映画「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」を観て思ったこと・・不器用な人間だからこそ成し遂げられることもある

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映画記事

こんにちは。富士山に雪が積もって安心しているカナエです。

カナエの処からは近所にドライブすると富士山が見えますが、今年は冬の極まった時期でありながら夏の富士山のように雪がなくて気にかかっておりました。

何があったの?富士山🗻!

でも昨日富士山を観たら美しい雪化粧をしていてほっと一安心!なんといっても日本の要の富士山なのでやきもきさせられちゃうんですよね(^.^)。

―というわけで富士山にはなんの関連もありませんが今回は「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」という映画をご紹介したいと思います。

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33年間自分の宮殿を作り続けた主人公・・実話ということに驚かされる!

🏰映画データ

製作年

2018年

監督

ニルス・タベルニエ

脚本

ニルス・タベルニエ、ファニー・デマール他

撮影

バンサン・ガロ

キャスト

ジャック・ガンブラン、レティシア・カスタ、ゼリー・リクソン他

🏰映画のあらすじ(ネタバレ)

<画像出典>https://eiga.com/movie/90858/gallery/

19世紀のフランス南東部にあるドローム県。美しい自然に囲まれたこの田舎町で郵便配達をするシュヴァル(ジャック・ガンブラン)。シュヴァルにはフィロメーヌ(レティシア・カスタ)という美人の妻がいて夫婦には女児が誕生しました。二人は自分たちの愛の結晶を喜びアリス(ゼリー・リクソン)と名づけます。しかし不器用なシュヴァルは父として子供を愛しながらも幼い娘をどう扱っていいのかわからず困っていいました

実はシュヴァルには最初の妻が産んだシリルという男の子がいましたが、妻が亡くなったため養子に出していました。後妻のフィロメーヌは未亡人だった時に郵便配達が縁でシュヴァルと結婚しましたが、寡黙であっても心の綺麗な夫に惹かれていました。フィロメーヌは子供に慣れずに戸惑うシュバルを暖かく見守っていました。

<画像出典>https://eiga.com/movie/90858/gallery/

郵便配達はシュバルの時代は徒歩でした。空想好きのシュバルは広がる空や山々の景色を楽しみながらあれこれ空想しつつ毎日郵便を配っていました。そんなある日道でつまづいたシュバルは足元の奇妙な形の石に興味をそそられます

石を積んで娘アリスのために宮殿を作ってやろう

彼の中で唐突な考えが閃めきました。


<画像出典>https://eiga.com/movie/90858/gallery/

町の人は変わり者のシュヴァルがおかしなことを始めたと噂しました。しかしシュヴァルは気にしません。

一つ一つ石を積んで宮殿を作っていくシュヴァル。宮殿はアリスの遊び場になりました。作業をしているシュヴァルのそばで子供は成長していきます。

“へんてこ宮殿の王女様”と近所の子供にからかわれてもアリスは父親の宮殿が大好きでした

一方シュヴァルは郵便配達夫を30年勤め表彰を受けました。彼は毎日32キロ、地球5周分の距離を歩きました。そして夜は宮殿を作り続けたのです。


しかし悲劇が突然やってきます。夫婦の宝だったアリスが病気で亡くなってしまったのです。シュヴァルは川に身を投げ出して嘆きました。あまりの悲しみで無気力に陥ったシュヴァルですが、放置された宮殿が崩れ始めているとフィロメーヌから聞くと奮起してまた建築に精

を出します

アリスのために作らねば

そして最初町の人にからかわれるだけだったシュヴァルの宮殿は建築が広がるにつれて評判になっていきます。新聞の記事にもなり遠くから見学に訪れる人も増えました。前妻の息子シリルも近くに住むようになって孫たちも訪れるようになりシュヴァルとフィロメーヌの心は癒されます。

シリルの提案で宮殿の写真を絵葉書にして売ることになり、家族で写真も撮るのでした。

<画像出典>https://eiga.com/movie/90858/gallery/

しかしアリスに次いで息子のシリルまで突然亡くなってしまいました。養子に出したことで息子とうまく話ができないまま死別することになったシュヴァルは再び絶望します。

まだ宮殿ができていない・・

それでも建築を続けるシュヴァル。彼の宮殿は有名になり多くの人が訪問するようになっていました。そんな宮殿の様子をシュヴァルは静かに眺めるのでした。


そして愛妻のフィロメーヌも病魔に侵されます。

死ぬのかしら・・

そう問うフィロメーヌにそうだと正直に答えるシュヴァル。

この世界は生きにくい。お前が私に自信をくれた

そうフィロメーヌに言うシュヴァル。

あの宮殿はお前のものでもある。

妻のフィロメーヌも去ってシュヴァルには宮殿が残されました。愛する家族の墓の前で在りし日の思い出に浸るシュヴァル。頭上には青い空が広がっていました。


33年かかった宮殿は完成し、シュヴァルは今度は家族の墓を作っていました。

作業をしているシュヴァルの処へシリルの娘のアリス(父シリルが妹にちなんで名づけた)が婚約者とやって来ます。結婚するから出席してと話すアリスに微笑むシュヴァル。

シュヴァルの宮殿の前で結婚式が賑やかに行われ、夜間まで踊りを楽しむ人たちをシュヴァルは眺めていました。

パパ踊ろう

踊る人の間から娘のアリスがやってきて誘います

うん

シュヴァルは静かに目を閉じるのでした・・。

シュヴァルは88歳で永眠。宮殿建設に費やした時間は9万3000時間でした。

映画の感想

<画像出典>https://eiga.com/movie/90858/gallery/

昔の人はすごい!昼間は郵便配達人として歩き、夜は宮殿を作るなんて。年も若くないのに。どこからそんな情熱が生まれたのか。。娘のアリスになにかしてやりたいという強い想いから始めた宮殿建築だろうけど、もともとシュヴァルの中にあった想像の世界を具象化した、という感じですね人づきあいが苦手で内向的な人間だからこそこういう時ためこまれたエネルギーがあふれるのかも。とにかくシュヴァルはすごいことをやってのけた方なんですね!!

時代的にフランスというのもあって画家のゴッホともイメージが重なります。建築は三次元だから触れることもできるのでより強いインパクトを感じるアントニ・ガウディのサグラダ・ファミリアとも通じるものがあるような気もする・・子供心を忘れずに持った大人が作った芸術なんですね。シュバルはアンコールワットの遺跡に感銘を受けたらしく宮殿にはそんなアジアの雰囲気もあります。

この奇跡の宮殿はピカソやアンドレ・ブルトンのような著名人に絶賛され、フランス政府指定の重要建造物になっているようです。フランスに行く事があったら是非見て見たいなあ!と思いますが・・まあ行けたらですけどね😓。

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