こんにちは。カナエです。
今回もBS11で放送中の韓国ドラマ「二番目の夫」(第1~4話)について書きたいと思います。
サンヒョクが自分を捨てたと認められないソナ!祖母を思い哀しみに沈む姿が哀れ・・
<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband
韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中
このドラマのキャスト
以下で主要キャストを紹介しています
ドラマ第一週(第1~4話)のネタバレあらすじ
<第一話>
殺人の容疑で逮捕されたポン・ソナ(オム・ヒョンギョン)。刑務所に入れられたソナは亡き祖母と息子の写真を見ながら無念の涙を流します。
必ず犯人を見つけてみせる
場面は過去の幸せな時代に移ります。
事実婚の夫サンヒョク(ハン・ギウン)、義母のマルジャ、義妹のサンミと平和に暮らすソナ。ソナはサンヒョクの子供を身ごもっていました。
<画像出典>https://www.bs11.jp/drama/nibanmenootto/
出産間近のソナですが、我が儘なマルジャのために家事は一切自分でやっていました。買い物に出かけたソナは帰り道で産気づいてしまい、裕福な婦人に助けられて車で病院に運ばれます(その婦人は後に出会うジェミンの母親ヘランでした)。
ソナは分娩室に運ばれ、ソナの親代わりの祖母やマルジャ、サンミが駆けつけます。サンミが兄のサンヒョクに電話をかけますが会社の飲み会で繋がりません。そしてサンヒョクはソナが分娩で苦しんでいる間に上司のチーム長ユン・ジェギョン(オ・スンア)に誘惑されていたのでした。
***
無事に生まれたのは男の子でした。ソナの祖母は男の子が生まれたのを喜びます。赤ん坊はセビョクと名づけられました。
産褥期が過ぎるとソナは働きに出ようとします。
産後の面倒は見たんだから子守は祖母に頼みなさい
でもおばあちゃんは腰が悪いので・・
嫌がるマルジャにめげることなくやんわりと子守を頼むソナ。出産前に勤めていたイベント会社で再び働くことになります。
一方夫のサンヒョクは上司のジェギョンとの不倫を続けていました。何も知らないソナはデパートでスリに遭ったジェギョンの犯人を捕まえてジェギョンから感謝されます。
お礼がしたいから連絡先を
大したことはしていませんから
それじゃ私の気がすまないわ 気が合いそうだし友だちになりましょ
そういうことなら
二人は連絡先を交換しました。
***
ソナの祖母はもち米のパンを作り、ソナの友達のソジュンの母親、ボクスンが社長をしているベーカリーで売っていました。
もち米パンは好評ですよ
ボクスンが笑って言います。
ソナの子供は大きくなったでしょう
もう首が据わりました
祖母は嬉しそうに言いました。お茶を勧められてベーカリーの家族と歓談する祖母。
ちゃんと式をあげないうちに子供が生まれてしまって恥ずかしいですよ
結婚式は一月後でしたね 最近は授かり婚も多いですよ
ベーカリーの家族から祝福されて祖母は幸せそうです。
そしてソジュンと兵役をいっしょに務め、家に帰らずにベーカリーで世話になっている(実はジェギョンの異母兄の)ジェミン(チャ・ソウォン)は歌手を目指して勤め口を探していました。やっと歌を歌わせてくれる店が見つかり、ジェミンは張り切ります。
<第二話>
夫のサンヒョクから結婚式まで祖母の家で過ごすよう提案されたソナ。
母さんには俺が話すから
ありがとう
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ソナは喜びます。
***
ソナとジェギョンはランチの約束をしました。ジェギョンは恋人であるサンヒョクも誘います。
三人で予約を取ったのよ
店に最初に来たソナはメニューを見て値段の高さに驚きました。
こんなに高いの? いいのかしら
ジェギョンがやってきてソナに挨拶して席に座ります。
彼氏を同席させても?
