スポンサーリンク

BSJapanextで放送の韓国ドラマ「時速493キロの恋」でユニスの仲間は大会出場をかけて代表チームと戦う!その第9、10話の詳細なネタバレあらすじや感想も!!

ドラマ

こんにちは。カナエです。今回もBSJapanext放送の韓国ドラマ「時速493キロの恋」(第9、10話)について書きたいと思います。

テジュンとテヤンは恋人同士としての絆を深めていく・・

ドラマのキャストとこれまでの話

<第1話> <第2~4話>

<第5、6話> <第7、8話>

ドラマ(第9、10話)のあらすじ(ネタバレ)

第9話

なんで黙りこくってるの?

ユミンジョンファンに問いました。

あの泥酔動画で懲戒処分にでもなったの?

あれを見たのか 処分はないよ

ジョンファンは答えます。

良かった 

ユミンはホッとしたあとで訊ねました。

ところであいつって誰? 動画で見たけど・・ ”会いたい”って歌まで歌ってた

俺の初恋の人だ 今日連絡が来たんだ

さっきのメール? それでぼんやりしてたの?

バカなことをしたと思ってるよ あいつのせいでSNSなんか始めた 今の俺を見るかもしれないと

ジョンファンは話しました。

3年間ずっと毎週月曜日に欠かさずメールを送った 会いたかったしあいつが心配だったから あいつは一度も返信しなかったのに動画を見て連絡してきた ”面白い”って

ジョンファンは苦笑します。

何事もなかったみたいに軽い感じで

変な人ね

ユミンは言いました。

ああ そうだな

あんたのことよ わざわざ私に連絡してレストランを予約したのは私に気があったからじゃないの? 私の気持ちを知ってて

ユミンはジョンファンをきつく見つめます。

食事に誘われた時はときめいたわ 来る途中もドキドキした なのに他の女性の話を? なんなのよ

ユミンは立ち上がります。

ついてこないでね ムカつくから

ユミンは店を出て行きます。

***

テジュン(チェ・ジョンヒョプ)は早朝から特訓をしていました。

シボン先生、今日のノルマは達成しました! 見てました?

ビデオ通話をしているシボンはあくびをします。

こんな時間にかけてこないでくれよ

褒められたくて 一生懸命やってるでしょ

呆れるくらいにね

シボンは電話を切ります。

なんだ

テジュンはコートに寝転びました。すると携帯にメールが来ます。

生きてたか

テジュンはジュニョンからのメールを見ました。

”私は生きてるわ スポーツで稼いだお金を使いきろうと家を出たのは3年前ね 死ぬ気はないから安心して お金が底をついたら帰るわ”

異国のジュニョンはパソコンでテジュンとテヤン(パク・ジュヒョン)の記事を見ていました。

”ところでパク・テヤンとは親しいの? ペアを組んだのね”

ジュニョンは息を吐きます。

面倒なことになったわ・・

代表時代の仲間か?

メールを読んでテジュンは考えます。

いや、パク・ジュニョンと親しくなるヤツなんかいない

***

テヤンは家の前でテジュンを待ちます。

迎えに来るんじゃないの?

後ろからテジュンが忍びより囁きました。

誰を待ってる?

わ!

テヤンは飛び退いてテジュンを見ました。

ビックリした! 朝から驚かせないでよ

ふざけただけだ

いつもふざけてばかりで小学生みたい

テヤンは自転車置き場に向かいます。

自転車で行くのか? 俺は徒歩で来たのに

ついてくれば 運動量が足りないわ

テヤンは自転車で走り出します。

朝から特訓したのに

テジュンは自転車を追いかけました。

***

出戻って来ました しごかれる準備はできています!

テヤンは仲間の前で叫び、文句の嵐が来ると防御にきつく目を閉じました。けれど目を開けるとジホソンシルソンスが拍手していました。

ジョンファンのせいだとヨンシムさんから聞いた 私には関係ない事だけどね 歓迎はしないわよ

ユリが言いました。

誰もお前を認めてないからな

ドンワンも口を出します。

パク・テヤン、倉庫の整理をするわよ

ヨンシムがテヤンを呼びました。

はい!

