こんにちは。カナエです。今回もBS11放送の韓国ドラマ「赤い風船 ~絡み合う糸~」(第34話)について書きたいと思います。
グムアが離婚を宣言しナムチョルは家から出て行く
BS11で毎週木・金曜日 午前10時00分~10時55分放送

<画像出典>kntv.jp/program/kn240303/
キャストとこれまでの話
ドラマ(第34話)のあらすじ(ネタバレ)
ウンガン(ソ・ジヘ)がチャウォン(イ・サンウ)の家を掃除していると空港から3人が帰って来ました。ウンガンは急いでクローゼットに隠れます。
ママは学校で過ごさなきゃいけないの だから一週間に何回かミプンに会いに来る
パダ(ホン・スヒョン)はミプンにこれからのことを話しました。
わかった おばちゃんがいるから大丈夫
ミプンは答えます。
これはミプンにプレゼントよ
パダはミプンに手提げを渡します。ミプンは青いワンピースを手提げから出しました。
わお!
気に入った?
うん! ママ最高!
着替えてきたら?
うん!
ミプンは着替えに行きました。パダは部屋をながめます。
変わってないわね
パダは掃除道具が出ているのに気づきました。
朝掃除したの?
ああ・・
ウンガンのマフラーがあるのに気づいて隠しながらチャウォンは言いました。
ミプンに気づかれないようにしてよ
パダは笑って眉を寄せているチャウォンの頬を軽く叩きました。
そんな顔はやめて
パダは夫婦の寝室に入ります。
綺麗ね 毎日掃除してるの? シーツも取り替えたのね
チャウォンはウンガンがいないか焦って部屋を見回しました。
ああ・・朝に
香水の匂いまでする もしかして私のため?
チャウォンは固い顔でパダを見ました。パダはからかうように笑います。
そんなに凍りつかないでよ あらトルバンじゃない
パダはウンガンの買って来たミプンのぬいぐるみに触れました。
無くした時用に買っておいたんだ
ミプンには一度にあげないでね
パダがクローゼットにしまおうとするのをチャウォンは止めました。
あとで僕がしまうよ
するとパダはチャウォンの首に手を回します。
久しぶりね
パダはチャウォンに抱きつきます。
どうしてこんなことになったのかしら
パダは言いますがチャウォンはクローゼットに隠れたウンガンを見ていました。
おしどり夫婦だったのに
パダはチャウォンを見あげました。
今はまだ私の夫よ 綺麗なシーツに香水 ドキドキしちゃう ・・泊まっていこうか?
今日は・・約束がある
待ってるわよ
お酒の席だから遅くなる
関係ないわ 待ってる
パダはチャウォンにキスしようとします。けれどその時ミプンが呼びました。
ママ!
今行くわ
パダはチャウォンから離れます。
ミプンはあなたそっくり 口が軽くて空気が読めない
パダは部屋を出ていきました。チャウォンも出ていくとウンガンはクローゼットの中で息を吐きます。
♣
ミプンはワンピース姿を2人に見せます。
ミプン、すごく可愛いわ
パダとチャウォンは拍手しました。
似合ってるよ ミプン、ママは忙しいから今日はここまでにしよう
まだ大丈夫よ
僕も家を出るからミプンは実家に預ける さあミプン、ママに挨拶しよう
仕方なくパダは立ち上がります。
また来てね バイバイ
うん
パダはミプンの頬にキスするとチャウォンを見ました。
荷物はトランクに置いておいて
パダは出ていきます。チャウォンは着替えるようにミプンに言いました。
幼稚園に行く時にまた着ようね
分かった
ミプンは着替えに行きます。チャウォンは寝室に行きクローゼットを開けました。
出てきて
ウンガンは黙ってクローゼットから出ます。
家に来る時は連絡してれ
トルバンを置きに来てついでに掃除を
冷や汗をかいたよ
どういうことなの?
ミプンに会いに来るらしい 誤解すると思って言えなかった
もう誤解させてるわよ 正直に話して
ごめん
チャウォンは謝ります。そしてウンガンを促しました。
ミプンに見つかる前に帰った方がいい
わかった
♣
バンスクが食事の支度をしていると郵便が届きます。
ウンガンさんに郵便です ここにサインを
はい
郵便はパダからでした。バンスクは玄関の棚の上に郵便を置きます。
食事よ
バンスクはデグンを呼びました。デボンに支えられてデグンが部屋から出てきます。
ゆっくり座れ 頭は痛くないか?
