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Netflix配信の韓国ドラマ「アイドルアイ」第6話でライクはセナが自分の追っかけだったと知りショックを受ける!そのドラマの詳細なネタバレあらすじ、気になるポイントや感想も!!

ドラマ

こんにちは。カナエです。
今回もNetflixで配信されている韓国ドラマ「アイドルアイ」(第6話)について書きたいと思います。

絆を深めたライクとセナは互いの心の傷を癒しあう

月、火曜日にNetflixで配信

キャストとこれまでの話

<第1、2話> <第3、4話> <第5話>

第6話のあらすじ(ネタバレ)

「何故ここに?」

家の外でライク(キム・ジェヨン)ヘジュに聞きました。

「調べたのか?」

「あなたこそ 心配してたのに何をしてるの? いつからここに? いつから彼女の家に?」

ヘジュはライクを問い詰めます。

「関係ないだろ 俺達はずっと前に別れたのに・・」

「別れた覚えはないわ!」

ヘジュは”自分がいなくなればライクが幸せになると思い離れたけど今も幸せじゃなく苦しんでる”と語りました。

「私の助けが今のあなたには必要でしょ」

「いや 違う」

ライクは否定します。

「君はあの時言った 俺のせいで人生が壊れたと その通りだ 同じ過ちを繰り返すな」

「ライク それは・・」

「俺は今 誰の助けも関心も要らない ほっておいて欲しい 頼む」

ヘジュは家に入ろうとするライクを止めました。

「じゃあ彼女は? 何故あなたのそばにいるの?」

「俺が唯一信じられる人だからだ」

ヘジュは茫然とライクを見つめます。

「ヘジュ、君と別れて辛かったのは確かだ 治療を受けて薬を飲んでも辛さは消えなかった でも最近は薬を飲んでない ウソンが死んで苦しくても薬を飲まずにいられたのは彼女のおかげだ」

「ライク・・」

「俺のためを思うなら もう現れるな」

ライクは家に入りました。


ライクは家に戻るとセナ(チェ・スヨン)に謝りました。

「ごめん もう気にしなくていい」

ライクはそう言うと部屋に行きます。セナはライクの背中を見つめました。


ライクに拒まれたヘジュは秘書の運転する車で家に向かいます。ヘジュは車の中でライクと決裂することになった喧嘩を思い出しました。

ヘジュはどんなに後悔してもとり戻せないライクとの過去を振り返ります。 

「何故遊んでいたのに知らないフリを?」

ヘジュはライクに記者に撮られた男友たちと遊ぶ自分の写真を投げつけました。

「嘲笑ってたの?」

「守るためだ 俺達の関係も君も記事が出たらどうなるかわかるだろ そんなことで壊したくない」

「壊したくない? とっくに壊れてる わたしがこうなったのはあなたのせいよ 私を蔑ろにして孤独にしたのに!」

ライクは自分を責めるヘジュに謝ります。

「そうだな 君の言うとおりだ ごめん もう全部やめるよ」

ヘジュの気持ちを理解しているライクは言いました。けれどヘジュはライクに食ってかかります。

やめたらあなたに何が残るの? あなたなんてなんでもない! 母親の借金を返すために転々と地方営業してた人じゃない スターでもなったつもり? 私のことで世間にウソまでついた!

