こんにちは。カナエです。
今回も テレビ東京放送の韓国ドラマ「御史とジョイ」(第12話)について書きたいと思います。
ジョイはイオンと別れ江華島に行く決心をする
<テレ東で土、日AM6時より放送>
キャストとこれまでの話
第12話のあらすじ(ネタバレ)
ユクチルとグァンスンは見つめ合います。
「大丈夫ですか?」
「わ!」
グァンスンは叫んで、起き上がると倉を出て行きました。
「びっくりした・・」
グァンスンは歩きながら胸をなで下ろします。
ジョイ(キム・ヘユン)は子供達のために布団を敷きました。

さあ、寝て
ジョイは戸惑っている子供達をながめます。

どうしたの?
「足が汚いから綺麗な布団が汚れちゃいます」
「布団など恐れ多くて使えません いつものように床で寝ます」
子供達は話しました。ジョイはわざと布団に寝ころびます。

ああ! 柔らかくて気持ちいい
そして枕を手に取りました。

この枕もふかふかだわ
「マルチョン様は硬い枕を嫌がったので綿を入れてるんです」
子供の1人が答えました。

この中に貴重な綿が入ってるのね
ジョイは枕を1つずつ子供達に渡しました。

枕投げをしよう!
ジョイと子供達は枕を投げ合います。遊ぶうちに枕から綿が出て部屋に舞いました。
「すごい 雪みたい」
子供達は皆で布団に寝転んで綿の舞うのを見上げました。
「布団もふかふかだ こんなの初めて」
喜ぶ子供達を見てジョイは目を細めます。
イオン(オク・テギョン)がマルチョンの屋敷の庭を歩いているとジョイと子供達の声がしました。

面白いものを見せてあげる
ジョイは蝋燭の火に手をかざして影絵を作ります。

どう? 何に見える? ひらひら〜
「蝶々だ 綺麗」
子供達は歓声を上げました。気分が高揚した1人の女の子が歌を歌い出し他の子供も一緒に歌い出します。
「カエルよ カエル 古い家をやるから新しい家を頂戴 悪い主をやるから優しい主を頂戴・・」
イオンは子供達の歌を聞きながら空の月を見上げました。そして微笑んでまた歩き出します。
クパルとユクチルは使用人の部屋の床に敷布を敷いて3人の寝床を作っていました。
「身分を明かした意味がないな 埃だらけだ」
「これが俺達の現実ですよ」
2人は文句を言います。
イオンが帰って来るとクパルは頭に布を被ってイオンをからかいました。
「私の夫です」
ユクチルもイオンの真似を始めます。
「王様のクソ・・」
「んん〜♥」
クパルがユクチルのそばに来て2人は互いに唇を突き出しました。

お前ら! やめぬか
「んん〜!」

やめないか!
イオンは2人の口を叩きます。
「若様 今夜は人生で初めて女人と接吻した夜ですね」
「売れ残り男の血が燃えるでしょう」

売れ残り? こやつめ!
イオンは2人を怒ります。それでも2人はやめません。今度はテソとの斬り合いの真似を始めました。
「私と勝負しろ その方がカッコいいぞ」
ユスチルがクパルに枕を差し出します。
「下がらせろ」
クパルも悪乗りして2人は枕で叩き合います。

忌々しい奴らだ
イオンは呆れてまた外に出て行きます。
子供達を寝かしつけるとジョイとビリョン、グァンスンの女3人はマルチョンの豪華な部屋に布団を敷きました。

<画像出典>club.tv-osaka.co.jp/article/entertainment/10901/
「子供達の世話をありがとう」
グァンスンはジョイに礼を言います。

別に何も・・
ジョイは答えてビリョンを見ます。

ところで本当にボリを知りませんか?
「ボリって一体誰なの?」

・・親しかった年下の友達です 少し前に亡くなって・・
ビリョンはジョイの話に驚きました。
「だから私を見てびっくりしてたのね」
「この世には必ず何処かに同じ容姿の人間がいるそうよ 天の川を百回渡ってやっと出会えるくらいの稀な縁だというけど・・」
グァンスンが話します。
「2人はそんな縁なのかもね」
ジョイとビリョンは微笑み合いました。
「そんなご縁だったなら一緒に江華島に行かない? 行きたい人で集まって行くことにしたの グァンスンさんも行くのよ」
ビリョンの誘いにジョイは目を輝かせます。

