こんにちは。カナエです。今回もBS11放送の韓国ドラマ「かくれんぼ」(第25話)について書きたいと思います。
ヘグムはスアの代わりにウニョクを監禁して復讐する
ドラマ「かくれんぼ」はBS11で毎週木・金曜日 午前10時00分~10時55分放送
キャストとこれまでの話
ドラマ(第25話)のあらすじ(ネタバレ)
【立場の逆転】
二度とあの家に行かないで
チェリン(イ・ユリ)はウニョク(ソン・チャンウィ)の家に帰ると告げました。
おばあ様は本当に恐ろしい人なの 報復が待ってるわ なんとかならないか方法を考える
ウニョクはチェリンの手を取ります。
大丈夫だ 心配しないでくれ
心配しないでいられると思う?
罪を償わないと 俺が彼女の人生を台無しにしたから
あなたは悪くないわ 自分を責めないで
チェリンに言われてもウニョクは頷けません。

<画像出典>vod.bs11.jp/programs/kakurenbo
🍀🍀🍀
次の朝スア(オム・ヒョンギョン)がパシフィック社の専務室で化粧品の資料を見ているとチェリンが入って来ました。
私の席で何を?
今日から私の席よ 知らないの?
チェリンはデスクの上の”ミン・スア”と記された専務のネームプレートを見ます。
そこに座るなら段階を踏むべきでしょ
私はおばあ様の孫娘だからそんな必要はないの
スアは勝ち誇って語りました。
何か文句でも?
・・大変だけどせいぜい頑張って
私がしてたように足を棒にして化粧品を売り歩けばいいわ 頑張ってね
スアは意地悪く言いました。
昨日は見ものだった あなたが出しゃばったせいで彼を苦しめることになるわよ
チェリンはスアに近づいて訴えました。
彼に手出ししないで 可哀想な人なの
人事発表を見てきたら? お互いの立場がよくわかるから
スアは皮肉な笑いを浮かべます。
🍀🍀🍀
チェリンは人事発表を見にいきました。
”営業、ミン・チェリン 専務、ミン・スア”
壁に貼られた紙にはそう記されていました。見ていた社員は気まずそうにチェリンから離れて行きます。
営業・・
チェリンは自分の新しい仕事に眉を寄せました。
🍀🍀🍀
それでもチェリンは気を取り直して外回りの営業の支度をします。
どうして専務がここに?
化粧品を売りに行こうとするチェリンを見て女子社員が戸惑います。
辛い仕事なのに
大丈夫ですよ
営業の制服を着たチェリンは化粧品を入れたカバンを肩にかけて笑いました。
これがお客様のリストですね 行ってきます
チェリンが出かけていくと社員は嘆きました。
あれはブラックリストなのに 新しい専務は何故専務にあれを渡せと?
スアはチェリンに意地の悪い嫌がらせをしたのでした。
🍀🍀🍀
専務ミン・スアか
パシフィック社に来たジェサン(キム・ヨンミン)は専務室のデスクで仕事をするスアを見て言います。
どうも慣れないな
あの女が占拠してたんです
いや、それは違うな チェリンはその席に座る資格を十分に備えてた
彼女の味方を?
事実を言ったんだ チェリンにはしてやられてきたがあいつは有能で責任感が強い
ジェサンが話しているとノックして社員が専務室に入ってきます。
発注の件です
社員はスアに書類を渡しました。スアはサインして社員に返します。
精査しなくても大丈夫か?
社員が専務室を出ていくとジェサンはスアに近づいて聞きました。
チェリンは結構細かく見てたぞ
私だってちゃんと見てます
感情的になるのは困る 白領社の事業はテサンにも影響を及ぼす
心配無用ですよ 私だってそれくらいは出来ます
スアはジェサンを睨みました。
なぜか心配なんだよな・・
ジェサンは薄笑いを浮かべます。
🍀🍀🍀
営業に出たチェリンはクレーマーから苦情を言われます。
まだ使用前なの 同じ会社の化粧品だから返金して
チェリンは化粧品の蓋を開けて匂いを嗅ぎました。
高級クリームの容器に安物を詰めましたね 匂いや色でわかるんです これは詐欺罪ですよ
詐欺だなんて・・ もう結構よ!
