BS日テレのインドドラマ「ポロス~古代インド英雄伝~」第3シーズンで新たに登場した毒娘とは?その恐ろしい集団の実態を調べてみると…

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ドラマ

こんにちは。カナエです✋。

BS日テレのインドドラマ「ポロス~古代インド英雄伝~」第3シーズンではついにアレクサンドロスがペルシャ王ダレイオスに圧勝。インドへの足掛かりをつかみました。

そしてパウラヴァ国皇子プルの方はそんなアレクサンドロス王を探ろうとペルシャへ潜入。そこには毒娘という新しい仲間も加わりました。

今回はこの毒娘という集団について詳細したいと思います!

古代インドで有名な殺人集団といわれる“毒娘”ってどんなもの?

<画像出典>https://navicon.jp/news/66454/

⚔インドドラマ「ポロス~古代インド英雄伝~」について

「ポロス~古代インド英雄伝~」とは紀元前のインドの皇子ポロスが宿命の敵マケドニア王アレクサンドロスと戦うまでのさまざまな苦難を描いた長篇歴史ドラマです。

第5シリーズで完結。

<画像出典>https://osmanteikokugaiden.blogspot.com/2021/02/31.html

【主要キャスト】

ラクシュ・ラールワーニー(ポロス)
アディティヤ・レディジ(バムニ王・ポロスの父)
ラティ・パーンデー(アヌスヤ王妃・ポロスの母)
ローヒト・プローヒト(アレクサンドロス王)
プラニート・バット(ダレイオス王)

⚔ドラマの第3シーズンで現れた奇怪な集団“毒娘”とは??

毒娘とは古代インドの時代に強力な敵のもとへ送られた若い女性の暗殺者のことを指します。ポロスのドラマの中でも言っていましたが、幼い女の子を集めて少量の毒を与えるうちに毒になれた体を作って暗殺者に仕上げるという恐ろしい集団です。

毒を与えられ続けた少女は美しい女性になるころには毒に完全な耐性ができ、その体液は猛毒になります。そうした女性を敵のもとへ花嫁として送れば初夜の晩に哀れな花婿はむごたらしい最期を迎えるというわけです。

もちろん集められた幼子の中でも毒に弱い女の子はすぐに死んでしまいました。そして生命力のある強い女の子だけが生き残る・・そして完全な“兵器”となるわけです。

こうした怖い“毒娘”はこれまでのインドの物語や映画にたびたび登場している人気のテーマらしいです。美しい娘が恐ろしい殺人鬼だなんて・・―底知れず魅力的に感じますもんね。

<画像出典>https://navicon.jp/news/66454/

余談ですが、医術にホメオパシーというものが有ります。同種療法と言って何か病気の症状が出ているときその症状を引き起こす同じものをとって症状を出し切り、浄化させることで病気を快癒させる療法です(簡単に言うと、喉が痛い時に生姜湯を飲むなんてことです。喉が痛くない時は生姜湯を飲むと喉が痛くなりますが喉が痛いときは逆に治ったりするんですよね)。

人間ってそんな風に体の弱い部分を同じもので攻撃すると強くなっていくところがある(昨今話題のワクチンなんかもそんな考えからきている感じもするけど・・違うかな?)。

毒娘の作り方はそんな人間の体を良く知った方法だったのかもしれません。

ポロスに出てくる暗殺者、ヴィシュッディはポロスを誘惑して殺すことが本来のやり方だったかもしれませんが、ポロスのそばにはアツアツ💕のラチがいて誘惑できなかったのが暗殺できなかった原因だったんでしょうね。ポロス自身簡単に女性に誘われるタイプじゃないし・・。

でもせっかく美女の毒娘を出すのならもっとセクシーさを出してポロス以外のハスティ(は結構やられてたけど)やアンビ皇子がメロメロになっても面白かったけど、このドラマはなかなかそういう展開にはならないのね。

アレクサンドロスなんて地位が高い王なのに戦うだけでそんな色っぽいシーンは全然出てこない、マザコンだし。親友の忠臣、ヘファイスティオン(だっけ?)との距離が近くて観ているとあ、女性じゃなくてもしかして男性の方ですか?と思えて来ちゃう(古代のギリシアって確か同性愛は認められていたんじゃなかったかなあ)。

パウラヴァ国のバムニ王だってアヌスヤ王妃が死んだということで新しい王妃を迎えたけど、王様なのにそれ以外に妾などの女性は出てきません。シヴダット宰相なんて妻がいるかどうかもわからない。(古代インドって一夫多妻制じゃなかったのかな?)

でもインドってカースト制度で身分差が大きいから下の身分の女性なんて結構男性に現在でもひどい目にあわされてるようなニュースって割と聞きますよね。そういう問題が深刻だからこそ逆に女性に関しては清潔なイメージのドラマを作っているのかな?なんてカナエはうがって考えてしまいました(まあ主人公が無類の女好きじゃ困るんだけどね😅)。

そういうわけでちょっと迫力の無い(可愛い)毒娘、ヴィシュッディの登場でありました。ヴィシュッディはワニに襲われたり、ペルシャの路上で馬にひかれそうになったのを(暗殺者の割にはひ弱?)ポロスに助けられているからなんとなくポロスに惹かれていく雰囲気ですね。ラチにライバル現る??

・・でそのワニなんですが・・

🐊そりゃ本物のワニと闘うわけにはいかないだろうけど・・

ヴィシュッディを助けるために水の中で大きなワニと闘ったプル。

カナエはこの場面を見て子供時代こういうの観たな~~と嘆息。だってすぐに作り物だってわかるワニなんだもの。1970年代のCGのない時代のドラマではこういう作り物の野獣と取っ組み合いさせるシーンがよくあって、そのたびに子供だったカナエや姉は本物じゃないよ~とはやしながら笑って観てました。

そりゃ俳優さんをワニと闘わせるわけにはいかないからさ~仕方ないんだけどね。

もそっとうまく誤魔化してリアル感のあるワニにであればなあ・・お笑い芸人がぬいぐるみと闘う真似して笑いをとったりしてるでしょ。真剣に演技してるポロス役のラクシュ・ラールワーニーさんが気の毒になっちゃったんですよ。

<画像出典>https://ameblo.jp/kyupir/imagelist.html

製作費の関係もあるだろうけど、アレキサンドロスの鎧や兜だって鉄や真鍮でなくて人口樹皮みたいなので作ってあるのがわかるし・・実際本物で作ったら重くて動きも悪くなるだろうけどもう少し見る側を納得させるセットや衣装であったらいいのになあとこのドラマを観てるとどうしても思うんですよね(俳優さんたちが熱演してるからそこが充実していればもっと重厚なドラマになっただろうに、もったいないなあと感じちゃって・・)。

もちろんインド、ペルシャ、マケドニアと三国を描かなければならないスケールの膨大なドラマだから製作側も長い期間大変だったと思いますが!

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