テヤンはヨンシムについていきます。

***

ヨンシムは階段を降りるとテヤンに言いました。

悪いけど倉庫の整理は1人でして

あ、はい

じゃあね 

ヨンシムさん、気を使ってくれたんですね ありがとうございます

別にあんたを守ろうとしたわけじゃないわ 事情も知らないし 自分でなんとかしなさい テヤン

はい

テヤンはヨンシムに微笑みました。ヨンシムは咳払いすると練習場に戻ります。

***

テヤンはジムでトレーニングをしているテジュンのところに行きます。ガラス越しにテジュンをながめてから扉を開け、そっと後ろからテジュンに近寄りました。

カッコいいか?

ビックリした! 後ろに目がある?

ここは鏡だらけだ

そうか・・

テジュンはトレーニングをやめて水筒の水を飲みました。

いじめられなかったか?

今回は大丈夫 頑張れる気がする

いつも頑張ってる 今までお疲れさん これからうまく行くよ

パク・テジュン

テヤンはテジュンに手紙を差し出しました。

荷造りして寮を出た日に書いたんだけど今渡す あとで見て

テヤンはジムを出ようとしますがテジュンは引き止めます。そして手紙を読みました。

宝石みたいな手紙だ

テジュンは微笑みます。

やっぱり君は俺が好きだ

うん あんたのことが大好き

テヤンはテジュンにキスします。

俺の方が好きだ

2人は抱き合ってキスしました。

***

キャプテンのスンウイ監督に提案しました。

団体戦のメンバーは選抜戦で決めませんか? 代表選手や先輩、後輩関係なく選抜して実力で決めるべきです それか公平でしょう

スンウはドンワンを気にかけていました。

そうだな いい考えだ そうしよう

監督は答えました。

だが代表メンバーを呼ぶのは難しそうだけどな

チームのためなら来ますよ

ヨンシムもスンウに賛成します。

毎回同じ団体戦のエントリーは変えるべきです 面白そうですし

コーチはどう思う?

監督はコーチに振りました。

面白そうです

(こら)

監督はコーチを突こうとします。すると選手達が気勢を上げました。

やった! 選抜戦だ

選手達は拍手します。

待ってろ 2人で検討する

監督とコーチは選手から離れて2人で話します。ドンワンはスンウに言いました。

スンウさんが出ればいいでしょ 大げさにしないでください 選抜戦なんかしても代表メンバーが選ばれますよ

それが実力なら認めるしかない

無意味な戦いをしても疲れるだけだ

ドンワン 態度を改めろ

スンウは告げます。

お前も先輩だろ 後輩が見てる

監督とコーチが戻って来ました。

聞いてくれ 今回の団体戦は階級不問の選抜戦でメンバーを決めよう

監督は話しました。ソンシルら若い選手達は喜びます。

***

テヤンとテジュンは仲間の目を気にしながらも密かにラブラブな関係を続けます。

選抜戦の日が来て代表メンバーがユニスのコートに到着しました。イ監督は並んだ2組のチームに話します。

今回の団体戦は階級を問わずテストの結果によって決定する チームの成績がチームの競争力を生み、その競争力こそがお前達の価値だ 

監督は選手村の「選抜チーム」と寮生活の「ユニスチーム」の間を歩きます。

もちろん個人戦も大事だがユニスのユニホームを着てる以上ユニスのためにベストを尽くしてくれ

***

テジュンはジホとペアを組みヒョクポンとジョンファンのペアと対戦します。ジホは緊張する気持ちを静めようと選手達を眺め自分に言い聞かせました。

(ビビるな 相手は世界大会のメダルをいくつか持っているだけだ 伝説の選手、現役で活躍する選手、五輪の候補選手・・)

ジホはヨンシムの相手を見ました。

(史上最強の怪物)

ヨンシムはその”怪物”に言いました。

今年で21歳だっけ?

