【知っているようで知らない童謡について調べてみた】“赤い靴”ってどんな歌なんだろ??

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こんにちは。カナエです(⌒∇⌒)

クリスマスですね🎄。今日は朝ドラの「スカーレット」を見て朝から号泣。

ああトウチャンが死んじゃったぁ~~

なんでしょうね。戸田恵梨香さん演じるきみちゃんだけ呼び止めて頭をぽんぽん。そのまま逝っちゃうなんて・・可愛い娘だったのね😭(←でも妹が可愛そうな気もしたぞ!)

そういえば戸田さんが当麻紗綾という刑事で当たり役だった「スペック」(大好きでした💘)でも北村一輝さんは確か暴力団対策本部(その当時は「マルボウ」と呼ばれてた)の刑事かなんかで共演していて今回のトウチャンとも性格がかぶってたかな。それ以来何回死んだんでしょう北村一輝さんは・・そういう役が多いよね。なんとなく二人でいると慣れてるっていうのか和んでた気がしてスペックファンとしては嬉しかったです。もうそういうシーンが見られないのは残念だなあ・・。

という今日のカナエの出来事でしたが、今回から昔懐かしい童謡についての記事を書きたいと思います

赤い靴ってどうして悲しいエピソードが多いのかな??

<童謡 赤い靴>

ごく小さい時に意味も解らずに歌ってた曲ってありますよね。

この「赤い靴」も悲しいメロディーで、何故女の子は横浜から船に乗っちゃうのって思ってました。今回はその謎を解こうと思います。

👠赤い靴を書いたのは

昔の事情なので女の子はさらわれたのかな?売られちゃったのかな??なんて思っておりましたが・・

この歌の女の子って実在してたんですって!名前はきみちゃんという明治35年うまれの女の子でした。(あれ?偶然にもスカーレットのきみちゃんと同じ名前だった(‘◇’)ゞ)

きみちゃんのお母さんは現在の静岡県清水市出身で未婚の母だったのですが、当時のバッシングはすごかったらしく故郷を離れて北海道の開拓団に参加することにしたのだそうです。名前をかよさんという母親はそこである男性と知り合って結婚し、留寿都村へ入植することになりました。でもその時代入植は命がけでとても小さい子を連れて行けなかった・・そこでかよさんはきみちゃんを函館の教会の宣教師だったアメリカ人夫婦にあずけたんだそうです。でもその夫婦が帰国する際にきみちゃんは結核を患っていてとても連れていけなかった・・なのできみちゃんは教会の孤児院に預けられ、気の毒にも10歳にもならないうちに亡くなったんだそうです。

母親のかよさんたち夫婦は入植に失敗して札幌に戻り、夫は新聞社に入社しました。そこにいたのが作詞家野口雨情で、佳代さんたち夫婦と親しくなった雨情は、かよさんからきみちゃんという娘がいたことを聞いてそれを詩にしたのでした。その後本居長世が曲をつけて赤い靴の童謡が出来たと言われています。きっと雨情はきみちゃんんという女の子が当時はハイカラだった赤い靴をアメリカ人の両親に履かせてもらって異国に行ってしまったと想像したんでしょうね。

母親のかよさんはきみちゃんの死も知らずその生涯を終えたそうです。きっときみちゃんのことを死ぬまで気にかけていたのでしょう・・とてもつらい話ですね😔

<画像出典>https://nikkei-azabu10.com/red.html

👠ちなみにアンデルセン童話にも赤い靴の話がありました

アンデルセン童話の赤い靴では赤い靴が大好きでいつも赤い靴ばかり履いている少女が、教会に赤い靴を履いていったり病人がいるのに看病もせず舞踏会に出かけて踊っていたりしたところ、靴が脱げなくなってずっと踊り続けなければならなくなったというちょっと怖いお話でした。

赤色の靴って生命力のある綺麗な色だけど、どこか血の色を思わせて悲痛な運命を呼び寄せるのかもしれませんね。

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