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BSJapanextで放送の「スノードロップ」でガンムに撃たれたスホをヨンロは女子寮に匿う!その第3、4話のネタバレあらすじ、感想も!!

ドラマ

こんにちは。カナエです。今回もBSJapanextの韓国ドラマ「スノードロップ」(第3、4話)について書きたいと思います。

必死で手当てするヨンロの姿にスホは次第に惹かれていく・・

ドラマのキャストとこれまでの話

<第1、2話>

ドラマ(第3、4話)のあらすじ(ネタバレ)

第3話

ガンム達に追われるスホ(チョン・ヘイン)ホス女子大の学生寮に忍び込みます。スホはガンムに銃で肩を撃たれながらも学生寮の壁をよじ登り窓から部屋に入りました。スホはそのまま気を失います。

ガンム達はスホが学生寮に侵入したと知り学生寮の捜索を開始します。銃を持った警察が現れたの見て学生達は悲鳴をあげ寮内は騒然となりました。しかしピ寮長は毅然とした態度でガンム達に言い渡しました。

捜索令状なしには誰であろうと出ていってもらいます

ピ寮長はスピーカーで寮生達に呼びかけます。

部外者が侵入 寮生は直ちに部屋に戻って鍵をかけ指示を待つように

ガンム達はドアを閉められ捜索できなくなります。

北の工作員が侵入しているんだぞ!!

チャン・ハンナが銃をピ寮長の頭に突きつけます。それでも顔色を変えない寮長を見てガンムは音を上げてハンナに命じました。

30分で捜索令状をとって来い

***

図書館から部屋に戻ったヨンロ(ジス)は血だらけの男が倒れているのを見て仰天します。その顔を覗きこんでスホだとわかると、なんとか警察の目をごまかそうと流れた血を拭いてスホを隠そうとしました。その時同室のソリが部屋に入って来ました。

ヨ・・ヨンロ??

ソリは血だらけの男を見て驚いて腰を抜かします。

しっ!

ヨンロは指を口に当てて黙るように指示しました。

***

ヨンロがソリにも手伝って貰いスホの周りの血を拭いていると先輩のヘリョンジョンミンが部屋に入って来ました。

いったい何?

二人は顔色を変えます。ヨンロは「警察に追われて逃げてきたデモの学生だ」と二人に話します。デモに参加していたジョンミンは怪我をしているスホを見て狼狽えます。

やだ! どうしよう?

かくまってあげなきゃ

ヨンロは三人に訴えました。ジョンミンはヨンロを手伝って床を拭き始めます。ヘリョンはジョンミンの肩を掴みました。

さっき警察が言ってたじゃない! スパイだって

スパイ? 警察は誰でもアカに仕立てる

ジョンミンは突っぱねます。

スパイじゃないですよ 合コンした人だもの

ヨンロはヘリョンに言いました。

え? 合コンの?

ヘリョンはスホの顔を見て驚きます。

***

ガンムはピ寮長を脅します。

もしこの寮で工作員が捕まればあんたもお縄だからな

ブノクは警察に協力しようと寮の設計図を持ってきてガンムに見せました。管理人のマンドン老人がブノクに囁きました。

寮長に断らずに勝手に設計図を見せるのは・・

話を聞き咎めたガンムは二人に釘を刺しました。

スパイを匿ったり便宜を図ったら懲役10年ですよ

***

スホは目を覚ますと部屋を出ていこうとします。

仲間を助けないと・・

ヨンロやジョンミンはスホを止めました。

外には銃を持った刑事が四人もいます

今出ていったら捕まりますよ

スホは窓のカーテンの隙間から外を覗きました。そしてガンム達が自分を探しているのを見て諦めます。

***

ガンムは外から寮の建物をながめて壁についた血の跡がヨンロ達の部屋まで上がっているのに気づきました。

あの部屋にいる!

そこにハンナが捜索令状を持って走って来ました。取り調べが出来るようになったガンム達は207号室に向かいます。

***

207号室ではヘリョンがジョンミンを問い詰めていました。

もしバレたら私達まで捕まるわよ 私は無事卒業して留学したいの

ソリもヘリョンの話に怯えます。

彼を安全な場所に

ヨンロはヘリョンに言いました。

女子寮の何処へ隠すのよ

ジョンミンは頭を抱えます。

刑事も入れない所がある!

ヨンロは閃きました。

***

ガンムとチャン・ハンナ達は207号室のドアの前に来ました

捜査令状を見せられたピ寮長は見守るしかできません。ガンムの部下が鍵のかかったドアを蹴り開けました。

しかし中にいたのはヘリョンだけでした。

君一人か 怪しい人間は? 他の寮生は?

