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BSJapanextで放送の韓国ドラマ「ゴールデンスプーン」でテヨン達の目の前でキム執事は不可解な死を遂げる!その第14、15話の詳細なネタバレあらすじ、感想も!

ドラマ

こんにちは。カナエです。今回もBSJapanext放送の韓国ドラマ「ゴールデンスプーン」(第14、15話)について書いています。

10年経ってジュヒはテヨンの変貌ぶりに目を疑う

ドラマのキャストとこれまでの話

<第1、2話とキャスト>  <第3~5話>

<第6話とサブキャスト>  <第7、8話>

<第9、10話>      <第11~13話>

ドラマ(第14、15話)のあらすじ(ネタバレ)

第14話

チョルリハビリをしなかったせいでこのままだと絵が描けないと医師から告げられ気落ちします。チョルが沈みこんでソネの店で酒を飲んでいるとスンチョン(イ・ジョンウォン)が来ました。チュルはスンチョンと話します。

スンチョン、去年の担任から連絡がきたけど大学に行かない気なのか?

チョルは息子に訊ねました。

うん、大学に行くより絵を描きたい

スンチョンはきっぱりと答えます。

計算したんだ 予備校代に教育ローン、大学卒業時には5000万の借金ができる それよりは昼は働き夜はウェブトゥーンを描く 入隊前に作家デビュー出来たらその方がいい

父さんの人生を見てよくそんなことが言えるな

チョルは怒ります。

父さんの人生がなんだよ

スンチョンは父親を見つめました。

父さん、ジュヒの父親の葬式で思ったんだ 大学もカネもいいだけど親の方が大切だ 俺にとっては一番大事だ

スンチョン、ありがたいけどカネは必要だ 俺の経験上カネがないと駄目だ 大学に行くべきだし絶対カネは必要だ

チョルはコップに酒を注ぎます。

ジュヒの父親はきっといい人だったろうな あの子を育てたんだから

会ったことはないけど多分いい人だ

チョルはスンチョンが泣いているのに気づきます。

泣いてるのか

スンチョンは涙を拭いました。

どうして涙が出るんだろう・・?

チョルは息子の肩を叩いて元気づけます。

スンチョン 大丈夫だよ

テヨン(ユク・ソンジェ )は文化遺産から出てヨジン(ヨヌ)と2人で話します。

テヨンがナ会長を殺したなんて意外だわ

ヨジンは言いました。

なんでお前がそれを?

ジュンテさんが話すのを聞いた 気をつけて 彼はあなたを狙ってる

知ってるよ だけど俺はテヨンが殺したとは思わない

スンチョン、真相がどうであれジュヒが知ったらあなたとはおしまいよ もうジュヒのことは諦めて

ヨジンは請いました。テヨンは顔色を変えます。

ジュヒの耳には入れさせない! オ・ヨジン、お前も絶対に言うなよ

テヨンは歩き去ります。

当たり前でしょ あなたが潰れて得はないもの

ヨジンは笑いました。

ヨンシンコン執事が使用人を叱っているのを見て訳を訊ねます。

何事なの?

実は燃やせと言われていた坊ちゃまの服を古着販売サイトに出したと・・

ヨンシンは使用人の携帯でテヨンの服の画像をながめます。

今どこにあるの?

ヨンシンは使用人に聞きました。

ジュヒ(チョン・チェヨン )は住むアパートを探しますがどこも高くて手が出ません。ジュヒが不動産屋から出てため息をついているとテヨンから電話が来ました。

ジュヒ、会わないか

テヨンはジュヒとカフェで会います。

元気だった?

まさか 休学して家を出てホテル住まいよ 知ってるでしょ?

テヨンは俯きます。

電話に出なくてゴメン あなたの家を恨んでたみたい 私が心配で電話をくれたのね

いや、会いたくて

テヨンは言いました。

ちゃんと食べてるか、ホテルで何を考えてるか、1人で泣いてないか・・ そんな心配をするよりまず会いたかった

テヨンの話にジュヒは笑います。

テヨン、スンチョンが好きだと言ったでしょ

ジュヒ、スンチョンを好きになるな スンチョンはお前の好きになったスンチョンじゃない

テヨン

ジュヒは驚きます。

初対面で好きになったんだろ? その頃と今では別人みたいじゃないのか?

何を言ってるの? 変わってもスンチョンはスンチョンよ 何が問題なの?

バカだな スンチョンは・・

テヨンは言葉に詰まりました。

何故そんなことを言うのか知らないけど余計なお世話だし気まずいわ 行くね

ジュヒは立ち上がり店を出ます。

テヨンはジュヒを追いかけ手を掴みました。

ジュヒ、すまない あんな話をするつもりはなかった 

テヨン

もう干渉しないし気まずくもしないから電話に出てくれ 俺達友達だろ?

・・わかった だから手を離してくれる?

あ・・

テヨンは手を離します。

じゃあね

ジュヒ 何かあれば連絡して どこへでも駆けつけるから いいな?

わかった

ジュヒは別れて歩きながら呟きます。

何故テヨンはスンチョンを初対面から好きだったと知ってるの? テヨンに言ったっけ?

ジュヒが不思議に思っているとキム執事から電話が来ました。

あんた、父親の死について知りたいんでしょ? あの日家に来た人がいる

誰なの?