私も行くわ! みんなと一緒に
「そんなに簡単に決めていいの? どんな所かも知らないのに 道のりは遠いのよ」
グァンスンが問いました。

還郷女達が暮らしているとか それで十分です
ジョイが答えるとビリョンが指を弾きました。
「そういうと思った やっぱり感じた通りだわ 私には霊力があるのよ この人が一緒でもいいよね?」
「私に聞くまでもないわよ 旅は道連れと言うしね」
グァンスンは応じます。ビリョンはジョイに近づくと訊ねました。
「ねえ、ところで良かった?」

え?
「御史様との接吻よ」
するとグァンスンもジョイに近づき、2人はジョイをじっと見ます。

あ! そうだった ちょっと荷物を・・
ジョイは慌てて部屋から飛び出します。
ジョイが外を歩いているとイオンと出会います。

夜風に当たりに?

ああ お前もか

お疲れでしょうに 眠れないのですか?
ジョイは花のそばを歩きながら訊ねます。

うん ノウゼンカズラを見て昔のことを思い出していた

この花の名前を?

知ってるとも 首席合格した時この花で作った冠を被った ははは
ドヤ顔でイオンは笑い、しらけているジョイを見て咳払いしました。

ところで・・あれをどうやって知ったのだ?

<画像出典>x.com/hashtag/韓流朝ドラ6?src=hashtag_click

え?

チャ・マルチョンのあだ名のことだ

あれは・・ あの者が履いていた足袋の片方に”デカ目”という文字が縫われていたんです 私の母も私の持ち物に蝶々の刺繍を入れてくれていたので・・
ジョイはイオンに説明しました。

あの者がその古い足袋を捨てずに直して履いているのを見て、今も母親が恋しいのかとその心情に訴えてかけてみたんです
イオンはジョイの話に感心します。

実に聡明だ あの状況でよく思いついた

私は目ざといのが自慢ですから
ジョイはさっきのお返しのように声を上げて笑いました。イオンは咳払いします。

・・そうか それで今後はどうするのだ?

ここの人達と一緒に江華島に行きます
イオンは顔を曇らせました。

残念だな 勘も鋭いし賢いから私の下で働かせたかったのに

・・は?

あの時の妻のふりは見事だった

あれほど婚姻したくないと言ってた方が私に妻のフリをされて見事だと?
ジョイは呆れます。

あの時のことは・・ すまなかった だが考えてみれば隠密行動をするのに夫婦のフリも悪くない

それで? また接吻を強いられたらどうするんですか?
ジョイはイオンに詰め寄ります。

私には接吻の芝居など簡単ですが、御史様は下手ですからまたバレてしまいますよ

初めてでさえなければ・・!
イオンは声を上げました。

ん?

つまり・・ その・・ 芝居が初めてだったから・・ 決して接吻が初めてだったのではない
イオンはごまかします。

それならば良かったです
2人は笑い合いました。

とにかく無理ですので妻の役は他を当たってください では、これで
ジョイは頭を下げます。

そうか わかった ゆっくり休め
ジョイはつんとして足早に去って行きました。イオンはその背中を睨みます。
一方夜の闇のなかでテソの仲間のチ・メンスが鳶の手紙を受け取っていました。
「テソとマルチョンが・・」
メンスは手下に呼びかけます。
「狩りに出かけるぞ」
「はい お頭」
領義政のパク・スンも鳶の手紙を受け取っていました。スンは息子のドスを呼びます。
「父さん、呼んだ?」
寝ていたドスは不機嫌そうに父親の前に座りました。
「テソが御史に捕まった」
「本当に?」
ドスは欠伸をしながら笑います。
「テソも大変だな」
「義禁府判事は派閥が違い手を回せん 漢陽に来るのをなんとしても阻止せねば」
「ふぅん そうなんだ それなら私が行くよ 面白そうだ」
「そうか 義禁府に移送されるのを必ず防ぐのだぞ 防げないなら・・」
「防げないなら・・ テソを殺す?」
スンは咳払いしました。
「ドス テソの奴はまだ役に立つ」
ドスは眉を寄せます。
「殺していいでしょ」
「こやつ・・ ”父上、殺していいですか”と丁寧に聞きなさい」
スンはドスを叱りました。
「ち・・父上、殺してはいけませんか?」
「その手を汚したくなければ生かしておけ わかったな」
「はい 行って来ます」
「ああ 食事は抜くなよ 好き嫌いはダメだ」
「わかりました」
ドスは部屋を出て行きます。スンは息を吐きました。
朝になるとドスは勢いよく馬を走らせ忠清道に出発します。
イオンが江華島に発つジョイや子供達のために手の込んだお弁当を作っていると、ユクチルとクパルが報告に来ました。

