テレ東放送の韓国ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」で王女の座を奪われたピョンガンは刺客の集団に拾われ成長する!そのキャストの紹介と第1、2話のネタバレあらすじ、感想も!!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。今回からテレビ東京で2月23日から放送開始した韓国ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」について書きたいと思います。

王女に生まれながらも運命に弄ばれて苦難の人生を歩むピョンガン

テレ東で平日月~金曜 朝8時15分から放送中

ドラマデータ

放送年  2021年 韓国

監督   ユン・サンホ

脚本   ハン・ジフン

原作   チェ・サギュ

キャスト キム・ソヒョン、ナ・イヌ、カン・ハヌル、イ・ジフン、チェ・ユファ他

主なキャストの紹介

キム・ソヒョン/ピョンガン役

1999年6月4日、オーストラリア生まれ。3歳で韓国に帰国。

2008年KBS2で放映された「伝説の故郷ー坊や清算行こう」でヨンファ役を務めドラマで正式なデビューを果たす。 その後子役として活躍し、2012年に出演したドラマ「太陽を抱く月」がヒットして「国民の妹」と呼ばれるようになる。2015年のドラマ「恋するジェネレーション」で初主演を果たし、「第8回コリアドラマアワード」で「今年のスター賞」を獲得。

身長165cm、血液型はO型。

主な出演作にドラマでは「演奏者たち~Page Turner~」(2016)「恋するアプリ Love Alarm」(2019)「無駄なウソ」(2023)など、映画では「我輩は朝鮮の王である」(2011)「純情」(2016)など。

ナ・イヌ/オン・ダル役

1994年9月17日、光州広域市出身。檀国大学校公演映画学部演劇専攻卒業。

JYPエンターテインメントの練習生を経験した後、2013年のミュージカル「僕らのイケメン青果店」でデビュー。テレビドラマの出演が主で、2021年のドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は始めは俳優のジスがオン・ダル役を演じていたが校内暴力疑惑が提起され本人がそれを認めて降板、その代役で出演することになった。その演技が評価されて第35回KBS演技大賞、新人俳優賞とベストカップル賞(キム・ソヒョンと共に)を受賞。2024年のドラマ「私の夫と結婚して」のユ・ジヒョク 役で人気急上昇。

身長188cm、血液型はA型。

主な出演作にドラマでは「花道だけ歩きましょう」(2019)「哲仁王后〜俺がクイーン!?」(2020)「クリーニングアップ」(2022)など、映画では「二十歳」(2015)「彼女のバケットリスト」(2021)など。

イ・ジフン/コ・ゴン役

1988年10月29日、韓国南楊州市出身。翰林(ハンリム)大学体育学科 卒。

イ・ジフンが俳優に興味を持ったきっかけは軍服務中にミュージカル「イ・スンシン」とドラマ「IRIS」を見たことで、その後俳優を志したジフンは倍率3000倍のオーディションに合格し見事ドラマ「学校2013」に出演。その美声はジフンにとって最大の魅力となる。2021年には日本人女性と結婚し大きな話題に。

身長182cm、血液型はA型。

主な出演作にドラマでは「六龍が飛ぶ」(2015)「魔女宝鑑」(2016)「夕食、一緒に食べませんか?」(2020)など、映画では「リターンマッチ」(2014)「隙間のない関係」(2023)など。

チェ・ユファ/へ・モヨン役

1985年10月10日生まれ。  漢城大学英文学科卒

2005年にファッション誌のモデルコンテストでファッションモデル賞を受賞し芸能界入り。ドラマデビューした年の2010年に大ヒットドラマ「マイ・プリンセス」に出演しそのルックスと演技力で注目される。短編映画やインターネットドラマへの出演経験を持つ。

身長172cm、血液型はB型。

主な出演作にドラマでは「お願い、キャプテン」(2012)「SUITS/スーツ〜運命の選択〜」(2018)「僕のヤバイ妻」(2020)など、映画では「ラブフィクション」(2012)「荊棘の秘密」(2016)など。