ジュヒは訊ねます。

家族から手に入れたお金を持ってきな そしたら教えてあげる

キム執事は電話を切りました。

ジュンテは会議でプレゼンテーションを行います。

ゴールデンマネーインベストメントのアレックス・プ代表です

ジュンテはプレゼンの前に相変わらず背広を着ずラフな姿のヨンスを紹介しました。

代表のお力添えでUBSを買収できました

出席者達は立ち上がったヨンスに拍手します。ヨンスは手を上げて笑い着席しました。

更にファン会長がDS放送開局日に合わせてトシンの企業CMを契約しました

席の中央に座るヒョンドは皆の拍手に頭を下げます。出席したテヨンも父親に拍手しました。

それではCMの草案を

会議室が暗くなりCMの映像が流されます。

CMの内容は貧しい子供の兄妹にも手を差し伸べるというトシングループのPRでしたが、テヨンは自分の惨めな子供時代を思い出し異義を申し立てます。

たしかによくまとまっていて映像も洗練されているかもしれない でも地面に落ちたアメを貧しい兄妹が拾うというくだりは幸せの演出にはなりません 慈善にも礼儀が必要です 貧しい者を見下す金持ちの傲慢が垣間見える

テヨンはヒョンドを見ました。

こんな広告には反対です 同情と積善はトシンの顔ではありません

一理あるな 大学一年生でも気づく問題点を見過ごしては困る

ヒョンドは言いました。ジュンテは悔しげに拳を握ります。

やっぱり義弟より息子がマシか

ヨンスは独りごちます。

会議が終わるとヨンスはヒョンドに話しました。

息子さんはすごいですね 立派な企業家になりそうです 共感力が素晴らしい

本当にそうお思いですか? 私はそれが問題だと思います

ヒョンドはそう言うと部下を連れて去っていきました。ヨンスは一瞬呆気にとられますが可笑しそうに笑い出します。

ヨジンはジュンテの友人でミョンソンホテルの御曹司のソンウォンとデートします。 

あなたのホテルのかき氷は最高ね 美味しいわ

ヨジンは笑いました。

ヨジン、お前は今年のアミクスで一番きれいだよ それで? コラの株は全部売ったよな?

もちろん おかげで車が1台買えたわ

だから皆アミクスに入りたがるんだ そのうちもっと儲かる話が来るよ

2人が話しているとジュヒとスンチョンが別のテーブルにやってきました。

(ホテルに泊まっていたのね)

ヨジンはジュヒがスーツケースを引いているのをながめます。

そのスーツケースの中に5億ウォンが?

スンチョンはジュヒの話に驚きます。

執事が何故そのカネのことを?

兄の家の執事と仲がいいから聞いたみたい 父の亡くなった日に誰か来たらしいの 本当の話みたい

だけど執事にカネを渡したらジュヒは一文無しだろ 大丈夫なのか? 

スンチョンは心配します。

ヨンスは会社の中庭でテヨンに語りました。

財閥の御曹司によく貧乏人の気持ちがわかるな

貧しい家の友人がいますから 彼が言いました 「貧しくてもプライドはある」と

いや〜 それは違うな 貧しいからプライドしかないんだ でもそんな生き方は大変だぞ

テヨンは首に蛇の入れ墨をした男がジュンテのところに行くのを見ました。その男がサプライズパーティーでテヨンを拉致した刑事に扮した男だと気づくとあとをつけます。

おい? 御曹司

ヨンスはテヨンが中庭からいなくなったので辺りを見回します。

どこに行った?

何か対策が必要かと

刑事役だった男がジュンテに話しているのをテヨンは壁の陰から覗きました。そこにヨジンから電話が来ます。

スンチョン、大変よ 今ジュヒがナ家の執事に会いに行く

ジュヒとスンチョンの話を聞いたヨジンは急いでテヨンに連絡してきたのです

執事?

よく聞いて あの日執事がテヨンを見たみたい ジュヒと執事を会わせないようにしないと

わかった

テヨンは車でホテルに向います。

ジュヒ、カネを渡して後悔しないか

スンチョンはジュヒに聞きました。

後悔しそう だけど行かなくても後悔すると思う とりあえず会って嘘ならお金は渡さない

俺も一緒にいるから心配するな

2人はホテルを出て行きます。

テヨンは車からスンチョンとジュヒが歩いているのを見つけます。

兄貴、車を止めて

テヨンはムンギに車を止めさせて2人を追いかけます。ジュヒはキム執事からの電話に出ました。

着いたけどどこにいるの?

交差点にいたジュヒ達はキムを探します。そして道路の向かいにいるキムを見つけました。

ああ、見えたわ

キムは横断歩道のそばに立っているテヨンに気づきました。

何故テヨンがいるの?

テヨンも自分を見ている女性がキム執事だとわかりました。

キム執事、私がわかった?

ジュヒが電話で聞くとキムは道路の反対側からジュヒを見ました。

今わかったわ

信号が青になりキムは横断歩道を渡り始めます。

ジュヒは本当にバカね

執事は渡りながら話しました。

あの日お父さんが会ってたのは・・

突然すごいスピードで来たトラックにキム執事は跳ね飛ばされました

キム執事・・!