<画像出典>momoruru.com/secret-royal-inspector-joy/
「若様、罪人達が発ちました」
「まるで猛犬みたいに兵たちの腕に噛み付いていましたよ わめきちらしてました」
イオンは2人の話に頷いた後で訊ねました。

子供達はいつ港へ?
「江華島行きの船は2食頃(シッキョン)後らしいのでまもなくかと・・」

2食頃後か・・
イオンは目を泳がせます。
「会ったばかりなのに・・」
ユクチルもため息混じりに言いました。クパルは怪訝そうに暗い顔の2人をながめます。
ユクチルとクパルはイオンの作ったお弁当を江華島に行く人達に渡します。
「御史様手作りのお弁当だ」
「美味しいよ 持っていけ」

子供達と食べてくれ
イオンはジョイに話しました。ユクチルはグァンスンに挨拶します。
「御史様 荷物が多いので港まで送って来ても良いですか?」
ユクチルはイオンに訊ねました。

そうせよ クパル、お前も行きなさい
「はい 御史様」
「御史様、救ってくださりありがとうございました!」
子供の1人がイオンに跪きます。すると皆がイオンに跪きました。
「どうかお元気で」
皆が跪いたのでユクチルやクパルも習います。イオンは屈んで跪いた子供の肩を叩きました。すると顔を上げたジョイと目が合います。ジョイが立ち上がったのでイオンも立ち上がりました。

これまでお世話になりました
ジョイはイオンに頭を下げます。他の皆も立ち上がるとイオンにお辞儀しました。
「じゃあそろそろ行きましょう」
グァンスンに促されて皆は出発します。ユクチルがグァンスンの荷物を持ち全員門から出て行きました。

会うものは必ず別れる これも定めだな
1人残ったイオンは寂しそうに呟きました。
手を縛られて兵に連れられているテソとマルチョンは空を飛んでいる鳶を見上げ顔を見合わせます。
「ああ・・ 腹が痛い」
マルチョンはうめき出します。
「黙って歩け」
兵がマルチョンを叱りますがマルチョンは首を振ります。
「ダメだ 痛くて歩けん」
「こやつ! 棒で殴られたいか?」
兵はマルチョンを怒りました。
イオンはマルチョンの屋敷の帳簿を調べていました。

これでは証拠にならぬな ・・おや?
イオンは子供のために作っだ飴を持って行かなかったことに気づきます。

忘れて行ったのか
ジョイ達は子供と渡し船に乗っていました。先に渡ったビリョンの兄と子供達が手を振ります。
罪人移送の一行は騒ぐマルチョンに閉口して用を足すために止まりました。
「その辺でやれ」
「いくら罪人でも体面がある」
マルチョンは縛られた綱を持つ兵と一行から離れました。
「ここならいい」
マルチョンは前方を注視して兵に笑いました。
「お前の最高の墓場だぞ」
すると槍が飛んできて兵を刺しました。テソの周りでも現れたテソの仲間のチ・メンス達に兵は次々と襲われます。メンスは縛られていたテソの綱を刀で切りました。
「さすがは”ペッキ峰の虎”だな」
あっと言う間に兵達を倒したメンスを綱を解かれたマルチョンが褒めました。
「一体何があったんだ?」
メンスはテソに問います。
「話は後にしよう」
テソが答えているとマルチョンが崖の下の道を歩いて行くジョイや子供達の集団に気づきます。
「港に行く気だな」
3人がジョイ達をながめていると蹄の音がしてドスと従者がやって来ました。
「やあ テソ 無事か?」
「何の用だ?」
「父さんがお前を助けて来いって言うからさ」
「父上が?」
「やあ、なんだか積もる話になりそうだな」
マルチョンがジョイ達を指さします。
「俺はその間にあいつらを捕まえて来るぜ 今度こそきっちり始末してやる」
「マルチョン」
テソはマルチョンを呼びました。
「無傷で連れて来い」
「誰を?」
「あの女さ あれは御史の弱点だ」
「わかった お前達! 俺に続け ひっ捕らえに行くぞ」
マルチョンはメンスの手下を連れてジョイ達を追いました。
「急いで 出港ですよ」
「はい! 乗ります」
ジョイ達は船に乗りこみます。ユクチルが最後にグァンスンを抱きしめたのでジョイやビリョン、子供達は驚きました。そしてお辞儀をして船を下りるとクパルと走って行きました。
「見なかったことにするのよ」
ジョイやビリョンは子供達に言い聞かせます。ユクチルの姿を見送ったグァンスンは気まずそうに船の床に座るジョイ達のそばに来ました。
「文字が読めるの?」
荷物から本を取り出したジョイを見てビリョンが訊ねます。

