こんにちは。カナエです。
今回も「ペントハウス2」第七週(第4~6話)について書きたいと思います。
チョンア芸術祭であがる血しぶき!ロナを転落させた犯人は?
韓国ドラマ「ペントハウス」はbs日テレで毎週月曜~金曜( 14:30~15:30)に放送
ドラマ「ペントハウス」のキャスト、これまでのお話
<シーズン1>
第10・11話 第12~14話 第15・16話 第17~19話
第20・21話 第22~24話 第25・26話 第27・28話
<シーズン2>
ドラマ「ペントハウス」第七週【シーズン2】第4~6話のあらすじ(ネタバレ)
シーズン2 第4話「復学」
ユニ(ユジン)はアメリカでのロナとの暮らしを思い出していました。ローガンの援助で豊かな生活でしたがユニは韓国に戻るとロナに告げました。
私はここで平穏に暮らす資格がないの
ユニは自分がミン・ソラを殺したことをロナに告白しました。ロナは激しく動揺します。
それって私をチョンア芸術高校に入れるため? ・・私のせいでミン・ソラは殺されたのね
違うわ すべて私の責任なの 私が悪いのよ
何故話したの? 一生黙っていて欲しかった あの子に申し訳なくて生きていけない
ロナは部屋から出ていってしまいます。
ロナ・・
ローガンが泣いているユニの処へ来て言いました。
ロナに話したのか ミン・ソラを殺したと
ロナを韓国に戻さないで 、ローガン それさえ守ってくれればなんでもする
ロナのことは心配するな 僕がついてる
ローガンは言いました。
ユニはロナの写真に呟きます。
ロナ 韓国に来ちゃ駄目よ 私がヤツらを叩きのめすまでは
♣♣♣♣♣♣
ソジン(キム・ソヨン)はユニに脅されて苛立っていました。そこへ意外な人物がやってきます。
先生、お久しぶりです 2年ぶりですね
ペ・ロナ・・
ロナはソジンに復学したいと言います。
あなたを受け入れる気はないわ
そう言うと思いました
ロナは封筒をソジンに渡します。
エリザベスコンクール 1位?
ソジンは驚いてロナを見ました。
♣♣♣♣♣♣
ジェニは学校でソッキョンたちからいじめを受けていました。
ソッキョン もうよせ
ソクフンが止めに入ります。
止めるんだ
ソクフンはミニョクも止めますが親が議員になったミニョクはソクフンに従いません。
僕はもう昔と違うぞ 偉そうにするな
するとミニョクが立っていた椅子を誰かが蹴ってミニョクは椅子から落ちてしまいます。
あなたたち相変わらずね
ロナが言いました。
ペ・ロナ?
皆驚きます。
何すんだよ!
ロナに怒るミニョク。
ジェニは無理やり飲まされていたコーラを吐いてしまいました。
ジェニ、大丈夫?
ロナはジェニを気遣います。
まだこんな子供みたいなことをしてるの?
なんだと? 生意気な口をききやがって
ロナに手を出そうとしたミニョクですがジェニの吐いたコーラで滑ってしまいました。
あ、 足が折れたみたいだ・・
♣♣♣♣♣♣
ユニとユンチョルが学校に駆けつけました。ソジンが二人を睨みます。
ロナはどこですか?
ソジンはユンチョルに言います。
まさか保護者としてきたの? ウンビョルがいるのに
いいから状況を話せ
話した通りよ ロナがミニョクを蹴って転ばせてミニョクは病院に行ったわ
チョンア医療院だな
元院長のユンチョルは病院に走ります。
本当にロナがここにいるの?
知らないの? 復学すると言って立派な賞状まで持って来たわ でもこれでは復学は無理ね
♣♣♣♣♣♣
マ・ドゥギに事情を聞かれるロナ。
ロナがミニョクを蹴りジェニが驚いて吐いたんです
ソッキョンが言いました。
私はやってません 嘘です
ソクフンがロナのために話そうとしますが、ソッキョンに止められました。
みんなでジェニをいじめてたんです
ジェニ、本当か?
ドゥギがジェニに訊ねます。
いいえ・・
みんなの視線を感じたジェニは本当のことが言えません。
ロナ!
そこへユニがやってきました。
♣♣♣♣♣♣
どうしてこんな所へ帰ってきたの?