はい

強くなったわね

先輩と試合できるなんて光栄です

頑張ろう

ヨンシムは後ろに下がりながら呟きます。

天才なのに礼儀正しいなんてムカつく

テヤンはソンシルとペアを組み戦います。

頑張ろう

2人は拳をぶつけ合います。

そろそろ練習試合を始めようか

監督が言いコーチがホイッスルを吹きました。練習試合が始まります。

***

ユニスチームは代表チームの勢いに押されます。

大会よりプレッシャーを感じているようです

シボンが監督に言いました。

萎縮して普段の実力の半分も出せていません 結果は一目瞭然だ

コーチもため息をつきます。

1人いるよ 雰囲気に飲まれず平常心で挑んでいるヤツが

監督はテヤンを見つめました。

世界大会の経験は消えないからな

シボンとコーチは頷きます。

テヤンはソンシルをカバーして強力なスマッシュをコートに打ち込みました。息を弾ませているソンシルにテヤンは話しました。

シャトルを見ずに相手の顔ばかり見てるわよ

すみません

代表メンバーなんて選抜試合の時にたまたま好調だっただけよ 

テヤンはソンシルの両肩に手を置きました。

緊張しなくていい

はい

***

テジュンとジホはジョンファン達のペアと対等に打ち合っていましたが、ヒョクポンの球がテジュンの頬をかすめ、切ってしまいました。

まいったな

テジュンさん、血が出てますよ

ジホが駆け寄ります。

ごめん 大丈夫か

ヒョクポンが謝りました。

これくらい平気です

切れたのか? 赤ちゃんの肌だな 精神年齢も低いし

ジョンファンが嫌味を言います。

消毒しましょうか

大丈夫だって!

テジュンは心配そうに見るテヤンを気にしてジホを睨みました。監督達もテジュン達の様子を窺います。

練習試合はもう終わりでいいでしょう

コーチが監督に言い、ホイッスルを鳴らしました。

試合終了 お疲れさん

***

練習試合が終わるとテジュンはさっさとコートから出て行きました。テヤンはテジュンを追いかけます。

ちょっと・・ パク・テジュン!

恥ずかしいんだよ

テジュンはテヤンを無視して階段を下りて行ってしまいます。

テヤン、久しぶり!

ヒョクポンがテジュンを呼び止めました。

ヒョクポンさん

ヒョクポンが階段を下りてきて笑いました。

元気だったか 連絡くらいしろよ

すみません

ジュニョンとは連絡をとってるか

出口の柱の陰で聞いていたテジュンは姉の話が出て驚きます。

いいえ・・

やっぱりそうか 一緒に食事でもしよう

いいですね じゃあ今日の夕食を

携帯番号はそのままだな あとでな

ヒョクポンは降りていきました。テヤンは周りを探しますがテジュンは見えませんでした。

何処へ行ったのよ

テヤンは階段を上がります。テジュンは柱の陰からテヤンの後ろ姿を見上げました。

***

ジホとソンシルは試合後の食事の買い出しに行かされます。

テジュンさんは相当頭に来てた プライドが傷ついたんだな ・・僕の話を聞いてる?

ジホは気のなさそうなソンシルの横顔を見ました。

ちょっとテヤンさんのことを考えてた

ソンシルは答えます。

試合中に励ましてくれたの さすがパク・テヤンだと思ったわ 代表メンバーにも臆せずカッコ良かった

僕より?

うん

負けたか でも僕には君が一番カッコいい 一番可愛いし だからビビるな

ソンシルは笑いました。

私が将来お金を稼いで楽させてあげる

本当か? 愛してるよ

ジホは喜びます。

***

ユニスチームはジホ達の買ってきたハンバーガーを食べます。

ヨンシムさん、大丈夫ですか? さっき転倒してましたよね ホント、ファン・シウンは史上最強の怪物ですよ

ソンスがハンバーガーを食べているヨンシムに言いました。

あの子は性格も良くて礼儀正しいから大物になりますよね

ソンスはヨンシムの隣でソンシルが止めているのも気づかずに話し続けます。

わかったわ

ヨンシムはハンバーガーを頬張りながら答えました。

ヨンシムさん、自分より上手な後輩をどう思います? 安心して引退出来そうですね

・・ちょっと!

ヨンシムはソンスを睨みました。

私にいなくなれと? 何が引退よ!!

ヨンシムはソンスを怒鳴りつけました。ソンスは青ざめます。

ええ???

ヨンシムが怒声を上げているとコーチが来ました。

ヨンシム、どうしたんだ?

