こんにちは。カナエです。
今回も テレビ東京放送の韓国ドラマ「御史とジョイ」(第11話)について書きたいと思います。
ジョイにキスされたイオンは狼狽える
<テレ東で土、日AM6時より放送>
キャストとこれまでの話
第11話のあらすじ(ネタバレ)
ビリョンの兄は駅站の門に体当たりして中に入ります。そして守衛にイオンの書状を見せました。
「書状」
守衛は馬牌の印が押されているのを見ると慌てました。
「みんな起きろ! 暗行御史の命令だ!」
駅站の男達は急いでソヤン商団に向かいます。
「行くぞ!」
「コイツラを連れて行って持ち物を改めろ」
マルチョンは手下に命じました。テソはイオン(オク・テギョン)に当てていた刀を鞘に納めます。

手を離せ!
イオンが連れて行こうとする手下に抵抗しているとジョイ(キム・ヘユン)が現れてテソ達に告げました。

この人は私の夫です
ジョイはイオンに近づくとその頰を思い切りぶちました。
「おぉ!」
縛られているクパルとユクチルは仰天します。

全く情けない! 何度も科挙に落ち続けているのに勉学に励むどころか遊び歩いて!!
イオンはまくし立てるジョイを茫然と見つめました。テソやマルチョンもジョイの迫力に押されて何も言えません。

しっかりしてください! ご両親の残した財産を食い潰したのにまだ目が覚めないんですか? こんな人が夫だなんてやってられません!!
ジョイはイオンを揺さぶります。

待ってくれ・・ 私が悪かった
イオンもジョイの芝居に合わせて言いました。

許してくれ

一緒に死にましょう!
ジョイはイオンの耳を掴みます。

痛た・・

もう生きていても仕方がない!
「そこまでだ!」
2人の諍いを見ていたマルチョンがジョイを止めました。
「お前は本当にその男の女房か?」

はい 間違いなら良かったのですが こんなぼんくらが私の亭主なんて腹が立ちます
ジョイは答えますがマルチョンは疑わしい目をジョイに向けます。

いっそのこと・・ そうよ この人を殺したって私は構いません ほとほと愛想が尽きましたから
「ふぅむ・・」
マルチョンはジョイをイオンの隣に座らせました。
「お前達が本当に夫婦なら接吻してみろ」

え?
「接吻するか、嫌なら”王様のクソ野郎”と叫べ」

は?
皆はマルチョンの話にあ然とし、イオンとジョイは顔を見合わせます。
「さあ、どうする?」
「若様は何を躊躇ってるんだ」
「接吻なんてしたことがないんですよ・・」
ユクチルとクパルは小声で囁き合います。

(王様の方がマシかな・・)
イオンは迷ったあげく呟きます。

王様の・・
するとジョイがイオンに接吻しました。

<画像出典>k-drama.ch/inspectorjoy-ep3-ep4/
「おぉ!」
ユクチル達やテソやマルチョンも2人を注視します。

あぁ・・
イオンは思わず地面によろけました。

いくら立身出世に興味がなくても王様を侮辱するつもりですか? こんなに大勢の人の前で叫んで誰かが密告したらどうするんです? 王様を侮辱した罪で極刑ですよ
ジョイはそう声を上げながらこっそりイオンに言いました。

じき兵が来ます 耐えて
イオンは頷きます。

皆さんもあんまりです 夫が悪いことをしたのは事実ですがどうしてこのような無理難題をふっかけるのですか? 王様のことは軽々しく口にしてはいけないことはご存知のはず
ジョイは立ち上がりマルチョン達に言いました。するとテソがジョイに近づきます。
「恥知らずな女だな いとも軽々しく接吻する尻軽女なのか?」
ジョイはキッとテソを睨みました。

尻軽ではありません でも尻軽の何がわるいのですか?
「そうか ならばこれはどうだ? 私と接吻すれば全員釈放してやろう」
するとイオンが怒って立ち上がります。

口を慎め! 王様のことはともかく妻を侮辱することは許さぬ!
怒るイオンを見たマルチョンとテソは笑い出しました。
「お前達は夫婦じゃないな 夫婦は接吻などしない しかも愛想が尽きて殺したいほど憎たらしい亭主だぞ そんな夫と大勢の前で接吻などするものか 笑わせるな!」
マルチョンはそう話しテソの座っていた椅子に座ると大声で問いました。
「お前は誰だ? 何者なんだ??」
イオンは言葉に窮します。テソがジョイの首に刀を当てました。
「私との接吻を許すか、女が首を斬られるか、どちらかを選べば全員助けてやる」
イオンはテソをきつく見ます。