ユニはロナを問いただします。
卒業証書が欲しくて 芸術祭のトロフィーも
またなにかされたら・・
いじめが心配? お母さんはどこまでも自分勝手だわ
ロナは行ってしまいます。
♣♣♣♣♣♣
部屋で考え込むソジン。
もしかしたらこれはチャンスだわ ロナが私の盾になってくれる
そこへロナから電話が来ました。
♣♣♣♣♣♣
ソジンは復学を許可しました。
ロナが望んでいるのよ 取引をしましょう
ソジンはユニに言います。
公演の件は闇に葬りましょ ミニョクの暴行事件も解決しないと 議員の息子だもの
ロナにおかしなことをしたら許さないわよ
ソジンは笑います。
それはあなたの出方次第よ
♣♣♣♣♣♣
ソジンの秘書から公演でユニが代役で歌った証拠を手に入れたダンテ(オム・ギジュン)。チョンアグループと自分の会社の合併を目論むダンテはいい材料を手に入れたと喜びます。
♣♣♣♣♣♣
ロナのおかげでユニからの脅迫が収まったソジンはご機嫌でダンテとのデートに出かけました。先にホテルに着いたソジンが部屋でワインを飲んでいるとチャイムが鳴ります。
きたのね
扉を開けると入ってきたのはユンチョルでした。無理やり部屋に押し入ったユンチョルはソジンに強引にキスします。そこへカードキーを持ったダンテが。ソジンは慌ててユンチョルをクローゼットに押し込みました。
待たせたかな
私が早く来すぎちゃったのよ あなたも同じワインにする?
誤魔化すために愛嬌をふりまくソジン。
この部屋を長期で借りたから一人で好きに使うといい
ありがとう 思いもよらなかったわ
ワインをつぎながらソジンは喜びます。
もうひとつサプライズがある
ダンテがクローゼットに向かったのでソジンは焦ります。
きみの好きなペク先生のドレスを揃えたんだ 公演で自由に着るといい
ダンテはクローゼットを開けました。
万事休すで思わず後ろを向いたソジンにダンテは言いました。
どうした? 見ないのか
ドレスの陰に隠れているユンチョルにダンテは気づかないようです。
すてきだわ 嬉しい!
ソジンはクローゼットからダンテを遠ざけようと頑張ります。
今夜はゆっくり飲もう
悪いんだけどお母さんの具合が悪いのよ 行かなくちゃならないの
そうか? ・・それなら行かないと
ダンテとソジンは部屋を出ました。
♣♣♣♣♣♣
ダンテよりも先に車を走らせたソジンですが、もう一度ホテルに戻りました。
わお、僕のために戻ったのか
何をたくらんでいるの? まさかよりを戻したいわけ?
ソジンの言葉にユンチョルは笑いだします。
残念ながら僕はユニを愛している
それならここに何しにきたのよ
ニューヨークでのことを説明しろよ
お酒を飲んでたし覚えてないわ
するとユンチョルはまたソジンにキスしようとします。
・・これでも?
ソジンに顔を近づけながらユンチョルは言いました。
たまたま仕事でホテルに来てきみを見かけたんだ ニューヨークでのことを確かめたくなったがやっぱり過ちだったと確信したよ
何よ・・!!
ソジンは思い切りユンチョルを突き飛ばします。
とにかくきみへの愛はないのさ
なんて男! 二度と現れないで!!
望むところだ
ふざけて笑いながらユンチョルは行ってしまいます。
♣♣♣♣♣♣
ユニたちの処へ帰ってきたロナ。
家には入れない アメリカに戻りなさい
ロナに告げるユニ。
僕がロナを呼んだんだよ
ユンチョルが言いました。
どうして・・
ロナ、入りなさい
ユンチョルはロナの荷物を部屋に入れてしまいます。ピアノの置かれた自分の部屋を見回すロナ。するとチョンア芸術高校から復学を許可する、という連絡が来ました。
♣♣♣♣♣♣
子供をアメリカに一人で置いておけないだろ
ユンチョルはユニを諭していました。
でも芸高に復学したらソジンに何をされるかわからない
心配しないで
ロナが芸高の制服姿になって言いました。
復学の許可がおりたの 行ってきます
ロナ、一緒に行こう
ユンチョルも出社していきました。
ロナ・・
不安を募らせるユニ。
♣♣♣♣♣♣
ダンテのオフィスに呼び出されたソジン。
ソン・ヒョンジン記者を知ってるな
私のアンチでしょ また変な記事でも?
