こんにちは。カナエです。今回もBS11放送の韓国ドラマ「赤い風船 ~絡み合う糸~」(第35話)について書きたいと思います。
ナムチョルは詐欺にあった会社を救おうと奔走する
BS11で毎週木・金曜日 午前10時00分~10時55分放送

<画像出典>kntv.jp/program/kn240303/
キャストとこれまでの話
ドラマ(第35話)のあらすじ(ネタバレ)
ウンサンの家の近くまで来たナムチョル(イ・ソンジェ)ですが息子のウンからメールが来ます。
”いつまで出張? 父さんがいないから寂しいよ 早く帰ってきて”
ナムチョルはウンのメールを読むと肩を落としてトラックに向かいました。
ウンサンはナムチョルが去ったあと家に帰って来ます。そしてナムチョルがウンサンとの思い出に耽っていた電灯の下に来てやはり同じ回想をするのでした。
♣
ウンガン(ソ・ジヘ)が部屋で裁判の答弁書を書こうとしているとウンサンが部屋に入ってきました。ウンガンは思わずノートパソコンを閉じます。
何それ?
ウンサンが聞きます。
何でもない
ウンガンはパソコンを持って部屋を出ていきました。
♣
ウンガンはスタディカフェに行き答弁書を書こうと試みます。
”裁判長、不倫の事実を認めます どうか許して・・”
そこまでキーボードを打つとウンガンの指は止まりました。
答弁書なんてどう書けば・・
ウンガンはため息をつきながらパソコンを閉じます。
♣
ナムチョルはムルサンの屋敷には戻らず実家で農作業をします。
兄さん、休憩しましょ マッコリがあるわ
妹が声をかけました。
わかった
ナムチョルが土手に目をやると白い服を着たウンサンが歩いて来るのが見えました。
ウンサン
ナムチョルは夢中で土手を駆け上がります。土手に上がったナムチョルはウンサンと見つめ合いました。2人はきつく抱き合います。
ウンサン 元気だったか? 体調は?
ナムチョルは訊ねました。
どうやってここに?
ウンサンは目を潤ませて話しました。
イ部長から社長が追い出されたって聞いて・・ イ部長から社長の様子をたまに聞いてたから・・
違うよ 自分から出たんだ 追い出されるほどやわな男じゃない
ごめん 私のせいだわ
ナムチョルは首を振り微笑みました。
違うよ やっと息ができた 最高に気分がいいんだ
ナムチョルは白いワンピース姿のウンサンを見つめます。
すごく綺麗だ 言葉が出ないくらい
当たり前じゃない
ウンサンは照れ笑いします。ナムチョルは長靴とジャージを履いた自分を恥ずかしがりました。
田舎じゃこんな格好だ
カッコいいよ ・・社長に一番お洒落した自分を見せたかったの 忘れないでね
ナムチョルは真顔になりました。
行くんだね ついに
ウンサンは頷きます。そして涙ぐんでナムチョルを見つめました。
社長 私を止めて
ウンサン・・
社長が行くなと言ったら行かない
ナムチョルは黙ってウンサンを見ました。そして首を振ります。
ウンサン この世界の何処に行っても・・
ウンサンはナムチョルの口に指を当てます。
別れの言葉はやめて くじけないでね
ウンサンはナムチョルに背を向けてもと来た道を走って行きました。
ウンサン
ナムチョルはその後ろ姿を見送りながら涙を流します。
♣
ナムチョルはバスターミナルまでトラックを飛ばしました。
ウンサン
ナムチョルはウンサンの乗ったバスを必死で追いかけます。けれどバスは走り去っていきました。
社長・・
ウンサンは座席で泣きじゃくります。ナムチョルは消えていくバスをながめ肩を落としました。その時携帯が鳴ります。チャウォン(イ・サンウ)からの電話でした。
もしもし どうした?
ナムチョルはチャウォンの話に顔色を変えます。
何だって?