もちろん
サンヒョクだとは知らないソナは微笑みます。
気になるわ 素敵な人なんでしょうね
ええ まあね もう彼なしじゃダメ
何も知らないジェギョンも素直に言いました。
そこへサンヒョクから電話が来ます。
5分で行く
サンヒョクはタクシーで店に向かいます。
サンヒョクが到着するとそこにはジェギョンだけが待っていました。
相手の人は?
用事が出来て帰ったの
ソナとサンヒョクは鉢合わせせずに済みました。
***
ソナはイベント会社の上司に呼ばれていました。
仕事をくださって嬉しいです
宣伝イベントに出る社員が怪我をしたの 代わりに頼むわ
喜んで
まずは契約社員からよ
それで十分です
ソナは仕事に就けたのを喜びます。
***
パン屋の宣伝に食パンの扮装をしたソナは他の社員と店の前でパンの試食サービスをしていました。
するとバイトの女の子が”男にお尻を触られた”と訴えました。正義感が強くテコンドーの有段者であるソナは男を取り押さえますが、騒ぎを起こしたことで依頼主のパン屋から怒られてしまいます。
宣伝じゃなく営業妨害をする気か?
宣伝費は払わないというバン屋にソナは困惑します。
そんな・・セクハラされたのに
ソナとパン屋のトラブルを偶然通りかかったジェミンが見ていました。
歌手を目指しているジェミンでしたが実は財閥の令息で、兵役が終わっても家に帰らないジェミンをテグスグループの会長である父親が探していました。そしてジェミンは父親が差し向けた追手の男たちから逃げまわっているのでした。
***
ソナは祖母と暮らしてから自分とセビョクの処を訪れないサンヒョクに距離を感じていました。
おばあちゃんが水炊きを食べに来いと言ってるのよ
久しぶりに会ったサンヒョクにソナは言います。
ごめん これから仕事の約束がある
立ち去ろうとするサンヒョクをソナは押し止めて頼みました。
おばあちゃんが会いたがってるの
仕方なく祖母の家で暫く水炊きを食べるサンヒョクですが、ジェギョンから電話がかかってきます。
何故来ないの?
サンヒョクはソナに告げました。
用事が出来たから帰る
***
ジェギョンからローズホテルに来るように言われたサンヒョク。ジェギョンは部屋に来たサンヒョクを見ると飛びつきます。
遅いわね どこにいたの
いちいち話す関係か?
煩わし気にサンヒョクは言いますがジェギョンは食い下がります。
これからは話す義務が出来るわ
ジェギョンはサンヒョクを見つめました。
私と結婚して
サンヒョクは思わず椅子に座り込みました。そのまま黙っているサンヒョクにジェギョンは苛立ちます。
まさか断るの?
サンヒョクは顔をあげて笑顔を向けました。
感激してるんだ
もちろんだ 結婚しよう
二人は抱き合います。
***
相変わらす父親の命じた追手から逃げているジェミン。女装してもすぐバレてしまいます。
図書館に逃げたジェミンですが、そこでイベント用の花を持ったソナとぶつかり、花はバラバラになってしまいました。
ああ、すまない・・
どうしてくれるのよ?弁償して!
けれど男たちが追って来るのに気づいたジェミンは走りだします。
ちょっと?待ちなさいよ!
ソナも負けずにジェミンを追いかけます。
女装していたジェミンは女子トイレに隠れて追手をまこうとしますが、そんなジェミンの作戦に気づいたソナは女子トイレを探しジェミンを見つけ出しました。
逃げないで花代を払ってよ
わかったよ
ジェミンは財布を探しますがお金がありません。
今度じゃダメかな
全く・・
あきれたソナは男たちを呼び、ジェミンは家に連れ戻されました。
<第三話>
義母のマルジャはソナに結納品の目録を渡しました。
ミンクのコートにワニ革バッグ・・
高価な品物が挙げられている目録にソナは目を疑います。
息子と結婚させるんだからいいでしょ 親戚にも何か配りたいのよ
マルジャは乱暴に言いました。
お義母さん・・無理だとわかってて
ほら、話が通じない! 気持ちだけで結婚できると思ってるの? だから結婚に反対したのよ!