見てみろ
ダンテはソジンにパソコンの画面をむけます。そこにはこの間のユンチョルとの密着した場面の写真が送られてきていました。
今日記事を載せると連絡してきた どういうことだ?
え・・?
言葉にならないソジン。
夕べは母親の所に行ったんじゃないのか?
実は・・
ソジンは言い訳を始めます。
財布を取りに戻ったのよ そうしたら知らない男がいて絡まれたのよ こんな記事はデタラメよ
それを信じろと?
ダンテは大声をあげてソジンに詰め寄ります。
いつから隠しごとを? 私を欺いたな!
知らない男だってば!
ソジンも叫びます。
♣♣♣♣♣♣
ユンチョルの所に向かうソジン。
何故電話に出ないのよ?
来たのか
すでにダンテがユンチョルの所にきていました。
ここで何を・・
ダンテはパソコンから印刷したさっきの写真をユンチョルに見せていました。
写真の男はハ社長だろう?
確かにソジンに会いました 偶然ですよ この写真の角度には悪意があるな
ユンチョルは笑います。
まさかソジンを疑ってます? 意外に神経質だ
スキャンダルひとつで株が暴落する世の中なんだ
暴落するのはあなたの会社に問題があるのでは?
ハ・ユンチョル!
失礼しました つい心配で
ダンテは立ち上がると出ていきました。
市民日報のソン記者には僕から説明しておくよ きみでなくあくまでもウンビョルのためだ
ユンチョルはソジンに言いました。
♣♣♣♣♣♣
ソジンはダンテを追いかけます。
なにをピリピリしてるのよ
きみのためにデマを消そうとしたんだ
私たちはまだ夫婦じゃないのよ あまりがっかりさせないで 結婚も合併も考え直すわよ
そう言うとソジンは行ってしまいます。
チョン・ソジン、 ふざけた真似が出きるのもこれが最後だぞ
ダンテは悔しがります。
♣♣♣♣♣♣
ユニはローガンの配下の女性と話していました。
私の娘が帰国したのを知ってたでしょ ローガンに帰国させないように頼んだのに
あなたが約束を守らないからですよ ローガンがソッキョンたちの生みの親を探すように言ったでしょう?
あなたたちに見つけられないのにどうやって私に探せと?
チュ・ダンテに近づくんです 彼ならナ・エギョの行方を知っている
ナ・エギョ?
ユニは顔を曇らせます。
♣♣♣♣♣♣
チュ会長の会社の株は確かに下降中だ スキャンダルの影響は大きいな
ユンチョルはソン記者に言いました。
自作自演にしてはよく出来てました
ユンチョルの指示で二人の写真を撮ったソン記者は言いました。
はずんでおいたぞ
ユンチョルはソン記者に謝礼金を渡します。
ソジンとチュ・ダンテの仲を必ず引き裂いて憎しみ合わせてやる・・
♣♣♣♣♣♣
ウンビョルとソッキョンは歌唱力のあるロナが復学して脅威を感じていました。二人はロナを蹴落とすことで協力しあうことにします。
ロナを学校から追い出してやる!
片想いのソクフンのことでロナに嫉妬するウンビョルは目をぎらつかせます。
♣♣♣♣♣♣
予定通り今日は芸術祭の予選を行います
担任のマ・ドゥギが生徒たちに言いました。
予選は勝ち抜きで決める トーナメント方式だ
ドゥギは組み合わせの抽選を始めました。
チュ・ソッキョンの対戦相手はユ・ジェニ・・ そしてハ・ウンビョルの相手はペ・ロナ・・
皆がざわめき出します。
こりゃ事実上の決勝だな
予選の課題曲はシューベルトの「セレナーデ」だ 2時間後に予選を始めるぞ
ドゥギは説明を終えました。
♣♣♣♣♣♣
ロナを蹴落とそうとするソッキョンたちの企てが始まりました。
ロナが歩いていると階上でソッキョンが持ったバケツから赤いペンキを落としました。下にいたロナはペンキをもろにかぶってしまいます。
何の真似?
殺人犯の娘には赤が似合うわね
お母さんは無実よ おばさんに申し訳ないから私をいじめるの? それで気が晴れる?