自分の辛さをライクにぶつけるヘジュ。部屋を出ようとするヘジュの腕をライクは掴みます。

「君にとってー 俺はなんでもないのか? ヘジュ、歌手の俺でなくありのままの俺を見てくれ それじゃダメなのか?」

「歌手以外にあなたに何があるのよ」

ヘジュは残酷にライクに告げました。

「ナム秘書」

ヘジュは運転している秘書に呼びかけました。

「弁護士を探してと頼んだ件は?」

「コルテ側と調整中です もうじきかと」

「10年以上の元高官よ 彼の家の差し押さえになったことは? 債務関係も調べて」

「はい」

ヘジュは車の窓を開けて風を入れます。そして息を吐きました。


セナは夜遅くまで仕事をしていました。ライクが自分の手を握ったことが浮かびますが仕事に集中しようとします。

「メン弁護士」

ライクが部屋の戸を叩きました。

「寝たのか? 明日の対質に向けて俺の交友関係をメモしてみた ここに置いておく」

セナは紙を見ようと立ち上がります。

「さっきはびっくりしただろ ごめん 君の前では変な姿ばかり見せてる だけどメン弁護士といるとどんな時よりも気楽だ だからもう少しここにいさせて」

ライクはセナに頼みました。

「俺の弁護は大変だろうけど俺もできることはなんでもする」

そう言うとライクは部屋に戻りました。


セナはライクのメモを読みます。紙には知人の詳しい説明が書いてありました。けれどホン・ヘジュについては”無関係”と記されていました。


対質に行く前にセナはライクにアドバイスしました。

「1つ目はあまり防御的にならずに事実をそのまま話す、2つ目は理解できなければ聞く、そして最も大事なことー」

セナはライクをじっと見ました。

「相手が身近なので気持ちが大変です 何を言われても興奮しないように」

「興奮なんてしない 心配しないで」

ライクはセナに答えます。


けれど対質でジェヒを目の前にしたライクは彼の話に怒り怒鳴りつけます。

「おい! デタラメを言うな!」

セナは周りから見えないようにライクに触り止めようとしました。

「ほらね いつもこうなんだ こんな調子でウソンさんともケンカしてたんです 殴り合いも」

ジェヒはあざ笑います。

「俺がいつ?」

「2人は普段から仲が悪かったと?」

クァク検事がジェヒに聞きます。

「はい いつも”ぶっ殺すぞ”と」

「偏った主張です 彼はアリバイを偽装してますし・・」

セナがジェヒの話を遮ります。

「証拠があるんです」

ファン弁護士がセナに言いクァクを促します。

「ド・ライクさん」

クァクはライクに呼びかけました。

「契約問題で事務所と揉めてたとか ジェヒさんの話によると脱退の準備を?」

ライクはジェヒを見ました。

「あんなデマを?」

「デマじゃない ウソンさんはあの日こいつの計画を知って止めようとしたんだ そして殺された」

「そんなわけないだろ? ジェヒ! ウソをつくな」

「お前こそ! あの日ウソンさんは・・」

ジェヒは当日のウソンとの話を明かしました。

ウソンさんはあの日見舞いに来てくれた。俺に菓子とドリンクをくれて、俺は飲みながらライクのことを怒った。

「あの野郎は俺を目の敵にしてる!」

ウソンさんはそんなことはないと否定していた。ライクは俺を仲間だと思ってる、と慰めてくれたけど、俺はウソンさんに気になっていたことを打ち明けたんだ。

ライクはソロで再出発しようと移籍計画を結んだって それでグループ活動を中止してソロ活動を始めたんだ」 

「誰がそんなことを?」

「俺の友達があいつと接触中の会社にいる 契約金も支払われたらしい 間違いないよ 明日記者にぶちまけてやる! あの裏切り者め」

「よせよ まだ事実かはっきりしないだろ? 明日ライクに確認するからまだ誰にも言うな」

「ウソンさんはそれからこいつに会いに行って殺されたんだ」

ジェヒはライクを睨みました。

「計画がバレて移籍の邪魔をされたから・・」

「違う 俺はそんなことは・・」 

「母親のミギョンさん」

クァクがライクに向かって言いました。

「彼女の口座に契約金が入金されていました あなたが隠すために母親の口座を利用したのでは?」

ライクはクァクの話に衝撃を受けます。


「私が事実確認します」

検察庁を出るとセナはライクに言いました。ライクは驚きます。

「母親の居場所を知ってるのか?」

ジェヒはファン弁護士に慰められながら帰ろうとしていました。クァクがジェヒに声をかけます。

「今後の取り調べの参考にしてください」

「今後の取り調べって? 話すことはもう全部話しましたよ 悪いようにはしないって・・」

ジェヒはクァクに訴えます。

「だからタンパリングの話もしたのに」

「陳述したとはいえ法的な責任からは逃れられない もちろん陳述したことの酌量はしますが免罪符にはならない」

「話が違うじゃないか!」

「それはあなたです アリバイを偽ったと認めたでしょう 真実は相対的で絶対的なものなどない 見方によっていくらでも変わるんです 僕があなたをどう見るかによって状況は変わるんですよ」

