【知っているようで知らなかった童謡の意味を調べてみた】“汽車ポッポ”って同じ題名の歌があるの?

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こんにちは。カナエです。

今回は汽車にまつわる童謡について書きたいと思います。

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テンポの良い童謡「きしゃぽっぽ」は歌って楽しい名曲!

童謡「きしゃぽっぽ」

<作詞・作曲> 本居長世

おやまのなかゆく きしゃぽっぽ
ぽっぽ ぽっぽ
くろいけむをだし
しゅしゅしゅしゅ
しろいゆげふいて
きかんしゃと きかんしゃが
まえひき あとおし
なんださか こんなさか
なんださか こんなさか
とんねるてっきょう ぽっぽ ぽっぽ
とんねるてっきょう しゅしゅしゅしゅ
とんねるてっきょう とんねるてっきょう
とんねるとんねる
どんどんどんと
のぼりゆく

汽車の童謡はたくさんありますが、この歌はダイナミックな曲調で歌うと気分が上がりますね。作曲家の本居長世(1885~1945)が作詞も手掛けた1927年(昭和2年)の作品です。

歌詞のなかで機関車と機関車が前引き、後押しとありますが、これは最後に登りゆくと歌われるように先頭の蒸気機関車に補助機関車を連結し、パワーをアップして急勾配の坂を上っていくさまを歌っています。

機関車の勇ましい姿がリズミカルな曲の中に浮かび上がってくる名曲ですね♥。

この曲を作詞、作曲した本居長世とはどんな人?

<画像出典>https://ja.wikipedia.org/wiki/本居長世

本居長世は明治18年、東京で生まれました。

国学者として歴史的に有名な本居宣長の家系で、長世も国学者になることを期待されましたが、長世自身は音楽家になることを志して東京音楽学校に入学。卒業後1920年に児童雑誌「金の船」に童謡を発表し、その年の「新日本音楽大演奏会」で娘のみどりが歌った「十五夜お月さん」が評判になると、それからは次々と童謡を作曲していきました。

代表作に「七つの子」「青い目の人形」「赤い靴」などがあります。

(余談ですがかなり以前にダウンタウンの松本人志さんが金髪のカツラをかぶって“なんだ坂こんな坂”とコントをしていましたが、その出どころはこの歌だったんだなあ、と遅ればせながら納得した次第でございます😅。)

もう一つの「きしゃぽっぽ」

童謡「きしゃぽっぽ」は別の歌があります。小学校の音楽の授業ではこっちの歌の方を習ったんじゃないでしょうか。

汽車ポッポ 🚂🚂🚂

作詞/富原薫 作曲/草川信

汽車(きしゃ) 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
僕等(ぼくら)をのせて
シュッポ シュッポ シュッポッポ
スピード スピード 窓(まど)の外
(はたけ)も とぶ とぶ 家もとぶ
走れ 走れ 走れ
鉄橋(てっきょう)だ 鉄橋だ たのしいな

汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
汽笛(きてき)をならし
シュッポ シュッポ シュッポッポ
ゆかいだ ゆかいだ いいながめ
野原だ 林だ ほら 山だ
走れ 走れ 走れ
トンネルだ トンネルだ うれしいな

汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
けむりをはいて
シュッポ シュッポ シュッポッポ
ゆこうよ ゆこうよ どこまでも
明るい 希望が 待っている
走れ 走れ 走れ
がんばって がんばって 走れよ

この曲が作られたのは1937年(昭和12年)で、上の曲の10年後でした。もともとは蒸気機関車に乗って出征する兵隊さんを送るための童謡で、原題は「兵隊さんの汽車」でした。作詞者の富原薫が旧陸軍の演習場があった駅で見た光景を基にして歌詞を作ったと言われています。

2番の最後で走れ 走れ 走れ がんばって がんばって 走れよというところに兵隊さんを励ます気持ちが込められていますね。

戦前の昭和の時代は家に車がないのが普通だったので煙を上げて走る機関車はその時代の人たちにとって大事な交通手段でした。だから機関車が走っているのを見ればとても頼もしくて勇ましいものに感じたでしょうね。「汽車ポッポ」の童謡にはそんな汽車への憧れが詰まっている気がします。

ちなみにオババのカナエはごく幼少のみぎりに蒸気機関車に乗った記憶が有ります。トンネルに入ったら煙が入るから窓を閉めるように母親が言ってましたっけ。よく昔の時代のドラマや映画でボーと蒸気を吹いている機関車が登場する場面がありますが、実際に機関車で旅した人間はもう少数になって来てるんだなあと(まあ日本に老人は多いですが)つくづく思いますねえ(‘◇’)ゞ。

まだある“汽車”の歌

汽車 🚂🚂🚂

作詞/不詳 作曲/大和田 愛羅

今は山中、今は浜(はま)、
今は鉄橋(てっきょう)渡るぞと、
思う間も無く、トンネルの
闇(やみ)を通って広野原(ひろのはら)。

遠くに見える村の屋根(やね)、
近くに見える町の軒(のき)。
森や林や田や畠(はたけ)、
後(あと)へ後へと飛んで行く。

回(まわ)り燈篭(どうろう)の絵のように、
変わる景色(けしき)のおもしろさ。
見とれてそれと知らぬ間(ま)に、
早くも過ぎる幾十里(いくじゅうり)。

明治時代の文部省唱歌らしくきちっとした歌詞で、汽車から見える景色の流れるようすが鮮やかに描かれています。

1912年(明治45年)に第三学年の尋常小学唱歌となってからずっと愛唱されてきた歌と言えますね。

汽車の歌って大人も子供も歌うと元気が出るものばかりですね✨


(参考資料/wikipediaなど)

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