どうした?
マ・ドゥギがロナを見て仰天します。
早く洗ってきなさい 予選がはじまるぞ
私が手伝う
ジェニが言ってロナと一緒にトイレで洗おうと急ぎます。
シーズン2 第5話「立ち向かう勇気」
トイレで顔や髪を洗うロナ。
ブラウスも脱いだら?
ジェニに言われてロナはブラウスを脱ぎますが、ジェニはそれを水に浸けてしまいました。
なにするの?
トイレのドアをロナは開けようとしますが全く開きません。ソッキョンとウンビョルが外から開かなくしてしまったのです。必死でドアを叩くロナ。
誰か! ドアを開けてください!!
無駄よ 私たちは仲間外れだもの 助けになんか来ないわ
ジェニが言いました。
私たちは予選に出られないのよ
♣♣♣♣♣♣
ジェニとロナが来ていません
予選会場でウンビョルが報告しました。
どうしますか? 理事長
ドゥギが訊ねます。
他の組を先にしてチャンスを与えましょう
ソジンは言いました。
♣♣♣♣♣♣
ロナはなんとかトイレから出ようと奮闘しますがジェニに邪魔されます。
なにをしても無駄よ
その時誰かがドアのガラスを割って出られるようにしました。
ジェニ、予選に行けるわ 早く
ロナは会場に急ぎます。
♣♣♣♣♣♣
最後の組が終わりました これ以上待てません ソッキョンとウンビョルの不戦勝にしては?
ドゥギが提案しました。
仕方ないわね それではユ・ジェニとペ・ロナは失格にしてソッキョンとウンビョルが本選に・・
ソジンが話している途中にロナが会場に飛び込んできました。
遅くなりました まだ間に合いますよね?
残念だけどたった今失格に
誰かが私をトイレに閉じ込めたんです
ロナは訴えました。
一体誰がそんな・・
ロナは生徒の方を向きました。
チュ・ソッキョン、ハ・ウンビョル、 自信がなくてあんなことをしたの?
ペ・ロナ!デタラメを言わないで 証明できるの?
ソジンが叱責します。
ジェニが一緒でした 彼女が証人です
嘘です
ジェニが会場に入ってきて言いました。
ロナが実力で勝てないから二人を悪者にしようと私に持ちかけたんです そうすれば本選に出られると言って 私をトイレに閉じ込めたんです
ジェニ! なにを言ってるの?
ジェニはソッキョンとウンビョルを見ました。二人はジェニに笑いかけます。
♣♣♣♣♣♣
実はジェニもロナを蹴落とすソッキョンたちの目論みに加担していたのでした。ロナでなくソッキョンたちに味方すれば本選にも出られるしいじめにもあわない、特別班にも戻れると言われたのです。ジェニはソッキョンたちに従うしかありませんでした。
♣♣♣♣♣♣
ユ・ジェニ 今の話は間違いないのね 責任が持てるの?
ソジンが確認します。
はい
嘘です! 私は被害者なんです!!
ロナはソジンに叫びました。しかしソジンは聞き入れません。
ペ・ロナ あなたを懲戒委員会にかけます
♣♣♣♣♣♣
ジェニ 証言してよ ソッキョンたちの仕業だって! 私は退学になってしまう・・
ロナはジェニに頼みます。
まさかあなたも二人とグルだったの?
だったらいけない?
ジェニは開き直ります。
今まであなたの代わりに私がいじめられていたのよ あなたを哀れんでサンドイッチを渡したせいでね 今度はあなたが耐えなさいよ! 私の身代わりに
ジェニは行ってしまいます。ジェニは壁の陰で聞いていたユニと目が合いますが、そのまま走り去りました。
ジェニ・・
絶望して座り込むロナのところにユニがきました。
今の話は全部聞いたわ ロナ、お母さんが憎くても今は頼りなさい 退学になりたくなかったら
♣♣♣♣♣♣
ロナの懲戒委員会が開かれます。
ロナの話は加害者が名乗り出ず目撃者もいない そんな話を信じろと?
ソジンは言いました。委員会に出席したヘラクラブの面々も頷きます。
みんな嘘をついているからです
ロナと出席したユニは言いました。
あなたは娘のうそ話を教育委員会のサイトに投稿しましたね 訂正して謝罪しなければ刑事罰を受けますよ
ソジンは告げます。
どうせ学校は真相究明に無関心では?
