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【知っているようで知らなかった童謡の意味を調べてみた】「あわて床屋」で何故カニの床屋はうさぎの耳を切っちゃうの?

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こんにちは。カナエです。今回は童謡「あわて床屋」について書きたいと思います。

(以下敬称略)

床屋が混んできてカニの店主が慌ててしでかしたことは?

童謡「あわて床屋」の歌詞

作詞 北原白秋/作曲 山田耕筰

春は 早うから 川辺の葦(あし)に
カニが店出し 床屋でござる
チョッキン チョッキン チョッキンナ

小ガニぶつぶつ 石鹸(シャボン)をとかし
おやじ自慢で はさみを鳴らす
チョッキン チョッキン チョッキンナ

そこへ 兎(うさぎ)が お客にござる
どうぞ急いで 髪刈っておくれ
チョッキン チョッキン チョッキンナ

兎ァ 気がせく 蟹ァ あわてるし
早く早くと 客ァ つめこむし
チョッキン チョッキン チョッキンナ

じゃまなお耳は ぴょこぴょこするし
そこであわてて チョンと切り落とす
チョッキン チョッキン チョッキンナ

兎ァ おこるし 蟹ァ 恥ョ かくし
しかた なくなく 穴へと逃げる
チョッキン チョッキン チョッキンナ

しかた なくなく 穴へと逃げる
チョッキン チョッキン チョッキンナ

あわて床屋の歌詞の謎

カニのハサミを床屋に見立てたユーモアに溢れた童謡ですね。カニが泡を吹くのを見た人もあると思いますがそれをシャボンにしているのも笑えます。それにしても客がどんどん来たのに慌てたカニが最初に来たウサギの耳を焦ってちょん切ってしまうと言うのはちょっと怖い😢。現代ならこんな歌詞を書いたら動物愛護団体からクレームが来るでしょう。

白秋は何故こんな歌詞にしたのでしょうか。

あわて床屋の歌詞は白秋の実体験?

白秋は大正7年から8年間神奈川県小田原で暮らしたといいます。馴染みになった小田原の理髪店で白秋はヒゲを剃られる時にウトウト眠ってしまい、うっかり動いた時に店主に顔を切られてしまったとか。それから数日たって白秋は店主に「あわて床屋」の詞を見せました。店主は”耳を落とすようなへまはしねえよ”と言ったとか言わないとか・・そんな逸話が残っているそうです。

カナエも子供の頃何回か床屋で耳たぶを切られた経験があります。カナエが子供だった頃は美容院なんてものは大人が行くもので、カナエは髪が伸びると親からお金を渡されて近くの床屋に行って髪を切って貰っていました。当時のハサミは今ほど安全でなかったのか、ちびまる子ちゃんみたいにおかっぱ頭にしていたカナエは耳の辺りで髪を切り揃える時に耳たぶをプチッと切られ、痛っ!と思ったことがありました。今でも覚えているから痛かったんでしょうね😅。それでも床屋さん側は子供だからいいやと思ったのかあんまり気にしてなかったようで。子供のカナエもそこは納得して親にも言わず・・今じゃ考えられないことですが、当時はそんなもんでした。今なら○○ハラとかなりそうだな。

それでもトラウマがあるのか今でも髪を切るときはちょっと怖い。カナエは怖がりなので歯の治療の時とか削って貰う時なんかに

(ここで地震が起きたらどうなる・・)

なんて勝手に想像して自分で自分を怖がらせていることがあります。ドラマの見すぎかなあ。

今はカットの道具の技術も進んだのかめったにそんなことはありませんがたまに首にハサミが当たることもあってええ?とびびることもあります。そんなときは美容師さんもすぐにわかって「すみません」と謝りますね。(謝るならするな)と思いますけど・・ああいう状況じゃ咄嗟に怒れませんけどね。

でも白秋さんもそんな歌詞を床屋に見せるなんて結構辛辣な方だったんだな。まあそういう話って後で作られることも多いですけどね😄。

(それにしても今時は切り揃えるだけのおかっぱ頭の女の子は殆ど見かけなくなりました。みんな美容院でお洒落な頭にして貰うんでしょうかね。)

白秋と山田耕筰について

白秋は19歳で文学を志し福岡県柳川から上京し、若い時期からその詩の才能を認められました。

二人の略歴は二人について書いたこのサイトのペチカの記事で。

大正7年(1918年)に鈴木三重吉が「赤い鳥」を創刊し、鈴木に協力を頼まれた白秋はこの児童雑誌に童謡を発表します。三重吉の仲介で山田耕筰と出会った白秋は、一度は意見が合わずにけんか別れしたものの大正12年の関東大震災で希望を失った人々を見て、傷ついた人々の心を童謡で癒やそうと共作を始め生涯のパートナーとなったのでした。

北原白秋と山田耕筰の映画「この道」

北原白秋は店主に当てつけたりした床屋の逸話でもわかるように優しい童謡を書く繊細な面はあっても女癖が悪くて監獄に入ったりと周りが辟易する面もあった人だったようです。それに対して山田耕筰は生真面目な人だったので最初は合わなかった。そんな二人が生涯の親友になったというのはやはり才能が導く運命だったのですね。

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