クァクの脅しにジェヒは顔を強ばらせます。

「行動は慎重に 捜査には協力した方がいい ご自身のためです」

クァクは検事室に入りました。

「大丈夫ですよ 行きましょう」

ファン弁護士に促されてジェヒがエレベーターに乗ろうとしているとマネージャーのハングが来てジェヒを呼びました。

「ジェヒ、来い」


ライクは娯楽室でギャンブルをしていた母親のミギョンを連れ出しました。

「何よ! 当たり始めてたのに 台選びは難しいのよ!」

「今もこんな生活を? 俺を売って大金を得ただろ? 違うか?」

ミギョンは息子を見ます。

「俺の名前で契約したか? 答えろ!」

ライクは母親を怒鳴ります。

「そうよ もう使ったわ 育ててあげたからいいじゃない 私に飢え死にしろと言うの?」

「母さん! そのせいで俺は殺人事件の容疑者なんだぞ?」

ライクは声を震わせます。

「なんとも思わないのか?」

「悲しいわよ」

ミギョンは叫びました。

「すごく悲しい なぜ息子が凶悪犯に? そのせいで私も検察庁で聴取された 検事に言われたの 自首すれば10年で済むって

ライクは顔を歪ませます。

「どうして? なぜ母さんまで俺を信じない?」

ライクは母親に詰め寄ります。セナがライクを止めてミギョンに聞きました。

「聴取された時会社名を話しましたか?」

けれどミギョンは聴取したクァクから”聴取内容を口外しないよう”口止めされていました。

「もし外部に漏らしたら守秘義務違反になります」 

「早く自首しないと刑が重くなる」とクァクから脅されたミギョンは、セナに「契約書も名刺も無くした」と答えました。

「でもお金を受け取ったなら連絡先が残ってるはず」

携帯電話を換えたから残ってない! それより息子に自首するように説得して」

ミギョンはセナに頼みます。ライクはミギョンの手を引っ張ると背中を押しました。

「とっとと帰れ!!」


セナは家に向かう車の助手席で青い顔で黙り込んでいるライクを見て方向を変えます。

「何処に行くの?」

「あなたの行きたい所です」

セナはビルの屋上への階段を上がります。

「一体何処に行くんだよ」

セナは息切れしているライクの手を引きました。

「時間がないんです」

セナとライクは屋上に出ました。

「始まりますよ」  

セナは腕時計を見ながらライクに告げます。

「・・え?」

向かいのビルの電子パネルにゴールドボーイズの映像が浮かび上がりました。

「覚えてますか? ウソンさんと出会った練習室」

”故カン・ウソン追悼”と映像に文字が浮かびました。

「ファン達がお金を出した応援広告です」

ライクは茫然と4人で笑う姿や、自分と並ぶウソンを見つめます。

「亡くなったウソンさんへの追悼や信じて待つファン達の気持ちを伝えたくて ライクさん、あなたにです」

ライクはメンバーの幸せな笑顔に見入ります。その目に涙が溢れました。

「前にあなたがインタビューで言ってましたよね ”たまに過去に戻りたくなる 最初の頃に戻りたい”と ここがその過去です 嬉しさも悲しさも痛みも・・全部ここにあります」