ジュヒもスンチョンも道路に転がったキム執事を茫然と見つめます。

死んだの?

トラックは走り去りキム執事の周りに人が集まります。テヨンも唖然としてその様子をながめました。

キム執事の遺体は救急車で運ばれて行きました。

何故こんなことが

ジュヒは道路の向かいにいるテヨンに気づきます。

ファン・テヨン?

テヨンは背を向けて歩き去りました。

♣ 

ちょっと 大丈夫ですか

通行人が発作を起こして道路に倒れているスンチョンに声をかけていました。

スンチョン! 大丈夫?

ジュヒは急いでスンチョンに駆け寄ります。

どうしたの? 深呼吸して

これは偶然じゃない

テヨンは車に戻りながら首を振りました。

絶対に違う ・・だとしたら?

テヨンは走ります。

いったい誰が?

ヒョンドは電話で報告を受けました。

約束を守らないからだ

ヒョンドが呟いていると会長室にジュンテが入って来ました。

CMの件なら後日にしろ

ナ会長の件です

ジュンテはソファーに座りました。

それともナ家の執事の話からしましょうか?

ヒョンドはきつく義弟を見ます。

実はジュンテは会長室に来る前にヨンシンからテヨンのジャケットについてのある事実を知らされていました。ヨンシンは燃やすはずだったテヨンのジャケットを手に入れそのジャケットについていた血液がDNA鑑定でナ会長のものだとわかったと告げていたのです。

ジュンテはヨンシンから受け取った鑑定書をヒョンドに渡しました。

テヨンの服からナ会長の血痕が 義兄さんがこれを見逃すとは・・

ジュンテは微笑みます。ヒョンドは無表情で問いました。

・・何が望みだ?

テヨン名義の不動産、債権、株式、全て僕にください それからテヨンに贈与予定のトシンの持ち株2%も ・・それと

それと?

テヨンを渡米させてください

渡米・・

ヒョンドは薄く笑います。

スンチョン、落ち着いた?

ジュヒは舗道の縁にスンチョンを座らせて訊ねました。

ごめん あまりに恐ろしくて気が動転した

スンチョンは水を飲みます。

何が何だかわからない・・

ジュヒは言いながら辺りを見回しました。

スーツケース・・

え?

スーツケースはスンチョンがジュヒの代わりに運んでいました。スンチョンは青ざめます。

どこにいった?

スンチョンは近くを慌てて探しますがスーツケースはありませんでした

スンチョンとジュヒは夜の街を歩きます。

一体誰が持って行ったんだろう

スンチョンは途方に暮れてジュヒに謝りました。

ジュヒ、本当にすまない パニックを起こさなければ・・

もういいの スンチョン 元々裏金だし私が持つべきものじゃなかった だからあまり気にしないで

ジュヒ

じゃあ 先に帰るね

ジュヒは歩いて行きました。

どうしよう・・ 彼女の全財産なのに

スンチョンは悩みながらソネの店の前に来ました。すると両親が入口のそばの椅子で話していました。

漫画が描けないなんて・・手術しないと

ソネはチョルの右手を撫でながら言いました。

治る保証もないしそんなカネはないだろ 他の仕事をするから大丈夫だ

あなた、そんな・・ 漫画が描けないなんて

ソネは泣きだします。

なんだよ 大丈夫だと言ってるだろ 泣くことはないよ

チョルはソネを抱きしめますがソネは泣き止みません。

ほんとに・・どうしたらいいの?

泣くなって

スンチョンは堪らなくなって声を上げながら駆け出しました。歩道橋を駆け上がると柵に寄りかかり肩で息をしながら叫びました。

俺にもカネがあればいいのに! 金持ちになりたいよ!

スンチョンは息を吐きながら言いました。

俺がテヨンならどんなにいいか ジュヒにお金をあげて父さんの手も治せる

スンチョンが嘆いていると電話が鳴りました。

もしもし・・ え? アレックス・プ?

覚えてないのか? 5万ウォン貸したのに

ヨンスは話しました。

覚えてます 返済の催促ですか?

いや 君はカネを稼ぎたくないか?

ヨンスはケースに入った金のスプーンをながめながらスンチョンに訊ねました。ヨンスも金のスプーンを持っていたのです。

テヨンは家に帰りキム執事の死について聞こうとヒョンドの部屋に向います。するとジュンテが現れました。

義兄さんに会いに? 来いよ

ジュンテはテヨンをトレーニング室に連れていきます。そして後ろから竹刀でテヨンを打ちました。

叔父さん! 何をするんだ

人を殺したヤツは懲らしめないとな!

ジュンテはテヨンを打ち続けます。

ナ会長を殺したのは俺じゃない!

アメリカでも殺したじゃないか

ジュンテはテヨンの喉に竹刀を押し付けました。

また忘れちまったのか? 思い出させてやるよ

ジュンテは竹刀を放るとテヨンを殴りつけます。

しかしアメリカで子供達を銃で撃ったのはテヨンではなくジュンテでした

助けてください 

テヨンは叔父に頼みました。

テヨンが殺したんだ ママ、ママとガキどもがうるさいから お前がお仕置きをした

ジュンテはテヨンに銃を持たせました。

そうだろ?

テヨンは頷くしかありませんでした。

どうだ? 思い出したか?