クレーマーは慌てて化粧品を奪うと家に入って行きました。機転の利くチェリンは簡単にクレーマーを退散させたのです。
🍀🍀🍀
チェリンが営業を続けようと歩き出すとチェリンの仕事ぶりを見ていたキム室長と鉢合わせします。
よく似合ってる 天性の営業部員ね
何故ここに?
通りかかっただけよ 簡単に諦めないでー 何度でも奥様にすがってみないと
口出しは無用です 室長には関係ありません
チェリンが行こうとすると室長が前に立ち止めました。
お前は変わったわね 誰の影響かしら 以前ならなんとしてでも家に帰ったはず
今は私を愛してくれる人がいるからです
あの人が守ってくれると? あの貧しい男が?
チェリンは室長を見つめます。そして歩いて行きました。
🍀🍀🍀
キム室長はウニョクの家を訪ねます。
私をご存知?
室長は驚いているウニョクに聞きました。そして部屋に入ると中を見回します。
チェリンとここで生活を? 愚かですね 償いをしたいなら秘密は墓場まで持っていかないと 罪の意識を抱えたまま生きていくべきです
室長はウニョクをきつく見ました。
それが本当の償いというものでは?
私に敵意を?
私はスアお嬢様を娘のように育ててました だからあなたのことを憎んで当然です
私を非難しに来たんですか?
他に何の用件が?
室長は部屋をながめて続けました。
チェリンはー ミン家で裕福に育ちました ムン家でもそう 根性のある子だから大逆転もあり得ます 上り詰めるかも
ウニョクはキム室長に近寄り話します。
チェリンは厄移しの儀式のために家に来たとか 迷信深いんですね 恐ろしい話です 何故ですか?
あの子の選択です 自分からミン家に残ると決めたんです
そうせざるを得なかった これは虐待ですよ 当時室長は何を? チェリンがひどい目に遭ってる時に一体何を? ・・どうであれあなたと大奥様は同罪です
この暮らしが幸せだと言えますか?
では不幸だと?
ミン家に帰してください 私が奥様を説得します
ウニョクは鼻で笑いました。
何故ここに?
言いましたよね スアお嬢様への仕打ちを・・
非難しに? チェリンの話ばかりだ その理由は? 娘同然に育てたお嬢様よりもチェリンが大切なようです
誤解です
図星ですよね
室長はウニョクを見つめます。ウニョクは目をそらしました。
他に話は? チェリンの迎えに行くので
2人は部屋を出ました。
大奥様は恐ろしい方です 覚悟した方が
階段を下りるとキム室長はウニョクに言いました。そして歩き去ります。
【へグムの報復】
ウニョクが車に乗ろうとするとチェリンから電話が来ました。
何処だ?
チェリンは公園のベンチからウニョクに電話していました。
早く来て 会いたいわ
すぐに行く
ウニョクが電話をしまうと後ろから男が肩を掴みました。しかしウニョクは逆に男の手を払い車に押し付けます。
うあ!
ウニョクは男の腕を締め上げました。
誰の差し金だ?
ウニョクは男を離します。
もしやー ナさんか
男は黙って腕をさすります。
🍀🍀🍀
ウニョクは男に従い車に乗りました。チェリンから電話が来ますがウニョクは出ません。
ウニョクさん、何故出ないの? まさか何かあったんじゃ?
チェリンは不安に駆られます。
🍀🍀🍀
ウニョクは暗い地下室に閉じ込められます。へグムが男と階段を下りてきてウニョクと対面しました。ウニョクはへグムに頭を下げます。
聞いたわ 自ら来たらしいわね 人として当然よ あなたと違って父親の方は法の裁きを受けたもの
ウニョクは項垂れてへグムの話を聞きます。
あなたが心底ー 償いをしたいと思ってるなら ここにいなさい
ウニョクの電話が鳴ったので男が電話を奪いました。
逃げようと思えば逃げられる ここは牢屋じゃないし見張りもいない スアの償いをしたいならここにいなさい 全てが終わったと思えるまでここで懺悔してなさい
へグムは冷酷に続けました。
光も入らず人っ子一人いないここでね
へグムはそう言うと男と出ていきます。
ウニョクさん?
チェリンはウニョクの家に行きますがウニョクはいませんでした。電話も繋がりません。
ウニョクさん 何処に行ったの? ・・まさかおばあ様が?
チェリンは青ざめました。
🍀🍀🍀
チェリンはへグム邸に急ぎます。
おばあ様が彼を連れ去りましたね 門を開けてください 確認したいんです!
