今だに身分制度の続くインド社会って??映画「あなたの名前を呼べたなら」でその内情が見えてくる!

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映画記事

こんにちは💛暑さが厳しくなって早くも夏バテしそうなカナエです。

今回は観ることがあまりないインドの恋愛映画をご紹介します。階級社会であるインドで農村出身のメイドとその雇い主の“Sir”(旦那様)との恋愛は果たして成就するのでしょうか??

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お互いの優しさで心を通わせた二人だけれど身分の差はあまりにも大きくて・・

👗映画データ

製作年 

2018年 インド・フランス合作映画
監督

ロヘナ・ゲラ
脚本

ロヘナ・ゲラ
音楽 

ピエール・アビア
キャスト

ティロタマ・ショーム、ビベーク・ゴーンバル、ラシ・マル他

👗映画のあらすじ(ネタバレ)

インドの農村出身のラトナ(ティロタマ・ショーム)はムンバイの建設会社の御曹司アシュヴィン(ビベーク・ゴーンバル)の高級マンションでメイドとして働く女性。実はアシュヴィンは婚約者のサビーナと結婚する予定でそのためにラトナは住み込みのメイドとして雇われました。しかしサビーナの浮気が発覚して結婚は取りやめになってしまいますが、アシュヴィンはそのままラトナをメイドとして雇い、ラトナは意気消沈するアシュヴィンを気遣いながら仕事を続けていました。

<画像出典>https://eiga.com/movie/91115/gallery/

ラトナは若くして結婚(親が決めた自由恋愛でない結婚)し夫と死別した未亡人でしたが、ラトナの農村では未亡人になると二度と結婚できない決まりになっていました。死んだ夫の家にいることも出来ずラトナはムンバイに出てメイドの職に就いたのです。けれどラトナにはファッションデザイナーになりたいという夢がありました。

<画像出典>https://eiga.com/movie/91115/gallery/

ラトナは雇用主のアシュヴィンと生活するにつれ、彼が身分の上下を気にしない公平な性格であるのがわかってきます。それは彼がアメリカで暮らしていたのに、兄が亡くなったことで親のためにインドに帰ってきたことに因っているようでした。ラトナはアシュヴィンに裁縫を習う時間を少しばかりもらえないかと頼んでみます。ラトナの夢を理解したアシュヴィンは快く許してくれたのでラトナは喜びました。

<画像出典>https://eiga.com/movie/91115/gallery/

優しい性分のアシュヴィンは婚約者だったサビーナのことで家族からいろいろ言われることに疲れていました。それを察したラトナは家族からの電話をアシュヴィンに取りつがないように配慮します。アシュビンは押しつけがましくなく自分を思いやるラトナという女性に徐々に惹かれていきます。そしてラトナが妹の結婚で休暇をとると誰もいない部屋に寂しさを覚えるのでした。

ラトナが戻ってくると、アシュビンはラトナにあるプレゼントを渡しました。それはラトナにはとても買えない高価なミシンでラトナは嬉しくて気持ちが高ぶります。ムンバイのお祭りの日ラトナは友達と一緒に踊りを踊りました。アシュビンが帰ってきて一緒に部屋に戻ると開放感からラトナはアシュビンからのキスを受けてしまいます。

<画像出典>https://eiga.com/movie/91115/gallery/

けれどすぐにラトナは後悔しました。インドでは低い身分のメイドとお金持ちの旦那様との恋愛など許されません。アメリカで暮らしていたアシュビンはラトナと恋人になりたいと望みますがラトナにはとても考えられない事でした。
連絡しないで下さい・・

ラトナはメイドをやめて妹の家に住まわせてもらいます。

そんなラトナの処へアシュビンの女友達で前に家に来たことのあるファッションデザイナーから連絡が来ました。ラトナの作った服が見たいと言うのです。彼女の店に行き妹のために作ったドレスを見せると店で働くように勧められました。

憧れの店で働くことになったラトナ!すべてアシュビンのおかげでした。ラトナは彼に会おうとマンションにいきますが、すでにアシュビンはラトナを失ったことでアメリカへと渡ってしまっていました。彼を失ったことで涙を流すラトナ。するとアシュビンから電話がかかって来ました。
ラトナ?
アシュビン・・

それはこれまで“旦那様”としか呼ばなかったラトナが初めて名前を呼んだ一瞬でした・・。

👗映画の感想

<画像出典>https://eiga.com/movie/91115/gallery/

✿はじめはラトナをただのメイドとしてしか見ていなかったアシュビン・・ラトナは真面目にメイドとして“旦那様”のために尽くしていました。けれどサビーナのことで傷ついたアシュビンを元気づけようと、自分の生い立ちを話すラトナを見てアシュビンはラトナにメイド以上のものを感じ始めます。そしてラトナには夢があって、その話を聞いたアシュビンの表情から「どうせ私のような身分のものには無理だと思ってるんでしょう」とラトナが怒ると、アシュビンは「そんなことはないよ」とラトナに言って彼女の夢に協力しようと思います。(ファッションデザイナーの友人にラトナのことを話したものそんな気持ちだったからでしょうね♥)

✿ラトナがメイドとして働くアシュビンの居宅は広々として綺麗だけれど、ラトナがそこを出て暮らした新婚の妹の家は真逆に(失礼だけど)汚い。こんなところに住んでるのかと思うくらい。そしてラトナたちはサリーというインドの昔からの衣装を着ているけど、アシュビンのまわりの女性たちは(ワンピースのような)現代風の格好をしています。これも身分の高低からきているんでしょうか?

✿アシュビンはとっても優しくて、現実にはこんな良い人はいるのかなと思うくらいですが、監督のロヘナ・ゲラさんもインドでは実際には無理な恋愛だと明言しているので、こんな理想的な男性キャラになったのかもしれません。

✿そしてラトナの生まれた農村や、ムンバイの都会の風景、バスに乗ったときの窓からの街の様子など行ったことのないインドを観光した気分になりました!

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