あのスネイプ先生を演じた名優アランリックマン出演の映画「いつか晴れた日に」にジンときた!加えて映画のネタバレあらすじ、感想も!!

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映画記事

コロナ禍は終わりませんが国内の移動は自由になって賑やかになってきましたね🚙

今回は映画「ハリーポッター」シリーズでスネイプ先生を演じたアラン・リックマンの若きお姿が拝める映画「いつか晴れた日に」をご紹介します💛

映画「いつか晴れた日に」で姉妹は幸せな結婚が出来るのか?耐え忍んだ姉のもとを訪れた人物とは??

映画データ

製作年    1995年 アメリカ・イギリス合作映画

監督     アン・リー

脚本     エマ・トンプソン

原作     ジェーン・オースティン

キャスト  エマ・トンプソン、ケイト・ウィンスレット、ヒュー・グラント

アラン・リックマン他

受賞歴    アカデミー賞・脚色賞受賞

映画のあらすじ(ネタバレ)

19世紀初頭のイギリス、ダッシュウッド家の当主が亡くなりその妻と三人の娘、エリノア(エマ・トンプソン)、マリアンヌ(ケイト・ウィンスレット)、マーガレットが残されますが、当時相続は男子しかできないことになっていて遺産は先妻の息子のジョンに引き継がれました。家族が住んでいる屋敷もジョンのものになり、ジョン夫婦が屋敷に移ってきます。住み慣れた家を引っ越さなければならなくなったエリノアたち家族ですが・・長女のエリノアは失意に沈む年老いた母親や妹たちを支えようと気丈に振舞います。そんな時ジョンの妻ファニーの弟のエドワード(ヒュー・グラント)が屋敷にやってきて、心優しいエドワードとエリノアは親密になるのでした。

<画像出典>https://www.perioddramas.com/drama/sense-and-sensibility.php

けれど家族の引っ越し先が決まりエドワードもロンドンに戻ることになります。二人は想いを伝えあうことなく離れ離れになるのでした。

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引っ越し先は叔父のミドルトン卿の別宅でしたが、それまで住んだ家と違って古めかしく寒々しいところでした。そこへ叔父の友人であるブランドン大佐(アラン・リックマン) が挨拶に来ますが、美しい次女のマリアンヌに夢中になります。けれどマリアンヌは年上の大佐に気がなく偶然出会った青年ウィロビーと恋仲になるのでした。

<画像出典>https://www.perioddramas.com/drama/sense-and-sensibility.php

ウィロビーと結婚できると信じていたマリアンヌでしたがウィロビーは資産のある娘と婚約してしまい別れを切り出されます。一方エリノアの方もエドワードに婚約者がいることを知って内心苦しむのでした。

ウィロビーを失った悲しみからマリアンヌは雨の中を彷徨い倒れてしまいます。そんな彼女をブランドン大佐が助けますが、マリアンヌは重い感染症に罹っていました。必死で妹を看病するエリノア、それを見守るブランドン大佐・・。一命をとりとめた時マリアンヌは初めて大佐に礼を言うのでした。

<画像出典>https://www.perioddramas.com/drama/sense-and-sensibility.php

ミドルトン卿の屋敷で家族は穏やかに暮らしていました。ブランドン大佐の深い愛を知ったマリアンヌは大佐といい雰囲気に。二人を眺めるエリノアたち家族も笑顔です。

そんなエリノアのもとに意外な来訪者が!結婚したと思っていたエドワードでした。彼の婚約者が心変わりしたおかげでまだ独身だったエドワードはエリノアに求婚しに来たのです。

<画像出典>https://www.perioddramas.com/drama/sense-and-sensibility.php

誰にも彼への想いを告げずにいたエリノアは我慢できずに嬉し涙を流すのでした・・。

そしてある晴れた日、青空の下でエリノアとエドワード、マリアンヌとブランドン大佐の結婚式が皆の祝福を受けて晴れ晴れしく行われるのでした・・。

映画の感想…不遇な時代を生きた女性たち

<画像出典>https://www.perioddramas.com/drama/sense-and-sensibility.php

この時代、遺産分与の権利がなかった女性たち。だから父親がなくなった場合女性は実兄がいれば兄を頼って暮らすしかなく、結婚が唯一の自立の方法だったんです。いかに良い旦那さんを見つけるかは未婚女性にとって死活問題だったんですね。それにしても年老いた妻が遺産を受け継げないなんてひどいですね・・もし男の子がいなかったら甥とかに遺産がいくってことなんでしょうか。そしたら義理の甥とかと暮らすってこともあり得るんで・・嘆く女性が多い時代だったんでしょうね~~。

この映画で長女のエリノアはしっかりしてるけれど異性に自分の気持ちなどとても言えない内気なタイプ、そして次女のマリアンヌは対照的に奔放な性格として描かれています。そして映画の最初の部分で出てくるヒュー・グラント演じるエドワードもとってもはにかみ屋さんみたいでとてもこの二人では恋愛が進みそうもないなあと思ってたら、エドワードは最初と最後に(間にちらっと出るけど)出てくるくらいで出演時間は少なかったなあ・・←ヒュー・グラント好きのカナエにはちょっと残念でした。

エリノアはもうエドワードも結婚したし年も年だし、まあ私には結婚相手なんて現れないと諦めていた頃、救いのようにエドワードが現れてまあ良かった!なんだけど・・それならもっと早くエリノアに知らせられるんじゃないかとちょっと不自然感がありました。映画としては最後までひきのばして二組を幸せに結婚させてハッピーエンドを狙ったんでしょうけどね(その意図は充分観る側に伝わりました。苦労して来た長女も報われて良かったなあ💛💛と思いましたけどね)。でも婚約者と結婚しようとしていたエドワードが(ずいぶん昔にそういう話になってもう仕方ないかって風でしたが)その婚約者が心変わりして(なんと彼の弟と結婚したらしい!)それでエリノアの処へ来るってねえ・・適当な感じがするなあ。エリノアもずっと彼のことが好きだったから確かに万々歳なんですが、ちょっとエドワードが煮え切らない男に思えました。

それにしてもアラン・リックマンをみるとやっぱりスネイプ先生が懐かしくなってしまいます。映画の中でスネイプ先生は死にアラン自身も亡くなってしまいましたが・・😌この映画のブランドン大佐はいい役でした!

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