コーチは皆がハンバーガーを食べているのをながめます。

おやつの時間か

練習試合後は休まないと

スンウが言いました。

そうだな 食べなさい お前達と対戦したヤツらはどこへ行ったと思う?

どこですか

ソンスが聞いたので後ろからドンワンにどつかれます。コーチは笑いながら促しました。

まあ食べてるといい

***


代表メンバー達はジムでトレーニングしていました。

差し入れのハンバーガーです

ジホとソンスが床にハンバーガーを置いて帰りました。

サンキュー

メンバー達はお礼を言います。

***

テヤンとテジュンは屋外のコートでこっそり会います。テヤンは周りを気にしながらテジュンの座っているベンチとは別のベンチに座りました。

誰もいないから心配するな こっちに来いよ

テジュンが誘います。

あんたが来れば

するとテジュンはテヤンの座るベンチに来てテヤンの膝に頭を乗せました。

冷たくしないでくれ

テジュンはテヤンを下から見上げます。

その目は何よ

よく見ると可愛い顔をしてる

テヤンは何も言えずに固まります。

ところでさ

何よ

いや、なんでもない

テジュンは目を閉じます。

気になるから途中で止めないでよ

君の足は石みたいに硬いな

テジュンは目を閉じたままで言いました。

情熱と努力を感じる

失礼ね 起きなさいよ

テヤンはテジュンの頭を起こそうとします。

パク・ジュニョン選手と親しかった?

テジュンは聞きました。

さっき小耳に挟んだ 彼女はスター選手だっただろ

選手村にいた頃親しくしてた

どれくらい?

テジュンは寝たまま訊ねます。

親友というほどではなかったけど

そうか 性格がかなり悪いらしいな

いいえ 私が今まで会った選手の中で一番カッコいい人だった バトミントンという競技がどんなに美しいものか気づかせてくれた選手よ

テジュンは目を開けてテヤンを見上げました。

俺も会ってみたいな

テジュンは言いました。

***

代表チームとユニスチームは縄跳び勝負をしようと意気込みますが、突然腹痛に襲われます。

と、トイレだー!

皆は走り出しました。遅れてきたテヤンとテジュンは茫然と見送ります。

原因はハンバーガーのようでした。

ハンバーガーを食べた皆はお腹の丈夫なテヤン以外全員病院に運ばれます。監督やシボン、コーチも同様でした。

先生

監督はお腹を押さえながら医師を呼びました。

選手達の治療を先に 代表メンバーを先に診てください 韓国代表選手が最優先です

なんですって?

胸に国旗がついているのが代表メンバーです

監督の言葉にヨンシム達は激怒します。

第10話

テヤンはベッドで唸っているチーム仲間を見ながら怒ります。

ひどいわね、代表メンバー以外はどうなってもいいの?

すると一緒の椅子に座っていたテジュンも調子が悪そうです。

私が解決してくるから待ってて

テヤンは看護婦を呼び止めました。

あんまりですよ 彼は・・

テヤンは長椅子でお腹を押さえるテジュンを指差します。

彼が・・一番上手なんです 金メダルを期待されてて

そうですか

看護婦は行ってしまいました。テジュンは不安げにテヤンを見ます。

ああ・・腹が・・

***

深夜になってベッドで寝ているユニスチームのところへ看護婦がやってきました。

申し訳ありませんが急患が搬入されますのでベンチに移って頂けますか

座って点滴をしろと?

ジョンファンが訊ねます。

いえ、あなたはそのままで

看護婦はユニスチームに告げました。

移動してください

テジュンらは廊下の長椅子に座り点滴を受けます。

代表選手はベッドで私達は廊下

ユリは泣きながら話します。

「その他」ってことですよね

ジホが悔しそうに口を尖らせました。その時スンウが鬼の形相で立ち上がります。

キャプテン、監督に抗議を?

ドンワンが訊ねます。

ヤバい トイレだ

スンウはそう言うと点滴を引っ張りながらトイレに向かいました。

少しはキャプテンらしく・・ 俺もトイレだ

ドンワンが続くとソンスやジホも後を追い大騒ぎになります。そこへテジュンの両親がやってきました。

母さん・・

***

テジュンは病院のロビーで両親と話します。

ニュースを見て驚いたわ 無事で良かった

両親はテジュンを見て安堵します。

ユニスの人達はお前がジュニョンの弟だと?