ガンムはヘリョンに問いました。

私だけです みんなは大浴場へ

大浴場?

寮長が「部屋にいろ」と言ったのでは

ハンナが訊ねます。

その放送の前です

侵入者がいるのを知りながらまっ裸で入浴を?

スピーカーがないんです

ヘリョンの話にハンナは寮長を見ました。

知らない可能性も

寮長は言いました。ガンム達は浴場に向かいます。

***

スホは浴場のサウナの台の中に寝かされました。ヨンロ達は血の跡を拭きます。ガンム達が来たのが聞こえ、ジョンミンはスホに告げました。

脱ぐので目をつぶって

三人は服を脱ぎ始めます。ヨンロは血のついたタオルをスホの顔に投げました。スホは見ないようにタオルを被ります。三人は頭に水をかけ汗を演出し、服をスホに投げ台に蓋をしました。そして並んで座ります。

ガンムは浴場に入ろうとしました。

若い女子大生ですよ 裸なのに入ると?

ピ寮長はガンムを止めます。

どけ

ドアを開けようとするガンムをハンナが止めました。ハンナは銃を出して代わりに入ります。

***

ハンナは浴場を歩きます。三人の(カモフラージュのための)歌声が聞こえました。ハンナは銃を掲げてサウナ室のドアを開けます。ヨンロ達は悲鳴をあげました。ハンナはサウナ室を見回したあとで聞きました。

落ちついて 部屋に侵入した男を見なかった?

ドラマを観てからここに

ジョンミンが答えます。ソリが怯えて泣きだしました。

何を泣いているの

そりゃ銃を見たら怖いですよ

ヨンロが気丈に答えます。ハンナは裸の三人に苦笑して出ていきました。

*** 

”ハン教授とスホの仲間を捕えた”と報告を受けたガンム達は寮から撤退します。運転していたスホの仲間は生きていました。

ヨンロ達は就寝前の点呼に間に合うようスホを浴場の備品の保管場所に入れました。

先に行ってて下さい

二人を行かせたヨンロは血で汚れた床を拭きます。スホは肩をタオルで押さえながらヨンロに話しかけました。

今晩だけお世話になります

今晩だけじゃ駄目です 怪我が治るまでいて 隠れ場所は探しますから

ヨンロは拭きながら言いました。

いったいご恩をどう返せば・・

タダで助けてません カセットテープ代はチャラで

スホは痛みに耐えながら微笑みます。ヨンロはスホのいる場所の扉を閉めながらスホを見つめました。

点呼が終わったらまた来ます

スホは頷きます。

***

「同士会」の会合中ウン・チャンスは部下からの電話を受け廊下に出て話します。

イ・ガンムを止めろと言っただろ?

チャンスは怒りました。

すみません 下手に止めると怪しまれそうで

北の連中は?

一人は捕まりました 大同江1号は逃走

ハン・イソプは?

タイヤがバンクして乗せて貰ったと

わかった 逐一報告しろ

ウン・チャンスの電話をナム・テイルが聞いていました。

鳳凰作戦はどうなった? 失敗か?

アン局長にも極秘で進めるのは難しく・・

チャンスの言い訳にテイルは憤ります。

大統領選まで3週間もないんだぞ 何が難しい? 北に工作させるだけじゃないか!!

チャンスはテイルを無視して離れようとしますがテイルは続けました。

野党候補のブレーン、ハン・イソプを北に渡らせ金を受け取った証拠を作る そうすれば我らが候補は当選間違いなしだ 今回は初めての直接選挙だからな

幸い大同江1号は逃げたので再度交渉を・・

あのアカどもが素直に応じると思うか? 契約書にサインするまでどれだけ苦労したか・・

だからって部下に「アカを捕まえるな」とは言えません 私は安全企画部長です

テイルは歯ぎしりしました。

もし、今ハンの拉致未遂が報道されればまた野党が選挙工作だと騒ぎたてる

そこへアン局長が駆けてきました。

総長、お話が・・

テイルはアンの足を蹴ります。

余計なことをしてくれたな!