♣
ナムチョルは警察に行き会社が詐欺に遭ったことを話します。それから弁護士会館へ行き知り合いを探しました。
調べてみたが事件の背後には暴力団がいる
ソウル大で友達だった弁護士はナムチョルに告げました。
どんな奴らか分からないか?
ナムチョルは訊ねます。
軽い気持ちでは手を出せないよ 古物屋だって?
友達の弁護士は長靴を履いたナムチョルを値踏みします。
司法試験を諦めなければ良かったんだ お前が俺に頼み事とはな 調べてみるよ
ギョンフン よろしく頼む
ナムチョルは頭を下げて会館を出ました。そして他の弁護士事務所も当たります。
♣
すべてあなたのせいよ
コンジュはムルサンのためにお粥を作っているグムアを責めました。
お粥を作ったってダメ お父さんは倒れて詐欺にまで遭った 不吉なことばかり
私だって辛いの お姫様育ちの母さんにはわからないわ ずっと我慢してるの
これまでお父さんに頼りっぱなしだったくせに
だけど父さんは私の人生を壊した 自分が賢い婿が欲しかったからナムチョルと結婚させたわ 恋人がいたのに・・
昔別れた男になんかどうして会ったのよ
絶対に別れない あの人と再会したのは運命なの
グムアは母親に訴えました。
家がこんな状態なのに? 学歴もない年下なんでしょ?
黙っててよ!
全くどうかしてる
私は正気よ
じゃあ何故よ? 理由は何?
コンジュはグムアを問い詰めました。
言ってみろ どうしてだ?
ムルサンも来てグムアに問います。
何故あの男と会うんだ? カネを貸したのか?
違うわ
夫が浮気したからやり返したんでしょ
コンジュは冷笑します。
決めつけないでよ! 実は・・
グムアが明かそうとしているとイ部長が駆けて来ました。
会長!
どうした? 犯人は見つかったか?
ムルサンはイ部長に畳みかけます。
まだ捕まりませんが社長があちこち走り回ってます
社長って?
チ・ナムチョル社長ですよ
ナムチョルが?
ムルサン達3人は驚きます。
ソウル大での人脈を当たって手を尽くしてます
イ部長は告げました。
♣
ウンサンはボランティアについて電話で話します。
空港で打ち合わせしてすぐ出発ですね はい、パソコンで確認しておきます
ウンサンは電話を切りウンガンが使うノートパソコンを開きます。すると答弁書の画面が出て来ました。
何これ?
ウンサンは検索履歴を調べます。
不倫訴訟 答弁書 書式?
ウンサンが目を丸くしているとウンガンが部屋に来ました。
これは何よ
ウンサンに問われウンガンは慌ててパソコンを取り上げます。
検索履歴に”不倫訴訟”って もしかして訴えられてる?
ウンガンは床に座り込みます。
1ヵ月以内に提出しないといけない でも一言も書けないの なんてことをしたんだろう・・これが罰なのね・・
姉さん
怖くてたまらない 大勢の前で丸裸にされた気分よ 怖いの・・ ウンサン、どうしよう
ウンガンは泣き出しました。ウンサンはかける言葉もなく立ち尽くします。
♣
ウンサンは海外ボランティアの出発をキャンセルします。
今回は家の事情でキャンセルします すみません
ウンサンはチャウォンに連絡して公園で会い、ウンガンの状況を明かしました。
本当ですか?
私もさっき知りました 別の件でも訴えられてるんです
別の件でも?
デザインを盗んだ共犯として 何も知らなんですね 姉を心配してますか?
ウンサンの言葉にチャウォンは眉を寄せます。
♣
姉さん、弁護士事務所で聞いたら調停で終わらせるべきだって 裁判になったら不利になるらしい
ウンサンはウンガンに電話で伝えました。
訴えた方も和解を望むそうよ
そう・・
ウンガンはウンサンの話に考え込みます。
♣
チャウォンはテギに連絡してカフェに呼び出しました。
チョ・ウンガン?
