【ドラマ豆知識】「山河令」で周子舒の持つ❝白衣❞剣ってどんなもの?加えて第二週(第4話、5話)のネタバレあらすじ、感想も!

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回も「山河令」第二週(第4話、5話)をご紹介します!

行動を共にすることで周子舒、温客行は絆を深めていく・・

<画像出典>https://natalie.mu/eiga/gallery/news/495840/1911521

◆ドラマ「山河令」はBS11/毎週月~金曜日 /午後3時29分~4時30分に放送中◆

「山河令」キャスト、これまでの物語はこちらから

キャストの紹介

第1話から3話

「山河令」のあらすじ(ネタバレ)

<第4話「紅塵の因果」>

<画像出典>https://www.hikaritv.net/video/detail/dm9kLzAwMDAwMDAwMDBfMDBreTNyM3VpYw==

三白山荘へ向かうために宿を出た周絮(ジョウ・シュー)張成嶺(ジャン・チョンリン)の前に丐幇黄長老の手下たちが現れて、張成嶺に一緒に来るように言います。しかし面識のない集団を拒む成嶺。すると丐幇の集団が無理やり成嶺をさらおうとするので、周絮(周子舒)が彼らと闘うことになります。

しかし七竅三秋釘を打って病んでいる周絮は途中で吐血してしまいます。それを見た温客行(ウェン・コーシン)が戦いに加わり、周絮と成嶺はその間に逃げ出すのでした。


夜になって湖の魚を焼いて成嶺と食べようとする周絮。けれど魚は苦くて食べられません。

内臓を取らないから苦いのよ 何も知らないのね

顧湘(グー・シアン)がやってきて二人に言います。

お前の主はどこだ?

顧湘は湖に浮かぶ風雅な船を指さします。そこでは二人の次女を侍らして温客行が簫を吹いていました。

温客行は周絮と成嶺の処へやってくると周絮に昼間の非礼を詫びました。彼は周絮のさしている剣が❝白衣❞であるのを確かめたくてわざと助けずに吐血させてしまったのを申し訳なく思っていたのです。

チェックポイント①・・❝白衣❞剣ってどんなもの

温客行のいう❝白衣❞剣とは伝説によると魔匠・容長青の作った剣の一つで四季山荘の荘主秦懐章(チン・ホワイジャン)が携えていたもの。最後の四季山荘の荘主である周子舒は前荘主から譲られていたのですが、周子舒は自分の身分を隠しています。だから昼間の戦いでも剣を出して使いませんでした。

温客行は❝白衣❞剣の話をしながら周子舒の反応をうかがっていました。

食えないやつだな

周子舒は自分の顔色から持っているのが❝白衣❞剣かあくまでも探ろうとしている温客行に言いました。

その時体の内部をえぐるような奇怪な音色が響いてきました。

それは毒蠍という暗殺組織の刺客である魅曲秦松が奏でる魔音で、気づいた周絮は温客行の簫を吹いてその音をはね返します。簫の力に負けた魅曲秦松は他の三人の刺客仲間の処へ退散していきました。

周絮は魔音にやられて具合の悪くなった成嶺に内傷を治す心法を教えました。周絮の強さに感激した成嶺は弟子にしてほしいと周絮に頼みます。けれど周絮は鏡湖派・掌門の父を持ちながら14歳で武術も知らない成嶺に驚きつつ、病身である自分は弟子を取る気はないと断るのでした。

温客行は吐血した周絮と成嶺の内傷を癒すために一晩中簫を吹き続けました。その音色のおかげで久しぶりに熟睡できた周子舒。目が覚めると朝日の中でまだ簫を吹いている温客行の姿が目に入ります。


一方瑠璃甲を奪われまいと逃げている泰山派の傲崍子(アオ・ライズー)たちの前に桃紅緑柳の夫婦が現れて瑠璃甲を渡せと道をふさぎました。

お前らごときにやられはしない

弟子たちと意気込む傲崍子。

その傲崍子を大孤山派の沈慎(シェン・シェン)も追ってきました。

手練れの傲崍子が慌てていたのは大孤山派のせいね

桃紅が嘲笑いながら沈慎に言いました。

瑠璃甲を奪おうなんて 五湖盟の恥だと噂になるわよ

みなに知られなければわからん

沈慎は剣を抜き老夫婦と戦いはじめました。その隙に逃げていく傲崍子たち。


馬車で三白山荘に向かう周絮は温客行に夜通し簫を吹いていたことで侍女に下船させられた、馬車に乗せて欲しいと頼まれます。そこで温客行に御者をさせつつ三人は山荘に到着。五湖盟・太湖派の掌門、趙敬(ジャオ・ジン)は涙ぐんで張成嶺を迎えるのでした。

私は父君と義兄弟だ 趙おじ上と呼べ

つらかったろう

成嶺の両肩に手を置いて趙敬は言いました。

そこへ泰山派の傲崍子が襲われたという知らせが来て趙敬は驚きます。

<第5話  梟の笑い>

<画像出典>http://drx.seesaa.net/article/483124117.html

泰山派の傲崍子を追い詰めていた沈慎ですが、そこへ趙敬がやってきたことでその場は穏便に収まります。趙敬から屋敷へ招待された傲崍子ですが弟子を連れて去って行きました。

趙敬は不満顔の義弟、沈慎に成嶺が戻ったことを知らせて盛大な宴を開きました。成嶺を三白山荘に届けた周絮と温客行もお礼に招待されて豪華な食事と酒を愉しみました。

喋り上手な温客行はすぐに趙敬とうちとけて、趙敬から華山派の掌門、于丘烽(ユー・チウフォン)、その息子の于天傑(ユー・ティエンジェ)を紹介されます。一方周絮は人込みを避けて屋外に出て酒を飲んでいましたが、警戒した様子で急ぐ于天傑の後ろ姿を見て不審に思い後を追いました。

何をしているんだ?