チェリンはキム室長に門を開けて貰うとへグムの部屋に行きます。けれどへグムはいませんでした。
おばあ様はどこですか?
お寺に行ったわ
キム室長は答えます。
嘘ですね それなら室長も同行するはず 彼は何処ですか? 精神病院に監禁を?
捜してあげるわ その代わり条件がある
条件とは?
彼と別れて スアお嬢様の恋人でしょ
最後までスアの味方を?
何故私がお前の味方を?
私は別れません 自力で彼を捜します
チェリンはへグム邸を出てパシフィック社の専務室に向かいました。
彼がいないの おばあ様の仕業みたい
チェリンは専務室に入るとスアに告げました。
何故私に?
スアは仕事をしながら訊ねます。
おばあ様を説得できるのはあなたしかいないからよ
スアはチェリンを嘲笑いました。
笑わせないで 彼とあなたが一緒にいるところなんか見たくない そんなことを私に頼まないで
彼を捜して お願いよ
取り引きならしてあげてもいいわ 何もわかってないのね 私だったら彼を救うためなら生命だって惜しくない
スア・・
私忙しいの
チェリンは諦めて専務室を出ていきます。
🍀🍀🍀
スアは帰宅するとへグムの部屋に行きました。
彼を連れ去ったのはおばあ様なんですか?
スアはへグムに訊ねます。
まさか監禁してるんですか? 彼が怪我でもしたら・・
あなたの代わりに私が復讐してあげてるの
彼のことは憎くて堪らないけど・・ おばあ様、彼を諦められません 嫌です チェリンに取られたくないんです
未練なんてさっさと捨てなさい!
へグムはスアを怒鳴りました。
ひどい目に遭ったのにとんでもない
それはわかってます
スアは泣きながら明かしました。
実は自分からついて行ったんです
え?
へグムも控えているキム室長も驚きます。
あの日私は自分から彼の手を取りました でも・・彼は途中で”帰れ”って・・
今の話は本当?
へグムは動転して聞きました。
はい
スアは涙を流しながら応じます。
🍀🍀🍀
ウニョクは暗い地下室で椅子に座っていました。そこにスアが扉を開けて入って来ます。ウニョクはスアを見て立ち上がりました。
我ながら嫌になるわ 裏切った男を助けに来るなんて
スアはそう呟やくとウニョクを見ました。
そうね 誘拐のことはともかく裏切りは許せない 仕返しさせて貰う 当然でしょ
ウニョクはスアを見つめます。
私に従えばおばあ様が許してくれるって うちの会社で働いて 私のパパみたいに社長になれるかもしれないわ
スアは手を差し出します。
さあ 手を取って
ウニョクは寂しげに謝りました。
ごめん
早く私の手を取って 死ぬまでここにいることになるわよ 早くして
それでもウニョクは手を取りません。スアは手を下げました。
チェリンか好きなの? 死んでもいいくらい?
スアは何も言わないウニョクを睨みます。
🍀🍀🍀
スアはへグムの部屋に戻りました。
何故1人なの? あの男は?
おばあ様 お願いがあります
スアはへグムを見つめました。
🍀🍀🍀
チェリンはまた実家にやって来ました。
おばあ様にお話があります 門を開けてください
チェリンは応対に出たキム室長に頼みます。
スアお嬢様とお話し中よ
開けないなら扉を壊してでも入りますよ 早く開けて!
チェリンは大声を上げました。
🍀🍀🍀
チャ・ウニョクを潰します
スアは険しい顔で告げました。
チェリンに渡したくないの
へグムは呆れ顔になります。
自分が何を言ってるのかわかってるの?
はい
スアが答えているとへグムの部屋にチェリンが入って来ました。
彼は一体何処にいるんですか?
チェリンはへグムに訊ねます。
警察に通報するしかないようですね
チェリン!
部屋に来たキム室長がチェリンを止めようとしますがチェリンは聞き入れません。
拉致 監禁 脅迫だとー 通報しますよ!
”通報”? 私を脅してるつもり?
へグムはテーブルに携帯を置きました。
通報しなさい 逮捕でも何でもさせるといい その前にあの男を闇に葬ってやる
チェリンは泣きながらへグムの前に座りました。
おばあ様! 株も譲り渡したし、家も追い出され、専務も解任された 他に何をすれば?