知ってることを教えて欲しい 家族についても
テギは笑います。
本人に聞きづらくて僕に連絡したんですか 一言では難しいな 優しくて誠実で献身的な一方、ウソがうまくてバレても堂々としてる 腹の内が全くわかりません
テギはこずるそうにチャウォンをながめました。
2人の関係がー パダ(ホン・スヒョン)さんにバレた動画を見ました 今後どうするか聞いても?
チャウォンは黙ってテギを見ます。
余計なお世話か 早く逃げた方が身のためですよ 家族にせびられる前に
というと?
父親はタクシー運転手で母親は食堂でパート、妹はバイトしかしてない 家に行きました? 幽霊屋敷かと思いましたよ 表門は外れるし床はギシギシ音がする 将来の婿に食堂の残飯を出し小遣いをねだる親だ
テギは嘲笑いながら続けました。
おまけに叔父は女好き もう想像がつくでしょう? 男が逃げだす家族なんです 教員試験に合格したそうですが家族総出でウンガンにせびりますよ
♣
ウンガンは川のほとりで神に祈りを捧げました。
神様 どうか今度だけはお願いします いえ悪魔でも構いません 一度だけ私を助けてください 教壇に立てるならどんなことでも従います 彼のこともー ・・諦めます
ウンガンは絶望にかられながら川面を見つめます。
♣
パダが出先からオフィスに戻ると思い詰めた様子のウンガンが立っていました。
パダ あなたを待ってた
次はストーカーとして訴えられたいの?
パダがオフィスに入ろうとするとウンガンはパダにすがりました。
待って、パダ ナさんとのやり取りを警察に提出したわ 真実が明らかになるはずよ それから・・不倫訴訟だけど 調停で終わらせて欲しい
ウンガンは必死でパダに頼みます。
請求金額に上乗せして用意するから 必要なら念書も書くわ 裁判は時間もかかるし・・
聞きたくないわ
パダは扉を開けてオフィスに入ります。ウンガンは戸口でパダを見つめました。
わかってないのね あなたの薄汚いお金は要らないわ もう一度言う 私の望みは裁判長の判決文よ 過去を隠して今度は誰を騙すつもり?
パダはウンガンを睨みます。
弁護士に任せるから長期戦でも構わない 私の弁護士費用を払うのはあなたよ
ウンガンは戸口で跪きました。
なんの真似よ?
いっそ殺して 殺してちょうだい いっそ死にたい
ウンガンは泣きながら訴えます。
それは脅迫よ
パダ 私がバカだった 自業自得なのはわかってるわ 全て諦める どうか許して
パダは固い顔でウンガンを見つめます。
パダ ごめんなさい あなたを傷つけてごめん あなたを裏切った罪を一生償いながら生きる 一度だけ許して 私は家族のために働かなきゃ 家族を守らなきゃならないの うちの大黒柱は私なの お願い
ウンガンの涙ながらの懇願にもパダは冷たく横を向きます。
♣
ナムチョルは友人の弁護士ギョンフンと話をしようと粘ります。
ギョンフン
エレベーターから出てきたギョンフンにナムチョルは声をかけました。ギョンフンはナムチョルを見て迷惑そうに告げました。
約束があるんだ
秘書に聞いた 勝手に待ってすまない 去年入札詐欺を担当したんだろ 今回も同じ派閥だという噂だ 手を貸してくれ
よく知らないってば
ギョンフンが行こうとするのをナムチョルは止めました。
ギョンフン、頼むよ 君しかいないんだ 絶対に恩は忘れない 君に会うためにスーツと革靴を買った 学生の頃もモテたが今もかなりモテるだろう
ナムチョルにもち上げられたギョンフンは笑顔になります。
まあ部屋で話そう
ギョンフンはナムチョルを誘いました。
♣
チャウォンはパダを家に呼びます。
ミプンは?