デボンは弟を気遣います。
大丈夫だよ
まるで出産後ね 弟だけには優しいんだから
バンスクは2人の様子を見て呆れます。
俺のせいだろ
デボンがバンスクに言いました。
助けようとしたのに殺すところだったなんてね
バンスクは皮肉くります。
ご飯を食べよう お粥だから食べやすい
食欲がない
デグンは言います。
生きるために押し込むのよ 薬も飲まなきゃ 牛肉を買ってわざわざ作ったの
バンスクは食べるよう促しました。
買ってきた物みたいだ
デボンは妻に文句を言います。
スーパーに行くから洗い物をしておいてよ
バンスクはデボンに命じて出ていきます。デホンはデグンの頭を撫でました。
死なないでくれて感謝してる
このまま死んだら悔しすぎるよ
デグンは食べながら訴えました。
それにしても会長の娘だったとは 18年前にもやられたのになんで行ったんだ?
殴られるのはわかってた 解決すると思ったんだ
どうして助けを求めなかったんだ?
殴った方が気まずくなるだろ 腕力は現役並みだな びっくりしたよ
野球をやってたことを初めて後悔したよ
デボンが嘆いているとバンスクが戻って来ました。
デグンさん、お客様よ
ジオクが入って来たので2人は驚きます。ジオクはデグンのケガを見て駆け寄りました。
あなた! どうしたの?
離せ!
デグンはジオクの手を払いました。
事故に遭ったんですか? 私が稼ぐからタクシーは辞めて
デグンは立ち上がりジオクに怒りました。
お前が告げ口したんだろ 18年前も俺の家を教えた 兄さん、こいつを追い出してくれ
心配だからでしょ
ジオクは言い訳します。デボンはジオクを睨みました。
こんな目に遭わせておいてなんて図々しい デグンの面倒は俺が見る 早く出ていけ!
どうしてあんたが? 嫁がいるじゃない
バンスクが割り込みます。デボンはバンスクに目を剥きました。
いや・・元嫁だった でもここまでしてるんだから・・
よりは戻しません だから帰れ 残りの人生は彼女と生きるんだ
デグンはジオクに告げました。デボンは仰天します。
なんだと? 正気か? 会長が許すと思ってるのか?
怖くない いつ死ぬかわからないなら彼女と暮らす 死んでも構わない
絶対にダメだ! 目を覚ませ! これからでも幸せに生きるべきだろ?
だから彼女なんだ! 俺の人生だからお前も兄さんも干渉するな!
デボンはデグンを殴ります。
”干渉するな”だと?
するとジオクがデボンを突きとばします。
なんで人の夫を殴るんですか?
今度はバンスクがジオクを押しました。
人の夫を倒さないで!
バンスクはデグンに声を上げます。
子供達よりも弟を大切に思ってるのに女が何だっていうのよ!
うああ!
デグンは雄叫びをあげると家を出ていきます。
あなた待って!
ジオクがあとを追いました。
♣
デグンの気持ちを知ったデボンはムルサンの屋敷を見張りグムアが出てくるのを待ちました。グムアがゴミ出しに来るとデボンはタクシーから降りてグムアに声をかけます。
どちら様?
チョ・デグンの兄です 少し話を
デボンは壁際に行きついてきたグムアに頼みました。
もうデグンに会わないでください
離婚して2人で暮らすことにしたんです
グムアはデボンに明かします。デボンは気色ばみました。
可哀想な弟が死ぬのを見たくありません
デボンは携帯を出し血だらけで倒れているデグンの写真をグムアに見せました。グムアは青ざめます。
何があったんですか?
あなたのお父さんが仕向けたんです
父が? 私達の関係は知らないはず・・
初めてじゃないですよ
デボンは携帯をしまいながら言いました。
結婚式の夜にデグンと逃げる約束をしてたでしょう 会長はその夜暴力団を使って弟を半殺しにしました 門の外で倒れているのを見つけなかったらデグンは今生きてません
そんな・・

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その時に腰を痛めたから力仕事が出来ない もう勘弁してください
ああ・・
グムアは狼狽えます。
弟のために別れてください 自分の娘だけが大切だなんて どうして人の人生を潰すんですか?
