ベルナルド・ベルトルッチの映画と坂本龍一の音楽性について考える

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映画記事

こんにちは。カナエです。

昨日映画「シェルタリング・スカイ」を予約録画で観ました。1990年製作の映画です。

何故この映画を予約したかというと、一週間くらい前NHKで音楽家、坂本龍一さんのドキュメンタリー映画をやっていて、その中で音楽を担当した「シェルタリング・スカイ」に触れていたからなんです。(以後敬称略)

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亡くなった巨匠ベルナルド・ベルトルッチと坂本龍一は長いつきあい

坂本龍一といえば、(それ以前にも活動はしていたようですが)イエローマジックオーケストラで有名になって、カナエも「ライディーン」などの曲が大学祭でかかっていたのが懐かしい世代です。映画監督のベルナルド・ベルトルッチとは「ラストエンペラー」で音楽を担当(俳優としても出演)してからのおつきあいのようで「シェルタリング・スカイ」で二度目のゴールデングローブ賞音楽賞を受賞しています。「ラストエンペラー」ではアカデミー賞・音楽賞を日本人として初めて受賞するという快挙を成し遂げました。そしてこのベルトリッチの名作はアカデミー賞作品賞の他9部門を受賞しています。

📷ベルナルド・ベルトルッチについて

ベルナルド・ベルトルッチは去年(2018年)の11月に77歳で亡くなったんですね。カナエは「暗殺の森」(1970年)という作品が大好きでした(リトル・ブッダも良かった!)。いわゆる巨匠と呼ぶべき自分の描きたいものを大胆に表現できる(言い方悪いけど・・俳優はそのための駒みたいな)監督でした。いろんな題材の映画をエネルギッシュに製作し、作品は「ラストタンゴ・イン・・パリ」(1972年)、「魅せられて」(1996年)、「ドリーマーズ」(2002年)など多岐に渡ります。

<ベルナルド・ベルトルッチ>

<画像出典>https://www.taxidrivers.it/82724/festival/82724.html

今の時代こうした大物的な監督っているんでしょうか。カナエは若い時みたいに映画に研究熱心でもなく物覚えも悪いから😓、映画の俳優さんは憶えられても監督さんまでは記憶できないんですが・・すばらしいものを作っている方はいるんでしょうね。まあ映画の内容もアニメチックになって娯楽要素が濃くなってきてるんで、1970年代のイタリアの名監督ヴィスコンティみたいなどどーんとした重厚な映画とは作風が変わるのも時代の流れかもしれません。それに現代は監督だけでなく他の表現を兼ねる方もいるでしょうし。

📷坂本龍一のドキュメンタリー映画について

<映画 「Ryuichi Sakamoto CODA」>

坂本龍一の話に戻りますが、そのドキュメンタリー映画で彼は音楽を作るために様々な音を聞きます。いろんな種類の楽器はもちろん周りでおこる音にも耳を澄まします。

<画像出典>https://eiga.com/movie/86609/gallery/

そして音を探して森などに行き鳥の声を聞き廃墟となった場所で捨てられた缶を棒で叩いてみたり、木の肌を擦ってみたりします。

<画像出典>https://eiga.com/movie/86609/gallery/

バケツをかぶって雨の音を聞いたりもします。

 

まさに音の探求者です。

彼の音楽にはそんな楽器でない音も入っていて面白いです。

 

そんな坂本龍一が今日の原発危機について、音楽をやるようなものはそのアンテナみたいなもので皆が感じるよりも先にその危機を感じてしまう、といってました。彼はそのドキュメンタリー映画で福島原発に行ってその中を歩きます。

<画像出典>https://eiga.com/movie/86609/gallery/

そして福島で行うコンサート、「戦場のメリークリスマス」は彼の魂の叫びのように聞こえて感動的です。

<画像出典>https://eiga.com/movie/86609/gallery/

坂本龍一は癌でたくさんの薬を飲みながら作曲の仕事を続けています。でもこんなに贅沢に音楽というものを希求してそれを仕事に出来る恵まれた人間はやはり病気になってしまうのかもしれません。+-の法則があるというなら長命では恵まれすぎなのかも(誰かが笑えばどこかで誰かが泣くこの世界です。宇多田ヒカルの歌の歌詞だった(‘◇’)ゞ)。もちろん癌を克服して素晴らしい音楽を作り続けて欲しいのは当然!ですが。

そうして彼はずっと死ぬまで音楽を続けるんだろうなあ・・と映画を観て思いました。

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