あんまりなマルジャの言葉にさすがに涙ぐむソナ。
水を飲んできます
女手ひとつで育てた息子だもの! これくらい貰って当然でしょ!!
マルジャの言葉が後ろから飛んで来ます。
***
ジェギョンと車の中にいたサンヒョクは家から出てきたソナを見て、顔を隠そうと反射的にジェギョンを抱きしめました。
まあ・・ どうしたの?
抱きしめられたジェギョンは驚いて笑います。ソナは二人に気づかずに通りすぎて行きました。
裕福でない祖母が困るのをわかっているソナは結納品のことを話せません。″義母は結納品はいらないと言った“と嘘をついてしまいました。
あの欲深い人が結納品は要らないと?
私が頑張ったからお義母さんに気に入られたのよ
義母を安心させようとソナは強がるしかありません。
***
家に戻されたジェミンはソジュンのベーカリーに暫く行けないと電話しました。母親のヘランが部屋にやってきて父親の会社、テグク製菓に入るように勧めます。
ジェギョンが力を持つ前に地位を固めるのよ
ヘランは真剣に息子を諭します 。血の繋がらない娘のジェギョンにヘランは会社を継がせたくないのでした。
そしてジェギョンの方は病院に行っていました。医師から妊娠を告げられたジェギョンはすぐにサンヒョクを呼び出します。
私達の間に子供が出来たのよ
サンヒョクは驚いて顔を強張らせます。ジェギョンはそんなサンヒョクを見て憤りました。
なによ 嬉しくないの? 父親になったのに
サンヒョクは笑顔を作りジェギョンに言いました。
もちろん嬉しいよ 喜んで飛びはねようか?
ええ、大声で叫んでよ! 父親になったって!!
ジェギョンは弾けるように笑って言いました。
***
母親のヘランに説教されても歌手としての夢を諦め切れないジェミン。店のオーナーにつけられたカンプンギという名の歌手としてイベントで歌う仕事を依頼され、こっそり家を抜け出します。
そのイベントはソナの会社の企画で、ソナも被り物をして仕事に参加していました。ジェミンとは犬猿の仲のソナでしたが、ジェミンもアイマスクをして歌っていたので近くにいてもお互い相手がわかりません。
***
サンヒョクはソナと別れ話をしに祖母の家を訪れます。
サンヒョクさん、来てたの
仕事から帰ってきたソナはサンヒョクを見て嬉しそうに言いました。けれどサンヒョクはソナの手を取ると気まずそうに切り出します。
ソナ・・一人でもセビョクを育てられるよな
サンヒョクさん?
きみは強いから
何かあったの ・・病気なの?
ソナは訊ねます。
違うんだ
サンヒョクは立ち上がります。
もう行くよ
待って 相談したいことがあるの
ソナが止めても構わずに出ていってしまうサンヒョク。
***
ジェギョンは父親ユンに紹介したい人がいる、と話しました。
あなたが結婚を考えているなんて
ヘランやジェミンもジェギョンの話に驚きます。
どんな奴だ?
ユンは警戒するようにジェギョンに訊ねました。
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サンヒョクの方も家族にソナとの結婚をやめる、と話していました。
ソナと一緒に住んでおいて何を言うのよ
マルジャはサンヒョクに呆れます。
ソナと別れるつもりなの? セビョクはどうするのよ
兄さん・・
詳しいことはまた話すよ
困っている家族を見てサンヒョクは部屋を出ていきます。
なんてこと
母と妹は顔を見合せます。
***
そんなことも知らずソナと祖母はボクスンにセビョクを預けて結納用の食器を買いに出掛けました。買い物を終えて家に帰ると祖母はため息を漏らしまます。
父親が生きていたら立派な結納品を用意できたのに
ソナは自分を不憫に思う祖母の肩を優しく揉んでやるのでした。
***
ジェミンは父親の命令で 見合いに行かされます。見合い相手に嫌われようと耳をほじったり鼻を触ったりしますが、相手は動じません。
御曹司なのに気さくですね
それでもわざと甲高い声で話し出したジェミンに見合い相手は閉口します。しかし彼女は実はフェイクの雇われた見合い相手でした。
夫のユンからその話を聞いたヘランは呆れて抗議します。
なんでそんなことを
あいつはどうせ嫌われようとおかしなことを言って台無しにするはずだ 帰ってきたのを懲らしめれば次の本当の見合いでしっかりやるだろう?