それより私と勝負しろ 男同士で決着を その方がカッコいいぞ
「・・わかった そいつらを後ろに下がらせろ」
テソは縄を解いたイオンに刀を投げました。
「刀を持て」
イオンは竹林で世子とした剣術の訓練を思い出します。イオンは世子の渡した刀を拒み木刀を持ちました。

刀を持つといつかは人を斬ります 私には包丁で十分です
イオンは世子と木刀で戦いました。
イオンはマルチョンの庭の壁に立てかけてある長い木べらを手に取りました。

私はこれでいい

見栄を張ってる場合ですか?
後ろに座らされているジョイがイオンに叫びました。

刀を持ってください!
「そうですよ 若様!」
ユクチルやクパルも声を上げます。しかしイオンは木べらでテソと戦います。

<画像出典>tv-aichi.co.jp/kandora/osatojoi/05.html

そんな・・ 勝てるわけない
ジョイの予想通りイオンは地面に倒されて首に刀を当てられました。
「お前が招いたんだ 恨むなよ」
テソはイオンを斬ろうとします。
「待て! この方は暗行御史だ」
ユクチルが必死で止めました。テソは斬る手を止めてイオンを見ます。
「それで? だからどうした?」
マルチョンが楽しそうに訊ねます。
「テソ 早く斬っちまえ!」
「それは好都合だ」
テソは刀を振りました。しかしイオンは避けて地面に置かれた刀を取ります。
「よし 若様が刀を持ったぞ もう安心だ」
ユクチルが包丁さばきが抜群なイオンに安堵します。
「包丁と刀は違いますよ」
クパルが反発しました。
「包丁だって刃物だろ」
大切な者を守るためには嫌なことにも耐えねばならぬ いつか真剣でそなたやそなたの大切な人を守る日が来る
イオンは世子の言葉を思い出し激しくテソと勝負しました。
テソはイオンの勢いに押され始め、イオンに帽子の紐飾りを切られます。紐の玉が地面に散らばりテソは焦りました。
「父上のくれた飾りが・・」
テソは刀を投げて地面に落ちた高価な金の玉を探します。イオンが驚いて見ているとマルチョンがクパルの首に小刀を当てて吠えました。
「何だよ! 首が飛ぶと思ったのにつまんねえ」

何の真似だ? 負けたら釈放する約束だろ?
イオンはマルチョンを怒ります。
「約束? それはテソとしたことだろ? あの小賢しい尻軽女から片付けてしまえ」
マルチョンは手下に命じました。ジョイは刀を向けられマルチョンに叫びます。

こら! デカ目!
「ほ・・?」
マルチョンは目をしばたたきました。

亡くなった母親に恥ずかしくないの?
「何だ? 俺が母ちゃんにデカ目と呼ばれてたのを何故知ってる?」

あなたもきっと子供の頃は大きな目の優しい子だったはず そうでしょ?
ジョイはマルチョンの履いている足袋にデカ目と名前が書いてあるのを目ざとく見つけていました。
「え・・?」
マルチョンは目を潤ませます。
「母ちゃん・・」

愛してくれた母親のためにも真面目に生きて
ジョイは泣いているマルチョンを説得しました。

だから手下を下がらせてー 刀を置いて
「嫌だね」
マルチョンは泣きながら拒みました。

え?
「母ちゃんにはいつも叱られてた 優しかったデカ目は母ちゃんと一緒に死んだんだ 俺は人間のクズ(マルチョン)さ! 早くコイツラを殺せ!」
マルチョンは手下に命じます。その時マルチョンの頭に石が飛んできました。
「打て!」
ビリョンと子供達が輪っかに石をつけて飛ばしてきました。
「今だ!」
クパルがマルチョンを投げ倒します。イオンは刀を持ったテソと戦い、ジョイも庭に入ってきたビリョン達と共に手下と争いました。
「着いたぞ!」
到着した駅站の男達も手下達と斬り合いになります。観念したテソは刀を地面に投げました。
イオンは役所でテソとマルチョンを罪人として裁きます。

