こんにちは。カナエです。
今回も テレビ東京放送の韓国ドラマ「御史とジョイ」(第4話)について書きたいと思います。
姑に虐められたジョイはイオンに助けられる
<テレ東で土、日AM6時より放送>
キャストとこれまでの話
第3話のあらすじ(ネタバレ)
「吏房様、うちで夕飯は如何ですか?」
姑は吏房を食事に誘います。
「いや、腹は減ってない」
「なら・・」
姑は指で吏房の胸を小突きました。
「なぜ夜遅くにー 酒店の前でウロウロしてるんですか? やもめの気持ちはよくわかります 家に帰っても寂しいでしょう?」
姑はウィンクしました。吏房は咳払いします。
「何を言っておるのだ」
「それにしてもボリがああなって守令様もお気の毒ね」
姑は腕組みして話します。吏房は慌てました。
「何を言い出すのだ! さあ、話はそなたの家で聞こう!」
「あの2人は本当にそういう・・」
「ほらほら行くぞ!」
吏房は姑の肩を抱いて歩き出します。
領議政は動物商の店を訪れます。
「いらっしゃいませ 旦那様」
「白いハトが欲しいのだが」
「白いハトは珍しいのでナンガサッキ(長崎)の商人からなら手に入れられますが鹿茸1本分の値になります」
子犬を抱いた商人はこずるそうに説明しました。
「鹿茸2本分の値を出そう」
領議政は鳥籠を覗きながら応じました。
「わかりました」
商人は頭を下げます。
「ドジョウだな」
階段の上から大提学が領議政に声をかけました。
「鶴の餌にするドジョウを買いに来たのですが ここで会うとは」
「ドジョウを買いにわざわざここへ?」
領議政は見上げて訊ねます。
「うちの鶴はあらゆる虫を食い尽くしてしまいました ・・ドジョウを手下にしているとか 鶴に捕まったら終わりですよ ご用心を」
領議政は笑います。
「そなたは自分を鶴だと思っておるのか? 私もそなたもドジョウにすぎぬ 王という鶴の前ではな」
「鶴は切った羽が再び伸びると飛び立ってしまいます」
大提学は階段を下りながら話しました。
「いつまでも領議政様の鳥籠にいると思わぬように」
「その鶴がそなたの所へ行くとでも? 早くドジョウを買って家の鶴に与えるが良い」
領議政は鳥籠を置いて大提学に告げると店を出ました。
「御史一人始末出来ずに事をこじらせるとは テソの奴は何をしている」
領議政は歯ぎしりします。
そのテソは山奥で銀の抽出をしていました。テソは溶けて流れる銀を見て顔をほころばせます。
「テソ ここにいたのか」
「海運判官様がこんな時間に何のご用で?」
テソは炎を見ながら訊ねます。
「それがだな・・」
「ちょうどいい ご覧ください 銀です」
判官は目を見張ります。
「ついに灰吹法に成功したか?」
「私が可能だと申し上げたでしょう 鉛1斤から銀2銭を分離しました これで銀貨を使う国と交易できます 国を転覆できるほどの武器を買わねば」
「それは目出度いな だがテソ、今はそれどころじゃない 帳簿が見つからぬのだ 吏房の言う通り守令の側女を訪ねたが帳簿を出すよう脅したら渓谷に落ちてしまった 領議政様は何をなさっているのか・・」
テソは判官の話に目を光らせます。
「また別の御史が派遣されてしまう・・」
テソは石を取ると判官を殴りつけました。
「ケファ村に火をつけても見つけ出すべきでしょう」
逃げようとする判官の肩をテソは掴みます。
「首を絞めようが刺し殺そうが方法は問いません 誰を殺そうと構わない 必要なのは帳簿だ わかりますね?」
「ああ・・よくわかった」
判官は恐怖であえぎます。
守令はユクチルに食事を出してもてなします。
(司憲府高官の甥が何故こんな時にここへ?)

<画像出典>>netflix.com/jp/title/81520276
守令はユクチルを見ながら考えを巡らします。ユクチルのそばで給仕するイオン(オク・テギョン)は目で合図しました。
(若様 本当にやるんですか?)