そう言ってユンは高笑いします。
***
またイベントで歌うのを依頼されたジェミンは見合いが済むと会場に駆けつけました。ヒヨコの被り物をしたソナが挨拶します。ソナは歌の上手なカンプンギが気に入ってサインをねだりました。
気さくだしスタイルもいい
カンプンギの書いたサインを部屋に貼ってソナは満足そうに眺めます。けれど連絡しても会おうとしないサンヒョクを思い出すとソナの心は重く沈むのでした。
***
仕事でテグク製菓に花を届けにきたソナはチーム長のユン・ジェギョンがスリの被害に遭った女性だと知ります。
チーム長だなんてすごい人だったんですね
ジェギョンの地位にソナは感心します。
お茶でもしたいけど仕事がたてこんでいて・・
いいえ私も仕事があるので
ソナは帰ろうとしながら訊ねました。
そういえば結婚しようと悩んでいましたよね
ああ・・彼が今日結婚の挨拶に来るの
ソナは自分の配達した花を見ました。
だからお花と贈り物を?
ソナは納得します。
***
ジェギョンの部屋からの帰りにソナはサンヒョクに呼び止められました。ジェギョンに花を配達したと聞くとサンヒョクは緊張します。
俺のことを話したのか?
ソナが名前を出していないと言うとサンヒョクは安堵します。
話している時間がないんだ 帰って
最近変ね 家に来ないし電話もくれない
不満を漏らすソナですがジェギョンが歩いて来るのを見たサンヒョクは逃げるように行ってしまいます。
***
ジェギョンは家族にサンヒョクを紹介しました。
見覚えがある トップの成績で入社しただろう
会長のユンが言いました。
そうよ、お父さん 彼が手掛けた仕事はすべてうまくいってるの
ジェギョンが誇らしげに言いました。
有能なのは知ってる ・・で、お前たちはどんな仲なんだ?
ユンは訊ねました。
ジェギョンさんと結婚したいです お許しを
サンヒョクはユンに請いました。
***
サンヒョクの家でキムチを作るソナ。
味はいいですか
味見したマルジャはうなずきます。
いいわ 帰りに生ゴミを捨てて行って
はい お義母さん
お義母さんと呼ぶのはやめて 式もあげてないし先のことはわからないわよ
何を言うんですか セビョクもいるのに
ソナは笑いました。
全くああ言えばこう言うわね
マルジャは怒ります。
***
サンヒョクを送ってきたジェギョンは家の前で車を止めました。
会長にどう思われたかな
確認してみましょうか
ジェギョンは家に電話しました。ヘランにとり継いで貰う間にジェギョンはサンヒョクに説明します。
父のことは母に聞くのが一番なの 彼女の尻に敷かれているから
彼女?
話してなかった? 私の彼女の娘じゃないの 実母は別にいる
ヘランが出たのでジェギョンはヘランと話します。
父の反応はどうですか?
ヘランとの電話を切ってからジェギョンはサンヒョクに言いました。
予想はしていたけど・・難色を示しているみたい
俺は父親がいないからな
父は血筋を重視するから妊娠を知ったら認めるわよ 家父長制を重んじて兄を偏愛してる 私がテグクを継ぐにはあなたの力がいるの
ジェギョンはサンヒョクに言いました。
テグクを手にするのが私の夢よ 手伝ってくれるわね
わかった 必ず協力する
二人は抱き合いました。
***
サンヒョクの家からソナが出てきてゴミを出しました。ソナはライトをつけた車の中で男女が抱き合っているのを見ましたが夫のサンヒョクには気づかず、そのまま祖母の家に戻ろうとします。
サンヒョクに電話しますが出る様子はありません。
電話に出ないの?
