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【日本の名曲「箱根八里」】その難解な歌詞を調査してみた!

こんにちは。カナエです(*^_^*)

ここんとこ童謡について書いていますが、どうも昔の曲って湿っぽいものが多い。というわけで思いっきり元気な歌はないかなって思ったら、ありましたよ!!

明治の曲で「箱根八里」⛰⛰⛰・・まあ童謡ではないですけど歌えば元気が出ること間違いなし!です😀

「箱根八里」は日本の誇る音楽家、滝廉太郎の作曲

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箱根八里作詞・鳥居枕 作曲・滝廉太郎(敬称略)

一番

箱根の山は 天下の嶮(けん)

函谷關(かんこくかん)も ものならず

萬丈(ばんじょう)の山 千仞(せんじん)の谷

前に聳(そび)え 後方(しりえ)にささう

雲は山を巡り 霧は谷を閉ざす

昼猶闇(ひるなほくら)き 杉の並木

羊腸の小徑は 苔滑らか

一夫關に當るや(あたるや) 萬夫も開くなし

天下に旅する 剛氣の武士(もののふ)

大刀(だいとう)腰に 足駄(あしだ)がけ

八里の岩根(いわね) 踏みならす

かくこそありしか 往時の武士

二番

箱根の山は 天下の岨(そ)

蜀(しょく)の桟道(さんどう) 數(かず)ならず

萬丈の山 千仞の谷

前に聳え 後方にささう

雲は山を巡り 霧は谷を閉ざす

昼猶闇(ひるなほくら)き 杉の並木

羊腸の小徑は 苔滑らか

一夫關にあたるや 萬夫も開くなし

山野に狩りする 剛毅のますらを

猟銃肩に 草鞋(わらじ)がけ

八里の岩根踏み破る

かくこそありけれ 近時のますらを

この詩によくこんな曲をつけたと思います。さすがは滝廉太郎氏!音楽の本に載っていた(今でも載ってると思うんだけど・・)「荒城の月」や「花」を作った明治時代の代表的作曲家ですよ。童謡でも、もういくつ寝ると・・の「お正月」や「雪やこんこん」「はとぽっぽ」などは彼の曲らしい。自由自在に曲作りが出来る才能豊かなお方だったんですねえ💛

詩も素晴らしいんだろうけど現代人にはかなり難しい感じです・・なのでこれから意味を辿っていきますね

⛰箱根八里・一番の意味

箱根の山は日本有数の険しい場所で、中国の函谷関(かんこくかん)さえも及ばない。切り立った山々や深い谷があって、雲は山を流れ谷は霧に覆われている。昼間でも日が差し込まない並木は暗く、くねくねと曲がった道は苔が生えていてよく滑る。深い山奥の関所には誰も攻め込むことなんてできない。それでも豪胆な国を旅する武士は大刀を腰に差して下駄をはき箱根の長い道を闊歩したものだ。そんなふうに昔の武士は強かったよ。

⛰箱根八里・二番の意味

箱根の山は日本有数の険しい場所。中国・三国志に出てくる蜀(しょく)の桟道も比べものにならない。

(上述と同じ)

山野で狩りをする勇気のある猟師は、猟銃を肩にかけて草鞋を履き箱根の山道などものともしない。近頃の男たちもこうであってほしい。

🌺山歩きで歌うとテンションの上がる曲

カナエは大学時代、長野にクラブの合宿に行きましたが、泊まるペンションまで歩く道すがら友達と一緒にこの歌を歌いながら行った思い出があります。楽しかったなぁ~(青春!)

歌詞が覚えづらかったんだけど、たしか高校の音楽の副読本みたいなのにこの歌が載っていて歌詞を見ながら歌っているうちに一番は空で歌えるようになってたんだよね。曲の調子がいいので結構覚えやすい歌なんです。

ちなみに滝廉太郎さんは肺結核で23歳で亡くなってしまっています長生きすればたくさんの素晴らしい作品を残せたでしょうに・・まこと残念なことでした😭。

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