チェリンは自分を睨むへグムに訴えました。
おばあ様、彼は不憫な人なんです 誘拐犯の父親と子供を捨てた母親・・ 子供は親を選べません 親を選べるなら私もスアみたいにこの家に生まれたかったです
チェリンは泣きながら話します。
もういい! 出て行って
へグムは無情に命じました。
キム室長! すぐに追い出して
言う通りにします
チェリンはへグムにすがりました。
どうかお願いです 彼を解放してあげてください!

<画像出典>navicon.jp/news/71024/
何と引き換えに?
へグムはチェリンに問いました。
あの男を解放すればいいかしら?
籍を・・抜いてください
チェリンは泣きじゃくりながら伝えます。へグムもスアもキム室長も驚愕してチェリンを見ました。
この家との縁を切ってください! お望みどおりに養子縁組の解消を!
チェリンはへグムに叫びました。
【家族との別れ】
ウニョクは暗い地下室で頭を抱えていました。するとドアが開いてチェリンが入って来ます。
チェリン・・
ウニョクはチェリンに歩み寄ります。
何故ここに?
何をしてたの? すごく捜したわ
チェリンはウニョクの手を引きます。
行きましょ
ウニョクはチェリンと地下室を出ました。
🍀🍀🍀
本当に怪我をしてないのね
家に帰りチェリンはウニョクの様子をながめて聞きました。
大丈夫だ 覚悟はしていたが無事だった 後で何かされるかもしれないが
それはないわ おばあ様は私に勝てない 切り札を使ったもの
”切り札”って? ・・まさか
ウニョクは顔色を変えます。
まさか・・違うよな 君が必死で守って来たのに
そうよ 籍を抜かれる
チェリン
私が提案したの 方法がなかった
すぐミン家に行って取り消して来い
あなたも”捨てろ”と言ったでしょ
無理なんだろ? 必死で守って来たのに 行こう
ウニョクはチェリンの手を引いて立ち上がりました。
取り消さないと
チェリンはウニョクの手を離します。
何処に行くの ここが私の家よ あなたは私の家族よ
20年も守り抜いてきたものを捨てるなんてバカだ
でも捨てたの チャ・ウニョクほどの意味がないから
チェリンは目を潤ませます。ウニョクはチェリンを抱き寄せました。2人は涙を流しながら抱き合います。
🍀🍀🍀
へグムはヘランとジュンシクにチェリンとの話を伝えました。
自分から言ったのよ 二言はないはず
でも籍を抜くなんて
ヘランは不満げに漏らします。スアは眉を寄せてヘランを見ました。
やっと家族水入らずで過ごせるわね せいせいしたわ 赤の他人を追い出せて 嬉しいわ
へグムは笑いますがジュンシクやスアは笑顔なく俯きます。控えているキム室長は怒りで顔を歪めました。
【謎の男の出現】
朝になってウニョクが車に乗ろうとするとバイクの男がバットで殴りかかって来ました。応戦したウニョクは男の腕に”薔薇の入れ墨”があるのに気づきます。ウニョクは男のヘルメットを取って顔を見ようとしますが、男はウニョクを殴るとバイクで逃げて行きました。
クソ・・
ウニョクが息を荒げているとジェサンから電話が来ます。
🍀🍀🍀
用もなく呼び出すなと言っただろ
ウニョクは社長室でジェサンに告げました。
呼べば来るくせに チェリンの手を取って逃げただろ 本当に怖いもの知らずだよな
尾行しただろ
俺じゃない まあお前のことだから恨みを買ってるだろうな
これが最後だ 二度と電話しないでくれ
ウニョクは社長室を出ていこうとします。
彼女とはどうする気だ? メイク・パシフィック社などチェリンにやってもいいんだ
ウニョクはジェサンを見ました。
だがお前がいるから渡したくない 足手まといになってる自覚はないのか? ・・もういい 会長の所へ行け
ジェサンに言われてウニョクは社長室を出て会長室に向かいました。
チャ・ウニョク いつかぶっ殺してやる 見てろ
ジェサンは1人になると呟きます。
🍀🍀🍀
お呼びですか
ああ かけてくれ
テサンに促されてウニョクはソファーに座ります。
最近どうだ?