ドラマ(第1,2話)のあらすじ(ネタバレ)

【第1話】

高い崖の上から馬に乗った若い女が平原を見下ろしていました。平原では土煙をあげて激しい戦いが繰り広げられています。

タル(ナ・イヌ、待ってて

カジン(キム・ソヒョン)という名の女の馬は崖を駆け下り戦いの場所へと疾走します。

私が行くまで耐えていて

血みどろの争いの中に勇敢に飛び込むカジン。剣で敵を切りつけながら愛しいタルを探します。

そしてタルも敵と命がけの対決をしていました。何人も敵を倒し自分も肩に深い傷を負います。

カジン・・

敵とともに地面に横たわるタル。カジンが身につけていたお守りに手を伸ばします。

会いたい・・

***

カジンは気を失ったタルのもとに駆けつけます。

タル

カジンはタルを抱き起こしました。

勝ったぞ 死ぬ気で戦った

待てばいいのに バカね

カジン・・お前は俺の高句麗 俺の国だ

カジンはタルの言葉に涙を流します。

生きててくれてありがとう

カジンはタルに口づけしました。

***

時代は遡って561年、高句麗の王宮。ヨン王妃と王女のピョンガンは王宮に押しかけた諸部族の私兵たちの振舞いに怒りの目を向けていました。

王よりも臣下が威張っていていいのですか

ピョンガンは母に言います。

お母様は悔しくないのですか

ならばここを血の海にしろと?

王妃は娘に言います。

***

諸部族の族長たちは高句麗の第25代王である平原王塩の専売権を要求していました。

専売権をそちたち三部族に永久に与えろと?

王は憤ります。

塩の専売権は我ら五部族の貴重な財源でございます ご理解ください

部族長たちは申し立てます。

それで私兵を連れて余を脅すのだな

そうではございま・・

平原王は要求書を投げつけました。

黙らぬか!

すると桂婁(ケル)部族の族長である臣下のコ・ウォンピョが書を拾い王に差し出しました。

ご署名を

コ・ウォンピョすべてはそなたの企みなのであろう

今の高句麗を支えているのは我ら三部族です 絶奴部族と順奴部族は国境の警備で忙しい 会議を開き支えたのは我らの部族です 王様の座も我らが守っているのですよ

そなた・・

二人は睨み合います。しかし王は目を伏せました。

余は休む 塩の専売権はそちたちで決めよ

王は敗北し部族長たちは勝ち誇って笑います。

***

ヨン王妃は酒を飲んでいる王に言いました。

予定通り視察にいきます 部族長たちをのさばらせておくわけにはいきません

・・それしか手立てはないのか

二人が話しているとピョンガンが物陰から出てきて両親に言いました。

誰か盗み聞きをしています

ピョンガンは人影を追いました。それは王の側室のチン妃でした。チン妃はつけられているとも知らずコ・ウォンピョと密かに会っていました

王はガラスのような人だ 嫉妬心を煽ればすぐ割れる

塩の専売権を得ただけでは満足しませんの?

チン妃はウォンピョの肩に触れながら言いました。

王妃が入れ知恵してる 視察の強行には何か狙いがあるはず

王妃は絶奴部族の才女 若くても油断ならない相手です

王妃が視察に出たらこれを王妃の居所に

ウォンピョは書簡をチン妃に手渡しました。

これはなんですか

そなたを王妃にしてくれるお守りだ

若い王妃が健在なのに私が王妃になれると?

視察の間無事とは限らんぞ

***

二人を覗いていたピョンガンが自室の木蓮堂に戻ろうとすると突然ウォンピョが目の前に現れました。驚いたピョンガンは身動きできずただウォンピョを凝視します。

王室のためを思うなら何も見聞きしなかったことに 王女様

ウォンピョは冷酷にピョンガンを見ました。

道中お気をつけて

***

ピョンガンは抜け道を通って部屋に帰りました。

まあ王女様、そんなところから・・

乳母のコンソン夫人が家具を元通りに直しているピョンガンに言いました。

王宮は敵ばかりだ

ピョンガンは嘆きます。そしてコンソン夫人に言いました。

稽古着をくれる?