ナム総長

チャンスが止めに入ります。

これだから真面目な馬鹿は使えん

テイルは部屋に入りました。

逃がしたのか

チャンスはアンに訊ねました。

すみません

ハン・イソプから手を引け

しかし大同江1号は・・

手を引くんだ

チャンスは念を押します。

***

アン局長はガンムにハン・イソプから手を引くよう命じます。

何故ですか? 拉致されかけたんですよ

ガンムは抗いますが局長は聞き入れません。

ハン・イソプ本人が否定してるだろ 手を引くんだ 大統領選に響きかねない

間違いなくヤツが大同江1号なんです!

ガンムは訴えます。

あまり暴走するな 組織の命とりになる

局長は冷たく言い渡しました。

***

ガンムが部屋に戻るとハンナが新聞を渡しました。

あれだけの追跡劇をしたのに1行も記事になってない 選挙の記事ばかり 明らかに上の圧力ですよ

まさか

続行を?

あの野郎が・・ 大同江1号なんだ

ハンナはガンムを見つめます。

アカには執着するくせに私には・・

ハンナ 教授の監視を続けろ

ガンムは命じました。

第4話

ガンム達は捕えたスホの部下を拷問します。ガンムはスホの写真を部下に見せました。

こいつが組長だろ? 自分だけ逃げるとはな

ガンムは嘲笑います。

ドイツにいたヤツが何故ソウルに来てハン教授を狙ったんだ? 教授に近づくためベルリン大の院生になりすまし教授の教え子のオ・グァンテに接近 綿密に計画を立て拉致しようとした理由はなんだ?

ガンムは尋問しますがスホの部下は隠していた青酸カリを口に入れました。ガンム達は急いで吐き出させようとします。

この野郎! 吐け!!

けれど部下は死亡しました。

***

ヨンロは先輩のヘリョンにしばらくスホを隠すよう頼みます。

つべこべ言わず明日の朝追い出して

本気で言ってるの? まともに歩けないのよ

ジョンミンが怒ります。

数日だけです デモをした兄と重なるんです 兄だって誰かの助けがあれば捕まらなかったのに

ヨンロは懇願しました。ヘリョンは呆れ顔で話します。

だから四階に隠すって? あそこは死んだ前寮長の部屋じゃない

あそこが一番安全です

するとソリがヨンロに言いました。

ヨンロ、覚えてないの? 二人で四階に行った時・・

ソリは前寮長の部屋で自殺した幽霊を見た話をしました。

なのにあそこに行くなんて

ソリは震えます。

仕方ないでしょ 怪我が治るまで数日はかかるもの

確かに一番安全な場所だけど鍵がかかってる

ジョンミンが言いました。

マンドンお爺さんに頼んでみるのは? 力になってくれるはず

ヨンロは提案します。

***

しかしマンドンはヨンロとジョンミンに言いました。

スパイをかくまったら10年の懲役らしいぞ

スパイじゃありません 私達と合コンした人なんです

私が捕まったら息子が大変だ

ジョンミンが堪りかねて話しました。

警察どもはデモに参加した学生は無条件にアカと見なすんです

そうですよ

ヨンロが同意します。マンドンは二人の顔を見ました。

だから寮長は刑事に非協力的だったのか その学生を助けようとして

ええ、デモをした学生を助けようとしてたんです

なら私も黙って協力せんとな

***

マンドンの助力を得たヨンロとジョンミンは浴場からスホを連れ出します。マンドンは先頭を歩きながらヨンロ達に話しました。

ブノクには絶対にバレないようにするんだぞ

どうして?

ヨンロは訊ねます。

刑事に取り入ろうとホイホイ協力して報奨金のことまで聞いてたからな

するとブノクが部屋から出てきたので慌てて四人は廊下の角に隠れました。きらびやかなドレスを身につけたブノクは廊下の端まで歩くとまた部屋に戻って行きました。

もう大丈夫です

ヨンロが言いました。

しかしあの服や靴は他の子達の物では? 紛失届が出ていたはずだ

そう言うマンドンにジョンミンが頷いてヨンロを見ました。

そうです あれはソリの靴だよね なくなったって何日も泣いてた

そうですよね

とりあえず急ごう

マンドンは扉を開けて屋上に出ました。そして最上階にある前寮長の部屋の扉を開けます。

いつ見てもゾクゾクする

マンドンは紐の下がった埃だらけの部屋をながめます。

あの紐から私がこの手で前寮長を下ろしたんだ

大丈夫 幽霊なんかいませんよ

ヨンロは支えているスホに笑います。

***

マンドンがうっかり電気をつけたのでスホは消すように言い、窓から外を窺いました。見張りの警官達は気づかなかったようです。ヨンロがテーブルに置かれた本を落としたのでマンドンは口に指を立てました。

