人間は生き、そして死んでいく・・フジテレビ月9ドラマ「監察医 朝顔」の人生を通してその事実が痛感される

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ドラマ

こんにちは。カナエです。

今回は上野樹里さんが監察医を好演しているフジテレビの月9ドラマ「監察医 朝顔」について書きたいと思います。

 

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フジテレビ月9ドラマ「監察医 朝顔」で描かれる平凡で暖かい日常と生死の闇

<画像出典>https://biz-journal.jp/2019/07/post_111777.html

ドラマデータ

放送年 

2019年(第1シーズン)、2020年から21年(第2シーズン)

製作

フジテレビ

脚本

根本ノンジ

原作

香川まさひと

主題歌

折坂悠太

キャスト

上野樹里、時任三郎、風間俊介、山口智子、柄本明、石田ひかり他

 

💛ドラマの概要

万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県の大学の法医学教室に勤める法医学者で、毎日が遺体との対面です。何故その人間が死んだのか・・その原因を突き止めるのが朝顔の仕事。

教えてください。お願いします

いつもそうご遺体に挨拶をしてから朝顔は解剖を始めます。

朝顔には警察官の夫桑原真也(風間俊介)とつぐみという保育園に通う娘、そして父親の平(時任三郎)という家族がいます。母親の里子(石田ひかり)は東日本大震災で命を落としていました。

真と同じ警察官の父・平は遺体の見つからなかった里子をずっと探していました。警察官をやめると里子の実家に移って大勢の人がなくなったという宮里沼で里子の捜索を続けます。しかし平は徐々に記憶障害というアルツハイマー病に悩まされるようになります。そして里子の父、朝顔の祖父(柄本明)も体調を崩して入院し、その病状は予断を許さなくなるのでした・・。

 

💛朝顔という女性

朝顔は懸命に相手を理解しようとしながら、決して突き放さない優しい女性。

それは遺体の解剖というある意味非情な仕事に就いているからこそ、という面もありますが、朝顔がこの仕事に就いたのはそもそも東日本大震災で母親の里子を失って“人の死”というものに深い想いを抱くようになった、そして震災で出会ったチャコ先生(山口智子)の働く姿を見て自分もこの仕事をやりたいと思ったことにあったのでした。

朝顔はご遺体を解剖し何故この人が亡くなったのか、その人生まで踏み込んで考え、ご遺族にその死因について詳しく説明します。それは法医学者としての説明以上に(自分も遺族であることから)残った遺族の絶望を少しでも減らそうと十分に配慮した説明です。

現実は朝顔のそんな気持ちが伝わらない事も多いのですが、それでも朝顔は自分の信念を崩さずにいつもご遺体に向かうのです。

 

💛万木家の食卓

忙しい万木家ですが朝顔は朝食を毎日しっかり作り、家族で食卓を囲みます

これだけの仕事をして料理までこなすのはドラマだから出来る事かも知れませんが、食卓で何気なく話すことがそれぞれが忙しい万木家の大事なコミュニケーションとなっています。実際皆とても仲がよくて笑顔。特につぐみとじいじ(平)。

父親の平がアルツハイマー型認知症となって朝顔たち家族の処へ戻ったのは里子の実家に一人でいるよりも病気に良い事だったでしょう。

この万木家の料理、毎回違っていて観ていて楽しいです。夜は朝顔が仕事から帰っての事なので割合簡単なものが多いようですが、逆に仕事に出かける朝は栄養補充の為かしっかりした朝食を作ってますね。なんか昔のお母さんを彷彿とさせる朝顔です。

 

💛それでも悲劇はやってくる

震災で多くの人の死を目撃し、仕事柄毎日人の死を見つめる朝顔は人の命というもののはかなさを心底知っている人。

だからこそ生きている“今ある時間”を大切にしようと愛情深く暖かく人に接しているのです。

そんな朝顔ですがどんなに気遣ってもやはり大事な家族に“死”はやってくる・・これは避けられないことですね。

老いた祖父はやがて天国に召されるでしょうし、それをわかりながらも朝顔は時間をやりくりしてつぐみと会いに行くしかないのです。一時でも祖父の心が潤うように・・。

 

💛上野樹里さんの秀逸な演技

シーズン1から観ていますが、本当に心打たれる演技をしてくれる上野樹里さん。特に震災時母親里子を探すシーンは観ていて辛いほどでした。

朝顔は長い間津波に襲われた里子の実家に行くことが出来なかった。電車から降りることが出来なかったのです。そんな朝顔の心の葛藤を上野さんは見事に表現していました。

なんだろう・・上野さんの演技は大袈裟ではないのに観る側に伝わるんですよね。この朝顔の名演はドラマ史に残るんじゃないかな。

 

💛主要な役者さんのプロフィール

上野樹里

<画像出典>https://www.crank-in.net/gallery/news/67887/3

1986年5月25日生まれ。兵庫県加古川市出身。

「のだめカンタービレ」の印象が強いのですが、デビューは2002年のNHKドラマ「生存 愛する娘のために」。2003年NHK朝の連続小説「てるてる家族」で三女秋子を演じ、2004年の主演映画「スウィングガールズ」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。

2006年フジテレビ月9ドラマ「のだめカンタービレ」が大ヒットし、さらに2008年性同一性障害の女性を演じた「ラスト・フレンズ」でも数々の賞を獲得しています。

2011年「江~姫たちの戦国~」でNHK大河ドラマで初主役、2016年にはTRICERATOPSのボーカリスト、和田唱さんと結婚しました。

2018年に再び連ドラ(「グッド・ドクター」)に出演し2019年「監察医 朝顔」に主演。

他に映画「ジョゼと虎と魚たち」(2003年)、「幸福のスィッチ」(2006年)、「のだめカンタービレ・前後編」(2009年、2010年)、「陽だまりの彼女」(2013年)など多数。

これほどの実力派女優なのに気取らない感じで大好きな女優さん!

 

 

時任三郎

<画像出典>https://buzz-press.com/tokitousaburou-yome-kodomo-tall-17028.html

1958年2月4日生まれ。東京都世田谷区出身。

舞台「ヘアー」(1980年)で俳優デビュー。歌手としても活躍し1981年の「川の流れを抱いて眠りたい」がヒットし、テレビドラマでは「ふぞろいの林檎たち」(1983年)で人気を集めました。

1984年、1987年に日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しています。

188cmの長身で「監察医 朝顔」では婿役の風間俊介さんとはかなりの身長差があって並んで歩く姿がとてもユニークです(←狙っているかも^^♪)。

 

 

風間俊介

<画像出典>https://www.jprime.jp/list/tag/%E9%A2%A8%E9%96%93%E4%BF%8A%E4%BB%8B

1983年6月17日生まれ。東京都墨田区出身。

1997年にジャニーズ事務所に入る。

ジャニーズきっての演技派として知られています。

「3年B組金八先生」(1999年)で第3回日刊スポーツドラマ・グランプリ新人賞を受賞。2011年テレビドラマ「それでも生きていく」で日本放送映画芸術大賞助演男優賞などを受賞し、2012年にはNHK連続テレビ小説「純と愛」でお茶の間に知られるようになりました。

ドラマ「それでも生きていく」では大竹しのぶさんと鬼気迫る演技を見せてくれて記憶に鮮明に残っています。

妻は元女優の河村和奈さんで一児の父。

 

「監察医 朝顔」は一話完結のストーリー構成でもあるのでまだまだ話は続けられそう。「相棒」のような長期ドラマを目指して頑張って欲しいです!!

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