父親が聞きました。

知るわけないだろ

テジュンだって優秀な選手よ

母親は笑いました。

実業団に入れたんだもの 立派だわ

辛かったら辞めてもいいんだぞ ジュニョンのことがあって色々気付かされたよ

父親は告げました。

今になって? 俺は早々に気づいてた だから疲れない程度にやってる

テジュンは笑いました。

ああ、姉さんは元気らしい 帰国するって

電話が来たの?

母親は驚きます。

無事なのね? 今何処にいるの? 母さんに電話するように言ってよ!

母さん 1つずつ聞いてくれよ

***

やっとベッドが空き廊下にいたユニスの面々は移動します。テジュンが戻ってきてジホに頼みました。

ジホ、手持ちがあったら貸してくれ 財布を忘れた

何故ですか?

ジホは聞きます。 

***

お金を借りたテジュンは両親の所へ戻ります。母親は泣いていました。

泣いてばかりいるな

父親がたしなめます。

だって運動してる子達を見たら思い出してしまって・・ 可愛そうなジュニョン

母親は訴えました。

それがあの子の運命なんだ テジュンだったら気持ちを切り替えて楽に生きるだろうに

テジュンは息を吐いて両親の席に近寄りました。

ガソリン代を渡すよ 母さんはまた泣いてるのか 俺を心配したのか

ごめんね

母親は謝ります。テジュンは母親を見つめました。

泣いてばかりで子どもみたいだ 姉さんから連絡が来たら知らせる 母さんはもう泣かないで

テジュンはガソリン代を渡すと両親と別れます。

***

テヤンは1人寮でラーメンを食べていました。

美味しい! いつも私をのけ者にしてラーメンを食べてた罰ね

テヤンがラーメンを味わっていると玄関のチャイムが鳴りました。

誰よ?

***

テヤンが扉を開けると辛そうにテジュンが立っていました。テヤンは仰天します。

あんた1人だけ退院してきたの?

いや、君に会いたくてさ

呼んでくれたら行くのに 冷や汗が出てるじゃない 病院に戻ろう

テヤンが上着を取りに行こうとするとテジュンは手を引っ張りテヤンを抱きしめました。

これで治った

テジュンは意識朦朧となります。

ちょっと テジュン!

***

テジュンはテヤンのベッドで横になります。

君がいるから寂しくない

テジュンは話しました。

寂しかったの?

時々ね 君は?

私も寂しかった 時々 短い間だけ

2人は手を握り合います。

君は俺を愛してくれる?

テジュンは聞きました。

もう愛してる

テヤンは言います。

***

朝になってテヤンはテジュンのためにお粥を作ります。

パク・テジュン、お粥ができたわよ

うまそうだな

2人が笑い合っているとユニスチームが病院から帰ってきます。

私の部屋に行って!

テジュンはお粥を持ちテヤンの部屋に逃げます。

***

ヨンシムやユリ、ソンシルが疲れ切って女子寮に入って来ました。

早めに退院したんですね

テヤンは3人に話します。

代表メンバーはまだ入院中です 心配だから 私達はどうでもいいんでしょうね

ソンシルが言い、ヨンシムはトイレに行きあとの2人は自室に入りました。テヤンが部屋に行くとテジュンはお粥を食べていました。

ご馳走様 サンキュー

テジュンは窓から飛び降ります。

やだ! 嘘でしょ?

テヤンが窓から見下ろすとテジュンは無事に着地していました。

残さず食べたかった

テジュンは親指を上げました。

早く戻ったら

ああ

テジュンは自分の部屋に戻ります。

***

ユミンはイ監督の見舞いに来ていました。監督はユミンの切ったリンゴを食べます。

練習はどうした? わざわざ来なくてもいいのに 実業団連盟戦があるだろ

お父さんも同じでしょ

俺のことが大好きだな

仲良く話す父娘を廊下でジョンファンが覗いていました。

監督、大丈夫ですか

ジョンファンは部屋に入ります。そしてユミンを見ました。

何故君が? 監督の娘だったな

わざとらしいわね 不自然よ

ユミンは言います。監督は娘に聞きました。

気になってたんだがお前達は親しいのか? 何故仲良くしてる?

