こんにちは。カナエです。
今回も テレビ東京放送の韓国ドラマ「御史とジョイ」(第18話)について書きたいと思います。
テソは罠を張り巡らしイオンを殺そうとする
<テレ東で土、日AM6時より放送>
キャストとこれまでの話
第18話のあらすじ(ネタバレ)

私のことが心配なんですよ! 御史様と関わってから危険なことばかりです 何度も殺されそうになりましたし
ジョイ(キム・ヘユン)は焦って熱弁しました。

だから私1人で行くのだ
ジョイはイオン(オク・テギョン)を見つめます。

ならば私も行きます
グァンスン達はジョイの言葉に驚きました。

いや、お前はグァンスンとここで帳簿を調べてくれ その方が助かる

んん〜! 駄目ですってば!
イオンは笑って駄々をこねるジョイの肩を叩きました。そして行こうとしますがクパルが止めます。
「若様、では私達は?」

頼みたい仕事がある
イオンは振り向いて告げました。
イオンはユクチルとクパルを連れて鳥頭の花畑の前に立ちました。

不法栽培故に報告書を上げねばならない お前達は・・
「まさかこの広さを・・?」

tv-tokyo.co.jp/osatojyoi/gallery/
ユクチルが顔色を変えます。

そう 測るのだ ずっと上から・・ずっと奥まで
イオンは指差して指示しました。
「ふざけてやがる!」
「悪態をつきそうだ!」
「俺はついた」

なんだと? 私に”ため口”を?
イオンはごねている2人を睨みます。
「いや”悪口”だ」
クパルが花畑を見なから言いました。
「それでなんでしたっけ?」
「広さを測るんだった」
2人はわざとイオンの足を踏んで行ってしまいます。

痛い! あいつらめ
イオンは刀を取り出して睨みました。
ビリョンはドスと従者を鉱山に案内していました。
「おい いつまで歩かせる気だ? 道は合ってるのか?」
歩き疲れたドスが怒ります。
「もう少しで着きます」
ビリョンは足を早めますが突然イオンの姿が浮かびました。
(このまま行くと向こうに御史様がいる)
ビリョンはドス達に反対の道を指差しました。
「こちらです」
ビリョンが走ったのでドスは止めました。
「待て」
ドスはビリョンに刀を向けます。
「何故突然方向を変えた?」
「間違えました こちらが近道なんです」
「全く・・」
ドスが息を吐いて刀を下ろすと道端に落ちている血のついた布を見つけました。それは腕を怪我したテソが捨てた布でした。
「確かにこっちの道を人が通るようだ 行こう」
ドスは笑って先に道を歩いて行きます。
山を下りたパッスンが茶屋で休んでいると吏房を見かけます。
「あら・・! 吏房様!」
「パッスン?」
「そうですよ! どうしてこの村に?」
パッスンが吏房に近づいて話しかけると、吏房は辺りをはばかり肩を抱いてパッスンの口に手を当てます。
「いつも何をなさるんです? どうして会うたびに抱きつくんですか」
パッスンは吏房を抱きしめました。
「わはは・・」
吏房は苦笑いしながらパッスンを抱いたまま人けのない場所に連れて行きました。
「何を考えておる? ”吏房様”などと大声で呼ぶな!」
「何故です? 何故呼んだらいけないんです? 吏房様は吏房様でしょ?」
「しっ!静かに」
吏房はパッスンの肩を掴みました。
「ところでお前は何故ここに? 息子が借金のカタに売られた先がここか?」
「その話はやめてください」
パッスンはため息をつきました。
「結局あの御史様に見つかってしまって・・ 私1人で戻るところなんです」
「御史? 誰のことだ?」
吏房は目をむきます。
「ほら うちのチュハンを離縁させて村を混乱させた人ですよ」
「あの!? 今その御史は何処にいる? この近くか?」
吏房は慌てふためきます。
「近くじゃなくて上の根城にいます」
「なんと!」
吏房は走って逃げますがまた戻って来ました。
「生きてるからまた会えた 生きてさえいればまた会える」
吏房はパッスンを抱きしめます。そして去って行きました。
「またっていつですか・・? 何よ」
パッスンは別れを惜しみます。
「御史が根城にいるとは・・ どうやって知ったんだ」
吏房は通りを歩きながら思案しました。
「もとより海運判官が死んだのに今更秘密を守る必要が? 下手したら殺人罪までかぶるはめになるかも ・・いっそのこと通報してやろうか」
吏房は目をギラつかせます。
イオンが刀で枝を切りながら道なき道を進んでいる時、ジョイは根城で苛ついていました。