それから生徒を混乱させ芸術祭の名を汚したので懲戒委員会の決定でロナは強制転校になります
学校が最後まで言い逃れするなら教育委員会に正式に苦情を入れます
ソジンとユニはやり合います。一緒に出席したユンチョルもソジンを睨みました。ユニが教育委員会に電話しようとするとマリが止めに来ます。
やめてよ! ジェニが大学に行けなくなる
そうよ! その図々しい態度は許せない!!
サンア夫婦も混じってユンチョルともみ合いになります。
やめて お母さん!
ジェニがやってきて泣きながら叫びました。
ロナのいったことは本当なの! 私は2年間ヘラパレスの子達にいじめられてた ロナと同じ立場なの
いじめ? あなたが??
マリは仰天します。ジェニは髪をあげて脱毛した頭を母親たちに示しました。ユニがジェニの診断書をソジンに提出します。
ストレス性の脱毛に逆流性食道炎も進行してる
ジェニはロナがソッキョンたちから赤い絵の具の水を浴びたときの動画を撮っていました。それを委員会のメンバーに見せます。
この動画を校内暴力の証拠として教育委員会に提出します
ユニは言いました。
♣♣♣♣♣♣
娘をしっかり躾けてください
マリはダンテに訴えます。
私に意見する立場でしたか
今回は引き下がりませんよ 私は会長が夫を身代わりにして刑務所に入れた秘密を握ってる 私たち夫婦はジェニにいい暮らしをさせてやりたかっただけなのよ
それを持ちだしたらどうなるかな? あまりおかしなことを言わないほうが身のためだ つけあがるな
ダンテはマリを冷笑します。
今の私になにを言っても無駄よ 娘にこれ以上のことをしたらあなたの娘もただじゃおきませんよ
♣♣♣♣♣♣
ユニさん、お詫びのしようもないけど・・悪かったわ
マリはユニに跪いて謝りました。
いままでひどいことをして・・自分がされてやっとわかりました
経験をしないとどんなにきついことかわからないものですよね
ユニは言ってマリの手を取ります。
もういいの 今はエネルギーはみんなジェニのために使うべきよ
ほんとにごめんなさい!
マリはユニに抱きつきます。
♣♣♣♣♣♣
学校の掲示板に懲戒委員会の決定が貼り出されました。ソッキョンは自分が謹慎処分だと知ると紙を剝がし破ってしまいます。
私が謹慎処分ですって? ジェニとロナは本選に参加できるの?
ソッキョンはウンビョルを睨みました。
あんたは母親のおかげで罰を免れたわね
♣♣♣♣♣♣
ピアノを弾いているソクフンの処へロナが来ました。
あの時は助けてくれてありがとう
ロナはトイレのドアのガラスを割った生徒が落とした名札を拾っていたのです。ロナはソクフンに名札を返しました。
メールしたのに返事をくれなかったね
忙しかったから・・
部屋を出ようとするソクフンにロナは言いました。
もう私たちの間にわだかまりはなくなったよね 私はアメリカに行ってもずっと気になっていたの あなたは・・?
ソクフンはロナを見ました。部屋を出るのはやめにします。
そんな二人を部屋の外からウンビョルが覗いていました。
何してるのよ
ソッキョンが来たのでウンビョルは驚いて走っていきました。
ちょっと・・ウンビョル!
ウンビョルは携帯を落としていったのです。
♣♣♣♣♣♣
ウンビョルの携帯を開けようとするソッキョン。
う~ん パターンはなんだっけ?・・開いた!
一体彼氏は誰なのよ・・
ウンビョルの画像を見ていたソッキョンは顔色を変えます。
なにこれ??
それはソジンが前理事長を転落させた動画でした。
慌ててやってきたウンビョルにソッキョンは携帯を返しました。
拾ってくれたの 助かった・・
ソッキョンはホッとしているウンビョルに笑います。
♣♣♣♣♣♣
ソッキョンはソジンの処へ行って本選に出場したいと請いました。
もう決定したことだから・・覆せないのよ
ソジンは冷淡に言います。
ウンビョルばかり優遇してる 私だって娘になるのよ お父さんを愛しているんでしょ
ソッキョンはソジンにすがります。
私は芸術祭で大賞が欲しいの!
