映画「シッダールタ」と「リトル・ブッダ」を観て年の初めに“悟り”について考えてみた!
こんにちは。年も改まりましたね。カナエです😊。
BS日テレで古代インドの歴史ドラマ「ポロス~古代インド英雄伝~」が始まったので、今回は「シッダールタ」と「リトル・ブッダ」というどちらもお釈迦様関連のインド映画二つをご紹介したいと思います。
映画「シッダールタ」と「リトル・ブッダ」について
✋映画「シッダールタ」は抒情的な美しさにあふれた映画

<画像出典>http://yururi.hatenadiary.jp/entry/2014/05/25/191910
とても映像の綺麗な映画だったのに昔の映画のせいか動画も画像も見つからず残念でした・・
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製作年1972年 米映画
監督コンラッド・ルークス
原題SIDDHARTHA
脚本コンラッド・ルークス
原作ヘルマン・ヘッセ
キャストシャシ・カプール、シミ・ガーレワール、ロメーシュ・シャールマー他
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ドイツの文豪ヘルマン・ヘッセの小説を映画化しています。
恵まれたバラモンの家庭に生まれたシッダールタ(シャシ・カプール)は、自我や真理の追究のため友ゴーヴィンダ(ロメーシュ・シャールマー)と苦行の旅に出ました。しかし宗教上の思想の違いからゴーヴィンダと別れたシッダールタは自分自身の悟りを得ようとあてもない旅を続けます。旅の途中で彼は遊女カマーラ(シミ・ガーレワール)と出会い自堕落な生活にはまります。カマーラと暮らして商売が成功し富も得ましたが、シッダールタは空しさを感じました。彼はカマーラから去って河の渡し守の仕事に就きます。河は彼に“悠久の時間”を教えてくれました。
その後カマーラに再会したとき、彼女はシッダールタの息子を連れていました。カマーラが毒蛇に噛まれて死んだのでシッダールタは息子を引き取ります。彼は息子を愛して育てますが、息子は街の生活を望んで逃げてしまいました。
渡し守を続けて老いたシッダールタは、老僧となったゴーヴィンダと河のほとりで再会します。彼はゴーヴィンダに時は無限であり、すべての現象は通じ合っていると語るのでした。
✋映画「リトルブッダ」は輪廻転生の物語
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インドの王国の皇子として誕生したシッダールタ(キアヌ・リーヴス)。その誕生の祝いの席で遠方からやってきた賢者が皇子は世界の救済者となるだろうと予言しました。それを聞いた父親の王は皇子が自国から出ていく事を心配して苦しみの無い楽園のような生活を送らせます。皇子は結婚して幸せに暮らしていましたが、外の世界に興味が募り城の外へと出かけてみました。そこでシッダールタが目撃したのは病に苦しむ病人や横たわった死人でした。自分が暮らしていた世界はまやかしだったことに気づいたシッダールタ・・。彼は世界の救済のために修行の旅に出るのでした・・。
きびしい修行を続けるシッダールタですが、悪魔が現れて堕落させようとします。悪魔は美しい女性に姿を変えてシッダールタを誘惑し、火の矢を放ってきました。それでも屈しないシッダールタに悪魔は降参して消え、シッダールタはブッダとして覚醒するのでした。
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