しっ! この下は自習室だから気づかれないようにするんだぞ

この寮で一番神経質なシン・ギョンジャが毎晩2時まで勉強するのでご注意を

ジョンミンがスホに教えます。

***

ジョンミンが部屋を片付けヨンロはスホの傷の手当をしました。包帯の端をスホに持たせ体に巻くヨンロ。スホの裸の体に寄り添う形になり二人は戸惑います。ヨンロはスホが胸にかけている女性用のネックレスが気にかかりました。

***

朝になるとヨンロはソリに手伝って貰いリュックを背負って食堂に行きます。そして配膳のおばさんの前に二度並んで食料を集めました。寮の部屋のお菓子やヘリョンのポットまでリュックに入れ、ヨンロはスホのいる四階に上がります。

スホは古いラジオを直して情報を得ようとしていました。

私です

ヨンロの声がしたのでスホは扉を開けました。

***

ヨンロは自分のノックの仕方をスホに教えます。

”トントン トントントン” こうノックしたらウン・ヨンロだと思って下さい

わかりました

ヨンロは集めてきた食べ物をテーブルに広げます。

昨夜から何も食べてないでしょ

ヨンロは飲み物を手にしたスホにパンを渡しました。

電池が欲しいです ラジオで音楽聞きたいので

スホは頼みました。

買ってきますから食べて

新聞も 昨日別れた仲間のことが載っているかもしれないので

持ってくるから食べて下さい

寮の構造も知りたい 脱出に備えてどこに何があるのか・・

もう

ヨンロは不機嫌になります。

パジャマで食堂に並んで、変装してもう一回並んで おばさんに怒られながら貰ってきたパンです 早く食べて

スホは笑いました。

わかりました 食べます

***

スホは食べながら聞きました。

デモで捕まった・・お兄さんが? 

強制徴集で軍隊に行きました

兄は世話が焼けるでしょ 母親みたいな気持ちになるのでは?

ヨンロは目を丸くします。

どうしてわかるんです?

妹も僕に対して母親みたいなので 「ちゃんと食べろ」、「怪我をするな」、 小言ばかり

ヨンロは笑います。

私みたい

お兄さんは今その小言を恋しがってますよ

ならいい気味です うるさがってたから

ヨンロはお菓子やタオル、ティッシュなどを出します。

テープ代では多すぎますよ

じゃあ返してください 踊りとか歌でも歌って

それは・・できません

ひとつも? デモばかりしているからですよ つまんないの

スホは苦笑しました。

夜になるとスホは暗い中でラジオの電源を入れますが”北”の音は取れませんでした。

***

ナム・テイルの妻ソンシムの誕生会が開かれウン・チャンスの妻ミセス・ホンやアン局長の妻などが集まります。ソンシムは皆からのプレゼントを喜びました。

持ってきて

テイルの妻は使用人に”お返し”を持ってこさせ皆に渡します。中に入っていたのは包丁でした。

軍人の妻は国に命をかける夫に忠誠を誓うのです それが内助の心得よ

刃にソンシム(誠心)と刻まれていますね

ミセス・ホンが愛想笑いをしました。

そうよ 四つ星の将軍だった父が私につけてくれた名前 さあ、では皆で言ってみましょう

夫人達は包丁を両手で支えながら唱えました。

誠心!

お上手よ

ソンシムは拍手しました。ミセス・ホンは心の中で毒づきます。

***

夫のテイルは病院で女医のチョンヤに血圧を測って貰っていました。

120の73よ

本当か ウン・チャンスのせいで上がったと思ったが

今日北京に行くんでしょ 今度はうまく行くはず

そうとも言い切れない あのアカどもはすぐごねるからな

チョンヤはテイルの肩を揉みます。

それは大金を引き出したいからよ とにかく一度失敗したおかげでウン・チャンスはコード1の信頼を失った

チョンヤはテイルに抱きつきます。

あなたにはなんの損もない

この魅力の塊め

テイルは笑いながら背広を着ます。チョンヤはテイルに紙袋を差し出しました。

空港に行く前に家によって 奥様の誕生日でしょ

テイルが中にあった小箱を開けると指輪が入っていました。

忘れちゃ駄目でしょ

おいおい、全く・・

テイルはチョンヤにキスします。そして部屋を出ていきました。テイルがいなくなるとチョンヤは冷笑を浮かべます。

***

ピ寮長が207号室を怪しんでる

ブノクは電話番をしながらヨンロに言います。

刑事が207号室を調べたからかな

え?

