ハロー💖カナエです。
今回は引き続き三浦春馬さん主演の邦画「東京公園」をご紹介します。
日常の人間関係を繊細に表現した映画
映画「東京公園」
🌻映画詳細🌻
製作年 2011年・日本映画
監督 青山真治
原作 小路幸也
脚本 青山真治他
キャスト 三浦春馬、榮倉奈々、小西真奈美、井川遥他
🌻映画のあらすじ(ネタバレ)🌻

<画像出典>https://eiga.com/movie/55965/gallery/5/
カメラマン志望の光司(三浦春馬)が公園で写真を撮っていると一人の男性から声をかけられます。
彼は初島という歯科医でカメラが得意そうな光司にあるアルバイトを頼んできたのでした。
それは自分の妻を尾行して彼女の写真を撮って欲しいという依頼でしたが、ためらったものの高額なその仕事を光司は受けることにします。
初島の妻は子供をベビーカーに乗せて東京都内の公園を散歩していました。初島は美貌の彼女が誰かと会っているのではと勘ぐってその行動を監視しようとしていたのですが、彼女を尾行するうちに光司は自分のしていることに疑問が持ち上がり、また初島の妻に自分の母親の面影があることからだんだんに心が揺れ始めます。
光司には美咲という仲の良い姉(小西真奈美)がいました。しかし二人とも連れ子で血がつながっていず、互いに何処かで男と女を意識していました。

<画像出典>https://eiga.com/movie/55965/gallery/5/
また光司の下宿には死んでからも幽霊となって居候しているヒロという友人がいて、その元カノの美優(榮倉奈々)が光司の下宿をたびたび訪れていました。けれど美優には幽霊のヒロは見えず、ヒロが死んだとき優しく接してくれた光司へと美優の心は移っていました。そんな美優と光司に嫉妬しているのか幽霊のヒロは光司の部屋に居続けていました。

<画像出典>https://eiga.com/movie/55965/gallery/5/
そんな二人の女性との関係も光司の心の変化で変わり始めます。
美咲の写真を撮っているとき美咲と光司はキスしてしまいます。・・が、そうしてみて初めて自分たちが姉と弟以上になれないことがわかるのでした。美咲は母の体調が悪いので父親と暮らす決心をします。
一方美優はバックパックを背負って光司の下宿にやってきて同居したいと言い出します。二人の気持ちが固まったのを感じたヒロの幽霊は消えていきます。
光司は初島の依頼をやめることを決め、最後の報告で初島の奥さんが娘を連れて回った公園の位置は地図上でつなげると螺旋状のアンモナイトのような形になったと説明します。それを聞いた初島は自分が最初に妻に贈ったのがアンモナイトだったことを思い出し、浮気を疑う夫への妻からのメッセージだったと知るのでした。
暮らし始めた光司と美優がホームセンターに行くと、娘を連れた初島夫妻と出会います。頷いて離れていく二組のカップル。美優と光司は嬉しそうに微笑むのでした。
🌻緑深い公園の映像が公園好きにはたまらない!🌻

<画像出典>https://eiga.com/movie/55965/gallery/5/
ベビーカーで公園を巡る井川遥が美しい。
そんな日差しの中の健全な風景を隠し撮りする光司・・そのアンバランスさがまたなんとも言えず良い💖
ゆったりまったりした映画の中の優しい時間を感じるだけで筋なんか特別なくてもカナエには大満足な映画でした。
それにしても8年前の映画なので・・皆さん若い!
コメント