映画「モーガン夫人の秘密」は何故低評価なのかその理由は??加えてネタバレあらすじ、感想も!
熱中症が心配な季節ですね。カナエです😊
今日はカーペットを洗濯しようと近くのランドリーまでマスクをして歩いたのですが、モアっと暑い!日傘は射してるしカーペットは重いしでちょっとアップアップしながらランドリーまでいきました。
そしてランドリーで“50分1100円の洗濯乾燥コース”を押して去年いくらか残っていたプリペイドカードを差し込んだら(当然お金が足りてないのに)動き出しちゃってビックリ(*_*)!どうゆうこっちゃ?と思いながらうちに帰って旦那さんに言ったら前の人の情報が残ってたんじゃないかと言う。そんなことってあるのかな??
一年に一回カーペットを洗う用事でしかランドリーにいかないカナエには不思議なことでありました。もしかして前の人?ありがとうです💛
・・・で、今回は久しぶりのどっぷりしたメロドラマ映画「モーガン夫人の秘密」をご紹介したいと思います。
キーラナイトレイの正統な美貌に魅せられる映画「モーガン夫人の秘密」
👗映画詳細
製作年 2019年ドイツ・イギリス・アメリカ合作映画
監督 ジェームズ・ケント
脚本 リディアン・ブルック、ジョー・シュラプネル他
原作 リディアン・ブルック
製作総指揮 リドリー・スコット他
キャスト キーラ・ナイトレイ、アレクサンダー・スカルスガルド
ジェイソン・クラーク
👗映画のあらすじ(ネタバレ)
第二次大戦後のドイツの都市ハンブルグ。瓦礫だらけの街に駐留する英国の軍人ルイス(ジェイソン・クラーク)のもとに妻のレイチェル(キーラ・ナイトレイ)がやって来ます。夫妻は裕福なドイツ人から軍が接収した白亜の屋敷に住むことになりますが、そこにはまだ元々の住人である建築家のルバート(アレクサンダー・スカルスガルド)と彼の娘が住んでいました。敵国だったドイツ人をレイチェルは嫌いますがルイスは寄る辺の無い彼らに同情して追い出そうとしません。二人は自発的に屋根裏部屋へと移るのでした。

<画像出典>https://theriver.jp/the-aftermath/
ルイスとレイチェルには一人息子がいましたがドイツ軍の空襲で亡くしていました。レイチェルはその喪失感から抜け出せず、夫婦の仲はぎくしゃくしていました。それでもなんとかやり直そうとルイスのいるドイツに来たレイチェルですが、ルイスは軍の仕事に追われ多忙でレイチェルとはすれ違うばかりです。レイチェルの孤独感は増していきます。

<画像出典>https://theriver.jp/the-aftermath/
レイチェルは友好的にふるまうルバートに冷淡でしたが、彼が妻を戦争で亡くしたと知ると彼への敵意は消えていきます。そして息子と同じくらいの年齢の彼の娘には優しい気持ちを持ちます。
ある日レイチェルが屋敷のピアノを弾いていると学校から戻ったルバートの娘が一緒に弾き始めます。それを見たルバートはまるで死んだ自分の妻と娘のような二人の様子に涙を流すのでした。レイチェルはそんなルバートを抱きしめます。

<画像出典>https://theriver.jp/the-aftermath/
急速に親しくなっていく二人・・。軍から自由に移動できる市民としての許可を得たルバートは自分たちと別のところで一緒に暮らそうと言います。ルバートと新しく再出発しようと承諾するレイチェル。
夫ルイスにもルバートとのことを伝えました。しかしルイスから息子のことを思いだすのが辛くてきみを遠ざけてしまった・・、と聞くとレイチェルは心が大きく揺れます。
それでも引っ越しするルバート親子と汽車に乗ろうとするレイチェル。けれど最後の瞬間、汽車に乗らずに夫のルイスのところに戻るのでした・・。
👗大事な人を亡くした過去を持つ二人の悲恋
キーラ・ナイトレイが綺麗だったし、恋人役のアレクサンダー・スカルスガルドも寂しげで繊細な感じで素敵でした。そして夫役のジェイソン・クラークも敗戦国ドイツをなんとか復興させようと情熱を燃やす暖かみのある軍人役で、不倫した妻が戻るだけの魅力がありました。
なんでこの映画、そんなに評価が低かったのかなと思うんですが・・一つ言えるのは初めレイチェルは敵国のルバートを敵対視してたんです。でも夫のルイスは忙しく、自分は最愛の息子を失って悲しみが癒えないまま一人・・そんなレイチェルの孤独に苦しむ姿がうまく伝わらないうちに急にルバートと親しくなった唐突感が強すぎたのかなあとも思います。
もうちょっと恋人関係になる前の二人の心情を描いていれば観る側も納得がいったと思うんですけど。

<画像出典>https://theriver.jp/the-aftermath/
この映画の原題は「The Aftermath」で戦争直後とか戦争の余波、みたいな意味(なんで邦題では「モーガン夫人の秘密」なんてちょっと誤解を招くような題をつけちゃったのかな?)。戦争直後で絶望したり混乱したりしている人たちがちょっとトラブっちゃった、そんな意図の映画名だと思うんです。だから二人の戦争で喪失感に陥ったもの同士が突然恋に落ちてしまった、でも成就するはずのない恋愛だった、という映画なんですね。
カナエは映画の製作側が、それこそイングリット・バーグマンとかグレース・ケリーとかそんな時代の映画に倣った王道のラブ・ストーリーをあえて作りたかったんじゃないか、と思ったんですが、今の時代ではちょっと観客が乗り切れなかったのかもしれません。
ロマンス好きのカナエにはきちんとできてるし高評価な映画でした!(´∀`*)ウフフ
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