おかげさまで
それは良かった 男が生きるうえでしてはいけないことがある
テサンは語り出しました。
自尊心を傷つけ他人の女に手を出すことだ だがお前はその両方をジェサンにした
会長・・
他のものはともかく1つだけ返して欲しいものがある
は・・?
ミン・チェリンだ
ウニョクは目を見開きます。
私がことを起こす前にジェサンに返してやれ 持ち主に返してやらんとな そうだろ?
テサンはウニョクを脅しました。
🍀🍀🍀
社長室でジュンシクは発注書を見て眉を寄せました。
この発注量は? 誰がサインを?
ジュンシクは担当の社員に訊ねます。
・・ミン・スア専務です すでに入庫を・・
何だと?
その時ノックして社長室にスアが入って来ました。
パパ ティータイムよ
スアはテイクアウトの紅茶を差し出します。
スア、お茶どころじゃない どういうことだ? サインの前に確認したか? 発注量が多すぎる
私はただサインを・・
スアは担当の社員を見ました。
なんて不注意な 下手したら倒産だ サイン1つが生命取りになることもある 長く保存出来ない物なんだぞ
問題ないと思ったの 悪いのは私だけ?
何だと? お前は専務だぞ 部下のミスはお前のミスでもあるんだ それだけ責任重大な役職だ!
ジュンシクに激怒されスアは俯きます。
🍀🍀🍀
ジュンシクに叱責され腹を立てたスアはロビーで担当の社員を呼び止めました。
ちょっと あなた
社員はスアを見ます。
私と話を
社員はスアに近寄ります。
何でしょうか
さっきのミスは私の責任じゃない あなたの確認不足が原因では? 単位を間違えたのは誰よ
営業から帰って来たチェリンはスアと社員の話を偶然耳にします。チェリンは険悪な雰囲気の2人をながめました。
パパに怒られたじゃない
社員は思わず笑います。
それは・・すみません
口だけなの?
スアは持っていた紅茶のカップの蓋を取り社員の頭に紅茶をかけました。ロビーにいた社員は仰天してスアの行為を見つめます。
ちょっと・・!
チェリンが駆け寄ってスアの手を下ろします。
手を離してよ!
スアは叫びました。
何してるの? やめなさい 社員が見てるわ
チェリンに言われスアは自分を見ている社員に怒鳴りました。
何見てるのよ!
社員達はバラバラと散っていきます。ロビーにいたドフンはスアの起こした騒ぎに気づいて困惑しました。
なんてことを ひどいわ 腹が立ったとしても何故?
スアはチェリンの手を払うと睨みつけて歩いて行きました。チェリンは紅茶をかけられた社員を気遣います。
大丈夫ですか?
社員はハンカチで顔を拭きながら笑いました。
大丈夫です
社員は頭を下げ去って行きます。
スアは一体何を?
ドフンが来てチェリンに言いました。
発注書にミスがあってー 怒られた腹いせみたい
だからってひどすぎる 人が変わったようだ どうしてだろう? ・・そうだ
ドフンはため息をついてからチェリンに問いました。
”頼み”って何だ?
あ・・ 協力して欲しいことが
チェリンはドフンに請いました。
🍀🍀🍀
夜になってヒョンスクはへグム邸の門の陰に隠れながら家の様子を窺います。
母さん! やっぱりここだ
クムジュとドンジュが来てヒョンスクに声をかけました。
おばあさんに見つかるわよ 帰ろう
そうよ 待ってても無理だから
2人の娘はヒョンスクの手を引っ張ります。
会いたかったら今度電話してみたら?
私はヨンジュに会う資格はないの 電話なんか出来ないわよ
ヒョンスクはクムジュの提案を拒みました。
私はただここでこうしてじっと待ってたら あの子の影でも見えるんじゃないかと思って・・
情が深すぎるのもいい加減問題よ とにかく帰ろう
ドンジュがヒョンスクを抱き抱えて帰ろうとしました。
そうよ おばあさんに会ったら大変だから
2人の娘は無理やりヒョンスクを連れて行きます。
3人が歩いていると帰宅するスアの車とすれ違いました。けれどスアは3人に気づかずに家に入ります。
🍀🍀🍀
スアが沈んだ顔で居間に行くとヘランが迎えました。
話は聞いたわ 誰だってミスはするわよ
ヘランはスアの手を取って優しく笑います。
ええ・・
おばあ様に挨拶して
🍀🍀🍀
スアはへグムの部屋に行きテーブルにつきました。
私がもみ消してあげる 二度と失敗しないで 部屋で休みなさい
はい・・
へグムに言われてスアは自分の部屋に行きます。
全く・・
へグムは舌打ちしました。
困ったものね しっかりしてほしいわ 頼りにならない いくら学がないとはいえ私の孫がここまで無能とは
へグムは壁際に控えて立っているキム室長に話します。
まあこの程度で済んで幸いだと思わないと
キム室長はテーブルの席についてへグムに提案しました。
いっそチェリンを役員に戻して仕事をさせてみては? スアお嬢様が慣れるまで
それは無理よ 追い出した人間を呼び戻せないわ
能力はあるので利用すべきかと
簡単にはいかないわよ
では・・チェリンをどうするおつもりで?