あきれたわね そんな実力が? ・・とにかく無理なのよ
先生なら出来るはずよ ねえ先生、私は先生のお父さんが亡くなった夜のことを知ってるのよ
・・なんのことよ?
先生、今すごくびっくりしたでしょう? 落ち着いて
ソッキョンは水をコップに入れてソジンに渡しました。
証拠も見せられる でもそんなもの見たくないよね
とにかくジェニやロナたちが納得しなければ本選には出られないわ・・
白い顔でソジンは言いました。
♣♣♣♣♣♣
ソッキョンはジェニとマリ、ロナとユニの前で謝罪しました。
もう二度といじめはしません だから本選に出させてください
信用できないわね
ため息をつきながら言うマリ。4人は困惑してしまいます。
どうかお願いします
涙を流して頼むソッキョン。
♣♣♣♣♣♣
会社の株の下落に悩むダンテ。
何故こんなに落ちるんだ
やはりスキャンダルの影響が大きいかと・・
秘書は言います。
こうなったら切り札を使うしかないか
ダンテは金庫からソジンの秘密保持誓約書を取り出しました。
♣♣♣♣♣♣
母親と妹に呼び出されたソジン。母親は公演の成功を祝いながらも困ったことが起きた、とソジンに封筒を渡しました。中に入っていたのは秘密保持誓約書でした。
財団の倫理委員会に匿名で届いたの 口止めするに苦労したわ
硬い表情で母親は言いました。
全く 韓国一の声楽家がゴーストシンガーを使うなんて・・どうするつもりなの?
母親だったら娘の喉がどんな状態か、病気の心配をするんじゃないの? 実の母親だったらね・・
ソジンは目を潤ませて訴えます。
事実が明るみになったらとんだ恥さらしだわ 理事長を辞任してソヨンに継がせなさい
母親は表情を変えずに言いました。
お父さんが死んで本音が出たわね 実の娘に継がせる絶好の好機だもの
ソジンは母親と妹を交互に見ながら言いました。
アートセンターも完成したら売りなさい 必要ないわ
あれはお父さんの夢だったのよ!
私が持ち株の30%を持ってるの
勝ち誇った顔で母親と妹のソヨンは出ていきました。
誰がこんな・・! オ・ユニめ・・!!
ソジンは怒りに震えます。
♣♣♣♣♣♣
マリが経営するマリ湯に見知らぬ客がやって来ました。
お客様、当日の予約は受け付けていないんですが、特別のご紹介という事で・・
マッサージを始めようとしたマリに客は顔の覆いを取りました。それはヘラクラブのサンアでした。
こんなところで働いていたなんて!
サンアさん・・!!
驚きのあまり腰を抜かすマリ。
♣♣♣♣♣♣
うん、似合ってる 人は自分に合った服を着ないとな
マリ湯の屋上で仕事着姿のマリに向かってギュジンは言いました。
補佐官から聞いたときは信じられなかったが、母親が古びた銭湯で働いていると知ったらジェニはどうするかな 補佐官に写真を届けさせたよ
ギュジンはくすくす笑いながら告げました。
なんですって??
早く行かないとジェニが見てしまうぞ 急げ!カン・マリ!!
シーズン2 第6話「芸術祭の夜」
ユニはジェニが手に取ったマリの銭湯の写真に気づいて自分宛だから、と受け取ります。そこへマリが全力疾走してきました。
ジェニ、誰か来なかった?
お母さん、その格好はなに?
ああ、ちょっとサウナからきたのよ
ユニがロナとジェニに言いました。
約束を忘れていたからジェニと外で食べてきて
マリに許可を取るとジェニはロナと出掛けていきました。
これを探しているの?
ユニは写真の入った封筒をマリに渡します。マリは中身を確認すると部屋に入ってしまいました。
♣♣♣♣♣♣
よくも暴露したわね
怒り狂ったソジンがユニの部屋に押しかけてきました。
なんの話なの? 問題が起きたら全部私のせい? 敵がずいぶん多いのね
黙りなさい!
ユニを叩こうとするソジン。そこにユンチョルがきました。
妻に手を出すなと言ったろ 出ていけ!
ひどい男・・財団は私の命なのに 知ってるでしょ
ソジンは泣きながら部屋を出ます。
♣♣♣♣♣♣
ソジンが家に戻るとダンテがいました。
連絡がつかなくて心配したぞ
なぜ心配を?