ああいう男って最低だわ! 身勝手で言うことを聞かずに人を心配させる
「1人でブツブツ言って・・ まるで妻みたいよ」
傍に居たグァンスンが呆れて言いました。

何が妻ですか? 私はただ・・
「ただ?」

その・・ なんというか・・ そうよ! 私はボリを殺した奴らを捕まえて罰するために御史様が必要なだけなんです だから言うことを聞かない御史様に腹が立つんです!
ジョイは勢い込んで話しました。
「そうなの? 分かったわ とにかく犯人を捕まえるためにも早く帳簿を調べましょう」
グァンスンはヒートアップしているジョイの手を引っ張って家に入ります。
主な取引品目や取引先、購入した者の名前、官印の有無や見覚えのある名前がないか調べて欲しい
イオンにそう指示されたジョイとグァンスンは帳簿を調べます。

これは献上品を取引した貢納帳簿ですね
ジョイは帳簿を見ながら話しました。
「こっちは使用人の取引帳簿よ 名前がある」

役人とグルになってあらゆる悪事を働いてる 悪い奴らだわ
「どこの役人か名前を書いてあるわよね」
グァンスンが聞きました。

ええ これなら全員お縄にできそうです
ジョイは答えながらグァンスンを見ました。

グァンスンさんは漢字の帳簿を調べてください 私は諺文の帳簿を調べますから
「分かった」
2人は作業に取りかかります。

グァンスンさんはどうやって漢字の勉強を?
ジョイは帳簿を見ながら訊ねました。グァンスンは戸惑います。
「ああ・・それはね・・」

グァンスンさんはどこのご出身ですか? 忠清道の訛りではなさそうだけど
「それは・・ 出身は慶尚道だけど漢陽から来たから・・」

漢陽ですか?
ジョイは驚いてグァンスンのそばに座りました。

それじゃ漢陽に詳しいんですね 私は行ったことがなくて・・ 漢陽は詐欺師が多いとか! ・・だけど
ジョイは不思議そうにグァンスンを見つめました。

慶尚道の人が何故漢陽からここに?
「それは・・」
グァンスンが口籠ったのでジョイはグァンスンの膝を叩きました。

だけど私も人のことは言えません 離縁したあと漢陽に行くつもりが御史様に関わったせいでこんな山の中に なにしてるのやら!
ジョイは声を上げました。

でもボリのことが気になるし世の中何が起こるかわからないですね・・
グァンスンは微笑むと黙ってジョイの膝を叩きます。

税穀の帳簿
ジョイは切り出しました。
「・・え?」
帳簿を見ていたグァンスンは顔を上げます。

貢納用の穀物の帳簿があればボリを殺した犯人が見つけられるのに
ジョイは山積みの帳簿の一冊を取り出して眉を寄せます。

でも全く見当たりません
「チャ・マルチョンが持ち逃げしたのかも」
グァンスンは思案しました。
「ああ・・いやいや たくさんの帳簿の中に埋もれているのかも とにかく調べましょう」
グァンスンはジョイを促します。
テソやマルチョンらは鉱山の周りに罠を仕掛けていました。
「そっちは道でもないのに何故罠を仕掛けるんだ」
マルチョンは草の茂みに罠を設置しているテソに言いました。
「御史が村にいる 通る可能性のあるところには仕掛けて時間を稼がないと 銀が固まるまで」
「お前は油断のない奴だ」
マルチョンは立ち上がり笑いました。
「確かに奪われるなら埋めた方がマシだ お前が苦労して掘った銀鉱だもんな」
その時テソが罠の仕掛けを踏んだので矢がマルチョンのすぐそばを飛んでいき木に刺さりました。
「わあ! お前! 何をしやがる」
マルチョンはビビってしゃがみ込みました。
「上出来だな なるべくたくさん仕掛けろ 足を踏み入れた瞬間ハリネズミにしてやる」
「お前が・・ハリネズミになれよ」
マルチョンはむくれて立ち上がります。
「まあいい 忙しいならあとの設置は俺がやる」
「矢じりに鳥頭を塗っておけ」
「お前・・ 本気で御史を殺したいんだな」
テソは行ってしまいます。
「それにしてもこんなに罠を仕掛けなくても・・」
マルチョンがうっかり仕掛けを踏んだので矢が顔の前を通過して行きました。
「わぁあ!」
マルチョンは悲鳴を上げます。
イオンは地図を見ながら歩いていました。