ライクの頰を涙が伝います。

「過去は決して消えません ずっとそこに残ります 変わることなく ・・でもそれより大事なことは過去も現在もあなたを信じて応援する人は多いということ

広告はそこで終わりました。


「俺は嘘の証言はしてない」

ジェヒは寮でハングに話しました。

「それでも先にクム代表に相談しろよ」

「したさ でも”口外するな”と言われて黙ってたら俺が疑われた」

「それで不確かな陳述をして取材まで受けようと? ライクが犯人だと言うつもりか?」

「なんであいつの肩を持つ? 他社と契約した裏切り者だぞ! なぜ味方を?」

「ライクじゃない!!」

ハングは大声を上げました。

「・・じゃあ誰が犯人なんだよ」

「とにかく検察であったことは決して口外するな クム代表が黙ってない」

「何をするっていうんだ 俺に黙っていてほしけりゃ代表に伝えてよ ”俺とヨンビンと再契約しろ”って そうでなきゃ記者達にバラす」

「その必要はないよ」

ヨンビンがスーツケースを引いて2人の前に来ました。

「僕は契約しない」

「ヨンビン、何を言ってる?」

「ジェヒさん、この前ライクさんが訪ねてきた 申し訳なくてたまらなかったよ」

「何が申し訳ない? あいつは・・」

「いい加減にしてよ!」

ヨンビンは叫びました。

「知ってるだろ ライクさんとウソンさんの仲を ライクさんが殺すわけない」

ジェヒはソファーから立ち上がりヨンビンと向かい合いました。

「偉そうに お前は何も知らないんだ」

「そうだね 何も知らない でもー これだけはわかる ・・これ以上一緒に居られない」

「ヨンビン・・」

「ジェヒさん なぜこんなことに?」

ヨンビンは涙ぐみます。そして寮を出て行きました。

「ヨンビン!」

ハングはヨンビンを追いかけます。ジェヒは放心状態で立ちすくみました。


「対質尋問をしたそうだな」

クァクは父親の検事長から帰宅する車の中で聞かれます。

「はい」

クァクは「参考人がアリバイを偽装したので参考人と容疑者双方を捜査する」と説明しました。検事長はクァクの話に反対します。

「そんなあいまいなやり方では捜査が揺らぐ 検事は2択から選ぶのではない 確信を持って1つの真実に進まねば

「でも参考人がウソをついたから弁護人が攻めて来ます」

「容疑者を替えて捜査をやり直すつもりか? 証拠が足りなければまた別の奴に?」

「でも・・ ドが犯人でないなら・・」

「そんな弱気でどうする 容疑者を覆す度検察全体が信頼を失う ド・ライク側が記事でも出してみろ 検察はろくな捜査もせず犯人に仕立てたと騒がれてお前は終わりだ

クァクは驚いて父親を見ます。

「狙った獲物は最後まで追いかけろ」

「・・肝に銘じます」

クァクは拳を握りしめます。


セナとライクは帰宅します。

「母がしたことは事実だからジェヒの言うことも一理ある」

チュンジェに会社名を調べさせてます 本人は契約書に捺印してないから契約無効は難しくない でも事務所との確執にはどう反論したら・・」

「俺がクム代表に会うよ あの人はグループのために再契約の話を進めてたから それを明かせば・・」

「ジェヒさんの主張に反論できますね」

2人が話しているとセナにヘジュからメールが来ます。

「少し出かけます」 


セナはカフェでヘジュに会いました。

「先日はすみません 動揺して」

ヘジュは謝ります。

「いいえ あのー 誤解しないでください 彼が家にいるのは自宅も不動産も差し押さえられたからで・・」

「わかってます 所属事務所は契約解除を検討中だしホテルは他人の目が気になる 彼1人にして思い詰めたら困るから招いたのでは?」

ヘジュは名刺をセナに差し出します。

「最大手の法律事務所なのでご存知かと 代表が会いたがってます 事件に関心があるようで・・」

セナは名刺を見ました。

「今までと変わりません 代表弁護人はメン弁護士のままで協力者が増えるだけです」

「申し訳ありませんがお断りします」

セナは名刺を返しました。

「私も力になりたいんです 私とライクは・・10年以上の仲なので 数年離れていたけどそれは問題じゃない ライクには私しかいないし私も彼しかいない 辛いんです 少しも力になれないのは」

「助けが必要な時は必ず連絡します」

セナは言いました。


ライクはクム代表に会いに行きジェヒと対質した話をします。

「ジェヒは俺が他社と契約したと言ってたけど代表は知ってたの?」

「いや・・」

「事実無根だと知ってるだろ 再契約に向けて話を進めてた」

「知ってるよ お前はグループを守ろうとしてた 1人でも欠けたら再契約はしないと言ったことをジェヒは知らない」

「なら・・」

「俺達がやり取りした契約書の草案にその内容が書かれてる お前が脱退する意思のないこと、そしてメンバーへの思い、それを見ればわかる」

ライクは代表の話に頷きます。

「必要なら俺が法廷で証言しよう 公式的にはお前はまだうちの所属だからな 長い付き合いでもあるし もう20年経つ」

代表は笑いました。

「会社に問題が生じない範囲であれば力を貸すよ」


セナはライクを会社のロビーで待っていました。するとそこで偶然チョン弁護士と会います。 

「代表・・」

セナはロビーの椅子に座るチョンに自販機のコーヒーを持って行きます。

「ありがとう」

チョンはコーヒーを飲みます。

「ここには何の用で?」

セナは聞きました。

「ちょっとね ここはいいな 芸能人に会える メン弁護士は依頼人の用事で来たのか?」

「はい 依頼人がクム代表に用事があって」

「そうか」

チョン弁護士はコップをテーブルに置きました。

「その件だがー ド・ライクさんの弁護は辞めなくていい」

「え・・?」

「この前はー 君の話を聞いて考えさせられた 俺もすっかり忘れてた ”依頼人を最後まで信じる”と君に偉そうに言っておいて 俺だけは理解してやるべきだったのに」

「代表・・」

「君がカネになる事件ばかり受けてたのは俺や会社を考えたからだろ 俺の借金のためだ」

「・・違いますよ」

「誤魔化すな 余計に惨めになる」 

チョン弁護士は苦笑しました。

「メン弁護士を見ると昔を思い出すな」

チョンはセナの父親の弁護士でした。学生時代にセナは刑務所にいる父親の所にチョンと一緒に会いに行っていたのです。

「当時は車がなかったのに君は”来るな”と言ってもあの遠い距離をいつもついてきた よく一緒にバスを待ったな 雨が降ったり雪が降ることもあった 子供の君はガタガタ震えてた 不甲斐ない自分が情けなかった」

