬をウンビョルに投与したんだ 副作用が出たら娘の人生は台無しだしヤツは破滅だぞ
ダンテはソジンを押さえつけます。
わかったか？
きみは私から絶対逃れられないんだ
♣♣♣♣♣♣
ソジンを呼び出したユンチョル。
結婚するってどうしたんだ？ ヤツの正体を知ってるだろ？
婚約者が元夫に惹かれたら怒るのも当然よ 結婚はビジネスだわ だからチュ・ダンテを選んだ
わざと陽気に話すソジン。
娘はどうなる？
あなたがウンビョルを連れて海外に行ってよ その方がウンビョルも幸せになれる だから何があっても結婚式の前に発つのよ
自分勝手な女だな・・
ユンチョルは怒りながら店を出ていきます。
あなたがウンビョルを守って これしか方法がないのよ・・
ソジンはとめどなく涙を流します。
♣♣♣♣♣♣
ソジンは理事会で理事長の解任を義母から求められます。
チョン・ソジン理事長は先代が築いた財団の名誉を汚しました
理事長解任に賛成か反対かの投票が始まります。すると結果は意外にも反対票が上回り理事長解任は否決されました。
ありがとうございます 最善をつくして名誉回復に努めます
義母と妹は怒って出ていきます。
お父様に頼まれていたのですよ
理事の一人が言いました。
父に？
自分がいなくなったら妻と妹に邪魔されるだろうから支えてやってくれと
ソジンの目に涙が溢れました。
お父さん 私はなんてことを ・・・ごめんなさい
理事たちが去るとソジンは声を上げて泣き続けるのでした。
♣♣♣♣♣♣
ソクフン大好きよ
石階段でソクフンに抱きつくウンビョル。
ここで俺に言ったことを思い出した？
いいえ、いくら考えても無理なの
よく考えて ここで誰かに会ったろ？
ここで？
ウンビョルは頭を抱えました。ロナを追いかける自分が頭を過ります。
ソクフン ロナはどんな風に死んだの？
トロフィーで頭を刺された
トロフィー？
ウンビョルは訳の分からない不安に襲われます。
♣♣♣♣♣♣
不動産屋の投資相談にやってきたユニとローガン。
チョンス地区の物件を見せて
あそこは再開発の計画もありませんよ 投資なら別の地区の方が・・
チュ・ダンテ会長に勧められたのでチョンス地区を
ユニは言います。
チュ会長に？
不動産屋は驚きます。そして急いでソン会長に電話しました。
ソン会長、再開発の噂を耳にしました
そう わかったわ
マリ湯にいたソン会長は頷きます。
チョンス地区に130階建てのマンションができるそうよ
ソン会長はマリや二人の仲間に話しました。
ソン会長もその噂を？ チュ・ダンテ会長もかんでるし再開発は確定かも
仲間の一人が言います。
あなたも買いなさいよ
ソン会長はマリをけしかけます。
ヘラパレスの上を行く金持ちの街になるはずよ
本当ですか？ すごくホットな情報ですね まだ発表前だからそれほど高くなさそうだし
チュ会長が物件を買い集めているから急がないと
すごい話を聞いたわ
お風呂の中にいたサンアの顔も輝きます。
シーズン2 第11話「偽りの結婚式」
エギョは子供たちに会いたいとユニに連絡してきました。
ここから姿を確認するだけでいいわ
ユニはソクフンに電話してカフェにきて貰うことにします。エギョは離れたところからソクフンたちを見守っていました。
何故おばさんがいるの？
不機嫌にソッキョンが言います。
俺たちに話があるそうだ
ごちそうするわよ ここは苺シェイクがお薦めよ
ユニたち三人は苺シェイクをすすります。ソッキョンは飲み終わると席を立って帰ろうとしました。
座って お母さんのことで話があるから
お母さん？
あなたたちの実のお母さんは生きているの
私たちを産んですぐに敗血症で死んだ、と聞いてるわ
お父さんのウソよ
ユニはテーブルに写真の入った封筒を置きました。
これがあなたたちのお母さんよ
ソッキョンは座ると封筒から写真を取り出しました。エギョは写真をみる子供たちを見つめます。
どうかしてる 殺されたお母さんじゃない
いいえ、実のお母さんよ スリョンさんと瓜二つなの 信じられないでしょうけどこの間会って確かめたわ
・・今どこに？
ソクフンがユニに訊ねます。
ウソだわ 写真なんていくらでも捏造できる お父さんに聞くわ
ソッキョンが帰ろうとするのをソクフンが止めます。
お前は俺たちを虐待して操ろうとする父親をまだ信じているのか？ おばさんは善意で話してくれたんだ
近くにいるから会わせることもできるわ
ユニは言います。
余計なことはしないで 今さら何が母親よ 私のお母さんは一人だけよ
写真を投げつけるとソッキョンは店を出ていきました。ソクフンも追いかけます。ユニはため息をつきました。
エギョを見るといつのまにか姿を消しています。
♣♣♣♣♣♣