デボンはグムアに怒りをぶつけました。
♣
家に戻ったグムアはムルサンを呼びました。
父さん! 出てきて!
グムアの剣幕に食事していたムルサンとコンジュは仰天します。
どうした?
ムルサンは娘に訊ねました。
デグンに何をしたの? 18年前は腰にケガをさせて今回は頭を?
ムルサンは絶句します。
一体何の話? わかるように・・
コンジュが口を出します。
黙ってて!
グムアは母親を止めました。そこに体調の悪いナムチョル(イ・ソンジェ)が早めに帰宅します。
戻りました・・
父さん! どうしてそんなことを!
グムアの怒りは収まりません。
父さんが守りたかったのはお金? 財産を守るためにそんなことを? 結婚も私のためじゃない ナムチョルが浮気した時も離婚させなかったのは父さんの財産を守るためよ
ムルサンは娘の言葉に顔をしかめます。
これまで父さんの欲に振り回されたけどこれ以上は嫌!
お願いだからわかるように話して
コンジュが頼みました。
父さんのせいで好きでもない人と結婚した 跡継ぎを産んだだけでただの抜け殻よ
コンジュは驚いてグムアの後ろに立つナムチョルを見ました。
この人と別れて残りの人生は彼と生きる 財産なんかいらない もう私は娘じゃないわ! ナムチョルも若い女と暮らさせればいい 出ていくわ!!
グムアは泣きながら叫び2階に上ります。
♣
コンジュは茫然と立ち尽くすナムチョルを責めました。
よくよく考えたらあなたのせいね 浮気されてあの子は変わった 寂しくて男を作ったのよ 責任を取りなさい 父親と娘を仲たがいさせるなんて 早く上に行って謝りなさい!
けれどナムチョルは動きません。
・・何してるの?
僕が出ていきます
何て?
お前は大人しくしてろ
ムルサンはナムチョルに命じて2階に上がろうとしました。けれど断固としてナムチョルは告げました。
出ていきます
何処にいくんだ? カネもないだろう
はい ありません 浮気のことは知っていました 戻ってくるよう努力しましたし相手の男に会いに行き恥を忍んで別れるよう頼みました これ以上は無理です
ナムチョルは涙を流します。
こうなった以上ー 別々の道を歩みます
ふざけるな
ムルサンが止めました。しかしナムチョルは声をあげます。
もう我慢出来ません!! 男としての恥を我慢したのは子供達のためです ずっと気持ちを押し殺し我慢してプライドも踏み潰されてきました これ以上は無理です
コンジュは悲しげにナムチョルを見つめました。
法的な問題はあとで整理します 替えの下着も持たずこの家に来たようにこのまま出ていきます 追い出されるのではなく自分の足で出ていきます お元気で
ナムチョルは玄関に向かいます。
ナムチョル! 待たんか!
ムルサンは追いかけようとして転んでしまいました。
お父さん! しっかりして!
コンジュがムルサンを助け起こします。スーツケースを持って降りてきたグムアは階下の騒ぎに驚きました。
♣
ナムチョルは家を出るとトラックに乗り実家に向かいました。
ああ・・
ナムチョルは窓を開けて手に風を受けます。
解放された・・
ナムチョルは笑みを浮かべて叫びました。
やっほー!
♣
ウンサンは携帯でパダとウンガン、チャウォンのカフェでの争いを撮影した動画を削除するよう要請します。
削除しないならこちらも法的処置を取ります
ウンサンは動画の所有者にメッセージを送りました。
♣
ナムチョルはコンビニに寄り実家に渡す食べ物を買います。そして実家に着くとトラックから降り家に向かいますがムルサンの声が響きました。
何処に行くんだ カネもないだろう
ナムチョルの足が止まります。
♣
コンジュは寝込んでしまったムルサンを介抱します。
辛いでしょう 必死で生きてきた結果がこれだなんて
コンジュはムルサンの額にタオルを乗せて語りました。
このために飴売りの義父の隣で苦労したわけじゃ・・ 後ろから娘に殴られ前から婿に殴られ なんて寂しい人生なの ああ寂しい
グムアは・・?