ジュンテは残酷に笑いました。

ジュヒはホテルで支払いを待って貰うよう頼みました。

お願いします

ジュヒが頭を下げているとヨジンがジュヒを呼びました。ジュヒはヨジンが引いているスーツケースを見て驚きます。

ヨジン! そのスーツケースは 私の・・

ジュヒはしゃがんでスーツケースを確認しました。

脇の潰れ方が私のと同じだけど 本当にあなたのなの?

ジュヒ、中学の頃と変わらないわね あの時はナラを泥棒扱いしけど 今度は私を?

そうじゃないけど・・

ヨジンはスーツケースを開けて中を見せました。

自分の目で確かめたら?

ジュヒはヨジンの下着やバッグが詰められているのを見て黙ります。ヨジンはスーツケースを閉じました。

もういい?

ヨジン、ごめん ちょっと私、今おかしいの お金の入ったスーツケースを失くしちゃったから

ジュヒは謝りました。

お金がないの? それじゃ少しあげようか 覚えてない? 昔ナラの修学旅行代をカンパする話があったじゃない

ヨジンはジュヒを見つめました。

あの時あんたは立ち上がってみんなに言った ナラの目の前でそんな話はひどいって 結局カンパはされずナラは修学旅行に行けなかった

ヨジン・・

ナラに必要だったのは正義感じゃなくお金だったのよ

ヨジンはお札をジュヒに差し出します。

でも私は今あなたにお金が必要だってわかってる 受け取って

ジュヒはためらいながらお金を受け取ろうとします。けれどヨジンは手を上げました。

やめとこ あなたにも学ぶ機会が必要ね 貧乏がどんなものか経験してみるといいわ

ヨジンはスーツケースを引いてホテルを出ました。

ジュヒ、偉そうにしてるからよ

ヨジンは道端で寝ているホームレスの女に声をかけました。

おばさん スーツケースをあげるわ

ヨジンはスーツケースを置いて立ち去ります。

これを・・?

ホームレスの女はスーツケースを開けて中をあさりました。 

下着ばかりじゃないか

けれど奥まで探ると札束が出てきました。

・・ええ??

女は仰天して札束の上に座って周囲を見回します。

ヒョンドはテヨンの血のついたジャケットをながめ、自ら羽織ると鏡を見つめました。

高いジャケットを買ったよな 

ヒョンドは笑うとジャケットを引き出しにしまいます。その時テヨンが部屋に来ました。

誰も殺してないのに何故僕をアメリカに?

ヒョンドはテヨンを見て言いました。

確かにお前は誰も殺してない ・・私もそう思う

じゃあ取り消して! 僕は行くわけにはいかないんだ お願いだよ!

ヒョンドはテヨンを睨みつけました。

目を覚ませ! 私がお前のためにいくら使ったと思ってる 

ヒョンドは書類を投げつけます。

アメリカ留学は私がお前に与える最後の機会だ その機会を買うためにいくら払ったと? そのカネを返す準備ができたら戻ってこい それまでは帰ろうと思うな

ヒョンドはテヨンに言い渡しました。

第15話

コン執事やムンギはテヨンのアメリカ留学の準備を始めます。

少し1人にしてくれ

テヨンは部屋から2人を出してソファーにぐったりと座りました。

どうしたらいいんだ?

テヨンはテーブルに積まれたテヨンの持ち物の中から6年前の銃撃事件の切り抜きを見つけます。その中に銃撃のあった学校の生徒達のプロフィールがあり生徒達の写真もありました。テヨンは写真の中に笑っているジュンテを見つけます。

テヨンはジュンテと同じ学校だったのか

昔はジュンテを恐れてたのに 彼の罪を全部着せられてたわ

テヨンはジュンテの友人ナナの言葉を思い出します。

ジュヒがホテルの支払いを済ませているとテヨンからメールが来ました。

ジュヒ、俺は今日アメリカに発つ 家族と君を置いて行くのは死ぬほどイヤだけど行くしかないみたいだ やることができたんだ

ジュヒはバス停で空を見上げ息を吐きました。

今度はいつ会えるかな 挨拶も出来なくてごめん

テヨンはソネの店に寄り4人で仲良く話している家族をながめました。それからムンギの運転で空港に向かいます。

呼ばれたら駆けつけるという約束は守れそうもない

金持ちになって家族の元に戻るという約束も守れないな・・

テヨンは呟きました。

空港でコ弁護士がテヨンに告げました。

会長に連絡する必要はない 時が来たら会長から連絡が行く

コ弁護士はテヨンの肩を叩きムンギに行くよう伝えました。

坊ちゃん、行きましょう

ムンギが促すとジュヒが走ってきて叫びました。

ファン・テヨン!

ジュヒ・・

良かった 会えないかと思った

何故ここへ・・

メールを見たの 見送りくらいしないと

テヨンは俯きます。

でも何故急に海外に行くの? やることって何?

それは・・

テヨンの便のアナウンスが入りムンギがテヨンに行くよう促しました。

もう行かないと ありがとな 元気で

テヨンはムンギと去っていきました。ジュヒはその後ろ姿を見てキム執事が事故にあった時に見たテヨンの後ろ姿を思いだします

まさか お父さんの死んだ日に家に来たのは・・

ジュヒはテヨンを追いました。

テヨン あなたが父を殺したの?