実家にいる 今日は2人だけだ
チャウォンはパダを料理の並んだテーブルに座らせグラスにワインを注ぎました。
久しぶりに腕を振るったよ
パダは嬉しそうにチャウォンに微笑みます。
♣
ウンガンはパダがいくら頼んでも許してくれないことに疲れ果てていました。仕方なくスタディカフェで答弁書を書こうとしますが文章を書き進めることがどうしても出来ません。

<画像出典>bs11.jp/drama/akaifusen/
ああ! もう・・!
ウンガンはヒステリックにノートパソコンを床に投げつけます。周りの客達は驚いてウンガンをながめました。
♣
チャウォンはパダに訴えを取り下げるよう頼みます。
訴えを取り下げろと?
カフェでの動画も出回ってるんだ 訴訟までは・・
パダはグラスを置きます。
これは私とウンガンの問題よ この料理はその話のため? 招待されて嬉しかったのにあの女のためだったの?
20年間を振り返ってみろ お義母さんにもミプンにも心から尽くしてくれた 「友達無しでは生きられない」と言ってたじゃないか
チャウォンは真剣にパダを説得します。
助かってたのも事実だろ 一度だけ許して欲しい
パダは椅子から立ち上がりました。
関係を持ったことは水に流そうとも思ったけど、誰が私の事業をめちゃくちゃにしたと? もう我慢できない
パダは家を出ていこうとします。その腕をチャウォンが掴みました。
3年前のふとした出来心だったと 母親の手術費が足りなくて仕方なかったんだ 理解してあげられないか? 1人の人生が君の手に懸かってる こんな状況は耐えられないよ
パダは顔をそらします。
僕に免じて一度だけ許してくれ
パダは呆れてチャウォンを見ました。
あなたに免じて? 図々しいにも程があるわ
ウンガンさんにはいろいろ助けられただろう?
何がわかるの?
パダは声をあげます。
どうなるか見せてあげるわ
パダは玄関に向かいます。
パダ、後悔することはやめろ
干渉しないで
パダは家を出ました。
♣
パダはムルサンの屋敷に行きムルサン、コンジュ、グムアを連れてウンガンの家に向かいました。
何処へ行くのよ
コンジュが訊ねます。
もうすぐです
パダは足を早めながら言いました。
♣
ウンガンの家ではバンスクとデボンが朝食を食べていました。
チョ先生、ご飯だぞ デグン!
デボンは家族を呼びます。
しかし俺達の娘が教師になるとはな
本当 嬉しいったらありゃしない
2人は笑い合います。
♣
パダ達はウンガンの家の前に立ちました。
ここはなんだ?
ムルサンが訊ねます。
入ればわかります
パダは門を開けて玄関の扉を叩きました。そして中に入ります。
♣
パダとムルサン達家族が突然入って来てバンスクとデボンは仰天しました。ムルサンはデボンを見て目を見張ります。コンジュはバンスクに聞きました。
何故ここにいるの?
バンスクは思わず下を向きます。
おばさんの家なの?
2人は・・夫婦なのか?
ムルサンが訝しげに問いました。デボンはムルサンに手を合わせます。
すみませんでした
その時浴室からウンガンが出て来ました。
お湯が出なくて水で・・
ムルサン達は大口を開けます。
なんであなたがここに?
コンジュが叫びました。ウンガンはムルサンやパダ達を見ると深々と頭を下げます。
まあ・・
コンジュは呆れて言葉が続きません。
家族なのか?
ムルサンはデボンに訊ねました。
おばさんはウンガンの母親?
バンスクはコンジュの問いに頷きます。
そうみたいです だいぶ前に産んだので・・
すみません
ウンガンは涙を流しました。
もう帰りましょう
あきれ果てたグムアは両親と外に出ようとします。その時欠伸をしながらデグンが部屋から出て来ました。
騒がしいな・・ ああ!
デグンはグムア達を見てのけぞります。
デグン・・!
グムアは顔色を変えました。そこへウンサンが帰ってきます。
豆腐を買ってきた
3人は目を丸くしてウンサンを見つめました。
ウソでしょ! 信じられない!