罪人達は前に!
テソとマルチョンは筵の上に縛られて座らされます。手下達も2人の後ろに縛られて座らされました。
「マルチョン、俺が御史の相手をするからお前は黙ってろ」
「わかったよ」
テソとマルチョンは小声で打ち合わせます。イオンは壇上から2人を見下ろして告げました。

パク・テソとチャ・マルチョン お前達は法を犯し酒を密造しただけでなく権力を乱用して善良な民を搾取するという重罪を犯した 大明律・略人略売人条により罪に問う
「法に背き酒を密造したことは許されないことです」

<画像出典>k-drama.ch/inspectorjoy-ep5-ep6/
テソは認めました。
「ですが行く当てのない者達に働く場を与えたことが何故重罪になるのですか? それに賑場にいる子供達は10歳を越えれば正式に使用人として受け入れてよいと認められている」
イオンは椅子から立ち上がり怒ります。

それが許されるのは資格がある者だけだ!
「資格のことでしたら賑恤疔(チンヒュルチョン)へお尋ねを そこで交付された証明書があります」
テソは余裕綽々で話します。イオンは壇上から階段を下りてテソの前に立ちました。

それなら私が御史であると伝えたにも拘わらず刀を向けたのは何故だ?
「それはなんせ御史だと名乗る者は大勢いますから 馬牌を見ないことには信用しません」
マルチョンが代わって答えました。
「それに御史様は剣術に秀でていてテソを負かしたではありませんか」

では御史を殺し犯罪を隠蔽したことは? 酒を飲みながら御史を始末したと語っていたが
「あれは酒の上の冗談ですよ 長年の友なので話を盛り過ぎました」
テソが口を出しました。
「御史を殺すなんて・・ そんな」
マルチョンも賛同します。

あれは冗談だったと?
「もちろん冗談では許されません お国の役人を侮辱した罪は甘んじてお受けします しかし殺人罪の場合は確かな証拠がないと罪は問えぬはず」
テソは雄弁に語りました。

その通りだ たとえ疑わしくても証拠がなければ罪には問えぬ お前達の言動は疑えても証拠がない故真偽は不明だ だが重大な事件故に釈放することは出来ぬ
イオンは2人を睨みました。

とことん調べて捜査を行い殺害の証拠を見つけてやろう 罪人を義禁府へ移送せよ!
イオンは役人に命じます。
「義禁府? 漢陽に移送するのか?」
マルチョンとテソは話しながら連れられて行きました。
「この場で審判を下しては?」
「今すぐ投獄した方がいいのでは? あれは何か企んでいる目つきですよ」
ユクチルとクパルがイオンに勧めます。イオンは自分を見ながら連れられていくテソをながめました。

大物を釣るためにはわざと雑魚は逃がすものだ お前達はパク・テソを調べろ 鳥頭と関係があるはずだ
「はい わかりました」
ユクチル達は応じます。
グァンスンはマルチョンの屋敷で使用人達に呼びかけました。
「チャ・マルチョン達は捕まりました もう安心ですよ!」
「本当なの?」
使用人達は皆で喜び合います。グァンスンは倉から出てきた少女と抱き合いました。ジョイも笑い合う人達を見て嬉しそうに微笑みます。しかし使用人の中にはスパイがいて鳶の足に手紙をつけると飛ばして仲間に知らせるのでした。
イオンは頭を下げてかしこまるソヤン商団の使用人達に訊ねました。

ここを出て行く当てはあるのか?
するとグァンスンが進み出て言いました。
「御史様 ここにいる女達は皆清から帰還した還郷女です 子供達には親がおらずここから出られたとしても再び捕まり売られてしまいます」

では行き先が決まるまで監営(カミョン)で保護を受けてはどうだ?
イオンの言葉に皆は驚きます。ジョイがイオンに怒りました。

カミョンですって? いくらお役人とはいえ役所を過信し過ぎですよ 商団と結託していたらどうするんですか? あの無法ぶりをご覧になったでしょう?