ムルサンは訊ねます。
ナムチョルに出ていかれて座り込んでるわ なんで昔の男とまた会うのよ 私だけ知らなかったわ ナムチョルは行く当てもない無一文のくせに怖いもの知らずね 待てば謝りに来るはずよ
コンジュはナムチョルを嘲笑いました。
♣
ナムチョルは車で一夜を明かしました。
兄さん
妹が朝早くトラックの窓を叩きます。ナムチョルは目を覚まし車から降りました。
どうして車で寝てるの?
ナムチョルはジャンバーを着ながら笑いました。
遅くに到着したからさ
何かあったの?
ちょっと休みを取ったんだ 電話もなしにすまない
兄さんも休まないとね ゆっくりしていって
ありがとう おやつを買ってきた
ナムチョルは車から袋を出して妹に渡しました。
やだ、こんなにたくさん? 家に入ろう
2人は仲良く家に向かいます。
♣
寝込んでいたムルサンは外出の支度をします。コンジュはムルサンに上着を羽織らせました。
何も食べてないでしょ 休んでたら?
そんなのどうでもいい 会社には責任者がいないと
ムルサンがジャンバーを着込んでいると携帯が鳴りました。
どうした?
会長、大変です
イ部長が青ざめた声で告げました。
♣
ムルサンは入札先の業者の店舗に行き仰天します。
なぜ別の業者に変わったんだ?
入札詐欺のようです
店舗の前にいたイ部長が話しました。
社長が止めたのにあの時会長が・・
手付金はいくら支払った?
40・・
何て?
40億ウォンです
うう・・
ムルサンは頭を抱えしゃがみ込みます。
会長!
♣
ムルサンが倒れたと聞いたチャウォンは実家に行きムルサンに点滴しました。コンジュやグムアも枕元で見守ります。
チャウォン、お父さんを助けてあげて
コンジュが泣きながらチャウォンに懇願しました。家族は困惑して寝ているムルサンを見つめます。
♣
通報してもすぐには無理です
イ部長がチャウォンとグムアに説明しました。
海外に逃げたら捕まえられません 社長の助けが必要です 社長は入札を止めてましたから
イ部長の話にチャウォンとグムアは顔を見合わせます。
♣
デボンは朝食時にウンガンにプレゼントを渡しました。
チョ先生へのプレゼントだ
なあに?
ウンガンは手提げからバッグを取り出しました。
ステキ 通勤用のバッグね
ウンサンが笑います。
ちょうど買おうと思ってた
いいタイミングだろ 気に入ったか?
すごくステキ
本物の牛革だぞ
デボンは得意げに話します。
いくら?
バンスクが聞きました。
20万ウォンだが値引きで18だ
信じられない
娘の初出勤じゃないか 持ってみろ
ウンガンは立ち上がりバッグを持ちます。
うわあ、本当に先生みたい
ウンサンがはしゃぎます。
本当に先生だろ 初日が楽しみだな
デボンが嬉しそうに言いました。ウンガンは座ると父親に笑いました。
父さん、ありがとう
これは私から スタンプセットよ
ウンサンが姉に紙袋を渡します。
生徒の課題や宿題に押してあげるの 「よく出来ました」、「最高」、「お見事」 赤い風船マークは一番の生徒に押してあげて 風船好きでしょ?
ありがとう
姉妹は笑い合いました。
お前は?
デボンはバンスクに訊ねます。
ご飯を作ってるでしょ
時間を早めろ これからはチョ先生の時間に合わせて食べる みんな賛成だな?
早めなくていいわよ 朝は自分で食べる
ウンガンは言いました。
ダメだ 学校の先生は一日中腹が減るらしいぞ 家族全員で食卓を囲むのが我が家の伝統だしな
皆は頷きます。
こんな立派な娘がいるんだ 胸を張って生きよう
そうね ほほほ〜
家族はバンスクを真似て笑いました。
♣
ウンサンはボランティア先で航空券を貰います。ボランティアの日程を書いた冊子をながめたあとウンサンは会社に電話しました。
イ部長、こんにちは 社長はお元気ですか? 私の電話には出ないんです
ウンサンさん 実は社長が・・
イ部長の話にウンサンは驚きます。
♣
ウンガンが楽しそうに初出勤の支度をしていると警察から電話が来ました。
もしもし? ・・はい 私がチョ・ウンガンですが
チョさん、事情聴取を受けて貰います
・・え? なんの事情聴取を・・?