ムルサンとコンジュは怒りのあまり大声をあげました。
家族全員で詐欺を働いたのか??
♣
いろいろ騙されてきたがこんな詐欺は初めてだ
家に戻ったムルサンは呼ばれて家に来たチャウォンとコンジュに嘆きました。
家族して詐欺集団だわ 娘2人がうちの息子と婿を誘惑して、父親の弟にうちの娘が誘惑された 一体あの男のどこがいいわけ?
コンジュはキッチンのテーブルに座っているグムアに問いました。
あの男もウンガンの紹介なの?
彼と私は24年前からの知り合いよ ウンガンは10年前ママ友に紹介して貰ったの
グムアは答えます。
何か理由があったんだ 本当のことを言えず就職させた時はきっと心苦しく思ったはず ずっと不安だったはずだ
チャウォンは両親に話しました。
なんだと?
チャウォン、誰の味方なの?
両親は驚きます。
今は彼女の味方になる 守れるのは僕しかいないから
正気なの? 今すぐ捨てなさい!
コンジュは激昂します。
嫌だ 人を助ける医者が愛する人に背を向けるなんて
チャウォンは立ち上がり出ていきます。
呆れちゃう 医者は関係ないでしょ!
コンジュは絶叫しました。
ああ寂しい!
ムルサンも頭を抱えます。
♣
チャウォンはパダのオフィスに来て怒りました。
残酷過ぎるじゃないか!
残酷ですって? 私にしたことは? まだまだよ
死んでもいいのか?
パダは笑います。
わかってないわね ウンガンは絶対に死なないわ
チャウォンはパダを鋭く見ました。
失望したよ あんな仕打ちをするとは
チャウォンはオフィスを出ようとして入って来たジョンヒと睨み合います。チャウォンが出ていくとパダは涙を流しました。娘の涙を見たジョンヒはウンガンに仕返ししようと横断幕専門店に行きます。
♣
夜の川を虚ろにながめるウンガンは川に向かって歩き出しますが気持ちを変えて家に帰ります。
デボンは家から出てムルサンに電話をかけようとしますが思いとどまり溢れた涙を拭きました。そこにウンガンが戻って来ます。
ウンガン・・
デボンは倒れかけた門を直しウンガンの肩を優しく叩きました。
♣
2人が家に入ると台所のテーブルに座り込んでいたバンスクが涙を溜めた目で嘆きました。
なんでこんな貧乏な家に生まれたの? 生まれ変わったらお金持ちの末娘になりたい
ウンガンは黙って部屋に行きます。バンスクは重いため息をつきました。デボンは妻を悲しげに見つめます。
♣
チャウォンは携帯の地図を見ながらウンガンの家にやってきました。テギから外れやすいと聞いた門を気をつけて開けると中に入ります。
すみません
チャウォンは扉の前で声をかけます。
♣
チャウォンはデボンやバンスク、ウンサンに挨拶します。
コ・チャウォンです ウンガンさんと結婚します
3人は驚いてチャウォンを見ました。
私とは会ったことがあるわよね
バンスクが自分を指しながら笑います。
うちの旦那よ
ウンガンの父だ
デボンはチャウォンに挨拶しました。チャウォンは頭を下げます。
どうも
ウンサンがチャウォンに挨拶していると気色ばんでウンガンが部屋から出て来ました。
外で話しましょう
ウンガンはチャウォンを川べりに連れて行きます。
♣

<画像出典>danmee.jp/knews/koreandrama/koreandrama-topic-428/
もう帰って
ウンガンはチャウォンに言いました。
ウンガンさん、辛いのはわかる
あなたにはこんな経験はないでしょ 恥ずかしくて死んでしまいたいわ あなたの目も見られない
僕は君の味方だ 僕を見て
チャウォンはウンガンを引き寄せようとします。けれどウンガンは拒みました。
嫌なの もう全てが面倒なの 誰にも会いたくない 私が諦めなかったせいでこんなことに・・ごめんなさい
ウンガンさん、一緒に歩むと約束しただろう
ウンガンは首を振りました。
始めるべきじゃなかった 身から出た錆とはいえ私には耐えられない もう気力も尽きてどうすることもできないの 私を捨てて
チャウォンは帰ろうとするウンガンを抱きしめます。
絶対に離さない なんで1人で抱えるんだ 僕に寄りかかっていい 信じてくれ
それでもウンガンはチャウォンから離れます。
同情はやめて
同情なんかじゃない
チャウォンはウンガンの肩を掴みました。
遠くで暮らそう 医師免許があればどこでも暮らしていける 一緒に行こう
いいえ こんなんじゃ真っ当に生きられない 私は卑しい女だわ
ウンガンさん!