主を失えば使用人は官の所有になる決まりだ ひとまずは保護を受けよ
イオンは言いますがグァンスンが告げました。
「御史様、私達は自分の意思でここの使用人になりました もとから誰かの所有ではありません」

ではどうしたい?
イオンは問います。
「自分達のことは自分達で決めます」
グァンスンは答えました。
「私達は役所に残るつもりはありません」
子供達を連れたビリョンも言いました。
「次の船で江華島に行きます」

そうなると官の保護も私の保護も受けられぬぞ
「わかっています でもせっかく自由になれる機会を失いたくありません」

うむ・・
イオンは使用人達を暫く見てから頷きました。

選択を尊重する そうしなさい
ビリョンは頭を下げました。歩き出したイオンをクパルが止めます。
「ちょっと若様! そんなにわがままばかり聞いて大丈夫ですか? 漢陽には何と報告を?」
「ひとまずここにいるようあの女を説得してみましょう」
ユクチルがグァンスンを見ながら言いました。
「報告が済んでから自由にさせては?」
イオンが考えているとユクチルが見たのに気づいたグァンスンが近づいて来ました。
「足の怪我はどうなりました? 薬がありますからこちらに」

<画像出典>netflix.com/jp/title/81520276

行ってこい
イオンに促されユクチルはグァンスンと倉に入ります。
グァンスンはユクチルの足の傷口を拭いて薬を塗ってやります。
「あの・・ パク・テソというのは何者ですか?」
「チャ・マルチョンが恐れる唯一の男です ペッキ峰に籠もって何をしてるんだか ・・ああ、それと・・」
グァンスンはユクチルに明かしました。
「何処かの高官の庶子だという噂が」
グァンスンはユクチルの足に包帯を巻きます。ユクチルは真剣に手当てをするグァンスンを見つめました。
「感覚はありますか? どうです?」
「ああ・・ あります」
ユクチルは笑いました。
「幸い神経は無事のようですね 薬をつけたからすぐに治ると思います」
グァンスンは立ち上がりますがユクチルの足が服を踏んでいて倒れてしまいました。
「あら!」
グァンスンはユクチルの上に倒れ2人は見つめ合います。
時代劇用語の解説
「大明律(だいめいりつ)」における「略人略売人条」は、人の誘拐や人身売買を厳しく禁じた条文です。朝鮮王朝(李氏朝鮮)では建国当初からこの「大明律」を刑事法の基本として採用していました。この項目は「大明律」の<刑律・賊盗>のカテゴリーに分類されており、主に以下の3つの行為が厳罰の対象となっていました。
略(りゃく)→力ずくで連れ去る(拉致・誘拐)。
誘(ゆう)→言葉巧みにだまして連れ去る(誘引)。
売(ばい) → 連れ去った人間を転売する。
刑罰の内容は被害者の身分や目的によって細かく分けられていますが、基本的には「死罪」を含む極刑が規定されていました。
「賑恤庁(チンヒュルチョン / 진휼청)」は、朝鮮王朝時代に設置された、飢饉や災害時に民衆を救済するための臨時(のちに常設)官庁です。
当時の朝鮮半島では、長雨や干ばつによる飢饉が頻発しており、それによって発生する流民(住む場所を失った人々)や飢死者を防ぐことが国家の最優先事項でした。その主な任務は現代の「災害対策本部」と「社会福祉」を合わせたような内容で 、「飢えた民に粥を炊き出し穀物を無料で配布する」「春に穀物を貸し出し秋に回収する」「住む家を失った人々を一時的に保護し衣類や医療(薬)を提供する」などの役割がありました。

<画像出典>tv-aichi.co.jp/kandora/osatojoi/05.html
「監営(カミョン / 감영)」とは、朝鮮王朝時代において各道の行政・軍事・司法の最高責任者である観察使(クァンチャルサ / 道知事にあたる役職)が執務を行った役所のことです。現代でいえば、「道庁」や「県庁」などにあたる中心的な統治機関のことです。
監営で行われるのは「税の管理」「軍の指揮」「役人の監督」「犯罪の裁判」「中央(王宮)からの命令の伝達」などで地方支配の中心中枢といえる役所でした。
第11話の感想
目端の利くジョイのおかげで危機を脱したイオンですが、キスされて動転してしまいましたね😄。ウブなイオンが可愛いです♥♥。悪辣なマルチョンとテソは捕まえられましたが、なかなか罪を白状する様子はありません。まだドラマも四分の一のところなのでこれからさらにいろいろな事件が起きそうです。

<画像出典>tv-aichi.co.jp/kandora/osatojoi/04.html
江華島にいる還郷女の頭領が登場していますが、これはジョイのお母さんなんでしょうか。これからこの頭領がイオン達の行き先で絡んできそうですが、ジョイはいつお母さんに会えるんでしょうかね。ビリョン達は無事に江華島に行けるのかな?これからの物語の展開が気になります。


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