離れの建物の中に忍び込んだ于天傑。暫くすると二つの人影が飛び出てきて争いながら屋敷の外に飛び出していきました。

その後さらに夜が更けると、顔色を変えた侍女が酒宴の席にやってきて、正門でおぞましいことが・・と訴えます。趙敬たちが行くと傲崍子とその弟子の死体が吊り下げられていました。遺体の様子からどうやら鬼谷の仕業の様です。

茫然とする趙敬ですが、成嶺が心配になって部屋に走ります。案の定成嶺も襲われていましたが、温客行が鬼たちが成嶺をさらおうとしたが撃退したと話しました。何度も成嶺を救ってくれて申し訳ないと頭を下げる趙敬。


成嶺が眠りについたのを見届けて周絮は屋敷を出て行こうとしました。

師匠・・

いつのまにか寝台に座っている成嶺。周絮は師匠と呼ぶなと成嶺に言いました。

武術は趙敬や高崇から学べる お前を三白山荘まで送り届けた 

俺たちの縁はここまでだ

泣くな、と成嶺に言ってから部屋を出る周絮。それでも周絮は幼かった師弟、秦九霄の面影が成嶺と重なってやるせなくなるのでした。

屋敷から去ろうとしていた周絮ですが、于天傑のしていたことが気になって屋根に登ると瓦を剥いで部屋を覗いてみます。すると沈慎と趙敬が(趙敬の)瑠璃甲が盗まれたと話していました。

傲崍子や成嶺の騒動に気を取られている間に・・敵の罠だった

がっくりと肩をおとす趙敬。

うかつだぞ 鬼谷に3個も渡ったことになる!

沈慎の怒りはおさまりません。

五湖盟が5つに分けた瑠璃甲をそれぞれ持っていたのか・・

納得する周絮。

その時飛んでいく温客行が見えて周絮は後を追いました。二人は木立の中に降り立ちます。

五湖盟は闇が深そうだ 成嶺のことが心配で調べていたのか

温客行が訊ねました。

お前はどうなんだ

考えることは同じさ

温客行が笑います。

周絮は温客行に(多分瑠璃甲を盗んだ)于天傑たちのことを話しました。

二人の争った痕跡はここらで消えている

周辺を見回す周絮たち。すると頭上で于天傑が死んでいました。

先を行くと于天傑と闘っていた相手の死体もありました。

それは五湖盟の盟主、高崇の弟子の宋懐仁でした。

殺したのは誰だ?

さらに歩いていくと二人は“趙氏義荘”という墓所にたどり着きます。

不気味な雰囲気が漂うなか棺の間を歩いて線香のあがる祠堂に入りました。すると二人は幻を見始めます。温客行は自分の父親の姿を見ました。周絮には師匠と秦九霄が笑いかけましたが幻覚だと気づきます。すると血だらけのゾンビ、❝薬人❞が襲ってきました。周絮は❝薬人❞を倒すと幻覚から覚めない温客行に薬を飲ませました。

まずいぞ 周子舒

幻覚で子供に戻ったままの温客行は周絮に言いました。

何故私の名前を?

周子舒は驚きます。

ここでチェック②!

<画像出典>https://www.twoeggz.com/info/945268.html

この時代の武術の人間は門派の仲間は兄弟の契りを結ぶようで、仲間を❝義兄❞、❝義弟❞または❝師兄❞❝師弟❞などと呼んでいます。門派は別でも深いつながりを持った五湖盟の掌門たちも兄弟の杯を交わしていて一番年の若い沈慎は高崇を一兄、趙敬をニ兄と呼び、趙敬は沈慎を五弟と呼んでいます。

「山河令」第二週(4、5話)の感想。

飛ぶ、飛ぶ!中国ドラマ

<画像出典>https://fa-chiki.com/2021/11/26/sanga-ph-7

カナエが初めて人が鳥のように飛ぶのを見たのは確か「グリーン・ディスティニー」というアン・リー監督の映画(2000年)だったと思うんだけど、超人的美しさでめちゃ感動をしたのを覚えています。それ以来中国のドラマや映画に出てくる武術の達人は飛び続けているようで、このドラマでも周子舒や音客行たちはひょーん、ぴゅーんと気持ちよさそうに飛んでいます。こんな風に人が飛べたらあっという間に目的地にもつくしストレスもなくなるだろうなあ、ととーても羨ましいですが、飛ぶシーンを演じる俳優さんたちはいろいろご苦労が多いのかもしれませんね。

そんな華麗に舞っている音客行なのに第4話では編み笠みたいなのを被って御者をさせられるギャグっぽい場面もあって結構笑えました💛。

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