王女様、武芸などおやめください 女人には無用です

またそれだ 私は王になれないと言うの?

その通りですよ

見てなさい 私はお父様の次にこの国の王になるから

ピョンガンは稽古に向かいます。

***

ピョンガンはウンピョの息子コ・ゴンから武術の指導を受けていました

剣術は姿勢が大事です 振り回すのはまだ無理です

ゴンはピョンガンに教えます。

師匠 塩の専売権のことは聞いたでしょ 部族長たちが王様を脅したことも

稽古を続けましょう

近い将来私が師匠の父君を斬るかも そしたら私達は仇同士ね

それはありえません 桂婁部族を率いる私が忠臣となるので

王室と一族、どちらかを選べと言われたら?

どちらも要りません 私は王女様を選びます

師匠・・

二人が話していると王が来ました。

父上

王は手を差し出しピョンガンの木刀を受け取りました。

刺繍を習いなさい 王女に剣などいらぬ

そんな・・

王は木刀を放ると歩き去りました。

***

視察の日が来ました。

ウォン、母が戻るまで元気でいるのですよ

ヨン王妃は幼いウォン太子に言いました。

母上、私も行きたいです

遊びに行くんじゃないのよ

ピョンガンは弟にお菓子をあげました。

ほんの数日よ 待てるよね

早く帰ってね

もちろん

王妃とピョンガンは護衛を連れて出発します。

***

王様、北周の貴重なお茶はいかがですか?

ウォンピョは王に伺いを立てます。

私を苦しめておいて今度はご機嫌とりか

王妃様の御一行に伝書鳩を持たせました 王様がご心配なさらぬよう 道中何かあれば知らせが届きます

王は青ざめます。

・・ではそなたもじきにわかるから言おう 王妃故郷に行く前に順奴部に寄ると言っていた

つまり王妃様はオン・ヒョプ将軍に会いに行ったと?

ウォンピョは険しい顔で王を見ます。

***

部族長会議に出るべきだったのでは?

順奴部の村でオン・ヒョプ将軍は部下から言われていました。

政治ごっこに興味はない

しかし順奴部ばかりがないがしろに・・

国境を守ることが我らの務めだ

・・はい

将軍様、大変です 宝剣が見当たりません

乳母の女が駆けてきて言いました。

宝剣が?

***

宝剣はオン将軍の息子のタルが持ち出していました。

そんなの使いこなせないだろ バレる前に返せ

タルは友達に言われますが首を振ります。

俺は大将軍になるんだ

タルは宝剣を振り回します。

よせよ、危ない

何をしている

父親の将軍が来てタルを叱りました。

殺すすべよりも生かすすべから学べ

***

オン将軍は息子に試練を与えます。石の堤の上からタルに縄を下ろさせて自分が縄を伝って壁を登ろうと試みます。

国境を守るための修練だ 私が登るまで耐えたら宝剣をやろう

本当に?

タルは喜んで堤の上に上がります。 

***

耐えろ 人の命がかかってるんだ

ダルは必死で縄をひっぱりますが堪えきれずに離してしまいました。将軍は下に落ちますが無事に着地しました。

父上! ごめんなさい

将軍は怒って宝剣を岩に当てて折ってしまいました。

お前の父は死んだ

***

将軍はタルに宝剣を埋めるように命じました。そして息子の手から血が出ているのを見ると布を巻いてやります。将軍がタルの手当をしていると部下が将軍を呼びました。

将軍、王妃様の使いです 将軍に会いに来られるそうです

王妃様が?

将軍は驚きます。

明日の明け方にはこちらに着くそうです

***

ピョンガンは野営の火を囲んで母親に聞きました。

高句麗で一番力の強い人は? ウォンピョに勝てる人はいますか

コ・ウォンピョに?