サンヒョクの電話が鳴っているのに気づいたジェギョンが促します。サンヒョクは電話に出ました。
俺だ
お母さんに会って今帰るところよ
ソナは言いました。サンヒョクは歩いているソナの後ろ姿に目をやります。
まだ忙しいの?
ああ忙しい
・・そう じゃあ帰るわ 話すことや準備することもいっぱいなんだけど・・
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そう言いながらソナは歩いて行きました。
サンヒョクが電話を切るとジェギョンが言いました。
怪しいわね 誰?
いとこだよ
サンヒョクは誤魔化します。
***
車から出て家に入ろうとするサンヒョクをジェギョンが呼び止めました。
もう暫く一緒にいて
歩いていたソナは足を止めました。
やっぱり結納品が気になる サンヒョクが戻るまで家で待とう
ソナは来た道を戻ります。
家の前ではサンヒョクとジェギョンが抱き合っていました。
離れたくないわ
ジェギョンが呟きます。
その二人を戻ってきたソナが目撃してしまいました。
ソナはジェギョンとキスしている自分の夫を見て愕然とするのでした。
<第四話>
サンヒョクから別れを切り出されたソナ。あまりにも突然のことに現実とは思えません。
俺はユン・ジェギョンと結婚する 辛いだろうが心の整理をしてくれ
すまない
ソナはサンヒョクに抗います。
そんな・・言ってることがわからない
家に戻ると祖母が韓服を縫っていました。
嫁入りの服くらいは作らないと
サンヒョクのことをなにも言えないソナ。
***
サンヒョクの方は家族に新しい結婚相手の話をしていました。
勤務先の会長の娘ですって? 本当の話なの?
マルジャとサンミは有頂天です。
明日彼女が挨拶にくるから
でもセビョクはどうするの
サンミが兄に訊ねます。
そうよ ソナが素直に諦めるとは思えない
マルジャも言います。
なんとか解決する
サンヒョクは話します。
***
ジェギョンはサンヒョクに他に女がいるのでは?と疑い始めていました。随行秘書で家族のように親しいスチョルにサンヒョクのことを調べるよう頼みます。そして家族の集うテーブルに赤ん坊の超音波写真をわざと置き、自分の妊娠を知らせました。
ジェギョン、妊娠したのか?
父親のユンは慌てます。
ごめんなさい ・・結婚を許してくれる?
不機嫌になるユンですが、許さないわけにいかない事態です。
***
ジェギョンはサンヒョクの家に挨拶に向かいますが、スチョルに車の運転を頼みました。
自分で行けるのに何故俺を連れていく?
スチョルは訊ねました。
彼の家を知っておいて欲しいし、あなたにわかって欲しかったの
ジェギョンは答えました。
あなたの好意は気づいてた でも私はもう結婚する 私への想いは捨てて
言わなくてもわかってる
スチョルは車を発進させました。
***
ソナの祖母がベーカリーにもち米パンを届けに来るとジェミンが働いていました。
今日から店に入ったユン・ジェミンです
ジェミンは祖母に挨拶しました。
(ベーカリーの家族はジェミンがテグク製菓の御曹司とは知らず、ジェミンを行く宛のない青年だと勘違いして働くように勧めたのでした。)
ジェミンは父の七光りでなく独力で自分の将来を切り開こうとしているようです。
セビョクはどうしたんです?
社長のボクスンが聞きました。
ソナが体調が悪くて会社を早退したから置いてきました
ソナが体調を?