(始めろ)
(あんまりだ)
ユクチルは心で泣きながら死んだボリや御史の質問を始めます。動揺した守令は顔色を変えて立ち上がりました。
「通りすがりの方には関係ないことでしょう!」
食事も終わったし 夜も更けた、と守令はイオン達を追い出します。
「俺達にも食べさせてくれるように言ってくれればいいのに」
クパルは役所を出て歩きながら文句を言います。
「芝居をするのに必死でそれどころじゃなかった 若様、俺の芝居上手かったですよね」

・・証拠を探しに行くぞ
イオンは2人に言い歩調を早めました。
「若様! 何処へ?」
イオン達を帰らせると守令は帳簿を気にして苛立ち声を上げます。
「帳簿・・ 何故吏房は戻ってこないんだ? 何処で何をしている?」
その吏房はジョイの姑と家でお酒を飲んでいました。姑は吏房にジョイの悪口を言い立てます。
「あの女は本当に生意気で身勝手で・・」
「帳簿を探しに行かんと・・」
姑は吏房の口につまみのおかずを押し込みました。
「吏房様 私に何かお望みのことが? もしかして私をお求めに?」
「いえ それはありませんな」
吏房は帽子を被り帰ろうとします。姑は吏房を蹴り吏房は尻もちをつきました。
「嘘おっしゃい それなら何故うちに来たんですか 照れ屋さんね」
「わあ!」
姑に迫られ吏房は悲鳴を上げます。
ジョイはボリの家の庭で遺品を燃やしていました。

あの世ではお城のような家で綺麗な服を着て美味しい物を食べて幸せに暮らしなさい 成仏するのよ
ジョイは2人で見た春画を燃やそうと籠から出します。
「男女がくっついてる」
ボリは春画を見て恥ずかしがります。

<画像出典>>tv-aichi.co.jp/kandora/osatojoi/02.html#story

駄目 知っておかなきゃ後で困るのよ
ジョイはボリに春画を押し付けます。

こんなに細かく描かれてる 男女はこうやって戯れるの
「本当に?」
ジョイは2人のやり取りを思い出し微笑みます。そして炎に春画を投げました。

あれ?
春画に挟んであった冊子に気づいたジョイは焦げた春画を取り出しはみ出た冊子を見ようとしました。それは守令達が必死で探している帳簿でしたが、知らないジョイは燃え残った帳簿を開いて中を覗きます。その時外で誰かが呼びかけました。

すみません 誰かおられますか?

こんな夜更けに誰よ
ジョイは門に向かいます。やって来たのはイオン達でした。

もう店はやってません
ジョイは顔も見ずに庭に戻ろうとしますがユクチルが止めました。
「待たぬか 私を誰だと思っている? 漢城府戸房の・・」

お引き取りを

こやつめ 話の途中だぞ
イオンが怒ります。

”こやつめ”? 下働きのくせに・・
ジョイは3人を見て驚きました。

あ? 昼間の怪しい連中じゃないの!

怪しくない!
イオンが言い返します。

まあ 全く困った人達ね うるさい!
ジョイは大声を上げました。
「おい パンドゥク、失礼だぞ」
見かねてユクチルが割り込みました。
「両班の私が解決する 私は漢城府の判官で決して怪しい者ではない」
ユクチルはジョイに笑いますが、ジョイは門を開けて3人に詰め寄りました。

笑わせないで! あなた達みたいに都の両班をかたる輩は大勢見てきた 田舎者だと思って私を馬鹿にしてるわね 身分詐称で捕まれば罰を受けて人生は終わり 真面目に生きなさいよ!
ジョイの迫力に3人はビビります。

健康な体に恵まれたのに働きもせず人を騙そうとするなんて! それでいいと思ってるの?
ジョイは3人の頭を小突きます。

全く世も末だわ
ジョイは家に戻って行きました。

今・・ 何が起こったんだ?
イオンはユクチルに寄りかかりました。
「若様・・」

頭を殴られたよな・・
「判官の俺も殴られました」
「若様 行きましょう 証拠を見つける前にあの女に殺されますよ」
クパルがイオンを説得します。けれどイオンはジョイに叫びました。

おい!!

