リュステムと望まぬ結婚したミフリマーフ皇女は「オスマン帝国外伝」(シーズン4)で離婚危機に?加えてヒュッレム妃と皇帝スレイマンとの間の亀裂や第32話までの感想なども!

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ドラマ

こんにちは。カナエです(⌒∇⌒)。

今回は「オスマン帝国外伝」(シーズン3)でマルコチョールへの報われない恋に泣いたミフリマーフ皇女とリュステム夫婦、両親のヒュッレム妃とスレイマン皇帝夫婦などについて書きたいと思います。

夫リュステムを愛せないミフリマーフ・・その心の隙をついた男性とは?

<画像出典>https://mobile.twitter.com/The4/status/1305723404431966209

娘を授かってリュステムとの夫婦生活も順調に見えた皇女ミフリマーフでしたが、叔母のファトマ皇女から若くて美しい時期に恋愛すべきとたきつけられて夫から心が離れてしまったよう・・イラン皇子アルカスの二枚目ぶりを見てときめいたりもします。もともとイケメン好きでしたものね💛。

大宰相リュステムという皇女の夫

ミフリマーフと22歳もの年齢差があってシーズン4では悪役面がすっかり定着したリュステム。主馬頭を務めていたころはそれほどの野心もなく幼かった皇子たちを馬に乗せたりしていたんだけど、ヒュッレム妃の配下になってたくらみごとをするようになってからは目つきも雰囲気も悪くなってしまいました。

<画像出典>https://www.ch-ginga.jp/feature/ottoman/cast/

イブラヒム大宰相に自分が崇拝していたイスケンデルパシャを殺され涙ながらに復讐を誓った時代のリュステムはまだ若くて人間的だった・・でも大宰相に出世して皇子ムスタファの暗殺を何度も試み、悪事を重ねるうちに肝の座った大悪人的風情が身についちゃった。若い妻にとってはもっと爽やかで甘いものを男性に求めたいのに魅力のない夫になってしまったのかもしれません。もちろんミフリマーフだってリュステムの暗躍は必要悪だとわかってはいるんです。でもちょっとした夫婦の諍いがあるとファトマ皇女からの無責任な進言(実はリュステム夫妻の関係を乱そうとする企み)が効いてくるのよね。

※ところで実在のリュステムといえば…

大宰相になったリュステムは所有者のわからない土地や財産の没収、インドやヨーロッパとの貿易や投資で財産を増やしていきました。莫大な富を得たリュステムはその財力で道路の整備や公共施設、モスクの建設などを熱心に行い、 夫を見習ってミフリマーフもいくつかの慈善事業を行ったと言われています。ドラマと違ってミフリマーフ皇女は年上の夫を尊敬していて夫婦仲は良かったとされています。

・・・それにしても

ヒュッレム妃の周辺は悪相ばかりだな~

https://ameblo.jp/kyupir/entry-12621238959.html

シーズン4では善人側と悪人側のはっきりした区分けが・・

ムスタファ皇子の支持者や護衛などは皆正義感に満ちた端正な顔立ちばかりなのに、ヒュッレム妃の腹心たちはいかにも悪い奴らって感じなんですね。シーズン4になってからはその対比がすごくはっきりしてきました。大宰相イブラヒムとヒュッレム妃が争っていたときはイブラヒムにも結構ダーティな部分があったんだけど、シーズン4ではとにかくムスタファ側に腹黒いヤツはいない。

<画像出典>https://ottomania.hatenablog.com/entry/2020/08/09/081536

ムスタファ側の伝令二人の黒い衣装もかっこよくつて、悲運の皇子側がとても美化されてきたように見えます。

ヒュッレム側で好感が持てるのはエブッスードおじいちゃんくらい😓で・・でもこの方はどちらかというとスレイマン皇帝と親しかったのよね。ユニークだったスンビュルがいなくなったから《ヒュッレム妃側=悪の闇集団》的色彩が濃くなってしまった。

秘密の部屋事件が招いた夫婦の危機

ヒュッレム妃が御前会議を盗聴していたことが暴かれて、皇帝スレイマンは自分の妃にすっかり懐疑的になってしまいました。それでも普通は斬首刑が相当なのに5人も子供のいる自分の妻を罰することができません。一度はバヤジド皇子の処へ追放したけれどミフリマーフ皇女の手紙で戻ってきた妻を再び追放しようとはしないスレイマン。

でも宮殿に置いておいても自分は無視!で夫婦の会話は無し。落ち込むヒュッレム妃ですが、だからといってムスタファ皇子へのたくらみをやめる気持ちはまるでなし。まあムスタファが皇帝になってしまったら自分たちがどう処罰されるかわからないからとにかく彼への妨害工作は続けるしかないんでしょうが・・。

(ここまでひどい関係になるまでにもう少しやり方を変えていればよかったんでしょうが、ムスタファが良くてもマヒデブラン妃が容赦しないでしょうし。皇帝になったら他の兄弟を殺しても良いなんていう残酷な悪法がなければここまで争う悲劇も起きなかったんでしょうけどねえ💧)

結びなおした父子の絆を再び引き裂いたのは意外な人物!

ムスタファ皇子に贈った長衣に毒が塗られていたと知った父帝スレイマンはかって自分も父親に同じように殺されかかったことを思いだし、息子にも辛い思いをさせたと親子は抱き合いました。誤解の多かったムスタファとの関係を見直してムスタファを再び後継者にしようと考えるようになります。

けれどスレイマンと和解してムスタファが安堵した矢先、とんでもない横やりが入りました。バヤジド皇子の恋人で大宰相イブラヒムとハティジェ皇女の娘、フリージハンムスタファが禁じられた結婚をしていると暴露しちゃったんです。

<画像出典>https://ameblo.jp/zonistanbul/entry-12606938903.html

バヤジド皇子の宮殿から追放されかかってなんとかしなくちゃという苦肉の策だったのかもしれないけど、ムスタファ皇子のおかげでバヤジドと再会できたのに恩をあだで返しちゃってますね。おまけに自分のしたことを全然悪いと思ってないみたいなところが策謀家だった父親似なのかなあ”(-“”-)”。

まあフリージハンは当然バヤジド皇子を次期皇帝にしたいんだからライバルを蹴落としただけとも言えるけど・・純情そうで実は怖い女性だったんだな~~。

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