さっきも通ったような・・
方向音痴のイオンはキョロキョロと辺りを見回します。

紛らわしい道だな
イオンは焦って歩き回りました。

<画像出典>momoruru.com/secret-royal-inspector-joy/

森、森 森ばかりだ・・
ユクチルとクパルは鳥頭の花畑の広さを測っていました。2人は一面の花畑を眺めてうんざりします。
「無理だ やってられない」
「俺もだ」
畑の畝の数と鳥頭の数量 畑の広さも測っておけ
ユクチル達はイオンの指示に憤慨しました。
「若様はどうしてこんな仕打ちを俺達に・・」
「なんでそこまでしないといけないんだ?」
報告書を書くためでもあるが世子様の件とも関連がある 抜かりなくやれ
「こんな広い場所を2人で測るなんて無理に決まってる!」
「やってほしいなら人手を増やせ」
「人遣いが荒いにも程がある」
「どこまで測ったか思い出せないよ」
ユクチルとクパルはイオンの命令にぼやき続けます。
帳簿を調べているジョイは「火薬売買帳簿」を見つけました。

何の帳簿かしら ・・煙硝?
ジョイは眉を寄せました。

煙硝は火薬では?
横になって帳簿を見ていたグァンスンが起きてジョイの所に来ます。
「今煙硝って言ったの?」

爆発するものがあるって本当だった
ジョイは帳簿をグァンスンに見せました。

ほら あいつらは横領だけでなく煙硝まで取引してます
「普通の泥棒じゃないようね・・」
グァンスンも目を見張ります。

ところでこれはなんと読むんですか?
ジョイは帳簿の字を指差しました。
「”尾島”(ミド)よ」

ミド? どういう意味?
「尻尾の島よ ”コリソム”とも読める」

コリ島(ソム)?
ジョイ達が話しているとイオンが疲れ果てて帰って来ました。道に迷ったイオンは運よくテソ達が仕掛けた罠を踏むことはありませんでしたが、鉱山の入り口を見つけられずに戻ってきたのでした。

み・・水
イオンは置いてあった水の椀を持つとごくごくと飲みました。

御史様・・
ジョイ達はイオンの土にまみれた姿を見て呆気にとられます。
「大丈夫ですか?」
グァンスンが心配して訊ねました。

ああ・・ 水のおかわりを
イオンは空の椀をグァンスンに差し出します。
ジョイ達は服を着替えてこざっぱりしたイオンから事情を聞きました。

それで? 途中で帰って来たんですか?

思ったよりも山が険しくて道も迷路のように複雑だったのだ

はあ・・
ジョイとグァンスンは半信半疑で頷きます。

よこしまなやつらだが見事な場所に根城を構えたものだと感心した

それじゃあこれからどうするんです?
ジョイはこれからのことを気遣います。

もう時間がない故近くの役所に協力を頼む

ですが役人もグルなのでは?

うむ・・
イオンはソヤン商団に潜入してマルチョンと酒を飲んだ時の話を思い出します。

商団はなんでも揃っているそうですが、もしや薬材の取引も?
イオンはマルチョンに問いました。
「いいや 薬材は取り扱ってない 担当の奉事が気難しくて融通が利かないんだ」
マルチョンは答えます。

奴らと結託していない所がある 奉事がいる所は広興倉(クァンフンチャン)だ
イオンは話しました。

広興倉を管轄する役所に行こう
「役所の場所なら知っています 近いので私がご案内しますよ」
グァンスンが申し出ました。

いや、案ずるな
イオンは1人で行こうとして足を止めました。

(山であんなに迷ったんだから・・ また迷うかも・・)
イオンは咳払いします。

では近くまで案内を頼む
「はい わかりました」
グァンスンは応じました。

ユクチルとクパルは?
「まだ戻りません」

・・ん?
イオンはキョトンとしてグァンスンを見ました。
ユクチルとクパルは夕方になっても鳥頭の花畑の広さを測っていました。
「4550、 4551・・」
「7432、 7433・・」
2人が呟きながら互いのそばを通ると測っていた数字がゴチャゴチャになってしまいます。
「7434、 4552・・ あれ?」
「分からなくなった ふざけるな!」
ユクチルはクパルの耳を掴みました。
「俺のせいじゃない」
クパルもユクチルのほっぺたを掴みます。