はい、私兵を連れてお父様を脅した者です

この先のイブルラン寺におられるソン・イロプ将軍・・

護衛の一人がピョンガンに教えました。

いえ、将軍でなく今はウォルグァン僧侶・・、の武功は見事です

お坊さんがウォンピョに勝てるの?

ピョンガンはびっくりします。

出家前は絶奴部族一の武将でした

お母様の故郷の方? 会いたいです

ピョンガンは目を輝かせますが王妃は何故か顔を曇らせました。

夜がふけた もう寝ましょう

***

実はソン将軍はヨン王妃のかっての恋人でした。平原王はそれを知りながら王妃を奪ったのです。

そして邪魔な王妃を不在の間に省こうとウォンピョたちが動き出しました。チン妃は王に偽りの噂を聞かせます。

妙な噂などお忘れくださいませ

どんな噂だ?

12年前王様が王妃様と婚儀を挙げられ八月も経たずに王女が産まれたとか 

王は眉を寄せました。

何故かその年に武功を上げていたソン・イロプ将軍が官職を捨て出家したとか・・

王は台を叩きます。

無礼な! 王女が余の子ではないと?

王妃は若くて美しいお方 王様もご不安なのでは?

王が怒って席を立つと臣下の者が鳩を持って来ました。

伝書鳩が戻りました 王妃様がイブルラン寺に行ったと

ウォルグァンの寺に行ったと?

王はすっかり騙されてしまいます。

***

王は王妃の部屋を探させてウォルグァンへの恋文を見つけます。それはウォンピョが仕込んだ罠でしたが、激怒した王は”王妃とウォルグァンを殺す”と叫びます。

お世継ぎを産んだ王妃様を王様が殺すなど・・ 私が代わりに手を汚しましょう

ウォンピョは王妃の暗殺に向かいます。

***

実際は王妃はイブルラン寺を素通りしてオン・ヒョプ将軍に会っていました

今コ・ウォンピョより強い人はこのオン・ヒョプ将軍だ

王妃はピョンガンに話しました。

***

王妃は国境を眺めながらオン将軍に出兵を請いました

コ・ウォンピョは王室を愚弄しています いずれ王座を狙うでしょう

ですが私はただの武人に過ぎません 政には関心も知識もございません

オン将軍は正直に言います。

王室ではなく民を守るために どうか・・

王妃の言葉にオン将軍の心は動かされます。

そうです ウォンピョはひどい悪人です

ピョンガンは訴えました。

私は見たのです チン妃と密会してチン妃は視察のことを告げ口していました 

王妃は驚愕します。

何故それを黙っていた?

脅して口止めされたので・・

もういい 下がりなさい

***

ウォンピョの企みに気づいた王妃は王宮に帰ろうとします。

王妃様、護衛の数が少なすぎます 私が兵を連れてお供します

オン将軍は言いますが、すでにウォンピョが王妃を殺しに順奴部の村を襲撃していました。

王妃様を守るんだ

オン将軍はタルに命じます。

***

オン将軍たちは荒らされ死体の転がった村の光景に絶句します。

逆賊どもを残さず捕らえろ

村人を引っ張っていくウォンピョの部下を見てオン将軍は王妃に言いました。

順奴部族を陥れる気です

私がうかつでした コ・ウォンピョを甘く見ていた

とりあえずイブルラン寺に避難を 僧侶たちが王宮に知らせてくれます 

オン将軍はタルに命じました。

王妃様と王女様をご案内しろ 一刻を争うのだ

私は残ります 民を見捨てるわけにはいきません

王妃は寺に行くのを拒みました。

この場は私が収めます

王妃はオン将軍に言います。

***

王妃は固い決意を示し、タルはピョンガンを連れて寺に行くことになります。

お母様と残りたいのに・・

王妃は首飾りを外すと娘に渡しました。

この守護石がお前を守ってくれる 行きなさい

お母様・・

ピョンガンは母と別れます。

***

ピョンガンはタルと山の寺に急ぎます。険しい道に足を取られますが、ピョンガンはタルの手を借りようとはしません。しかし急な崖を登ることになり、タルは先に登るとピョンガンのために縄を下ろしました。