お兄ちゃんは何か知ってるでしょ 教えてよ！
家に帰るとソッキョンはソクフンを問い詰めます。
お母さんを殺したのは父さんかも・・
ソッキョンの目に涙が溢れました。
本気で言ってるの？
父さんは不要になった人間を切り捨てる 俺たちだっていつ捨てられるかわからないぞ 父さんを信じちゃ駄目だ
ソクフンはソッキョンの手を握ります。
俺たちで助け合おう お前は俺が命懸けで守る
ソッキョンは言いました。
本当にお父さんがお母さんを殺したなら・・
ただじゃおかない
♣♣♣♣♣♣
ソジンをなんといって脅したんだ？
ユンチョルはダンテを殴りつけました。
今すぐ破談にしろ！
ダンテはユンチョルを押さえつけます。
調子にのるな 破談にしたらよりを戻す気か おまえもソジンの金が欲しいんだろう
クズ野郎が！
ユンチョルは乱暴にダンテを壁に押しつけました。
なんとしても結婚は阻止するぞ
威勢がいいな だがソジンは言わなかったのか？ 私がお前の娘のしたことを知ってるって
なんだと？
ウンビョルがペ・ロナを殺したってことだ
なにを・・
愕然とするユンチョルをダンテは嘲笑います。
子供が罪を犯したら親は庇うしかないよな すべてソジンが背負うそうだ 娘を溺愛しているからな
ダンテはユンチョルをからかいます。
ほら殴ってみろよ バラされてもいいならな
ダンテはユンチョルを思い切り殴りました。床にうずくまったユンチョルをダンテは見下ろします。
娘を連れて消えろ でなきゃ警察につきだすぞ
実は病院でペ・ロナの酸素マスクを取ったのはユンチョルではなくダンテだったのです。
自分の悪だくみが順調に行っていることにダンテは満足します。
♣♣♣♣♣♣
ソジンにダンテとの結婚をやめるように言うユンチョル。
ウンビョルの犯行だという証拠はない
ダンテはウンビョルのネックレスを持ってるの 証拠になるわ ウンビョルのDNAとロナの血痕がついてるし ・・私の自白もある
ユンチョルは驚きます。
なんで黙ってたんだ？ きみ一人で背負う気か
私は大丈夫 あなたはウンビョルだけを心配して 黙って出国して 私の最後のお願いよ
ソジン ・・
ソジンの覚悟を知って何も言えないユンチョル。
♣♣♣♣♣♣
ダンテの別荘で暮らすエギョはソジンと結婚するダンテに腹を立てます。エギョは代わりにチョンス地区の土地の70％を自分の名義にするようダンテに要求しました。
半々じゃいけないかな
70％よ その代わりオ・ユニ名義の土地は任せて
わかった だが離婚するまでの間だ 婚姻届をだせば私がグループの筆頭株主だ やりたいように出来る
エギョに自分を信じるように言うダンテ。
私を殺そうとしたくせに信じられると思う？ 今日はもう帰って 一緒にワインを飲む気分じゃない
エギョは二階に上がってしまいます。
♣♣♣♣♣♣
もう怒ってないわ
電話でダンテと話すエギョ。
チョン・ソジンと結婚準備でもしなさいよ
エギョは電話を切るとシャワーを浴びます。すると肩の蝶の刺青が消えていきました。エギョがウィッグを取ると長い髪が現れます。
なんとエギョはあのシム・スリョンだったのでした！
♣♣♣♣♣♣
ダンテとソジンの結婚式の日が来ました。
お父さんがアメリカの本社に用があるからウンビョルも同行するといいわ 気分転換になる
そうソジンから言われてユンチョルと空港に向かうウンビョルでしたが、ソジンのいう事を信じていませんでした
お母さんは結婚して私は捨てられる・・
ソッキョンからウンビョルがアメリカに行くと聞いたソクフンはウンビョルに連絡します。
ウンビョルがロナにしたことを思い出させなければ・・ 逃げられては困る
♣♣♣♣♣♣
ソクフンから電話だわ
ウンビョルは電話に気づきますがユンチョルから止められます。
一切電話に出るな
仕方なくウンビョルは電話を切りました。
ユンチョルはパトカーが追って来るのに気がつきました。ユンチョルの車は４台のパトカー囲まれ停車させられます。
ハ・ユンチョルさん、殺人の容疑で逮捕します
どういうことです？
パク・ジョンシクがあなたに買収されたと白状しました ご同行を
顔色を変えるユンチョル。
何かの間違いだ！ ウンビョル、タクシーで空港に行け 飛行機に乗るんだ
お父さん！
ユンチョルはパトカーに乗せられてしまいます。
♣♣♣♣♣♣
ウンビョルはソクフンに迎えに来て貰いました。
ウンビョル、何があった？
ソクフン ・・・どうしよう お父さんが
ウンビョルは泣き出します。
♣♣♣♣♣♣
ヘラパレスではダンテとソジンの結婚式が行われていました。
純白のドレスに身を包んだソジン。けれどその表情は虚ろです。
誰よりも幸せそうに笑うんだ
ダンテはソジンに言います。