違うよ ジュヒ、俺は

あなたなんでしょ

ジュヒはテヨンの襟を掴みました。

あんまりじゃない よくも私の父を・・!

ジュヒはコ弁護士達に取り押さえられます。テヨンは飛行機に乗りました。

10年の月日が流れトシングループは発展を続けていました。

スンチョンはバイトしていたミョンソンホテルの面接を受けます。ホテルの常務ソンウォンはアミクスのジュンテの友人でソウル第1高の先輩でした。

俺の後輩だな 俺は2年生の時に留学したが後輩には間違いない 後輩の履歴は・・ 語学留学すらしてないのか? ”創作ウェブトゥーン短編金賞受賞” うちのホテルで何回もバイトしてるのか

ソンウォンは履歴書を見て話しました。

英語力も高く適性検査の結果も優秀です

隣の面接官がソンウォンに言いました。

英語ならこのグローバルな時代だ、誰でもある程度は話せる

ソンウォンが答えるとスンチョンは流暢なフランス語で話し出しました。

”常務のおっしゃる通りです ミョンソンホテルでアルバイトをする中で愛社精神を育みました 採用してくだされば必ず常務のお役に立てると思います

フランス語も出来るのか

常務は手を擦りながらスンチョンをながめました。

悪くないね

スンチョンはホテルを出ると呟きます。

オーナーの息子だからなんだ 交通費はこれだけだし

スンチョンは街頭ビジョンで映し出されたヨジンの映像を見上げました。

「ビューティータイム」のオ・ヨジンです 使用してみましたか?

ヨジンは大人気だな

使うと確かに肌が変わりました

美容関連の仕事をするジャングンはヨジンの番組を褒めました。

ビューティータイムは大人気だな ファッションやマネー関連もやれよ

私はタレントじゃないのよ いい加減に私に頼るのはやめて そんなことで会社が成り立つ?

アミクスのパーティーは?

日本人のバイヤーと約束がある

ヨジンはジャングンの職場を出て行きます。

ヨジンと共同経営にすべきだった

ジャングンが残念がっていると電話が鳴りました。

パク・ジャングンです ・・は? ナ・ジュヒ??

ジャングン 仕方ないわね また今度にしよう

テレビ局に勤めるジュヒは電話を切るとプロデューサーの席に向かいました。

ヨジンとジャングンは週末に予定があるとか

ジュヒは集まった仕事仲間に話しました。

OK、進めていいですね

ジュヒの女の先輩がプロデューサーに確認します。

アミクスの賭博の情報は確かなのか? ガセネタだったら始末書だけじゃすまない

プロデューサーは気弱に言いました。

絶対にしくじるなよ

プロデューサーはオフィスを出て行きます。

ピョンプロデューサーったら 相手が金持ちだからって怖気づくなんて

ジュヒは自分の席に戻りながら先輩に言いました。

スンチョンに頼みました

そう言えばファン・テヨン、アメリカでオ・ヨジンと婚約したそうよ 10年間帰国してないけど結婚式には戻るわよね

その前にアミクスのパーティーに潜入しないと

ジュヒは話します。

アミクスのパーティーはミョンソンホテルの屋外プールのプールサイドで水着姿の男女が音楽に合わせて踊り、派手な盛り上がりを見せていました。スンチョンがパーティー会場の案内係のバイトをしていたのでジュヒと先輩はすんなりと会場に入ることができました。そのまま2人はホテルの接客係に扮してパーティー会場でお酒を運びます。

土曜の午後3時 ジュヒを知るヨジンとジャングンは来ないから絶好のチャンスよね

先輩はジュヒに笑います。

今回は確実ですよ

ジュヒはスンチョンにイヤホンで連絡しました。

スンチョン、潜り込んだ ありがとう

そうか 絶対にバレるなよ

スンチョンが会場の入口で会員の案内をしているとソンウォンが水着でやってきます。

常務、お疲れ様です

スンチョンは笑顔を向けました。

どこかで見た顔だな

ホテルの最終面接です

あ〜スンチョンか

常務は一緒に来たジュンテに話しました。

高校の後輩なんだ

そうか

スンチョンはお辞儀しますがジュンテは無表情で会場に入っていきました。

ご苦労さま

スンチョンの肩を叩くともソンウォンも会場に向かいます。スンチョンはジュンテの後ろ姿をながめました。

誰だろう・・

知らないのか? トシンハイテックの社長だ ファン会長の義弟

仲間の案内係がスンチョンに教えました。

ソ・ジュンテか

スンチョンは呟きます。

後輩なら裕福だろ? 何故バイトを?

ジュンテは皆に挨拶されながら会場を歩きソファーに座ります。

カネに困ってるんだろ あいつフランス語が流暢なんだ

ソンウォンは隣に座りながら答えました。

それなら採用しないと

落としてやった 留学経験もないくせに俺より発音が良くて生意気だから

ソンウォンはワインを飲みながら笑います。

そういうヤツらが稼いでくれるんだろ

わかってるが態度が気に食わない

ソンウォンはジュンテを見ました。

テヨンじゃなくお前がトップになるという噂がある 忙しいだろうに何しに来た?

探してるヤツがいる

誰だ?