そのうちクビにする
キム室長はへグムの残酷な言葉に眉を顰めます。
🍀🍀🍀
ウニョクは家で昼間の出来事をチェリンに伝えました。
あなたをよく知ってる人間の仕業ね
君の味方だが・・俺を排除したい人間の仕業だ
私にとってあなたは大切な存在なのに?
俺達を引き離したいんだ
スア? おばあ様? ムン・ジェサン? ・・でもこの3人は私の味方じゃない
誰であれ存在がバレたと知ったら今後何をしてくるかわからないぞ
ウニョクはチェリンを見ました。
あともう1人要注意人物が・・
誰のこと?
ウニョクはテサンがチェリンをジェサンに返すよう要求したことを思い浮かべます。
いや・・
誰のことなの?
なんでもない
ウニョクは横を向きます。
🍀🍀🍀
テサンは家でジェサンとお茶を飲みながらパシフィック社の新しい専務について訊ねていました。
本物の社長令嬢が専務になったと?
はあ〜 父さんは何でも知ってるんですね チャも辞めたと言うのに何処から?
わしが知らないとでも? そんなことより契約の件だが・・考え直した方がいいな
一体どうして?
新しい担当者が無能なのは問題だろ?
ろくに確認もせずに発注書にサインしてましたよ そのうちやらかす
ジェサンは笑いました。
そうか そうだろうな
テサンも笑ってお茶を飲みます。
テサンが吸収合併するチャンスですね
できるか?
機会を窺ってる最中です
ジェサンは答えました。
🍀🍀🍀
発注ミスの件だ プランは?
パシフィック社の社長室でジュンシクはスアに聞きました。
原料の消費期限は短いから注意が必要だ
はい
同席しているドフンは困った様子で2人をながめました。
失敗は繰り返すな おばあ様からの頼みもあり今回は大目に見る あの原料をどうするか・・ 部屋に戻れ
スアは社長室を出ると一緒に来たドフンに憤りをぶつけました。
パパったらムカつく 私のミスじゃない 部下が悪いのよ
認めるのも勇気だ 君は変わったな
スアはドフンを見ます。
これが私の本当の姿よ
チェリンなら最善を尽くすはずだ
またチェリンの話? 彼女が専務室で働いてる時私は足を棒にして化粧品を売り歩いてたのよ!
感情的になるな チェリンに助言を・・
いいえ 私がなんとかする
スアは歩き去ります。
🍀🍀🍀
スアが専務室に戻るとジェサンが来ていました。
いつからここに?
少し前に 機嫌が悪そうだな ひどい顔だ
ジェサンはデスクについたスアを見て言いました。
何でもない
ジェサンはソファーから立ち上がりデスクの前に立ちます。
どうした? 理由を言ってみろ 助けてやれるかも
この間の発注の件です サインしただけなのに怒られました
大したことじゃない 後始末さえすれば大丈夫さ
”後始末”?
社長の指示を待ってないで廃棄処分にするんだ どうせ捨てる物だし社長の同意も要らないだろう
スアはジェサンの話に考え込みました。
社長の魂胆がわかるか?
”魂胆”って?
これは見せしめだ 君に罰を与えてる どうせ廃棄するしかないだろうに
ジェサンは窮地にいるスアに罠をかけます。
🍀🍀🍀
チェリンが出勤しようとしてウニョクと階段を下りて来るとバイクの男が家の前にいました。
あの人は・・
ウニョクは男を見てチェリンに言います。
気にするな 俺が尾行する
大丈夫?
