BS日テレ新ドラマ「ポロス~古代インド英雄伝~」(第二週)を観て、古代インドの歴史を紐解いてみた。そしてドラマのネタバレあらすじや感想も!

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こんにちは。カナエです。

インドドラマ「ポロス~古代インド英雄伝~」パウラヴァ国とタクシラ国が激しく争っていますが、今回はこのドラマの舞台になった紀元前のインドがどんなものだったのかを考えていきたいと思います。

紀元前4世紀頃のインドは実際どんな国だった?そしてアヌスヤ王女とバムニ王の夫婦の行方は??

紀元前500年頃のインド周辺はアケメネス朝ペルシアが隣で大きな帝国を築いていたようです。

<アケメネス朝ペルシア>(ピンクの部分)

<画像出典>https://sekainorekisi.com/glossary/%E3%82%A2%E3%82%B1%E3%83%A1%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%9C%9D/

「ポロス~古代インド英雄伝~」(第二週)で出てくるマケドニアはヨーロッパの突端の小さい部分。ここからあの青年王アレキサンダー大王がインドまでぐぐっと国を拡大してくるんですね。アレキサンダー大王はアケメネス朝ペルシアの君主ダレイオス3世を滅ぼして大帝国を築きインドまで侵略してきました。ここで「ポロス~古代インド英雄伝~」の主人公ポロスとの戦いが始まるということらしい。アレキサンダー大王の行った戦争を調べてみましたが、インドでは紀元前326年にパウラヴァ族の王ポロスと戦ったと記されています。実際にポロス王はいたのですね。

・・それにしても?ダレイオスって聞いた事ありませんか??そうです。「「ポロス~古代インド英雄伝~」の冒頭から登場したペルシャの商人がダレイオスでしたよね。パウラヴァ国やタクシラ国に忍び込んで国の君主を懐柔しようとするダレイオスをみているとやはりペルシャの国になんか関係がありそうな気がします。お供の男性からも陛下って呼ばれているし、もしやアケメネス朝ペルシアの王族なのかしら?謎が深まりますね。

紀元前4世紀の頃のインドではマガダ国とコーサラ国が抗争を繰り返していました。ちょうどこのドラマの舞台になっている時代にはナンダ朝マガダ国をチャンドラグプタが倒してインドを統一するマウリヤ朝マガダ国が誕生しています。もしかしたらこれらの国々をモデルにしてこのドラマが作られているのかもしれませんね。

というわけでドラマの背景のお話はここまで。

ここからBS日テレ海外ドラマ「ポロス~古代インド英雄伝~」のネタバレあらすじを詳細したいと思います!

🏔BS日テレ海外ドラマ「ポロス~古代インド英雄伝~」(第二週)のネタバレあらすじ

突然だれだぁ~?と思いきやこのイケイケお兄さんはパウラヴァ国のバムニ王役のアディティヤさんでした!面影は髭だけかな?

**「ポロス~古代インド英雄伝~」第3話~7話のネタバレあらすじ**

バムニ王との婚礼の夜を過ごした翌朝アヌスヤ王女は婚礼の床に矢を射られます。それは二人の結婚に怒ったバムニ王の兄、シヴダット宰相の仕業でした。そして宰相と彼の部下に追われて逃げ惑うアヌスヤ王女はバムニ王に助けを求めます。しかし兄と弟は実は二人で王女を辱めようとしていたのでした。それはシブダット宰相を侮辱した王女の兄、アンビ王への報復でもありました。

衝撃を受け一人うずくまる王女のもとへペルシャの商人ダレイオスが近づきささやきます。自分の母国と王女様の母国でともにパウラヴァ国を滅ぼそうと。

しかしアヌスヤ王女は再びバムニ王と対峙してダレイオスの策略を暴露しました。そして二つの国の絆を結ぶために結婚した以上母国には帰らずここパウラヴァ国に留まると言います。アヌスヤの言葉はバムニ王の心を動かし王は両国を結ぶ絆を再び築くために真の夫婦になることを誓うのでした。

そしてバムニ王の子供を身ごもったアヌスヤ。子供がインドで最強の王になるという予言を受けて二人は微笑み合います。

<画像出典>https://zakkioh.com/porus/

パウラヴァとタクシラ両国の和睦と出産のため母国にバムニ王と向かったアヌスヤですが、一見優しそうに迎えた兄のアンビ王の心の中は恐ろしい策謀に満ちていました。

アヌスヤの出産の祝いに沸く宮殿の中にパウラヴァ国で追放したペルシャの商人、ダレイオスの姿を見つけたアヌスヤは不吉な思いに駆られて後を追いました。そしてダレイオスが兄のアンビ王と結託してパウラヴァ国を滅ぼそうとしているという恐ろしい事実を突きとめます。なんとか兄を止めようとするアヌスヤですが非情なアンビ王は逆に夫のバムニ王と妹の腹の子供を殺すと脅しました。なんとか夫と子供の命だけは・・とすがるアヌスヤにアンビ王はそれなら自分の言う通りにしろ、と命じるのでした。

<画像出典>https://getnews.jp/archives/2804848

兄のはかりごとに従うしかなくなったアヌスヤ。二人の祝いの席でわざとバムニ王を侮辱してパウラヴァ国に帰そうとしますが、アヌスヤを愛するバムニ王は聞きません。王の尊厳を失わせるためにバムニ王の髪を切ることになったアヌスヤはアンビ王が毒をぬらせた刀でバムニ王を傷つけてしまい王は瀕死の状態に陥ります。

それを見たシヴダット宰相たちが王を救済しようとタクシラ国の兵隊と戦いはじめ、祝いの席はたちまち戦争状態になってしまいました。バムニ王を担ぎ出して門外に出ようとする宰相たちに矢を向けたアンビ王の首にアヌスヤが剣を突きつけます。

すべてはあなたが宰相を侮辱したことから始まったこと

妹に一瞬でも愛情を感じたことがあるなら戦闘を止めて、と言うアヌスヤにアンビ王は従い戦闘は止みました。

アヌスヤとアンビ王との諍いの一部始終を見ていたパウラヴァ国のリプダマン総士官はアヌスヤのバムニ王への愛を知ってアヌスヤをバムニ王のもとへつれて行きます。バムニ王は万が一の為に兵を駐屯させていた陣地に運び込まれ治療を受けていました。バムニ王の容体が安定したことを知ったアヌスヤは涙を流して喜びます。

しかしアヌスヤを見たシヴダット宰相が刀を向けます。それをリプダマン総士官が遮りました。

この方は味方です。殺めてはいけない

しかしシブダット宰相は信じません。危険を感じたリプダマン総士官はアヤスヤと逃走しますが身重のアヤスヤでは逃げ切るのは絶望的でした。

そして追手の迫るなか身を隠した洞穴でアヤスヤは子供を産み落とすのでした・・。

💔「ポロス~古代インド英雄伝~」の感想

いや~すごい展開ですね~😓。雨の中でアヌスヤが子供を産み落とすシーンはあまりに可哀想でした。誰も身重のアヌスヤを労わらない・王女様なのに逆に殺されそうになるなんて💦。

せっかく子供を産んでもどうなるんでしょうね。もちろん子供はこれから活躍する主人公のポロスでしょうから無事に育つのでしょうが、敵ばかりのアヌスヤは大丈夫でしょうか・・。再びバムニ王と結ばれることができるのかな?とても心配です!

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