ユミンは父親にニッコリしました。

仲良くないわ

悪くもない

ジョンファンは答えます。

なんだと?

ええと・・ほら、ユミンが ユク・ジョンファン大会で優勝を

ジョンファンは言いわけします。

監督の体調が気になって・・

お前に心配されたくない

気遣うのは当然です 監督がいないと始まりません 頑張って

どういう風の吹き回しか?

ユミンはリンゴを剥いていたナイフを振ります。

(外で待ってて 話がある)

ジョンファンはナイフを見つめます。

***

ユミンは病院の出入り口でジョンファンを待ちますが現れません。

遅いわね

”首を切ってやる”と俺に言ったんだ

ジョンファンはベッドに寝ながら相部屋のヒョクポンに話しました。

誰がそんなことを?

ヒョクポンは訊ねます。

俺とは仲良くないと言い放った女だよ ムカつくな 嫌いだからって首を切るなんていうか? 

ユミンは携帯を見て怒ります。

来ないなら電話くらいしなさいよ

ユミンは練習に戻りました。

***

ユニスチームの仲間たちは怒っていました。

代表選手達ばかり大切にして私達を放った監督達は許せない!

憤るヨンシムに皆は賛同します。

何としても団体戦にエントリーするのよ! 代表チームなんかに負けるな!!

おお!

ユニスチームは気炎をあげます。チームは猛練習を開始しました。

***

ソンシルはテヤンに「ペアを組みたい」と申し出ます。

ダメですか?

ダメなわけないでしょ! 嬉しいわよ

試合で励まして貰って感激したんです ファンは裏切らない!

ファン?

高校時代テヤンさんのファンでした 千羽鶴を贈ったことも

そうだったの?

テヤンは驚きます。

途中でちょっと心が離れたけどテヤンさんがユニスに来て内心嬉しかったです

環境的に喜べなかった?

すみません

謝らないで

テヤンはソンシルの両肩を掴みました。

ヤン・ソンシル、あなたは今から私の恋人よ 私のパートナー! 絶対に離さないからね!

テヤンはソンシルを抱きしめました。

***

テヤンはソンシルから化粧品を貰います。

ペアになった記念に 選手もキレイでいないと

私からもプレゼント

テヤンは指でハートマーク❤️を作りソンシルに示しました。ソンシルは笑います。

***

テヤンはソンシルから貰った化粧品を塗ってテジュンと会います。 

何処にいるの?

テヤンは周りを気にしながらテジュンを探します。

誰もいないよ

いきなり後ろからテジュンが来て言いました。テヤンはいつものようにびっくりします。

2人きりだ

テジュンは笑いました。テヤンは怒らずに笑顔になります。

おまたせ

どうした? 具合が悪いのか?

いいえ

疲れた顔をしてるぞ 呼ばなきゃ良かった

せっかく塗ったのに この艶に気づかないの?

何か塗ったのか?

テヤンはムッとします。テジュンは笑いました。

俺のために可愛くなろうと?

テジュンは顔を寄せます。

女の子らしく?

テヤンは指でテジュンの頭を押しました。

違うわよ ソンシルがくれたから 塗ってみただけ・・

テジュンが近づいてテヤンの左頬にキスしました。

これを期待してたか?

テヤンはテジュンを見つめます。

どうした?

テヤンは右の頬を触ります。

こっち側も期待しないでもない

テジュンは右の頬にキスしようとして言いました。

味をしめたな

テヤンはテジュンを叩きます。

痛い! ピュアなフリしてキスしろとか急に迫ってくるなよ

・・蹴り飛ばしてやる

テジュンは逃げ出します。

待ちなさいよ!

テヤンは追いかけます。

おい、今日は変だぞ

いいから こっちへ来なさいよ!

テヤンはテジュンに飛びつきます。

***

選抜テストの日になります。代表チームがまたやってきました。

今回は負けられない! 見返してやろう

ユニスチームは士気を高めます。

ビビったら負けよ とにかく相手を睨むの

勝つぞ!