接客係がシャンパンを運んできました。

なんだ? 注文してないぞ

テーブルに1本ずつ回せと

誰が?

ジュンテが訊ねました。

接客係はあちこちにシャンパンを配ります。赤いスーツの男が上着を投げて皆の踊っている中に入り踊り始めました。

アミクス!

男は叫ぶとシャンパンの瓶を振り栓を開けました。シャンパンが勢いよく噴き上がると何人かがプールに飛び込みます。皆は狂ったようにノリノリで踊ります。

長髪にイヤリングをつけた派手な男はテヨンでした

スンチョンはジャングンとヨジンがやってきたのを見てジュヒに連絡しようとします。

本当にテヨンがパーティーに?

そうだ 婚約者のお前が知らないのか

うるさいわね さっさと探してよ

わかったよ

看板に隠れていたスンチョンはヨジン達が行くと自分も会場に入りました。

ヨジンとジャングンはテヨンを探します。

テヨンたら どこに行ったのよ

ヨジンは衝立の陰で女優を口説いているテヨンを見つけ背後に立ちました。

トシンのファン・テヨンだ 部屋で楽しもう

今から?

少し後で

テヨンは女優の体に乗りキスしようとします。しかしヨジンがテヨンの襟を引っ張りました。

誰だ?

テヨンはヨジンを見て笑いました。

なんだ ヨジンか

人気女優が大胆ね アイドルとも遊んでるから三角関係になるわよ

ヨジンに言われて気分を害した女優は行ってしまいます。

いい雰囲気だったのに

テヨンは残念がりました。

記事にでもなったらどうするつもり?

おお~

テヨンは笑います。

俺のフィアンセは怒った顔もセクシーだ

人目がある 早く出よう

ヨジンは眉を寄せて促しました。

待てよ

テヨンはヨジンを引っ張ると抱き寄せます。

寝ていく?

バカね 行くわよ

イヤだ 1人で帰れ 俺は遊び足りないんだ

テヨンは走り出します。

テヨン 全く・・

ジュヒがお酒を運んでいると先輩が来ました。

今日はハズレね 撤収しよう

ガセネタでした?

あいつら賭博をしないでボードゲームをしてる

ジュヒは先輩を見ました。

先輩、まさにそのボードゲームですよ

アミクスではボードゲームで賭けをすると聞いたことがあります

ジュヒと先輩はお酒を持ってボードゲームをしている建物に向かいます。ジュヒは建物の前にいる警備員に挨拶して中に入りました。そして胸元のボールペンに仕込んだカメラのスイッチを入れると、ボードゲームをしているソンウォンやナナのグループにお酒を運びます。

(50万ウォン券が4枚、10万ウォン券が10枚・・)

ジュヒはすばやくテーブルをながめます。

(1人当たり約350万ウォン もし100倍だったら?)

ねぇ あの話を聞いた?

ゲームをしながらナナが訊ねました。

ナスダックに5000億ウォンでイグジットした振興企業 名前は・・

知ってる モストラボだろ

ソンウォンが言います。

ジュンテは帰ったのかな?

そんなわけない

ジュンテがジャングンと入ってきて笑いました。ジュヒはジャングンを見て急いで顔を背けます。

もう始めたのか

現金を賭けろよ

ジャングン、あんたも入ったら?

俺はまた今度 ヨジンを1人ぼっちにできません

ジャングンの言葉に皆は笑います。

まあ、ジャングン、酒を飲め

ジュヒはジャングンに気づかれないように建物を出ようとします。けれどジュンテがジュヒを呼び止めました。

おい、お前 グラスを1つ

ジュヒは緊張してお辞儀します。

ああ、ここにあった

ジュンテは置いてあったグラスを取りました。

ごゆっくり

ジュヒはそう言うと扉を開け外に出ました。

ジュヒが外に出てホッとしていると今度は向かいからヨジンがやってきました。ジュヒが慌てて向きを変えると今度はジャングンが建物から出てきてヨジンに手を振り、ジュヒは挟まれた形になりました。

どうしよう・・

ジュヒが青ざめていると誰ががジュヒをカバナに連れ込みました。

久しぶりな ジュヒ

テヨンがジュヒの口を押さえながら告げました。

テヨン?

ジュヒはテヨンの派手な変貌ぶりに驚きます。

放送作家になったそうだがその格好は? ああ〜 潜入取材をしてるんだな

テヨンは拍手しました。

カッコいいじゃないか 俺を探してると聞いたけど理由はなんだ? 会いたかったのか?

そんなわけないでしょ

ジュヒはトレーを置いて答えました。

聞きたいことがあるからよ

おじさんのことなら殺してないぞ 動機がないだろ?

ならなぜアメリカに逃げたの? キム執事が死んだ訳は? 説明できる?

殺してないから説明できない

テヨンはカクテルを取りジュヒの肩に手を回しました。

ジュヒや つまらない話はやめて酒でも飲もう 一度は婚約までした仲だろ

その時カバナの幕を開けてスンチョンが入って来ました。

ジュヒ、大丈夫か

スンチョンはテヨンからジュヒを引き離します。

スンチョンか

テヨン?

何故お前がここに?

ジュヒ、何かされたか?

スンチョンはジュヒに問いました。

いや少しフランクに接しただけだ

テヨンはカクテルを置いて言うと2人をながめます。

ところでお前らはまだつきあっているのか?