諺文だけね
ジョイは答えました。
「この書物は?」
ビリョンは焦げた帳簿をジョイの荷物の中から取り出します。
「焼けてるじゃない」
ジョイは帳簿をビリョンから取り上げます。

これは書物じゃなくてボリの遺品なの
「ごめん そうとも知らないで・・」
ビリョンは謝りました。
「ちょっと待って」
ジョイの隣に座っていたグァンスンが言いました。
「私にもちょっと見せてくれる?」
「グァンスンさん 文字が読めるの?」
ビリョンが聞きます。グァンスンは頷いてジョイから帳簿を受け取りました。
「これは・・」
グァンスンは帳簿を見て顔色を変えます。
「これは秘密の帳簿よ 重要な証拠になる! 今すぐ御史様に見せないと」

え?
ジョイは驚きます。
難解な時代劇用語の解説
江華島は、韓国の北西部、黄海に位置する島です。韓国で4番目に大きな島で、現在は仁川(インチョン)広域市に属しています。漢江(ハンガン)の河口に位置し、首都ソウルを守る軍事上の要衝でした。現在はソウル市内からバスや車で1時間半〜2時間ほどでアクセスでき、橋で本土とつながっているため、気軽な日帰り旅行先として親しまれています。
ちなみに韓国で一番大きな島は有名な済州島で、二番目は巨済島、三番目は珍島です。
「食頃(シッキョン 」とは、一言で言うと「一回の食事にかかるくらいの短い時間」を表す言葉です。「食事をする時間」には個人差がありますが、一般的には約20分〜30分程度が目安とされます。1食頃は厳密に「〇分」と決まっているわけではなく、「ご飯を一杯食べ終えるまでの間」というニュアンスの慣習的な時間単位でした。

<画像出典>k-drama.ch/inspectorjoy-ep11-ep12
現代の日常会話で使われることは少なくなりましたが、時代劇(韓国ドラマ)や古典文学、歴史小説などで時間を表現する際によく登場します。
現在のハングル文字の昔の呼び名で、1443年に世宗大王が「訓民正音(くんみんせいおん)」と言う名でこの文字を公布しました。朝鮮時代は諺文(オンモン)と呼ばれ一般庶民の間で使われました。当時の貴族は「正式な文字は漢文だ」と考えていたので、この文字は漢字を学ぶ余裕のない農民や公的な教育を受けられなかった女性たちが使うもの、教養のない身分の低い人が使う文字と見なされていました。
しかし20世紀に日本による統治が始まると、かつて見下されていた「諺文」が今度は民族のアイデンティティを守るための「国語(ハングル)」として脚光を浴び、韓国民が日常生活で使う文字に変化して行きました。
第12話の感想
テソやマルチョンが捕まってホッとして子供達との穏やかな時間を過ごすジョイ達。イオンは機転の利くジョイに感心して惹かれ始めたようですが、ジョイはイオンが「拾妾」での婚姻をきつく拒んだことを根に持っているようです。ジョイが江華島に行くことを決めたのでイオンは寂しそうですね。

<画像出典>club.tv-osaka.co.jp/article/entertainment/10901/
でもテソとマルチョンは仲間のチ・メンスに助けられ、出発したジョイや子供達を追いかけ始めます。またしてもの危機をジョイはどう切り抜けるんでしょうか?忘れ物に気づいたイオンが駆けつけるのかな?2人の絆は深そうですね!

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