ウンガンはチャウォンの手を払いました。
お願いだから離して! 私を見ないで ひどいことを言う前に・・ 恥ずかしくてたまらない 嫌になったと言ったでしょ!
ウンガンは声を上げました。
「諦めないで」と言っただろ?
ウンガンはチャウォンを見上げました。
知らなかったからよ こうなるとは思わなかった・・
ウンガンは駆けて行きました。
ウンガンさん!
チャウォンが呼んでもウンガンは振り向きません。
♣
ナムチョルとイ部長は中国に逃げようとした2人の入札詐欺犯を追いかけます。4人が争っているとパトカーが来て詐欺犯は逮捕されました。連絡を受けたムルサンは警察署に行きます。
中国に逃げるところをあの2人が捕まえました
警官に言われムルサンは傷だらけで疲れ切って座っているナムチョルとイ部長を見ます。
ナムチョル!
イ部長が立ち上がりムルサンに説明しました。
社長が情報を掴んで逃げるところを捕まえたんです
ケガをしてるじゃないか
あいつらと格闘して・・
ムルサンはナムチョルの腕を掴みました。
ナムチョル、早く病院に行こう
大丈夫です・・ 失礼します
ナムチョルは頭を下げるとふらつきながら警察署を出て行きます。
ナムチョル!
ムルサンは追いかけようとしますが警官に呼ばれます。
コ・ムルサンさん、こちらへ
ナムチョル・・
ムルサンは残念そうにナムチョルを見送りました。
♣
グムアはデグンと待ち合わせをしますがデグンは現れません。
デグン、何故来ないの?
デグンは建物の陰からグムアを見て電話をかけます。
どこにいるの? さっきから待ってる
グムアは訴えます。
グムア、待たなくていいよ もう会えない
デグン!
すまない 現実の壁を越えられないー 僕なんか忘れろ
わかってるわ 私もあの日は驚いた どうにもできないとわかってる でも・・ 最後に顔を見せて 話があるの あなたに知っておいて欲しい
顔を見ると辛い グムア・・ 幸せにな
デグン 待って
グムアは泣き出します。
切るよ
デグン・・!
グムアはその場に泣き崩れます。デグンは泣いているグムアの姿を悲しげに見つめました。
ドラマ(第35話)の感想
チャウォンがウンガンの家にまで来て結婚の意志をデボン達に伝えたのに拒否するウンガン・・。以前のしたたかで計算高いウンガンだったら”してやったり”と承諾するんでしょうが、パダの復讐でウンガンは疲れ切ってしまったんですね。そして自分の行いをすべてチャウォンに知られたのが辛くて逃げ出してしまう・・ウンガンはチャウォンのことが本当に好きだったんですね。でもこのままチャウォンと別れてしまうのは悲しすぎる気がします。もうチャウォンはパダとは復縁しないでしょうし、ミプンも懐いているんだから勇気を出して欲しいなと思います。

<画像出典>bihann.com/drama/2330.html
このドラマは最初は退屈で脱落しそうだったけど、いろんなキャラクターが複雑に絡み合う形になっていて最終話まで結末がわからない練られた脚本になっています。ベテランの制作陣による手腕の冴えた作品だったなあとつくづく感じました。最終話が楽しみです😛。


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