デザイン盗用の共犯として訴えられています 任意捜査のため署に来てください
任意捜査?
ウンガンは急いで警察に行きます。
♣
警察署にはパダがいました。
パダ・・
ウンガンさんですか?
担当の刑事が訊ねます。
はい・・
ウンガンさん ハンさんのデザインを盗みナさんに渡しましたよね 金銭受理も把握しています
ウンガンはパダの横の椅子に座り刑事に話しました。

<画像出典>bs11.jp/drama/akaifusen/
それはスケッチの途中で捨てたもので・・
本当のことを言いなさいよ
パダが冷たくウンガンを見ました。
いくら受け取りましたか?
刑事が問います。
お金は受け取ってません 脅迫されて・・
3年前に受け取ったでしょう? いくらか答えてください
・・50万ウォンです でもお金を受け取ったのは3年前の1回だけです 破棄したデザインでもいいからと言われて・・
展示会で使うデザインも流出させましたね
事実を言わせてください
パダが刑事に頼みました。
パダ、捨てたスケッチを渡したの
私は捨ててない
くしゃくしゃにしてたから ナさんに脅迫されてそれを渡しただけよ 最初の件でずっと脅されてたの あなたにバラすと言うから怖くて・・ 偽物を作るなんて予想もしなかった パダ・・許して
ウンガンはパダに懇願します。
ナさんは”知ってて協力した”と これは共犯です
刑事が言いました。
違います 彼女に会わせてください パダ、私を信じて
友人関係ですか?
刑事が聞きました。
いえ ただのバイトです ナさんの言う通りです スケッチの途中で捨てた物もあとで使うと知ってたはず チョさんはオフィスの出入りが自由でパソコンや金庫の暗証番号も知ってます
パダは冷酷に語りました。
勝手にパソコンを見たこともあります
パダ・・
盗まれた物はありませんか?
金庫を確認してみます 彼女の行動が火種になり私の事業は失敗 業界から追い出される寸前です 彼女に罪を償わさせてください
パダは刑事に告げ部屋を出ていきます。
パダ・・
♣
ウンガンはパダを追いかけました。
パダ、待って 3年前は母の手術にお金が必要だったの 家計が苦しくて病院代に困ってた 必要に迫られて使わないデザインを渡したの トンボの羽の作品は特許を取ってなかった それからずっと脅迫されて
ウンガンは必死でパダに弁明しました。
展示会前あのデザインも本当に捨てたと思った 私がバカだったわ あれを最後に縁を切るつもりだった あんなことになるなんて・・ あなたを潰す気はなかった 本当よ
私じゃなく裁判長に頼みなさい
パダはタクシーに乗ろうとします。
パダ、一度だけ許して 友達でしょ?
友達?
パダはウンガンをきつく見ました。そしてウンガンを嘲笑うとタクシーに乗り込みます。
パダ! 待って!
ウンガンはタクシーを追おうとして転んでしまいました。
♣
ウンガンが部屋で擦りむいた膝に薬を塗っているとバンスクが呼びました。
ウンガン、いるの?
いるわ
ウンガンが扉を開けるとバンスクが封筒を差し出しました。
郵便を忘れてた どうして裁判所から来てるの?
気にしないで
ウンガンは扉を閉め封筒を開けます。それは告訴状でした。
原告の夫とホテルに宿泊・・
パダの訴えにウンガンは震えます。
♣
ウンガンはパダのオフィスに行き告訴状を見せました。
告訴状は初めて? 受け取った気分はどう?
パダはウンガンに訊ねました。
身の縮む思いがするそうよ さすがのあなたも怯えたみたいね
パダ・・旅行で話したことは何?