ユニスチームは駆け出します。

***

始めるぞ

ホイッスルが鳴り試合が始まります。女子チームはテヤンやヨンシムが奮闘して代表チームをリードします。

食中毒の件が大分効いたようです

コーチが監督に話しました。

男子コートは1ゲーム終了しました

シボンが監督に報告します。

続けろ この試合は終わりも休憩時間もない

監督は命じます。

どうして笛が鳴らないんですか? 続けるの?

ソンスが聞いていると球が飛んできて慌てます。

***

女子チームはテヤンのスマッシュが炸裂して代表チームのリードを縮めます。

力を加減して 最後まで残った選手が勝ちよ

テヤンはソンシルに話します。

1人1人をよく観察しろ 

イ監督はコーチ達に告げました。

体力が落ちた時に弱点がわかる

コーチはホイッスルを鳴らしました。

限界を感じた選手は退場しろ

***

選手達の数は減り男女数人になります。

いつもの顔ぶれが残ったかな

これでは全員倒れてしまいますよ

シボンは心配します。

ソンシルが球を拾った際に倒れて退場し、女子のユニスチームはテヤンとヨンシムだけになりました。男子の方はキャプテンのスンウがスタミナ切れで退場しテジュンとジホだけになります。

さあ、残った者はダブルスをやるぞ

監督は選手に呼びかけました。

***

テジュンとジホはジョンファン、ヒョクポンと戦います。

正々堂々と戦おう

ジョンファンはテジュン達に告げます。

ボーイズビーアンビシャス

なんだって? こいつ・・

テジュンはジョンファンをラケットで指してジホに言いました。

お前にバカは任せた 俺は筋肉ブタをやっつける

テジュンはラケットでヒョクポンを指します。

エースは俺だ 甘く見るな!

ジョンファンは怒ります。

勝つぞ

テジュンはジホに言います。

いいだろう かかってこい

ジョンファンはラケットを構えます。

***

テヤンは若い”怪物”と呼ばれる代表選手に向かいスマッシュを打ち込み点を取ります。

(俺を前にして攻撃できると思ってるのか?)

ジョンファンは球を拾います。

(どけ 邪魔だ)

ジョンファンが体勢を崩したのでテジュンは思い切りジャンプして球を打ちました。ジョンファンはラケットを球に向けますがヒョクポンが打ち返し相手側に球は落ちました。

皆はテジュンの打った球の速さに目を丸くします。

パク・テジュンは今何を?

ドンワンが呟きます。

見ましたか? ジョンファンの記録に迫る速度だったと・・

シボンが監督に話しました。

監督終わりましょうか

コーチが聞きました。

そうだな

コーチはホイッスルを吹きます。

試合終了!

テジュンは球を拾われ負けたのを悔しがります。監督はそんなテジュンの様子を見て微笑みました。

***

ジョンファンとヒョクポンは自動販売機の前で缶を取り出して飲みます。

パク・テジュンか 面白いヤツだな

ヒョクポンは言いました。

変なヤツだよ 俺が触れた

え?

さっきのヤツのスマッシュだ シャトルに触れたんだ バレたら負けてた

そうか だから俺に飛んで来たんだな つまり反則か

審判が見逃したらセーフだ

確かにな

***

試合が終わり選手達は休息していました。シャワーを浴びたスンウが寝ているテジュンに声をかけます。

テジュン寝てるのか

いいえ

いいスマッシュだったな お前はいい選手だ

そうでしょうか ・・俺が?

テジュンは訊ねます。

ドラマ(第9、10話)の感想

テジュンは両親が姉のジュニョンに愛情をかけ過ぎていて寂しい思いをしていたんでしょう。そして才能溢れた姉の陰に隠れて自分は才能のない選手だと思い込んでいた、でもテヤンに励まされイ監督も才能を認めているからこれから強くなっていきそうです。ジョンファンとの頂上対決も楽しみですね

テヤンもやっと仲間の誤解も解けてこれから力を発揮できそう。2人ともに周囲が認める大選手になって欲しい!です💖。

ドラマ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
kanaetaikoをフォローする

コメント

Optimized by Optimole
Verified by MonsterInsights