ソジュンが心配そうに訊ねます。
***
ソナはサンヒョクとの別れのショックから立ち直れませんでした。
なにかの間違いよ もう一度聞いてみよう
ベーカリーから戻った祖母にセビョクを預けてサンヒョクの家に向かうソナ。
けれど家にはジェギョンが挨拶に来ていました。
***
ソナが現れたことでサンヒョクたち家族は慌てます。マルジャはジェギョンに知られないようサンヒョクにジェギョンを部屋に案内するように言い、自分がソナを追い返そうとします。
息子は別の人と結婚するから帰ってちょうだい!!
ソナを家に入れようとしないマルジャにソナはすがります。
なんとかサンヒョクを説得して下さい
しつこいわよ!
ソナを相手にしようとしないマルジャ。
***
サンヒョクの母親が姿を消したことをジェギョンは訝しがります。
妹と出掛けたんだ
サンヒョクは誤魔化します。
お客を放っておいて?
きみは客じゃないだろ 家族になる人だ
サンヒョクは言いました。
でも変だわ 隠してる人でもいるみたい
不審に思いつつジェギョンは帰って行きました。
***
サンヒョクはソナに連絡してカフェでもう一度話をします。
昨日の話がまだ理解できないのか
冷たくサンヒョクは言いました。
私との10年やセビョクは取るに足らないの?
申し訳なく思ってるし、養育費や生活費は払う
サンヒョクは言います。
お金の問題? 突然別れたりできないわよ セビョクには父親が必要よ
考え直して
ソナは訴えました。
ソナ・・
おばあちゃんはあなたが大好きなの こんなことを知ったら倒れちゃうわ
サンヒョクは意を決して告げました。
ソナ、ジェギョンは会長の娘だ わからないか? 彼女は俺の望むすべてを持ってるんだ
俺にとってジェギョンとの結婚は人生最大のチャンスなんだよ
愛ですべてを克服できると思うな
もう連絡するな、と言ってサンヒョクは帰ろうとします。
ユン・ジェギョンさんはあなたに家庭があるのを知ってるの?
ソナは聞きました。サンヒョクは顔色を変えます。
息子のために円満に別れよう 彼女に余計なことを言うな
サンヒョクはそう言うと店を出て行きました。
***
それでもソナは息子のセビョクを父のいない子にしたくありません。
私のような子供にはさせられない
ソナはセビョクとサンヒョクの家に無理やりでも戻ろうとします。
お義母さん、セビョクを抱いてください
なんとまあ・・セビョクを連れて押しかけるなんて
マルジャはソナに呆れ果てます。
私とセビョクはここで暮らします
あれだけ言ったのにまだ諦めないの?
困ったマルジャはサンヒョクに電話します。
なんとしても追い出して
サンヒョクに言われたマルジャは無理やりソナを家から追い出します。
二度と来るな!!
ソナは塩をかけられてしまいました。
今度来たらセビョクを取り上げるよ!
セビョクを抱いて帰るしかないソナ。
大丈夫、お父さんはきっと帰ってくるわ
そうセビョクに言い聞かせるしかないソナでした・・。
ドラマ第一週(第1~4話)の感想
いやいや、ひどいですね。サンヒョクから別れを告げられたソナの驚きと悲しみが直に伝わってくる第一週でした。10年も夫婦として暮らしたソナを裏切るサンヒョクの冷酷さが際立ってました。でもジェギョンとつきあってもすっきりと幸せそうな表情を見せないサンヒョクでもあるんですね。このままジェギョンと結婚してもソナの言う通り幸せにはなれないんじゃないかな。大事な何かを捨てれば捨てた方も心に負荷がかかりますから一生ひきずることになりますよね!
しかし自分の野心を捨てられない男なんだなあ・・絶対に手が届かないと思っていたものに手が届きそうになった人間の心理でしょうか・・しゃにむに欲しくなってしまうのかなあ・・。
<画像出典>https://kandera.jp/sp/nibanme/
セビョクのために無理とわかっても果敢に難局を乗り越えようとするソナの姿がいじらしいです!
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