パダは椅子から立ち上がります。
本当の気持ちよ 私は友達を騙したりしない
パダ、”過去は整理しよう”って
20年間の友情をね 理解できなかった? 意外とバカなのね 20年間の友情は海に捨てたわ 今からは友達じゃなく私が訴えた浮気相手よ
パダ・・
デザインを盗んだ罪 夫を寝取り家庭を崩壊させた罪 私は被害者であなたは加害者 私は原告であなたは被告 まずは手始めに事業を失敗させた罪からよ 私のキャリアに泥を塗った罪
ウンガンは俯きます。
こんなオフィスに来させた罪 負債を負わせた罪 デザインを盗んだ罪を償って貰うわ 見たと思うけど請求額は3千万9900ウォンよ 3千万未満だと少額裁判だから判決文がないらしいの
パダはウンガンを見据えて続けました。
だから判決文を残す金額にした 犯した罪を判決文に残して勲章にしてあげる テレビショッピングでの低価格商品は9900ウォン ・・つまり9900ウォンはあなたの身代金ね かなりの安物だわ
パダは嘲笑します。
答弁は長く書いた方がいいわよ 利率が12%らしいわ 1ヵ月以内に書くのね 何も知らない裁判長が公平に判断するために 正直に事実だけ書くのよ
ウンガンは動揺して目を泳がせます。
それから離婚は保留することにしてる 懲らしめるのが先だから 調子に乗った罰よ
パダはウンガンを睨みました。
チャウォンはまだ私の夫よ
パダ どんな罰も受けるわ これだけは・・
ウンガンの言葉にパダは大きく頷きました。
やっとわかったわ あなたの思惑通りに将棋遊びをしたわね 家族全員が将棋の駒 義実家のお手伝いさんは母親でタクシー運転手は父親 そして驚いたことに妹は・・
パダは目を剥きます。
あちこちで一体いくら巻き上げた? 人間以下ね
・・お金のためだったの
ウンガンは声を絞り出しました。
あなたにはわからないわ ずっと貧乏で ギリギリの生活で生きることなんて・・
ウンガンは目を潤ませます。
想像もできないはずよ お金を稼ぐためにそうしたの 私も後悔してる こんな結果になるなんて
自分が仕掛けた罠に足元をすくわれたの 全員が教卓に口紅を置いた時足元に隠した子とはー 友達になるべきじゃなかったわ
ウンガンは涙を流します。
あんたは一瞬で私の人生を潰したけど私は違う ゆっくりじわじわと苦しめて殺す ゴキブリを放っておいたら気になって眠れない 確実に捕まえなきゃ
パダはコートを取りながら言い足しました。
そうだ あの家はまだ私の家よ 隠れていて恥ずかしくなかった? 何かしてやろうと思ったけど我慢した
ウンガンは出ていこうとするパダの腕を掴みました。
パダ! 悪いと思ってる お願い 一度だけ許して ・・どうしたらいい?
ウンガンは泣きながらパダに乞いました。
どれだけ教師になりたかったか知ってるでしょ 助けて!
けれどパダは固い顔で拒みます。
涙を惜しみなさい これからが始まりよ
パダ
浮気相手さん 裁判所で会いましょ
パダは出ていきます。ウンガンはその場で泣き崩れました。
♣
実家で床についたナムチョルは今日のグムアの言葉を思い出します。
父さんのせいで好きでもない人と結婚した
跡継ぎを産んだだけでただの抜け殻よ
この人と別れる
ナムチョルは眠れずに外に出ます。夜空には煌々とした月がありました。ナムチョルは月を眺めてため息をつきました。
社長
ウンサンの声がした気がしてナムチョルは振り向きます。
ウンサン・・
ウンサンにどうしても会いたくなったナムチョルはトラックをとばしてウンサンの家まで行きます。ウンサンの家の近くの通りにトラックを停めてナムチョルはウンサンと歩いた道を走りました。
あの電灯の下で抱き合った・・
ナムチョルはかつて雪の中でウンサンと抱き合った道に佇みます。
ドラマ(第34話)の感想
パダの厳しい復讐が始まりました。ウンガンも自業自得とはいえせっかく合格した教師の職が裁判沙汰で失いそうなのは気の毒です。そもそも恋人だったテギにあんな捨てられ方をされなければウンガンはチャウォンとの恋を成就させようとは思わなかったはず。だから一番の悪人はテギと言えます。
テギはウンガンに世話をされて公務員試験に受かったのに、別れようとしないウンガンにひどい暴言を吐いてウンガンに野心を抱かせてしまいました。テギの言葉がなければウンガンはパダと親友でいたでしょう。

<画像出典>saita-puls.com/27348
それでも自分の心の奥に抑え込んでいた欲望を解放出来たのはウンガンにという女性には必要なことだったのかもしれません。ウンガンが望んだ教師の職に就けることを願うばかりです。


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