こんにちは。ドラマ「夫婦の世界」の余韻に浸るカナエです💛。
インギュが転落死したことで犯罪に向かってしまうのかと思われたドラマでしたが、彼は自殺と断定されてそれからは息子のジュニョンを巡る争いになりました。ドラマの終わり近くでのテオの自殺未遂、思わずテオを抱きしめるソヌを見て走り出すジュニョン・・ほんと最後の最後までどうなるのかわからない、それでいて家族の絆に泣けてくる素晴らしいドラマでありました!
このドラマを観て夫婦って、家族って何だろうと自分に問いたくなった
これまでのドラマ夫婦の世界のあらすじ
第一週 ※あくまでも裏切りはないと言い張る夫に妻は・・ ※
第二週 ※離婚に大勝利したソヌ!けれど別れた夫は黙っちゃいない? ※
第三週 ※インギュは誰が殺した?テオか・・それとも本人が自殺した?? ※
ドラマ(最終週)のネタバレあらすじ
夫テオ(パク・ヘジュン)との関係を修復するためにジュニョンとの同居を決めたダギョン(ハン・ソヒ)。けれど盗癖があったり友達を殴ったりして家族を悩ませるジュニョンの母親になるのは容易ではありませんでした。
そんなダギョンの悩みをよそにテオはジュニョンの荷物をとりにソヌ(キム・ヒエ)の家に行った夜、元夫婦は再び関係を持ってしまいます。偶然にも家にやってきたジュニョンが両親の秘密を見てしまい親子の関係はさらに悪化してしまいます。
複雑な関係はもう嫌だ、お母さんがぬけて
ジュニョンが送ったメッセージを見て、ソヌはジュニョンのためにコサン市を離れようと決めるのでした。
コサン市を離れて虚しさを募らせるソヌは海で自らの命を絶とうとしました。しかし病院の同僚のユンギ医師がソヌを助けます。ベッドで目を覚ましたソヌは自分が生きているという事実に驚きますが、そこへジュニョンからの電話が・・
迎えに来て・・
ジュニョンはダギョンやテオに妹をいじめたと誤解されてソヌに助けを求めたのです。すぐさまソヌはコサン市に戻り、ジュニョンを連れてコサン市を離れました。
ソヌはジュニョンを連れ去る際、止めようとしたダギョンにテオと関係を持ったことをバラしてしまいました。ショックを受けるダギョン・・。なんとか娘のためにも夫婦の関係を続けようとしますが、先はないと悟ると両親と一緒にコサン市を去っていきます。一人残されたテオは会社を追い出されすべてを失ってしまいました。
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ソヌとジュニョンはコサン市に戻り、穏やかに暮らしていました。ソヌは元の病院に復職し、ジュニョンは学校に通う予定でした。
しかしまたもテオが二人の前に現れます。
仕事を失ったテオはすっかり落ちぶれていてソヌはお金のないテオを食事につれて行きました。三人でする久しぶりの食事・・そこでもう一度家族になりたいと言うテオをソヌとジュニョンは拒絶します。
もともとお父さんが悪いんだ
冷酷に反発するジュニョンですが、トイレに行って大泣きします。
ソヌとジュニョンはテオを置いて車に乗って去ろうとしました。・・が一人残されたテオはふらりと車道に出ていきます。そこへ大型トラックが・・
テオ!
ソヌは夢中でテオのもとへ。
トラックはテオの目の前で止まり、ソヌはテオを抱きしめます。けれどそんな二人を見たジュニョンは首を振り姿を消すのでした・・。
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一年後。
テオは映画の草案を持って仕事を探していましたが受け入れる会社はありませんでした。テオはカフェからソヌにメールします。
ジュニョンから連絡はあったか・・?
あれ以来ジュニョンは見つかりません。ソヌは病院で働きながら息子を待っていました。いたずらに時が流れるだけで手がかりはありません。
それでもジュニョンを待ち続けるソヌ・・。
ある日扉が開いて愛しい息子の影が現れてソヌは喜びに震えます。
お帰り・・
ソヌの目に涙があふれるのでした。
ドラマの感想・・これは家族の試練のドラマだった!
【観終わって❝自分への問い❞が生まれるドラマってやっぱり名作!】
一番悪いのは何といっても夫のテオ(>_<)。
テオ自身破滅して(結局ダギョンと結婚して裕福になったのは義父のヨ会長のおかげで実力じゃなかったのね🔥ソヌと結婚していたときもソヌのお金に頼っていたんだから)しまったんだけど、それでもソヌとテオ、ジュニョンはやっぱり家族で壊れてもお互いを切ることができない、どうしても家族なんですね。それがよくわかるラストだったと思います。
ソヌは自分を裏切った夫をコテンパンに打ちのめしました。理事長の奥さんに「そこまでしなくても・・自分も苦しんだでしょ」と言われたくらいにとことんやりましたね。
ソヌの母親はソヌをおいて浮気した夫と無理心中しました。精神科のユンギ医師がソヌに「何かPTSDがありませんか」と訊ねたけれど、ソヌには両親からの傷があった。そしてソヌもやはりテオに裏切られて、一緒に死にはしなかったけれど激しく攻撃せずにはいられなかった。それはソヌという女性が 母親のように夫をどうしようもなく愛していたせい。許すと言う行為は高座からの見下ろすこと(傲慢さ)だと彼女は思い、裏切られた分報復したんです。
最大の敵だけれど愛する私の男
テオをボロボロにしたソヌだけど彼が自殺しようとしたときは駆け付けずにはいられない。そして抱きしめる。でもジュニョンは?ずっと両親の争いを見て来た息子はもうこれ以上二人とはいられないと逃げだすしかなかったんです。
ソヌは夫テオに制裁を下した。でもそれは息子のジュニョンを不幸にしました。母親としてソヌはそんな自分を許せない。だからソヌは消えた息子を待ち続けます。ジュニョンが戻った時この家族はきっと再生するとカナエは信じたい!です😂。
このドラマにはもう一組の夫婦が登場します。テオの友人だったジェヒョクの妻のイェリムはいったん夫を許そうとしますが結局離れました。矛盾を抱えて夫婦で共生するよりも独立して人生を生きるべきとこのドラマは観る側に示唆しているのかもしれません。
それにしても役者さんたちの演じ方がすごくてソヌたちはまるでリアル家族のようでした。ジュニョンを演じた子役クンが可愛かった!ぶっきらぼうなんだけど繊細な気持ちを伝える演技をしていて切なかったです💧。
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