何よ!!

よく聞け! 私が本当は身分の高い両班だったらどうする?
ジョイは口を尖らせて腕を組みます。
「パンドゥク、何を言っておるのだ」
ユクチル達がイオンを止めました。

う・・だからつまりうちの若様が本当に両班ならどうする?
「敬語で」
ユクチルとクパルが耳打ちします。

・・ですか?

馬鹿馬鹿しい
ジョイは嘲笑いますが、ユクチルをじっと見ました。

ところであなた達は本当に漢陽から来たの? ・・ですか?
3人は何度も頷きます。
ジョイは3人をボリの家に入れました。

漢城府の判官ならとても高官ですよね? では科挙にも合格したんですか?
ユクチルにお酒とつまみを出してジョイは聞きます。
「もちろんだ 科挙なんて一発で首席合格だ」
縁側の縁に腰掛けていたクパルが口を出しました。
「若様は官職に興味などなかったのですが、ご両親にどうしてもとせがまれて受験したところドンと首席合格してしまったのです」
ユクチルは得意げに笑います。

それは凄いですね そのときの試題は何ですか?
「ん?」
2人は固まります。
「試題か ・・待てよ あの時の試題は何だったかな?」
ユクチルは家を調べに行ってしまったイオンを目で捜しました。

試題の意味は知ってるの? やっぱり詐欺師・・

”観於海者 難為水”
イオンが来て答えました。

”海を見し者は水となし難し” 大事を扱う者に小事は取るに足りぬ
ジョイは仰天してイオンを見ました。

出典は「孟子」の尽心篇 賦題は”観魚台小賦”でした 若様、思い出しましたか?
ユクチルは膝を打ちます。
「そうだった! ”孟子”の尽心篇だった パンドゥク、覚えていたのか 教え甲斐があるな」

それじゃあ・・ ちょっと待って下さいね
ジョイは自分の書いた離縁の訴状を床に広げました。

私が書いた訴状なんですけど文才がなくて訴訟に負けそうなんです

離縁するのか?
イオンが訴状を見て聞きました。ジョイはイオンを無視してユクチルに訴状を見せます。

この程度で十分では? 嫁ぎ先の家族は気性が荒い上に嘘ばかりついて勝てそうにないんです そこでなんですが・・
ジョイは愛想笑いをしました。

科挙に合格したなら文章もお上手でしょう? これを直して頂けますか?
「でも何故離婚なさりたいんですか? まだお若いのに・・」
クパルが聞きました。

年なんか関係ないでしょ!
ジョイは下働きのクパルに乱暴に言葉を投げつけます。

気が荒くて話しかけられない
イオンは文句を言います。
「パンドゥク お前は口を挟むな」
ユクチルが調子に乗って叱りました。

こやつめ・・
イオンは思わずユクチルを怒ります。するとジョイがイオンの口を叩きました。

<画像出典>bs-asah.co.jp/osatojoi/lineup/prg_001_002/

なんて生意気な口なの? ご主人様に向かって!

叩かれた・・?
「若様・・」
クパルがイオンを気遣いそばに来ました。

今叩かれたよな

その通り! 次はもう2回叩くわよ

もう2回?
「若様、落ち着いて」
クパルはイオンをなだめます。

クパル お祖母様でも口は叩かない
「まあまあ・・怒らないで」
クパルは苦笑いしました。

判官様に見て頂けるだけでもありがたいです
ジョイは知らんぷりでユクチルと話します。

人を叩いておいて平然としているとは・・
イオンは憤慨して立ち上がりました。けれど物干しに頭をぶつけて倒れてしまいます。
「パンドゥク!」

・・痛い
イオンは頭を抱えました。
「また1人で騒いで・・」
「突然こうなる病気なのだ」
ユクチルとクパルが言い訳しているとジョイの姑がやって来ました。
「ずる賢い嫁は何処だい?」
ジョイは急いで姑を迎えに出ます。
「嫁の分際で家に戻らず何時だと思ってるのよ」

