こんにちは。カナエです。今回はオババカナエが幼少のみぎりに見た動物ドラマ「名犬ロンドン」について書きたいと思います。(以下敬称略)
「名犬ロンドン」は放浪犬の活躍する1960年代のドラマ
カナエはここ数年度動画配信やビデオばかり観ているのでCMを滅多に見ないのですが、この間久しぶりに白いワンコの”お父さん”の出てくるソフトバンクのCMを見て感激したんです。出演者が前と同じ樋口可南子や上戸彩の面々で変わってないのが嬉しかった。そしてふとワンコは家族の一員に入れるけど、他の動物が人間の家族(例えば猫の”お母さん”とか)に入った物ってないなあ、と思いました(まあ、ソフトバンクのCMも最初はなぜ犬が”お父さん”とは思いましたが・・受けましたよね☺)。
そして「う~~んやっぱり犬って特別愛着を持たれるのかな?」なんて考えてたら、「そういえば昔外国のワンコのドラマを見たなあ」と思いだしたんです。 「名犬リンチンチン」「名犬ラッシー」 などもありますが、カナエはごく小さいときに見た「名犬ロンドン」がとっても懐かしいです。
ドラマデータ
1963年 – 1965年
ディック・ダーリー
カナダ
モノクロ(一部カラー)
日本語版では田辺靖雄が担当
「名犬ロンドン」の物語とは?
ロンドンは飼い主のいない放浪の犬で列車に乗って街から街へと流離います。そして電車が止まって降りた町で人々の間に起こる様々な問題を解決する手伝いをし、また電車に乗って去って行くという一話が30分くらいのドラマでした。原題は「The Littlest Hobo」。”Hobo”は”列車などに無賃乗車して各地を流離う労働者を指す”らしいのですが、邦題はなぜか「名犬ロンドン」。”ロンドン”ってどこから来たのかな?誰も呼んでなかったけど💦。ググったら出演していたジャーマンシェパードの本当の名前だったらしいです。
で、カナエの頭にはこのごくごく小さかった頃の主題歌がこびりついていて時々浮かんでくる。新鮮な脳細胞だったからこそなんですかね・・今じゃ何を聞いても右から左なのに(-_-;)。でもいつ思い出してもしみじみと暖かくなるいい曲です。
そしてこの間「踊ろう楽しいポーレチケ」について書きましたが、作詞者の小林幹治が詞を付けた「駅馬車」という外国曲も広々と視界が広がる気分になる素晴らしい曲で、「名犬ロンドン」の主題歌と似たものを感じます。
駅馬車の曲について
<駅馬車の歌詞>
アメリカ民謡/小林幹治作詞
あの村この町を 今日また後にして 走れよ元気よく みんなが待っている 希望のせて馬車は行く はるかなふるさとを 夢見て走れば 苦労などなんでもない
果てなく長い道 でこぼこのほこり道 ゆられて歌い出す 楽しい馬車の旅 希望のせて馬車は行く はるかなふるさとを 夢見て走れば 苦労などなんでもない
さよならまたの日を 思えば遠い空 丘越え野を越えて あなたの村里へ 希望のせて馬車は行く はるかなふるさとを 夢見て走れば 苦労などなんでもない
この曲は「Bury me not on the lone prairie(寂しい草原に埋めないで)」という題名で、映画「駅馬車」の主題歌でした。「駅馬車」は1800年代のアメリカ西部を舞台にアリゾナからニューメキシコへと向かう一台の駅馬車に乗り合わせた乗客の人間模様を描いた西部劇の名作です。小林幹治はゆったりした曲に彼の思いついた自由な歌詞をつけています。元の歌詞の和訳はこんなでした。↓
おお 一人寂しく草原に埋めないで
悲しげな声が響く
死の床に伏せる若者の唇から
日も暮れる頃に
おお 一人寂しく草原に埋めないで
野生のコヨーテが吠え掛かってくる所なんかで
縦6フィート横3フィートの狭い墓に
一人寂しく草原に埋めないで
小林幹治の歌詞だとアメリカ西部の広大な草原を走るのんびりした馬車の旅が浮かび気持ちがいいですね。
カナエのワンコの思い出
余談になりますが、幼少時に「名犬ロンドン」や「名犬ラッシー」などの動物ドラマを見たせいかカナエの家で犬は飼っていませんでしたが、少女時代のカナエは犬好きでした。カナエの小学校は自宅から5分くらい歩けば行ける場所にあり、下校になると当時は管理が緩かったのか道に野良犬が結構いたんです。帰り道友達と歩いているとたまに道の先でカナエ達を睨んでいる狂暴そうな犬がいて道を変えて逃げたものでした。犬って走ると追いかけてくるんもんだとその時思い知りましたね😓。
でも目が合うとついてくる可愛いワンコもいて何匹か家に連れて帰ったんですよ。親はうんざりしてましたね~。今考えれば予防注射もしてないだろうし当然だけど、一匹黒目の上に眉のような白い斑点がある可愛い黒いワンコ(柴犬かな?)がいて、どうしても飼いたいと母親に訴えたんです。母親は仕方なく残りご飯なんかをやるんですが、カナエが学校に行ってる間に放しに行って、カナエが帰ってくるとどこかに行ったと嘘をついてました。

<画像出典>dog.benesse.ne.jp/lovedog/content/?id=98904
その時は母親の話を信じてましたが今思えば父親がどこかに連れて行ったんでしょうね(笑)。でもそのワンコはカナエが下校すると帰り道にいてまたついてきました。で、親たちも諦めてワンコはしばらく家にいましたが、ある日帰ったら玄関の戸のガラスが割れていて(当時玄関の戸はガラスだった)ワンコが割って逃げたと母親が告げたんです。ワンコはカナエの家にいる間、しばらく玄関で飼ってましたから(玄関は割合広くて上り框があり中とは戸で仕切られていました)外に出たくて暴れたのか、それともワンコを逃がしたい両親がわざとガラスを割ってカナエが納得するように仕向けたのか、今となってはわかりませんが・・あのワンコは可愛かったな💛💛。
結婚してから息子と猫カフェに行ったことがありますが、猫は臆病なのかこちらをじっと窺うので居心地が悪かった。やっぱり人間に全幅の信頼を寄せて見つめるあの犬の目が可愛いなあ、カナエは犬派だと思いました。「名犬ロンドン」で刷り込まれたのかもね。ワンコを飼いたいなあと思いつつそれ以降飼うことはありませんでしたけれど☺。
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