<画像出典>.co.jp/osatojoi/lineup/prg_009_010/
「離せ」
「そっちこそ!」
イオンとグァンスンが騒いでいる2人のそばにやって来ます。

まだ続ける気か?
「若様」

喧嘩はやめてついてこい 急ぎ行く所がある
「今度は何処にいくんです?」
「意外にお戻りが早かったな」
2人はイオンに従います。
「死体だと?」
イオン達の向かう広興倉では問題が起こっていました。奉事は筵を被された死体をながめます。
「ソヤン商団から腐った匂いがすると通報を受けまして・・」
「何ともはや・・」
奉事はため息をつきながら筵を上げて死体を調べます。そして胸元に入れてある身分を示す名札を取り出しました。
「ホン・ソッキ? 海運判官様ではないか!」
奉事は仰天します。
「死体の他に何かなかったか?」
「これを」
部下は書状を奉事に渡します。
「遺体のそばにありました」
奉事は書状を読みます。
身丈は6尺の長身ですらりとした体つき 青紫色の衣を着た両班の方が海運判官様が亡くなる前に大声を上げて脅すのを目撃しました 通りすがりの者より
「なんと・・」
奉事が困惑して死体をながめているとイオンがやって来ます。

頼もう 誰かおらぬか
奉事はイオンが門を入って来ると目を見張りました。
「身丈は6尺の長身・・ 青紫色の衣を着た両班・・」
奉事はイオンを見て呟きます。

急ぎ頼みたいことがあって参った 私の名は・・
イオンは馬牌を出そうとしますが奉事は声を上げました。
「こやつを捕縛しろ!」
イオンやユクチル達は役人に捕らえられます。

何をする?
「海運判官のホン・ソッキを? その者と面識は?」

その者を知っているのか?
イオンが問うと奉事はイオンの肩を掴みソッキの遺体の前に座らせました。

ホン・ソッキ・・
イオンは死んだソッキを見て驚愕します。
時代劇用語の解説
「慶尚道(キョンサンド)」は、朝鮮王朝時代の「朝鮮八道」の一つであり、朝鮮半島の南東部に位置する歴史的な行政区画でした。ちなみに朝鮮王朝時代の「慶尚道」や「忠清道」などの”道”とは広い地域区分を指します。
「朝鮮八道」とは、朝鮮王朝時代の「全国を8つに分けた地方区分」のことです。「慶尚道」や「忠清道」の他に「京畿道」「全羅道」「江原道」などがありました。いわば当時の“都道府県の元祖”みたいなものですね。
慶尚道は古代国家「新羅」の首都”慶州”があったため学問や文化が発展した地域でした。

plaza.rakuten.co.jp/yonjunno/diary/202308060000/
朝鮮時代の「尾島」は現在の韓国では仁川広域市中区に属する永宗島(ヨンジョンド)のすぐ隣にある小さな島です。けれど朝鮮王朝時代、この海域は首都・漢陽へ向かう船が通る重要な水路で三南地方(忠清・全羅・慶尚道)から漢陽へお米を運ぶ「漕運船」が通る要所でした。
広興倉(クァンフンチャン / 광흥창)は、朝鮮王朝時代に「役人たちの給料(禄俸)」を保管し、支給していた役所のことです。現代でいえば公務員の給与支払いを担当する「給与事務局」とそのための資金を蓄える「金庫」が合わさったような場所です。
朝鮮王朝の役人には現代のような現金ではなく、主に米や麦などの穀物、布地などが「禄俸(俸給)」として支給されていました。なので全国から集められた年貢米の一部がここに運び込まれ年に4回(季節ごと)、文官や武官たちの階級に応じてこれらを正確に配分・支給するのが広興倉の仕事でした。
第18話の感想
グァンスンには何か秘密がありそうですね。当時の一般庶民はジョイのように諺文しか読めず、マルチョンの使用人だったグァンスンが漢字が読めるなんて珍しいことでジョイも不思議に思ってます。憧れの都漢陽にいたというのもジョイの興味をそそっていました。

<画像出典>.co.jp/osatojoi/lineup/prg_009_010/
そんなグァンスンに案内されてイオンは広興倉を管轄する役所に行きますが、吏房の謀で捕まってしまいホン・ソッキの殺害犯にされてしまいます。イオンはこの危機を抜けられるのでしょうか??


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