今度こそ失敗はできない

タルはピョンガンを助けて崖を登ります。

***

王妃とオン将軍はウォンピョと対峙しました。

これはなんの真似ですか ウォンピョ殿

オン将軍はウォンピョに問いました。するとウォンピョは二人をあざ笑います。

それは私が聞きたい 視察ではなく謀略を企てていたのですか

ウォンピョは王妃に尋ねました。

とも高句麗に忠誠を誓ったウォンピョ殿が権力に目がくらむとは情けない

オン将軍はウォンピョを罵ります。ウォンピョはオン将軍に怒りの目を向けました。

生意気な奴め どけ お前と順奴部族に用はない

ウォンピョは王妃に近づきます。

コ・ウォンピョ、今からでも兵を引き揚げよ 王妃を殺めたら命はないぞ

わかりませんか? あなたを始末せよと命じた方は王様です

なんと・・?

ウォンピョが手を上げると部下の兵が矢を引きました。

オン将軍が王妃を庇い矢を剣ではね返しますが背中を射られてしまいます。

王妃とオン将軍たちは最期の抗いをしますが果敢に戦った王妃はウォンピョの狙う矢に射られてしまいました。

王妃様・・!

王妃はウォンピョを睨みます。

命つきてもお前を許しはしない 高句麗は決してお前のものにはならぬ

王妃は絶命しました。

ウォンピョはオン将軍に告げました。

そなたが逆賊だと認めれば部族の民は生かしてやろう

将軍・・!

なりません 将軍様!

部下や村人は口々に叫びますがオン将軍には道は一つしかないのでした。

【第2話】

もう駄目登れない

縄を伝って登りながらピョンガンは音を上げます。

なら死ぬか?

崖の下は海でした。

逃がして貰って助かった命をみすみす捨てるのか? それでも高句麗の王女か?

わかった

ピョンガンは死にもぐるいで崖を登ります。

***

タルは先にピョンガンを崖の上に行かせます。やっとピョンガンが体を頂上に乗せた時に縄が擦り切れ始めました。

タル!

早く上がれ!

縄が切れてタルは海に落下しました。

タル!!

***

ピョンガンは崖を登り切ると寺までの長い階段をさらに登ります。海に落ちたタルは無事に岸にたどり着きました。

しかし寺では怒り狂った王が血眼でウォルグァンを探していました。やっと寺に着いたピョンガンは父王が寺人を殺害しているのを目撃して激しいショックを受けます。

ウォルグァン、貴様を八つ裂きにしてやる

お父様・・!

ピョンガンはあまりのことに気を失います。そんなピョンガンを何者かが運び出しました。

***

ウォンピョの部下はピョンガンを探していました。そして、崖の中腹にピョンガンの靴を見つけます。

王女は崖から落ちた

部下はウォンピョに報告します。

***

8年後 天誅房の首領のトゥ・ジュンソに介抱され生き延びたピョンガンは、カジンという名の刺客として成長しました。天誅房は高句麗を滅ぼすために王族の血をひくものを殺戮する集団でした。カジンは中でも最高の腕を持つ刺客となり暗躍していました。

ピョンガンの頃の記憶は失っていたカジンですが夢の中で王女の頃の記憶が蘇り悪夢となって苦しみます。ひどい頭痛に襲われるカジンはジュンソから頭痛を消す薬を貰っていました。

近頃夢見が悪くて落ち着かないようだな

カジンの育ての親のヨム・ドゥクが言いました。

刺客が辛いのか それで頭も痛いんだな

幼い頃にかかった熱病のせいでしょ それで記憶も曖昧だし

ああ、そうそう そうなんだよ

ドゥクは誤魔化すように頷きました。

父さん、少し待ってて 私に考えがあるの

カジンは話しました。

***

カジンは赤子を抱いた王族の妻を殺そうとしなかったことを頭(かしら)のジュンソから咎められます。

根絶やしにしろと言ったはずだ

赤子まで殺すのは天誅房の大義に反するのでは?