（今頃気づいてごめんなさい 愛していたわ ハ・ユンチョル・・）
ソジンは心の中で呟きました。
ダンテは招待客に謝辞を述べました。
お祝いに来てくださったヘラクラブの皆さん、ありがとうございます 私たちは互いを尊重して幸せになります
チョン先生も何か言ってくださいよ 顔色が悪いけど大丈夫？
マリやサンアがソジンを気遣います。
夕べ緊張して眠れなかったそうです
ダンテが言いつくろいました。
ユニは冷ややかに二人をながめていました。
ソクフンからダンテがウンビョルのネックレスを持っていると聞いたわ 娘のことで脅されて結婚を？
♣♣♣♣♣♣
議員、乾杯の音頭をお願いします
やりましょう
ダンテに請われてギュジンが二人のそばに立ちました。
離婚弁護士だった僕が音頭を取るとみんな離婚します でもこの二人なら大丈夫だ
けれどギュジンが杯をあげた途端電話が鳴ります。詫びながら電話に出るギュジン。
なんだって ハ先生が逮捕された？ ロナの殺人で？？
思わず大声を出すギュジン。
誰が犯人ですって？ ハ先生が？
皆が騒ぎだしました。
ダンテはそっとソジンに耳打ちします。
結婚の贈り物だよ きみにサプライズを用意した
やめて！
ソジンは無我夢中で走りだします。
♣♣♣♣♣♣
ウンビョルを後ろに乗せてバイクで走るソクフンは車と接触しそうになり、バイクは転倒します。
痛い・・
頭を打ったウンビョルはロナとの争いをはっきりと思い出しました。
私がロナを・・
うめき声をあげるウンビョルにソクフンが起き上がって訊ねます。
ウンビョル、思い出したのか？
♣♣♣♣♣♣
警察に行ったソジンはユンチョルと面会します。
きみがこんなところに来ちゃだめだ 疑われるぞ
チュ・ダンテがパクさんを脅したのよ 私がパクさんを説得する
予想してたことだ ウンビョルは出国したのか
家にいると連絡が・・ こんなことになるなら結婚しなかった
ダンテはこれでは終わらない ウンビョルを巻き込むだろう 僕のことはどうでもいい きみはウンビョルを守るんだ
ユンチョルはソジンの手を取ります。
僕はロナを殺そうと病院に行ったんだ 思いとどまったが気持ちはあった 僕はロナの殺人に加担した 僕は殺人犯として罪を償うよ
あなた・・
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家に帰ったウンビョルは追ってきたソクフンを追い出そうとします。
待てよ ウンビョル！ ロナとの事を思い出したんだろう？
ソクフン！ 私を騙したのね ロナの事なんか知らないわ 出てって！
ウンビョルはソクフンを閉め出します。
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ソジンが家に帰るとウンビョルは勉強していました。
ソウル大学に行くためには頑張らないと・・
お父さんが警察にいるのよ・・
憔悴しきってソジンは言いました。
私を庇って殺人犯になるの？ ニュースで聞いたわよ こうなると思って記憶を消したんでしょ
ウンビョル・・思い出したの？
私みたいな怪物は死んだほうがいい
ウンビョルはカッターナイフで手首を切ろうとします。
ウンビョル！ やめなさい！！
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ロナを殺す気はなかったの 腹が立ってトロフィーで肩を斬りつけたらロナは階段を落ちて行った・・ そしたら携帯が鳴って我に返ったの・・
ソジンはウンビョルの告白に驚きます。
じゃあ誰かがいたってこと？
わからない すぐに助けを呼べばロナは死ななかったかもしれないのに・・
頭を刺さなかったの？ トロフィーで
そんなことしてないわ
ソジンはウンビョルを揺さぶりました。
ウンビョル！あの日のことを詳しくお母さんに話して！！
ドラマ「ペントハウス」第八週【シーズン２】第9～11話の感想
第八週はソジンの涙であふれてました😭。キム・ソヨンさんも涙の演技ばかりでご苦労でしたね。そして改めてチュ・ダンテの恐ろしさが際立った週でもありました。ソジンの裏切りを知って仕返しするダンテの非情さがまあ怖い事・・オム・ギジュンさんが他のドラマでどんな演技をしてもダンテ色がぬぐえそうもないな～それだけ名演技ってことですけど。
😄この方もなかなか面白い⤵
そしてスリョンがエギョだったという驚愕の事実はこれからどう展開するのか、見ものですね！せめてローガンにだけでも正体を教えてもいいのに、ダンテに報復するまでは秘密厳守なんでしょか・・来週が楽しみです(>_<)。
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