平気だよ
じゃあ・・ 行ってくる
チェリンは会社に向かいます。バイクの男が走り出すとウニョクは友達のギョンシクに電話しました。
ギョンシク バイクの追跡を頼む ナンバーはソウル、鍾路2635
🍀🍀🍀
チョは以前借金した金貸しの事務所を訪ねました。
確かにここだったな
チョは事務所の階段を上りながらこの事務所とのいきさつを思い出します。
20年前チョはここで借金をしましたが返せずに社長から脅されました。
一体いつカネを返すつもりだ?
ヒョンナムという社長の手下がチョをバットで殴りつけました。ヒョンナムの腕にはウニョクが見たのと同じ薔薇の入れ墨がありました。ヒョンナムが頭を殴ろうとバットを振り上げたのでチョは観念しますが、ヒョンナムはチョを避けて机を叩きます。
はあ・・
チョが命拾いしたと安堵していると社長が告げました。
それじゃあカネの代わりにひと働きして貰おうか
何だって? わかったよ なんでもする
チョは怯えて応じます。
それを
社長がヒョンナムに指示するとヒョンナムはチョに写真を投げました。それはスアの写真でした。
写真の子を捕まえてー 家から離れた所に捨てろ
社長はチョに命じました。
は?
チョは仰天して社長を見ました。
あの社長が全ての始まりだった あいつを捕まえてやる
チョは事務所のドアを開けます。
🍀🍀🍀
けれどチョは事務員の女性から社長は亡くなったと告げられます。
何だと? 苦労してここを探したのに! 社長は死んだって?
先代の社長は一昨年亡くなりました
なんてこった
チョが嘆いているとヘルメットをした男が事務所に入って来ました。事務員は笑って男に挨拶します。
社長、お疲れ様です こちらが今の社長です
事務員はチョに教えました。男はヘルメットを取ると椅子に座って新聞を読み出します。
どなたでしょう
人を捜してたがあんたじゃないようだ あの社長野郎! 死ぬ前に俺の潔白を証明してくれよ 誰にも信じて貰えない!
チョは悔しそうに声を上げました。
俺を唆した人間を必ず突き止めてやるぞ!
現社長は騒いでいるチョをチラリと見た後で素知らぬ顔で新聞を読み続けます。その腕には薔薇の入れ墨がありました。
🍀🍀🍀
ドフンはチェリンから預かった養子離縁届を持ってへグム邸に行きます。そしてへグムに差し出しました。
これでやっと籍を抜ける
へグムは満足げにドフンに微笑みました。
本当に養子縁組の解消を?
あの子が自分で決めたことでしょ ドフン、処理を頼むわ これでチェリンとの縁がスッパリ切れるわね 二度と会うこともない
ドフンはへグムの言葉に顔を曇らせます。
🍀🍀🍀
ドフンが家を出て庭を歩いているとキム室長が追って来ました。
ペク弁護士
はい?
あの離縁届ですがどんな手続きを?
区役所に提出します 受理されて3日後に籍が抜かれます
ドフンは説明しました。
提出さえすれば全て終わるんですね
そうです
書類を見せて貰えますか?

<画像出典>ameblo.jp/u7g5mc8i6/entry-12710125818.html
ええ・・
ドフンは鞄から封筒を出してキム室長に渡します。キム室長は封筒から書類を出して目を通しました。
第25話の見どころ
薔薇の入れ墨のあるバイクの男の正体がわかりました。ウニョクを襲ったところをみるとチェリンから離れない邪魔な存在だとして潰そうとしたということですね。昔チョにスアの誘拐を命じた金貸しの社長の手下でした。

<画像出典>navicon.jp/news/71024/
またチェリン達の周りをうろついているということは誰かからの指示だということです。一体誘拐事件を企んだ張本人は誰なんでしょうか?
第25話の感想
スアになって裕福な社長令嬢になったにも拘わらず意地の悪い性格になってしまったヨンジュ。専務になって仕事のミスをジュンシクに怒られると部下の頭に紅茶をかけるとはひど過ぎる行為です。

<画像出典>ameblo.jp/u7g5mc8i6/entry-12710125818.html
ウニョクに裏切られヒョンスクに騙されたと知ったことで人間を信じられなくなったんでしょうか?チェリンに対してもウニョクを奪われた恨みを抱くばかりで自分の性格に対する反省がありません。早くそんな自分の姿に気づいて欲しいですね。


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