カジンはジュンソに抗います。

赤子が刀を握る年になれば我らを斬るだろう 我らの憎き敵は高句麗だと忘れたか?

高句麗軍に家族を殺された父と私を助けてくださったご恩は忘れていません 刺客に抜擢されてからはお頭の命令なら火の中にも飛び込みました でもこれ以上血を見たくありません

カジンは自分の気持ちを明かしました。

父と平穏な日々を送りたいのです どうか刺客の業を断てるよう・・ お許しください

カジンはジュンソの前に跪きます。ジュンソはカジンを立たせて言いました。

数日後高句麗王が松鶴山の祭壇に登る 我らの仇、高句麗王を殺したならそれをお前の最後の任務としよう

最後の任務とは?

お前の刺客としての務めは終わるのだ

お頭・・

すでに準備は整っている お前は私の刃となれ

***

ジュンソとの話が終わると、カジンの親友タラ・チンタラ・サンが駆け寄ってきました。

お頭から罰はなかった?

カジンは頷きます。

カジンは最高の刺客だ 罰なんてないさ

男性のタラ・サンが言いました。

とにかく良かった

女性のタラ・チンが安堵します。

タラ・チン、タラ・サン、私が抜けたら天誅房は二人が率いて

抜けるってどういうこと?

二人は訝しがります。

***

カジンは高句麗王の暗殺に向かいます。山道を歩いていると2度も罠にかかりそうになりますが木の上に逃れました。すると猟師たちが来て罠にかかった鹿を捕らえようとします。しかし一人の若者が猟師たちを止めました。

鹿を放してやれ

何をバカなことを

三人の猟師は若者に掴みかかります。けれど腕っぷしの強い若者は三人をあっという間に倒してしまいました。この若者は8年前に海に落ちたオン・ダルでしたが、記憶の失ったカジンにはわかりません。タルは鹿が死にかけているのを知ると首を捻って楽に死なせました。

ゴメンな

タルが鹿に謝っていると元気を取り戻した猟師たちが背後からタルを襲おうとします。それを木の上から見ていたカジンがやっつけてしまいました。

礼は要らない

カジンは去ろうとしますがタルに呼び止められます。

おい、そのまま行くなよ

タルはカジンの編笠を引き上げました。

なんの真似だ?

お前を知ってる

私が何だと?

刺客だ 人間を殺す鬼

勝手に決めつけないで

タルは倒れている三人を見つめます。

人が死にそうなのに平気だろ 違うのか

王宮の女官よ 実家に帰る途中で・・

タルが刀を見たのでカジンは後ろに隠します。するとタルはニッコリしました。

良かった こんな美女が刺客じゃ悲しくなる 女官なら手当をするはずだよな

タルは服に入れていた薬草を取り出します。

これは山で採ってきた貴重な薬草だ 磨り潰して塗ってやれ

仕方なくカジンが薬草を磨り潰しているとタルは死んだ鹿をさばいて細かい肉にして袋に入れました。

鹿のお墓を作るのかと思ったら・・

カジンはタルに話しかけます。

無駄に苦痛は与えない 狩りは必要さ 生きるためだし自然の摂理だよ

カジンは呆れて笑うと猟師たちに薬草を塗り命じました。

さあ行きなさいよ

はい

カジンに言われ猟師たちは逃げていきました。

満足?

カジンはタルを振り向いて聞きました。

ああ

カジンが去ろうとするとまたタルが止めました。

今度は何よ?