きみの母親から電話があってきみが理事長を辞めると言ってた
母がそんなことを・・?
どうした 何か問題か?
ソジンはダンテを見つめます。
チョンアアートセンターは順調なの?
もちろん 世界一のオペラ劇場ができるだろう
そう・・
ソジンはしばらく考えてから言いましたわ。
合併を急いでちょうだい
ダンテは内心してやったり! と思いながらも表面上は優しく言いました。
大事なことだからもっと慎重に・・
十分考えたわよ 合併を発表して
デパートとホテルは母と妹に 私はアートセンターさえあればいい
ソジンは言いました。
合併の手続きはあなたに任せるわ
♣♣♣♣♣♣
早朝ウンビョルの家を訪れたソッキョン。シャワー中と聞くとウンビョルの部屋で携帯を探します。そこにソジンが入ってきました。
なぜあなたが?
ソジンは強引にソッキョンを部屋から出します。
そんなに興奮しないで 一緒に学校にいこうと思っただけだから
シャワーから出てきたウンビョルに学校で会おう、と言ってソッキョンは出ていきます。
♣♣♣♣♣♣
いじめの件で譲歩する、とソジンにいうマリ。
芸術祭にはソッキョンも出してあげてください 謝罪もしてくれたので
よく決断してくれました ロナのお母さんも同意を?
ソジンはユニを見ました。
ええ ただし一つ条件があります
条件とは?
保護者委員会に入れてください 校内の防犯カメラが見れるようになるので また娘がいじめられたらすぐわかりますから それから芸術祭の審査員も保護者委員会に任せてください
それは学校の権限です
だから長年不正の温床だったのでは?
ソジンの目がきつくなります。
公正性を疑う声があったのも事実です
マリが加勢しました。(二人はいじめで譲歩する代わりに学校での親の発言力を強めようと目論んだのでした。)
私の提案が受け入れられ次第、教育委員会に和解を知らせます
ユニは言いました。
♣♣♣♣♣♣
ダンテの会社とソジンのチョンアグループとの合併契約の締結式が行われました。
その夜合併記念のお祝いをする二人。
迷っていたけどこれからはあなたを信じるわ
事業計画ができている、とダンテはソジンに土地開発の未来図を見せました。
チュ・ダンテビレッジだ ここがきみのアートセンター
ダンテは高層タワーを指しました。
開発が発表された途端地価が高騰するだろう ヘラパレス以上にね
ダンテは満足げに笑いました。
明日は芸術祭だ ウンビョルとソッキョン、どちらが大賞をとってもお祝いだな
♣♣♣♣♣♣
芸術祭が始まりロナがステージに立ちました。しかし伴奏の教師が練習のときと音の高さを変えて弾きだしたのでロナは焦ります。それでも音感の豊かなロナはすぐに順応して歌いきるのでした。
見事だわ 完璧に歌った
ソジンも脱帽します。
歌いきるなんて・・
ロナの歌にショックを受けるウンビョル。次の番のウンビョルは歌う前に薬を頬張り水をがぶ飲みしました。
ロナは自分を失敗させようとした伴奏の教師を追います。教師は扉の陰にいた男に責められていました。
すみません 予想以上にロナが上手で・・
これで契約終了だ 口外しないように
そう教師に言って謝礼を渡した男はなんとユンチョルでした。ウンビョルからロナを失敗させるように頼まれたユンチョルは教師を買収したのでした。以前ユンチョルからもらったネックレスをロナは悲しげに握ります。
ユニもステージでお辞儀をするウンビョルの胸元を見つめました。そのネックレスはユンチョルが贈ったものでした。ユニがユンチョルがロナに贈るために買ったと思っていたものでした。
ユンチョルはやはり娘が大事なのね・・
寂しく思うユニ。
ウンビョルは歌いだしはうまく行きましたが高音部がかすれてしまいました。ソジンはそんな娘を冷ややかに見ていました。
♣♣♣♣♣♣
ソッキョン!
ソッキョンに呼び出されて怒りながらやってきたソジン。理事長の椅子に座っているソッキョンを立ち上がらせました。
大賞は私ですよね 先生
馬鹿言わないで わたしは関与できない 審査員が公正に決めたわ
ソッキョンはおかしそうに笑いだします。
公正に決めるなんて誰も思ってないわ
ソッキョンはウンビョルの携帯を出しました。
授賞式の直前に見せたくはなかったけどお望みなら見せますよ
それはウンビョルの携帯よ?