・・そうだ 文句あるか?

テヨンはジュヒを見て笑いました。

ジュヒの顔を見てみろ 俺の前で見栄を張るなよ

テヨンはスンチョンの肩を叩きました。

リラックスしろよ リラックス

ジュヒはテヨンの物言いにうんざりします。

噂は聞いてたけどここまでだったとはね スンチョン、行こう

2人はカバナを出ますがテヨンは追ってきてジュヒの手を掴みました。

ジュヒ、待てよ 酒でも飲もう

離して やめてよ

イヤだ

何してる?

ヨジンとジャングンが来てテヨンとジュヒを見ました。

ヨジン 手を繋いだけだ

テヨンは言い訳します。

ソンウォンさんに害虫を見つけたと伝えて

ヨジンは後ろに従えている付き人達に命じました。

スンチョンとジュヒはヨジンの付き人に会場から追い出されます。

お前らひどすぎるぞ

スンチョンはヨジン達に怒りました。

潜入取材なんかするからだ

ジャングンが反発します。

いいから遊ぼうぜ

テヨンが誘っていると後ろからジュンテが来ました。

懐かしい顔ぶれだな 甥もいるし

叔父さんがどうしてここに?

帰国したのに連絡がないから会いに来た

実はちょっと忙しくて・・ いや そうじゃなくて叔父さんが忙しいかと 見ない間に更にカッコよくなったね

皆はゴマをすり出したテヨンを黙って見つめます。

ジュヒ、さっきは気づかなくて悪かった

ソンウォンがジュヒに話しかけます。

だがなんてザマだ 隠しカメラはどこにある? 撮っただろ?

するとヨジンがジュヒの胸からボールペンを抜きました。

あ!

これね

ヨジンはジャングンにボールペンを渡しました。

こんなものを持ち込みやがって!

ジャングンは足で踏み潰します。

何をするの? 違法賭博は事実でしょ?

生意気な口を利きやがって

ソンウォンがジュヒに詰め寄るとスンチョンが止めました。

潔白だと言うのなら警察を呼んでは?

警察? 面白いヤツだな

ジュンテがスンチョンに近づいて笑いました。

名前はなんだ? イ・スンチョンか ソンウォン、いくら後輩でも甘すぎるぞ

ジュンテはスンチョンを殴ろうとします。

やめて

その時テヨンが間に入り殴られました。

痛い スンチョン、お前のせいだぞ 叔父さん、俺の顔に免じて今回は許してやってよ

許せって何を? 警察を呼べと言ったな 待ってろ

ソンウォンは携帯を出そうとします。

テヨンは慌てて止めました。

兄貴!駄目です 叔父さんはトシンの社長ですよ 無力なバイトを殴ったことが表に出るとまずい

・・何のマネだ?

ジュンテは低い声でテヨンに訊ねました。

俺はただ・・叔父さんのことが心配で こいつらのことも可哀想だし 叔父さんの気が済むようにして

そうか なら許してやるよ

本当に?

ジュンテはテヨンの胸を乱暴に押しました。

お前がそこまで

ジュンテはテヨンを押しながら続けます。

心配してくれたんだからな 許してやらないと

ジュンテはテヨンの首を叩きました。

次はないぞ

ああ

テヨンは首を擦りながら笑いました。

お前もな

ジュンテはスンチョンを睨むとパーティー会場に戻ります。ソンウォンやナナもジュンテを追いました。

丸く収まって良かったな

テヨンは笑いますが、ヨジンがテヨンにわざとぶつかり歩き出します。

ヨジン、待ってくれ!

テヨンはヨジンを追いかけました。

秘密にしてくれよ

ジュヒはテヨンの後ろ姿を気色ばんで見つめます。

テヨンは変わったな 急な渡米も変だったし 何かあったのかな

スンチョンはジュヒと歩きながら話します。

迷惑をかけてごめんね バイトもクビになって・・ お詫びに友達に焼肉と焼酎をおごる

友達か・・

2人が話しているとヨジンの運転する車がクラクションを鳴らしながら通り過ぎます。スンチョンは避けようとして思わずジュヒを抱えました。

じゃあな

テヨンがオープンカーから2人に投げキッスをして走り去りました。

あの野郎・・

ジュヒと何の話を?

ヨジンはテヨンに訊ねました。

特に何も 叔父さんが現れたせいで遊べなかった

ソ・ジュンテに負けて悔しくないの?

悔しい でも耐えるしかないだろ リラックスしろ

ヨジンは車を乱暴に止めました。

びっくりした なんだよ!

なんのために私がお金まで貸して待っていたと?

カネと引き換えに俺の金のスプーンを渡した 俺の人生を手中に収めてもまだ不満なのか? トシンが欲しい? 叔父さんには勝てないぞ

だったら貧しいスンチョンに戻って

イヤだね ファン・テヨンとして生きる 後継者にはなれなくてもカネには困らないだろ?

悪いけど好きにはさせない

ヨジンがクラクションを鳴らすと車が後ろに止まり、付き人達が出てきてテヨンを連れ去りました。

お父様 テヨンを家に送りました

ヨジンはヒョンドに電話します。

テヨンは家に連れてこられます。

お父さん

書斎に来い

ヒョンドは書斎でテヨンと話します。

急に帰国した理由はなんだ?