怪我をしてる

タルはカジンの腕に薬草を塗りました。

これからは人を傷つけないで自分のことも守れ 大切な命だ

タルは鹿の肉を抱えて去って行きました。

***

タルは周囲を厳重に警備した山の小屋で乳母のサ氏夫人と暮らしていました。タルが帰って来ると夫人は米を投げつけました。

どこをほっつき歩いてたの

母さん、米がもったいないよ ほら、母さんの好きな肉だ

盲目の夫人は確かめるように歩きながらタルに近づきます。そしてくんくんとタルの体の匂いを嗅ぎました。

人間の血の匂いがする

鹿の血の匂いだよ

ごまかしてもわかる

夫人は小屋に入ると衣類をまとめだします。

見つかったら面倒だ ここを離れよう

誰にも会ってないって

密猟者に会ったんだろ? やつらが役所に告発するかも

高句麗を彷徨ってる流民は他にも大勢いるよ

今度の一日が将軍様の命日よ

覚えてる

いいか 世の中のことに関わらない約束を絶対に忘れちゃ駄目 将軍様のためにも 死ぬまでずっと バカで通すの

わかってる

夫人は手を差し出しました。

鹿の肉をおくれ 飢え死にする

***

タルが鹿の肉を調理していると幼馴染のサ・プンゲが来ました。

密猟者を捕らえたのか?

よく知ってるな

こっちは一足遅かった 一人でか?

それを聞きに来たのか?

いや、父さんの使いだよ 空き家を片付けたからおばさんと村に来いって 遠慮するな

どのみち隠れて住む身だ 村でもここでも同じだ ここは気楽だし

タルは答えます。

だけどここんとこ狩りも薬草もさえなくて・・

ピルグさんによると松鶴山で薬草が採り放題らしい

タルはプンゲの話に驚きます。

本当か?

***

平原王はヨン王妃を失ってから酒と女におぼれていました。

いまや王の側につくものなどおりません

族長会議ヘ・ジウォルが話しました。

確か天誅房でしたかな あやつらのおかけで労力をかけずに王の一族は片づきました

チン・ピルが笑います。

では残るは王宮だけか

コ・ウォンピョがテーブルに着いて言いました。

そちらもすでに始まっています

始まったとは? 祭祀の際に実行を??

ピョンジ殿は反対なさるので我らで話をつけました

コ・ウォンピョは立ち上がったピョンジに告げます。

しかし・・

この話は終わりです

***

今の王はもともと疑い深い性格だが、ヨン王妃が死んでからますます疑心暗鬼になった 寝所だけでも複数あり毎晩変わる どこで寝ているのかわからない 親衛隊の守りも徹底している よって機会は王が松鶴山の祭壇に登るときのみ

頭のジュンソはカジンに説明しました。

女官として侵入し儀式の直前に巫女に扮するのだ

ジュンソはカジンに地図を渡しました。

そこに記した神堂に忍びこめ

***

カジンは女官に扮して王宮に忍び込みます。するとチン王妃に呼ばれているウォン太子を目撃します。ピョンガンにとって実の弟の太子ですが記憶のないカジンには遠い他人でした。

王子と一緒に木蓮堂に行きます

ウォン太子はチン王妃に答えていました。木蓮堂とはピョンガンの住まいでした。

姉上の祭祀で捧げるものを持っていきます 母上

幼い王子が言いました。

お前たちに姉などいない ピョンガンは実の姉ではない 亡きヨン王妃の不義で生まれた娘だ

チン王妃は告げると王子の手をとって行ってしまいます。残されたウォン太子は捧げ物を立っていたカジンに差し出しました。

木蓮堂に持っていけ

カジンはお辞儀して捧げ物を受け取ります。

***

木蓮堂に来たカジン。そこにはピョンガンの乳母のコンソン夫人が一人縫い物をしていました。カジンに気づいた夫人は訊ねます。

誰だ?

太子様がこれを届けろと

あそこの棚に置きなさい

カジンは捧げ物を置くと出ていこうとしますが突然昔の記憶が浮かびます。カジンは昔のように掛け軸の位置や木刀を立てかける場所を直しました。コンソン夫人はかっての王女と同じ直し方をしている女官を見て驚きます。カジンは自分のしていることに戸惑って出ていきました。

・・王女様?