そうですよ ウンビョルが持ってたんです 先生が前理事長を殺した時の動画を
・・・
ソジンは驚きのあまり声もでません。
ウンビョルが何をする気で持っているかは知らないけど、彼女は実力でソウル大に行ける だから大賞が誰であろうと私の名前を呼んで
ソッキョンはソジンに抱きつきます。
お願いね お母さん
そう言ってソッキョンは部屋を出ていきました。ソジンは衝撃で茫然としながら壁に飾られた父親の写真を眺めます・・。
♣♣♣♣♣♣
ソクフンと何を話していたの?
ロナに声をかけるウンビョル。発表があるから、とロナは通り過ぎようとします。しかしウンビョルはしつこくロナを追いました。
お母さんがあなたに大賞を取らせるわけがない
そう? 昔私のお母さんから不正に大賞を奪ったように? ・・いつも実力で勝てないのね 父親にも私の妨害をするよう頼んだでしょ それでもあなたは私に負けるのよ
そう言ってロナは背を向けて行こうとします。
ウンビョルは頭を押さえます。
そうよ 私がお父さんに頼んだ ネックレスを贈ってくれて励ましてくれたから ロナの妨害をしないと二度と会わないと言って脅して・・
ウンビョルはうめきながら座り込んでしまいます。
ハ・ウンビョル? どうしたの??
ウンビョルの様子を心配してロナが戻ってきました。ウンビョルの頭にソジンの声が響きます。
ロナに大賞を奪われたらおしまいよ 殺してでもロナに勝ちなさい
やめて・・・
ふらついたウンビョルは展示してあったトロフィー台にぶつかってガラスを割ってまいます。そしてトロフィーを掴むとロナに襲いかかります。
♣♣♣♣♣♣
それでは声楽部門の大賞を発表します 大賞は理事長から発表していただきます
ドゥギに促されてソジンはマイクの前に立ちました。受賞者の名前の書かれたカードを封筒から取り出します。
大賞は・・
ソジンはソッキョンを見ます。ソッキョンが笑いかけました。
大賞は・・ペ・ロナです
顔を歪めるソッキョン。ソジンはトロフィーを持ってロナを待ちました。
大変です!
その時警備員が会場に飛び込んできました。
人が死んでます
急いでダンテらが警備員のあとを追いました。
あそこです
階段の途中でロナが血だらけで倒れていました。ウンビョルに突き落とされたのです。
ソクフンもお父さんもトロフィーもあんたには渡さない・・
ウンビョルは錯乱していました。
ロナ!しっかりしてぇ・・・
ユニがロナの体にとりすがります。
死なないで・・
ロナは救急車で運ばれました。
♣♣♣♣♣♣
だいじょうぶ 死なないわ
ロナを転落させたウンビョルは学校から抜け出そうとします。その時学校の警報器が鳴り響きました。
嫌よ・・やめて!
パニックになりながらもウンビョルは血だらけのトロフィーをロッカーに隠すと家に戻りました。
自分の部屋で体についた血を拭くウンビョル。
ロナを殺してしまった・・? どうしたらいいの?
ウンビョルは絶望に沈みます・・。
韓国ドラマ「ペントハウス2」第七週【シーズン2】第4~6話の感想
もう最後はホラー映画並みの怖さでした!白いドレスに飛び散る血しぶきって恐怖だなあ😓。
ロナもいじめられた挙句ウンビョルに突き落とされるなんてミン・ソラと同じ運命を辿ってしまいました。善良なミン・ソラやロナが残酷に殺されて悪人が高笑い、なんて許されることじゃありませんね。それにしてもロナはアメリカにいれば平和だったのにどうしてこんな怖い場所に戻ってきたんだろ・・頑張っても公平にトロフィーを取れる場所でもないのにねえ・・。ユニに会いたかったのかな(もしかしてソクフン?)。ユンチョルがウンビョルを庇って出頭、なんてことがなきゃいいけど。
そしてキム・ソヨンさんの旦那さんのイ・サンウさんも登場しましたね!スーツを着ればすごいイケメンなのにやぼったい記者役で出ているところが製作側の配役の妙というか・・面白いです。
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