離縁するからもう嫁じゃありません
「いつまでそんなことを? 全くしつこいわね ・・あら?」
姑は家から出てきたユクチル達を見て目を見張ります。
「あれは何? 男どもじゃないの」
姑は激怒してジョイを叩きます。
「あんた! 今まで店の中であの男どもと一緒だったっていうの?」
姑はジョイの耳を掴みます。
「現場を押さえたよ 早く来なさい!」

お義母さん・・
「やめなさい」
ユクチルが姑を止めます。
「そっちは引っ込んでて 私はこの女の姑ですよ」
「この方は漢城府の判官です」
クパルはユクチルの身分を明かします。姑はジョイの耳を離しました。
「何ですって?」

聞いたでしょう 漢城府の判官で訴状を書くのを手伝ってくれてるんです
ジョイが姑に告げました。姑は笑い出します。
「よく言うよ 田舎者のお前に判官の知り合いなんかいるものか 男どもと一緒にいたのがバレたからって嘘をつくんじゃない! ほら! 行くよ」
姑はまたジョイの耳を掴んで連れて行こうとします。

違いますよ あの方は本当に・・

漢城府は司法を司ります
イオンが家から出てきて姑に語りました。

司法権を持ち主に民事訴訟を取り扱います 地方の訴訟も調査でき刑罰も科せます
「刑罰ですって・・」
姑は怯んでジョイの耳を離しました。

若様が判官かどうか試す気ならお好きにどうぞ ですが若様は今日の無礼を忘れませんよ
ユクチルは咳払いをしました。
「早く帰るのよ わかった?」

はい・・
姑は諦めてジョイに言うと帰って行きました。ジョイは見直したようにイオンを見つめます。イオンは頭を触りながら横を向きました。
第4話に出てくる時代劇の名称について
「鉛を取り除いて純度の高い銀を取り出す技術」のことで、銀を含んだ鉛(銀鉛)を高温で溶かし、そこに 空気を吹き込んで 鉛を酸化させます。酸化した鉛は「鉛灰(えんかい)」になって吸収され銀だけが残る という仕組みです。
漢陽(ハニャン)は、今のソウルの昔の名前 で朝鮮王朝(李氏朝鮮)の時代に使われていた正式名称です。1394年、朝鮮王朝を建てた李成桂(イ・ソンゲ)が「山に囲まれて守りやすい」「漢江(ハンガン)が流れていて水運に便利」「風水的にも良い土地」などの理由から都をここに定めました。
<漢陽都城(ハニャントソン)の北東にあたる惠化門(ヘファムン)の虹霓>

<画像出典>>ameblo.jp/dayan81jp/entry-12562558571.html
鹿茸(ろくじょう)は若い鹿の角を乾燥させた漢方薬材 で漢方ではかなり高級な生薬。春〜初夏に伸び始めたばかりの角はまだ骨のように硬くなくて、産毛に覆われていて中に血が通っています。それを切り取り乾燥させたものが「鹿茸」で滋養強壮、疲労回復など体力が落ちたときのエネルギー源になるとされています。かなり高価なもので昔は王族や高官が使うレベルの貴重品でした。
基本は「儒教」でその中心は「論語」「孟子」「大学」「中庸」「詩経・書経・礼記 など」で、そこから一節が出て「この句の意味を述べよ」「この教えを政治にどう生かすか論ぜよ」といった論述となりました。王道政治を論じたり忠と孝の解釈、政治問題への意見などが求められました。
第4話の感想
ジョイとイオン達の距離が縮まった第4話でしたね。気の強いジョイはイオンが本当の御史であることを知らず、手荒い扱いをしてイオンを驚かせました。でもジョイはイオンに姑の虐めから救われたことでイオンを見直したようです。

<画像出典>wowkorea.jp/news/read/328434.html
問題はジョイが見つけた帳簿で、これを巡って謎めいた勢力が動いている模様です。ジョイにも危険が及ぶかも知れないし、暗行御史のイオンがそれにどう対峙するのか今後の展開に注目したいですね。

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