コンソン夫人はカジンを追って外に出ました。王の側室のヒョン妃がいたので急いで訊ねます。

今出ていった女官をご存知ですか?

女官? どんな?

ヒョン妃たちは知らないようでした。コンソン夫人はカジンを探し回ります。そんな夫人の様子をカジンは物陰に隠れて見ていました。

あの人には見覚えがある・・?

昔のコンソン夫人が浮かんでカジンは混乱します。ジュンソから貰った薬を飲もうとしますが慌てていてこぼしてしまうのでした。

***

次の日松鶴山でピョンガンの祭祀が行われます。酒に酔った王はふらつきながら山にやって来ました。

王様、またお酒をお召しですか?

祭祀には酒が必要であろう? 儀式は手早く済ませて王宮に戻って存分に飲もうぞ

酔った王は笑いながら言いました。すると松鶴山城の城主が挨拶に来ました。

城主のコ・ゴンでございます

久しぶりだな 頼もしそうな長男だ

王はウォンピョに話しかけました。

警備には万全を期させております

ウォンピョは答えます。

信じても良いのか?

王はゴンに問いました。

恐れ入りますが親に恵まれ城主となった私より親衛隊をお信じください 勇猛な精鋭兵ですから

王はゴンの言葉に高笑いしました。

冗談も言えるとは 父親より優れているな

***

祭祀が始まり巫女たちが祭壇の前で踊り始めました。カジンも中に混じって踊ります。

ゴンは異常のないのを見て階段を降りますが途中に閉じた紙が落ちているのに気づきます。

紙を開くと”巫女が王を狙う”と書いてありました。ゴンは踊っている巫女たちに目をやり巫女のいた神堂を調べます。すると一人の巫女が服をはぎ取られ縛られているのを見つけました。ゴンは父のもとに急ぎます。

今すぐ中断を

何故だ?

ウォンピョは聞きました。

刺客がいます 巫女に扮して 

確かなのか?

はい 紛れ込んだのです

けれどウォンピョは拒みました。

しばし待て 儀式を潰すと後始末に苦労する

王様が危険ですよ?

よく見張るのだ

ウォンピョは息子に命じます。

***

祭壇に立った王は王妃が死んだ日を思い出していました。斬りつけた僧は血を流しながら王に明かしたのです。

ウォルグァンは金剛山にいます 一月前から修行しています

それでは王妃はウォルグァンに会ってないのか・・

愕然とする王・・。王は死んで戻ったヨン王妃の亡骸にとりすがりました。

すまない 余が悪かった

王は声をあげて泣きました。

***

踊りながら王の背後に来たカジンは千載一遇のチャンスとばかりに王を刺そうとします。しかしその瞬間にイブルラン寺で僧を斬っていた王の姿が蘇り刺すことができませんでした

すると王が巫女たちに叫びました。

もうやめるんだ 踊るな やめろ

王は巫女たちの中に入って踊りを止めました。そして一人の巫女を見て顔色を変えます。

何故そなたが・・?

王はカジンに近寄りました。危機を感じたカジンは煙を撒いて逃げようとしますがゴンに阻まれて戦うことになります。カジンは太鼓を叩いていた仲間から剣を受け取るとゴンと対決します。しかし高く跳躍して祭祀の場から姿を消しました。

ドラマ(第1,2話)の感想

こういう韓国の時代劇はよくあるのですが、制作側も進化して洗練された印象を受けます。新しいドラマなので映像も綺麗だし衣装も凝ってますね。話もテンポ良く進むので飽きることなく見終わってしまいます。

しかしピョンガンは王女様なのに何故最高の刺客になったんだろう?いくら剣術を習っていたとはいえ・・でも王妃様も強かったですね。父親が武功をあげたソン・イロプ将軍だというのは考えすぎかな?

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