「やめてください 過ぎた話ですよ・・」

チョンは真顔になりました。

「君にとっては過ぎた話じゃないだろ この事件を諦めないのは父親のためだ」


代表との話を終えたライクはセナの待っているロビーに行きます。そして上司の弁護士と話しているセナを見ました。

「この事件と君の父親の事件は似た部分がある 俺も最初は分からなかったが・・だが徐々にわかった」

チョン弁護士はセナに言いました。セナは伏し目がちに語りだします。

「たまに思い出します 最後に父と会った日を 私は父に泣いて訴えました ”お父さん、違うと言って”と 父は”ごめん”と謝りました」

セナは「謝らないで違うと言って」と繰り返しました。

「違うと言えば信じてくれるのか? お前は信じてくれるのか?」

セナは最後まで信じると言えませんでした。父親は悲しげにセナを見ました。

「違う セナ、お父さんは絶対にやってない」

それから父親はほどなくして亡くなりました。

チョンは黙ってコーヒーを飲みました。

「父が世間からひどい言葉を投げられ私まで父を恨んだ時父を最後まで守ってくれたのは代表だけでした」

「信じられる人だったよ 今でも無罪だと思ってる」

チョンは頷きました。

「メン弁護士にとってド・ライクさんも同じでは? 最後まで守りたいんだろう」

セナはチョンに静かに微笑みます。

「もうこれ以上この事件については何も言わない」

チョンは立ち上がります。

「俺みたいに後悔しないよう全力を尽くせ 俺がついてる わかったな」

チョン弁護士はカップをゴミ箱に捨てると帰っていきました。セナはお辞儀してその後ろ姿を見送ります。ライクはそんなセナを見つめていました。


ライクは夜遅くまで仕事をするセナに言いました。

「メン弁護士は俺のことがよくわかるのに俺はメン弁護士のことを知らない 不公平だ」

「何が知りたいんです? 私的な質問はいやですよ」

「そこまで深く聞かないよ 辛い時には何を?」

「仕事です」

「趣味とかないの?」

セナは”推し”のライクのことを調べたり画像を見たりして楽しむことを思い浮かべますが「特にない」と答えました。

「つまらないな じゃあ好きな食べ物は?」

「早く食べられる物かな 海苔巻きとか・・?」

「ほぉ~ 俺と同じだ」

「それは・・三大栄養素が摂れるので誰でも好きかと」

「休日は何をする? テレビを見る? それとも読書? 音楽を聴く?」

「いや・・音楽は・・」

セナは”休日はテレビを見ながら歌を歌うライクを応援している”のを隠します。

「音楽はあまり聴きません・・」

「なんだ 音楽を聴かないなんて 窮屈な人生だな」

ライクはセナの手を引きました。

「行こう」


「ライクさん、こんな夜中にどこへ」

「ついてきて ここに音楽がある」

ライクはセナを広場に置いたピアノの場所に連れて行きます。

「座って 音楽と無縁なんてもったいない 何故人は音楽を聴くのか教えるよ」

ライクはセナを座らせてピアノを弾き出します。

「音楽はウソをつかない 音楽はリズム、和音、メロディーが全てだから 音楽はシンプルなんだ だから届く 人の心の奥底まで」

ライクはセナに笑いました。

「だから音楽は必要だ 辛い記憶を思い出すたびに聴ける音楽が」

ライクは「曲のリクエストはあるか」とセナに問いました。

「メン弁護士には色々して貰ってるのに何も返せてない 俺は借りを作るのは嫌いなのに だけど俺に出来るのはこれしかない 早くリクエスト曲を言って」

セナはライクを見ます。

「でもー 私達は音楽じゃない だからー 人はウソをつく もしもライクさんが信じてた人が大きなウソをついていたと知ったら・・どうしますか?」

「人はウソをつくものだ どうもしない 俺は人間には期待してない だから衝撃もないよ」

ライクはピアノを弾きながら歌い出しました。それは昔セナが自殺しようとしたときにライクが歌ってくれた歌でした。

絶望にかられていた当時の情景が蘇りセナは目を潤ませます。


ジェヒは荷物をまとめて寮を出て行きました。

チュンジェはライクの母親が契約した会社を見つけセナに連絡します。

「アチ社の経営支援チームで前にも契約問題を起こしてます 接触しますか?」

「いえ 私が会ってみるわ」

セナが出ていこうとするとライクが聞きました。