アメリカはつまらないし 寂しくて

お前は一体 何を考えてる

特に何も

”特に何も”?

ヒョンドは笑います。

僕に何が出来る? 持ち株も無ければ力もない 一人息子なのに見放されてる

私が間違っていた お前を過大評価していたようだ 下がれ

テヨンは部屋を出ようとして足を止めました。

イヤだ

テヨンはヒョンドを振り向きます。

僕にも言いたいことがある

言いたいこと?

ヒョンドは聞きました。

ジュヒは父親のナ会長の死について集めた資料を読み返します。

捜査班のオ・ヒョンピル班長は辞職後トシンに入社、現在は不動産事業を展開 監察医ユ・ソンスは退職後トシンの医療財団に着任、執事のキム・ナヨンは退職後DSリゾートに転職する予定だった 3人ともトシンと関連がある だけど証拠としては不十分ね

ジュヒはため息をつきます。

スンチョンの部屋で動画の収録をしている友達のジェドンは、スンチョンがミョンソンホテルを不採用になったと聞いて納得します。

ホテルに潜入して取材するようなヤツを採用するわけないだろ 俺が常務でも採らないよ ジュヒに協力なんかするからだ バカだな

おい 俺の部屋で収録したいなら言葉を選べ

スンチョンはジェドンに怒りました。

そんなにジュヒが好きなら何故別れた? なくした5億ウォンのことで責められたわけでもないだろ? 勝手に自責の念にかられて・・

スンチョンはジェドンの口に茹でたジャガイモを押し込みます。

うるせぇ!黙ってろ 今すぐ追い出してやりたいがお前の奥さんと子供のために耐えてやる

チクショウ スーパー投資家になって出ていってやる

ジェドンはジャガイモの皮を剥きながら話しました。

ドンギョンの会社だが、上場すれば急伸するそうだ 社長がやり手らしい

モストラボか? 羨ましいな 俺にもカネがあったらジュヒに返せるのに

全くあの提案を断ったのが運の尽きだな 誰だっけ? アレックス・プ?

アレックス・・

スンチョンは10年前ヨンスに5億ウォン貸して欲しいと頼んだことを思い出しました。

真価を見定める才能を伸ばしてやろうと連絡したんだが・・

美術館にスンチョンを呼んだヨンスは戸惑います。

大切な友達のお金をなくしたんです 貸してくださればなんでもします

しかしヨンスは仕事の提案をしました。

月に150万ウォンやろう 毎年1割アップ 仕事を頑張れば2割でも3割でも上げてやる 10年間私の下で熱心に働けば5億ウォン以上手にできるぞ

ヨンスは言いましたが、気持ちの焦るスンチョンは提案を受けなかったのです。

スンチョンは銀行の採用試験の面接に行きます。するとテヨンから電話が来ました。スンチョンが約束した場所に行くとテヨンは道路のベンチに寝ていました。周りには酒の瓶が転がっています。

テヨン、起きろ

おお、スンチョンか

テヨンはスンチョンに抱きつきました。

テヨンはスンチョンのおごりで店で食事をします。

酒を飲んで遊んだだけで息子のカードを停止するか?

食べながらテヨンは怒りました。

カネはないし靴までなくして靴下には穴があいた

おい、就活生におごらせるために呼んだのか? あの秘書に言えばいいだろ

秘書? ムンギ兄貴のこと? あいつはとっくに解雇したよ お父さんに全部報告してたんだ ・・それよりご両親は元気か?

テヨン、この際だから言っておく

スンチョンはテヨンを睨みました。

ヨジンと婚約したんだろ ジュヒに近づいたら殺すからな

おお〜怖いな

テヨンは笑います。

わかったよ 心配するな

オ社長は家でテヨンの放蕩ぶりを怒っていました。

アイドルと熱愛疑惑の報道が出てた 一体あいつはどうなってるんだ?

んなのデマに決まってるわ

ヨジンは否定します。

何がデマだ! 映画でヌードになった女優とラスベガスで写真を撮られてる ファン会長に電話してやるぞ

オ社長は携帯を取り出します。

お父さん!

ヨジンは叫びました。

違うと言ってるでしょ 私の言うことが信じられないの?

・・娘のいうことは信じてるが

私をトシングループに嫁がせたいなら余計なことはしないで わかった?

ヨジンは部屋に行きます。

誰に似てあんなに気が強いんだ・・

オ社長は嘆きました。

スンチョン、いつになったら正気に戻るの?

ヨジンは部屋で金のスプーンを見ながら呟きます。

ドラマ(第14、15話)の感想

あらら!あの真面目だったテヨンがチャラ男になってしまった。アメリカ留学から10年が経ってすっかりテヨンは変わってしまいました。ファン会長から見放されてテヨンは自暴自棄になってしまったんでしょうか?

でもドラマも半分過ぎたくらいだし、テヨンがこのままのチャラ男でジュンテにやられっぱなしとは思えません。織田信長のように相手を油断させる戦法かも?そしてジュヒへの思いは消えてしまったのでしょうか?またヨンスが金のスプーンを持っていたりでこのドラマはいろいろ興味をかきたてられて面白いですね👏。

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