動揺するヨンロにブノクは笑いました。

そんなに怖い? まあピ寮長に睨まれたら血を見かねないもんね

ブノクはヨンロにガンムの名刺を見せます。

怪しい人を見つけたら電話しろって 5000万ウォンくれるらしいよ

5000万・・

5000万ウォンあればベルリンにも行けちゃう こないだ合コンで会ったパートナーがベルリン大の院生なの 会いたいから来いって

ブノクはヨンロに嘘をつきました。

***

ブノクは夜になると部屋で学生から盗んだ服を着て着飾り、鏡を見て楽しみます。ブノクは合コンでヨンロから奪った紙飛行機を睨みつけました。

”先約があるので演奏会には行けません”

ブノクはスホにそう断られたのでした。

合コンに来ておいて”先約がある”なんて あいつは私が学生じゃないって気づいたんだわ

ブノクはぼやきます

***

ヨンロは夜になるとスホの傷の手当をします。 

何故デモを? 闘かっても傷だらけになるだけなのに デモの度に家族は気が気じゃない

でもお兄さんはカッコいいと思います

どこが・・

ヨンロはスホを見ました。

つまり自分もカッコいいと?

よく言われる

ヨンロは舌打ちしました。

じゃあそのネックレスも女性から?

・・これ?

スホはネックレスを服から出して微笑みました。

はい

・・そうなんだ

ヨンロは唇を噛みます。

うっかりしてた レポートを書かなきゃ

ヨンロはスホの部屋を出ました。 

***

ヨンロは朝になると食事をスホに届けますが部屋に入らずに帰ってしまいます。スホが床を軋ませて歩いたので下の階で自習していたシン・ギョンジャが天井を見上げました。ギョンジャは机に乗って天井をながめます。他の自習生達が驚いてギョンジャを注視しました。

しっ

ギョンジャが皆を黙らせると上の階でまた音がします。

・・幽霊?

スホは椅子に座ろうとしますが壊れていて倒れてしまいます。大きな音がしたので自習室の学生は悲鳴をあげて逃げ出しました。

***

日曜は学校の開放日で寮の前に露店が出て一般の人が訪れます。

ヨンロ!

寮の前に軍服姿のヨンロの兄がやってきてヨンロを呼びました。

兄さん!

ヨンロは窓から兄に手を振ります。

カッコいい

同室のソリがはしゃぎました。ヨンロは寮を出ると兄に抱きつきます。その様子を四階からスホが見ていました。

兄さん、休暇は貰えないはずじゃ?

”あの”コネを使った 会いたくてさ 良心が咎めたけど

これからは妹のために積極的に使ってよ

ヨンロは喜びます。

***

昼間の人はお兄さんではないですよね?

ヨンロに手当してもらいながらスホは聞きました。

・・ああ、見てました? 兄ですよ 世界で一番大切な人です

スホは笑ってネックレスを見ます。

僕の一番大切な人も妹です

ヨンロは驚きます。

じゃあそのネックレスは・・

妹のスヒがくれました 前に僕が作ってあげたんですが「鳩が守ってくれる」とくれたんです

その形は鳩だったんだ

ヨンロは笑います。

妹さんの名前はスヒ? じゃああなたの名前は?

ヨンロは訊ねます。

ああ・・名乗ってなかったか スホです ・・イム・スホ

イム・スホ・・

二人は見つめ合いますが、気まずくなったヨンロは立ち上がろうとします。するとカップの中身をこぼしてしまいました。 

大変! 洗ってきます

ヨンロは四階の洗い場の蛇口を捻りますが汚い水が出てきました。

・・わ!

ホースから水が漏れ下の階に垂れてしまいます。

ドラマ(第3,4話)の感想

お国事情が違うんでわかりませんが、ガンム達が働いているのは諜報機関だと思ったのに刑事さんと呼ばれていましたね。警察なのに玩具会社の奥に事務所を作っているのはどういうことと思うんですが、軍事政権下では警察も諜報機関も一緒だったんでしょうか。チャン・ハンナはガンムの元カノみたいだけどガンムはスホを捕まえることに夢中でなんかちょっと可愛そうですね。

ヨンロは気になっていたスホと意外な再会をしたけど、隠し通す作戦が見事でした。惹かれ始めた二人だけどスホは北の工作員で、まさに二人はブノクのお気に入りの本、「ロミオとジュリエット」みたい。スホは無事に脱出できるのか心配です。でもスホは銃で撃たれて重傷だったのに病院に行かなくてもいいのだろうか、などとドラマながら考えてしまいました。

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