「出かけるの? じゃあ玄関の鍵を貸して」

「何故鍵を?」

「俺も外出して散歩や体操でもしようかと 息抜きさ」

「写真を撮られないように人混みを避けてね」

セナはライクに鍵を渡します。


ライクはセナのために海苔巻きを作ろうとしていました。帽子を被りサングラスをかけて人目を気にしながらスーパーで買い物します。ライクの家の家政婦だったおばさんに電話して作り方を聞きました。おばさんはライクが電話をくれたことを喜びます。

「海苔巻きを作りたいの?」

「うん 海苔巻きが大好きな人に作ってあげたいんだ」

ライクは笑います。


セナはライクの母親が契約した会社に行きました。

「ちょうどライクさんに連絡しようと思ってました 契約を締結し契約金も支払いましたが、事件があり契約解除の話をしたくて」

「これは法的効力のない契約です」

セナは契約書を見てアチ社の社員に告げます。

「当時者の同意がなく無効な契約ですから議論の必要はありません 第三者である当時者の母親と契約を結びましたよね 法定代理人でもないのに」

「それは・・」

「契約金の受取人も母親なので彼に返済義務はありません」

「法的な問題は理解しますが弊社も被害者ですよ」

社員は戸惑います。

「被害者? 契約を結んだのは御社です 何故無謀な契約を?」

「それは・・信じたからですよ グループで移籍先を探していると言うから自然に契約の話になったんです すでに協議も済んでるのに・・」

「協議? 一体誰と?」

「ウソンさんです」

「・・は?」

セナは驚愕します。


ライクは具を並べてから致命的なことに気づきます。

「お米がないじゃないか!」

ライクは台所で米を探しますが米びつの中は空でした。仕方なくライクはセナに電話しようとしますが指を止めます。

「ダメだ 海苔巻きを作ってるのがバレる」

ライクはチュンジェに電話します。

「知らないよ 納戸にない?」

「納戸か」

ライクは電話を切ると納戸の戸を開けました。

「あ、米だ」

ライクは米の袋を持ち納戸を出ようとします。けれど中のものが気になり袋を置き部屋を見回しました。そこには幼いセナが描いた絵や賞状などがありました。ライクはアルバムを取り出しセナの子供時代の写真をながめます。それなら大きな箱の蓋を開けました。

「なんだ・・?」

ライクは箱の中にある物を見て顔色を変えます。


夜になってセナは帰宅しました。

契約を進めたのはウソンさんです 彼がライクさんを連れて移籍すると契約交渉に来ました

アチ社の社員の話にセナは混乱していました。

ライクさんはスターですから私どもも気が急いて先にお母様と契約を ウソンさんとは合意の上でした

セナは家に電気がついていず、真っ暗なのを訝しく思いながら玄関に入ります。

「ライクさん?」

セナは電気をつけました。するとセナが集めたライクのグッズが床に散らばっています。セナは部屋の隅で座り込んでいるライクに目を向けました。

「ライクさん・・」

「話して ・・これは何?」

セナは目を潤ませます。

「説明してくれ」

第6話の疑問点・・タンパリングとは?

【タンパリング】という耳慣れない話をジェヒはクァクにしていましたが、タンパリングは契約期間中なのに所属事務所を無視して他の事務所と接触、交渉することを指します。(AI概要)

ジェヒはライクが勝手にやったと思い込んでいましたが意外なことにやったのはウソンでした。ウソンは胡散臭いクム代表を嫌っていたのかもしれません。もしかしたらクム代表がウソンの事件に関わっているかも知れませんね。

第6話の感想

窮地に陥るたびにライクのどん底の心をすくい上げてくれるセナをライクは信じ好意を持ったようです。セナの父親のことを知ったライクは歌でセナを慰めようとし、2人は絆を深めますがライクはセナが歌手としての自分の”追っかけ”だったと知り、歌手としてのライクに近づこうとしたんだとショックを受けます。

恋人だったヘジュから

歌手としてのライクをとったらあなたには何も残らない

と告げられてから歌手としての自分と素の自分の間に複雑な思いを持っているライク。ライクはセナを許してくれるかな? クァクとの厳しい戦いがあるのだから別れてほしくないですね!!

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